JPH11250750A - チューブ状ケーブル製造装置 - Google Patents

チューブ状ケーブル製造装置

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Publication number
JPH11250750A
JPH11250750A JP5304698A JP5304698A JPH11250750A JP H11250750 A JPH11250750 A JP H11250750A JP 5304698 A JP5304698 A JP 5304698A JP 5304698 A JP5304698 A JP 5304698A JP H11250750 A JPH11250750 A JP H11250750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular cable
extruder
mandrel
sent
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5304698A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Horii
浩二 堀井
Fumikata Nakahigashi
文賢 中東
Yukio Nakahara
由紀夫 中原
Ryoichi Aida
亮一 会田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP5304698A priority Critical patent/JPH11250750A/ja
Publication of JPH11250750A publication Critical patent/JPH11250750A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】わずか1工程で且つダミーとなる資材を必要と
せずに高速で製造することが可能なチューブ状ケーブル
製造装置を提供すること。 【解決手段】線状体を送出す複数の送出機と、該複数の
送出機により送出された前記線状体に一括して被覆を施
す押出機と、該押出機より押出された中空円柱体を成形
冷却する成形冷却装置と、該成形冷却装置により冷却さ
れた前記中空円柱体を引取る回転型引取装置と、該回転
型引取装置により引取られた前記中空円柱体を巻取る回
転型巻取機とを具備したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線状体が織り込ま
れ内部が中空のチューブ状ケーブルの製造装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】チューブ状ケーブルは、内部が中空に成
っており、強度を持たせるため線状体が織り込まれてい
る。用途は感圧センサ等、各方面で様々な形態で使用さ
れている。
【0003】従来のチューブ状ケーブルの製造方法につ
いて、以下に説明する。
【0004】最初に撚り合わせ機により、用意した中心
棒の外周に線状体を介在と共に撚り合せる。中心棒と介
在は後で引き抜くダミーの資材であり、ある程度の強度
を有する円柱体であれば何れでも良い。中心棒の回りに
線状体と介在を共に撚り合わせることにより、線状体は
所定の位置に配置される。線状体と介在の数はそれぞれ
4であり、中心棒の回りには線状体と介在とが交互に配
置されることになる。
【0005】次に、押出し装置により、中心棒の回りに
撚り合わされた線状体と介在の上に絶縁体が一括して被
覆される。
【0006】最後に、抜き取り装置により、上記の中心
棒および介在が抜き取られチューブ状ケーブルが完成さ
れる。
【0007】以上の3工程は、それぞれ独立で行なわれ
る。なお、撚り合わせ機、押出し装置、抜き取り装置は
特別のものではなく、電線等を製造する普通の装置であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の、チューブ状ケ
ーブルの製造方法には以下の問題点があった。
【0009】製造するための工程数が3工程であるの
で、加工工数がかかり製作日数も多くを要していた。ま
たダミーの資材として中心棒および介在を必要とするの
で、無駄な資材が必要となり加工費が高く付いていた。
さらに撚り合わせ機を使用するため、生産速度が限られ
ていた。
【0010】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、1工程で且つダミーとなる資材を必要
とせず、高速で製造することが可能なチューブ状ケーブ
ル製造装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、線状体を送出す複数の送出機と、該複数の
送出機により送出された前記線状体に一括して被覆を施
す押出機と、該押出機より押出された中空円柱体を成形
冷却する成形冷却装置と、該成形冷却装置により冷却さ
れた前記中空円柱体を引取る回転型引取装置と、該回転
型引取装置により引取られた前記中空円柱体を巻取る回
転型巻取機とを具備したことを特徴とするチューブ状ケ
ーブル製造装置を採用した。
【0012】前記の押出機は、加圧装置が具備されて前
記線状体を一括して被覆する際に前記中空円柱体の中心
に圧力を印加するように構成した。
【0013】また、前記の押出機は、該押出機のクロス
ヘッドにマンドレが具備されて該マンドレルと前記回転
型引取機とにより前記中空円柱体に撚りが加えられるよ
うにした。
【0014】そして、前記のマンドレルは、前記線状体
が収まり右回りで進むように螺旋状の溝を設けた。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のチューブ状ケー
ブル製造装置の一実施例を示した平面構成図である。製
造装置は、4台の送出機1と、押出機2と、成形冷却装
置3と、回転型引取機4と、回転型巻取機5とから構成
されている。4台の送出機1には、それぞれ線状体が巻
かれており、製造時には撚り返されながら送り出され
る。
【0016】図2は、図1の要部拡大断面図である。チ
ューブ状ケーブルを構成するのに必要な線状体10は、
前述のようにそれぞれ撚り返されながら送出機1により
送り出され、押出機2のクロスヘッド7に到達する。ク
ロスヘッド7の内部にはマンドレル9が具備されてお
