JPH1125020A - Ｗｗｗ掲載番組の内容に変更があったことを依頼者に通知する調査代行サービス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が指定したＷＷＷ掲載番組に変更があ
った場合にその旨を利用者に対して電子メールで通知す
る調査代行サービス装置を提供する。 【解決手段】 調査代行サービス装置Ｓは、アクセスし
てきたユーザコンピュータからの希望に応答して調査申
込画面情報を送達し、依頼者が記入した調査依頼情報を
取得する。この調査依頼情報には、電子メールアドレス
を含む依頼者の個人情報、調査対象ＵＲＬ、調査細目が
含まれ、これを調査依頼台帳１５０に整理して記入す
る。適宜に前記調査対象ＵＲＬから取り寄せた最新番組
ファイルと、同じＵＲＬから過去に取り寄せて前記番組
保存庫１６０に格納してあった保存番組ファイルとを対
照し、所定の条件に従って内容変更があるか否かを判定
する。内容変更があったと判定された場合にその旨を電
子メールで通知する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
で提供されるＷＷＷ掲載番組の内容に変更があった場合
に調査依頼者に対してその旨を電子メールで通知するサ
ービスを提供する調査代行サービス装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】インターネット上で提供されるＷＷＷ
（World Wide Web）掲載番組の数はまたたく間に増大
し、今後もその数は爆発的に増えていくことが予想され
る。

【０００３】ＷＷＷ掲載番組はインターネットに接続す
るＷＷＷサイトに格納され、その実体はＨＴＭＬ（Hype
rText Mark-up Language）で記述されたＨＴＭＬファイ
ル、画像ファイル、動画ファイル、外部プログラムファ
イル等からなる番組ファイルである。

【０００４】ＷＷＷ掲載番組の閲覧にはＷＷＷブラウザ
と呼ばれる閲覧ソフトウエアが用いられる。個々のＷＷ
Ｗ掲載番組にはＵＲＬ（Uniform Resource Locator）と
呼ばれるアドレスが割り当てられている。ＷＷＷブラウ
ザに対して目的とするＷＷＷ掲載番組のＵＲＬを指定す
ると、ＷＷＷブラウザは該当するＷＷＷ掲載番組をアク
セスして前記番組ファイルを取り込みユーザコンピュー
タ上に表示する。

【０００５】ところで、一般にＷＷＷ掲載番組の内容は
固定的なものではなく、適宜更新が行われる流動的なも
のである。

【０００６】しかしながら、ＷＷＷ掲載番組の更新タイ
ミングが利用者に対して知らされる場合は少なく、利用
者はＷＷＷ掲載番組が更新されたことをアクセスして初
めて知ることになる。従って、「そろそろ更新されただ
ろう。」と思ってアクセスしてみたらまだ前と同じ内容
でがっかりさせらるということも少なくなかった。

【０００７】そこで、最近のＷＷＷ掲載番組の中には番
組の内容変更があったことを希望者に電子メールで通知
するサービスを行うものも登場している。また、近頃発
表された最新のＷＷＷブラウザは、ブラウザ自身がアク
セスしてあらかじめ登録しておいたＷＷＷ掲載番組に変
更があったかどうかを調査する自動チェック機能を備え
ている。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状で
は利用者に電子メールで通知するサービスを提供するＷ
ＷＷ提供番組の数はまだ少なく、また、当然のことなが
らこのサービスを実施していない番組の変更状況が通知
されることはない。

【０００９】また、前述した自動チェック機能を備える
最新のＷＷＷブラウザは、内容に変更があった場合に通
知して欲しいと思うＷＷＷ掲載番組を利用者が自由に選
択して登録することができ、また、同時に複数のＷＷＷ
掲載番組を登録することもできる。

【００１０】しかしながら、登録された番組に対して個
々の利用者のＷＷＷブラウザが調査しにいくため、トラ
フィックの増加や処理遅延を招く可能性があり、また、
利用者は調査のためのアクセス費用を自ら負担しなくて
はならない。

