JPH11249386A - 導電性ローラ - Google Patents

導電性ローラ

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JPH11249386A
JPH11249386A JP7310698A JP7310698A JPH11249386A JP H11249386 A JPH11249386 A JP H11249386A JP 7310698 A JP7310698 A JP 7310698A JP 7310698 A JP7310698 A JP 7310698A JP H11249386 A JPH11249386 A JP H11249386A
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JP
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roller
layer
conductive roller
resistance
rubber
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JP7310698A
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Hiroshi Kataoka
洋 片岡
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電ローラや転写ローラなど、給電電極を兼
ねた芯金上に複数層のゴム層を設けた導電性ローラの作
成時に、その両端部に入った歪みにより両端部の抵抗値
が上昇していても、バイアスの印加によりローラ長手方
向で均一な帯電電流や転写電流を得ることができ、端部
かぶりや端部飛び散りのない画像を得ることを可能とし
た導電性ローラを提供することである。 【解決手段】 帯電ローラ20は、芯金20a上にゴム
の弾性層20bを設け、その上に中抵抗(半導電)のゴ
ムの抵抗調整層20cを設け、その上に中抵抗(半導
電)のゴムの保護層20dを設けて構成される。帯電ロ
ーラ20の各端面から12%までの端部gの抵抗調整層
20c1の厚さDc1を、その他の部分の抵抗調整層2
0c2の厚さDc2より薄くして、帯電ローラ20の各
端部gの静電容量をその他の部分の静電容量よりも大き
くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のプ
リンター、複写機等の画像形成装置において、帯電ロー
ラや転写ローラとして用いられる導電性ローラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式のプリンターや
複写機等の画像形成装置が知られている。画像形成装置
の一例を図12に示す。本画像形成装置は、A3サイズ
の記録材を通紙して、毎分12枚で画像を出力すること
が可能な性能を有している。
【0003】図12において、符号1は感光ドラム(像
担持体)であり、感光ドラム1は、外径30mmのアル
ミシリンダーの表面に有機光半導体(OPC)層を塗工
してなっており、その長さは、A3サイズ(画像形成幅
297mm)の紙に画像形成可能な380mmとされて
いる。
【0004】この感光ドラム1に対し帯電ローラ2が、
感光ドラム表面に圧接状態で設けられている。帯電ロー
ラ2は、芯金に抵抗調整されたゴム材の弾性層等を形成
してなっており、外径が14mm、ゴム弾性層の有効長
が310mmとされている。帯電ローラ2は、感光ドラ
ム1の表面に900gfの総圧で押し当てられている。
【0005】感光ドラム1の表面は、帯電ローラ2の芯
金2aに接続した一次帯電電源3を用いて、芯金と感光
ドラム1のアルミシリンダー部との間に直流電圧と交流
電圧とを重畳した帯電バイアスを印加することにより、
所定の電位に一様帯電される。帯電バイアスの一例を示
せば、交流電圧が周波数1200Hz 、電圧値2100
Vpp、電流値1250μAの定電流電圧であり、直流電
圧が−650Vである。この帯電バイアスの印加によ
り、感光ドラム1の表面電位は−630V程度に収束
し、約−630Vの安定した電位VD (暗部電位)が得
られる。
【0006】一様帯電された感光ドラム1は、感光ドラ
ム1の軸線方向に走査されるレーザー光Lにより表面が
露光される。レーザー光Lは、半導体レーザー等の図示
