JPH11251184A - 巻回型フィルムコンデンサ - Google Patents
巻回型フィルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPH11251184A JPH11251184A JP6762198A JP6762198A JPH11251184A JP H11251184 A JPH11251184 A JP H11251184A JP 6762198 A JP6762198 A JP 6762198A JP 6762198 A JP6762198 A JP 6762198A JP H11251184 A JPH11251184 A JP H11251184A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- film capacitor
- thin
- wound
- dielectric layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Printing Methods (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フィルムコンデンサ素子の側面をメタリコン等
処理し、大電流に耐えると共に小型軽量化を図り、更に
量産に富み高電圧性の用途にも適用される巻回型フィル
ムコンデンサを提供する。 【解決手段】薄膜状の誘電体層4aと4bの間にアルミ
箔(金属層)5a,5bを介在させ、更に上記薄膜状の
誘電体層4bの上面に蒸着金属(金属層)5cを重層し
てなり、この重層体を巻回構成する。そして上記金属層
5a,5bの各両端を延長し押し潰し面に電極を構成す
る。また、上記重層体を巻回構成したフィルムコンデン
サ素子の両側にメタリコン処理したことを特徴とする。
処理し、大電流に耐えると共に小型軽量化を図り、更に
量産に富み高電圧性の用途にも適用される巻回型フィル
ムコンデンサを提供する。 【解決手段】薄膜状の誘電体層4aと4bの間にアルミ
箔(金属層)5a,5bを介在させ、更に上記薄膜状の
誘電体層4bの上面に蒸着金属(金属層)5cを重層し
てなり、この重層体を巻回構成する。そして上記金属層
5a,5bの各両端を延長し押し潰し面に電極を構成す
る。また、上記重層体を巻回構成したフィルムコンデン
サ素子の両側にメタリコン処理したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車電装品
に使用される高電圧用途巻回型フィルムコンデンサに係
り、誘電体層及び金属層を重層し、それに巻回構成して
なる巻回型フィルムコンデンサに関するものである。
に使用される高電圧用途巻回型フィルムコンデンサに係
り、誘電体層及び金属層を重層し、それに巻回構成して
なる巻回型フィルムコンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は図4に示すように、誘電体フィル
ムと電極箔2を重層し巻回して誘電体フィルム1より幅
の狭い箔を用い、リード板をはさみ込んで外部リードと
接続する場合と、対極となるアルミ箔をそれぞれ素子の
左右に延長して、これに外部リード線3を溶接、かしめ
などで接続する構成であった。
ムと電極箔2を重層し巻回して誘電体フィルム1より幅
の狭い箔を用い、リード板をはさみ込んで外部リードと
接続する場合と、対極となるアルミ箔をそれぞれ素子の
左右に延長して、これに外部リード線3を溶接、かしめ
などで接続する構成であった。
【0003】而して、高電圧、大電流用途には、従来の
材料の構成では電極部の接続に難点が多かった。
材料の構成では電極部の接続に難点が多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】叙上した従来の技術に
於けるフィルムコンデンサはその端子間に大電流が通電
したときコンデンサ電極部が発熱を帯び破壊することが
あった。
於けるフィルムコンデンサはその端子間に大電流が通電
したときコンデンサ電極部が発熱を帯び破壊することが
あった。
【0005】本発明は従来の技術の問題点を解決すべく
発明したものであり、小型軽量で簡単な構成で成立する
と共に耐電流性や耐電圧性を有し、量産性の良い巻回型
フィルムコンデンサを提供しようとするものである。
発明したものであり、小型軽量で簡単な構成で成立する
と共に耐電流性や耐電圧性を有し、量産性の良い巻回型
フィルムコンデンサを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、薄膜状の誘電体層とこれに重層した薄膜状の金属
層の組を所望数重層し、この重層体を巻回したフィルム
コンデンサ素子に於いて、該フィルムコンデンサ素子の
一方及び他方の箔を延長し押し潰し面に電極を構成した
ことを特徴とする巻回型フィルムコンデンサを提供する
