JPH11252124A - 通信システム、通信装置及びその制御方法 - Google Patents

通信システム、通信装置及びその制御方法

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JPH11252124A
JPH11252124A JP34218498A JP34218498A JPH11252124A JP H11252124 A JPH11252124 A JP H11252124A JP 34218498 A JP34218498 A JP 34218498A JP 34218498 A JP34218498 A JP 34218498A JP H11252124 A JPH11252124 A JP H11252124A
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JP
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transmission
signal
communication
time
control
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JP34218498A
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Toshihiko Akeboshi
俊彦 明星
Kazuo Moritomo
和夫 森友
Tetsuo Kanda
哲夫 神田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信すべき信号に応じて伝送路へのアクセス
を制御することにより、複数の通信装置が効率良く通信
を行える通信システム、通信装置及びその制御方法を提
供する。 【解決手段】 複数の通信装置が同一の伝送路を用いて
通信を行う通信システムにおいて、送信すべき信号に応
じて、送信する際に伝送路の状態を検出し、その伝送路
が使用状態の場合、ランダムに選択されるバックオフ時
間を用いて伝送路へのアクセスを制御する第1の制御方
法か、送信する際に所定の信号を送受信することにより
伝送路を確保して伝送路へのアクセスを制御する第2の
制御方法の何れかを選択して通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非同期TDMA方
式の無線通信により大量の画像データを通信する通信シ
ステム、通信装置及びその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の局が同一周波数の搬送波を
用いて互いに非同期でそれぞれ相手局と無線通信を行う
無線データ通信装置においては、各局が時分割的に通信
を行うTDMA(Time division multiple access )方
式が多く用いられ、この時無線回線にアクセスを行うに
あたって無線媒体アクセス制御が行われている。
【0003】例えば、無線LANシステムにおいては、
CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with
Collision Avoidance)及び媒体がビジー状態に続くラ
ンダムに選択されるバックオフ時間(以下ランダムバッ
クオフタイム)を用いるアクセス制御を行うことによ
り、複数の非同期通信局の共存を実現している。
【0004】CSMA/CA手順は、送信を行うにあた
って媒体の状態をキャリアセンスにより確認し、ある規
定時間媒体にキャリアが検出されなかった場合のみ、無
線媒体に対して電波の送信を行う。また、仮にこの時キ
ャリアが検出された場合は、キャリアセンスを継続して
行い、キャリアが検出されなくなった時点でランダムバ
ックオフタイムに規定される時間だけ送信を待機した
後、キャリアセンスを含む送信動作を再開する。
【0005】また、送信局では、キャリアセンスによる
検出ができない位置に存在する他局が、受信局の位置で
は干渉を起こしてしまうような状況下、いわゆる隠れ端
末問題に対応するために、更に、送信要求(以下RT
S:Request To Send ),送信許可(以下CTS:Clea
r To Send ),確認(以下ACK:Acknowledge )信号
送出手順を付加させ、データ送信に際し、常に通信相手
局からの応答確認を行うことで、仮想的キャリア検出手
段を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、キャリアセンス及びランダムバックオフ手順
による衝突(Collision )回避を行い、更に受信確認応
答手段により衝突検出を行っているが、キャリアセンス
においては、上述のように、隠れ端末が存在した場合に
は検出が困難で衝突を起こしてしまう可能性が高い。こ
の隠れ端末がある場合、受信確認応答手段により衝突検
出が可能となるが、衝突を回避することは困難であり、
衝突後の再送手順によるスループットの低下は免れな
い、といった問題点があった。
【0007】また、RTS/CTS手順を用いた場合、
伝送容量に偏りがあると、オーバーヘッドの影響が大き
くなるといった問題点もあった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、送信すべき信号に応じて伝送路へのアクセ
スを制御することにより、複数の通信装置が効率良く通
信を行える通信システム、通信装置及びその制御方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の通信装置が同一の伝送路を用いて
通信を行う通信システムにおいて、送信する際に伝送路
の状態を検出し、前記伝送路が使用状態の場合、ランダ
ムに選択されるバックオフ時間を用いて伝送路へのアク
セスを制御する第1の制御手段と、送信する際に所定の
信号を送受信することにより伝送路を確保し、伝送路へ
のアクセスを制御する第2の制御手段と、送信すべき信
号に応じて前記第1の制御手段か第2の制御手段かを選
択して通信を行う通信手段とを有することを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の通信装置は、伝送路の状態
を検出し、前記伝送路が使用状態の場合、ランダムに選
択されるバックオフ時間を用いて伝送路へのアクセスを
制御する第1の制御手段と、送信要求信号及び送信許可
信号を送受信することにより伝送路へのアクセスを制御
する第2の制御手段と、送信すべき信号に応じて前記第
1の制御手段か第2の制御手段かを選択して通信を行う
通信手段とを有することを特徴とする。
【0011】更に、本発明の通信システムの制御方法
は、複数の通信装置が同一の伝送路を用いて通信を行う
通信システムの制御方法において、伝送路の状態を検出
し、前記伝送路が使用状態の場合、ランダムに選択され
るバックオフ時間を用いて伝送路へのアクセスを制御す
る第1の制御工程と、送信要求信号及び送信許可信号を
送受信することにより伝送路へのアクセスを制御する第
2の制御工程と、送信すべき信号に応じて前記第1の制
御工程か第2の制御工程の何れかを選択して通信を行わ
せるように制御する第3の制御工程とを有することを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図21は、実施形態における通信装置の構
成を示すブロック図である。