しないレーザー光源を画像信号に応じて点灯することに
より発生される。レーザー光Lが露光された感光ドラム
1表面の露光部は、電位VL (明部電位)が−170V
程度に減衰する。このようにして、感光ドラム1の表面
に画像信号に応じた静電潜像が、暗部電位部を背景にし
た明部電位部として形成される。
【0007】感光ドラム1の表面に形成された静電潜像
は、現像装置4により現像して可視化される。現像装置
4は内にトナーが収容されており、現像装置4の感光ド
ラム1に対向した位置に、所定方向に回転する現像ロー
ラ5が設置されている。現像装置4内のトナーは、回転
する現像ローラ5の表面上に担持され、そして現像ロー
ラ5の表面に当接した現像ブレード6により規制され、
約200μmの厚さに薄層コートされる。本例では、現
像ローラ5上のトナーは、現像ブレード6との摺擦によ
り負極性に帯電される。
【0008】現像ローラ5には感光ドラム1との間で図
示しない現像電源により、−500Vの直流電圧に周波
数1800Hz 、電圧値1500Vppの交流電圧を重畳
した現像バイアスが印加される。現像ローラ5の回転に
より感光ドラム1と対向した現像部に搬送されたトナー
は、現像バイアスの印加により現像ローラ5から感光ド
ラム1の明電位部に飛翔して付着し、潜像がトナー像と
して可視化される。
【0009】感光ドラム1上に得られたトナー像は、感
光ドラム1に搬送された紙等の記録材8に、転写ローラ
7の作用により転写される。記録材8は、図示しない給
紙装置により感光ドラム1にトナー像の形成に合わせて
供給され、これと同期して転写ローラ7が感光ドラム1
に当接して、感光ドラム1との間で記録材8を挟持しな
がら搬送する。転写ローラ7には、図示しない転写電源
により約+3kVの転写バイアスが印加され、その作用
により感光ドラム1上のトナーが記録材8上に転移し
て、記録材8の表面にトナー像が転写される。
【0010】トナー像が転写された記録材8は、感光ド
ラム1から分離されて図示しない定着器に搬送され、そ
こで加熱および加圧することによりトナー像が記録材8
の表面に定着され、記録材8への画像形成が終了する。
転写が終了した感光ドラム1は、その表面に残留した転
写残りのトナーをカウンター方向に当接したくリンブレ
ード9により掻き落とした後、再び帯電以下の画像形成
行程に供される。
【0011】感光ドラム1は、図13に示すように、外
径30mmのアルミシリンダー1a上に、数μmのキャ
リア発生層(CGL)1bと、その上の25μmのキャ
リア移動層(CTL)1cを設けて構成されている。こ
のキャリア発生層1b、キャリア移動層1cの両者とも
ディッピング塗工法で形成され、キャリア移動層1cに
はスチレン樹脂やポリカーボネート樹脂がバインダーと
して使用される。
【0012】感光ドラム1表面のキャリア移動層1c
は、画像形成時にクリーニングブレード9により徐々に
削られて行くが、削れ量は0.8μm/1,000枚程
度であり、感光ドラム1の帯電不良によるカブリの画像
不良が発生するのは、キャリア移動層1cが5μm程度
に削れたときであるので、この感光ドラム1は25,0
00枚の画像形成が可能ということになる。
【0013】帯電ローラ2は、図14に示すように、芯
金2a上に弾性層2bを設け、その上に電極層2cを設
け、その上に抵抗層2dを設け、さらにその上に保護層
2eを設けて構成されている。芯金21は外径8mmの
ステンレス鋼からなり、給電電極を兼ねている。
【0014】弾性層2bは、抵抗調整したゴム材からな
り、帯電ローラ2の基層として帯電ローラ2の硬度を低
下させる機能を有する。ゴム材としては、ヒドリンゴ
ム、EPDM、ウレタンゴム等が使用され、このゴム材
にTiO2等の金属酸化物や炭素などを分散して抵抗調
整した後、ゴム材を芯金21上に卷回し、発泡、架橋す
ることにより弾性層2bを形成する。弾性層2bの抵抗
値は106 〜108 Ωcm、硬度はアスカーC硬度(1
kgf荷重)で32〜35゜、肉厚は約3mmである。
【0015】電極層2cは、弾性層2bの抵抗ムラを収
束させる機能があり、この電極層2cは、水溶性ナイロ
ンに炭素を分散して抵抗値を103 〜105 Ωcmに調
整して、これを弾性層2b上に膜厚10μmに塗布して
形成した。
【0016】抵抗層2dは、帯電ローラ2に耐電圧特性
を持たせる層である。抵抗層2dは、ヒドリンