JPH1125235A - Pcカード - Google Patents

Pcカード

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JPH1125235A
JPH1125235A JP9182175A JP18217597A JPH1125235A JP H1125235 A JPH1125235 A JP H1125235A JP 9182175 A JP9182175 A JP 9182175A JP 18217597 A JP18217597 A JP 18217597A JP H1125235 A JPH1125235 A JP H1125235A
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JP9182175A
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English (en)
Inventor
Akira Mizohata
晃 溝畑
Masaaki Kusui
正昭 楠井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリに格納されたデータの機密性を高める
と共に、メモリへのデータ書き込みが容易に行うことが
できないようにしたセキュリティ機能を有するPCカー
ドを得る。 【解決手段】 カードイネーブル信号/CEがホストシ
ステム装置2からPCカード1に出力された回数をカウ
ントし、該カウント数が所定値aになるまではホストシ
ステム装置2から入力されたカードイネーブル信号/C
Eをアドレスデコーダ5に出力せず、カウント数が所定
値aになると、ホストシステム装置2から入力されたカ
ードイネーブル信号/CEをアドレスデコーダ5に出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノートパソコン、
PDA等の携帯型情報端末に記録媒体として使用するP
Cカードに関し、特にメモリを備えたPCカードのセキ
ュリティに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は、PCカードの従来例を示した
概略のブロック図である。図16において、PCカード
200は、情報処理機器等からなるホストシステム装置
201に接続するためのコネクタ202と、アドレスデ
コーダ203と、SRAM又はフラッシュメモリ等から
なる少なくとも1つのICメモリで形成されたメモリ部
204とで形成されている。
【0003】アドレスデコーダ203は、コネクタ20
2及び制御信号線206を介してカードイネーブル信号
/CEが入力され、該カードイネーブル信号/CEが入
力されるとイネーブルとなる。また、アドレスデコーダ
203は、コネクタ202及びアドレスバス207を介
してホストシステム装置201から入力されたアドレス
データAdから、該アドレスデータAdが示すメモリ部
204のICメモリをイネーブルにするチップセレクト
信号/CSを生成してメモリ部204に出力する。
【0004】また、メモリ部204は、コネクタ202
及び制御信号線208を介してライトイネーブル信号/
WEが、コネクタ202及び制御信号線209を介して
アウトプットイネーブル信号/OEが入力され、コネク
タ202及びデータバス210を介してホストシステム
装置201とのデータの入出力を行う。なお、カードイ
ネーブル信号/CE、チップセレクト信号/CS、ライ
トイネーブル信号/WE及びアウトプットイネーブル信
号/OEにおける/は、信号レベルの反転を示してい
る。
【0005】図17は、PCカード200にデータを書
き込む場合の各信号のタイミングを示したタイミングチ
ャートであり、図18は、PCカード200からデータ
を読み出す場合の各信号のタイミングを示したタイミン
グチャートである。なお、図17における「入力デー
タ」は、ホストシステム装置201からPCカード20
0に入力されたデータを示しており、図18における
「出力データ」は、PCカード200からホストシステ
ム装置201に出力されたデータを示している。
【0006】図17及び図18において、ホストシステ
ム装置201からLowレベルのカードイネーブル信号
/CEがアドレスデコーダ203に入力され、アドレス
デコーダ203からチップセレクト信号/CSが入力さ
れたメモリ部204におけるICメモリはイネーブルと
なり、Lowレベルのアウトプットイネーブル/OEが
入力されたメモリ部204におけるICメモリは、アド
レスデータで指定されたデータをデータバス210に出
力する。また、メモリ部204は、ライトイネーブル信
号/WEがLowレベルのときデータの書き込み動作を
行い、Highレベルのときデータの読み出し動作を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
PCカード200では、メモリ部204に書き込まれた
データを読み出す場合、該データが書き込まれたときと
同じアドレスから読み出しを行うことから、ホストシス
テム装置及びオペレータを限定せずに利用することがで
き、PCカード200内に格納されたデータを容易に読
み出すことができるため、データの機密性を保つことが
できなかった。
【0008】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、メモリに格納されたデータの
機密性を高めると共に、メモリへのデータ書き込みが容
易に行うことができないようにしたセキュリティ機能を
有するPCカードを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPCカー
ドは、情報処理機器等からなるホストシステム装置に接
続して使用され、データの格納を行うメモリを備えたP
Cカードにおいて、上記ホストシステム装置とのインタ
フェースを行うインタフェース部と、少なくとも1つの
ICメモリで形成され、データの格納を行うメモリ部
と、上記インタフェース部を介して入力されたアドレス
データから、該アドレスデータに対応したメモリ部のI
Cメモリをイネーブルにする信号を生成して出力するア
ドレスデコーダ部と、上記ホストシステム装置からのア
クセス回数をカウントし、該カウント数が所定値になる
と上記アドレスデコーダ部をイネーブルにする信号を出
力するアクセスカウント部とを備えるものである。
【0010】また、この発明に係るPCカードは、請求
項1において、上記アクセスカウント部は、インタフェ
ース部を介してアドレスデコーダ部をイネーブルにする
信号が入力された回数をカウントし、該カウント数が所
定値になると、インタフェース部を介して入力されたア
ドレスデコーダ部をイネーブルにする信号をアドレスデ
コーダ部に出力するものである。
【0011】また、この発明に係るPCカードは、情報
処理機器等からなるホストシステム装置に接続して使用
され、データの格納を行うメモリを備えたPCカードに
おいて、上記ホストシステム装置とのインタフェースを
行うインタフェース部と、少なくとも1つのICメモリ
で形成され、データの格納を行うメモリ部と、上記イン
タフェース部を介して入力されたアドレスデータから、
該アドレスデータに対応したメモリ部のICメモリをイ
ネーブルにする信号を生成して出力するアドレスデコー
ダ部と、該アドレスデコーダ部をイネーブルにする信号
が上記インタフェース部を介して入力されてから所定時
間T1が経過した後、所定時間T2の間のみ、上記メモ
リ部に対する格納データの入出力を許可するデータ入出
力制御部とを備えるものである。
【0012】また、この発明に係るPCカードは、請求
項3において、上記データ入出力制御部は、アドレスデ
コーダ部をイネーブルにする信号が入力されてから、所
定時間T1が経過するまでの間、及び所定時間(T1+
T2)が経過した後は、上記メモリ部に対する格納デー
タの入出力を禁止するものである。
【0013】また、この発明に係るPCカードは、請求
項3において、上記データ入出力制御部は、アドレスデ
コーダ部をイネーブルにする信号が入力されてから、所
定時間T1が経過するまでの間、及び所定時間(T1+
T2)が経過した後は、上記メモリ部に対する格納デー
タの入力を禁止すると共に、メモリ部からのデータ読み
出し時には、生成した無効データを出力するものであ
る。
【0014】また、この発明に係るPCカードは、情報
処理機器等からなるホストシステム装置に接続して使用
され、データの格納を行うメモリを備えたPCカードに
おいて、上記ホストシステム装置とのインタフェースを
行うインタフェース部と、少なくとも1つのICメモリ
で形成され、データの格納を行うメモリ部と、上記イン
タフェース部を介して入力されたアドレスデータから、
該アドレスデータに対応したメモリ部のICメモリをイ
ネーブルにする信号を生成して出力するアドレスデコー
ダ部と、上記インタフェース部を介して入力されたアド
レスデータにおける少なくとも1つのビットデータのレ
ベルに応じて、メモリ部から読み出されたデータの改竄
を行うデータ制御部とを備えるものである。
【0015】また、この発明に係るPCカードは、請求
項6において、上記データ制御部は、メモリ部からのデ
ータ読み出し時において、上記インタフェース部を介し
て入力されたアドレスデータにおける所定の1ビットデ
ータが所定のレベルである場合、メモリ部から読み出さ
れたデータのレベルを反転させ、インタフェース部を介
して出力するものである。