ものである。
れば、薄膜状の誘電体層とこれに重層した薄膜状の金属
層の組を所望数重層し、この重層体を巻回したフィルム
コンデンサ素子に於いて、該フィルムコンデンサ素子の
一方及び他方の箔を延長し押し潰し面に電極を構成した
ことを特徴とする巻回型フィルムコンデンサを提供する
ものである。
【0007】請求項2記載の発明によれば、前記一方の
組の誘電体層と金属層の組は蒸着フィルムの組又はフィ
ルムとアルミ箔の組でなることを特徴とする請求項1記
載の巻回型フィルムコンデンサを提供するものである。
組の誘電体層と金属層の組は蒸着フィルムの組又はフィ
ルムとアルミ箔の組でなることを特徴とする請求項1記
載の巻回型フィルムコンデンサを提供するものである。
【0008】請求項3記載の発明によれば、薄膜状の誘
電体層とこれに重層した薄膜状の金属層の組を所望数重
層し、この重層体を巻回したフィルムコンデンサ素子に
於いて、該フィルムコンデンサ素子の一方及び他方の箔
にメタリコンを形成したことを特徴とする巻回型フィル
ムコンデンサを提供するものである。
電体層とこれに重層した薄膜状の金属層の組を所望数重
層し、この重層体を巻回したフィルムコンデンサ素子に
於いて、該フィルムコンデンサ素子の一方及び他方の箔
にメタリコンを形成したことを特徴とする巻回型フィル
ムコンデンサを提供するものである。
【0009】請求項4記載の発明によれば、前記一方の
組の誘電体層と金属層の組は、蒸着フィルムの組又はフ
ィルムとアルミ箔の組でなることを特徴とする請求項1
又は3記載の巻回型フィルムコンデンサを提供するもの
である。
組の誘電体層と金属層の組は、蒸着フィルムの組又はフ
ィルムとアルミ箔の組でなることを特徴とする請求項1
又は3記載の巻回型フィルムコンデンサを提供するもの
である。
【0010】請求項5記載の発明によれば、前記誘電体
層と金属層の組の一方の略中央に隙間を設けたことを特
徴とする請求項1又は3記載の巻回型フィルムコンデン
サを提供するものである。
層と金属層の組の一方の略中央に隙間を設けたことを特
徴とする請求項1又は3記載の巻回型フィルムコンデン
サを提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は薄膜状の誘電体層4a,
4bと薄膜状の金属層5a,5b,5cを重層し、フィ
ルム巻取機(図示せず)等で図1に示すように巻回工程
を経た後、円筒状のフィルムコンデンサ素子6をプレス
P1し、扁平体に整形し、該フィルムコンデンサ素子6
の金属層5a,5bの延長部を押し潰しリード端子を接
続し、該フィルムコンデンサ素子6の表面を樹脂で外装
した構成でなるものである。以下、実施例1及び実施例
2に基づき本発明を詳細に説明する。
4bと薄膜状の金属層5a,5b,5cを重層し、フィ
ルム巻取機(図示せず)等で図1に示すように巻回工程
を経た後、円筒状のフィルムコンデンサ素子6をプレス
P1し、扁平体に整形し、該フィルムコンデンサ素子6
の金属層5a,5bの延長部を押し潰しリード端子を接
続し、該フィルムコンデンサ素子6の表面を樹脂で外装
した構成でなるものである。以下、実施例1及び実施例
2に基づき本発明を詳細に説明する。
【0012】
【実施例1】図1に於いて、4a,4bは極めて薄く形
成した薄膜状の2つの誘電体層であり、対向して配置し
ている。この2つの誘電体層4a,4b間に金属層、例
えばアルミ箔5a,5bを介在させている。このアルミ
箔5a,5bは例えば厚さが5[μm]程度の極めて薄
い箔で成っている。
成した薄膜状の2つの誘電体層であり、対向して配置し
ている。この2つの誘電体層4a,4b間に金属層、例
えばアルミ箔5a,5bを介在させている。このアルミ
箔5a,5bは例えば厚さが5[μm]程度の極めて薄
い箔で成っている。
【0013】上記アルミ箔5a,5bの相互間は、例え
ば4[mm]の幅の隙間Sを有し、コンデンサ2個のシ
リース回路を形成する。この隙間Sは各重層部に順次、
間欠的に配置することにより2個以上のコンデンサのシ
リース回路を形成することができる。
ば4[mm]の幅の隙間Sを有し、コンデンサ2個のシ
リース回路を形成する。この隙間Sは各重層部に順次、
間欠的に配置することにより2個以上のコンデンサのシ
リース回路を形成することができる。
【0014】前記薄膜状の誘電体層4aの上面には蒸着
した金属層例えば蒸着した金属蒸着膜5cを重層してい
る。この金属蒸着膜5cは厚さが極力薄く形成してお
り、例えば0.02[μm]が望ましい。
した金属層例えば蒸着した金属蒸着膜5cを重層してい
る。この金属蒸着膜5cは厚さが極力薄く形成してお
り、例えば0.02[μm]が望ましい。
【0015】上記のように、薄膜状の誘電体層4a、非
蒸着のアルミ箔(金属層)5a,5b、薄膜状の誘電体
層4b、金属蒸着膜(金属層)5cを重層することによ
