JPH11252793A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH11252793A
JPH11252793A JP10046968A JP4696898A JPH11252793A JP H11252793 A JPH11252793 A JP H11252793A JP 10046968 A JP10046968 A JP 10046968A JP 4696898 A JP4696898 A JP 4696898A JP H11252793 A JPH11252793 A JP H11252793A
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JP10046968A
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English (en)
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Masahide Haseoka
正英 長谷岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を極力低減した状態で必要があれば
時刻やタイマーの設定状態を確認できる手段を提供す
る。 【解決手段】 待機状態において時計確認用スイッチ1
5を押圧すると、A/D入力端子に印加されたアナログ
電圧をA/D変換して得たディジタル値から時計確認用
スイッチ15のオンを検出し、FL表示管が通電中でな
ければパワーコントロール端子をハイにしてトランジス
タ16はオンとなりリレー19を動作させて接点19a
〜19dをオンにして少なくとも表示制御回路23を動
作させFL表示管24を点灯させて現在時刻等を表示す
る。あらかじめ定めた所定時間が経過するとパワーコン
トロール端子をロウにしてトランジスタ18をオフに、
リレー19の接点19a〜19dをオフにして待機状態
に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商用電源から音響機
器に電源を供給する電源装置に関し、さらに詳しくは消
費電力を低減するために不使用時に消灯した表示装置を
必要なときに容易に随時点灯させ得る電源装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】商用電源を用いて音響機器に対して電源
を供給するためには一般的に電源トランスで交流電圧を
降圧したうえで整流して供給しており、音響機器の不使
用時にも電源トランスの一次側を接続したまま、二次側
の負荷のうち増幅器やモータなどを停止させ、時計やタ
イマーなどを表示する表示装置だけを点灯させるような
用い方をしていた。しかし近年省電力化、さらには地球
環境への配慮のため極力電源消費を減らそうとする動き
に対応して種々の消費電力低減策が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】たとえば音響機器の表
示手段を兼用した時刻の表示や、また音響機器を所定時
刻に起動して放送の聴取や録音録画の開始を制御するた
めのタイマーの表示などを音響機器の不使用時に消灯さ
せることによって消費電力を減らそうとする試みがなさ
れている。しかしながら、消灯することにより今何時で
あるか、また設定した動作開始時刻は何時であるか、ま
たタイマー設定がされているか否かを知りたいことが多
いので、一律に消灯してしまうことによる不便も生じて
いた。
【0004】本発明はこのような要求に応え、時計、タ
イマーの設定等を表示する表示手段は音響機器の不使用
時には消灯するが、表示が必要なときには直ちに点灯す
ることができ、またはタイマーが設定されているときに
は音響機器の不使用時にも表示手段は消灯しないなど、
消費電力を低減しながら、時刻表示やタイマー設定時刻
の確認等必要な機能を果たすことのできる機能との両立
ができる電源装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明の電源装置は、請求項1の構成において、文
字、記号、および図形などを可視的に表示する表示手段
と、表示手段を制御駆動するための表示制御手段と、少
なくとも表示手段と表示制御手段とを動作または非動作
に転換させるための第1のスイッチ手段と、表示手段を
確認するための第2のスイッチ手段と、第1のスイッチ
手段が操作されるごとに少なくとも表示制御手段と表示
手段とをそれぞれ動作状態にまたは非動作状態に転換す
るとともに、第2のスイッチ手段が操作されたことを検
出し、表示制御手段と表示手段とが非動作状態のときに
所定時間だけ表示制御手段と表示手段とを動作状態にす
る制御手段とを備えた構成となっている。
【0006】この構成によって表示手段、表示制御手段
は音響機器等の本体機器の不使用時には動作を停止する
が、表示が必要なときには直ちに点灯することができ、
消費電力低減と時刻表示やタイマー設定時刻の確認等必
要な機能を直ちに起動することのできる機能との両立が
できる。
【0007】また本発明の請求項2の電源装置は、請求
項1の構成にさらにタイマー設定状態と非設定状態とを
転換させる第3のスイッチ手段を備えた構成であり、そ
の制御装置は第1のスイッチ手段が操作されるごとに少
なくとも表示制御手段と表示手段とをそれぞれ動作状態
にまたは非動作状態に転換するとともに、第3のスイッ
チが操作されたときはタイマー設定状態に転換させ、こ
のタイマー設定状態では第1のスイッチ手段の操作にか
かわらず表示制御手段と表示手段とは非動作状態にはな
らず、また第2のスイッチ手段が操作されたことを検出
し、表示制御手段と表示手段とが非動作状態のときに所
定時間だけ表示制御手段と表示手段とを動作状態にする
ものであることを特徴とするものである。
【0008】この構成によって、表示手段、表示制御手
段は音響機器等の本体機器の不使用時には動作を停止
し、時計表示の必要なときは直ちに起動することがで
き、タイマー設定をしたときは音響機器等本体機器の不
使用時にも表示手段、表示制御手段を動作させてタイマ
ー設定時刻を表示でき、消費電力低減と時刻表示やタイ
マー設定時刻の確認等に便利な機能とを両立できる。
【0009】そして本発明の電源装置の請求項3の構成
は、請求項1または2の構成においてタイマー設定状態
を表示する表示手段をさらに備えたものであり、表示装
置の不動作時にもタイマーが設定されているか否かを確
認することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下本発明の電
源装置の実施の形態1について音響機器に用いる場合の
例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の電源装置
の実施の形態1のブロックダイヤグラム、図2はその制
御手段の動作を示すフローチャートである。図1におい
て電源トランス1には商用交流電圧、たとえば100V
を入力する一次巻線1a、第1、第2および第3の二次
巻線1b,1c、および1dがそれぞれ巻回されてい
る。この第1の二次巻線1bの出力の低電圧の交流はブ
リッジ接続のダイオード2に入力されて直流出力を得、
定電圧回路3により安定化されている。定電圧回路3の
+出力は2分され一方は図示の極性のダイオード4を介
してマイクロコンピュータ5のVDD端子に接続され
る。マイクロコンピュータ5には図示しない音響機器の
動作を制御する機能を兼用することができ、また時計機
能、任意に設定する時間に音響機器等を動作させるため
のタイマー機能、また後述の時計確認用スイッチが押圧
されてからの時間を計数する計数機能を有する。このV
DD端子にはグランドとの間にバックアップ用コンデン
サ6が接続され、停電時にマイクロコンピュータ5の状
態をバックアップする。ダイオード4はその場合のコン
デンサ6の電荷の流出防止のためのものである。またV
DD端子の電圧は抵抗器7を介してトランジスタ8のコ
レクタに接続され、このコレクタからマイクロコンピュ
ータ5のリセット(RESET)端子に接続されてい
る。定電圧回路3の出力の他方はコンデンサ9を介して
トランジスタ8のベースに接続されている。またマイク
ロコンピュータ5のVDD端子から抵抗器10を介して
マイクロコンピュータ5のA/D入力端子と他端が接地
されたパワースイッチ11の一端とに接続されてパワー
スイッチ11が押されていないときはVDD端子の電圧
はハイとなっている。また抵抗器10とパワースイッチ
11の接続点から抵抗器12を介して他端を接地された
タイマー設定スイッチ13の一端と抵抗器14の一端と
に接続され、抵抗器14の他端には他端を接地した時計
確認用スイッチ15の一端に接続されている。マイクロ
コンピュータ5のA/D入力端子は入力されたアナログ
値をデジタル値に変換してそのデジタル値によりマイク
ロコンピュータ5が入力情報を判断するための入力端子
である。
【0011】マイクロコンピュータ5の表示出力(IN
D)端子には発光ダイオード16が接続され、この端子
がハイになったときには発光ダイオード16が点灯す
る。タイマー設定スイッチ13がオンされると、マイク