【0014】10は、RF(無線周波数)部であり、キ
ャリア検出部11を含む。20は、モデム部である。3
0は、プロトコル制御部であり、データ/メッセージ送
信制御部31、メモリ32を有する。40は、外部イン
ターフェイスであり、ビデオデータ、メッセージを送受
信するビデオ撮影装置、ビデオ表示装置、ビデオ記憶装
置などの外部装置を接続する。なお、ビデオ撮影装置、
ビデオ表示装置、ビデオ記憶装置等に、RF部10、モ
デム部20、プロトコル制御部30を内蔵する場合は、
外部インターフェイス40の代わりに、ビデオ撮影装
置、ビデオ表示装置、ビデオ記憶装置等の本体制御部
が、プロトコル制御部30に接続される。データ/メッ
セージ送信制御部31は、いわゆるマイクロコンピュー
タであり、メモリ32に格納されているプログラムに従
って動作する。ここで、メッセージとは、例えば、ビデ
オカメラに対するズームなどの制御コマンド、または、
ビデオカメラのバッテリ残量が少ない場合の警告コマン
ド等である。
【0015】データ/メッセージ送信制御部31に外部
インターフェイス40からビデオデータまたはメッセー
ジが入力された場合のデータ/メッセージ送信制御部3
1の動作手順を、フローチャートに基づいて説明する。
このフローチャートは、メモリ32に格納されているプ
ログラムの一部を示す。なお、外部インターフェイス部
40を介さずに、ビデオ装置の本体制御部からビデオデ
ータまたはメッセージが入力される場合も、同様に動作
する。
【0016】ステップS10でビデオデータが入力され
た場合、ビデオデータをモデム部20、RF部10を介
して送信する前に、ステップS30でRTS信号の送信
を指示する。RTS信号は、図1のステップS108、
図2のステップS201、S215を経て、ステップS
216、S217で送信される。ビデオデータは、RT
S信号が送信され、さらに、ステップS218のNO、
ステップS219のNO、ステップS221、図3のス
テップS301、S302を経て、ステップS303
で、CTS信号の受信が確認され、図1のステップS1
02のYES、ステップS111、図2のステップS2
01、S215を経て、ステップS216、S217で
送信される。ビデオデータの送信後は、ステップS21
8のYES、ステップS220を経て、送信動作を完了
する。
【0017】ステップS20でメッセージが入力された
場合、RTS信号の送信、CTS信号の受信を行なうこ
となく、ステップS40でメッセージの送信を指示す
る。メッセージは、図1のステップS108、図2のス
テップS201、S215を経て、ステップS216、
S217で、モデム部20、RF部10を介して送信さ
れる。メッセージの送信後は、ACK信号の受信を確信
すると、送信動作を完了する。
【0018】RF部10、モデム部20を介してRTS
信号、ビデオデータ、メッセージが受信された場合のデ
ータ/メッセージ送信制御部31の動作手順を、フロー
チャートに基づいて説明する。このフローチャートは、
メモリ32に格納されているプログラムの一部を示す。
【0019】ステップS50でRTS信号が受信された
場合、モデム部20、RF部10を介したCTS信号の
送信をステップS55で要求する。CTS信号は、図1
のステップS111、図2のステップS201、S21
5を経て、ステップS216で送信される。
【0020】ステップS60でビデオデータが受信され
た場合、受信されたビデオデータをステップS65で外
部インターフェイス40を介して外部装置に出力する。
なお、外部インタフェイス40を介さずに、ビデオ装置
の本体制御部に出力してもよい。
【0021】ステップS70でメッセージが受信された
場合、受信されたメッセージをステップS75で外部イ
ンターフェイス40を介して外部装置に出力する。な
お、外部インターフェイス40を介さずに、ビデオ装置
の本体制御部に出力してもよい。さらに、モデム部2
0、RF部10を介したACK信号の送信をステップS
80で要求する。ACK信号は、図1のステップS11
1、図2のステップS201、S215を経て、ステッ
プS216で送信される。
【0022】図1〜図3は、データ/メッセージ送信制
御部31の通信動作手順を示すフローチャートであり、
メモリ32に格納されているプログラムの一部を示す。
図1及び図2は、送信動作時の制御を示すフローチャー
トであり、図3は、送信後、次の送信動作を行うための
制御を示すフローチャートである。
【0023】尚、この通信動作手順は、キャリアセンス
及びランダムバックオフ手順による衝突回避とRTS/
CTS手順により無線媒体へのアクセスを制御するもの
で、その詳細については説明を省略するが、図2に示す
ステップS220で、データフレーム送信後、新たにR
TS信号の送出動作を行わせるまでの時間を制限するた
めの送信待機時間1をセットし、ステップS212で、
他局のRTS信号を受信した時に送信動作を禁止させる
時間2をセットし、ステップS213で、他局のCTS
信号を受信した時に送信動作を禁止させる時間3をセッ
トし、ステップS208で、他局のデータフレームを受
信した時に送信動作を禁止させるための時間4をセット
することで、送信すべき信号の種類に応じて伝送路への
アクセスを制御し、複数の通信装置が効率良く通信を行
えるものである。
【0024】図4は、キャリア検出時及び衝突発生時に
用いられるランダムバックオフ手順における送信待機時
間の選択幅を示す時間概念図である。
【0025】図5は、1つのシステムしか存在しない場
合の通信装置301、302の配置を示す図である。図
6は、通信装置301の信号の送受信動作を示すタイミ
ングチャートである。図7から図9は、図6に示される
タイミングチャートを3つに分けて詳細に説明するタイ
ムチャートである。尚、図7と図8は一部重複してい
る。図7及び図8は、実施形態におけるキャリアセンス
時間制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャー
トであり、図9は、通信装置301、302の間で衝突
が起こった場合の制御を示すタイミングチャートであ
る。
【0026】図10は、2つのシステム間で隠れ端末が
存在する場合の配置を示す図である。図11は、近接す
る通信装置401及び403が画像データを送信する場
合の信号の送受信動作を示すタイミングチャートであ
り、図12〜図16は、図11で示す条件下でのキャリ
アセンス時間制御及び送信待機時間制御を示すタイミン
グチャートである。図12、図13は、図11の詳細を
示す。図15は図14の続きのタイミングチャートを、
図16は図15の続きのタイミングチャートを示す。図
14と図15、図15と図16は、一部重複している。
また、図17は、互いに隠れ端末となる通信装置402
及び403が画像データを送信する場合の信号の送受信
動作を示すタイミングチャートであり、図18〜図20
は、図17で示す条件下でのキャリアセンス時間制御及
び送信待機時間制御を示すタイミングチャートである。
図18、図19は、図17の詳細を示す。図20は、図
19の続きのタイミングチャートである。
【0027】図4において、201は優先度の高い信号
を送出する時に用いられるランダムバックオフ時間領域
1、202は通常用いられるランダムバックオフ時間領
域2を示し、各時間領域内の任意の時間が選択され、ラ
ンダムバックオフ時間として設定される。
【0028】図5〜図9において、301及び302は