り一組の重層体を構成する。これを巻取機等により巻回
工程を行なう。そして、前記説明したように、巻回工程
終了後にフィルムコンデンサ素子6の上下方向からプレ
ス加工し、全体を扁平に整形する。
蒸着のアルミ箔(金属層)5a,5b、薄膜状の誘電体
層4b、金属蒸着膜(金属層)5cを重層することによ
り一組の重層体を構成する。これを巻取機等により巻回
工程を行なう。そして、前記説明したように、巻回工程
終了後にフィルムコンデンサ素子6の上下方向からプレ
ス加工し、全体を扁平に整形する。
【0016】而して、図2に示すように、フィルムコン
デンサ素子6の一方及び他方の箔をプレス機等によりP
2,P3方向に押し潰し面A1,A2を形成する。そし
て、該両側の押し潰し面A1,A2に於けるリード端子
7a,7bを接続する。更に前記フィルムコンデンサ素
子6の表面を樹脂で外装することは前記したとおりであ
る。
デンサ素子6の一方及び他方の箔をプレス機等によりP
2,P3方向に押し潰し面A1,A2を形成する。そし
て、該両側の押し潰し面A1,A2に於けるリード端子
7a,7bを接続する。更に前記フィルムコンデンサ素
子6の表面を樹脂で外装することは前記したとおりであ
る。
【0017】実施例1によれば、フィルムコンデンサ素
子6の両箔を押し潰し面A1,A2を形成したので、ア
ルミ箔(金属層)5a,5bの各重層間が緊密となり、
接触抵抗が少なくなる。
子6の両箔を押し潰し面A1,A2を形成したので、ア
ルミ箔(金属層)5a,5bの各重層間が緊密となり、
接触抵抗が少なくなる。
【0018】また、上記構成に於いて、金属層5cを蒸
着とした場合、実験によれば約5[KV]/12[μ
m](シリーズ0.1μF)を有するフィルムコンデン
サを製作できた。
着とした場合、実験によれば約5[KV]/12[μ
m](シリーズ0.1μF)を有するフィルムコンデン
サを製作できた。
【0019】従って、本発明は、高電圧の用途に応じて
金属層5a,5b又は金属層5cを蒸着又は非蒸着する
ことにより、容易に各用途のフィルムコンデンサを製作
することができる。また、上記金属層5a,5b又は金
属層5cをアルミ以外の金属材料でも本発明に係るフィ
ルムコンデンサを製作できる。
金属層5a,5b又は金属層5cを蒸着又は非蒸着する
ことにより、容易に各用途のフィルムコンデンサを製作
することができる。また、上記金属層5a,5b又は金
属層5cをアルミ以外の金属材料でも本発明に係るフィ
ルムコンデンサを製作できる。
【0020】
【実施例2】図3は本発明の実施例2を示すものであ
る。実施例2のフィルムコンデンサの製作工程の概要は
実施例1と同一であるので、その相違点について説明す
る。尚、実施例1と同一構成を示す部分は同一符号を使
用する。
る。実施例2のフィルムコンデンサの製作工程の概要は
実施例1と同一であるので、その相違点について説明す
る。尚、実施例1と同一構成を示す部分は同一符号を使
用する。
【0021】フィルムコンデンサ素子6の一方の箔面A
1と他方の箔面A2に金属溶射する。これをいわゆるメ
タリコンM1,M2処理という。メタリコンM1,M2
の厚さは本実施例では約0.5[mm]程度であり、一
連のアルミ箔(金属層)5a,51a,52a,53a
の一端5aL,51aL,52aL,53aLをメタリ
コンM1により接続する。又、一連のアルミ箔(金属
層)5b,51b,52b,53bの一端5bR,51
bR,52bR,53bRをメタリコンM2により接続
する。更にメタリコンM1及びM2の一部にリード端子
7a,7bを接続する。
1と他方の箔面A2に金属溶射する。これをいわゆるメ
タリコンM1,M2処理という。メタリコンM1,M2
の厚さは本実施例では約0.5[mm]程度であり、一
連のアルミ箔(金属層)5a,51a,52a,53a
の一端5aL,51aL,52aL,53aLをメタリ
コンM1により接続する。又、一連のアルミ箔(金属
層)5b,51b,52b,53bの一端5bR,51
bR,52bR,53bRをメタリコンM2により接続
する。更にメタリコンM1及びM2の一部にリード端子
7a,7bを接続する。
【0022】尚、図2及び図3に示す巻回型フィルムコ
ンデンサの実施例は、何れも2個のコンデンサをシリー
スに接続した構成であり、1個のコンデンサのみを製作
する場合はアルミ箔(金属層)5aと5bとの隙間Sを
排除し、誘電体層と金属層を重層すればよい。
ンデンサの実施例は、何れも2個のコンデンサをシリー
スに接続した構成であり、1個のコンデンサのみを製作
する場合はアルミ箔(金属層)5aと5bとの隙間Sを
排除し、誘電体層と金属層を重層すればよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、薄膜状の誘電
体層とこれに重層した薄膜状の金属層の組を所望数重層
し、この重層体を巻回したフィルムコンデンサ素子に於
