JPH11251396A - 位置出し機構 - Google Patents

位置出し機構

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JPH11251396A
JPH11251396A JP6434398A JP6434398A JPH11251396A JP H11251396 A JPH11251396 A JP H11251396A JP 6434398 A JP6434398 A JP 6434398A JP 6434398 A JP6434398 A JP 6434398A JP H11251396 A JPH11251396 A JP H11251396A
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JP
Japan
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stage
fixing
adjusting
cassette
bolt
Prior art date
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Pending
Application number
JP6434398A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ito
伊藤  剛
Tetsuo Yamamoto
哲夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP6434398A priority Critical patent/JPH11251396A/ja
Publication of JPH11251396A publication Critical patent/JPH11251396A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カセットステージの取付け作業を簡素化すると
共にコストの低減化を図る。 【解決手段】走行可能な走行台車46が前後方向に位置
調整可能なアジャストバー58を有し、該アジャストバ
ーに固定手段を介して筐体49の固定ユニット50に着
脱可能であり、アジャストバーにより走行台車の前後方
向の位置調整を行うと共に該走行台車を固定手段により
筐体の固定ユニットに着脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置の一
部であるカセットステージを筐体に取付ける際に位置出
しを行う為の位置出し機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置と外部間でのウェーハ搬
送はウェーハカセットに装填された状態で行われ、半導
体製造装置の筐体内部の前面側には外部との間でウェー
ハカセットの授受を行う為のカセットステージが設けら
れている。該カセットステージは前面側に位置する為、
カセットステージ自体のメンテナンス時だけでなく、カ
セットステージの後方に設けられた筐体内部機器のメン
テナンス時にも筐体からの取外し及び再取付作業が行わ
れる。再取付作業にはその都度正確な位置出し作業が必
要であり、その為、カセットステージは所定の位置に正
確に取付可能な位置出し機構を具備している。
【0003】先ず、図8に於いて半導体製造装置の概略
を説明する。
【0004】図中、1は筐体を示し、該筐体1の内部前
側にはカセットステージ2が設けられ、該カセットステ
ージ2の後方にはカセットローダ3が設けられている。
又、該カセットローダ3の後方にはカセットストッカ4
が設けられると共に該カセットストッカ4の上方にはバ
ッファカセットストッカ5が設けられ、前記カセットス
トッカ4の後方にはウェーハ移載機6が設けられてい
る。更に、前記筐体1の後側上部には反応炉7が設けら
れ、該反応炉7には下方から図示しないボートエレベー
タによりウェーハ8が水平姿勢で装填されたボート9が
装入可能となっている。
【0005】前記ウェーハ8を装填したウェーハカセッ
ト10は外部の自動搬送装置(図示せず)により前記筐
体1の前面に設けられたカセット搬入搬出口11を介し
て前記カセットステージ2に載置される。前記カセット
ローダ3は前記ウェーハカセット10を水平軸を中心に
90度回転させ、横行動、昇降動の協働で前記カセット
ストッカ4、バッファカセットストッカ5の所要位置に
移載する。
【0006】前記ウェーハ移載機6は前記カセットスト
ッカ4の前記ウェーハカセット10から前記ウェーハ8
を受載し、昇降動、回転動、水平動の協働で前記ボート
9へ移載し、該ボート9に前記ウェーハ8を水平姿勢で
多段に装填する。
【0007】図示しないボートエレベータにより前記ボ
ート9を前記反応炉7内に装入し、前記ウェーハ8に成
膜処理を行った後、再び前記ボートエレベータ(図示せ
ず)により前記ボート9を降下させ前記反応炉7より引
出す。
【0008】前記ウェーハ移載機6は降下状態の前記ボ
ート9から前記カセットストッカ4の前記ウェーハカセ
ット10へ処理済みの前記ウェーハ8を移載する。
【0009】処理済みの前記ウェーハ8が装填された前
記ウェーハカセット10は前記カセットローダ3等によ
り前述した手順と逆の手順で外部に搬出される。
【0010】次に図8及び図9に於いて前記カセットス
テージ2及び該カセットステージ2の位置出し機構を説
明する。
【0011】前記カセットステージ2は水平移動可能な
ステージ架台12の上部にステージ13が設けられた構
成を成し、該ステージ13には前記ウェーハカセット1
0が載置可能となっている。
【0012】前記ステージ架台12は前面、上面が開放
された縦長の箱状であり、長方形状の底板14と該底板
14の両端に固着された右側板15、左側板16と、該
右側板15、左側板16の後方側の各下端部間を連結す
る幅木板17と、前記右側板15、左側板16の後方側
の各上端部間を連結する背板18を有している。
【0013】前記右側板15、左側板16の外面下部に
はそれぞれ右水平板19、左水平板20が外側方向へ水
平に突設され、該右水平板19、左水平板20にはそれ
ぞれ上下方向調整ボルト21が前後に2個宛上方から螺
合している。該各上下方向調整ボルト21は6角の頭部
22を有すると共に同心に通孔23が穿設され、該通孔
23に固定ボルト24が挿通する。
【0014】前記右水平板19、左水平板20の下側に
右車輪台板25、左車輪台板26が配設され、該右車輪
台板25、左車輪台板26は前記上下方向調整ボルト2
1の下端に当接すると共に前記固定ボルト24が螺合し
ている。前記右車輪台板25、左車輪台板26の下面に
はそれぞれ車輪27が2個宛設けられている。
【0015】前記右側板15、左側板16の上端にはそ
れぞれ右ステージ受28、左ステージ受29が設けられ
ている。前記右側板15、左側板16の上部後方側には
それぞれ鉛直片30が鉛直面を形成する様固着されてい
る。前記各鉛直片30にはそれぞれ丸孔31が穿設さ
れ、前記各鉛直片30の後面には前記丸孔31を閉塞可
能に補助プレート32が固着される。又、前記丸孔31
には前後方向調整ボルト33が遊挿し、該前後方向調整
ボルト33は前記補助プレート32に前方から螺合す
る。
【0016】前記前後方向調整ボルト33は前記上下方
向調整ボルト21と同様な構成を成し、前記前後方向調
整ボルト33の通孔34には固定ボルト35が挿通し、
該固定ボルト35は前記筐体1の固定部材(図示せず)
に螺着する。
【0017】前記幅木板17の所要位置には切欠部36
が形成され、前記幅木板17の後面には前記切欠部36
を閉塞する様に補助プレート37が固着される。又、前
記切欠部36には前記前後方向調整ボルト33が挿通可
能であり、該前後方向調整ボルト33は前記補助プレー
ト37に前方から螺合する。前記前後方向調整ボルト3
3の通孔34には前記固定ボルト35が挿通し、該固定
ボルト35は前記筐体1の固定部材(図示せず)に螺着
する。
【0018】又、前記背板18の前面両端部分にはそれ
ぞれオリフラ合せ機38が昇降可能に設けられ、該オリ
フラ合せ機38の上端部にはウェーハカセット内のウェ
ーハとウェーハとの間に挿入可能な多数のウェーハ検知
センサ39が櫛歯状に植設されている。
【0019】前記カセットステージ2の位置出し及び着
