JPH1040180A - 情報中継装置 - Google Patents
情報中継装置Info
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- JPH1040180A JPH1040180A JP8193154A JP19315496A JPH1040180A JP H1040180 A JPH1040180 A JP H1040180A JP 8193154 A JP8193154 A JP 8193154A JP 19315496 A JP19315496 A JP 19315496A JP H1040180 A JPH1040180 A JP H1040180A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の情報提供サーバと情報取得装置とに接続
した情報中継装置に関し，利用者が必要な情報として登
録した情報の更新などに関する情報を自動的に通知する
機能を持つ情報中継装置を提供する。 【解決手段】テーブル管理手段10は, 利用者により登録
されたアドレスおよび各情報の最終更新日時を記録した
テーブル(4,6) を管理する。ある利用者から情報取得の
要求があった場合に，更新日時比較手段７および取得情
報検出手段５により，取得した情報が更新されている
か，登録された情報であるかを判定する。取得した情報
がこれらに該当する場合に, 登録した情報が更新された
ことを，利用者に通知する。
した情報中継装置に関し，利用者が必要な情報として登
録した情報の更新などに関する情報を自動的に通知する
機能を持つ情報中継装置を提供する。 【解決手段】テーブル管理手段10は, 利用者により登録
されたアドレスおよび各情報の最終更新日時を記録した
テーブル(4,6) を管理する。ある利用者から情報取得の
要求があった場合に，更新日時比較手段７および取得情
報検出手段５により，取得した情報が更新されている
か，登録された情報であるかを判定する。取得した情報
がこれらに該当する場合に, 登録した情報が更新された
ことを，利用者に通知する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，情報提供サーバと
情報表示（取得）装置の間で情報を中継する装置であっ
て，情報の変更，利用者にとって必要な情報の通知を自
動的に行う情報中継装置に関するものである。
情報表示（取得）装置の間で情報を中継する装置であっ
て，情報の変更，利用者にとって必要な情報の通知を自
動的に行う情報中継装置に関するものである。
【０００２】最近，Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂ（Ｗ
ＷＷ）という分散ハイパーメディアシステムが急速に普
及している。ＷＷＷは，複数の情報提供サーバと情報を
見るためのブラウザと呼ばれるクライアントから構成さ
れる。一つの情報提供サーバでは，複数の文書が管理さ
れ，文書間はリンクによって結ばれ，利用者はブラウザ
を利用してリンクをたどりながら情報にアクセスする。
ＷＷ）という分散ハイパーメディアシステムが急速に普
及している。ＷＷＷは，複数の情報提供サーバと情報を
見るためのブラウザと呼ばれるクライアントから構成さ
れる。一つの情報提供サーバでは，複数の文書が管理さ
れ，文書間はリンクによって結ばれ，利用者はブラウザ
を利用してリンクをたどりながら情報にアクセスする。
【０００３】情報提供サーバとブラウザの間には，情報
中継装置が置かれることが多い。この情報中継装置は，
一般的にＰｒｏｘｙサーバと呼ばれ，いわゆるファイア
ウォール（防火壁）の内側と外側の間で情報を中継する
機能，情報のキャッシング機能，文字コードの変換機能
等の様々な機能を備える。企業等では，ほとんどの場
合，このようなＰｒｏｘｙサーバを中継してＷＷＷにア
クセスする。
中継装置が置かれることが多い。この情報中継装置は，
一般的にＰｒｏｘｙサーバと呼ばれ，いわゆるファイア
ウォール（防火壁）の内側と外側の間で情報を中継する
機能，情報のキャッシング機能，文字コードの変換機能
等の様々な機能を備える。企業等では，ほとんどの場
合，このようなＰｒｏｘｙサーバを中継してＷＷＷにア
クセスする。
【０００４】
【従来の技術】従来，利用者がＷＷＷにおいて情報を入
手する場合，各利用者がクライアントから情報中継装置
に情報取得要求を出すと，情報中継装置は，情報提供サ
ーバに対して情報取得要求を送出してアクセスし，該当
する情報を取得し，これを要求元の利用者のクライアン
トのみに送っていた。この場合，情報中継装置は，情報
取得要求があった情報をキャッシュするが，一定時間が
経過した場合またはキャッシュが満杯になった場合に
は，キャッシュから消去されるので，その後は，別の利
用者から同一の情報に対して取得要求があるときでも，
再度情報提供サーバにアクセスする必要があった。