ロコンピュータ5のA/D入力端子には電圧VDDを抵
抗器10と12で分圧したアナログ電圧が印加され、こ
れをディジタル値に変換した値によってスイッチ13が
オンされたことを検出してタイマー設定状態となる。マ
イクロコンピュータ5はタイマー設定スイッチ13のオ
ンごとにタイマー設定状態と非設定状態が反転するよう
に構成し、タイマー設定状態ではマイクロコンピュータ
5のIND端子をハイにして発光ダイオード16を点灯
する。
【0012】マイクロコンピュータ5のパワーコントロ
ール出力(PCTRL)端子から抵抗器17を介してトラン
ジスタ18のベースに接続され、トランジスタ18のコ
レクタはリレー19のコイルを介してダイオード2の整
流出力に接続されている。電源トランスの第2の二次巻
線1cからはリレー19の接点19a,19bを介して
ブリッジ接続のダイオード20に低圧交流電圧が印加さ
れ整流されて直流電圧+Bを得、マイクロコンピュータ
5によって制御される図示しない音響機器の電気回路の
電源として用いられる。直流電圧+Bはまた抵抗器21
を介して定電圧ダイオード22で定電圧化されてマイク
ロコンピュータ5によって制御される表示制御回路23
(表示制御手段)に印加されている。また第3の二次巻
線1dからはリレー19の接点19c,19dを介して
表示制御回路23によって制御駆動され文字、記号、お
よび図形などを可視的に表示するFL表示管24(表示
手段)のフィラメントに接続されている。
【0013】このように構成され、つぎにその動作を図
2のマイクロコンピュータ5の動作を示すフローチャー
トを併用して説明する。電源トランス1に商用交流電圧
が与えられると、第1の二次巻線1bの低電圧はブリッ
ジ接続のダイオード2で整流され、定電圧回路3で定電
圧化されてマイクロコンピュータ5のVDD端子に印加
され、またコンデンサ9の充電電流として瞬間的にトラ
ンジスタ8のベースに印加され、またコレクタにはやや
遅れて印加されることによりトランジスタ8は最初から
オンになっており、コレクタすなわちリセット端子はロ
ウレベルとなっているが、コンデンサ9の充電が終了す
るとトランジスタ8はオフとなるためコレクタすなわち
リセット端子はハイとなりマイクロコンピュータ5をリ
セットする。この状態ではマイクロコンピュータ5のパ
ワーコントロール端子の出力はロウでトランジスタ18
はオフであり、リレー19は動作せず、接点19a〜1
9dはオフとなっており、音響機器の電気回路や表示制
御回路23、およびFL表示管24は動作しない。
【0014】ステップ30で第1のスイッチ手段である
パワースイッチ11がオンされたかをチェックする。パ
ワースイッチ11がオンされると、A/D入力端子は接
地されロウレベルとなる。これによってマイクロコンピ
ュータ5はパワースイッチ11がオンされたか否かを判
断する。マイクロコンピュータ5はパワースイッチ11
がオンされるごとにパワーオン状態とオフ状態とを交互
に繰り返すが、このパワースイッチ11のオンによって
ステップ31ではいずれの状態になったかを判断し、電
源がオフからオンにされたのであればステップ32でパ
ワーコントロール端子をハイにしてトランジスタ18を
オンにし、リレー19を動作させてその接点19a〜1
9dをオンにして音響機器、表示制御回路23、および
FL表示管24を動作させ、通常動作の通電状態とな
る。
【0015】ステップ31で、今まで電源オン状態のも
のがオフにされたのであると判断すればステップ33で
パワーコントロール端子の出力をロウにしてトランジス
タ18をオフにし、リレー19を不動作にして接点19
a〜19dをオフにしてステップ34で音響機器の電気
回路、表示制御回路23、およびFL表示管24をすべ
て不動作にしてマイクロコンピュータ5だけを動作さ
せ、低電力消費の待機状態とする。この待機状態ではマ
イクロコンピュータ5内部の時計は動作しているので、
時間の計数は行っているが、FL表示管24が消灯して
いるので現在時刻の表示はできない。
【0016】ステップ30でパワースイッチ11がオン
されないとき、ステップ35で第2のスイッチ手段であ
る時計確認スイッチ15がオンされると、マイクロコン
ピュータ5のA/D入力端子には電圧VDDを抵抗器1
0と抵抗器12+14とで分圧したアナログ電圧が印加
され、これをディジタル値に変換した値によって時計確
認スイッチ15がオンされたことを検出する。マイクロ
コンピュータ5は時計確認スイッチ15がオンされたこ
とを検出し、ステップ31と同様にステップ36で現在
が音響機器電気回路やFL表示管が通常通電中であるか