り、このマンドレル9により、4本の線状体10は所定
の位置関係に保たれる。クロスヘッド7内部では、4本
の線状体10はその位置関係が保たれたまま、外周に一
括して絶縁体8が押出されて被覆される。
【0017】マンドレル9には、線状体10が収まり右
回りで進むように4本の螺旋状の溝が設けられており、
マンドレル9の先端は成形冷却装置3の中ほどまで達す
る。マンドレル9の出口、つまり成形冷却装置3の中ほ
どでは、線状体10が織り込まれて押出されたものは中
空円柱体11と成っている。
【0018】この時、線状体10はマンドレル9と回転
型引取機4により引き取られているため、撚りが加えら
れている。従って、このままでは中空円柱体11にも撚
りが加えられながら引き取られて行くために、押出され
た直後、すなわちマンドレル9出口では、中空円柱体1
1は潰れて中空では無くなってしまう。そのため加圧装
置6により中空円柱体11の内部に圧力を印加して、中
空円柱体11が潰れないようにしながら押出し、外側か
ら成形冷却装置3により冷却する。
【0019】成形冷却装置3により冷却された中空円柱
体11は、回転型引取機4で引き取られてチューブ状ケ
ーブル12と成る。チューブ状ケーブル12は、その後
回転型巻取機5によりボビンに巻取られ製造は完了す
る。
【0020】以上に説明したように、チューブ状ケーブ
ルがダミーとなる資材を使わずに、わずか1工程で製造
することが可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明のチューブ状ケーブル製造装置
は、撚り合わせ機を用いずに、送出機、押出機、成形冷
却装置、回転型引取機、回転型巻取機、それに加圧装置
を用いたことにより以下の事柄が可能と成る。
【0022】(1)製造工程を3工程から1工程に短縮
できる。
【0023】(2)中心棒と介在のダミーの資材を用い
なくて良い。
【0024】(3)製造の高速化が可能である。
【0025】以上の事柄が可能と成ったことよりチュー
ブ状ケーブルのコストを大幅に下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチューブ状ケーブル装置の一実施例を
示した平面構成図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 送出機 2 押出機 3 成形冷却装置 4 回転型引取機 5 回転型巻取機 6 加圧装置 7 クロスヘッド 8 絶縁体 9 マンドレル 10 線状体 11 中空円柱体 12 チューブ状ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 会田 亮一 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線状体を送出す複数の送出機と、該複数の
    送出機により送出された前記線状体に一括して被覆を施
    す押出機と、該押出機より押出された中空円柱体を成形
    冷却する成形冷却装置と、該成形冷却装置により冷却さ
    れた前記中空円柱体を引取る回転型引取装置と、該回転
    型引取装置により引取られた前記中空円柱体を巻取る回
    転型巻取機とを具備したことを特徴とするチューブ状ケ
    ーブル製造装置。
  2. 【請求項2】押出機は、加圧装置が具備されて前記線状
    体を一括して被覆する際に前記中空円柱体の中心に圧力
    を印加するように構成して成ることを特徴とする請求項
    1記載のチューブ状ケーブル製造装置。
  3. 【請求項3】押出機は、該押出機のクロスヘッドにマン
    ドレルが具備されて該マンドレルと前記回転型引取機と
    により前記中空円柱体に撚りが加えられることを特徴と
    する請求項1および2記載のチューブ状ケーブル製造装
    置。
  4. 【請求項4】マンドレルは、前記線状体が収まり右回り
    で進むように螺旋状の溝が設けられていることを特徴と
    する請求項3記載のチューブ状ケーブル製造装置。
JP5304698A 1998-03-05 1998-03-05 チューブ状ケーブル製造装置 Pending JPH11250750A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5304698A JPH11250750A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 チューブ状ケーブル製造装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5304698A JPH11250750A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 チューブ状ケーブル製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11250750A true JPH11250750A (ja) 1999-09-17

Family

ID=12931941

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5304698A Pending JPH11250750A (ja) 1998-03-05 1998-03-05 チューブ状ケーブル製造装置

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JP (1) JPH11250750A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103274246A (zh) * 2013-05-31 2013-09-04 江苏国能电力设备有限公司 一种纸包机
CN106448939A (zh) * 2016-09-30 2017-02-22 巢湖市金业电工机械有限公司 管绞机
CN108320861A (zh) * 2018-01-29 2018-07-24 重庆市天宇电线电缆制造有限公司 电缆绝缘层包覆机
CN114944252A (zh) * 2022-07-26 2022-08-26 优易电缆(张家港)有限公司 一种高抗拉强度高运动寿命的数据传输线缆的制造方法

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