脱手順を説明する。
【0020】前記カセットステージ2を筐体1内にセッ
トし、前記カセットステージ2の上下方向の位置決めを
する。前記固定ボルト24を緩めておき、前記各上下方
向調整ボルト21を回転させ、該各上下方向調整ボルト
21の前記右水平板19、左水平板20から下方への突
出長を変化させる。前記右水平板19と前記右車輪台板
25間及び前記左水平板20と前記左車輪台板26間の
上下方向の隙間を変化させ、前記ステージ13を水平に
する。前記固定ボルト24を締付け、前記ステージ架台
12に前記右車輪台板25、左車輪台板26を固定す
る。
【0021】次に水平方向の位置決めを行う。
【0022】前記補助プレート32と鉛直片30及び前
記補助プレート37と前記幅木板17とを軽く止めてお
き、前記各補助プレート32,37の位置調整をして、
前記各固定ボルト35を前記筐体1の固定部材に仮止め
する。3箇所の前記前後方向調整ボルト33を回して前
記筐体1の固定部材に対する前記ステージ架台12の前
後方向の位置、平行を合せる。前記ステージ架台12の
左右方向の位置合せは、手作業で前記ステージ架台12
を左右に変化させる。前記補助プレート32を前記鉛直
片30に、又、前記補助プレート37を前記幅木17に
固着する。前後、平行、左右の位置合せが終わると最後
に前記各固定ボルト35を締付け固定する。
【0023】又、前記カセットステージ2を前記筐体1
の固定部材から取外すには、前記各固定ボルト35を回
転させ、前記筐体1の固定部材より抜脱し、前記カセッ
トステージ2を移動させる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の位置出
し機構では、メンテナンス等で前記カセットステージ2
を着脱する時に前記固定ボルト35を回転させると、前
記前後方向調整ボルト33が一緒に回転し、前記カセッ
トステージ2を前記筐体1の固定部材に取付ける度に該
カセットステージ2の位置出しを行う必要があった。
又、前記前後方向調整ボルト33の回転操作や前記固定
ボルト35の着脱にはレンチ等の工具が必要であり、前
記カセットステージ2の位置出しや着脱作業が容易では
なかった。更に、左右方向の位置出しをする機構はな
く、左右方向の位置出しは前記カセットステージ2を微
妙に移動させながら行っており、作業者の勘に頼るもの
であった。従って、前記カセットステージ2の着脱作業
は煩雑で多くの時間を要し、メンテナンスコスト等コス
トが増大していた。
【0025】本発明は斯かる実情に鑑み、前記カセット
ステージ2の着脱作業を簡素化すると共にコストの低減
化を図るものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行可能な走
行台車が前後方向に位置調整可能なアジャストバーを有
し、該アジャストバーに固定手段を介して筐体の固定ユ
ニットに着脱可能である位置出し機構に係り、アジャス
トバーにより走行台車の前後方向の位置調整を行うと共
に該走行台車を固定手段により筐体の固定ユニットに着
脱する。又、走行可能な走行台車と、該走行台車に高さ
位置を調整する位置調整手段を介して設けられたステー
ジ架台と、該ステージ架台に傾斜調整可能に設けられた
ステージと、筐体に左右方向に掛渡して設けられた固定
ユニットと、該固定ユニットと前記走行台車との間に設
けられた左右方向の位置を調整する位置調整手段と、前
後方向の位置を調整する位置調整手段を介して前記台車
に取付けられたアジャストバーと、該アジャストバーと
前記固定ユニット間に設けられた固定手段とを具備する
位置出し機構に係り、ステージ架台の高さ位置を調整す
ると共にステージの傾斜を調整し、前記走行台車の前記
固定ユニットに対する左右方向及び前後方向の位置調整
を行い、前記走行台車を固定手段により前記固定ユニッ
トに着脱する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照しつつ本
発明の実施の形態を説明する。
【0028】カセットステージ45は水平移動可能な台
車46と、該台車46に上下方向に調整可能に設けられ
たステージ架台47と、該ステージ架台47に傾斜調整