否かを判断し、通常通電中であればステップ37で通常
通電を継続して終了し、通常通電中でなければステップ
38でパワーコントロール端子をハイにしてトランジス
タ18をオンにしてリレー19を動作させて接点19a
〜19dをオンにして少なくとも表示制御回路23を動
作させ、かつFL表示管24を点灯させて現在時刻やタ
イマーの設定時刻等を表示する。そしてステップ39で
計数機能としてあらかじめ定めた所定時間をカウント
し、所定時間が経過していればステップ40でパワーコ
ントロール端子の出力をロウにしてトランジスタ18を
オフに、リレー19を不動作として接点19a〜19d
をオフにして待機状態に戻る。すなわち時計確認用スイ
ッチ15は1回押すだけで時計表示の確認に必要な所定
時間だけFL表示管24が点灯して、後は消灯するので
点灯したままに放置されることはない。
【0017】このように本実施形態の電源装置は少なく
ともマイクロコンピュータだけが動作する低消費電力の
待機状態において時計確認スイッチを操作することによ
って所定時間だけ表示制御手段と表示手段とを動作さ
せ、現在時刻やタイマーの設定時刻、設定状況等を確認
でき、所定時間終了後は表示制御手段と表示手段とは再
び停止し、消灯し、待機状態に戻るので電力の消費を最
小にしながら必要な事項は随時確認できるものである。
【0018】なおここでは時計確認スイッチの操作によ
って時計やタイマーの設定時間を確認するものとして説
明したが、表示手段によって他の表示内容を表示させて
も差し支えない。
【0019】(実施の形態2)上記の実施の形態1にお
いては低消費電力の待機状態ではマイクロコンピュータ
だけが動作して表示手段は消灯している。そのためにタ
イマー設定時には、発光ダイオードでタイマーを設定し
ていることは表示できるが、タイマーの設定時刻はいち
いち時計確認スイッチを操作しなければならない。省電
力効果は多少落ちるが、タイマー設定時には表示手段を
動作させて設定時刻を表示できるようにした例を以下に
示す。図3にこの実施の形態の電源装置のブロックダイ
ヤグラムを示す。図1と異なるのはマイクロコンピュー
タ5aにはトランジスタ18を制御するパワーコントロ
ール1端子(PCTRL1)の他に抵抗器25を介してトラ
ンジスタ26のベースに接続されてこれを制御するパワ
ーコントロール2端子(PCTRL2)を設け、トランジス
タ26のコレクタはリレー27を介してブリッジ接続の
ダイオード2の出力に接続されている。リレー27の接
点27aは音響機器等の本体機器に与える電源に直列に
接続されている。その他の部分は図1と同様であり、同
一機能の部分には同一符号を付けて説明の重複を避け
る。
【0020】このように構成され、つぎにその動作を制
御手段であるマイクロコンピュータ5aの動作を示すフ
ローチャートの図4を併用して説明する。マイクロコン
ピュータ5aがリセットされた初期状態ではマイクロコ
ンピュータ5aのパワーコントロール1端子の出力はロ
ウでトランジスタ18はオフであり、リレー19は動作
せず、接点19a〜19dはオフとなっており、音響機
器の電気回路や表示制御回路23、およびFL表示管2
4は動作しない。ステップ41でパワースイッチ11が
オンされたかをチェックする。パワースイッチ11がオ
ンされると、A/D入力端子は接地されロウレベルとな
る。これによってマイクロコンピュータ5aはパワース
イッチ11がオンされたか否かを判断する。マイクロコ
ンピュータ5aはパワースイッチ11のオンされるごと
にパワーオン状態とオフ状態とを交互に繰り返すが、こ
のパワースイッチ11のオンによってステップ42では
いずれの状態になったかを判断し、電源がオフからオン
にされたのであればステップ43でパワーコントロール
1,2端子をハイにしてトランジスタ18,26をオン
にし、リレー19,27を動作させてその接点19a〜
19d,27aをそれぞれオンにして音響機器、表示制
御回路23、およびFL表示管24を動作させ、通常動
作の通電状態となる。
【0021】ステップ42で、今まで電源オン状態のも
のがオフにされたのであると判断すればステップ44で
第3のスイッチ手段のスイッチ13によるタイマー設定
がなされているか否かを判断してタイマーが設定されて
いればステップ45でパワーコントロール2端子のみを
ロウにしてトランジスタ26をオフにし第2のリレー2
7を不動作にしてその接点27aをオフにして+Bを切
断し、音響機器の電気回路のみ不動作にして、表示制御
回路23、およびFL表示管24は動作させて終了す
る。この状態ではタイマーの設定時刻が表示されてい