【００１１】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、利用者が指定したＷＷＷ掲載番組に変更が
あった場合にその旨を利用者に対して通知する調査代行
サービス装置を提供することを目的とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、ＷＷＷ掲載番組の内容に変更があった
ことを依頼者に通知する調査代行サービス装置であって
次の（１）〜（６）の要件を備えることを特徴とする。

【００１３】（１）インターネットに接続されてＷＷＷ
サーバおよび電子メールサーバとして機能するコンピュ
ータである。

【００１４】（２）アクセスしてきたユーザコンピュー
タからの希望に応答して調査申込画面情報を送達する。

【００１５】（３）前記ユーザコンピュータ上で前記調
査申込画面に記入された調査依頼情報を取得する。この
調査依頼情報には、電子メールアドレスを含む依頼者の
個人情報、調査対象ＵＲＬ、調査細目が含まれる。

【００１６】（４）取得した前記調査依頼情報につい
て、調査対象ＵＲＬが現存することを確認するなどの検
証を行う。この検証により正当と認められた調査依頼情
報について、その内容を調査依頼台帳に整理して記入す
る。

【００１７】（５）前記調査依頼台帳に記入されている
調査対象ＵＲＬに適時にアクセスし該当番組ファイルを
取り寄せて番組保存庫に格納する。ある調査対象ＵＲＬ
から取り寄せた最新番組ファイルと、同じＵＲＬから過
去に取り寄せて前記番組保存庫に格納してあった保存番
組ファイルとを対照し、所定の条件に従って内容変更が
あるか否かを判定する。

【００１８】（６）ある調査対象ＵＲＬの最新番組ファ
イルについて、内容変更があったと判定された場合に、
依頼者に調査対象ＵＲＬの番組ファイルが変更になった
ことを通知する電子メールを発行する。

【００１９】ここで、前記調査対象ＵＲＬに該当する番
組ファイルに内容変更があるか否かを調査するととも
に、利用者にいちいちＵＲＬを指定させることなく前記
調査対象ＵＲＬの下位構造としてリンクする番組ファイ
ルを自動的に調査対象とする機能を備えるようにしても
よい。

【００２０】この場合、前記調査細目に前記調査対象Ｕ
ＲＬにおける番組ファイルの下位構造としてリンクする
番組ファイルをも調査対象とするかどうかを指定する項
目が含まれるようにする。

【００２１】また、前記調査細目にキーワードが含ま
れ、番組の変更内容に前記キーワードが存在する場合に
限り内容変更があったと判定する条件が前記所定の条件
に含まれるようにしてもよい。

【００２２】また、前記所定の条件に、あらかじめ決定
しておいた特定項目に変更があっても番組の内容変更が
あったと判定しない条件が含まれるようにしてもよい。

【００２３】また、前記所定の条件に、規定行数以内の
変更のみしかなかった場合には番組に内容変更があった
と判定しない条件が含まれるようにすることもできる。

【００２４】さらにまた、前記所定の条件に毎日変更が
あるＷＷＷ掲載番組は内容変更があったと判定しない条
件が含まれるようにしてもよい。

【００２５】

【発明の実施の形態】この発明の調査代行サービス装置
Ｓを中心としたシステム構成を図１に示している。

【００２６】調査代行サービス装置Ｓは広域的に散在す
るコンピュータ及びネットワークを結合してなるインタ
ーネット上で機能する。インターネットの利用者である
調査依頼者（以下依頼者と記載）は、調査代行サービス
装置Ｓが提供する調査申込画面に調査対象ＵＲＬなどの
必要事項を記入しさえすれば、調査対象ＵＲＬで指定さ
れるＷＷＷ掲載番組に変更があったことを調査代行サー
ビス装置Ｓから電子メールで通知してもらえる。

【００２７】＝＝＝＝調査代行サービス装置Ｓの基本構
成＝＝＝＝ 調査代行サービス装置Ｓは、インターネット上で良く知
られたＷＷＷサーバ１００、および、電子メールサーバ
１１０として機能するコンピュータである。

