JPH01274648A - 線輪の絶縁処理方法 - Google Patents
線輪の絶縁処理方法Info
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- JPH01274648A JPH01274648A JP10254188A JP10254188A JPH01274648A JP H01274648 A JPH01274648 A JP H01274648A JP 10254188 A JP10254188 A JP 10254188A JP 10254188 A JP10254188 A JP 10254188A JP H01274648 A JPH01274648 A JP H01274648A
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- insulating
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- wire
- insulation
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Links
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Landscapes
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気機器の絶縁層形成方法に係り、特に1回転
型機の電機子線輪に好適な絶縁処理法に関する。
型機の電機子線輪に好適な絶縁処理法に関する。
従来、例えば1回転型機の線輪などに用いられる絶縁方
法は、導体を所定の本数合わせ、線輪の形状に成形した
上に絶縁テープ等薄葉絶縁材料を巻回し主絶縁層とし、
絶縁フェスを含浸させて硬化させる方法が用いられてい
る。高電圧用線輪に用いられる絶縁材料の主原料はマイ
カであるが、巻付は作業性を考慮して、裏打材を使用し
てテーブ状、あるいは、シート状としたものを使用する
のが一般的である。また、最近はマイカテープに予め絶
縁フェスを含ませておき、主絶縁層を形成後、直ちに硬
化させる方法も用いられている。
法は、導体を所定の本数合わせ、線輪の形状に成形した
上に絶縁テープ等薄葉絶縁材料を巻回し主絶縁層とし、
絶縁フェスを含浸させて硬化させる方法が用いられてい
る。高電圧用線輪に用いられる絶縁材料の主原料はマイ
カであるが、巻付は作業性を考慮して、裏打材を使用し
てテーブ状、あるいは、シート状としたものを使用する
のが一般的である。また、最近はマイカテープに予め絶
縁フェスを含ませておき、主絶縁層を形成後、直ちに硬
化させる方法も用いられている。
これらの絶縁処理方法、及び絶縁テープの構成は、特開
昭57−90927号、特開昭59−149762号。
昭57−90927号、特開昭59−149762号。
実開昭57−186150号、実開昭60−14474
1号公報などに多数提案されている。
1号公報などに多数提案されている。
これらの従来技術による絶縁処理方法は、永年に亘る技
術の蓄積により、信頼性の高い絶縁線輪を提供できる反
面、薄葉絶縁材料に加工された高価な絶縁材料を必要と
し、また、線輪曲り口内側では必要以上に絶縁材が重畳
して脹らみ、線輪の組込み性を阻害するばかりか、ボイ
ドの多い絶縁層となって、電気的弱点になり得るという
欠点があった。
術の蓄積により、信頼性の高い絶縁線輪を提供できる反
面、薄葉絶縁材料に加工された高価な絶縁材料を必要と
し、また、線輪曲り口内側では必要以上に絶縁材が重畳
して脹らみ、線輪の組込み性を阻害するばかりか、ボイ
ドの多い絶縁層となって、電気的弱点になり得るという
欠点があった。
このため、成形された導体表面に直接絶縁物を付着させ
る絶縁処理方法が検討された。
る絶縁処理方法が検討された。
この種の方法は、特公昭61−785号公報に開示され
ている。
ている。
上記従来技術は、線輪表面に電着によりマイカを吸着さ
せるもので、マイカを充満した容器が必要となるため、
例えば、タービン発電機用電機子線軸のような、長大な
線輪に本方式を適用しようとする場合には、大きな設備
を用意しなければならず、また、密閉された容器内での
絶縁処理のため、絶縁厚みの品質管理が難しいという問
題があった。
せるもので、マイカを充満した容器が必要となるため、
例えば、タービン発電機用電機子線軸のような、長大な
線輪に本方式を適用しようとする場合には、大きな設備
を用意しなければならず、また、密閉された容器内での
絶縁処理のため、絶縁厚みの品質管理が難しいという問
題があった。
本発明の目的は、線軸の形状や大きさに制限されること
なく、処理厚みの管理が容易にできる。
なく、処理厚みの管理が容易にできる。
線輪の絶縁処理方法を提供することにある。
上記目的は、絶縁ワニス、および、マイカを線輪表面に
直接供給し、絶縁層を形成することにより達成される。
直接供給し、絶縁層を形成することにより達成される。
主絶縁層の構成材料であるマイカと絶縁フェスを、線輪
表面に直接供給する装置を、線輪断面外周に配し、マイ
カとフェスの混合された層を、線輪表面に形成する。こ
の装置を線輪の長さ方向に移動させることにより、必要
部分の絶縁処理を行うことができる。
表面に直接供給する装置を、線輪断面外周に配し、マイ
カとフェスの混合された層を、線輪表面に形成する。こ
の装置を線輪の長さ方向に移動させることにより、必要
部分の絶縁処理を行うことができる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