【0016】また、この発明に係るPCカードは、請求
項6において、所望のアドレスデータが設定されるアド
レスデータ設定部を更に備え、該アドレスデータ設定部
は、アドレスデータにおける少なくとも1つのビットデ
ータのみ所定のレベルになるようにアドレスデータが設
定され、該所定のレベルに設定されたビットデータと、
該ビットデータに対応する、インタフェース部を介して
入力されたアドレスデータのビットデータとのレベルが
一致すると、上記データ制御部に対してメモリ部から読
み出されたデータの改竄を行わせて、インタフェース部
を介して出力させるものである。
【0017】また、この発明に係るPCカードは、請求
項8において、上記アドレスデータ設定部は、データ制
御部に対してメモリ部から読み出されたデータのレベル
をデータ単位で反転させることによってデータの改竄を
行わせるものである。
【0018】また、この発明に係るPCカードは、請求
項8において、上記アドレスデータ設定部は、データ制
御部に対してメモリ部から読み出されたデータのレベル
をビット単位で反転させることによってデータの改竄を
行わせるものである。
【0019】また、この発明に係るPCカードは、請求
項10において、上記アドレスデータ設定部は、メモリ
部への格納データに対応したビット構成のデータを格納
するデータ格納部を備えると共に、該データ格納部にあ
らかじめ格納させたデータにおける所定レベルのビット
に対応した、メモリ部から読み出されたデータのビット
における、レベルを反転させるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
PCカードの例を示した概略のブロック図である。図1
において、PCカード1は、情報処理機器等からなるホ
ストシステム装置2に接続するためのコネクタ3と、S
RAM又はフラッシュメモリ等からなる少なくとも1つ
のICメモリで形成されたメモリ部4と、アドレスデコ
ーダ5と、ホストシステム装置2によるメモリ部4への
アクセスの回数をカウントするアクセスカウント部6と
で形成されている。なお、コネクタ3はインタフェース
部をなす。
【0021】メモリ部4は、コネクタ3を介してアドレ
ス信号線A0〜Am(mは自然数)及び制御信号線S0,
S1でホストシステム装置2と接続され、更にコネクタ
3を介してデータバス11でホストシステム装置2と接
続されている。データバス11は、データ線D0〜Dk
(kは自然数)からなり、該データ線D0〜Dkよりデー
タDd0〜Ddkが入力される。
【0022】メモリ部4は、アドレス信号線A0〜Amよ
りアドレスデータAd0〜Admが入力され、制御信号線
S0からライトイネーブル信号/WEが入力され、制御
信号線S1からアウトプットイネーブル信号/OEが入
力される。また、アドレスデコーダ5は、コネクタ3を
介してアドレス信号線Am+1〜An(nはn>mの自然
数)でホストシステム装置2と接続され、更に、チップ
セレクト信号/CSを出力する制御信号線S3でメモリ
部4と接続されている。アドレスデコーダ5は、アドレ
ス信号線Am+1〜AnよりアドレスデータAdm+1〜Adn
が入力される。
【0023】アクセスカウント部6は、コネクタ3を介
して制御信号線S2でホストシステム装置2と接続さ
れ、PCカード1をイネーブルにする信号、すなわちア
ドレスデコーダ5をイネーブルにする信号であるカード
イネーブル信号/CEが制御信号線S2を介して入力さ
れる。更に、アクセスカウント部6は、アドレスデコ−
ダ5に接続されている。なお、アドレス信号線A0〜An
でアドレスバス12を形成している。
【0024】上記のような構成において、アクセスカウ
ント部6は、ホストシステム装置2から入力されたカー
ドイネーブル信号/CEの回数をカウントし、該カウン
トした回数が所定値aになると、ホストシステム装置2
から入力されたカードイネーブル信号/CEをアドレス
デコーダ5に出力する。アドレスデコ−ダ5は、カード
イネーブル信号/CEが入力されることにより、イネー
ブル状態となり、ホストシステム装置2からアドレス信
号線Am+1〜Anより入力されるアドレスデータAdm+1
〜Adnが示すメモリ部4のICメモリに対してチップ
セレクト信号/CSを出力する。
【0025】アドレスデコーダ5からチップセレクト信
号/CSが入力されたメモリ部4のICメモリは、イネ
ーブル状態となり、ホストシステム装置2から入力され
たライトイネーブル信号/WEがLowレベルである場
合、すなわちデータ書き込みの場合、アドレス信号線A
0〜Amから入力されたアドレスデータAd0〜Admが示
すアドレスに、データバス11から入力されたデータD
d0〜Ddkを書き込む。
【0026】また、アドレスデコーダ5からチップセレ
クト信号/CSが入力されたメモリ部4のICメモリ
は、ホストシステム装置2から入力されたライトイネー
ブル信号/WEがHighレベルである場合、すなわち
データ読み出しの場合、アドレス信号線A0〜Amから入
力されたアドレスデータAd0〜Admが示すアドレスに
格納されているデータDd0〜Ddkを、ホストシステム
装置2から入力されるアウトプットイネーブル信号/O
Eに従ってデータバス11よりホストシステム装置2に
出力する。
【0027】図2は、図1で示したPCカード1におけ
るデータ書き込み時の例を示したタイミングチャートで
あり、図3は、図1で示したPCカード1におけるデー
タ読み出し時の例を示したタイミングチャートである。
図2において、ホストシステム装置2は、PCカード1
にデータを書き込む場合、データ書き込みを行うメモリ
部4のアドレスを示すアドレスデータAd0〜Adn、メ
モリ部4に書き込むデータDd0〜Ddk、Lowレベル
のカードイネーブル信号/CE及びLowレベルのライ
トイネーブル信号/WEを、PCカード1へアクセスを
行うごとに出力する。なお、アウトプットイネーブル信
号/OEは、Highレベルのままである。
【0028】アクセスカウント部6は、上記アクセスの
回数が所定値aになるまでは、ホストシステム装置2か
ら入力されたLowレベルのカードイネーブル信号/C
Eをアドレスデコ−ダ5に出力せず、アドレスデコーダ
5はイネーブル状態にならない。一方、上記アクセスの
回数が所定値aになるとアクセスカウント部6は、ホス
トシステム装置2から入力されたLowレベルのカード
イネーブル信号/CEをアドレスデコ−ダ5に出力し、
アドレスデコーダ5はイネーブル状態となる。このた
め、アドレスデ−タAd0〜Adnで示されたメモリ部4
におけるICメモリのアドレスにデータバス11から入
力されたデータDd0〜Ddkが格納される。
【0029】図3において、ホストシステム装置2は、
PCカード1からデータを読み出す場合、読み出しを行
うデータDd0〜Ddkが格納されたメモリ部4のアドレ
スを示すアドレスデータAd0〜Adn、Lowレベルの
カードイネーブル信号/CE、Highレベルのライト
イネーブル信号/WE及びLowレベルのアウトプット
イネーブル信号/OEを、PCカード1へアクセスを行
うごとに出力する。なお、ライトイネーブル信号/WE
は、Highレベルのままである。
【0030】上記アクセスの回数が所定値aになるまで
は、上記データ書き込み時と同様に、アクセスカウント
部6は、ホストシステム装置2から入力されたLowレ
ベルのカードイネーブル信号/CEをアドレスデコ−ダ
5に出力せず、アドレスデコーダ5はイネーブル状態に
ならない。一方、上記アクセスの回数が所定値aになる
とアクセスカウント部6は、上記データ書き込み時と同
様、ホストシステム装置2から入力されたLowレベル
のカードイネーブル信号/CEをアドレスデコ−ダ5に
出力し、アドレスデコーダ5はイネーブル状態となる。
このため、アドレスデ−タAd0〜Adnで示されたメモ
リ部4におけるICメモリのアドレスに格納されたデー
タDd0〜Ddkが、データバス11を介してホストシス
テム装置2に出力される。
【0031】このように、本発明の実施の形態1におけ
るPCカードは、カードイネーブル信号/CEがホスト
システム装置2からPCカード1に出力された回数をカ
ウントし、該カウント数が所定値aになるまではホスト
システム装置2から入力されたカードイネーブル信号/
CEをアドレスデコーダ5に出力せず、カウント数が所
定値aになると、ホストシステム装置2から入力された
カードイネーブル信号/CEをアドレスデコーダ5に出
力するようにした。このことから、ホストシステム装置
2は、PCカード1に対して所定の回数アクセスしない
とメモリ部4からのデータの読み出し及びメモリ部4へ
のデータの書き込みを行うことができず、メモリ部4に
格納されたデータの機密性を高めると共に、メモリ部4
へのデータ書き込みが容易に行うことができないように
したセキュリティ機能をPCカードに備えることができ
る。
【0032】実施の形態2.PCカードへのデータの書
き込み又はPCカードからのデータの読み出しを行う際
に、ホストシステム装置からPCカードへアドレスデー
タが入力されている間を1サイクルとすると、PCカー
ドにおけるメモリ部へのアクセスが該1サイクル内の一
定時間のみできるようにしてもよく、このようにしたも
のを本発明の実施の形態2とする。
【0033】図4は、本発明の実施の形態2におけるP
Cカードの例を示した概略のブロック図である。なお、
図4では、図1と同じものは同じ符号で示しており、こ
こではその説明を省略すると共に、図1との相違点のみ
説明する。図4における図1との相違点は、図1のアク
