JPH08305729A - ネットワーク情報フィルタリングシステム - Google Patents

ネットワーク情報フィルタリングシステム

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JPH08305729A
JPH08305729A JP7136220A JP13622095A JPH08305729A JP H08305729 A JPH08305729 A JP H08305729A JP 7136220 A JP7136220 A JP 7136220A JP 13622095 A JP13622095 A JP 13622095A JP H08305729 A JPH08305729 A JP H08305729A
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JP
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JP7136220A
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Inventor
Takeshi Sugai
猛 菅井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザの欲しい情報資源を容易に検索するこ
とができるようにする。 【構成】 データ入力部101は、ハイパーテキストに
おける検索文と、検索ノードの始点と、検索範囲とを入
力する。検索管理部104は、検索エージェント105
に対してデータ入力部101で入力された検索文、検索
始点、検索範囲による検索指示を行う。検索エージェン
ト105はこれに基づき、コンピュータネットワーク1
08上を検索し、対象となる情報資源を取得してデータ
格納部5に複写する。検索管理部104は、データ格納
部106の情報資源に対してフィルタリングを行い、そ
の結果をデータ格納部に格納する。データ表示部107
は、ユーザから要求があった場合、データ格納部106
に格納された情報資源を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模なコンピュータ
ネットワーク上、例えば、インターネット上でユーザが
あるキーワードを検索する場合に用いるネットワーク情
報フィルタリングシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワーク技術の発展に
伴い、様々な情報メディアや情報サービス等を通じて、
人間の処理能力を超えるような情報が洪水のように押し
寄せてきている。こうした情報洪水に対する一つの解決
方法として、ユーザの興味ある情報のみを選択するよう
な機構が、情報フィルタリングの技術である。特に、こ
こでは、コンピュータネットワーク上の情報検索におい
て、検索文がある一定期間有効であるような検索の形態
を「ネットワーク情報フィルタリング」と呼ぶ。
【0003】一方、インターネット技術の発展に伴い、
エンドユーザでも、たやすくネットワーク上の情報を獲
得することができるようになった。特に、ネットワーク
上を情報をナビゲーションすることができ、かつ、ハイ
パーテキストのインタフェースを持ったWorld Wide Web
(WWW)は、急速に普及している。尚、ここで、WW
Wとは、CERN(欧州共同原子核研究機構)が開発し
た分散型の情報サーバである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の問題点として、次のことが挙げられる。WWW上の
あるノードからある情報資源を検索するときに、ユーザ
は、そのノードを始点とするリンク構造をナビゲーショ
ンして自分の欲しい情報資源を見つけなければならな
い。WWW上のナビゲーションは、しばしば時間がかか
り手間のかかる作業である。尚、ここでいう「ナビゲー
ション」とは、ハイパーテキストユーザがリンクをたど
りながら情報を検索することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、以下の構成を採用する。即ち、本発明のネ
ットワーク情報フィルタリングシステムは、データ入力
部と、検索管理部と、検索エージェントと、データ格納
部と、データ表示部とを備える。データ入力部は、情報
資源を検索するための検索文と、ハイパーテキストにお
ける検索ノードの始点と、検索するノードの範囲を入力
する。検索エージェントは、データ入力部で入力された
検索文、検索始点、検索範囲に基づき、コンピュータネ
ットワーク上を検索して、対象となる情報資源を取得
し、この情報資源をデータ格納部に複写する。検索管理
部は、データ格納部に複写した情報資源に対して、検索
文に基づきフィルタリングを行う。データ表示部は、検
索管理部で求めた情報資源を表示する。
【0006】
【作用】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムにおいては、データ入力部より検索文と、検索始点
と、検索範囲が入力されると、検索管理部は、この条件
で検索エージェントに対して検索指示を行う。検索エー
ジェントは、コンピュータネットワーク上の情報資源を
検索し、その検索結果をデータ格納部に複写する。これ
により、検索管理部は検索文に基づき検索結果のフィル
タリングを行い、そのフィルタリングした情報資源をデ
ータ格納部に格納する。データ表示部は、ユーザからの
要求があった場合は、その情報資源を表示する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。 《実施例1》図1は本発明の実施例のネットワーク情報
フィルタリングシステムのブロック図である。図のシス
テムは、データ入力部101、ユーザインタフェース管
理部102、検索文処理部103、検索管理部104、
検索エージェント105、データ格納部106、データ
表示部107、コンピュータネットワーク108からな
る。
【0008】データ入力部101は、コンピュータシス
テムにおけるキーボードやマウス等の入力装置からな
り、ユーザがこれらの入力装置を利用して、ネットワー
ク上の情報資源を検索するためのコマンドを入力する部
分である。ユーザインタフェース管理部102は、デー
タ入力部101からのコマンドを受け付け、これを検索
文処理部103に渡す機能を備えると共に、データ格納
部106に格納されている検索結果を表示するためのデ
ータ(情報資源)をデータ表示部107に供給する機能
を有している。
【0009】検索文処理部103は、ユーザインタフェ
ース管理部102を介して、ユーザが入力した検索文を
受け入れ、これが構文的に正しいかを検査する機能を有
している。そして、もし、検査結果が正しくなければ、
ユーザインタフェース管理部102を介し、データ表示
部107に、ユーザへのエラーメッセージを表示させる
よう指示し、正しければ、検索管理部104にユーザの
検索文を供給するよう動作する。
【0010】検索管理部104は、ユーザの検索文か
ら、検索のための戦略を決め、これを検索エージェント
105に渡すと共に、検索エージェント105がデータ
格納部106に格納した情報資源からフィルタリングを
行う機能を有している。また、検索管理部104は、デ
ータ入力部101から入力された評価点に基づき、評価
点の高い情報資源の中で出現頻度の高い単語を検索文
(プロファイル)に加えて次の検索指示を検索エージェ
ント105に行う機能を有している。更に検索管理部1
04は、情報資源の中の文書を解析して、頻出度の高い
単語を抽出する機能を有している。検索エージェント1
05は、検索管理部104の命令に従い、コンピュータ
ネットワーク108上の情報資源を検索するソフトウェ
アモジュールである。
【0011】データ格納部106は、フィルタリングさ
れたデータ(情報資源)を一時的に格納するための記憶
部である。データ表示部107は、検索したデータ(情
報資源)の表示を行うディスプレイである。コンピュー
タネットワーク108は、例えばインターネットといっ
た、ネットワークを介して情報資源の検索が可能なコン
ピュータネットワークである。
【0012】本システムにおける検索文は、単語、もし
くは、単語を論理積(AND)、論理和(OR)で連結
したものからなる。例えば、下のような検索文(プロフ
ァイル)が記述可能である。 エージェント指向言語 また、論理積(AND)、論理和(OR)を使って次の
ように書ける。 エージェント指向言語 AND 情報フィルタリング これは、「エージェント指向言語「と「情報フィルタリ
ング」という単語が論理積(AND)である検索文(プ
ロファイル)を示す。 エージェント指向言語 OR マルチエージェントシステ
ム これは、「エージェント指向言語」と「マルチエージェ
ントシステム」という単語が論理積(OR)である検索
文(プロファイル)を示す。
【0013】次に、上記構成のネットワーク情報フィル
タリングシステムの動作について説明する。図2および
図3は、その動作フローチャートである。 〈ステップS1〉ユーザが起動コマンドを入力すること
により、ネットワーク情報フィルタリングシステムが起
動する。これにより、データ入力部101は、ユーザの
データの入力待ちとなる。 〈ステップS2〉ユーザがプロファイル、WWW上の検
索始点、WWW上の検索範囲を入力する。
【0014】図4は、このプロファイルの入力画面の説
明図である。この例では、information filtering とい
うキーワードの検索を示している。また、検索始点とし
て、 http://www.cs.bham.ac.uk/amg/agents/ を入力したことを示し、探索範囲として探索の深さ、探
索の幅がそれぞれ、2,10であることを示す。そし
て、検索始点とは、ユーザが一番最初に検索するアンカ
ーの位置である。尚、このアンカーとは、語句のデータ
と、その語句がどの語句にリンクされているかを示すリ
ンク情報とからなるものである。
【0015】〈ステップS3〉ユーザが探索戦略(深さ
優先探索、幅優先探索)を選択する。図4の例では、深
さ優先探索を選択したことを示している。また、ここ
で、深さ優先探索とは、ユーザが指定したWWW上の検
索範囲の中で、深さを優先して探索することをいう。一
方、幅優先探索とは、幅を優先して探索することをい
う。
【0016】図5および図6は、それぞれ深さ優先探索
と幅優先探索の説明図である。図5に示す深さ優先探索
は、深さが「3」の場合を示したものであり、検索始点
となるアンカーから三つ目の情報資源まで探索すること
を示している。また、図6に示す幅優先探索は幅が矢印
で示す幅の情報資源の個数を探索することを示してい
る。
【0017】〈ステップS4〉ユーザが検索エージェン
トの検索間隔時間とタイムアウトの時間を入力する。図
4に示す例では、検索間隔時間とタイムアウトの時間が
それぞれ、2時間、48時間であることを示している。
ここで、検索間隔時間とは、前に起動された検索エージ
ェント105の起動時間から、次に起動されるべき検索
エージェントの起動までの時間のことをいう。また、タ
イムアウトの時間とは、ステップS1,S2,S3で、
ユーザが検索文を入力して“Filtering Start ”のボタ
ンを押したときから、検索がタイムアウトとなるまでの
時間のことをいう。
【0018】〈ステップS5〉プロファイルの構文の検
査を行う。例では、図4において、ユーザが“Filterin
g Start ”のボタンを押したら、検索文処理部103
は、ユーザの入力したプロファイルについて構文解析を
行い、プロファイルの構文が正しいかどうかを検査す
る。構文が正しければ、検索文処理部103は、プロフ
ァイルを検索管理部104に供給する。構文が正しくな
ければ、検索文処理部103は、ユーザインタフェース
管理部102に構文エラーのメッセージを送る。
【0019】〈ステップS6〉検索管理部104が検索
エージェント105に対して、ユーザが指定したWWW
のノードを始点として探索戦略に従いながら検索を行う
ように指示する。例では、検索エージェント105は、
cs.bham.ac.uk というマシン上にあるWWWの中のディ
レクトリの中の情報資源のアンカー/amg/agents/を見つ
け、データ格納部106にコピーする。尚、ここで、探
索戦略とは、上述したユーザが選択する深さ優先探索、
幅優先探索のことを指す。 〈ステップS7〉検索管理部104は、ステップS6で
求められた情報資源に対して、プロファイルを基にフィ
ルタリングを行う。例では、各情報資源の各リンクに対
して、深さ優先探索で、ユーザが使っているマシンにコ
ピーし、フィルタリングを行う。
【0020】このステップS7の例について、以下、詳
細に説明する。図7は、フィルタリングの説明図であ
る。検索エージェント105は、図7に示すアンカー2
のリンク先の情報資源2をデータ格納部106にコピー
する。検索エージェント105は、データ格納部106
にある情報資源2について、プロファイル“informatio
n AND filtering ”に従ってフィルタリングを行う。
【0021】このとき、フィルタリングは、情報資源と
プロファイルの類似度によって決められる。例えば、類
似度の例として、ユーザのプロファイルである“inform
ation filtering ”という文字列が情報資源内に一つで
も存在すれば検索対象とする等である。この方法に基づ
けば、情報資源2は、information とfiltering の両方
の語を含むので、データ格納部106内に残される。同
様に、図7の情報資源2の中のアンカー5、アンカー
6、アンカー7についても、同様にフィルタリングを行
う。例では、深さ優先探索でフィルタリングが行われる
ので、アンカー8,9,10,11,12,13の順序
で行われる。その結果、図7の◎印の情報資源2,3,
5,6,10,13がフィルタリングで残された情報資
源である。
【0022】〈ステップS8〉検索管理部104は、デ
ータ格納部106のデータの整形を行う。つまり、検索
管理部104は、フィルタリングにより捨てられた情報
資源を持つアンカーを元の語のみとし、リンクの情報を
消去する。図8は、この状態を示す説明図である。 〈ステップS9〉ユーザインタフェース管理部102
は、ユーザの表示要求があるかをユーザに尋ねる。 〈ステップS10〉上記ステップS9において、ユーザ
の表示要求があったら、データ表示部107は、ユーザ
のデータ格納部106にある検索データをユーザに表示
する。例では、ユーザは、図8のハイパーテキストをナ
ビゲーションすることによって、情報資源を見ることが
できる。
【0023】〈ステップS11〉ユーザは、フィルタリ
ングされた情報資源に対して、欲しい情報が得られたか
どうかを評価するために、各々の情報資源についてデー
タ入力部101より評価点を与える。この評価点は、定
量的な値で与えられる。例では、評価点が0〜10まで
整数を取るとして10に近づくほどユーザの興味が高い
情報資源であることを示す。図9は、ユーザが各情報資
源を評価した値の説明図である。図9では、ユーザが情
報資源2,3,5,6,10,13の評価点を、それぞ
れ、4,8,4,4,8,2と評価したことを示す。
【0024】〈ステップS12〉ユーザインタフェース
管理部102は、ユーザに明示的に新しいプロファイル
を指定するかを尋ねる。尚、実施例1では、ユーザは明
示的に新しいプロファイルを指定せず、システム側がプ
ロファイルを追加することとする。
【0025】〈ステップS13〉検索管理部104は、
評価点が高い情報資源の中で、spotlists (不要語)を
除いて、一番多く出てくる単語を抽出する。例では、図
9において、評価点が8と高い、情報資源3,10の一
番出現頻度が多い単語は、どちらとも“multi-agent ”
であるとする。この“multi-agent ”という単語が抽出
され、ユーザのプロファイルに追加される。ここで抽出
されたプロファイルは、次のフィルタリングの時に有効
になる。尚、ここで、抽出する単語の数は、その情報資
源の評価点に応じて上位何個かを決めるようにしてもよ
い。
【0026】また、ここで、spotlists とは、情報資源
の文書の中で、検索文のキーワードとして扱うには価値
のない単語である。例えば、英語の文書でいうと、“th
e ”,“of”,“and ”等である。対象としている言語
(英語、日本語、ドイツ語等)の中で、spotlists は、
あらかじめシステムに登録されていると仮定する。この
とき、フィルタリングした情報資源が、前の時と更新さ
れていれば、検索管理部104は、その情報資源をデー
タ格納部106に新たに格納する。
【0027】〈ステップS14〉検索管理部104は、
検索間隔時間が経過したかどうかを検査する。ここで、
検索間隔時間を経過した場合、かつ、次のステップS1
5においてタイムアウトの時間が経過していない場合は
ステップS6に戻り、検索管理部104は、もう一度、
検索エージェント105を起動させる。検索管理部10
4は、ユーザの評価点が2以下の情報資源をデータ格納
部106から削除し、“(information AND filteri
ng)OR multi-agent”というプロファイルについてフ
ィルタリングを行う。図10は、このフィルタリング結
果の説明図である。
【0028】この図10において、情報資源8は、“mu
lti-agent ”というプロファイルによってフィルタリン
グにより残された情報資源である。尚、ここで、情報資
源13は、ユーザの評価点が2であったため、データ格
納部106から削除されている。
【0029】〈ステップS15〉検索管理部104は、
タイムアウトの時間が経過したかどうかを検査する。タ
イムアウトの時間が過ぎたらステップS16に移行し、
また、タイムアウトの時間が過ぎていない場合は、上述
したようにステップS6に戻る。 〈ステップS16〉ユーザが再度、プロファイルを入力
するかどうかユーザに尋ねる。ユーザがプロファイルを
再度入力する場合はステップS2に戻り、上述した処理
を繰り返す。一方、プロファイルを入力しない場合、検
索管理部104は、検索エージェント105の活動を停
止させ、フィルタリングを終了する。 〈ステップS17〉ユーザの検索文が構文エラーであれ
ば、検索文処理部103は、ユーザインタフェース管理
部102に構文エラーであることを知らせる。ユーザイ
ンタフェース管理部102は、データ表示部107を通
じて、構文エラーであることをユーザに知らせる。
【0030】以上のように、実施例1によれば、ユーザ
は、WWWのノードを始点とするハイパーテキスト構造
をナビゲーションして欲しい情報資源を見つけなければ
ならないという問題点について、検索エージェントが自
動的に検索するということで解決することができる。ま
た、1回の検索文(プロファイル)の実行だけでは、検
索された結果がユーザの興味にあっていない場合には、
ユーザが検索文を変更して、再度、検索しなおさなけれ
ばならないという問題点については、ユーザの検索結果
の評価情報により、プロファイルに自動的に追加できる
ことで解決することができる。更に、あるノードから1
回だけの検索文の実行では、WWW上の情報が付け加わ
ったり、変更されたときに、ユーザはその情報を見落と
してしまうという問題に関しては、所定の検索間隔時間
毎に検索を行うよう構成しているため、このような問題
を解決することができる。
【0031】《実施例2》上記実施例1では、システム
側(検索管理部104)が、ユーザの評価の高い文書か
らプロファイルを自動的に獲得していたが、実施例2で
は、検索された文書の中のある単語をユーザが明示的に
プロファイルとして登録できるようにしたものである。
ここで、図面上の構成は、上記実施例1と同様であるた
め、図1を援用して説明する。即ち、データ入力部10
1は検索管理部104でフィルタリングを行った結果に
に対して、更にプロファイルを入力するよう構成され、
また、検索管理部104は、このデータ入力部101で
再度入力されたプロファイルを加えた検索指示を検索エ
ージェント105に行うよう構成されている。また、他
の構成については実施例1と同様である。
【0032】次に、実施例2の動作について説明する。
実施例2においては、実施例1で説明した図2のフロー
チャート中、ステップS12で、ユーザが明示的にプロ
ファイルを指定する、とした場合のステップS18が追
加される。
【0033】〈ステップS18〉ユーザは、情報資源に
ついて評価点を与える。評価点の低い情報資源は、次の
検索の時に捨てられる。ユーザが、情報資源の中のある
単語を、プロファイルとして付け加えたかったら、マウ
スやキーボードで登録することができる。図11は、プ
ロファイルの再入力画面の説明図である。ここでは、
“machine learning”という単語を新しいプロファイル
として登録したことを表している。このとき、プロファ
イルとしては、“machine AND learning ”となる。
ここで、ANDは論理積である。そして、これが、ユー
ザのもとのプロファイルに追加されて、新たなプロファ
イル、 (information AND filtering)OR(machine AN
D learning ) を生成する。
【0034】ここで抽出されたプロファイルは、次のフ
ィルタリングの時に有効になる。ユーザが指定した検索
間隔時間の2時間が経過したら、検索管理部104は検
索エージェント105に検索指示を行い、検索エージェ
ント105は、検索の始点から検索を行い、その検索結
果をデータ格納部106にコピーする。そして、検索管
理部104は、上記実施例1と同様にフィルタリングを
行う。このとき、新たにユーザによって追加されたプロ
ファイル“machine learning”についても、フィルタリ
ングを行う。そして、このとき、フィルタリングした情
報資源が、前のものから更新されていれば、その情報資
源をデータ格納部106に新たに格納する。
【0035】図12は、このプロファイルにおけるフィ
ルタリングの結果の説明図である。図12の情報資源
4、情報資源12は、“machine learning”というプロ
ファイルで新たにフィルタリングによって残された情報
資源である。
【0036】以上のように、1回のプロファイルの実行
で検索された結果がユーザの興味にあっていない場合に
は、ユーザがプロファイルを変更して、再度、検索しな
おさなければならないという問題点があった。この問題
点に対して、実施例2によれば、ユーザが検索された情
報資源の中の単語をプロファイルに明示的に追加するこ
とで解決することができる。
【0037】本発明は以上の実施例に限定されるもので
はなく、以下の変形例についても有効である。 実施例1、2では、情報資源の中の文書のフィルタリ
ングについて説明したが、情報資源が画像であっても適
用可能である。即ち、画像処理において、画像間の類似
度を計測することで、画像が含まれたネットワーク情報
フィルタリングを行うことができる。 実施例1、2では、ユーザのプロファイルを文字列の
照合(文字列の完全一致)によるフィルタリングに限定
したが、情報検索の手法であるシソーラスを用いること
で検索の精度を向上することができる。尚、ここでシソ
ーラスとは、主に専門用語を対象に、上位概念語、下位
概念語、類義語で区別された検索用語集である。
【0038】実施例1、2で、それぞれ、WWWの情
報資源の探索の戦略として、深さ優先戦略と幅優先戦略
の例を挙げたが、これ以外にも、検索エージェント10
5を複数用意して、並列探索することも可能である。 実施例1、2では、検索の始点を一つに限定したが、
検索の始点が複数であっても、それに応じて検索エージ
ェント105を増やせば、同様に実現可能である。この
ように、検索始点を複数とした場合、検索始点を逐次的
に検索せず並列に検索を行うことによって、検索スピー
ドを向上させることができる。 実施例1、2では、WWW上の情報資源のフィルタリ
ングについて説明したが、他のネットワーク上のハイパ
ーテキストの情報資源のフィルタリングについても同様
に適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ーク情報フィルタリングシステムによれば、データ入力
部で入力された検索文と検索ノードの始点と検索範囲と
に基づき、検索エージェントが対象となる情報資源を取
得してデータ格納部にコピーし、検索管理部によって、
この情報資源をフィルタリングするようにしたので、ユ
ーザは所望する情報資源を容易に取得することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムの構成図である。