実施形態における制御手順を有する通信装置であり、3
03は通信装置301の送信信号、304は受信信号を
示すものである。また、305及び317は送信要求信
号(RTS)、306は送信許可信号(CTS)、30
7はデータフレーム、308及び318はメッセージ、
309は受信応答信号(ACK)を示す。319はAC
K信号とRTS信号を合わせ持った信号を示す。
【0029】310は通信装置302の送信信号、31
1は受信信号を示すものである。312はRTステップ
S305及びメッセージ308を送信する際に、前もっ
て無線媒体にキャリアが存在するかどうかを検出するた
めのキャリアセンス時間(CStl)であり、313は
CTS306、データフレーム307及びACK309
を送信する前のキャリアセンスを行う時間(CSt2)
である。314はRTS305を送出後、CTS306
の受信を待機しているCTS待機時間(CTSwt)で
あり、この時間は通信可能な距離の信号伝播に要する遅
延時間の2倍と、RTS305の受信処理時間及びCT
S306の送信にかかる送信処理時間(キャリアセンス
時間313を含む)の合計より長い時間に設定される。
【0030】315はデータフレーム受信待機時間(D
Twt)であり、CTS306送信後、CTSwt31
4と同様に、伝播遅延時間とCTS306処理時間、デ
ータフレーム307送信処理時間の合計より長い時間に
設定される。316はメッセージ308送出後、ACK
309の受信を待機しているACK待機時間(ACKw
t)であり、前述と同様にして規定される。各々の待機
時間内に受信されるべき信号が受信されなかった場合、
送信側では送信した信号が衝突を起こしたと判断し、定
められた処理を行う。320は送信待機時間であり、デ
ータフレーム307受信終了後、送信すべきメッセージ
があった場合、メッセージ送信のタイミングを規定す
る。この時間はデータフレーム受信後のメッセージ送信
時のみ適用される。
【0031】図10〜図16において、401,40
2,403,404は実施形態の制御手順を有する通信
装置であり、401と402,403と404が互いに
通信を行う通信装置の組み合わせ(システム)として配
置され、各々他の通信装置とはデータ及びメッセージの
通信はID若しくはアドレス等の制御により制限されて
いる。405及び414は通信端末401から送信され
るRTS信号、406は通信端末403から送信される
RTS信号、407及び416は通信端末402から送
信されるCTS信号、408は通信端末404から送信
されるCTS信号、409及び417は通信端末401
から送信されるデータフレーム、410は通信端末40
3から送信されるデータフレーム、411は通信端末4
02から送信されるメッセージである。415は通信端
末401から送信される信号でありACKを含むRTS
信号である。
【0032】図17〜図20において、418は通信端
末402から送信されるRTS信号、419及び424
は通信端末403から送信されるRTS信号、420は
通信端末404から送信されるCTS信号、421は通
信端末403から送信されるデータフレーム、422は
通信端末401から送信されるCTS信号、423は通
信端末402から送信されるデータフレームである。
【0033】以下、1対向の通信装置しか存在しない場
合の正常手順から2対向の通信装置が存在する場合まで
の具体的な動作について手順に従って説明する。
【0034】まず、図5に示すような1対向しか存在し
ない場合の手順について説明する。通信端末301がデ
ータフレームを通信端末302に送信するに当たり、R
TS305の送出動作に入る。ここで、図1のステップ
S101のNO、ステップS102のNOを経て、ステ
ップS108、図2のステップS201、S215にお
いて、通信端末301は図7に示すように、RTS30
5送信に先立ち、まず無線媒体の状態監視のためにキャ
リアセンスをCStl時間312行う。そして、キャリ
アセンス時間312の間キャリアが検出されなかった場
合、図2のステップS216、S217でRTS305
を送信した後、ステップS218のNO、ステップS2
19のNOを経て、ステップS221でCTS信号受信
待機時間314を内部タイマーにセットして図3のステ
ップS301、S315でCTS306の受信をこの時
間だけ待機する。
【0035】一方、RTS信号305を受信した通信装
置302では、RTS信号305が自局宛てであること
を確認し、すぐにCTS信号306送信動作へと移行す
る。このCTS信号306送信動作では、図1のステッ
プS101のYESを経て、ステップS111、図2の
ステップS201、S215でまず無線媒体の状態監視
のためにキャリアセンスをCSt2時間313だけ行
い、キャリアセンス時間313の間キャリアが検出され
ないと、ステップS216、S217で速やかにCTS
信号306を送信しステップS218のNO、ステップ
S219のYESを経て送信動作を完了し、データフレ
ーム受信待機時間315を内部タイマーにセットした
後、データフレーム307をこの時間だけ受信待機す
る。ここで、何らかの信号を検出しキャリアビジーの状
態となった場合、CTS306送信時ではステップS2
01からステップS202へ進み、送信動作を中断し、
さらに、ステップS209のNO、ステップS210の
NOを経て送信動作を終了し、新たな自局宛て信号を受
信するまで送信動作へは移行しない。またCTS306
送信後、データフレーム受信待機時間315が経過後も
データフレームが受信されなかった場合は、受信待機状
態を解除し、もし送信すべき情報がある場合、通信装置
302は送信動作へと移行する。
【0036】このCTS信号306を受信した通信装置
301では、図3のステップS301、S302でこの
信号が自局宛てであることを確認した後、ステップS3
03のYES、ステップS322のNOを経て速やかに
データフレーム307送信動作へと移行する。データフ
レーム送信動作では、上述したCTS306送信動作と
同様に、図1のステップS111、図2のステップS2
01、S205でCSt2時間313だけキャリアセン
スを行い、この時間の間キャリアが検出されなかった場
合、ステップS216でデータフレーム307の送信を
開始する。また、このキャリアセンス時間313の間キ
ャリアを検出した場合、通信装置301は、ステップS
202で速やかに送信動作を中断する。そして、ステッ
プS203、S204でこの検出されたキャリアが自局
宛ての信号に対するものであった場合は受信処理を行
い、そうでなかった場合はステップS214又はステッ
プS211を経て再度、RTS信号送出手順から再開
し、データフレーム送信を行う。
【0037】次に、ステップS217でデータフレーム
307の送信を終了すると、通信装置301はステップ
S218のYESからステップS220へ進み、送信待
機時間1を送信待機タイマーにセットし、時間計測を開
始し、送信動作を終了後、受信待機状態となる。
【0038】一方、通信装置301からデータフレーム
307を受信した通信装置302に、送信すべきメッセ
ージ308がある場合、図8に示すように、通信装置3
02はデータフレーム307受信後、図1のステップS
101のNO、ステップS102のNO、ステップS1
03のYESを経て、ステップS104でランダムバッ
クオフ時間領域201の最大時間よりも長い時間を持つ
