JP2002014991A - ネットワーク上の情報フィルタリング装置 - Google Patents

ネットワーク上の情報フィルタリング装置

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JP2002014991A
JP2002014991A JP2000193794A JP2000193794A JP2002014991A JP 2002014991 A JP2002014991 A JP 2002014991A JP 2000193794 A JP2000193794 A JP 2000193794A JP 2000193794 A JP2000193794 A JP 2000193794A JP 2002014991 A JP2002014991 A JP 2002014991A
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Shingo Kato
審吾 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理者またはインターネットユーザから見
て、ユーザにとって不適切な情報へのアクセスを制限し
て、適切な情報のみを抽出することのできるネットワー
ク上の情報フィルタリング装置を提供する。 【解決手段】 文字列検索フィルタリングシステムであ
って、検索された情報をクライアント上に表示する前
に、この情報を構成する各ページの文書に対して、所定
の文字列からなる検索条件が含まれるか否かを判定する
文字列検索判定部11と、判定の結果、検索条件が文書
に含まれるときは、この検索条件の内容毎に文書を情報
単位毎にクライアント上に表示するか否かを判定する情
報表示判定部12などから構成され、検索対象文字列一
覧表13と指定URL(1),(2)14に含まれるテ
キストとの検索/比較を行い、有害な情報が含まれてい
るページを表示させないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子または光等を
媒体とする記憶装置や情報通信網から情報を取り出す際
に、不要もしくは不適切な情報へのアクセスを制限する
情報フィルタリング技術に関し、たとえばインターネッ
ト上に存在するサイト(URL)検索をブラウザにて行
う場合、そのブラウザ上にサイトの情報が表示される前
にフィルタリングを行う技術として好適なネットワーク
上の情報フィルタリング装置に適用して有効な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット上に存在するサイ
ト(URL)検索をブラウザにて行う場合、そのサイト
の情報に含まれる有害な情報の閲覧を規制するには、管
理者がそれら有害な情報を含むインターネットサイト
(URL)アドレスのデータベースを作成し、もしくは
それらデータベースを提供している会社からデータベー
スを購入し、そのデータベースを元にサーバ側で有害な
情報を制限する技術が用いられている。
【0003】なお、このようなインターネット上に存在
する有害な情報を制限する技術としては、たとえば19
99年8月16日、日経BP社発行の「日経コンピュー
タ(no.476)」P154〜P156等の文献に記
載される技術が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような技術では、一般家庭でブラウジングを行う際に、
簡単かつ有効的に有害サイトをフィルタリングすること
ができない。すなわち、従来の方法でURLのフィルタ
リングを行うには、サーバの管理者もしくはブラウザの
使用者が表示させたくない(もしくはしたくない)UR
Lのアドレスを直接指定したデータベースを作成し(も
しくはデータベースを購入し)、それら有害なURLを
表示させないようにしているため、データベースに登録
されていない有害なサイトを規制(フィルタリング)す
ることはできない。しかも、データベースの更新も頻繁
に行わなくてはならない。
【0005】詳細に、従来の情報フィルタリングでは、
たとえばWWW上のWebページ等に適用する場合にお
いては、以下に示すような問題が存在していた。
【0006】(1)Webページは単一の情報からなる
場合と複数の情報からなる場合があり、複数の情報から
なるページの場合に、個々の情報単位毎に分割し、その
情報単位毎にプロファイルとの比較を行なわないと、不
必要な情報のフィルタリングが正確にできない。
【0007】(2)大規模なシステムでない場合、全世
界のページを網羅的にチェックすることは単独システム
では不可能である。Webページはハイパーテキストで
あるために、複数のページによって一定の情報を表現す
ることがあり、前述のフィルタ手段が一つのWebペー
ジだけしか指定できないと、そのページからリンクを張
られている子供ページや孫ページに含まれる有害情報は
フィルタリングできない。
【0008】(3)単独のフィルタリング機能の処理だ
けでは、利用者にとって十分な範囲の新規発生情報をフ
ィルタリングすることが困難である。