【００２８】ＷＷＷサーバ１００としては、インターネ
ットを介して他のコンピュータとの間でＨＴＴＰ（Hype
rtext Transfer Protocol ）に基づく通信をサポートす
るとともに番組ファイルの送受信を行う。

【００２９】一方、電子メールサーバ１１０としては、
ＳＭＴＰ（Symple Mail Transfer Protocol ）、ＰＯＰ
（Post Office Protocol）などの標準的な電子メール転
送用のプロトコルに基づき、インターネットを通じて他
のコンピュータと電子メールの送受信を行う。本実施例
においては、調査代行サービス装置Ｓによって作成され
た依頼者宛の電子メールをインターネット上に送信する
役割を果たす。

【００３０】＝＝＝＝調査依頼情報の取得＝＝＝＝ サービスを受けたいと希望する依頼者は、インターネッ
トに接続されているユーザコンピュータＣにより調査代
行サービス装置ＳのＵＲＬを送信する。両者が接続され
ると、図２に示す調査申込画面が送達される。調査申込
画面には氏名、生まれた年、性別、職業、住所、配信先
メールアドレスなどの個人情報と、調査対象ＵＲＬ（複
数指定可）およびそれぞれの調査対象ＵＲＬに対する調
査細目として範囲指定オプション、キーワード（複数指
定可）を入力する欄がある。

【００３１】範囲指定オプションは、調査対象ＵＲＬに
該当する番組ファイルに下位構造として含まれる番組フ
ァイルを調査対象に含めるかをユーザが選択して記入す
る項目である。下位構造として含まれる番組を調査対象
に含めたい場合には「この下のページも全て」を指定す
る。調査対象ＵＲＬに該当する番組ファイルのみを調査
対象としたい場合には「このページのみ」を指定する。

【００３２】また、キーワードとは、調査対象ＵＲＬで
指定したＷＷＷ掲載番組中に「この語が含まれていたら
知らせて欲しい」とユーザが求める語（＝キーワード）
のことである。キーワードの作用については後述する。

【００３３】依頼者が所用事項を記入してエントリー操
作を行うとユーザコンピュータＣは調査申込画面に記入
された調査申込情報を調査代行サービス装置Ｓへ返送す
る。調査代行サービス装置Ｓは、送られてきた調査申込
情報に対して例えば「調査対象ＵＲＬが現存するか」な
どの検証を行い、検証により正当と認められた調査依頼
情報について、その内容を調査依頼台帳１５０に整理し
て記入する。調査依頼台帳１５０は依頼者の氏名、生年
月日、住所、電子メールアドレス等の個人情報と、調査
対象ＵＲＬと、前記調査対象ＵＲＬのそれぞれに対応す
る調査範囲やキーワード等の調査細目が依頼者ごと整理
されて記録される台帳であり、ハードディスク装置など
の外部記憶装置上に作成される。

【００３４】＝＝＝＝番組保存庫＝＝＝＝ 番組保存庫１６０は、ディレクトリもしくはフォルダと
も称されるファイルの記憶場所で、ハードディスク装置
などの外部記憶装置上に作成される。

【００３５】番組保存庫１６０には、調査依頼台帳１５
０に記入されているすべての調査対象ＵＲＬに対応する
番組ファイルが格納されている。調査代行サービス装置
Ｓは、以下に説明するＷＷＷ掲載番組の内容変更の調査
に備え、適時に調査対象ＵＲＬにアクセスして番組ファ
イルの取込みを行う。

【００３６】＝＝＝＝ＷＷＷ掲載番組の内容変更を調査
する手順＝＝＝＝ 図３は調査依頼台帳１５０に登録されている調査依頼情
報の一例である。この調査依頼情報には、データ範囲選
択オプションの指定およびキーワードの指定が異なる調
査対象ＵＲＬが４例（、、、）記載されてい
る。以下、各例ごとに順に説明する。