送信待機時間320だけ送信を待機し、この時間経過
後、すぐにメッセージ送信動作に移行する。先に述べた
様に、メッセージとは、例えば、ビデオカメラに対する
ズームなどの制御コマンドや、バッテリ残量の警告コマ
ンドなどである。本実施形態では、データフレーム30
7受信後すぐのメッセージ送信時にのみ送信待機時間3
20を用いているが、ACK信号の受信後にもこの時間
送信待機を行わせても同様の効果が得られる。この場
合、メッセージ308の正常な送受信後、新たなメッセ
ージ318の送信動作に入る時に、送信待機時間320
の間送信動作を行わないことからRTS信号317との
衝突発生確率が低減される。但し、ACK信号受信後に
送信待機時間320の制御を入れた場合は、この時間内
にRTS信号317を受信すると、メッセージ送信動作
を中断し、CTS信号の送出を行う。
【0039】このメッセージ308の送信動作は、上述
のRTS信号送信時と同様に、まず図1のステップS1
08、図2のステップS201、ステップS215で無
線媒体の状態監視のためにキャリアセンスをCStl時
間312行い、キャリアセンス時間312の間キャリア
が検出されなかった場合、ステップS216でメッセー
ジ308を送信し、その後、ステップS218のNO、
ステップS219のNOを経て、ステップS221でA
CK信号受信待機時間316を内部タイマーにセットし
た後、図3のステップS301、S315でACK30
9の受信をこの時間だけ待機する。
【0040】このメッセージ308を受信した通信装置
301は、まず受信信号の宛先確認を行い、自局宛てメ
ッセージであることを確認すると、ACK信号の送信動
作に移行する。このACK信号送信動作では、図1のス
テップS101のYESを経てステップS109でまず
送信待機時間1内であるかどうかを確認し、送信待機時
間1内の場合は、ステップS1102で送信待機タイマ
ーをリセットし、次いでステップS111、図2のステ
ップS201、S215でキャリアセンスをCSt2時
間313行った後、キャリアセンス時間313の間にキ
ャリアが検出されないと、ステップS216でACK3
09を送信し、一連の送信動作を終了後、新たなデータ
フレーム送信動作可能状態に移行する。このACK30
9を受信した通信装置302は、図3のステップS30
1、ステップS302、S303、S322のYESを
経て送信動作を終了する。
【0041】次に、図9を参照して衝突発生時の動作に
ついて説明する。メッセージ308の送信を正常に終え
た通信装置302が、更にメッセージ318を送信する
ために再度送信動作を開始した時に、通信装置301が
新たなデータフレーム送信のためにRTS信号317の
送信動作を同時に開始した場合、RTS信号317の送
信時のキャリアセンス時間312とメッセージ318送
信時のキャリアセンス時間312は図1のステップS1
08で同じ時間が設定されるため、互いの信号を検出で
きず衝突が発生する。即ち、衝突が発生した場合、図9
に示すように、RTS信号317を送信した通信装置3
01側で図2のステップS221で設定されたCTSw
t314の経過後、図3のステップS319を経て、図
1のステップS106、S107でバックオフシーケン
スを行い、またメッセージ318を送信した通信端末3
02側でも図2のステップS221で設定されたACK
wt316の経過後、所望のACK信号を受信できない
ため衝突が発生したと判断し、図3のステップS319
を経て、図1のステップS106、ステップS107で
バックオフシーケンスを行う。
【0042】この時、各通信装置301、302では、
バックオフに用いる時間をランダムバックオフ時間領域
202から無作為に選択するが、ACKwt316より
CTSwt314のほうが短いので、RTS信号317
を送信した通信端末301が図2のステップS216、
S217で先にRTS信号317の再送を行う(但し、
バックオフ時間の選択値によってはこの限りではな
い)。このRTS信号317を受信した通信装置302
はRTS信号317が自局宛てであることを確認後、バ
ックオフ手順を中断し、図1のステップS108、図2
のステップS201などで再度キャリアセンス手順を行
った後、ステップS216、S217でメッセージ31
8の送信を行う。一方、図3のステップS301、S3
02でメッセージ信号318をCTSwt314内に受
信した通信装置301は、ステップS303のNO、ス
テップS304のYES、ステップS306、図1のス
テップS111、図2のステップS201を経て、ステ
ップS215でACK+RTS信号319をキャリアセ
ンス時間313の間監視した後に送出する。この信号3
19を受信した通信装置302では、メッセージの送信
を正常終了し、次いでCTS信号送信動作へと移行す
る。
【0043】次に、RTS信号及びメッセージ信号送出
時のキャリアセンス動作でキャリアが検出された場合に
ついて説明する。
【0044】まず、図2のステップS201でキャリア
が検出された場合、他局が通信を行っていると判断しス
テップS202で速やかに送信動作を中断し、ステップ
S203でこのキャリアによる正しい信号受信があった
かどうかを調べる。そして、正しい受信信号がなかった
場合は、ステップS211で送信待機時間をランダムバ
ックオフ時間202の領域から無作為に選び、その時間
をバックオフ時間として設定し、図1のステップS10
6、の待機時間だけ送信を待機した後、ステップS10
8へ進み、再度キャリアセンス動作に移行する。また、
図2のステップS203で正しい信号(同一システムの
信号でなお且つ定められた情報が正しく判定できる信
号)を受信した場合、ステップS2−4でまず自局宛て
かどうかを調べ自局宛ての場合受信処理動作へ移行す
る。
【0045】このキャリア検出がRTS信号の送出時に
起こり、受信信号がメッセージであった場合は、上述の
場合と同様に、ACK+RTS信号の送出手順を行い、
またメッセージ送出時にRTS信号を受信した場合は、
メッセージ送出手順を行う。また、メッセージ送出時に
メッセージを受信した場合は、速やかにメッセージの送
信を中断しACK信号を送信し、その後ランダムバック
オフ時間領域202内の時間を用いてランダムバックオ
フ手順を含むメッセージ送信手順を行う。
【0046】尚、本実施形態では、説明を簡略化するた
めにデータフレームの送信は単一方向の場合についての
み説明したが、データフレームは双方向通信することも
可能であり、その場合にはRTS信号送出時に他方から
のRTS信号を受けることも考えられる。そこで、先に
RTS信号を送出した方を優先させ、RTS信号を受信
した通信装置がCTS信号を送出し、一連のデータフレ
ーム送信手順を行った後、RTS信号の送出手順を行
う。また、この時、RTS信号送出を見送った通信装置
がランダムバックオフ時間領域201より時間を選択
し、この時間の経過後RTS信号の送信手順を行う。
【0047】次に、図10に示すように、2つのシステ
ムが存在し、図11〜図16に示すように隣接する通信
装置401と403からデータフレームの送信を行う場
合の動作について説明を行う。尚、この配置では、通信
装置402は通信装置403の信号を検出できず、通信
装置404は通信装置401の信号を検出できないもの
とする。
【0048】まず、通信装置401と通信装置403が
同時にRTS信号405、406を送信した場合、図1
1に示すように各々の通信装置401、403は相手の