【0009】また、他方で、それらを管理するサーバ等
を経由しない一般家庭では、ユーザにとって不適切な情
報へのアクセスを制限することができないという課題を
有していた。
【0010】そこで、本発明は、上記のような実情に鑑
みて為されたものであり、管理者またはインターネット
ユーザから見て、ユーザにとって不適切な情報へのアク
セスを制限して、適切な情報のみを抽出することのでき
る文字列検索フィルタリング技術を提供することを目的
とするものである。また、本発明の機能は、管理サーバ
側もしくはクライアント側のブラウザのどちらにも容易
に組み込むことを可能とするものである。
【0011】詳細に、本発明は、上記のWWW上のWe
bページ等に適用するような背景を考慮したものであ
り、WWWのように個々人が独自にデータを作成および
修正するデータベースにおいて、利用者にとって有害な
情報のみを効率的にフィルタリングして通知しないよう
にすることを可能とする文字列検索フィルタリング技術
を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
上に存在するサーバの所定の情報をクライアントがアド
レスを指定して検索し、この検索された情報をフィルタ
リングする装置に適用され、検索された情報をクライア
ント上に表示する前に、この情報を構成する各ページの
文書に対して、所定の文字列からなる検索条件が含まれ
るか否かを判定する手段と、この判定の結果、検索条件
が文書に含まれるときは、この検索条件の内容毎に文書
を情報単位毎にクライアント上に表示するか否かを判定
する手段と、を有することを特徴とするものである。
【0013】詳細に、本発明の文字列検索フィルタリン
グ機能は、インターネット上に存在するサイト(UR
L)検索をブラウザにて行う場合、そのブラウザ上にサ
イトの情報が表示される前にフィルタリングする機能で
あり、予め登録された検索条件(文字列/文字コード:
検索条件は複数指定可能)と、判定される文書(インタ
ーネットサイトのハイパーテキスト等)に含まれる情報
との間の類似度を算出し、その算出した類似度に従って
文書の中から所定の文字列を直接フィルタリングする文
字列検索フィルタリング機能において、前記文書に複数
の検索条件を含むか否かを判定する手段を備えているも
のである。
【0014】この発明の文字列検索フィルタリング機能
においては、ブラウザに情報が表示される前にフィルタ
リング機能が、Webページの文書それぞれに対して、
検索条件である文字列からなるデータが検索対象のWe
bページの文書に含まれるかどうかを判定する。そし
て、この判定機能によって検索条件(文字列)が含まれ
るデータと判定されたときに、その内容毎にフィルタリ
ング処理を行なうべく文書を情報単位毎にブラウザ上に
表示するか否かを判定する。これにより、この発明の文
字列検索フィルタリング機能では、単一の内容からなる
Webページと複数の内容からなるWebページとに対
し、これら全てをフィルタリング対象とし、かつ内容に
応じた高精度のフィルタリングを可能とすることができ
る。
【0015】また、本発明の文字列検索フィルタリング
機能は、複数の文書の中から所定の文字列を選出する文
字列検索フィルタリング機能であって、階層構造をなす
ハイパーテキストをフィルタリング対象の文書として、
それらに含まれる検索対象文字列において、新たな情報
が発生した場合においても本機能により登録された文字
列を元に下位層に位置する文書に対するフィルタリング
をすることが可能である。
【0016】これらの機能によって、設定されたアドレ
スに関係なく、ページ毎にフィルタリングが可能なの
で、URLのアドレス指定のフィルタリングに比べ、そ
の範囲内外に新たな情報が発生した場合においてもフィ
ルタリングすることが可能となる。
【0017】以上のように、本発明の文字列検索フィル
タリング機能においては、フィルタすべき文字列を設定
/指定することにより、その設定/指定された文字列を
起点としてフィルタリングを行うので、階層化されてい
るWebページもフィルタ対象とし、全てのブラウジン
グ範囲のデータを対象にフィルタリング処理を行なう。
これにより、階層的なWebページ等のフィルタリング
も可能とし、指定した範囲内に新規または修正された情
報がある場合にも、それらをもれなく検知/フィルタリ
ングすることができる。
【0018】また、ブラウザよりインターネットサイト
(URL)(ブラウザには表示させたくない有害なUR
L)への接続要求があった場合、文字列検索フィルタリ
ング機能により、表示させたくない文字列等がURLの
指し示すページ上に存在した場合は、その指し示すペー
ジを表示させないようにすることができる。
【0019】さらに、文字列検索によるURLフィルタ
リング機能は、URLのアドレスを直接指定しなくて
も、そのURLが指し示すテキスト内に含まれる文字列
により、表示させたくない有害な情報等を含むURLを
フィルタリングすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態の文字列検索フィルタリングシステムを示す概略構成