セスカウント部6をなくし、ホストシステム装置2から
Lowレベルのカードイネーブル信号/CEが入力され
てからの経過時間を測定し、該測定時間が所定値になっ
てから所定時間の間、データ書き込み時にはホストシス
テム装置2から入力されたデータをメモリ部4に入力す
ると共に、データ読み出し時にはメモリ部4に格納され
たデータをデータバスを介してホストシステム装置2に
出力するデータ入出力制御部21を備えたことと、これ
に伴って、図1のPCカード1をPCカード20とした
ことにある。
【0034】図4において、PCカード20は、コネク
タ3と、メモリ部4と、アドレスデコーダ5と、ホスト
システム装置2からLowレベルのカードイネーブル信
号/CEが入力されてからの経過時間を測定すると共
に、該測定値に応じてメモリ部4に対するデータの入出
力を制御するデータ入出力制御部21とで形成されてい
る。
【0035】アドレスデコーダ5は、コネクタ3を介し
てアドレス信号線Am+1〜An及び制御信号線S2でホス
トシステム装置2と接続され、更に、チップセレクト信
号/CSを出力する制御信号線S3でメモリ部4と接続
されている。データ入出力制御部21は、データバス2
2でメモリ部4と接続されると共に、データバス11で
コネクタ3を介してホストシステム装置2と接続され
る。更に、制御信号線S1に接続されアウトプットイネ
ーブル信号/OEが入力されると共に、制御信号線S2
に接続されカードイネーブル信号/CEが入力される。
データバス22は、データバス11のデータ線D0〜Dk
に対応するようにデータ線D0〜Dkで形成されており、
データDd0〜Ddkが入出力される。
【0036】上記のような構成において、データ入出力
制御部21は、ホストシステム装置2からLowレベル
のカードイネーブル信号/CEが入力されてからの経過
時間を測定し、Lowレベルのカードイネーブル信号/
CEが入力されてからの測定時間が所定値T1になる
と、所定時間T2の間、データバス11とデータバス2
2とを接続し、データ書き込み時には、データバス11
を介してホストシステム装置2から入力されたデータD
d0〜Ddkをメモリ部4に入力し、データ読み出し時に
は、メモリ部4から読み出されたデータDd0〜Ddkを
データバス11を介してホストシステム装置2に出力す
る。
【0037】また、データ入出力制御部21は、Low
レベルのカードイネーブル信号/CEが入力されてから
の経過時間が所定値T1未満の場合、又は該経過時間が
所定値(T1+T2)を超えた場合、データバス11及
び22の接続を遮断し、ホストシステム装置2とメモリ
部4との間で行われるデータDd0〜Ddkの入出力を遮
断する。
【0038】図5は、図4で示したPCカード20にお
けるデータ書き込み時の例を示したタイミングチャート
であり、図6は、図4で示したPCカード20における
データ読み出し時の例を示したタイミングチャートであ
る。図5において、ホストシステム装置2は、PCカー
ド20にデータを書き込む場合、データ書き込みを行う
メモリ部4のアドレスを示すアドレスデータAd0〜A
dn、メモリ部4に書き込むデータDd0〜Ddk、Lo
wレベルのカードイネーブル信号/CE及びLowレベ
ルのライトイネーブル信号/WEを、PCカード20へ
のアクセスを行うごとに出力する。
【0039】アドレスデコーダ5は、アドレスデータA
dm+1〜Adnから該アドレスデータが示すメモリ部4の
ICメモリをイネーブルにするためのチップセレクト信
号/CSを生成して出力する。このようなホストシステ
ム装置2によるPCカード20への1回のアクセスを1
サイクルとする。なお、アウトプットイネーブル信号/
OEは、Highレベルのままである。
【0040】データ入出力制御部21は、Lowレベル
のカードイネーブル信号/CEが入力されると、該信号
が入力されてからの経過時間を測定する。データ入出力
制御部21は、該測定時間が所定値T1になるまでは、
データバス11を介してホストシステム装置2から入力
されたデータDd0〜Ddkをメモリ部4に出力せず、測
定時間が所定値T1になると、所定時間T2の間、デー
タバス11を介してホストシステム装置2から入力され
たデータDd0〜Ddkをメモリ部4へ出力する。該メモ
リ部4へ出力されたデータDd0〜Ddkは、アドレスデ
ータAd0〜Admで示されたメモリ部4におけるICメ
モリのアドレスに格納される。更に、データ入出力制御
部21は、所定時間T2が過ぎると、再び、データバス
11を介してホストシステム装置2から入力されたデー
タDd0〜Ddkのメモリ部4への出力を停止する。
【0041】図6において、ホストシステム装置2は、
PCカード20からデータを読み出す場合、読み出しを
行うデータDd0〜Ddkが格納されたメモリ部4のアド
レスを示すアドレスデータAd0〜Adn、Lowレベル
のカードイネーブル信号/CE、Highレベルのライ
トイネーブル信号/WE及びLowレベルのアウトプッ
トイネーブル信号/OEを、PCカード20へのアクセ
スを行うごとに出力する。なお、ライトイネーブル信号
/WEは、Highレベルのままである。
【0042】データ入出力制御部21は、上記データ書
き込み時と同様に、Lowレベルのカードイネーブル信
号/CEが入力されると、該信号が入力されてからの経
過時間を測定する。データ入出力制御部21は、該測定
時間が所定値T1になるまでは、メモリ部4から読み出
され、データバス22を介して入力されたデータDd0
〜Ddkをデータバス11に出力せず、測定時間が所定
値T1になると、所定時間T2の間、データバス22を
介してメモリ部4から入力されたデータDd0〜Ddkを
データバス11を介してホストシステム装置2に出力す
る。更に、データ入出力制御部21は、所定時間T2が
過ぎると、再び、データバス22を介してメモリ部4か
ら入力されたデータDd0〜Ddkのホストシステム装置
2への出力を停止する。
【0043】図7は、データ入出力制御部21の回路例
を示した概略の回路図である。なお、図7では、データ
バス11及びデータバス22において、データDd0の
入出力が行われるデータ線D0を例にして説明する。ま
た、データバス11及びデータバス22において、デー
タDd1〜Ddkの入出力が対応して行われるデータ線D
1〜Dkの場合においても、データ線D0の場合と同じで
あるのでその説明を省略する。
【0044】図7において、データ入出力制御部21
は、第1タイマ31、第2タイマ32、エクスクルーシ
ブ・オア回路(以下、Ex.OR回路と呼ぶ)33及び
入出力バッファ回路34で形成されている。なお、入出
力バッファ回路34は、データ線D0〜Dkにそれぞれ対
応して設けられているが、ここでは説明を簡単にするた
めに、データ線D0に対応して設けられた入出力バッフ
ァ回路34のみを示している。該入出力バッファ回路3
4は、スリーステートバッファ35〜38で形成され、
スリーステートバッファ35及び36で出力制御を行
い、スリーステートバッファ37及び38で入力制御を
行う。なお、スリーステートバッファ36の制御信号入
力は反転入力をなしている。
【0045】第1タイマ31及び第2タイマ32の各入
力は制御信号線S2にそれぞれ接続され、第1タイマ3
1の出力はEx.OR回路33の一方の入力に接続さ
れ、第2タイマ32の出力はEx.OR回路33の他方
の入力に接続されている。Ex.OR回路33の出力
は、スリーステートバッファ35及び37の各制御信号
入力に接続され、スリーステートバッファ35の入力は
データバス22のデータ線D0に接続され、スリーステ
ートバッファ35の出力は、スリーステートバッファ3
6の入力に接続され、スリーステートバッファ36の出
力はデータバス11のデータ線D0に接続されている。
【0046】また、スリーステートバッファ38におい
て、入力はデータバス11のデータ線D0に接続され、
出力はスリーステートバッファ37の入力に接続され、
更にスリーステートバッファ37の出力はデータバス2
2のデータ線D0に接続されている。スリーステートバ
ッファ36及び38の各制御信号入力は、制御信号線S
1にそれぞれ接続され、アウトプットイネーブル信号/
OEがそれぞれ入力される。なお、データ入出力制御部
21は、データ線D1〜Dkに対しても各データ線ごとに
上記入出力バッファ回路34と同じ回路がそれぞれ設け
られているが、図7では説明を簡単にするため省略して
いる。
【0047】上記のような構成において、ホストシステ
ム装置2からLowレベルのカードイネーブル信号/C
Eが入力されると、第1タイマ31及び第2タイマ32
は、時間の計測を開始する。ここで、第1タイマ31及
び第2タイマ32における各タイムアップ時間の設定値
は異なっており、第2タイマ32の方が第1タイマ31
よりもタイムアップ時間が長く設定されている。第1タ
イマ31は、Lowレベルのカードイネーブル信号/C
Eが入力されて時間計測を開始してから、所定時間T1
後にタイムアップし、出力がLowレベルからHigh
レベルになり、第2タイマ32は、Lowレベルのカー
ドイネーブル信号/CEが入力されて時間計測を開始し
てから、所定時間(T1+T2)後にタイムアップし、
出力がLowレベルからHighレベルになる。すなわ
ち、第2タイマ32は、第1タイマ31がタイムアップ
してから所定時間T2後にタイムアップする。
【0048】第1タイマ31及び第2タイマ32が、そ
れぞれタイムアップしていない場合、Ex.OR回路3
3の2つの入力はそれぞれLowレベルであり、Ex.