手する場合，各利用者がクライアントから情報中継装置
に情報取得要求を出すと，情報中継装置は，情報提供サ
ーバに対して情報取得要求を送出してアクセスし，該当
する情報を取得し，これを要求元の利用者のクライアン
トのみに送っていた。この場合，情報中継装置は，情報
取得要求があった情報をキャッシュするが，一定時間が
経過した場合またはキャッシュが満杯になった場合に
は，キャッシュから消去されるので，その後は，別の利
用者から同一の情報に対して取得要求があるときでも，
再度情報提供サーバにアクセスする必要があった。
【０００５】このように，情報中継装置では，通常，ア
クセスした情報提供サーバの情報がキャッシングされる
が，この情報は，一定時間が経過すると利用されないま
ま削除されてしまっていた。
クセスした情報提供サーバの情報がキャッシングされる
が，この情報は，一定時間が経過すると利用されないま
ま削除されてしまっていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述したように，情報
中継装置は，利用者の情報取得要求に対して情報提供サ
ーバが提供する情報をただキャッシングするだけであ
り，利用者がキャッシュされた情報を利用できるのは，
たまたま他の利用者がほんの少し前に同一データにアク
セスした場合のみであるというように，非常に限られて
いた。
中継装置は，利用者の情報取得要求に対して情報提供サ
ーバが提供する情報をただキャッシングするだけであ
り，利用者がキャッシュされた情報を利用できるのは，
たまたま他の利用者がほんの少し前に同一データにアク
セスした場合のみであるというように，非常に限られて
いた。
【０００７】例えば，ある情報が更新されたかどうかを
調べるためには，利用者は，実際にその情報にアクセス
して更新の有無を確認するしか方法がない。一方，情報
提供サーバ自身が情報の更新について利用者へ通知する
ことは，利用者の数が多くなるにつれて情報提供サーバ
の負担が非常に大きくなり，実現は困難である。
調べるためには，利用者は，実際にその情報にアクセス
して更新の有無を確認するしか方法がない。一方，情報
提供サーバ自身が情報の更新について利用者へ通知する
ことは，利用者の数が多くなるにつれて情報提供サーバ
の負担が非常に大きくなり，実現は困難である。
【０００８】また，利用者は，自分の興味ある情報を得
ようとした場合，さまざまな情報提供サーバにアクセス
して，その情報を一つ一つ確認する必要があり，たとえ
自分の近くの情報中継装置に該当する情報がキャッシュ
されていたとしても，これを利用することができなかっ
た。
ようとした場合，さまざまな情報提供サーバにアクセス
して，その情報を一つ一つ確認する必要があり，たとえ
自分の近くの情報中継装置に該当する情報がキャッシュ
されていたとしても，これを利用することができなかっ
た。
【０００９】本発明は，上記問題点の解決を図り，複数
のクライアントが利用する情報中継装置において，情報
中継装置内に利用者が登録した情報取得テーブルを持
ち，これに基づいて利用者への情報の通知機能を備える
ことにより，利用者の情報取得に関する負担を軽減する
とともに，情報中継装置にキャッシュされる情報を有効
に利用できるようにすることを目的とする。
のクライアントが利用する情報中継装置において，情報
中継装置内に利用者が登録した情報取得テーブルを持
ち，これに基づいて利用者への情報の通知機能を備える
ことにより，利用者の情報取得に関する負担を軽減する
とともに，情報中継装置にキャッシュされる情報を有効
に利用できるようにすることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め，本発明は，図１の本発明の原理説明図に示すような
各手段を持つ。図１において，１は情報中継装置，２は
入出力処理手段，３はキャッシュデータ記憶部，４は情
報取得テーブル，５は取得情報検出手段，６は最終更新
日時管理テーブル，７は更新日時比較手段，８は通知手
段，９は自動情報取得処理手段，１０はテーブル管理手
段，１１は設定登録手段を表す。
め，本発明は，図１の本発明の原理説明図に示すような
各手段を持つ。図１において，１は情報中継装置，２は
入出力処理手段，３はキャッシュデータ記憶部，４は情
報取得テーブル，５は取得情報検出手段，６は最終更新
日時管理テーブル，７は更新日時比較手段，８は通知手
段，９は自動情報取得処理手段，１０はテーブル管理手
段，１１は設定登録手段を表す。
【００１１】情報中継装置１は，ＣＰＵおよびメモリな
どからなり，複数の情報提供サーバと複数のクライアン
トアプリケーションが実行される情報表示装置（以下，
クライアントという）に接続される。
どからなり，複数の情報提供サーバと複数のクライアン
トアプリケーションが実行される情報表示装置（以下，
クライアントという）に接続される。
【００１２】入出力処理手段２は，各利用者が使用する