信号を検出できず、衝突を起こす。これにより、各々の
通信端末401、403は図2の221、図3のステッ
プS315でCTSwt314の経過後、RTS信号が
衝突を起こしたと判断し、図3のステップS319、図
1のステップS106でランダムバックオフ時間領域2
02から無作為に時間を選択しバックオフ手順に入る。
【0049】図12に示すように、バックオフ手順にお
いて、通信装置401が通信装置403よりも短い時間
を選択した場合、通信装置401は図1のステップS1
07のバックオフ時間経過後、ステップS108、図2
のステップS201、S215でキャリアセンスを行
い、その後、ステップS216でRTS信号405を再
送信する。一方、バックオフ時間により送信を待機して
いる通信端末403では、この時間内にRTS信号40
5の受信が認識された場合は送信動作をすぐに中断し、
またこの時間内にRTS信号405の受信が認識されな
かった場合は、ステップS201のキャリアセンス動作
に移行する。このキャリアセンス動作において、RTS
信号405によりキャリアが検出されるとステップS2
02で送信動作を中断し、ステップS203でこのキャ
リアによる信号の正常な受信があったかどうかを調べ、
正常に受信があった場合は受信信号の内容判定動作に移
る。各々の条件で送信動作を中断した通信装置403
は、まず自局宛てかどうかを調べ、自局宛ての場合受信
処理動作へ移行する。
【0050】また、図2のステップS204で受信信号
が自局宛てでなかった場合、通信装置403は、まず信
号の種類を判定し、図12に示すように、ステップS2
05で通信装置401からのRTS信号405を受信し
た場合はRTS受信以降、CTS信号407の送出から
データフレーム409送出に要する最大時間よりも長く
設定された予め定められた時間102をステップS21
2で送信待機タイマーに設定する。また、ステップS2
06でCTS信号407を受信した場合はデータフレー
ム409送出手順にかかる時間とデータフレーム送出時
間を合計した時間103をステップS213で同様のタ
イマーにセットする。図13に示すように、ステップS
207でデータフレーム409を受信した場合は、純粋
にデータフレーム長の送信時間104をステップS20
8で上述のタイマーにセットする。
【0051】また、送信待機時間を設定した後、送信し
ようとした信号の種類により送信待機後の動作手順の判
断を行う。ここで、ステップS209で送信動作起動が
RTS信号406であった場合は、ステップS214で
ランダムバックオフ時間を領域201の中から選択し、
バックオフタイマーにセットし、ステップS210で送
信動作起動信号がメッセージの場合はステップS211
でランダムバックオフ時間を領域202の中から選択し
バックオフタイマーにセットする。この送信動作起動が
応答信号の場合は、ステップS210のNOを経てバッ
クオフを持たせず送信を速やかに中断する。
【0052】RTS信号405を再送信した通信装置4
01は、1対1対向の接続時と同様の手順によってデー
タフレーム409の送出を行う。この時、通信装置40
1と402の通信の妨害源となる通信装置403は前述
の手順により送信待機状態となっていることから、デー
タフレーム409は1対1対向の接続時と同様の状態で
送出される。そして、データフレーム409の送信終了
後、通信装置401は図2のステップS220で送信待
機時間101を送信待機タイマーにセット、時間計測を
開始し送信動作を終了、受信待機状態となる。
【0053】また、図14に示すように、データフレー
ム409を受信後、通信装置402が送信待機タイマー
により送信待機時間412だけ送信を待機し、その後、
送信すべきメッセージ411があった場合は図1のステ
ップS103、ステップS104、ステップS108、
図2のステップS201、ステップS215などの送信
手順に基づいてステップS216でメッセージ411の
送信を行う。
【0054】一方、図12の様に、RTS信号405と
406が衝突した場合、通信装置401が再送したRT
S信号405を受信し、更にデータフレーム409を受
信して送信待機状態であった通信装置403は、図1の
ステップS104の送信待機時間104の経過後、選択
されたバックオフ時間413だけ、ステップS107で
更に送信動作待機をした後、図1のステップS108、
図2のステップS201、ステップS211などの一連
の送信手順を経てステップS216でRTS信号406
の再送を行う。この時、RTS信号406の送信前に用
いているバックオフ時間413は通信装置402の送信
待機時間412よりも短い値であるため、先にRTS信
号406が送出され、このRTS信号406は通信装置
404に正しく受信された後、CTS信号408が送信
され、データフレーム410の送信が行われる。
【0055】図14に示すように、通信装置403から
送出されたRTS信号406と通信装置402から送信
されたメッセージ411は通信装置401上で衝突を起
こすため、これらの受信信号は通信装置401では正し
く認識されず、送信待機動作及びACK信号の送信動作
も行われない。従って、図2のステップS216でメッ
セージ信号411を送信した通信装置402では、図1
5に示すように、ステップS221を経て、図3のステ
ップS315のACKwtの経過後ステップS316の
NOを経てステップS319、図1の106のバックオ
フ手順動作へ移行し、通信装置403からの信号が検出
できないためにステップS108、図2のステップS2
15のNOを経て、ステップS216でメッセージの再
送が行われる。
【0056】衝突が起こった信号を受信した通信装置4
01では、受信信号を正しく判定できないので、図2の
ステップS220で設定した送信待機時間101の間、
送信待機状態を維持し、その後、新たなRTS信号41
4の送信動作へと移行する。この時、図1のステップS
108を経て、図2のステップS201、ステップS2
07で通信装置403からのデータフレーム410を受
信すると、ステップS208の後ステップS214でR
TS信号414の再送信手順に用いるランダムバックオ
フ時間を領域201から選択した後、ステップS208
で設定した送信待機時間104の間、図1のステップS
104で送信待機状態に移行する。
【0057】そして、送信待機時間101の経過後に通
信装置401は、図15に示すように、図1のステップ
S107のランダムバックオフ時間後にステップS10
8、図2のステップS201でキャリアセンスを行い、
ステップS216でRTS信号414の再送を行う。図
16に示す様にこの信号を受信した通信装置402はラ
ンダムバックオフ手順を中断し、キャリアセンス時間3
12を用いてキャリアセンスした後、メッセージ411
の再送信を行う。一方、図2のステップS221で設定
したCTSwtの間に図3のステップS301、ステッ
プS302でメッセージ411を受信した通信装置40
1では、ステップS304のYES、ステップS306
を経てデータフレーム417の送信手順を中断し、図1
のステップS111、図2のステップS201、ステッ
プS215でキャリアセンス時間313だけキャリアセ
ンスした後、ステップS216でACK信号とRTS信
号を現す信号415を送信し、ステップS221から図
3のステップS301へ進み、再度CTS信号416の
受信を待機する。
【0058】図15に示す例では、通信装置402から