【００３７】の例：調査対象ＵＲＬに対し、範囲選択
オプションとして「このページのみ」が指定され、キー
ワードに何も指定されていない場合。

【００３８】調査代行サービス装置Ｓは調査対象ＵＲＬ
に該当するＷＷＷ掲載番組をアクセスして最新の番組フ
ァイルを取り寄せ、この最新番組ファイルの作成日付と
番組保存庫１６０に保存しておいた当該調査対象ＵＲＬ
に対応する保存番組ファイルの作成日付とを比較する。

【００３９】比較の結果、最新番組ファイルの作成日付
が更新されている場合には、さらに、最新番組ファイル
の内容と保存番組ファイルの内容とを比較して変更箇所
があるかどうかを調査する。変更箇所があった場合には
当該調査対象ＵＲＬを電子メール作成エリアに書き出
す。

【００４０】の例：調査対象ＵＲＬに対し、範囲選択
オプションとして「この下のページも全て」が選択さ
れ、キーワードが指定されていない場合。

【００４１】まず、調査対象ＵＲＬに対して前述した
「の例」の処理を行う。次に、取り寄せた最新番組フ
ァイルの内容を調べ、この番組ファイルに下位構造とし
てリンクしているＵＲＬをピックアップする。ピックア
ップした全てのＵＲＬについて前述した「の例」の処
理を繰り返す。

【００４２】の例：調査対象ＵＲＬに対し、範囲選択
オプションとして「このページのみ」が指定され、キー
ワードが指定されている場合。

【００４３】調査代行サービス装置Ｓは調査対象ＵＲＬ
に該当するＷＷＷ掲載番組をアクセスして最新の番組フ
ァイルを取り寄せ、この最新番組ファイルの作成日付と
番組保存庫１６０に保存しておいた当該調査対象ＵＲＬ
に対応する保存番組ファイルの作成日付とを比較する。

【００４４】比較の結果、最新番組ファイルの作成日付
が更新されている場合には、最新番組ファイルの内容と
前記保存番組ファイルの内容とを比較して変更箇所を抜
き出し、変更箇所にキーワードが含まれているかどうか
を調査し、キーワードが含まれていた場合にはこの調査
対象ＵＲＬで提供される番組に変更があったものと判定
して調査対象ＵＲＬおよびキーワードを電子メール作成
エリアに書き出す。

【００４５】の例：調査対象ＵＲＬに対し、範囲選択
オプションとして「この下のページも全て」が指定さ
れ、さらに、キーワードが指定されている場合。

【００４６】調査代行サービス装置Ｓは調査対象ＵＲＬ
に該当するＷＷＷ掲載番組をＷＷＷサーバ１００により
アクセスして最新の番組ファイルを取り寄せ、この最新
番組ファイルの作成日付と前回アクセス時に番組保存庫
１６０に保存しておいた当該調査対象ＵＲＬに対応する
保存番組ファイルの作成日付とを比較する。

【００４７】比較の結果、最新番組ファイルの作成日付
が更新されている場合には、最新番組ファイルの内容と
前記保存番組ファイルの内容とを比較して変更箇所を抜
き出し、変更箇所にキーワードが含まれているかどうか
を調査し、キーワードが含まれていた場合にはこの調査
対象ＵＲＬで提供される番組に変更があったものと判定
して調査対象ＵＲＬおよびキーワードを電子メール作成
エリアに書き出す。キーワードが複数指定されている場
合には、キーワードごとに調査を行う。

【００４８】次に、取り寄せた最新番組ファイルの内容
を調べこの番組ファイルに下位構造としてリンクしてい
るＵＲＬをピックアップする。ピックアップした全ての
ＵＲＬについて前述した「の例」の処理を繰り返す。

【００４９】＝＝＝＝依頼者宛電子メールの作成＝＝＝
＝ 調査代行サービス装置Ｓは電子メール作成エリアに書き
出された情報を整理してまとめ、さらに、お知らせや広
告情報などを付加して依頼者宛の電子メールを作成し、
電子メールサーバ１１０によりインターネット上へ送信
する。図４に作成された電子メールの一例を示す。