クライアントと情報提供サーバとの間で，情報の入出力
処理を行う手段である。キャッシュデータ記憶部３は，
入出力処理手段２を通過する情報を一時的に記憶する手
段である。
クライアントと情報提供サーバとの間で，情報の入出力
処理を行う手段である。キャッシュデータ記憶部３は，
入出力処理手段２を通過する情報を一時的に記憶する手
段である。
【００１３】情報取得テーブル４は，利用者名（利用者
識別情報）と取得したい情報の位置情報または検索する
ための検索情報とを対にして登録した情報取得要求記憶
手段である。位置情報は，例えばＷＷＷのＵＲＬのよう
な情報提供サーバの情報の位置を示すアドレス等であ
り，検索情報は，例えば，語句，文章等の文字列等から
なるキーワードである。情報取得テーブル４は，位置情
報と検索情報のいずれか一方を定義するようにしてもよ
く，両方を定義するようにしてもよい。
識別情報）と取得したい情報の位置情報または検索する
ための検索情報とを対にして登録した情報取得要求記憶
手段である。位置情報は，例えばＷＷＷのＵＲＬのよう
な情報提供サーバの情報の位置を示すアドレス等であ
り，検索情報は，例えば，語句，文章等の文字列等から
なるキーワードである。情報取得テーブル４は，位置情
報と検索情報のいずれか一方を定義するようにしてもよ
く，両方を定義するようにしてもよい。
【００１４】取得情報検出手段５は，入出力処理手段２
を通過する／通過した情報から情報取得テーブル４に登
録された位置情報または検索情報を検出する手段であ
る。最終更新日時管理テーブル６は，取得したい情報の
位置情報とその情報の最終更新日時とを対にして記憶す
る更新日時管理情報記憶手段である。
を通過する／通過した情報から情報取得テーブル４に登
録された位置情報または検索情報を検出する手段であ
る。最終更新日時管理テーブル６は，取得したい情報の
位置情報とその情報の最終更新日時とを対にして記憶す
る更新日時管理情報記憶手段である。
【００１５】更新日時比較手段７は，入出力処理手段２
を通過する／通過した情報の更新日時と最終更新日時管
理テーブル６に記憶された最終更新日時とを比較する手
段である。
を通過する／通過した情報の更新日時と最終更新日時管
理テーブル６に記憶された最終更新日時とを比較する手
段である。
【００１６】通知手段８は，入出力処理手段２を通過す
る／通過した情報が情報取得テーブル４に登録された位
置情報または検索情報を持ち，かつ，その情報の更新日
時が最終更新日時管理テーブル６に記憶された最終更新
日時より新しい場合に，情報取得テーブル４に定義され
た該当する利用者に対し，通過する／通過した情報また
はその更新に関する情報を通知する手段である。通知す
る方法はどのような方法でもよく，例えばメール等を用
いて通知してもよく，またノーティフィケーション・ノ
ードを介在させて通知するようにしてもよい。
る／通過した情報が情報取得テーブル４に登録された位
置情報または検索情報を持ち，かつ，その情報の更新日
時が最終更新日時管理テーブル６に記憶された最終更新
日時より新しい場合に，情報取得テーブル４に定義され
た該当する利用者に対し，通過する／通過した情報また
はその更新に関する情報を通知する手段である。通知す
る方法はどのような方法でもよく，例えばメール等を用
いて通知してもよく，またノーティフィケーション・ノ
ードを介在させて通知するようにしてもよい。
【００１７】自動情報取得処理手段９は，最終更新日時
管理テーブル６の自動取得がＯＮに設定されている情報
の情報提供サーバに対し，所定時間ごとまたは所定の契
機にアクセスし，当該情報の更新に関する情報を，自動
的に取得する手段である。自動的に取得する方法として
ＷＷＷの場合「ｉｆ ｍｏｄｉｆｉｅｄ」オプション等
を用いてもよい。
管理テーブル６の自動取得がＯＮに設定されている情報
の情報提供サーバに対し，所定時間ごとまたは所定の契
機にアクセスし，当該情報の更新に関する情報を，自動
的に取得する手段である。自動的に取得する方法として
ＷＷＷの場合「ｉｆ ｍｏｄｉｆｉｅｄ」オプション等
を用いてもよい。
【００１８】テーブル管理手段１０は，情報取得テーブ
ル４および最終更新日時管理テーブル６を管理する手段
である。テーブル管理手段１０は，情報取得テーブル４
の位置情報または検索情報をもとに，最終更新日時管理
テーブル６を定義し，情報取得テーブル４において所定
数以上の利用者が同一の情報を定義している場合には，
当該情報の自動取得をＯＮに設定し，また，入出力処理
手段２を通過する／通過した情報が更新されている場合
には，更新日時を書き換える。
ル４および最終更新日時管理テーブル６を管理する手段
である。テーブル管理手段１０は，情報取得テーブル４
の位置情報または検索情報をもとに，最終更新日時管理
テーブル６を定義し，情報取得テーブル４において所定
数以上の利用者が同一の情報を定義している場合には，
当該情報の自動取得をＯＮに設定し，また，入出力処理
手段２を通過する／通過した情報が更新されている場合
には，更新日時を書き換える。
【００１９】設定登録手段１１は，各利用者が，自分が
必要とする情報の位置情報または検索情報を，情報取得
テーブル４に設定するための登録処理手段である。本発
明は，以下のように作用する。
必要とする情報の位置情報または検索情報を，情報取得
テーブル４に設定するための登録処理手段である。本発
明は，以下のように作用する。
【００２０】情報中継装置１に接続されたクライアント
の各利用者は，設定登録手段１１により自分が必要とす
る情報の位置情報または検索情報を情報取得テーブル４
に登録する。テーブル管理手段１０は，取得情報テーブ
ル４の位置情報または検索情報をもとに最終更新日時管
理テーブル６を定義し，必要があれば自動取得のフラグ
を設定する。
の各利用者は，設定登録手段１１により自分が必要とす
る情報の位置情報または検索情報を情報取得テーブル４
に登録する。テーブル管理手段１０は，取得情報テーブ
ル４の位置情報または検索情報をもとに最終更新日時管
理テーブル６を定義し，必要があれば自動取得のフラグ
を設定する。
【００２１】情報提供サーバへアクセスして情報を読み
出し，情報中継装置１の入出力処理手段２を情報が通過
すると，更新日時比較手段７は，通過する／通過した情
報の更新日時を取得し，最終更新日時管理テーブル６の
更新日時と比較し，通過する／通過した情報の更新日時
が新しい場合には，取得した更新日時をテーブル管理手
段１０へ渡し，通知手段８へ通知する。なお，情報中継
装置１を通過する情報は，情報の位置情報をインデック
スとしてキャッシュデータ記憶部３に一旦記憶され蓄積
されるが，更新日時が新しい場合にだけキャッシュデー
タ記憶部３に保存するようにしてもよい。こうすれば，
多くの利用者が見る可能性の大きい情報だけをキャッシ
ュデータ記憶部３に保存することができる。
出し，情報中継装置１の入出力処理手段２を情報が通過
すると，更新日時比較手段７は，通過する／通過した情
報の更新日時を取得し，最終更新日時管理テーブル６の
更新日時と比較し，通過する／通過した情報の更新日時
が新しい場合には，取得した更新日時をテーブル管理手
段１０へ渡し，通知手段８へ通知する。なお，情報中継
装置１を通過する情報は，情報の位置情報をインデック
スとしてキャッシュデータ記憶部３に一旦記憶され蓄積
されるが，更新日時が新しい場合にだけキャッシュデー
タ記憶部３に保存するようにしてもよい。こうすれば，
多くの利用者が見る可能性の大きい情報だけをキャッシ
ュデータ記憶部３に保存することができる。
【００２２】なお，初めて取得した情報であって最終更
新日時管理テーブル６に更新日時が登録されていない情
報については，更新日時が新しい情報と同様に取り扱
う。次に，取得情報検出手段５は，通過する／通過した
情報の位置情報が情報取得テーブル４に定義された位置
情報であるかどうかを検出し，検出した場合には通知手
段８へ通知する。
新日時管理テーブル６に更新日時が登録されていない情
報については，更新日時が新しい情報と同様に取り扱
う。次に，取得情報検出手段５は，通過する／通過した
情報の位置情報が情報取得テーブル４に定義された位置
情報であるかどうかを検出し，検出した場合には通知手
段８へ通知する。
【００２３】または，取得情報検出手段５は，キャッシ
ュデータ記憶部３中の入出力処理手段２を通過した情報
に検索情報があるかどうかを検索し，該当する検索情報
を持つ情報があったときは，通知手段８へ通知する。
ュデータ記憶部３中の入出力処理手段２を通過した情報
に検索情報があるかどうかを検索し，該当する検索情報
を持つ情報があったときは，通知手段８へ通知する。
【００２４】通知手段８は，取得情報検出手段５および
更新日時比較手段７からの通知を受けて，情報取得テー
ブル４をもとに該当するクライアントにメール等を用い
て更新があった旨の通知または当該情報を送信する。
更新日時比較手段７からの通知を受けて，情報取得テー
ブル４をもとに該当するクライアントにメール等を用い
て更新があった旨の通知または当該情報を送信する。
【００２５】さらに，自動情報取得処理手段９は，所定
時間ごとに，入出力処理手段２を介して，自動取得が設
定された情報に対し更新情報の取得を行い，受け取った
更新情報（更新日時）を，テーブル管理手段１０に渡
す。
時間ごとに，入出力処理手段２を介して，自動取得が設
定された情報に対し更新情報の取得を行い，受け取った
更新情報（更新日時）を，テーブル管理手段１０に渡
す。
【００２６】これにより，利用者は，必要な更新に関す
る情報を効率よく取得できるようになり，また，情報中
継装置１にキャッシングされた情報を有効に活用するこ
とが可能となる。
る情報を効率よく取得できるようになり，また，情報中
継装置１にキャッシングされた情報を有効に活用するこ
とが可能となる。
【００２７】
【発明の実施の形態】以下，本発明の実施の一形態につ
いて説明する。図２は，情報取得テーブルの構成例を示
す図である。図２に示すように，利用者Ａ，Ｂ，Ｃ，
Ｄ，…は，それぞれ，情報取得テーブル４に，自分が必
要な情報を取得するために，例えば，位置情報（情報ア
ドレスａ１，ａ２，ａ３，…）またはキーワード（ｋｅ
ｙｗｏｒｄ１，ｋｅｙｗｏｒｄ２，…）を設定する。こ
れら取得情報の定義は，位置情報とキーワードのどちら
か一方だけもよく，また両方でもよい。
いて説明する。図２は，情報取得テーブルの構成例を示
す図である。図２に示すように，利用者Ａ，Ｂ，Ｃ，
Ｄ，…は，それぞれ，情報取得テーブル４に，自分が必
要な情報を取得するために，例えば，位置情報（情報ア
ドレスａ１，ａ２，ａ３，…）またはキーワード（ｋｅ
ｙｗｏｒｄ１，ｋｅｙｗｏｒｄ２，…）を設定する。こ
れら取得情報の定義は，位置情報とキーワードのどちら
か一方だけもよく，また両方でもよい。
【００２８】図２の情報取得テーブル４では，例えば利
用者Ａは，情報アドレスがａ１，ａ２，ａ４，ａ６，ａ
９の情報が更新されたことを取得情報検出手段５が検出
したときに，その旨を通知することを要求している。ま
た，他のクライアントが受信した情報の中にｋｅｙｗｏ
ｒｄ１のキーワードを持つ情報があったときに，その情
報を利用者Ａに通知することを要求している。
用者Ａは，情報アドレスがａ１，ａ２，ａ４，ａ６，ａ
９の情報が更新されたことを取得情報検出手段５が検出
したときに，その旨を通知することを要求している。ま
た，他のクライアントが受信した情報の中にｋｅｙｗｏ
ｒｄ１のキーワードを持つ情報があったときに，その情
報を利用者Ａに通知することを要求している。
【００２９】図３は，最終更新日時管理テーブルの構成
例を示す図である。最終更新日時管理テーブル６のアド
レスは，テーブル管理手段１０により，情報取得テーブ
ル４の情報アドレスから設定される。更新日時は，更新
日時比較手段７から渡された最新の更新日時に書き換え
られ，所定の場合に自動取得がＯＮに設定される。
例を示す図である。最終更新日時管理テーブル６のアド
レスは，テーブル管理手段１０により，情報取得テーブ
ル４の情報アドレスから設定される。更新日時は，更新
日時比較手段７から渡された最新の更新日時に書き換え
られ，所定の場合に自動取得がＯＮに設定される。
【００３０】例えば，利用者が３名以上の場合に自動取
得処理を行うように設定する場合には，図２の情報取得
テーブル４に示すように，情報アドレスａ１は，利用者
Ａ，利用者Ｃ，利用者Ｄにより定義されていることか
ら，最新更新日時管理テーブル６の情報アドレスａ１の
自動取得がＯＮに設定される。
得処理を行うように設定する場合には，図２の情報取得
テーブル４に示すように，情報アドレスａ１は，利用者
Ａ，利用者Ｃ，利用者Ｄにより定義されていることか
ら，最新更新日時管理テーブル６の情報アドレスａ１の
自動取得がＯＮに設定される。
【００３１】すなわち，多数の利用者が関心がある情報
については，自動取得をＯＮにすることにより，自動情
報取得処理手段９によって定期的に情報提供サーバが持
つ該当情報が更新されているか否かをチェックし，更新
されている場合にその通知を行う。自動取得がＯＦＦの
情報については，他の利用者がその情報にアクセスした
ときにのみ更新されているか否かをチェックする。
については，自動取得をＯＮにすることにより，自動情
報取得処理手段９によって定期的に情報提供サーバが持
つ該当情報が更新されているか否かをチェックし，更新
されている場合にその通知を行う。自動取得がＯＦＦの
情報については，他の利用者がその情報にアクセスした
ときにのみ更新されているか否かをチェックする。
【００３２】図４は，本発明の処理フローチャートであ
る。ステップＳ１では，入出力処理手段２により，一人
の利用者から情報提供サーバが持つ情報の取得要求を受
ける。
る。ステップＳ１では，入出力処理手段２により，一人
の利用者から情報提供サーバが持つ情報の取得要求を受
ける。
【００３３】ステップＳ２では，要求された情報がキャ
ッシュされているかどうかを判定する。情報がキャッシ
ュされている場合，すなわち，キャッシュデータ記憶部
３に保存されている場合にはステップＳ３の処理を行
い，情報がキャッシュされていない場合にはステップＳ
４の処理へ進む。
ッシュされているかどうかを判定する。情報がキャッシ
ュされている場合，すなわち，キャッシュデータ記憶部
３に保存されている場合にはステップＳ３の処理を行
い，情報がキャッシュされていない場合にはステップＳ
４の処理へ進む。
【００３４】ステップＳ３では，入出力処理手段２を介
して，キャッシュデータ記憶部３に保存された情報を利
用者へ出力し，処理を終了する。ステップＳ４では，情
報がキャッシュされていない場合，情報提供サーバへア
クセスして利用者が要求した情報を取得する。
して，キャッシュデータ記憶部３に保存された情報を利
用者へ出力し，処理を終了する。ステップＳ４では，情
報がキャッシュされていない場合，情報提供サーバへア
クセスして利用者が要求した情報を取得する。
【００３５】ステップＳ５では，情報提供サーバから取
得した情報をキャッシュデータ記憶部３に保存する。ス
テップＳ６では，入出力処理手段２を介して，取得した
情報を利用者へ出力する。
得した情報をキャッシュデータ記憶部３に保存する。ス
テップＳ６では，入出力処理手段２を介して，取得した
情報を利用者へ出力する。
【００３６】ステップＳ７では，更新日時比較手段７に
より，取得した情報の最終更新日時を調べ，その情報が
更新されているかどうかを判定する。その情報が更新さ
れている場合にはステップＳ８の処理へ進み，その情報
が更新されていない場合には処理を終了する。
より，取得した情報の最終更新日時を調べ，その情報が
更新されているかどうかを判定する。その情報が更新さ
れている場合にはステップＳ８の処理へ進み，その情報
が更新されていない場合には処理を終了する。
【００３７】ステップＳ８では，最終更新日時管理テー
ブル６の該当する情報更新日時を書き換える。ステップ
Ｓ９では，取得情報検出手段５により情報取得テーブル
４を検索し，その情報（取得した情報）のアドレスを登
録している利用者，または，その情報から抽出したキー
ワードと同一のキーワードを登録している利用者がいる
かどうかを調べる。該当する利用者がいる場合には，ス
テップＳ１０の処理を行い，利用者がいない場合には処
理を終了する。
ブル６の該当する情報更新日時を書き換える。ステップ
Ｓ９では，取得情報検出手段５により情報取得テーブル
４を検索し，その情報（取得した情報）のアドレスを登
録している利用者，または，その情報から抽出したキー
ワードと同一のキーワードを登録している利用者がいる
かどうかを調べる。該当する利用者がいる場合には，ス
テップＳ１０の処理を行い，利用者がいない場合には処
理を終了する。
【００３８】ステップＳ１０では，通知手段８により，
ステップＳ９の処理で検索した該当する利用者に，登録
したアドレスまたはキーワードに該当する情報の更新を
通知して，処理を終了する。
ステップＳ９の処理で検索した該当する利用者に，登録
したアドレスまたはキーワードに該当する情報の更新を
通知して，処理を終了する。
【００３９】図５は，自動取得の設定処理のフローチャ
ートである。利用者からの情報取得の登録要求または登
録削除要求があった場合，その登録／削除処理を行った
後に図５の処理を実行する。
ートである。利用者からの情報取得の登録要求または登
録削除要求があった場合，その登録／削除処理を行った
後に図５の処理を実行する。
【００４０】ステップＳ１１では，テーブル管理手段１
０により，各情報のアドレスが一定数以上の利用者によ
り登録されているかどうかを確認する。ステップＳ１２
の判定分岐処理により，ある情報のアドレスを一定数以
上の利用者が登録している場合にはステップＳ１３の処
理へ進み，一定数以上の利用者が登録していない場合に
はステップＳ１４の処理へ進む。
０により，各情報のアドレスが一定数以上の利用者によ
り登録されているかどうかを確認する。ステップＳ１２
の判定分岐処理により，ある情報のアドレスを一定数以
上の利用者が登録している場合にはステップＳ１３の処
理へ進み，一定数以上の利用者が登録していない場合に
はステップＳ１４の処理へ進む。
【００４１】ステップＳ１３では，最終更新日時管理テ
ーブル６の該当する情報の自動取得をＯＮに設定する。
ステップＳ１４では，最終更新日時管理テーブル６の該
当する情報の自動取得がＯＮであれば，それをＯＦＦに
変更する。
ーブル６の該当する情報の自動取得をＯＮに設定する。
ステップＳ１４では，最終更新日時管理テーブル６の該
当する情報の自動取得がＯＮであれば，それをＯＦＦに
変更する。
【００４２】図６は，更新日時の自動情報取得処理のフ
ローチャートである。ステップＳ２１では，自動情報取
得処理手段９により，最終更新日時管理テーブル６を検
索し，自動取得がＯＮの情報に対し，一定時間ごとに更
新日時の取得を要求する。
ローチャートである。ステップＳ２１では，自動情報取
得処理手段９により，最終更新日時管理テーブル６を検
索し，自動取得がＯＮの情報に対し，一定時間ごとに更
新日時の取得を要求する。
【００４３】ステップＳ２２では，更新日時比較手段７
により，取得した更新日時と最終更新日時管理テーブル
６に設定されている情報更新日時とを比較する。ステッ
プＳ２３では，取得した更新日時が新しいかどうかを判
定する。取得した更新日時が新しい場合にはステップＳ
２４の処理を行い，取得した更新日時が新しくない場合
には処理を終了する。
により，取得した更新日時と最終更新日時管理テーブル
６に設定されている情報更新日時とを比較する。ステッ
プＳ２３では，取得した更新日時が新しいかどうかを判
定する。取得した更新日時が新しい場合にはステップＳ