のメッセージ411の送信で用いられるランダムバック
オフ時間より前にRTS信号414の送信で用いられる
ランダムバックオフ時間が完了するので、RTS信号4
14が先に送信されているが、タイミング的にはメッセ
ージ411が先に送信される場合も考えられる。この場
合、メッセージ411を受信した通信装置401は、A
CK信号とRTS信号を現す信号415を送信しCTS
信号416の受信を待機する。
【0059】また、このRTS信号414を受信した通
信装置403では、やはり上述の場合と同様の手順によ
り送信待機時間102を内部カウンターにセットし送信
待機を行い、更にACK信号とRTS信号を現す信号4
15を受信し、この送信待機時間102を再度更新して
送信待機状態に入る。
【0060】次に、図10に示す通信装置の配置におい
て、通信装置402及び403がデータフレーム送信動
作を行う場合について図17から図20を用いて説明す
る。尚、このような条件下では、通信装置402及び4
03はお互いのRTS信号を検出できないものとする。
【0061】まず、通信装置402と通信装置403が
RTS信号418、419を同時に送信する動作に入っ
た場合、図18に示すように、図1のステップS10
8、図2のステップS201、ステップS215を経て
ステップS216で通信装置402から送信されたRT
S信号418と通信装置403から送信されたRTS信
号419が通信装置401上で衝突を起こし正常に受信
されない。これに対し、通信装置404では通信装置4
03から送信されたRTS信号419が正常に受信され
るため、通信装置404からCTS信号420が送信さ
れ、ステップS221を経て、図3のステップS301
でこれを受けた通信装置403は次いでステップS30
3のYES、ステップS322のNOを経てステップS
111、図2のステップS201、ステップS211の
データフレーム421送信手順に移行してステップS2
16のデータフレーム421の送信を行う。
【0062】RTS信号418が衝突を起こしたため
に、CTS信号422が受信されない通信装置402で
は、図3のステップS315でCTSwtの間だけ応答
受信待機した後、ステップS319でランダムバックオ
フ時間領域202から無作為に時間を選び、図1のステ
ップS106でこの選択された時間ランダムバックオフ
手順による送信待機動作に入り、ステップS107でバ
ックオフ時間経過後、ステップS108、図2のステッ
プS201、ステップS215を経て、ステップS21
6でRTS信号418の再送を行う。一方、通信装置4
01では、この間に、通信装置403からのデータフレ
ーム421を受信する送信待機時間104の間送信待機
動作に移行し、通信装置402からのRTS信号418
が正しく復調されたとしても、CTS信号422の送信
を行わない。
【0063】また、通信装置402では、RTS信号4
18の再送手順を繰り返し図3のステップS318で再
送回数のカウントを行う。そして、ステップS317で
再送回数が予め定められた規定値(例えば5回)を超え
再送を繰り返してもCTS信号422が受信されない場
合、ステップS320で再送回数カウンタをクリアした
後、ステップS321でランダムバックオフ時間選択を
領域202から201に変更して時間を選択した後、更
に図1のステップS106、ステップS108、図2の
ステップS201、ステップS215を経て、ステップ
S216のRTS信号418の再送動作を繰り返す。
尚、ステップS317の所定回は一回でもよい。
【0064】一方、データフレーム421の送信を完了
した通信装置403では、上述の場合と同様に図2のス
テップS220で送信待機時間101を内部タイマにセ
ットし、送信待機状態に移行して送信動作を完了する。
【0065】図19に示すように、通信装置401は、
送信待機時間104が経過し、通信装置403の送信動
作が完了した後、通信装置402からのRTS信号41
8を受信した場合、図1のステップS108、図2のス
テップS201、ステップS215を経て、ステップS
216で速やかにCTS信号422の送信を行う。この
CTS信号422は通信装置402及び403に受信さ
れ、この信号を受信した通信装置403は送信待機時間
103を内部タイマにセットし、送信待機状態に移行す
る。
【0066】そして、この送信待機時に、仮に通信装置
404からのメッセージを受信した場合、ACK信号の
送出は行わず、この送信待機時間103の経過後、図2
0に示す様にRTS信号424の送出動作に移行する。
また、メッセージに対するACK信号を受信できない通
信装置404では、図3のステップS319で、ランダ
ムバックオフ手順をランダムバックオフ時間領域202
より選択してメッセージの再送を行い続けるが、メッセ
ージの再送に関しては、再送回数によるランダムバック
オフ時間領域の変更は行わない。そして、通信装置40
3からのRTS信号424を受信した時点で上述の場合
と同様の手順でメッセージ送信を行う。
【0067】[変形例]前述した実施形態では、各送信
待機時間は固定時間と定めているが、データ長が可変の
場合は、RTS信号、CTS信号及びデータフレームに
データ長を示す情報を含み、この情報に基づき無線媒体
の占有する時間を予測し、送信待機時間を設定すること
も可能である。また、RTS信号を受信した後の送信待
機時間をデータフレーム受信までに要する時間に設定
し、データフレームを受信した時に再度送信待機時間を
設定する構成にすることにより、RTS信号の送出端末
がデータフレームを送出できないような状況下(RTS
信号が他のエリアで衝突を起こしているような状況)に
おいて、影響の無い通信路において送信を再開すること
も可能となり、無線媒体の使用効率を向上できる。
【0068】また、前述した実施形態では、応答信号を
送信した時に受信信号があった場合は、応答信号の送出
を中断しているが、メッセージに対する応答信号の受信
待機時間を1データフレーム通信時間よりも長く設定
し、送信待機後に短いランダムバックオフ時間を選択し
送信することにより、不要なメッセージ信号の再送を減
らすことも可能である。
【0069】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、伝送路へのアクセス制御として、CSMA/CA手
順を基本とし、情報量の少ないデータ伝送時には、この
基本のアクセス制御のみで伝送を行い、大容量のデータ
通信時には、送信要求及び送信許可信号の送受信によっ
て通信路を確保する通信路確保手順を用い、更にデータ
送信後及び他局の信号受信時に、送信待機時間を設ける
ことにより、複数の無線装置が混在した場合において、
不要な電波の送信を削減し衝突確率を低下させること
で、効率の良いデータ伝送を実現し、全体のスループッ
トの向上が図れるといった効果が得られる。
【0070】また、通信状況及び信号の種類に合わせて
ランダムバックオフの時間を信号の種類と送信待機状態
及び信号受信状態に基づいて変化させることで、伝送路
へのアクセス権を平等に割り当てることが可能となると
いった効果も得られる。
