JPS5858769B2 - 一括絶縁被覆通信ケ−ブルの製造装置 - Google Patents

一括絶縁被覆通信ケ−ブルの製造装置

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JPS5858769B2
JPS5858769B2 JP8243779A JP8243779A JPS5858769B2 JP S5858769 B2 JPS5858769 B2 JP S5858769B2 JP 8243779 A JP8243779 A JP 8243779A JP 8243779 A JP8243779 A JP 8243779A JP S5858769 B2 JPS5858769 B2 JP S5858769B2
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JP
Japan
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insulator
conductor
linear
coated
twisting
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JP8243779A
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JPS567307A (en
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徳治 吉田
智勇 原島
秀男 山本
伸哉 小島
誠 大村
信夫 富田
建也 淵上
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
YKK Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一括絶縁被覆通信ケーブルの製造装置に関す
るものである。
従来の平衡ケーブルは、まず一本の導体に絶縁体を被覆
して心線を形成し、次に2本あるいは4本の心線を撚り
合せて対またはカットを製造している。
したがってこの場合、絶縁被覆工程、撚り合せ工程が必
要となるために生産性の向上には限界があった。
また、一般にケーブルの損失は同一対内または同一カッ
ト内の導体間距離によってほぼ決まり、他対または他カ
ッドの導体が接近しても損失に大きな変化はない。
したがって対またはカッドの導体から外側の部分の絶縁
厚は薄くてよく、薄くすることにより対またはカットの
外径は小さくなり、ケーブルの収容対数を増すことがで
きる。
しかし、従来のように粒体の一本一本に絶縁体を被覆し
、これらを撚り合せて対またはカッドを形成する方法で
は対またはカットの外側の絶縁厚を薄くできないという
欠点があった。
本発明は、これらの欠点を除去するため、十字形状の断
面を構成する4つの壁の厚さが長手方向に変動した線状
絶縁体を形成し、この線状絶縁体の4個所の溝に裸導体
または絶縁体を被覆した導体を配置して撚りを加え、そ
の外側に絶縁体を被覆して通信ケーブルを製造する通信
ケーブルの製造装置を提供し、撚り合せと絶縁被覆とを
同一工程で行って生産能率の向上をはかるとともに電気
的特性を改善した通信ケーブルを容易に提供できるよう
(こすることを目的としている。
第1図は本発明の一括絶縁被覆通信ケーブル製造装置の
実施例の側面図であって、1は線状絶縁体押し出し装置
、2は成形ローラ装置、3は線状絶縁体、4は冷却装置
、5は導体送り出し装置、6は導体送り出しボビン、7
は裸導体または絶縁体を被覆した導体、8はガイドロー
ラ、9は分線板、10は撚り合せダイス、11は撚り合
せ装置、12は回転フレーム、13は貯線部、14は絶
縁体押し出し装置、15は引き取り装置、16は引き取
りキャプスタン、17は巻き取り装置、18は巻き取り
ドラムを表わす。
線状絶縁体3は線状絶縁体押し出し装置1により押し出
され、成形ローラ装置2によって断面を第2図に示すよ
うな十字形状に成形されたのち冷却装置4により冷却さ
れる。
成形ローラ装置2については後に詳細に説明する。
成形された線状絶縁体3はガイドローラ8を介して分線
板9に導入される。
一方、裸導体または絶縁体を被覆した導体7は導体送り
出し装置5に装着された導体送り出しボビン6から送り
出される。
分線板9には上記の線状絶縁体3が通過する孔が中央に
上記の裸導体または絶縁体を被覆した導体7が通過する
孔がその周囲に設けられている。
分線板9で位置決めされた線状絶縁体3および裸導体ま
たは絶縁体を被覆した導体7は撚り合せダイス10で集
合される。
撚り合せダイス10における線状絶縁体3と裸導体また
は絶縁体を被覆した導体7との集合状態は第3図に断面
図として示す通りで、裸導体または絶縁体を被覆した導
体7は線状絶縁体3の溝A1.A2 、A3 、A4に
配置されている。
撚り合せダイス10を通過した上記線状絶縁体3と裸導
体または絶縁体を被覆した導体7との集合体は撚り合せ
装置11に導かれる。
ここでは回転フレーム12が貯線部13の貯線長tを同
期として回転方向が反転し、このため撚り合せ装置11
から長さtごとにS撚り部、Z撚り部が交替するSZ撚
り線が送り出される。
この撚り線は最後に絶縁体押し出し装置14によって外
側を絶縁体で被覆されたのち冷却装置4を通って引き取
り装置15の引き取りキャプスタン16によって引き取
られ巻き取り装置17に装着された巻き取りドラム18
に巻き取られる。
なお絶縁体押し出し装置14は絶縁テープの巻き付は装
置に置き換えてもよい。
また、導体送り出し装置5に撚り返し装置を付加しても
よい。
第4図は上記の装置によって製造される通信ケーブルの
実施例の断面図であって、19は絶縁体である。
次に第1図における成形ローラ装置2について詳細に説
明する。
第5図、第6図はそれぞれ成形ローラ装置の正面図と側
面図であって、20,2L22,23は基準円柱部、2
4,25,26,27は成形円柱部である。
基準円柱部と成形円柱部とは(20゜24)、(2L2
5)、(22,26)、(23゜27)の組合せで一体
となっており、基準円柱部20.21と成形円柱部24
,25はxx’軸のまわりに回転し、基準円柱部22.