OR回路33の出力はLowレベルである。このことか
ら、スリーステートバッファ35及び37の各制御信号
入力はそれぞれLowレベルとなり、スリーステートバ
ッファ35及び37はオフして非導通状態となる。この
ため、データバス11のデータ線D0とデータバス22
のデータ線D0は入出力バッファ回路34で遮断状態と
なる。
【0049】次に、第1タイマ31及び第2タイマ32
が時間計測を開始してから所定時間T1が経過すると、
第1タイマ31がタイムアップして、出力がLowレベ
ルからHighレベルになり、Ex.OR回路33の出
力はLowレベルからHighレベルに変わる。このた
め、スリーステートバッファ35及び37の制御信号入
力はHighレベルとなり、スリーステートバッファ3
5及び37はそれぞれオンして導通状態となる。
【0050】このとき、アウトプットイネーブル信号/
OEがLowレベルの場合、スリーステートバッファ3
6はオンして導通状態となると共に、スリーステートバ
ッファ38はオフして非導通状態となり、データバス2
2のデータ線D0とデータバス11のデータ線D0はスリ
ーステートバッファ35及び36の直列回路によって接
続される。また、アウトプットイネーブル信号/OEが
Highレベルの場合、スリーステートバッファ36は
オフして非導通状態となると共に、スリーステートバッ
ファ38はオンして導通状態となり、データバス11の
データ線D0とデータバス22のデータ線D0はスリース
テートバッファ37及び38の直列回路によって接続さ
れる。
【0051】このことから、データ書き込み時において
は、ホストシステム装置2からデータバス11を介して
入力されたデータDd0は、データバス22を介してメ
モリ部4に入力されて、ホストシステム装置2から指定
されたアドレスに格納され、データ読み出し時において
は、メモリ部4から読み出されたデータDd0は、デー
タバス22から入出力バッファ回路34を介してデータ
バス11に出力され、ホストシステム装置2に出力され
る。
【0052】更に、所定時間T2が経過すると、第2タ
イマ32もタイムアップして出力がLowレベルからH
ighレベルになることから、Ex.OR回路33の出
力はHighレベルからLowレベルに変わる。このた
め、再び、スリーステートバッファ35及び37の各制
御信号入力はそれぞれLowレベルとなり、スリーステ
ートバッファ35及び37はそれぞれオフして非導通状
態となり、データバス11のデータ線D0とデータバス
22のデータ線D0は入出力バッファ回路34で遮断状
態となる。
【0053】このように、本発明の実施の形態2におけ
るPCカードは、ホストシステム装置2からLowレベ
ルのカードイネーブル信号/CEが入力されてから所定
時間T1が経過すると、所定時間T2の間だけデータバ
ス11とデータバス22とを接続し、データ書き込み時
においては、ホストシステム装置2からデータバス11
を介して入力されたデータDd0〜Ddkをデータバス2
2を介してメモリ部4に出力し、データ読み出し時にお
いては、メモリ部4からデータバス22を介して入力さ
れたデータDd0〜Ddkをデータバス11を介してホス
トシステム装置2に出力するようにした。
【0054】このことから、ホストシステム装置2は、
Lowレベルのカードイネーブル信号/CEを出力して
から所定時間T1経過後の所定時間T2だけしか、メモ
リ部4からのデータの読み出し及びメモリ部4へのデー
タの書き込みを行うことができず、メモリ部4に格納さ
れたデータの機密性を高めると共に、メモリ部4へのデ
ータ書き込みを容易に行うことができないようにしたセ
キュリティ機能をPCカードに備えることができる。
【0055】実施の形態3.上記実施の形態2において
は、所定時間T2以外はメモリ部4からのデータの読み
出し及びメモリ部4へのデータの書き込みを行うことが
できないようにしたが、データ読み出し時には、所定時
間T2以外は無効データをホストシステム装置2に出力
するようにしてもよく、このようにしたものを本発明の
実施の形態3とする。図8は、本発明の実施の形態3に
おけるPCカードの例を示した概略のブロック図であ
る。なお、図8では、図4と同じものは同じ符号で示し
ており、ここではその説明を省略すると共に、図4との
相違点のみ説明する。
【0056】図8における図4との相違点は、図4のデ
ータ入出力制御部21が、データ読み出し時に、ホスト
システム装置2からLowレベルのカードイネーブル信
号/CEが入力されてからの経過時間が所定時間T1未
満である場合、又は該経過時間が所定時間(T1+T
2)を超えた場合において、生成した無効データをデー
タバス11を介してホストシステム装置2に出力するよ
うにしたことにあり、このことから図4のデータ入出力
制御部21をデータ入出力制御部41とし、これに伴っ
て、図4のPCカード20をPCカード40としたこと
にある。
【0057】図8において、PCカード40は、コネク
タ3と、メモリ部4と、アドレスデコーダ5と、ホスト
システム装置2からLowレベルのカードイネーブル信
号/CEが入力されてからの経過時間を測定すると共
に、該測定値に応じてメモリ部4に対するデータの入出
力を制御するデータ入出力制御部41とで形成されてい
る。データ入出力制御部41は、データバス22でメモ
リ部4と接続されると共に、データバス11でコネクタ
3を介してホストシステム装置2と接続され、更に制御
信号線S1に接続されてアウトプットイネーブル信号/
OEが入力されると共に、制御信号線S2に接続されて
カードイネーブル信号/CEが入力されている。
【0058】上記のような構成において、データ入出力
制御部41は、ホストシステム装置2からLowレベル
のカードイネーブル信号/CEが入力されてからの経過
時間を測定し、Lowレベルのカードイネーブル信号/
CEが入力されてからの測定時間が所定値T1になる
と、所定時間T2の間、データバス11とデータバス2
2とを接続し、データ書き込み時には、データバス11
を介してホストシステム装置2から入力されたデータD
d0〜Ddkをメモリ部4に入力し、データ読み出し時に
は、メモリ部4から読み出されたデータDd0〜Ddkを
データバス11を介してホストシステム装置2に出力す
る。
【0059】また、データ入出力制御部41は、Low
レベルのカードイネーブル信号/CEが入力されてから
の経過時間が所定値T1未満の場合、又は該経過時間が
所定値(T1+T2)を超えた場合、データバス11及
び22の接続を遮断する共に、データ読み出し時におい
ては、生成した無効データをデータバス11を介してホ
ストシステム装置2に出力する。
【0060】図9は、図8で示したPCカード40にお
けるデータ読み出し時の例を示したタイミングチャート
である。なお、図8で示したPCカード40におけるデ
ータ書き込み時の例を示したタイミングチャートは、図
5と同じであるので省略する。図9における図6との相
違点は、データ入出力制御部41が、Lowレベルのカ
ードイネーブル信号/CEが入力されてから、所定時間
T1になるまでの間と、所定時間(T1+T2)経過後
に無効データを出力するようにしたことにある。
【0061】図10は、データ入出力制御部41の回路
例を示した概略の回路図である。なお、図10では、図
7と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説
明を省略すると共に図7との相違点のみ説明する。な
お、図10においても、図7と同様に、データバス11
及び22におけるデータ線D0を例にして示しており、
データバス11及び22におけるデータ線D1〜Dkの場
合においても、データ線D0の場合と同じであるのでそ
の説明を省略する。
【0062】図10における図7との相違点は、図7の
データ入出力制御部21にランダムデータ生成部45を
設け、データ読み出し時に、第1タイマ31及び第2タ
イマ32が共にタイムアップしていないか、又は共にタ
イムアップしている場合、ランダムデータ生成部45で
生成された無効データをデータバス11を介してホスト
システム装置2に出力することにあり、このことから図
7のデータ入出力制御部21をデータ入出力制御部41
とし、図7の入出力バッファ回路34を入出力バッファ
回路47としたことにある。
【0063】図10において、データ入出力制御部41
は、第1タイマ31、第2タイマ32、Ex.OR回路
33、ランダムデータ生成部45及び入出力バッファ回
路47で形成されている。該入出力バッファ回路47
は、スリーステートバッファ35〜38及び51で形成
されている。第1タイマ31及び第2タイマ32の各入
力は制御信号線S2にそれぞれ接続され、第1タイマ3
1の出力はEx.OR回路33の一方の入力に接続さ
れ、第2タイマ32の出力はEx.OR回路33の他方
の入力に接続されている。なお、スリーステートバッフ
ァ51の制御信号入力は、反転入力をなしている。
【0064】Ex.OR回路33の出力は、スリーステ
ートバッファ35,37,51の各制御信号入力に接続
され、スリーステートバッファ35の入力はデータバス
22のデータ線D0に接続され、スリーステートバッフ
ァ51の入力はランダムデータ生成部45に接続されて
いる。スリーステートバッファ35及び51の各出力
は、スリーステートバッファ36の入力にそれぞれ接続
され、スリーステートバッファ36の出力はデータバス
11のデータ線D0に接続されている。
【0065】また、スリーステートバッファ38におい
て、入力はデータバス11のデータ線D0に接続され、
出力はスリーステートバッファ37の入力に接続され、
更にスリーステートバッファ37の出力はデータバス2
2のデータ線D0に接続されている。スリーステートバ
ッファ36及び38の各制御信号入力は、制御信号線S
1にそれぞれ接続され、アウトプットイネーブル信号/
OEがそれぞれ入力される。このように、スリーステー
トバッファ35及び36で出力制御を行い、スリーステ
ートバッファ37及び38で入力制御を行う。なお、デ
ータ入出力制御部41は、データ線D1〜Dkに対しても