【0071】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0072】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0073】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0074】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0075】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0076】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信すべき信号の種類に応じて伝送路へのアクセスを制
御することにより、複数の通信装置が効率良く通信を行
うことが可能となる。
【0078】以上、本発明を好ましい実施例により説明
してきたが、本発明は上述の実施例に限定されることな
く、請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変
形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における送信動作時の制御を示すフ
ローチャートである。
【図2A】本実施形態における送信動作時の制御を示す
フローチャートである。
【図2B】本実施形態における送信動作時の制御を示す
フローチャートである。
【図3A】送信後、次の送信動作を行うための制御を示
すフローチャートである。
【図3B】送信後、次の送信動作を行うための制御を示
すフローチャートである。
【図4】キャリア検出時及び衝突発生時に用いられるラ
ンダムバックオフ手順における送信待機時間の選択幅を
示す時間概念図である。
【図5】1つのシステムしか存在しない場合の通信装置
101、102の配置を示す図である。
【図6】図5に示す通信装置101の信号の送受信動作
を示すタイミングチャートである。
【図7】実施形態におけるキャリアセンス時間制御及び
送信待機時間制御を示すタイミングチャートである。
【図8】実施形態におけるキャリアセンス時間制御及び
送信待機時間制御を示すタイミングチャートである。
【図9】図5に示す通信装置301、302の間で衝突
が起こった場合の制御を示すタイミングチャートであ
る。
【図10】2つのシステム間で隠れ端末が存在する場合
の配置を示す図である。
【図11】近接する通信装置401及び403が画像デ
ータを送信する場合の信号の送受信動作を示すタイミン
グチャートである。
【図12】図11で示す条件下でのキャリアセンス時間
制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャートで
ある。
【図13】図11で示す条件下でのキャリアセンス時間
制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャートで
ある。
【図14】図11で示す条件下でのキャリアセンス時間
制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャートで
ある。
【図15】図11で示す条件下でのキャリアセンス時間
制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャートで
ある。
【図16】図11で示す条件下でのキャリアセンス時間
制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャートで
ある。
【図17】互いに隠れ端末となる通信装置402及び4
03が画像データを送信する場合の信号の送受信動作を
示すタイミングチャートである。
【図18】図17で示す条件下でのキャリアセンス時間
制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャートで
ある。
【図19】図17で示す条件下でのキャリアセンス時間
制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャートで
ある。
【図20】図17で示す条件下でのキャリアセンス時間
制御及び送信待機時間制御を示すタイミングチャートで
ある。
【図21】実施形態における通信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図22】外部インターフェイスから入力された場合の
動作を示すフローチャートである。
【図23】RF部から入力された場合の動作を示すフロ
ーチャートである。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データを識別する識別手段と、 前記識別手段による識別に応じて、伝送路を確保するた
    めの制御信号を送信するか否かを決定する決定手段とを
    有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御信号は、他局による送信を遅延
    させることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御信号を送信した場合、前記制御
    信号に対する応答信号を受信してから、前記送信データ
    を送信することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信データを送信する場合、前記伝
    送路が未使用であることを確認することを特徴とする請
    求項1記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信データを送信する場合、前記伝
    送路が使用されていれば、待機時間をランダムに選択す
    ることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、前記識別手段による前
    記送信データの種類の識別に応じて、伝送路を確保する
    ための制御信号を送信するか否かを決定することを特徴
    とする請求項1記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 前記伝送路を確保するための制御信号を
    送信しない場合、前記送信データの送信後に、応答信号
    を受信することを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記送信データを送信する前のキャリア
    検出時間は、前記制御信号を送信する前のキャリア検出
    時間より長いことを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記送信データを送信した後の応答を待
    つ時間は、 前記制御信号を送信した後の応答を待つ時間より短いこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 前記制御信号を送信しても応答信号が
    受信されない場合、第1の所定時間の経過後に前記制御
    信号を再送することを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記制御信号を再送しても、応答信号
    が受信されない場合、前記第1の所定時間よりも短い第
    2の所定時間の経過後に前記制御信号を再送することを
    特徴とする請求項10記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 送信データを送信する送信手段と、 送信データに応じて伝送路を確保するための制御信号を