図、図2は本実施の形態の文字列検索フィルタリングシ
ステムにおいて、文字列検索フィルタリング処理の流れ
を示すフロー図である。
【0021】まず、図1により、本実施の形態の文字列
検索フィルタリングシステムの一例の構成を説明する。
本実施の形態の文字列検索フィルタリングシステムは、
たとえばインターネット1上に接続されたサーバ側のデ
ータベース(サイト)2と、クライアント側のブラウザ
3などからなる構成において、クライアント側に構築さ
れ、検索された情報をクライアント上に表示する前に、
この情報を構成する各ページの文書に対して、所定の文
字列からなる検索条件が含まれるか否かを判定する文字
列検索判定部11と、判定の結果、検索条件が文書に含
まれるときは、この検索条件の内容毎に文書を情報単位
毎にクライアント上に表示するか否かを判定する情報表
示判定部12などから構成されている。
【0022】詳細に、この文字列検索フィルタリングシ
ステムにおいては、クライアント側のブラウザ3よりイ
ンターネット1上のサイト(URL)の要求があった場
合に、その要求されたハイパーテキストやその他のデー
タを含むURLをブラウザ3に表示する前に、まず文字
列検索判定部11で予め登録された検索対象となる文字
列がそのURLに含まれるかどうかを検索し、検索条件
が一致した場合はクライアント側のブラウザ3にはその
情報を含むURLを表示せず、反対に検索条件が一致し
ない場合はフィルタリング対象ではないと判断して、ク
ライアントから要求のあったURLの情報をブラウザ3
に表示する処理を情報表示判定部12で行うような構成
となっている。
【0023】また、検索方法に関しては、たとえば特開
平11−353329号公報「文書検索方法及びその実
施装置並びにその処理プログラムを記録した媒体」等の
検索方法を流用でき、あらゆる検索方法を使用できるも
のとする。
【0024】なお、この発明は、クライアントのブラウ
ザ3の機能としても、企業や大学等のプロキシーサーバ
等のサーバ機能の一部としての実施も可能であり、媒体
であるフロッピィディスクやCD−ROM等に格納した
形態や、磁気ディスク等に格納しておいて、ネットワー
クで入手可能な形態で提供することも可能である。
【0025】図1を用いて、さらに本実施の形態の文字
列検索フィルタリングシステムの機能を説明する。図1
に示すように、本実施の形態の文字列検索フィルタリン
グシステムは、ユーザが任意に登録した検索対象の文字
列をテキストベースにて保存した検索対象文字列一覧表
13と、クライアントのブラウザ3から要求のあった指
定URL(1),(2)14に含まれるハイパーテキス
ト内のテキストと検索/比較する。なお、ハイパーテキ
スト内の全ての構成部分が検索対象となる。図1では、
検索対象文字列一覧表13と指定URL(2)14に含
まれるテキストで一致した文字列が見つかっている。
【0026】この検索対象文字列一覧表13は、システ
ムが監視すべき文字列の一覧である。利用者がこの検索
対象文字列一覧表13に監視したい文字列を登録する。
なお、文字列とは、全ての文字コード(ASCII,シ
フトJIS,JIS、EUC、他)を含むものとする。
【0027】次に、本実施の形態の作用について、図2
により、文字列検索フィルタリング処理の流れを説明す
る。
【0028】この文字列検索フィルタリング処理は、ク
ライアント側からURLの要求があった場合に(ステッ
プS1)、このURLの検索を行い(ステップS2)、
URLを見つけた後に(ステップS4)、インターネッ
ト1のデータベース2からダウンロードされた全てのペ
ージ(ハイパーテキスト)に対して処理を行なう。な
お、ステップS1において、URLの要求がない場合は
なにもせず(ステップS2)、またステップS4でUR
Lが見つからなかった場合はステップS1の処理に戻
る。
【0029】まず始めに、文字列検索フィルタリングシ
ステムは、ダウンロードされたWebページのハイパー
テキストを取り出し、その取り出されたハイパーテキス
トをユーザが任意に登録した検索対象の文字列をテキス
トベースにて保存した検索対象文字列一覧表13に基づ
いて、登録されている検索対象文字列をOR検索条件を
もとにハイパーテキスト内に含まれる文字列の検索を実
行し(ステップS5)、そのページに検索条件が見つか
るか否かを文字列検索判定部11で判定する(ステップ
S6)。
【0030】そして、ステップS6の判定の結果、検索
対象文字列がページ内に含まれた場合には、情報表示判
定部12で有害な情報が含まれていると判断して、対象
とするページを表示させない処理を行う(ステップS
7)。この非表示処理を実施した後に、処理対象のペー
ジを表示できない趣旨のメッセージをブラウザ3に表示
する(ステップS8)。
【0031】反対に、ステップS6の判定の結果、検索
対象文字列がページ内に含まれない場合は、情報表示判
定部12で有害な情報を含まれていないと判断して、U
RLに対応する処理対象のページをブラウザ3に表示す
る(ステップS9)。
【0032】続いて、URLの要求があったか否かを判
定し(ステップS10)、URLの要求があった場合は
ステップS3からの処理を繰り返し、またURLの要求
がない場合は終了となる。
【0033】この際に、複数の情報単位からなっている
ページも、本文字列検索フィルタリングシステムでは目
的ページをブラウザ3に表示する前に文字列検索フィル
タリング処理を行うので、サブディレクトリを含む、も
しくはリンク先を含むページでも、それらのページをブ
ラウザ3に表示する前に文字列検索フィルタリング処理
を行うことが可能なので、利用者に提示する結果を高い
精度でフィルタリングすることができる。
【0034】また、本実施の形態では、今回のフィルタ
リング時に取り込んだページと、前回のフィルタリング
時に取り込んだページとを比較する必要がない。そのペ
ージに修正が施されたか否かを判定する必要もなく、変
化があった場合でも、変化がなかった場合でも取り込ん
だページをフィルタリングする。なお、一度取り込んだ
ページに検索対象文字列が含まれていた場合、そのペー
ジのアドレスを記録し、2度目にそのページを参照した
場合は、そのアドレスをフィルタリング対象として判定
を行い、処理の高速化に用いても良いことはいうまでも
ない。
【0035】次に、具体的なWebページの情報判定処
理について説明する。ハイパーテキスト内は、一般的
に、開始タグと終了タグとによって論理的な構造をして
いる。たとえば、HTMLでは、開始タグ<TITLE
>と終了タグ</TITLE>とに囲まれた部分がタイ
トル、開始タグ<UL>と終了タグ</UL>とに囲ま
れた部分が箇条書きと定義されている。また、段落を規
定する<P>や、箇条書きの各項目を表現する<LI>
のように、終了タグを省略してよいタグも存在する。こ
れらのタグについては、同じ開始タグが出現した時点で
終了タグが存在したものと見なされる。文字列検索フィ
ルタリングシステムでは、これらタグを指定してタグ内
に含まれる情報のみを検索対象とすることも可能だが、
タグ等を指定せずにHTML文に含まれる情報を全て検
索対象とすることができる。
【0036】このようにタグを指定する場合は、検索速
度を早くすることが目的である。この場合、先にページ
内をスキャンしてHTMLの開始タグを検出する。そし
て、その開始タグに対応する終了タグを検出することに
より、各タグに対応する情報を取り出し、タグ内のみを
検索対象とする。
【0037】このような文字列検索フィルタリングシス
テムは、処理対象とするページが複数の情報単位からな
るページであるかどうかを判断する必要がなく、ページ
単位で判定することが可能である。
【0038】さらに、文字列検索の処理は、検索対象文
字列一覧に格納された検索条件と処理対象となる各情報
単位とをそれぞれ単語頻度のベクトルとして表現し、こ
れらベクトル間の内積を取ることによって、類似度を求
めるといった従前の算出方法を流用することも可能であ
る。
【0039】本実施の形態では、市場で使われている一
般的なHTMLブラウザで表示することも想定している
ため、HTML形式で結果を出力している。これは、フ
ィルタリング結果で選択された文書のオリジナルをアク
セスする場合に、その文書形式との統一性を図るためで
ある。したがって、必ずしもこれに限定するものでな
く、特殊なブラウザで取り込める形式のデータに変換す
るように作成することは,ごく簡単である。また、サー
バ側としての機能にも容易に採用/組み込めるため、特
殊な専用のブラウザを用意する必要はない。同様に、ク
ライアント側のブラウザに本機能を追加/組み込んだ
り、また専用のブラウザを作成することも容易である。
【0040】このように、本実施の形態の文字列検索フ
ィルタリングシステムによれば、単一の内容からなるW
ebページと、複数の内容からなるWebページに関係
なく、これらを全てフィルタリング対象とし、かつ内容
に応じた高精度のフィルタリング処理を実施することが
できる。
【0041】本実施の形態を用いると、設定したページ
の下位層に位置するページに新規情報を含むかどうかを
再帰的にチェックする必要がない。
【0042】また、階層構造をなすページの最初のペー
ジに検索対象(フィルタリング対象)となる文字列が含
まれていた場合、それ以下のページをたどらないように
することも可能である。また、その下位に位置するペー
ジ毎にフィルタリングを行うことも可能である。
【0043】以上のように、本実施の形態は、小規模及
び大規模など、どのようなシステムでも容易に導入する
ことが可能である。システムに検索/監視させる文字列
(文字コード)を、検索対象文字列一覧表13のリスト
に利用者自らが登録するので、インターネット1上に存
在する膨大な量のアドレスを登録する必要はない。特
に、大規模なシステムである場合、監視するページの全
てのアドレスを事前に登録することは困難である。また
同様に、小規模のシステムの場合でも、インターネット
1上に存在する全ての有害な情報を含むページを事前に
登録することは不可能である。そこで、取り込んだペー
ジに記述されている文字列をフィルタリングの対象とす
る本実施の形態である文字列検索フィルタリングシステ
ムが有効になる。大規模システムとして実施する場合
は、この形態によって規制の範囲を拡大することも可能
である。さらに、Webページでは、外部のページへリ
ンクを張っている場合があるが、このような外部へのリ
ンクについては無視するように変形することも可能であ
る。
【0044】このように、本実施の形態の文字列検索フ
ィルタリングシステムによれば、階層的に配置されたW
ebページも簡単にフィルタリングすることを可能と
し、指定した範囲内に新規または修正された情報がある
場合でも、それらをもれなく検知し、フィルタリングす
ることが可能である。
【0045】また、本実施の形態では、処理の性能を高
めるため、他の情報フィルタリング装置が出力するフィ
ルタリング結果のファイルを、直接、本発明の機能とリ
ンクするように変形することは容易である。
【0046】このように、本実施の形態の文字列検索フ
ィルタリングシステムを使用すれば、他の情報フィルタ
リング装置が出力したフィルタリング結果を読み込むこ
とにより、単独の文字列検索フィルタリングシステムが
フィルタできる以上の範囲の情報をフィルタすることも
可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のネットワ
ーク上の情報フィルタリング装置によれば、以下のよう
な効果を得ることが可能となる。
【0048】(1)複数の形態を有するWebページを
始めとする文書情報のフィルタリングを統一的に処理
し、利用者にとっても使い易い形態で提供することが可
能となる。
【0049】(2)複数の情報単位からなる文書内のフ
ィルタリングについても、回りのテキストに影響される
ことなく独立して類似度を算出することもできるため、
高い精度でフィルタリング処理を行なうことが可能とな
る。
【0050】(3)ハイパーテキスト形式の文書をフィ
ルタリング対象とすることにより、複数のWebページ
で一つの情報を表現しているWebページでも効果的に
フィルタリングさせることができ、また無制限に階層を
たどることを排除することができるため、処理時間を抑
えることも可能となる。
【0051】(4)文字列検索フィルタリング機能にお
いては、単一の内容からなるWebページと複数の内容
からなるWebページとに対し、これら全てをフィルタ
リング対象とし、かつ内容に応じた高精度のフィルタリ
ングを実現することが可能となる。
【0052】(5)文字列(文字コード)を元にフィル
タを行うので、インターネットサイト(URL)のアド
レスを直接指定したデータベースを作成する必要はな
く、容易にURLのフィルタリングを実現でき、また従
来から行われていたようにURLのアドレスによるフィ
ルタリングを必要としないので、一般ユーザが不適切な
情報へアクセスすることを管理者もしくはインターネッ
ト利用者の判断で制限できるようにすることが可能とな
る。
【0053】(6)本文字列検索フィルタリング機能を
使ったブラウザを使用すれば、一般家庭でも文字列指定
による簡単なインターネットサイト(URL)のフィル
タリングを実現することが可能となる。
【0054】(7)本発明の文字列検索フィルタリング
機能は、管理サーバ側(大規模システム)もしくはクラ
イアント側のブラウザ(小規模システム)のどちらにも
容易に組み込むことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の文字列検索フィルタリ
ングシステムを示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の文字列検索フィルタリ
ングシステムにおいて、文字列検索フィルタリング処理
の流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1…インターネット、2…データベース、3…ブラウ
ザ、11…文字列検索判定部、12…情報表示判定部、
13…検索対象文字列一覧表、14…指定URL。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上に存在するサーバの所定
    の情報をクライアントがアドレスを指定して検索し、こ
    の検索された情報をフィルタリングするネットワーク上
    の情報フィルタリング装置において、 前記検索された情報を前記クライアント上に表示する前
    に、この情報を構成する各ページの文書に対して、所定
    の文字列からなる検索条件が含まれるか否かを判定する
    手段と、 前記判定の結果、前記検索条件が前記文書に含まれると
    きは、この検索条件の内容毎に前記文書を情報単位毎に
    前記クライアント上に表示するか否かを判定する手段
    と、を有することを特徴とするネットワーク上の情報フ
    ィルタリング装置。
JP2000193794A 2000-06-28 2000-06-28 ネットワーク上の情報フィルタリング装置 Pending JP2002014991A (ja)

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