各データ線ごとに上記入出力バッファ回路47と同じ回
路がそれぞれ設けられているが、図10では説明を簡単
にするため省略している。
【0066】上記のような構成において、第1タイマ3
1及び第2タイマ32が、それぞれタイムアップしてい
ない場合、Ex.OR回路33の2つの入力はそれぞれ
Lowレベルであり、Ex.OR回路33の出力はLo
wレベルになる。このことから、スリーステートバッフ
ァ35,37,51の各制御信号入力はそれぞれLow
レベルとなり、スリーステートバッファ35及び37は
オフして非導通状態となり、スリーステートバッファ5
1はオンして導通状態となる。
【0067】ここで、データ書き込み時においては、ス
リーステートバッファ36及び38の各制御信号入力に
Highレベルのアウトプットイネーブル信号/OEが
入力されることから、スリーステートバッファ38はオ
ンして導通状態となり、スリーステートバッファ36は
オフして非導通状態となる。このことから、データバス
11のデータ線D0とデータバス22のデータ線D0は入
出力バッファ回路47で遮断状態となると共に、ランダ
ムデータ生成部45から出力され、スリーステートバッ
ファ51を介してスリーステートバッファ36の入力に
入力されたランダムデータは、データバス11のデータ
線D0に出力されることはない。
【0068】次に、データ読み出し時においては、スリ
ーステートバッファ36及び38の各制御信号入力にL
owレベルのアウトプットイネーブル信号/OEが入力
されることから、スリーステートバッファ38はオフし
て非導通状態となり、スリーステートバッファ36はオ
ンして導通状態となる。このことから、データバス11
のデータ線D0とデータバス22のデータ線D0は入出力
バッファ回路47で遮断状態となると共に、ランダムデ
ータ生成部45から出力され、スリーステートバッファ
51を介してスリーステートバッファ36の入力に入力
されたランダムデータは、データバス11のデータ線D
0を介してホストシステム装置2に出力される。
【0069】次に、第1タイマ31のみがタイムアップ
した場合、第1タイマ31の出力はHighレベルとな
ることから、Ex.OR回路33の出力はHighレベ
ルとなる。このことから、スリーステートバッファ3
5,37,51の各制御信号入力はそれぞれHighレ
ベルとなって、スリーステートバッファ35及び37は
オンして導通状態となり、スリーステートバッファ51
はオフして非導通状態となる。このことから、ランダム
データ生成部45から出力されるランダムデータはスリ
ーステートバッファ51によって遮断され、スリーステ
ートバッファ36の入力に出力されることはない。
【0070】ここで、データ書き込み時においては、ス
リーステートバッファ36及び38の各制御信号入力に
Highレベルのアウトプットイネーブル信号/OEが
入力されることから、スリーステートバッファ38はオ
ンして導通状態となり、スリーステートバッファ36は
オフして非導通状態となる。このことから、データバス
11のデータ線D0とデータバス22のデータ線D0は、
スリーステートバッファ37及び38の直列回路で接続
され、データバス11を介してホストシステム装置2か
ら入力されたデータDd0は、スリーステートバッファ
38及び37を介してメモリ部4に入力される。
【0071】次に、データ読み出し時においては、スリ
ーステートバッファ36及び38の各制御信号入力にL
owレベルのアウトプットイネーブル信号/OEが入力
されることから、スリーステートバッファ38はオフし
て非導通状態となり、スリーステートバッファ36はオ
ンして導通状態となる。このことから、データバス22
のデータ線D0とデータバス11のデータ線D0は、スリ
ーステートバッファ35及び36の直列回路で接続さ
れ、メモリ部4から読み出されたデータDd0は、デー
タバス22からスリーステートバッファ35、36及び
データバス11を介してホストシステム装置2に出力さ
れる。
【0072】更に、所定時間T2が経過すると、第2タ
イマ32もタイムアップして出力がLowレベルからH
ighレベルになることから、Ex.OR回路33の出
力はHighレベルからLowレベルに変わる。このた
め、データ入出力制御部41は、再び、第1タイマ31
及び第2タイマ32が共にタイムアップしていないとき
と同じ動作を行う。
【0073】このように、本発明の実施の形態3におけ
るPCカードは、上記所定時間T2以外は、メモリ部4
へのデータ書き込みを行うことができないようにすると
共に、データ読み出し時には、所定時間T2以外は無効
データをホストシステム装置2に出力するようにした。
このことから、ホストシステム装置2は、Lowレベル
のカードイネーブル信号/CEを出力してから所定時間
T1経過後の所定時間T2だけしか、メモリ部4からの
データの読み出し及びメモリ部4へのデータの書き込み
を正常に行うことができず、メモリ部4に格納されたデ
ータの機密性を高めると共に、メモリ部4へのデータ書
き込みを容易に行うことができないようにしたセキュリ
ティ機能をPCカードに備えることができる。
【0074】実施の形態4.アドレス信号線A0〜Amの
内、特定のアドレス信号線のデータに応じてメモリ部4
から読み出されたデータを反転させて出力するようにし
てもよく、このようにしたものを本発明の実施の形態4
とする。図11は、本発明の実施の形態4におけるPC
カードの例を示した概略のブロック図である。なお、図
11では、図1と同じものは同じ符号で示しており、こ
こではその説明を省略すると共に、図1との相違点のみ
説明する。
【0075】図11における図1との相違点は、図1の
アクセスカウント部6をなくし、アドレス信号線A0〜
Amの内、特定のアドレス信号線のデータに応じてメモ
リ部4から読み出されたデータを反転させて出力するデ
ータ制御部61を追加したことにあり、これに伴って、
図1のPCカード1をPCカード65としたことにあ
る。図11において、PCカード65は、コネクタ3
と、メモリ部4と、アドレスデコーダ5と、アドレス信
号線A0〜Amの内、特定のアドレス信号線、例えばアド
レス信号線A0のデータに応じてメモリ部4から読み出
されたデータを反転させて出力するデータ制御部61と
で形成されている。
【0076】アドレスデコーダ5は、コネクタ3を介し
てアドレス信号線Am+1〜An及び制御信号線S2でホス
トシステム装置2と接続され、更に、チップセレクト信
号/CSを出力する制御信号線S3でメモリ部4と接続
されている。データ制御部61は、データバス22でメ
モリ部4と接続されると共に、データバス11でコネク
タ3を介してホストシステム装置2と接続され、更にア
ドレス信号線A0が接続されてアドレスデータAd0が入
力される。データバス11及び22は、データDd0〜
Ddkの入出力が対応して行われるデータ線D0〜Dkで
それぞれ形成されている。
【0077】上記のような構成において、データ制御部
61は、データ読み出し時に、Highレベルのアドレ
スデータAd0が入力されると、メモリ部4から読み出
されデータバス22を介して入力されたデータDd0〜
Ddkを改竄することなくそのままデータバス11を介
してホストシステム装置2に出力する。一方、データ制
御部61は、データ読み出し時に、Lowレベルのアド
レスデータAd0が入力されると、メモリ部4から読み
出されデータバス22を介して入力されたデータDd0
〜Ddkのそれぞれレベルを反転させて改竄した後、デ
ータバス11を介してホストシステム装置2に出力す
る。また、データ制御部61は、データ書き込み時にお
いては、データバス11を介してホストシステム装置2
から入力されたデータを改竄することなくそのままデー
タバス22を介してメモリ部4に出力する。
【0078】図12は、データ制御部61の回路例を示
した概略の回路図である。なお、図12では、データバ
ス11及びデータバス22において、データDd0の入
出力が行われるデータ線D0を例にして説明する。ま
た、データバス11及びデータバス22において、デー
タDd1〜Ddkの入出力が対応して行われるデータ線D
1〜Dkの場合においても、データ線D0の場合と同じで
あるのでその説明を省略する。
【0079】図12において、データ制御部61は、ス
リーステートバッファ71〜73及びスリーステートイ
ンバータ74からなる入出力制御回路75で形成されて
いる。なお、入出力制御回路75は、データ線D0〜Dk
にそれぞれ対応して設けられているが、ここでは説明を
簡単にするために、データ線D0に対応して設けられた
入出力制御回路75のみを示している。スリーステート
バッファ71において、出力はデータバス22のデータ
線D0に接続され、入力はデータバス11のデータ線D0
に接続され、更に制御信号入力は制御信号線S1に接続
されてアウトプットイネーブル信号/OEが入力され
る。
【0080】スリーステートバッファ72及びスリース
テートインバータ74において、各出力はスリーステー
トバッファ73の入力にそれぞれ接続され、各入力はデ
ータバス22のデータ線D0にそれぞれ接続され、更に
各制御信号入力はアドレス信号線A0にそれぞれ接続さ
れている。スリーステートバッファ73において、出力
はデータバス11のデータ線D0に接続され、制御信号
入力は制御信号線S1に接続されアウトプットイネーブ
ル信号/OEが入力される。このように、入出力制御回
路75において、スリーステートバッファ71で入力制
御を行い、スリーステートバッファ72,73及びスリ
ーステートインバータ74で出力制御を行う。なお、ス
リーステートバッファ73及びスリーステートインバー
タ74の各制御信号入力はそれぞれ反転入力になってい
る。
【0081】上記のような構成において、データ読み出
し時において、アドレス信号線A0から入力されるアド
レスデータAd0がHighレベルとなり、アウトプッ
トイネーブル信号/OEがLowレベルの場合、スリー
ステートバッファ72及び73がオンすると共にスリー
ステートバッファ71及びスリーステートインバータ7