いて、該フィルムコンデンサ素子の一方及び他方の箔を
延長し押し潰し面に電極を構成したので、金属層の重層
間の緊密度が高くなり、接触抵抗を小さく誘電係数も小
さく押さえるフィルムコンデンサを提供できる。
体層とこれに重層した薄膜状の金属層の組を所望数重層
し、この重層体を巻回したフィルムコンデンサ素子に於
いて、該フィルムコンデンサ素子の一方及び他方の箔を
延長し押し潰し面に電極を構成したので、金属層の重層
間の緊密度が高くなり、接触抵抗を小さく誘電係数も小
さく押さえるフィルムコンデンサを提供できる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、前記一方の
組の誘電体と金属層の組は蒸着フィルムの組又はフィル
ムとアルミ箔の組でなるので、耐電圧の各種の用途に応
じたフィルムコンデンサを提供できる。
組の誘電体と金属層の組は蒸着フィルムの組又はフィル
ムとアルミ箔の組でなるので、耐電圧の各種の用途に応
じたフィルムコンデンサを提供できる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、薄膜状の誘
電体層とこれに重層した薄膜状の金属層の組を所望数重
層し、この重層体を巻回したフィルムコンデンサ素子に
於いて、該フィルムコンデンサ素子の一方及び他方の箔
にメタリコンを形成したので、接触抵抗を少なくし、発
熱現象を防止すると共に大電流(500[A])程度の
放熱を繰返しても耐えるフィルムコンデンサを提供でき
る。
電体層とこれに重層した薄膜状の金属層の組を所望数重
層し、この重層体を巻回したフィルムコンデンサ素子に
於いて、該フィルムコンデンサ素子の一方及び他方の箔
にメタリコンを形成したので、接触抵抗を少なくし、発
熱現象を防止すると共に大電流(500[A])程度の
放熱を繰返しても耐えるフィルムコンデンサを提供でき
る。
【0026】請求項4記載の発明によれば、前記金属層
の一組を薄膜状のアルミ箔又は蒸着金属としたので、小
型軽量化を図ると共に低損失、耐久性に富むフィルムコ
ンデンサを提供できる。
の一組を薄膜状のアルミ箔又は蒸着金属としたので、小
型軽量化を図ると共に低損失、耐久性に富むフィルムコ
ンデンサを提供できる。
【0027】請求項5記載の発明によれば、前記金属層
の組の一方の略中央に隙間を設けたので、2個以上のコ
ンデンサのシリース回路を容易に製作でき、コンデンサ
の耐電圧を実質的に高めることができる。
の組の一方の略中央に隙間を設けたので、2個以上のコ
ンデンサのシリース回路を容易に製作でき、コンデンサ
の耐電圧を実質的に高めることができる。
【図1】本発明に係る巻回型フィルムコンデンサの全体
概要を示す斜視図である。
概要を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1を示す巻回型フィルムコンデ
ンサの断面図である。
ンサの断面図である。
【図3】本発明の実施例2を示す巻回型フィルムコンデ
ンサの断面図である。
ンサの断面図である。
【図4】従来の技術に於けるフィルムコンデンサを示す
断面図である。
断面図である。
4a,4b 薄膜状の誘電体層 5a,5b アルミ箔(金属層) 5c 蒸着金属(金属層) 6 フィルムコンデンサ素子 7a,7b リード端子 A1,A2 フィルムコンデンサ素子の押し潰し面 M1,M2 メタリコン S アルミ箔の相互間隙
Claims (5)
- 【請求項1】 薄膜状の誘電体層とこれに重層した薄膜
状の金属層の組を所望数重層し、この重層体を巻回した
フィルムコンデンサ素子に於いて、 該フィルムコンデンサ素子の一方及び他方の箔を延長し
押し潰し面に電極を構成したことを特徴とする巻回型フ
ィルムコンデンサ。 - 【請求項2】 前記一方の組の誘電体層と金属層の組は
蒸着フィルムの組又はフィルムとアルミ箔の組でなるこ
とを特徴とする請求項1記載の巻回型フィルムコンデン
サ。 - 【請求項3】 薄膜状の誘電体層とこれに重層した薄膜
状の金属層の組を所望数重層し、この重層体を巻回した
フィルムコンデンサ素子に於いて、 該フィルムコンデンサ素子の一方及び他方の箔にメタリ
コンを形成したことを特徴とする巻回型フィルムコンデ
ンサ。 - 【請求項4】 前記一方の組の誘電体層と金属層の組
は、蒸着フィルムの組又はフィルムとアルミ箔の組でな
ることを特徴とする請求項1又は3記載の巻回型フィル
ムコンデンサ。 - 【請求項5】 前記誘電体層と金属層の組の一方の略中
央に隙間を設けたことを特徴とする請求項1又は3記載