    送信するか否かを決定する決定手段とを有することを特
    徴とする通信装置。
  13. 【請求項13】 送信データを識別する識別工程と、 前記識別工程による識別に応じて、伝送路を確保するた
    めの制御信号を送信するか否かを決定する決定工程とを
    有することを特徴とする通信方法。
  14. 【請求項14】 送信データに応じて伝送路を確保する
    ための制御信号を送信するか否かを決定する決定工程
    と、 前記決定工程での決定に応じて、送信データを送信する
    送信工程とを有することを特徴とする通信方法。
  15. 【請求項15】 通信方法のプログラムコードが記憶さ
    れたコンピュータ可読記憶媒体であって、 送信データを識別する識別工程のコードと、 前記識別に応じて、伝送路を確保するための制御信号を
    送信するか否かを決定する決定工程のコードとを有する
    ことを特徴とする記憶媒体。
  16. 【請求項16】 通信方法のプログラムコードが記憶さ
    れたコンピュータ可読記憶媒体であって、 送信データに応じて伝送路を確保するための制御信号を
    送信するか否かを決定する決定工程のコードと、 前記決定に応じて、送信データを送信する送信工程のコ
    ードとを有することを特徴とする記憶媒体。
  17. 【請求項17】 複数の通信装置が同一の伝送路を用い
    て通信を行う通信システムにおいて、 送信する際に伝送路の状態を検出し、前記伝送路が使用
    状態の場合、ランダムに選択されるバックオフ時間を用
    いて伝送路へのアクセスを制御する第1の制御手段と、 送信する際に所定の信号を送受信することにより伝送路
    を確保し、伝送路へのアクセスを制御する第2の制御手
    段と、 送信すべき信号に応じて前記第1の制御手段か第2の制
    御手段かを選択して通信を行う通信手段とを有すること
    を特徴とする通信システム。
  18. 【請求項18】 前記第1の制御手段は、キャリアセン
    スによって前記伝送路の状態を検出し、前記キャリアセ
    ンスにおいて送信時の状態により信号の種類に関わらず
    異なるキャリアセンス時間を設定し、前記バックオフ時
    間を複数の送信待機時間から送信待機状態に応じてラン
    ダムに選択することを特徴とする請求項17記載の通信
    システム。
  19. 【請求項19】 前記第2の制御手段は、前記所定の信
    号に、信号識別情報、宛先識別信号及び通信データ長情
    報を含み、同種の通信装置間において送受信を可能と
    し、前記所定の信号を受信した場合、受信信号を解析
    し、該解析結果から宛先識別信号が他装置宛であれば、
    前記受信信号の種類と該信号に含まれる通信データ長情
    報に従って送信待機時間を算出し、他装置がデータ通信
    に要する時間だけ通信を中断させることを特徴とする請
    求項17記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 前記第2の制御手段は、前記所定の信
    号を送信後、一定時間送信を禁止させ、前記所定の信号
    を受信した相手装置においても一定時間送信を禁止させ
    ることを特徴とする請求項17記載の通信システム。
  21. 【請求項21】 伝送路の状態を検出し、前記伝送路が
    使用状態の場合、ランダムに選択されるバックオフ時間
    を用いて伝送路へのアクセスを制御する第1の制御手段
    と、 送信要求信号及び送信許可信号を送受信することにより
    伝送路へのアクセスを制御する第2の制御手段と、 送信すべき信号に応じて前記第1の制御手段か第2の制
    御手段かを選択して通信を行う通信手段とを有すること
    を特徴とする通信装置。
  22. 【請求項22】 前記第1の制御手段は、キャリアセン
    スによって前記伝送路の状態を検出し、前記キャリアセ
    ンスにおいて送信時の状態により信号の種類に関わらず
    異なるキャリアセンス時間を設定し、前記バックオフ時
    間を複数の送信待機時間から送信待機状態に応じてラン
    ダムに選択することを特徴とする請求項21記載の通信
    装置。
  23. 【請求項23】 前記第2の制御手段は、前記送信要求
    信号及び送信許可信号に、信号識別情報、宛先識別信号
    及び通信データ長情報を含み、同種の通信装置間におい
    て送受信を可能とし、前記送信要求信号及び送信許可信
    号を受信した場合、受信信号を解析し、該解析結果から
    宛先識別信号が他装置宛であれば、前記受信信号の種類
    と該信号に含まれる通信データ長情報に従って送信待機
    時間を算出し、他装置がデータ通信に要する時間だけ通
    信を中断させることを特徴とする請求項21記載の通信
    装置。
  24. 【請求項24】 前記第2の制御手段は、前記送信要求
    信号及び送信許可信号を送信後、一定時間送信を禁止さ
    せ、前記送信要求信号及び送信許可信号を受信した相手
    装置においても一定時間送信を禁止させることを特徴と
    する請求項21記載の通信装置。
  25. 【請求項25】 伝送路の状態を検出し、前記伝送路が
    使用状態の場合、ランダムに選択されるバックオフ時間
    を用いて伝送路へのアクセスを制御する第1の制御工程
    と、 送信要求信号及び送信許可信号を送受信することにより
    伝送路へのアクセスを制御する第2の制御工程と、 送信すべき信号に応じて前記第1の制御stepか第2の制
    御stepの何れかを選択して通信を行わせるように制御す
    る第3の制御工程とを有することを特徴とする通信装置
    の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記第1の制御工程でキャリアセンス
    によって前記伝送路の状態を検出し、前記キャリアセン
    スにおいて送信時の状態により種類に関わらず異なるキ
    ャリアセンス時間を設定し、前記バックオフ時間を複数
    の送信待機時間から送信待機状態に応じてランダムに選
    択することを特徴とする請求項25記載の通信装置の制
    御方法。
  27. 【請求項27】 前記第2の制御工程で前記送信要求信
    号及び送信許可信号に、信号識別情報、宛先識別信号及
    び通信データ長情報を含み、同種の通信装置間において
    送受信を可能とし、前記送信要求信号及び送信許可信号
    を受信した場合、受信信号を解析し、該解析結果から宛
    先識別信号が他装置宛であれば、前記受信信号の種類と
    該信号に含まれる通信データ長情報に従って送信待機時
    間を算出し、他装置がデータ通信に要する時間だけ通信
    を中断させることを特徴とする請求項25記載の通信装
    置の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記第2の制御工程で前記送信要求信
    号及び送信許可信号を送信後、一定時間送信を禁止さ
    せ、前記送信要求信号及び送信許可信号を受信した相手
    装置においても一定時間送信を禁止させることを特徴と
    する請求項25記載の通信装置の制御方法。
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