線輪1の外周には、保持リング2に保持されたノズル3
が配置され、保持リングは、アーム4に支持されている
0以上の部分を、ヘッド5と称する。ヘッド5は、床面
を線輪長さ方向に走行可能な脚部6に連結されている。
が配置され、保持リングは、アーム4に支持されている
0以上の部分を、ヘッド5と称する。ヘッド5は、床面
を線輪長さ方向に走行可能な脚部6に連結されている。
保持リングとアームの連結部、および、ヘッドと脚部の
連結部は回転可能で、ノズルを常に線輪に対して適正な
角度となるように調整できる。ノズルにはホース7によ
り、予め所定の配合比で混合されたマイカと絶縁ワニス
の混合物8が、加圧して供給される。
連結部は回転可能で、ノズルを常に線輪に対して適正な
角度となるように調整できる。ノズルにはホース7によ
り、予め所定の配合比で混合されたマイカと絶縁ワニス
の混合物8が、加圧して供給される。
次に、前述の装置を用いて、線輪に絶縁処理を行う方法
について述べる。
について述べる。
ノズルを開口し、マイカと絶縁ワニスの混合物を線輪に
吹付けながら、ヘッドを線輪に沿って移動させ絶縁処理
を行う。所定の絶縁厚みとなるまでヘッドを往復させて
、絶縁層を形成後、ガラス繊維等のテープ9を巻回して
混合物8を保持し。
吹付けながら、ヘッドを線輪に沿って移動させ絶縁処理
を行う。所定の絶縁厚みとなるまでヘッドを往復させて
、絶縁層を形成後、ガラス繊維等のテープ9を巻回して
混合物8を保持し。
硬化させて、第2図に示すように線輪の主絶縁処理を完
了する。また、必要に応じて、第3図に示すように、絶
縁層内にもテープ層を設け、混合物を分割保持しても良
い。
了する。また、必要に応じて、第3図に示すように、絶
縁層内にもテープ層を設け、混合物を分割保持しても良
い。
本実施例によれば、高価な薄葉絶縁材料を使用すること
なく、線輪の曲り口部でも絶縁厚みの変動が無く、安価
で寸法精度の高い線輪が得られる。
なく、線輪の曲り口部でも絶縁厚みの変動が無く、安価
で寸法精度の高い線輪が得られる。
また、従来の絶縁方式である薄葉絶縁材料を巻回す絶縁
層の場合には1巻付時の材料量空隙が絶縁層内のボイド
となって、絶縁特性を低下させる原因となっていたが、
本方式によれば、硬化前に空隙の無い絶縁層を構成でき
るため、特性の優れた絶縁が得られる。
層の場合には1巻付時の材料量空隙が絶縁層内のボイド
となって、絶縁特性を低下させる原因となっていたが、
本方式によれば、硬化前に空隙の無い絶縁層を構成でき
るため、特性の優れた絶縁が得られる。
更に1本発明では、生産設備の面からみても、−台で1
寸法の大小、形状の如何に拘らず対応でき、絶縁処理厚
みも実物測定により確認出来るので、品質管理が容易で
ある。
寸法の大小、形状の如何に拘らず対応でき、絶縁処理厚
みも実物測定により確認出来るので、品質管理が容易で
ある。
ノズル部の他の実施例を、第4図のように、絶縁ワニス
10を吹付は後、マイカ11を吹付け。
10を吹付は後、マイカ11を吹付け。
線輪表面で混合物8を生成するもの、あるいは、第5図
のように、電極12により、線輪表面に静電気を帯びさ
せて混合物を吸着させる構造がある。
のように、電極12により、線輪表面に静電気を帯びさ
せて混合物を吸着させる構造がある。
いずれの構造を採用する場合でも、絶縁処理厚みが、均
一となるよう保持リングへのノズルの取付けは、任意の
個数が自由に取付けられる構造とすることが望ましい。
一となるよう保持リングへのノズルの取付けは、任意の
個数が自由に取付けられる構造とすることが望ましい。
本発明の応用変形例は、第6図のように、複数個の保持
リングでヘッドを構成し、−工程で多層吹付けができる
ようにしたもの、更に、第7図に示すように、広口ノズ
ルを回転する保持リングに取付け、テープ状に押出した
、ワニスとマイカの混合物を線輪表面に巻付けて行く方
法もある。
リングでヘッドを構成し、−工程で多層吹付けができる
ようにしたもの、更に、第7図に示すように、広口ノズ
ルを回転する保持リングに取付け、テープ状に押出した
、ワニスとマイカの混合物を線輪表面に巻付けて行く方
法もある。
これらの方法は、−工程あたりの絶縁処理厚みを厚くで
きるので1作業時間を短縮することができる。
きるので1作業時間を短縮することができる。
本発明によれば、線軸の形状や大きさに制限されること
か無く、処理厚みも実物計測により管理できて、高品質
な絶縁線輪を製作することができる。
か無く、処理厚みも実物計測により管理できて、高品質
な絶縁線輪を製作することができる。
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図。
第3図は1本発明による絶縁処理後の線輪の断面図、第
4図ないし第7図は、本発明の他の実施例の説明図であ
る。 1・・・線輪、3・・・ノズル、8・・・マイカと絶縁
ワニスの混合物。
4図ないし第7図は、本発明の他の実施例の説明図であ
る。 1・・・線輪、3・・・ノズル、8・・・マイカと絶縁
ワニスの混合物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、導体と絶縁層より成る線輪において、 前記絶縁層は、絶縁材をノズルより空中に放出した後に
、前記導体に付着させることを特徴とする線輪の絶縁処
理方法。 2、特許請求の範囲第1項において、 前記絶縁材はマイカと絶縁ワニスの混合物である線輪の
絶縁処理方法。 3、特許請求の範囲第1項において、 前記絶縁材は、分離したマイカと絶縁ワニスであり、前
記導体の表面で混合物となる線輪の絶縁処理方法。 4、特許請求の範囲第1項において、 前記絶縁材は前記導体の表面に発生させた静電気により