る。タイマーが設定されていなければステップ46でパ
ワーコントロール1,2端子の出力をロウにしてトラン
ジスタ18,26をオフにし、リレー19,27を不動
作にして接点19a〜19dおよび27aをオフにして
ステップ47で音響機器の電気回路、表示制御回路2
3、およびFL表示管24をすべて不動作にしてマイク
ロコンピュータ5aだけを動作させ、IND端子をハイ
にしてタイマー設定状態であることを表示し、低電力消
費の待機状態となる。この待機状態ではマイクロコンピ
ュータ5a内部の時計は動作しているので、時間の計数
は行っているが、FL表示管24が消灯しているので現
在時刻の表示はできない。
【0022】ステップ41でパワースイッチ11がオン
されないとき、ステップ48でタイマー設定スイッチ1
3がオンされると、マイクロコンピュータ5aのA/D
入力端子には電圧VDDを抵抗器10と12で分圧した
アナログ電圧が印加され、これをディジタル値に変換し
た値によってスイッチ13がオンされたことを検出す
る。マイクロコンピュータ5aはタイマー設定スイッチ
13のオンごとにタイマー設定状態と非設定状態が反転
するのでステップ49でこれをチェックし、タイマー設
定状態でなかったらステップ50でタイマー設定を行
い、ステップ51でパワーコントロール1端子をハイに
してトランジスタ18を介してリレー19を動作させ、
その接点19a〜19dをオンにして表示制御回路2
3、およびFL表示管24を動作させる。このときマイ
クロコンピュータ5aのIND端子をハイにして発光ダ
イオード16を点灯させてもよく、またダイオード16
の代わりにFL表示管24の表示素子の一部でタイマー
設定を表示してもよい。ステップ49ですでにタイマー
設定状態であればステップ52,53でタイマー設定状
態の継続とFL表示の継続を行って終了する。
【0023】ステップ41,48でスイッチ11,13
がオンされないとき、ステップ54で時計確認スイッチ
15がオンされると、マイクロコンピュータ5aのA/
D入力端子には電圧VDDを抵抗器10と抵抗器12+
14とで分圧したアナログ電圧が印加され、これをディ
ジタル値に変換した値によって時計確認スイッチ15が
オンされたことを検出する。マイクロコンピュータ5a
は時計確認スイッチ15がオンされたことを検出し、ス
テップ42と同様にステップ55で現在少なくとも表示
制御回路23およびFL表示管24が動作中であるか否
かを判断し、動作中であればステップ56でFL表示を
継続して終了し、ステップ55でFL表示中でなければ
ステップ57でパワーコントロール1端子をハイにして
トランジスタ18をオンにしてリレー19を動作させて
接点19a〜19dをオンにして少なくとも表示制御回
路23を動作させ、かつFL表示管24を点灯させて現
在時刻を表示する。そしてステップ58で計数機能とし
てあらかじめ定めた所定時間をカウントし、所定時間が
経過していればステップ59でパワーコントロール端子
の出力をロウにしてトランジスタ18をオフに、リレー
19を不動作として接点19a〜19dをオフにして待
機状態に戻る。すなわち時計確認用スイッチ15は1回
押すだけで時計表示の確認に必要な所定時間だけFL表
示管24が点灯した後は消灯するので点灯したままに放
置されることはない。
【0024】このように本実施形態の電源装置は、少な
くともマイクロコンピュータだけが動作する低消費電力
の待機状態において時計確認スイッチを操作することに
よって所定時間だけ表示制御手段と表示手段とを動作さ
せ、現在時刻やタイマーの設定状態等を確認でき、所定
時間終了後は表示制御手段と表示手段とは再び停止し、
待機状態に戻り、またタイマー設定時には電源スイッチ
をオフにしても表示手段だけは動作させてタイマー設定
時刻を表示できるようにしたことにより、電力の消費を
低減しながらタイマーを設定したときはその旨確認する
ことができるものである。
【0025】なお上記各実施形態中の電源トランス1は
二次巻線1bのみを有する小形のトランスとして、その
他の低電圧の供給は別の電源トランスを用いてもよい。
その場合はリレー19の接点は二次側でオン・オフする
ことなく接点をそのトランスの一次側に設ければよい。
【0026】また表示手段にFL表示管を用いることで
説明したが、FL表示管に代えてバックライト付きの液
晶表示器を用い、そのバックライトをフィラメントの代
わりにオン・オフして省電力化してもよい。
【0027】さらにマイクロコンピュータが有するとし
た時計機能は、マイクロコンピュータ5内部に設けても
よく、外部に独立した時計・タイマー機能を設けても差