4がオフすることから、メモリ部4から読み出されたデ
ータD0は、データバス22、スリーステートバッファ
72、スリーステートバッファ73及びデータバス11
を介してホストシステム装置2に出力される。このこと
から、メモリ部4から読み出されたデータD0のレベル
が反転されることなくホストシステム装置2に出力され
る。
【0082】一方、アドレスデータAd0がLowレベ
ルとなり、アウトプットイネーブル信号/OEがLow
レベルの場合、スリーステートバッファ71及び72が
オフすると共にスリーステートバッファ73及びスリー
ステートインバータ74がオンすることから、メモリ部
4から読み出されたデータD0は、データバス22、ス
リーステートインバータ74、スリーステートバッファ
73及びデータバス11を介してホストシステム装置2
に出力される。このことから、メモリ部4から読み出さ
れたデータのレベルが反転されてホストシステム装置2
に出力される。このように、メモリ部4から読み出され
たデータは、入出力制御回路75でデータの改竄が行わ
れた後、ホストシステム装置2に出力される。ホストシ
ステム装置2は、アドレスデータAd0がLowレベル
の場合、読み出したデータを改竄される前の状態に戻し
た後、所定の処理を行う。
【0083】また、データ書き込み時においては、スリ
ーステートバッファ71及び73の各制御信号入力にH
ighレベルのアウトプットイネーブル信号/OEがそ
れぞれ入力され、スリーステートバッファ71がオンし
て導通状態となり、スリーステートバッファ73がオフ
して非導通状態となる。このことから、ホストシステム
装置2から入力されたデータD0は、データバス11、
スリーステートバッファ71及びデータバス22を介し
てメモリ部4に入力される。
【0084】このように、本発明の実施の形態4におけ
るPCカードは、アドレス信号線A0〜Amの内、特定の
アドレス信号線のデータに応じてメモリ部4から読み出
されたデータを反転させて出力するようにした。このこ
とから、特定のアドレス信号線のデータに応じてメモリ
部4から読み出されたデータの改竄が行われるため、メ
モリ部4に格納されたデータの機密性を高めることがで
きるセキュリティ機能をPCカードに備えることができ
る。
【0085】実施の形態5.実施の形態4では、特定の
アドレス信号線のアドレスデータに応じて読み出された
データの改竄を行ったが、該特定のアドレス信号線を変
えることができるようにしてもよく、このようにしたも
のを本発明の実施の形態5とする。図13は、本発明の
実施の形態5におけるPCカードの例を示した概略のブ
ロック図である。なお、図13では、図11と同じもの
は同じ符号で示しており、ここではその説明を省略する
と共に、図11との相違点のみ説明する。
【0086】図13における図11との相違点は、設定
されたアドレスデータを記憶する共に、該記憶したアド
レスデータの書き換えを行うことができるアドレスデー
タ設定部81を図11のPCカード65に設けたことに
あり、これに伴って図11のPCカード65をPCカー
ド85としたことにある。図13において、PCカード
85は、コネクタ3と、メモリ部4と、アドレスデコー
ダ5と、設定されたアドレスデータを記憶すると共に、
該記憶したアドレスデータの書き換えを行うことができ
るアドレスデータ設定部81と、該アドレスデータ設定
部81に記憶されたアドレスデータから、メモリ部4か
ら読み出されたデータの改竄を行うデータ制御部61と
で形成されている。
【0087】データ制御部61は、データバス22でメ
モリ部4と接続されると共に、データバス11でコネク
タ3を介してホストシステム装置2と接続され、更にア
ドレスデータ設定部81に接続されている。アドレスデ
ータ設定部81は、アドレス信号線A0〜Am、制御信号
線S1及びS2が接続され、更に、コネクタ3を介して制
御信号線S4が接続されている。アドレスデータ設定部
81は、制御信号線S1からアウトプットイネーブル信
号/OEが入力され、制御信号線S2からカードイネー
ブル信号/CEが入力され、制御信号線S4からアドレ
スデータの書き込みを制御するライトイネーブル信号/
IOWRが入力される。
【0088】上記のような構成において、アドレスデー
タ設定部81は、Lowレベルのカードイネーブル信号
/CE、Lowレベルのライトイネーブル信号/IOW
R及びHighレベルのアウトプットイネーブル信号/
OEが入力されると、アドレス信号線A0〜Amから入力
されたアドレスデータAd0〜Admを記憶する。また、
アドレスデータ設定部81は、Lowレベルのカードイ
ネーブル信号/CE、Highレベルのライトイネーブ
ル信号/IOWR及びLowレベルのアウトプットイネ
ーブル信号/OEが入力されると、記憶したアドレスデ
ータから特定のアドレス信号線のデータが、例えばHi
ghレベルのとき、データ制御部61に対してデータの
改竄を行わせるための信号を出力する。
【0089】データ制御部61は、アドレスデータ設定
部81からのデータ改竄を指令する信号が入力される
と、メモリ部4から読み出されデータバス22を介して
入力されたデータDd0〜Ddkのそれぞれレベルを反転
させて改竄した後、データバス11を介してホストシス
テム装置2に出力する。また、データ制御部61は、デ
ータ書き込み時においては、データバス11を介してホ
ストシステム装置2から入力されたデータを改竄するこ
となくそのままデータバス22を介してメモリ部4に出
力する。ホストシステム装置2は、アドレスデータ設定
部81に設定したアドレスデータに応じて、読み出した
データを改竄される前の状態に戻した後、所定の処理を
行う。
【0090】図14は、アドレスデータ設定部81の回
路例を示した概略の回路図である。図14において、ア
ドレスデータ設定部81は、アドレスデータAd0〜A
dmを記憶するアドレスラッチ回路91と、NOR回路
92、インバータ回路93、及び各アドレス信号線A0
〜Amに対応して設けられたAND回路B0〜Bmで形成
されている。アドレスラッチ回路91は、アドレス信号
線A0〜Am、制御信号線S1,S2,S4に接続され、ア
ドレス信号線A0〜Amに対応して設けられた出力端子O
UT0〜OUTmを備えている。なお、図14では、AN
D回路B1〜Bm-1においては、AND回路B0、Bmと同
様であるので省略している。
【0091】AND回路B0において、一方の入力はア
ドレス信号線A0に接続されると共に、他方の入力はア
ドレスラッチ回路91の出力端子OUT0に接続されて
いる。同様にして、AND回路Bmにおいて、一方の入
力はアドレス信号線Amに接続されると共に、他方の入
力はアドレスラッチ回路91の出力端子OUTmに接続
されている。なお、AND回路B1〜Bm-1においても、
AND回路B0及びBmと同様である。AND回路B0〜
Bmの各出力は、NOR回路92の対応する入力にそれ
ぞれ接続され、NOR回路92の出力は、インバータ回
路93を介してデータ制御部61における各入出力制御
回路75のスリーステートバッファ72及びスリーステ
ートインバータ74の各制御信号入力にそれぞれ接続さ
れている。
【0092】上記のような構成において、アドレスラッ
チ回路91は、Lowレベルのカードイネーブル信号/
CE、Lowレベルのライトイネーブル信号/IOWR
及びHighレベルのアウトプットイネーブル信号/O
Eが入力されると、アドレス信号線A0〜Amから入力さ
れたアドレスデータAd0〜Admを記憶する。次に、ア
ドレスラッチ回路91は、Lowレベルのカードイネー
ブル信号/CE、Highレベルのライトイネーブル信
号/IOWR及びLowレベルのアウトプットイネーブ
ル信号/OEが入力されると、各出力端子OUT0〜O
UTmから、記憶された対応するアドレスデータAd0〜
Admが出力される。例えば、記憶されたアドレスデー
タAd0が出力端子OUT0から、記憶されたアドレスデ
ータAdmが出力端子OUTmからそれぞれ出力されると
いったように、各出力端子OUT0〜OUTmから、記憶
されたアドレスデータAd0〜Admが出力される。
【0093】アドレスラッチ回路91から出力された各
データAd0〜Admは、対応するAND回路B0〜Bmの
一方の入力に入力される。ここで、例えば、アドレスラ
ッチ回路91に記憶されたアドレスデータAd0〜Adm
が、アドレスデータAd0のみHighレベルで、他の
アドレスデータAd1〜AdmはLowレベルであったと
する。この場合、アドレス信号線A0からAND回路B0
の他方の入力に入力されたアドレスデータAd0がHi
ghレベルであったときのみ、NOR回路92の出力は
Highレベルとなり、更に、インバータ回路93によ
って信号レベルが反転される。
【0094】各入出力制御回路75のスリーステートバ
ッファ72及びスリーステートインバータ74の各制御
信号入力にはLowレベルの信号が入力され、各スリー
ステートバッファ72はオフし、各スリーステートイン
バータ74はオンしてメモリ部4から読み出されたデー
タは、レベルが反転されてホストシステム装置2に出力
される。メモリ部4から読み出されたデータは、データ
制御部61でデータの改竄が行われた後、ホストシステ
ム装置2に出力される。
【0095】ホストシステム装置2は、アドレスデータ
Ad0がHighレベルの場合、読み出したデータを改
竄される前の状態に戻した後、所定の処理を行う。この
ように、アドレスラッチ回路91に記憶させるアドレス
データは、書き換えることができるため、例えばアドレ
スデータAd1がHighレベルのときにデータの改竄
を行うようにすることもでき、データの改竄を行うとき
のアドレスデータを容易に設定することができる。
【0096】このように、本発明の実施の形態5におけ
るPCカードは、アドレス信号線A0〜Amの内、設定し
たアドレス信号線のデータに応じてメモリ部4から読み
出されたデータを反転させて出力するようにすると共
に、該アドレス信号線の設定を容易に変えることができ
るようにした。このことから、特定のアドレス信号線の