【００５０】＝＝＝＝その他の実施形態＝＝＝＝ （１）前述した実施例では、調査依頼情報を依頼者ごと
に処理を行っているが、調査依頼台帳１５０から調査対
象ＵＲＬおよび調査細目をあらかじめ抜き出して整理し
た表を作成し、この表に基づいてアクセスを行うように
する。このようにすれば、同一の調査対象ＵＲＬを複数
人が重複して指定している場合にアクセスを一度にまと
めて行うことができるので効率的である。

【００５１】（２）比較する番組ファイルをＨＴＭＬフ
ァイルに限定する。ＨＴＭＬファイルはいわゆるテキス
トファイル形式で記述されているため画像ファイルなど
に比べてファイルサイズが小さため、比較などの際の処
理負荷が少なく番組保存庫１６０として用意しなくては
ならない容量も少なくて済む。

【００５２】（３）掲載番組には、訪問者のアクセス回
数や日付といった項目に代表されるように、内容に変更
があっても依頼者にいちいち通知すべきでない情報が含
まれる場合がある。最新情報ファイルと保存情報ファイ
ルを比較する際にこのような項目については比較対象外
とする。

【００５３】（４）誤字・脱字の訂正などのように些細
な変更については通知しないようにするのが好ましい場
合には、最新情報ファイルと保存情報ファイルを比較す
る際に例えば「変更箇所は２行以内である場合には更新
されたと判定しない」というような条件をつける。

【００５４】（５）調査対象として指定したＷＷＷ掲載
番組が、比較的短い間隔で内容が更新されていく、例え
ば「伝言板」のような機能を提供している場合には、最
新情報ファイルと保存情報ファイルを比較する際に、毎
日変更があるＷＷＷ掲載番組については変更があったと
判定しないようにする。また、キーワード指定があった
場合には前記もしくはの例で示した手順に従って通
常どおりの判定が行われるようにする。このようにすれ
ば、書き込まれた伝言にキーワードが含まれた場合には
通知するといった機能を容易に実現することができる。

【００５５】

【発明の効果】以上説明したように本発明による調査代
行サービス装置によれば、依頼者は個人情報や調査対象
ＵＲＬなどの必要事項を登録するだけで自らＷＷＷ掲載
番組へアクセスすることなくＷＷＷ掲載番組に変更があ
ったことを調査代行サービス装置から電子メールで通知
してもらうことができる。

【００５６】また、調査対象ＵＲＬに下位構造として含
まれる番組を調査対象とするかどうかを依頼者に選択さ
せるようにすれば、いちいち下位構造として含まれる番
組のＵＲＬを指定する必要がないため、調査依頼情報を
登録する際にかかる依頼者の手間を少なくすることがで
きる。

【００５７】また、調査依頼情報としてキーワード指定
を可能とし、番組の変更内容に前記キーワードが存在す
る場合に限り内容変更があったと判定するようしたた
め、依頼者のニーズに応じたより細かいサービスを提供
することができる。また、無用な通知の削減にもつなが
り、結果としてインターネット上のトラフィックを減少
させることができる。

【００５８】また、ＷＷＷ掲載番組に変更があったかど
うかを判定する際に、あらかじめ決定しておいた特定項
目に変更があっても変更があったと判定しないようした
ため、訪問者のアクセス回数や日付のような項目につい
ては変更があってもいちいち依頼者に通知されないよう
にすることができる。

【００５９】さらにまた、本発明による調査代行サービ
ス装置の調査依頼台帳にはインターネット上で稼動させ
ておくだけで依頼者の個人情報および調査対象ＵＲＬが
自動的に蓄積されていく。すなわち、見方を変えれば本
発明による調査代行サービス装置は自動的にインターネ
ットユーザがどのようなＷＷＷ掲載番組を嗜好している
かといった情報をリアルタイムに把握することのできる
画期的な装置であるということができる。そしてまた、
依頼者に送信する電子メールに企業の宣伝広告を含める
ようにすることも容易であるから、本発明による調査代
行サービス装置は商用として活用される可能性を秘めた
価値ある発明であるということができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係わる調査代行サービス
装置のシステム構成を示す図である。