２４の処理を行い，取得した更新日時が新しくない場合
には処理を終了する。
【００４４】ステップＳ２４では，テーブル管理手段１
０により，最終更新日時管理テーブル６の情報更新日時
を取得した更新日時に書き換える。ステップＳ２５で
は，通知手段８により，その情報を登録している利用者
へ更新を通知して，処理を終了する。
０により，最終更新日時管理テーブル６の情報更新日時
を取得した更新日時に書き換える。ステップＳ２５で
は，通知手段８により，その情報を登録している利用者
へ更新を通知して，処理を終了する。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように，本発明によれば，
利用者が自分の必要な情報を得るために，情報中継装置
の情報取得テーブルに必要な情報の位置情報（アドレ
ス）や検索情報（キーワード）を登録することにより，
情報中継装置は，利用者に必要な情報の更新に関する情
報を提供することが可能になる。
利用者が自分の必要な情報を得るために，情報中継装置
の情報取得テーブルに必要な情報の位置情報（アドレ
ス）や検索情報（キーワード）を登録することにより，
情報中継装置は，利用者に必要な情報の更新に関する情
報を提供することが可能になる。
【００４６】また，利用者が通知を受けた時点で情報取
得を要求するときには，情報中継装置は，情報提供サー
バにアクセスすることなく，情報中継装置にキャッシュ
された情報を利用者へ出力することにより，キャッシュ
された情報を効率良く利用することが可能になる。
得を要求するときには，情報中継装置は，情報提供サー
バにアクセスすることなく，情報中継装置にキャッシュ
された情報を利用者へ出力することにより，キャッシュ
された情報を効率良く利用することが可能になる。
【図１】本発明の原理説明図である。
【図２】情報取得テーブルの構成例を示す図である。
【図３】最終更新日時管理テーブルの構成例を示す図で
ある。
ある。
【図４】本発明の処理フローチャートである。
【図５】自動取得の設定処理のフローチャートである。
【図６】自動情報取得処理のフローチャートである。
１ 情報中継装置 ２ 入出力処理手段 ３ キャッシュデータ記憶部 ４ 情報取得テーブル ５ 取得情報検出手段 ６ 最終更新日時管理テーブル ７ 更新日時比較手段 ８ 通知手段 ９ 自動情報取得処理手段 １０ テーブル管理手段 １１ 設定登録手段
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の情報提供サーバと各利用者が利用
する情報表示装置との中間で情報中継を行う情報中継装
置において，利用者識別情報とその利用者が取得したい
情報の位置情報とを対にした情報を記憶する情報取得要
求記憶手段と，前記情報取得要求記憶手段に登録された
利用者が取得したい情報の最終更新日時情報を記憶する
更新日時管理情報記憶手段と，利用者の要求により前記
情報提供サーバから情報を読み出して中継する際に，前
記情報取得要求記憶手段および前記更新日時管理情報記
憶手段を参照し，中継する情報が前記情報取得要求記憶
手段に登録されている情報であって更新されているもの
であるかどうかを調べ，前記情報取得要求記憶手段に登
録されており，かつ更新されている場合に，前記情報取
得要求記憶手段に登録された該当する利用者に対し，そ
の中継情報または更新情報を通知する手段とを備えるこ
とを特徴とする情報中継装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の情報中継装置において，
前記情報取得要求記憶手段において所定数以上の利用者
が同一の情報を登録した場合に，所定時間ごとまたは所
定の契機に，当該情報の更新に関する情報を自動的に取
得する手段を備えることを特徴とする情報中継装置。 - 【請求項３】 複数の情報提供サーバと各利用者が利用
する情報表示装置との中間で情報中継を行う情報中継装
置において，利用者識別情報とその利用者が取得したい
情報を検索するための検索情報とを対にした情報を記憶
する情報取得要求記憶手段と，利用者の要求により前記
情報提供サーバから情報を読み出して中継する際に，前
記情報取得要求記憶手段を参照し，中継する情報が前記
情報取得要求記憶手段に登録された検索情報に該当する
情報であるかどうかを調べ，該当する場合には前記情報
取得要求記憶手段に登録された該当する利用者に対し，
その中継情報またはその情報の存在を通知する手段とを