可能に設けられた2組のステージ48とで構成され、該
ステージ48にはカセット収納ラック(図示せず)を介
してウェーハカセット(図示せず)が乗載可能になって
いる。
【0029】前記カセットステージ45は筐体49内に
収納可能であり、前記台車46は前記筐体49内の固定
ユニット50に着脱可能であると共に前後方向の位置調
整が可能となっている。
【0030】先ず、前記台車46を説明する。
【0031】断面がコの字状の2本の主部材51の両端
部に前端部連結材52、後端部連結材53が矩形を成す
様に連結されている。前記各主部材51の下面にはそれ
ぞれ複数個(図示では2個)の車輪54が鉛直軸心を中
心に回動自在に設けられている。
【0032】前記左右の主部材51にはそれぞれ前端縁
部に第1平板55が立設されると共に中央部に前記第1
平板55と平行に第2平板56が立設されている。逆L
字型のステージ架台受材57が前記各第1平板55と前
記各第2平板56の上端に掛渡って固着されている。
【0033】又、前記各第2平板56の前方にはアジャ
ストバー58が設けられ、該アジャストバー58は上端
部及び下端部が前方へ屈曲し断面がコの字状を成し、中
央部分には長方形状の開口部59が穿設されている。前
記アジャストバー58の左右両端部の後面にはそれぞれ
補強プレート60が固着され、該補強プレート60には
前方から前後方向調整ボルト61が螺通している。該前
後方向調整ボルト61は6角の頭部62と該頭部62に
連続する螺子部63とから成り、同心に通孔64が穿設
されている。該通孔64に固定ボルト65が挿通し、該
固定ボルト65が前記第2平板56に螺合し、前記アジ
ャストバー58が前記第2平板56に固定される様にな
っている。
【0034】前記アジャストバー58の前記各前後方向
調整ボルト61より内側にそれぞれ位置出し孔66が穿
設されていると共に該各位置出し孔66より内側にそれ
ぞれラッチハンドル67が設けられている。
【0035】該各ラッチハンドル67は平板形状の摘み
部68と、該摘み部68に連続する螺子部70とを有
し、該螺子部70の先端部71は基端部72より細い径
となっている。該基端部72には第1ナット73が螺合
し、該第1ナット73と前記摘み部68とで前記アジャ
ストバー58を挾持し、前記ラッチハンドル67は前記
アジャストバー58に回転可能に取付けられている。前
記先端部71には2個の第2ナット74,74が螺合
し、該2個の第2ナット74,74により係止金具75
が挾持されている。該係止金具75は帯状の薄片を相反
する方向に2回直角に屈曲したクランク状である。
【0036】次にステージ架台47を説明する。
【0037】該ステージ架台47は断面がL字型のアン
グル部材79により直方体形状に形成され、前側上辺部
分及び後側上辺部分に位置する前記アングル部材79の
中央部分には断面がT字型のステージ受材80が渡設さ
れている。
【0038】両側下辺部分に配設された前記各アングル
部材79の両端には上方から第1上下方向調整ボルト8
1がそれぞれ所要数(図示では2個)ずつ螺合し、該第
1上下方向調整ボルト81は前記前後方向調整ボルト6
1と同等の構成を成している。前記第1上下方向調整ボ
ルト81に固定ボルト82が挿通し、該固定ボルト82
が前記ステージ架台受材57に螺合し、前記ステージ架
台47が前記台車46に固定される様になっている。
【0039】又、両側上辺部分に配設された前記各アン
グル部材79には下方から第2上下方向調整ボルト83
がそれぞれ所要数(図示では2個)ずつ螺合している。
該第2上下方向調整ボルト83は前記前後方向調整ボル
ト61と同等の構成を成し、固定ボルト84が挿通可能
になっている。
【0040】次に、前記ステージ48を説明する。
【0041】該ステージ48は2分割されており、それ
ぞれ略正方形の平板状を成している。該各ステージ48
の下面にはピボット軸85が突設され、該ピボット軸8
5は前記アングル部材79に設けられたピボット受け8
6に回転自在に嵌合している。前記各ステージ48の前
記ピボット軸85を頂点とする3角形の他の頂点に前記
固定ボルト84が螺合し、前記各ステージ48は前記第