23と成形円柱部26,27はYY’軸のまわりに回転
する。
これらの動作を基準円柱部20、成形円柱部24を例に
とって説明する。
成形円柱部24はXX′軸を中心軸線とする円柱状の基
準円柱部20に該軸線から面心して固定されており、成
形円柱部24の外周部はYY’軸のまわりに回転する成
形円柱部26の外周部とともに線状絶縁体3の十字断面
形状の一部を成形する。
また、成形円柱部24の端面はXX′軸と直交する平面
に対して傾斜しており、対向する成形円柱部25の端面
とともに線状絶縁体3の十字断面形状の他の一部を成形
する。
基準円柱部20と22とはそれぞれ互いに平行な軸XX
’、YY’のまわりに回転駆動される。
したがって成形円柱部24の外周部と成形円柱部26の
外周部にはさまれる部分の間隔は、成形円柱部24およ
び26がそれぞれの回転軸に対して偏心しているために
、広く、あるいは狭く変動しながら線状絶縁体3の十字
断面形状の一部を形成する。
同様にして基本円柱部、成形円柱部によって線状絶縁体
3の十字断面形状の他の部分も形成される。
この場合、基本円柱部の回転速度を適当に選ぶことによ
って、線状絶縁体3の十字断面形状を形成する4つの突
起部の厚さは無作為または周期的に変動する。
したがってこの線状絶縁体3の溝に配置される導体の相
対的な位置も長手方向に対して無作為または周期的に変
動する。
このため第7図に示すような各導体間の静電容量X12
X2X3)X4も長手方向に無作為または周期的に変
動し、各静電容量によって与えられるカット内実回線間
の静電容量不平衡k (=x、−x2+x3−x4)は
カッドの全長で平均すると零になる。
静電容量不平衡にはカッド内の漏話特性に影響し、静電
容量不平衡kが小さいはど漏話特性は良好となるため、
本構造のカッドは通信ケーブルとして望ましいものとな
る。
なお従来から第7図図示の各静電容量X1.X2゜X3
2X4を均一化するよう配慮されていたものである。
しかし、上記均一化をはかるために、線状絶縁体3の厚
さを予め定めた精度のもとて一定化しようとしても実質
上一定化することがきわめて困難である。
そしてこのような誤差は長手方向で累積されることとな
って上記不平衡kを零に保つことが実質上困難である。
本願の場合、上記厚さを一定化するという発想を転換し
て、いわばあえて長手方向に無作為または周期的に変動
を与えるようにして、長手方向に累積した結果として上
記不平衡kを実質上塔に保つようにしている。
また、本構造のケーブルを製造する場合、導体の撚り合
せと絶縁被覆の工程が一体化できるので生産能率の向上
をはかることが可能である。
さらにこのような構造にするとカットの外側に被覆する
絶縁体19の厚さを適当に選ぶことにより同一の導体間
距離を有し、しかもカットの外径を従来構造のカットの
ものより小さくすることができる。
これを示したのが第8図であり、aは従来構造のカット
の断面図、bは本発明のカッドの実施例の断面図である
このようにすれば同−面積内におけるケーブルの収容対
数を従来構造のものより増すことができる。
なお、第1図においてSZ撚りを行う撚り合せ装置11
の代りに通常の巻き取り回転塾撚り合せ装置を用いて線
状絶縁体3と裸導体または絶縁体とを被覆した導体7の
撚り線を一旦ボビンに巻き取り、再びこれを送り出しと
してセットしてここから送り出された撚り線に絶縁体押
し出し装置14による外側の絶縁体被覆を施してもよい
また第1図の撚り合せ装置11を省略して巻き取り装置
17の代りに巻き取り回転型撚り合せ装置を用いてもよ
い。
さらに分線板9の直前の工程で線状絶縁体3を形成して
ボビンに巻き取っておき、別工程でこの線状絶縁体3と
裸導体または絶縁体を被覆した導体7を撚り合せ、その
外側に絶縁体被覆を施してもよい。
以上説明したように本発明によれは十字形状の断面を構
成する4つの突起部の厚さが長手方向に無作為または周
期的に変動してカッド内の導体間相互の位置を長手方向