吸着するようにした、線輪の絶縁処理方法。 5、特許請求の範囲第1項において、 前記絶縁材は螺旋状に前記導体に巻付ける線輪の絶縁処
理方法。 6、特許請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項ま
たは第5項において、 前記導体の表面の前記絶縁材を、少なくとも一層以上の
テープで保持した線輪の絶縁処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254188A JPH01274648A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 線輪の絶縁処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254188A JPH01274648A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 線輪の絶縁処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01274648A true JPH01274648A (ja) | 1989-11-02 |
Family
ID=14330119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10254188A Pending JPH01274648A (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 線輪の絶縁処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01274648A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001048895A1 (de) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Alstom (Switzerland) Ltd. | Verfahren zur herstellung einer hochwertigen isolierung von elektrischen leitern oder leiterbündeln rotierender elektrischer maschinen mittels sprühsintern |
WO2001048896A1 (de) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Alstom | Verfahren zur herstellung einer hochwertigen isolierung von elektrischen leitern oder leiterbündeln rotierender elektrischer maschinen mittels thermischen spritzens |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP10254188A patent/JPH01274648A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001048895A1 (de) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Alstom (Switzerland) Ltd. | Verfahren zur herstellung einer hochwertigen isolierung von elektrischen leitern oder leiterbündeln rotierender elektrischer maschinen mittels sprühsintern |
WO2001048896A1 (de) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Alstom | Verfahren zur herstellung einer hochwertigen isolierung von elektrischen leitern oder leiterbündeln rotierender elektrischer maschinen mittels thermischen spritzens |
US6815012B2 (en) | 1999-12-28 | 2004-11-09 | Alstom Technology Ltd | Method for producing a high-quality insulation for electric conductors or conductor bundles of rotating electrical machines by means of thermal spraying |
US7052569B2 (en) | 1999-12-28 | 2006-05-30 | Alstom Technology Ltd. | Method for producing a high-quality insulation of electric conductors or conductor bundles of rotating electrical machines by means of spray sintering |
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