備えることを特徴とする情報中継装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193154A JPH1040180A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 情報中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8193154A JPH1040180A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 情報中継装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1040180A true JPH1040180A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16303189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8193154A Withdrawn JPH1040180A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 情報中継装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1040180A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1125020A (ja) * | 1997-07-08 | 1999-01-29 | Gaala:Kk | Ｗｗｗ掲載番組の内容に変更があったことを依頼者に通知する調査代行サービス装置 |
| JP2000057072A (ja) * | 1998-08-04 | 2000-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | データ転送方式 |
| JP2000123048A (ja) * | 1998-10-02 | 2000-04-28 | Nec Corp | ドキュメント管理システム及びその実現方法 |
| JP2001306609A (ja) * | 2000-04-26 | 2001-11-02 | Sharp Corp | 情報源閲覧システムおよび情報源閲覧方法ならびに情報源閲覧方法を実行させるプログラムを記録した記録媒体 |
| JP2001344146A (ja) * | 2000-06-02 | 2001-12-14 | Nippon Yunishisu Kk | 情報通知装置及びその方法、並びに記録媒体 |
| JP2002063059A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-02-28 | Canon Inc | 情報処理システム、情報中継装置、情報機器、情報処理装置、データ整合方法及び記憶媒体 |
| JP2002342317A (ja) * | 2001-05-14 | 2002-11-29 | Hitachi Ltd | 文書管理方法及び装置並びにその処理プログラム及びそれを格納した記憶媒体 |
| US6718391B1 (en) | 1998-02-19 | 2004-04-06 | Hitachi, Ltd. | Reserved request type of searched information distribution server |
| JP2005234721A (ja) * | 2004-02-17 | 2005-09-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | コンテンツ配信システム，コンテンツ中継装置，ユーザクライアント，コンテンツ配信方法およびそのコンピュータプログラム |
| JP2009129195A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Ntt Docomo Inc | バックアップサーバ、移動機、およびこれらを用いた通信システム、ならびにバックアップ方法 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP8193154A patent/JPH1040180A/ja not_active Withdrawn
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| US6763393B2 (en) | 1998-02-19 | 2004-07-13 | Hitachi, Ltd. | Reserved request type of searched information distribution server |
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| JP4532699B2 (ja) * | 2000-08-22 | 2010-08-25 | キヤノン株式会社 | 情報処理システム、情報中継装置、その制御方法及び記憶媒体 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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