に変化させるため、カット内実回線間の静電容量不平衡
を平均的に零にするので漏話特性の良好な通信ケーブル
を得ることができる。
また、心線製造工程の省略が可能であり、導体の撚り合
せと絶縁体の被覆が同一工程でできるので生産能率の向
上をはかることができる。
さらに外側に被覆する絶縁体の厚さを適当に調節できる
ので従来構造のカットより小さい外径のカットが実現で
き、同一ケーブルコア径でケーブルの収容対数を増すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一括絶縁被覆通信ケーブル製造装置の
実施例の側面図、第2図は本発明装置によって形成され
る線状絶縁体の実施例の断面図、第3図は第1図の撚り
合せダイス10における線状絶縁体3と裸導体または絶
縁体を被覆した導体との集合状態の断簡図、第4図は本
発明製造装置によって製造される通信ケーブルの実施例
の断面図、第5図、第6図は本発明製造装置の成形ロー
ラ装置2の実施例の正面図および側面図、第7図はカッ
ドの各導体間の静電容量を示す断面図、第8図aは従来
構造のカットの断面図、bは本発明装置によって製造さ
れるカットの断面図である。 1・・・・・・線状絶縁体押し出し装置、2・・・・・
・成形ローラ装置、3・・・・・・線状絶縁体、4・・
・・・・冷却装置、5・・・・・・導体送り出し装置、
6・・・・・・導体送り出しボビン、7・・・・・・裸
導体または絶縁体を被覆した導体、8・・・・・・ガイ
ドローラ、9・・・・・・分線板、10・・・・・・撚
り合せダイス、11・・・・・・撚り合せ装置、12・
・・・・・回転フレーム、13・・・・・・貯線部、1
4・・・・・・絶縁体押し出し装置、15・・・・・・
引き取り装置、16・・・・・・引き取りキャプスタン
、17・・・・・・巻き取り装置、18・・・・・・巻
き取りドラム、19・・・・・・絶縁体、20゜2L2
2,23・・・・・・基準円柱部、24,25゜26.
27・・・・・・成形円柱部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 線状絶縁体の押し出し装置と、前記線状絶縁体の断
    面を十字形状に成形する成形ローラと、裸導体または絶
    縁体を被覆した導体を送り出す導体送り出し装置と、前
    記線状絶縁体と前記裸導体または絶縁体を被覆した導体
    を所定の位置に位置決めする分線板と、前記位置決めさ
    れた線状絶縁体と裸導体または絶縁体を被覆した導体を
    集合する撚り合せダイスと、前記集合体を撚り合せる撚
    り合せ装置と、前記集合体の外側から一括して絶縁体の
    被覆を施す絶縁体押し出し装置または絶縁テープの巻き
    付けを行うテープ巻き装置と、前記絶縁体の被覆または
    絶縁テープの巻き付けを施された集合体を巻き取る巻き
    取り装置とを有する一括絶縁被覆通信ケーブルの製造装
    置。
JP8243779A 1979-06-29 1979-06-29 一括絶縁被覆通信ケ−ブルの製造装置 Expired JPS5858769B2 (ja)

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JPS567307A JPS567307A (en) 1981-01-26
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JP4372855B2 (ja) * 1998-01-28 2009-11-25 オリンパス株式会社 信号伝送用ケーブル
JP2014086165A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Yazaki Energy System Corp ケーブル

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