し支えない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電源装置
は、請求項1の構成によって表示手段、表示制御手段は
音響機器等の本体機器の不使用時には動作を停止する
が、表示が必要なときには直ちに点灯することができ、
消費電力低減と時計表示やタイマー設定時刻の確認等必
要な機能を直ちに起動することのできる手段とを両立で
きる。
【0029】また請求項2の構成によって、表示手段、
表示制御手段は音響機器等の本体機器の不使用時には動
作を停止し、時計表示の必要なときは直ちに起動するこ
とができ、タイマー設定をしたときは音響機器等本体機
器の不使用時にも表示手段、表示制御手段を動作させて
タイマー設定時刻を表示でき、消費電力低減と時計表示
やタイマー機能の確認等に便利な機能とを両立できる実
用効果の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源装置の実施の形態1のブロックダ
イヤグラムを示す図
【図2】同じくその制御手段の動作を示すフローチャー
【図3】同じく実施の形態2の電源装置のブロックダイ
ヤグラムを示す図
【図4】同じくその制御手段の動作を示すフローチャー
【符号の説明】
1 電源トランス 2,20 ブリッジ接続のダイオード 3 定電圧回路 4 ダイオード 5,5a マイクロコンピュータ 6,9 コンデンサ 7,10,12,14,17,21,25 抵抗器 8,18,26 トランジスタ 11 パワースイッチ 13 タイマー設定スイッチ 15 時計確認用スイッチ 16 発光ダイオード 19,27 リレー 22 定電圧ダイオード 23 表示制御回路 24 FL表示管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、記号、および図形などを可視的に
    表示する表示手段と、 前記表示手段を制御駆動するための表示制御手段と、 少なくとも前記表示手段と前記表示制御手段とを動作ま
    たは非動作に転換させるための第1のスイッチ手段と、 前記表示手段を確認するための第2のスイッチ手段と、 前記第1のスイッチ手段が操作されるごとに少なくとも
    前記表示制御手段と前記表示手段とをそれぞれ動作状態
    にまたは非動作状態に転換するとともに、前記第2のス
    イッチ手段が操作されたことを検出し、前記表示制御手
    段と前記表示手段とが非動作状態のときに所定時間だけ
    前記表示制御手段と前記表示手段とを動作状態にする制
    御手段とを備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 タイマー設定状態と非設定状態とを転換
    させる第3のスイッチ手段をさらに備え、 制御装置は 第1のスイッチ手段が操作されるごとに少
    なくとも表示制御手段と表示手段とをそれぞれ動作状態
    にまたは非動作状態に転換するとともに、前記第3のス
    イッチが操作されたときはタイマー設定状態に転換さ
    せ、このタイマー設定状態では前記第1のスイッチ手段
    の操作にかかわらず前記表示制御手段と前記表示手段と
    は非動作状態にはならず、また前記第2のスイッチ手段
    が操作されたことを検出し、前記表示制御手段と前記表
    示手段とが非動作状態のときに所定時間だけ前記表示制
    御手段と前記表示手段とを動作状態にするものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 タイマー設定状態を表示する表示手段を
    さらに備えた請求項1または2記載の電源装置。
JP10046968A 1998-02-27 1998-02-27 電源装置 Pending JPH11252793A (ja)

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JP10046968A Pending JPH11252793A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 電源装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100710086B1 (ko) 2005-08-22 2007-04-20 한국전기연구원 스위치 모드 전원 공급 장치 및 그것의 전력 소모 절감방법

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