【図２】本発明の一実施形態に係わる調査代行サービス
装置によって提供される調査申込画面の一例を示す図で
ある。

【図３】本発明の一実施形態に係わる調査依頼台帳に登
録されている調査依頼情報の一例を示す図である。

【図４】本発明の一実施形態に係わる調査代行サービス
装置によって作成される依頼者宛の電子メールの一例を
示す図である。

【符号の説明】 Ｓ 調査代行サービス装置 Ｃ ユーザコンピュータ １００ ＷＷＷサーバ １１０ 電子メールサーバ １５０ 調査依頼台帳 １６０ 番組保存庫

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＷＷＷ掲載番組の内容に変更があったこ
   とを依頼者に通知する調査代行サービス装置であって次
   の（１）〜（６）の要件を備える。 （１）インターネットに接続されてＷＷＷサーバおよび
   電子メールサーバとして機能するコンピュータである。 （２）アクセスしてきたユーザコンピュータからの希望
   に応答して調査申込画面情報を送達する。 （３）前記ユーザコンピュータ上で前記調査申込画面に
   記入された調査依頼情報を取得する。この調査依頼情報
   には、電子メールアドレスを含む依頼者の個人情報、調
   査対象ＵＲＬ、調査細目が含まれる。 （４）取得した前記調査依頼情報について、調査対象Ｕ
   ＲＬが現存することを確認するなどの検証を行う。この
   検証により正当と認められた調査依頼情報について、そ
   の内容を調査依頼台帳に整理して記入する。 （５）前記調査依頼台帳に記入されている調査対象ＵＲ
   Ｌに適時にアクセスし該当番組ファイルを取り寄せて番
   組保存庫に格納する。ある調査対象ＵＲＬから取り寄せ
   た最新番組ファイルと、同じＵＲＬから過去に取り寄せ
   て前記番組保存庫に格納してあった保存番組ファイルと
   を対照し、所定の条件に従って内容変更があるか否かを
   判定する。 （６）ある調査対象ＵＲＬの最新番組ファイルについ
   て、内容変更があったと判定された場合に、依頼者に調
   査対象ＵＲＬの番組ファイルが変更になったことを通知
   する電子メールを発行する。
2. 【請求項２】 前記調査対象ＵＲＬに該当する番組ファ
   イルに内容変更があるか否かを調査するとともに、利用
   者にいちいちＵＲＬを指定させることなく前記調査対象
   ＵＲＬの下位構造としてリンクする番組ファイルを自動
   的に調査対象とする機能を備えることを特徴とする請求
   項１に記載の調査代行サービス装置。
3. 【請求項３】 前記調査細目に、前記調査対象ＵＲＬに
   おける番組ファイルの下位構造としてリンクする番組フ
   ァイルをも調査対象とするかどうかを指定する項目が含
   まれることを特徴とする請求項２に記載の調査代行サー
   ビス装置。
4. 【請求項４】 前記調査細目にキーワードが含まれ、番
   組の変更内容に前記キーワードが存在する場合に限り内
   容変更があったと判定する条件が前記所定の条件に含ま
   れることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の
   調査代行サービス装置。
5. 【請求項５】 前記所定の条件に、あらかじめ決定して
   おいた特定項目に変更があっても番組の内容変更があっ
   たと判定しない条件が含まれることを特徴とする請求項
   １〜４のいずれかに記載の調査代行サービス装置。
6. 【請求項６】 前記所定の条件に、規定行数以内の変更
   のみしかなかった場合には番組に内容変更があったと判
   定しない条件が含まれることを特徴とする請求項１〜５
   のいずれかに記載の調査代行サービス装置。
7. 【請求項７】 前記所定の条件に、毎日変更があるＷＷ
   Ｗ掲載番組は内容変更があったと判定しない条件が含ま
   れることを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載の
   調査代行サービス装置。