2上下方向調整ボルト83により傾斜調整可能であると
共に前記固定ボルト84により前記ステージ架台47に
固着される。
【0042】次に、前記固定ユニット50を説明する。
【0043】前記筐体49内の下部には前面に対して平
行な固定部材87が配設されている。断面がコの字状の
該固定部材87はL字型の連結具88を介して両端部が
前記筐体49に固着されている。前記固定部材87の中
央部分には縦長長円形状の長孔89が左右対称に2個穿
設されている。
【0044】前記固定部材87の前面には上端部及び下
端部が前方へ屈曲し断面がコの字状の固定ベース90が
設けられ、該固定ベース90を前方からボルト91が貫
通している。該ボルト91は前記長孔89を所定レベル
で挿通し、前記固定部材87の中央部後面に当接された
平板形状のナットプレート92に螺合し、前記固定ベー
ス90は前記固定部材87に取付けられている。而し
て、前記ボルト91の前記長孔89を挿通するレベルを
調整することにより、前記固定ベース90の取付高さの
調整が可能となっている。
【0045】前記固定ベース90の左右両端部前面には
それぞれ鉤受片93が固着され、該各鉤受片93の前記
ラッチハンドル67に対向する位置にはそれぞれ内側よ
り矩形の欠切部94が左右対称に切欠されている。該欠
切部94は前記係止金具75を内側に向けた状態でのみ
前記螺子部70が挿通可能な形状となっている。又、前
記鉤受片93には位置決めピン96が突設され、該位置
決めピン96は前記位置出し孔66に嵌脱可能となって
いる。而して、前記位置決めピン96を前記位置出し孔
66に嵌合させると、前記係止金具75を内側に向けた
状態の前記螺子部70が前記欠切部94を挿通し、更に
前記摘み部68を90度回転させると前記係止金具75
が前記鉤受片93に係止し、前記アジャストバー58が
前記固定ベース90に固定される様になっている。
【0046】前記固定部材87の両端部前面にはそれぞ
れL字型の補助部材97がボルト98により鉛直方向に
固着されている。前記各補助部材97にはそれぞれ外側
方向から垂直に左右方向調整ボルト99が螺合し、該左
右方向調整ボルト99は前記前後方向調整ボルト61と
同等の構成を成している。前記左右方向調整ボルト99
に固定ボルト100が挿通し、該固定ボルト100が前
記ステージ架台受材57に螺合し、前記カセットステー
ジ45は前記固定ユニット50に固定可能となってい
る。又、前記左右方向調整ボルト99にはロックナット
101が螺合している。
【0047】以下、前記カセットステージ45の位置出
し及び着脱手順を説明する。
【0048】前記各第1上下方向調整ボルト81を回転
させ、該第1上下方向調整ボルト81の下端部の前記両
側下辺部分のアングル部材79からの突出長を変化させ
る。前記ステージ48が略水平と成る様、前記ステージ
架台受材57と前記アングル部材79間の上下方向の隙
間を変化させる。前記固定ボルト82を前記第1上下方
向調整ボルト81に挿通し前記ステージ架台受材57に
螺合させ締付け、前記ステージ架台47を前記台車46
に固定する。
【0049】前記固定ボルト84を緩め、前記各第2上
下方向調整ボルト83を回転させ、該各第2上下方向調
整ボルト83の上端部の前記両側上辺部分のアングル部
材79からの突出長を変化させる。前記各第2上下方向
調整ボルト83の上端で前記ステージ48の下面を押圧
し、前記ピボット受け86を支点に前記ステージ48を
傾動させ傾斜を調整し、該各ステージ48を水平にす
る。前記固定ボルト84を締付け、前記ステージ48を
前記ステージ架台47に固定する。
【0050】前記各位置決めピン96を前記各位置出し
孔66に嵌合させると共に前記係止金具75を内側に向
けた状態の前記ラッチハンドル67の前記螺子部70を
前記欠切部94に挿通する。前記開口部59に前方から
作業者の手等を挿通させ、前記ラッチハンドル67を9
0度回転させる。前記係止金具75は前記鉤受片93に
係止し、前記固定ベース90は前記アジャストバー58
に固定される。前記ボルト91により前記固定ベース9
0を前記ナットプレート92に仮止めすると共に前記固
定ボルト65により前記アジャストバー58を前記第2