データに応じてメモリ部4から読み出されたデータの改
竄が行われると共に、上記特定のアドレス信号線の選択
を容易に変えることができるため、メモリ部4に格納さ
れたデータの機密性を更に高めることができるセキュリ
ティ機能をPCカードに備えることができる。
【0097】実施の形態6.上記実施の形態5では、メ
モリ部4から読み出されたデータDd0〜Ddkのすべて
のデータのレベルを反転させたが、データDd0〜Ddk
のビット単位のデータを反転するようにしてもよく、こ
のようにしたものを本発明の実施の形態6とする。な
お、本発明の実施の形態6におけるPCカードの例を示
した概略のブロック図は、図13のアドレスデータ設定
部81をアドレスデータ設定部101に変え、これに伴
って図13のPCカード85をPCカード105とした
こと以外は図13と同じであるので省略する。
【0098】図15は、本発明の実施の形態6における
PCカードのアドレスデータ設定部101の回路例を示
した概略の回路図である。なお、図15において、図1
4と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説
明を省略すると共に図14との相違点のみ説明する。図
15における図14との相違点は、図14のアドレスデ
ータ設定部81にメモリ空間とは異なるI/O空間を使
用したデータラッチ回路108を設けたことにあり、こ
れに伴って図14のアドレスデータ設定部81をアドレ
スデータ設定部101としたことにある。
【0099】なお、図15では、AND回路B1〜Bm-1
においては、AND回路B0、Bmと同様であるの省略
し、データバス11及びデータバス22において、デー
タDd0の入出力が行われるデータ線D0を例にして説明
する。また、データバス11及びデータバス22におい
て、データDd1〜Ddkの入出力が対応して行われるデ
ータ線D1〜Dkの場合においても、データ線D0の場合
と同じであるのでその説明を省略する。更に、データ制
御部61において、入出力制御回路75は、データ線D
0〜Dkにそれぞれ対応して設けられているが、ここでは
説明を簡単にするために、データ線D0及びDkに対応し
て設けられた入出力制御回路75のみを示している。上
記デ−タラッチ回路108はデータ格納部をなす。
【0100】図15において、アドレスデータ設定部1
01は、アドレスデータを記憶するアドレスラッチ回路
91、NOR回路92、インバータ回路93、AND回
路B0〜Bm及びデータラッチ回路108で形成されてい
る。データラッチ回路108は、データバス11のデー
タ線D0〜Dk、制御信号線S2,S4に接続され、更にイ
ンバータ回路93の出力が接続されている。
【0101】また、データラッチ回路108は、データ
線D0〜Dkに対応して設けられた出力端子Do0〜Dokを
備え、出力端子Do0は、データ線D0に接続された入出
力制御回路75におけるスリーステートバッファ72及
びスリーステートインバータ74の各制御信号入力に接
続されており、出力端子Dokは、データ線Dkに接続さ
れた入出力制御回路75におけるスリーステートバッフ
ァ72及びスリーステートインバータ74の各制御信号
入力に接続されている。同様に、出力端子Do1〜Do
k−1においても、対応するデータ線D1〜Dk-1に接続
された各入出力制御回路75に接続されているが、図1
5では省略している。
【0102】上記のような構成において、データラッチ
回路108は、Lowレベルのカードイネーブル信号/
CE、Lowレベルのライトイネーブル信号/IOWR
及びインバータ回路93からHighレベルの信号が入
力されると、データ線D0〜Dkから入力されたデータD
d0〜Ddkを記憶する。次に、データラッチ回路108
は、Lowレベルのカードイネーブル信号/CE、Hi
ghレベルのライトイネーブル信号/IOWR及びイン
バータ回路93からLowレベルの信号が入力される
と、各出力端子Do0〜Dokから、記憶された対応するデ
ータDd0〜Ddkが出力される。
【0103】例えば、記憶されたデータDd0が出力端
子Do0から、記憶されたデータDdkが出力端子Dokか
らそれぞれ出力されるといったように、各出力端子Do0
〜Dokから、記憶されたデータDd0〜Ddkが出力され
る。データ制御部61は、データラッチ回路108の各
出力端子Do0〜Dokから出力されたデータのレベルによ
って、データ読み出し時にメモリ部4から読み出したデ
ータD0〜Dkに対して、各ビット単位ごとにレベルの反
転を行ってデータの改竄を行い、データバス11を介し
てホストシステム装置2に出力する。
【0104】このように、本発明の実施の形態6におけ
るPCカードは、アドレス信号線A0〜Amの内、設定し
たアドレス信号線のデータに応じてメモリ部4から読み
出されたデータの改竄を行い、該改竄を行う際、データ
ラッチ回路108に記憶しておいたデータDdO〜Ddk
を用いて、各データ線D0〜Dkに接続された各入出力制
御回路75のスリーステートバッファ72及びスリース
テートインバータ74の制御を行うようにしたことか
ら、メモリ部4から読み出されるデータをビット単位で
改竄することができるため、メモリ部4に格納されたデ
ータの機密性を更に一層高めることができるセキュリテ
ィ機能をPCカードに備えることができる。
【0105】
【発明の効果】請求項1に係るPCカードは、ホストシ
ステム装置からPCカードへのアクセスの回数をカウン
トし、該カウント数が所定値になるまではホストシステ
ム装置から入力されたイネーブル信号をアドレスデコー
ダ部に出力せず、カウント数が所定値になると、ホスト
システム装置から入力されたイネーブル信号をアドレス
デコーダ部に出力するようにした。このことから、ホス
トシステム装置は、PCカードに対して所定の回数アク
セスしないとメモリ部からのデータの読み出し及びメモ
リ部へのデータの書き込みを行うことができず、メモリ
部に格納されたデータの機密性を高めると共に、メモリ
部へのデータ書き込みが容易に行うことができないよう
にしたセキュリティ機能を備えることができる。
【0106】請求項2に係るPCカードは、請求項1に
おいて、具体的には、ホストシステム装置からアドレス
デコーダ部をイネーブルにする信号が入力された回数を
カウントし、該カウント数が所定値になると、ホストシ
ステム装置から入力されたアドレスデコーダ部をイネー
ブルにする信号をアドレスデコーダ部に入力するように
した。このことから、ホストシステム装置は、PCカー
ドに対して所定の回数アクセスしないとメモリ部からの
データの読み出し及びメモリ部へのデータの書き込みを
行うことができず、メモリ部に格納されたデータの機密
性を高めると共に、メモリ部へのデータ書き込みが容易
に行うことができないようにしたセキュリティ機能を備
えることができる。
【0107】請求項3に係るPCカードは、ホストシス
テム装置は、アドレスデコーダ部をイネーブルにする信
号を出力してから所定時間T1経過後の所定時間T2だ
けしか、メモリ部からのデータの読み出し及びメモリ部
へのデータの書き込みを行うことができず、メモリ部に
格納されたデータの機密性を高めると共に、メモリ部へ
のデータ書き込みを容易に行うことができないようにし
たセキュリティ機能を備えることができる。
【0108】請求項4に係るPCカードは、請求項3に
おいて、ホストシステム装置は、アドレスデコーダ部を
イネーブルにする信号を出力してから所定時間T1が経
過するまでの間、及び所定時間(T1+T2)が経過し
た後は、メモリ部からのデータの読み出し及びメモリ部
へのデータの書き込みを行うことができないようにした
ことから、メモリ部に格納されたデータの機密性を高め
ると共に、メモリ部へのデータ書き込みを容易に行うこ
とができないようにしたセキュリティ機能を備えること
ができる。
【0109】請求項5に係るPCカードは、請求項3に
おいて、所定時間T2以外は、メモリ部へのデータ書き
込みを行うことができないようにすると共に、データ読
み出し時には、所定時間T2以外は無効データをホスト
システム装置に出力するようにした。このことから、ホ
ストシステム装置は、所定時間T2だけしか、メモリ部
からのデータの読み出し及びメモリ部へのデータの書き
込みを正常に行うことができず、メモリ部に格納された
データの機密性を高めると共に、メモリ部へのデータ書
き込みを容易に行うことができないようにしたセキュリ
ティ機能を備えることができる。
【0110】請求項6に係るPCカードは、ホストシス
テム装置から入力されたアドレスデータにおける少なく
とも1つのビットデータのレベルに応じて、メモリ部か
ら読み出されたデータの改竄を行うようにした。このこ
とから、メモリ部に格納されたデータの機密性を高める
ことができるセキュリティ機能を備えることができる。
【0111】請求項7に係るPCカードは、請求項6に
おいて、具体的には、ホストシステム装置から入力され
たアドレスデータにおける所定の1ビットデータが所定
のレベルである場合、メモリ部から読み出されたデータ
のレベルを反転させてホストシステム装置に出力するよ
うにした。このことから、メモリ部に格納されたデータ
の機密性を高めることができるセキュリティ機能を備え
ることができる。
【0112】請求項8に係るPCカードは、請求項6に
おいて、具体的には、アドレスデータにおける少なくと
も1つの所定のビットデータのレベルに応じて、メモリ
部から読み出されたデータの改竄が行われると共に、上
記所定のビットデータの選択を容易に変えることができ
るため、メモリ部に格納されたデータの機密性を更に高
めることができるセキュリティ機能を備えることができ
る。
【0113】請求項9に係るPCカードは、請求項8に
おいて、具体的には、メモリ部から読み出されたデータ
のレベルをデータ単位で反転させてデータの改竄を行う
ようにした。このことから、メモリ部に格納されたデー
タの機密性を更に高めることができるセキュリティ機能
を備えることができる。
【0114】請求項10に係るPCカードは、請求項8