【図2】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムの動作フローチャート(その1)である。
【図3】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムの動作フローチャート(その2)である。
【図4】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムにおけるプロファイル入力画面の説明図である。
【図5】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムにおける情報資源の深さ優先探索の説明図である。
【図6】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムにおける情報資源の幅優先探索の説明図である。
【図7】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムの実施例1におけるフィルタリングされた結果の説
明図である。
【図8】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムの実施例1における整形された結果の説明図であ
る。
【図9】本発明のネットワーク情報フィルタリングシス
テムの実施例1における各情報資源の評価値の説明図で
ある。
【図10】本発明のネットワーク情報フィルタリングシ
ステムの実施例1における新たにフィルタリングした結
果の説明図である。
【図11】本発明のネットワーク情報フィルタリングシ
ステムの実施例2におけるプロファイルの再入力画面の
説明図である。
【図12】本発明のネットワーク情報フィルタリングシ
ステムの実施例2における新たにフィルタリングした結
果の説明図である。
【符号の説明】
1 データ入力部 4 検索管理部 5 検索エージェント 6 データ格納部 7 データ表示部 8 コンピュータネットワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワーク上のハイパー
    テキストにおける情報資源を検索するネットワーク情報
    フィルタリングシステムにおいて、 前記情報資源を検索するための条件として、検索文と、
    ハイパーテキストにおける検索ノードの始点と、検索す
    るノードの範囲とを入力するデータ入力部と、 前記データ入力部で入力された検索文、検索始点、検索
    範囲に基づき、コンピュータネットワーク上を検索し
    て、対象となる情報資源を取得し、この情報資源をデー
    タ格納部に複写する検索エージェントと、 前記データ格納部に複写した情報資源に対して、前記検
    索条件に基づきフィルタリングを行う検索管理部と、 前記検索管理部で求めた情報資源を表示するデータ表示
    部とを備えたことを特徴とするネットワーク情報フィル
    タリングシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワーク情報フィル
    タリングシステムにおいて、 データ表示部で表示した情報資源に対する評価点を入力
    するデータ入力部と、 前記データ入力部で入力された評価点に基づき、評価点
    の高い情報資源の中で出現頻度の高い単語を検索文に加
    えて次の検索指示を行う検索管理部とを備えたことを特
    徴とするネットワーク情報フィルタリングシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のネットワーク情報フィル
    タリングシステムにおいて、 フィルタリング結果に対して、更に検索文を入力するデ
    ータ入力部と、 前記データ入力部で入力された検索文を加えた検索文で
    の検索指示を行うデータ管理部とを備えたことを特徴と
    するネットワーク情報フィルタリングシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のネット
    ワーク情報フィルタリングシステムにおいて、 検索間隔時間を入力するデータ入力部と、 前記データ入力部に入力された検索間隔時間毎に、検索
    エージェントに対して検索指示を行うと共に、当該検索
    エージェントの検索による情報資源に対してフィルタリ
    ングを行い、このフィルタリングした情報資源が前回の
    情報資源と異なっていた場合は、前記データ格納部の情
    報資源を更新する検索管理部とを備えたことを特徴とす
    るネットワーク情報フィルタリングシステム。
JP7136220A 1995-05-10 1995-05-10 ネットワーク情報フィルタリングシステム Pending JPH08305729A (ja)

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