の巻回型フィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06762198A JP3336523B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 巻回型フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06762198A JP3336523B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 巻回型フィルムコンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11251184A true JPH11251184A (ja) | 1999-09-17 |
JP3336523B2 JP3336523B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=13350242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06762198A Ceased JP3336523B2 (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 巻回型フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3336523B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-04 JP JP06762198A patent/JP3336523B2/ja not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3336523B2 (ja) | 2002-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6195249B1 (en) | Electronic component having gaps between conductive thin films | |
US3457478A (en) | Wound film capacitors | |
US3327184A (en) | Wound capacitor and method of making | |
JPH09199371A (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
JP3004000B2 (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
JPH11251184A (ja) | 巻回型フィルムコンデンサ | |
JP2001319826A (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
JPH08288171A (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
US20240355542A1 (en) | Capacitor having electrode structure of high voltage resistance for electric vehicles | |
JP2663270B2 (ja) | 共振器及びその製造方法 | |
JP2001126962A (ja) | 電気二重層コンデンサにおける電極巻回体の製造方法 | |
JPH09260209A (ja) | 電力用コンデンサ | |
JP2002110451A (ja) | 積層型電子部品およびその製法 | |
JPH031514A (ja) | ヒューズ付積層セラミックコンデンサ | |
US3263137A (en) | Electrolytic capacitor having filmed-electrode of spaced layers | |
JPH0364904A (ja) | 巻回形コンデンサ | |
JPS6029214B2 (ja) | 積層コンデンサの製造方法 | |
JP2865449B2 (ja) | フィルムコンデンサ | |
JPH06176978A (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JP2872743B2 (ja) | 固体電解コンデンサ | |
JPH02106913A (ja) | 積層フィルムコンデンサ及びその製造方法 | |
JPS63268218A (ja) | フイルムコンデンサ | |
JP2004087653A (ja) | 金属化フィルムコンデンサ | |
JPH0334523A (ja) | 複合部品 | |
JPH02222128A (ja) | コンデンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000808 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
RVOP | Cancellation by post-grant opposition |