平板56に仮止めする。
【0051】前記各前後方向調整ボルト61を回転さ
せ、前記螺子部63の前記補強プレート60より後方へ
の突出長を変化させる。前記固定ボルト100が前記ス
テージ架台受材57の側面に螺合可能になる様、前記補
強プレート60と前記第2平板56間の前後方向の隙間
を変化させ、前記カセットステージ45の前後方向の位
置出しを行う。前記ボルト91を前記ナットプレート9
2に締付けると共に前記固定ボルト65を前記第2平板
56に締付け、該第2平板56に前記アジャストバー5
8を固着する。
【0052】更に、前記各左右方向調整ボルト99を回
転させ、該左右方向調整ボルト99の前記補助部材97
から内側への突出長を変化させる。左右方向の位置出し
が完了すると、前記ロックナット101を締込み、前記
左右方向調整ボルト99を固定し、前記固定ボルト10
0を締付けて前記ステージ架台受材57を前記固定ユニ
ット50に固定する。
【0053】前記カセットステージ45を前記固定ユニ
ット50から取外すには前記固定ボルト100を取外
し、前記ラッチハンドル67を回転させ、前記係止金具
75と前記鉤受板93との係止状態を解除する。前記ア
ジャストバー58と前記台車46とは一体であり、該台
車46は前記アジャストバー58と前記固定ベース90
との間で切離される。
【0054】更に、前記カセットステージ45を前記固
定ユニット50に再度取付けるには、前記ステージ架台
受材57を前記左右方向調整ボルト99の先端部に当接
させると共に前記位置決めピン96を前記位置出し孔6
6に嵌合させる。前記ラッチハンドル67を回転し、前
記係止金具75を前記鉤受板93に係止させた後、前記
固定ボルト100を前記ステージ架台受材57に締付け
る。而して、前記カセットステージ45を前記固定ユニ
ット50から取外した後、再度前記固定ユニット50に
取付ける迄の一連の工程に於いて、前記左右方向調整ボ
ルト99は前記ロックナット101により前記補助部材
97に締込み固定されているので、前記左右方向調整ボ
ルト99の先端部の前記補助部材97からの突出長が変
化することはない。又、前記ラッチハンドル67の回転
操作時に、前記前後方向調整ボルト61に触れることが
ないので、前記先端部63の前記補強プレート60から
の突出長が変化することもない。従って、最初に行った
位置出しがずれることはなく、後に再度位置出しをする
必要はない。
【0055】尚、上記実施の形態に於いては、前記ラッ
チハンドル67が用いられているが、該ラッチハンドル
の代わりにボルト等他の固定手段を用いてもよい。
【0056】又上記実施の形態に於いては、前記位置決
めピン96を前記固定ユニット50側に設け、前記位置
出し孔66を前記アジャストバー58に設けているが、
前記位置決めピン96を前記アジャストバー58に設
け、前記位置出し孔66を前記固定ユニット側に設けて
もよい。
【0057】上述した如く本発明は、前記固定ユニット
が筐体の左右に掛渡って設けられ、前記走行台車と前記
固定ユニットとの間に左右方向の位置を調整する位置調
整手段が設けられた構成を有し、前記走行台車の前記固
定ユニットに対する左右方向の位置調整を行う。又、前
記固定ユニットが取付高さ調整可能な固定ベースを有
し、前記アジャストバーが前記固定ベースに着脱される
構成を有し、固定ベースの取付高さを調整し、前記アジ
ャストバーを前記固定ベースに着脱する。更に、前記固
定ユニットと前記アジャストバーとの間に位置決めピン
を設けた構成を有し、位置決めピンにより前記走行台車
の左右方向の位置調整を行う。更に又、前記ステージが
2分割され、該分割された各ステージが独立して傾斜調
整可能な構成を有し、前記各ステージの傾斜をそれぞれ
調整し、該各ステージを水平にする。従って、固定ユニ
ットが取付位置調整可能な固定ベースを有している場合
には、前記固定ユニットと前記アジャストバー間の位置
合せが容易となり、該アジャストバーの前記固定ユニッ
トへの着脱作業が容易となる。又、前記固定ベースと前
記アジャストバーとの間に位置出しピンを設けた場合に
は、左右方向の位置出し作業が容易となる。更に、前記