において、具体的には、メモリ部から読み出されたデー
タのレベルをビット単位で反転させてデータの改竄を行
うようにした。このことから、メモリ部に格納されたデ
ータの機密性を更に一層高めることができるセキュリテ
ィ機能を備えることができる。
【0115】請求項11に係るPCカードは、請求項1
0において、具体的には、あらかじめデータ格納部に格
納しておいたデータにおける所定レベルのビットに対応
した、メモリ部からの読み出しデータのビットレベルを
反転させるようにした。このことから、メモリ部に格納
されたデータの機密性を更に一層高めることができるセ
キュリティ機能を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるPCカードの
例を示した概略のブロック図である。
【図2】 図1のPCカード1におけるデータ書き込み
時の例を示したタイミングチャートである。
【図3】 図1のPCカード1におけるデータ読み出し
時の例を示したタイミングチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2におけるPCカードの
例を示した概略のブロック図である。
【図5】 図4のPCカード20におけるデータ書き込
み時の例を示したタイミングチャートである。
【図6】 図4のPCカード20におけるデータ読み出
し時の例を示したタイミングチャートである。
【図7】 図4のデータ入出力制御部21の回路例を示
した概略の回路図である。
【図8】 本発明の実施の形態3におけるPCカードの
例を示した概略のブロック図である。
【図9】 図8のPCカード40におけるデータ読み出
し時の例を示したタイミングチャートである。
【図10】 図8のデータ入出力制御部41の回路例を
示した概略の回路図である。
【図11】 本発明の実施の形態4におけるPCカード
の例を示した概略のブロック図である。
【図12】 図11のデータ制御部61の回路例を示し
た概略の回路図である。
【図13】 本発明の実施の形態5におけるPCカード
の例を示した概略のブロック図である。
【図14】 図13のアドレスデータ設定部81の回路
例を示した概略の回路図である。
【図15】 本発明の実施の形態6におけるPCカード
のアドレスデータ設定部101の回路例を示した概略の
回路図である。
【図16】 PCカードの従来例を示した概略のブロッ
ク図である。
【図17】 図16で示したPCカード100における
データ書き込み時の各信号のタイミングを示すタイミン
グチャートである。
【図18】 図16で示したPCカード100における
データ読み出し時の各信号のタイミングを示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1,20,40,65,85,105 PCカード、
2 ホストシステム装置、 3 コネクタ、 4 メモ
リ部、 5 アドレスデコーダ、 6 アクセスカウン
ト部、 21,41 データ入出力制御部、 31 第
1タイマ、 32 第2タイマ、 33 Ex.OR回
路、 34,47 入出力バッファ回路、 45 ラン
ダムデータ生成部、 61 データ制御部、 75 入
出力制御回路、 81,101 アドレスデータ設定
部、 108 データラッチ回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理機器等からなるホストシステム
    装置に接続して使用され、データの格納を行うメモリを
    備えたPCカードにおいて、 上記ホストシステム装置とのインタフェースを行うイン
    タフェース部と、 少なくとも1つのICメモリで形成され、データの格納
    を行うメモリ部と、 上記インタフェース部を介して入力されたアドレスデー
    タから、該アドレスデータに対応したメモリ部のICメ
    モリをイネーブルにする信号を生成して出力するアドレ
    スデコーダ部と、 上記ホストシステム装置からのアクセス回数をカウント
    し、該カウント数が所定値になると上記アドレスデコー
    ダ部をイネーブルにする信号を出力するアクセスカウン
    ト部とを備えることを特徴とするPCカード。
  2. 【請求項2】 上記アクセスカウント部は、インタフェ
    ース部を介してアドレスデコーダ部をイネーブルにする
    信号が入力された回数をカウントし、該カウント数が所
    定値になると、インタフェース部を介して入力されたア
    ドレスデコーダ部をイネーブルにする信号をアドレスデ
    コーダ部に出力することを特徴とする請求項1に記載の
    PCカード。
  3. 【請求項3】 情報処理機器等からなるホストシステム
    装置に接続して使用され、データの格納を行うメモリを
    備えたPCカードにおいて、 上記ホストシステム装置とのインタフェースを行うイン
    タフェース部と、 少なくとも1つのICメモリで形成され、データの格納
    を行うメモリ部と、 上記インタフェース部を介して入力されたアドレスデー
    タから、該アドレスデータに対応したメモリ部のICメ
    モリをイネーブルにする信号を生成して出力するアドレ
    スデコーダ部と、 該アドレスデコーダ部をイネーブルにする信号が上記イ
    ンタフェース部を介して入力されてから所定時間T1が
    経過した後、所定時間T2の間のみ、上記メモリ部に対
    する格納データの入出力を許可するデータ入出力制御部
    とを備えることを特徴とするPCカード。
  4. 【請求項4】 上記データ入出力制御部は、アドレスデ
    コーダ部をイネーブルにする信号が入力されてから、所
    定時間T1が経過するまでの間、及び所定時間(T1+
    T2)が経過した後は、上記メモリ部に対する格納デー
    タの入出力を禁止することを特徴とする請求項3に記載
    のPCカード。
  5. 【請求項5】 上記データ入出力制御部は、アドレスデ
    コーダ部をイネーブルにする信号が入力されてから、所
    定時間T1が経過するまでの間、及び所定時間(T1+
    T2)が経過した後は、上記メモリ部に対する格納デー
    タの入力を禁止すると共に、メモリ部からのデータ読み
    出し時には、生成した無効データを出力することを特徴
    とする請求項3に記載のPCカード。
  6. 【請求項6】 情報処理機器等からなるホストシステム
    装置に接続して使用され、データの格納を行うメモリを
    備えたPCカードにおいて、 上記ホストシステム装置とのインタフェースを行うイン
    タフェース部と、 少なくとも1つのICメモリで形成され、データの格納
    を行うメモリ部と、 上記インタフェース部を介して入力されたアドレスデー
    タから、該アドレスデータに対応したメモリ部のICメ
    モリをイネーブルにする信号を生成して出力するアドレ
    スデコーダ部と、 上記インタフェース部を介して入力されたアドレスデー
    タにおける少なくとも1つのビットデータのレベルに応
    じて、メモリ部から読み出されたデータの改竄を行うデ
    ータ制御部とを備えることを特徴とするPCカード。
  7. 【請求項7】 上記データ制御部は、メモリ部からのデ
    ータ読み出し時において、上記インタフェース部を介し
    て入力されたアドレスデータにおける所定の1ビットデ
    ータが所定のレベルである場合、メモリ部から読み出さ
    れたデータのレベルを反転させ、インタフェース部を介
    して出力することを特徴とする請求項6に記載のPCカ
    ード。
  8. 【請求項8】 所望のアドレスデータが設定されるアド
    レスデータ設定部を更に備え、該アドレスデータ設定部
    は、アドレスデータにおける少なくとも1つのビットデ
    ータのみ所定のレベルになるようにアドレスデータが設
    定され、該所定のレベルに設定されたビットデータと、
    該ビットデータに対応する、インタフェース部を介して
    入力されたアドレスデータのビットデータとのレベルが
    一致すると、上記データ制御部に対してメモリ部から読
    み出されたデータの改竄を行わせて、インタフェース部
    を介して出力させることを特徴とする請求項6に記載の
    PCカード。
  9. 【請求項9】 上記アドレスデータ設定部は、データ制
    御部に対してメモリ部から読み出されたデータのレベル
    をデータ単位で反転させることによってデータの改竄を
    行わせることを特徴とする請求項8に記載のPCカー
    ド。
  10. 【請求項10】 上記アドレスデータ設定部は、データ
    制御部に対してメモリ部から読み出されたデータのレベ
    ルをビット単位で反転させることによってデータの改竄
    を行わせることを特徴とする請求項8に記載のPCカー
    ド。
  11. 【請求項11】 上記アドレスデータ設定部は、メモリ
    部への格納データに対応したビット構成のデータを格納
    するデータ格納部を備えると共に、該データ格納部にあ
    らかじめ格納させたデータにおける所定レベルのビット
    に対応した、メモリ部から読み出されたデータのビット
    における、レベルを反転させることを特徴とする請求項
    10に記載のPCカード。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004089490A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sansei R & D:Kk 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004089490A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Sansei R & D:Kk 遊技機

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