ステージが2分割されている場合には、該各ステージが
独立して傾斜調整可能であり、該各ステージに対して動
作する他のユニット、例えば搬送機等に対する位置合せ
が容易となる。
【0058】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、前後方
向の位置調整手段と固定手段とがそれぞれ別々に設けら
れている為、カセットステージの取外し時や再取付時に
前後方向位置出し手段の設定位置がずれることがなく、
前記前後方向位置出し手段を再設定する手間を省略する
ことができる。又、左右方向の位置調整手段が設けられ
ている場合には、左右方向の位置出しが容易となる。更
に、台車とステージ架台との間に高さ位置調整手段を設
けると共に該ステージ架台に傾斜調整可能にステージを
設けた場合には、前記ステージの傾斜の微調整が容易に
なり、該ステージの上下方向の位置出し作業が容易とな
る。
【0059】従って、作業の効率化が図れると共にメン
テナンスコスト等コストの削減が図れる等種々の優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図2のD−D矢視図
である。
【図2】同前実施の形態を示す図1のA−A矢視図であ
る。
【図3】同前実施の形態を示す図1のB−B矢視図であ
る。
【図4】同前実施の形態を示す図1のC部拡大図であ
る。
【図5】同前実施の形態を示す図2のE部拡大図であ
る。
【図6】同前実施の形態を示す図3のF部拡大図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態に於けるアジャストバーと
固定ベースを示す斜視図である。
【図8】半導体製造装置の概略を示す説明図である。
【図9】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
45 カセットステージ 46 台車 47 ステージ架台 48 ステージ 49 筐体 50 固定ユニット 58 アジャストバー 61 前後方向調整ボルト 65 固定ボルト 66 位置出し孔 67 ラッチハンドル 81 第1上下方向調整ボルト 82 固定ボルト 83 第2上下方向調整ボルト 84 固定ボルト 85 ピボット軸 90 固定ベース 96 位置決めピン 99 左右方向調整ボルト 100 固定ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な走行台車が前後方向に位置調
    整可能なアジャストバーを有し、該アジャストバーに固
    定手段を介して筐体の固定ユニットに着脱可能であるこ
    とを特徴とする位置出し機構。
  2. 【請求項2】 走行可能な走行台車と、該走行台車に高
    さ位置を調整する位置調整手段を介して設けられたステ
    ージ架台と、該ステージ架台に傾斜調整可能に設けられ
    たステージと、筐体に左右方向に掛渡して設けられた固
    定ユニットと、該固定ユニットと前記走行台車との間に
    設けられた左右方向の位置を調整する位置調整手段と、
    前後方向の位置を調整する位置調整手段を介して前記台
    車に取付けられたアジャストバーと、該アジャストバー
    と前記固定ユニット間に設けられた固定手段とを具備す
    る請求項1の位置出し機構。
JP6434398A 1998-02-27 1998-02-27 位置出し機構 Pending JPH11251396A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002313873A (ja) * 2001-04-17 2002-10-25 Daihen Corp 搬送ロボット移転対応型搬送装置及び搬送ロボット移転方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4633294B2 (ja) * 2001-04-17 2011-02-16 株式会社ダイヘン 搬送ロボット移転対応型搬送装置及び搬送ロボット移転方法

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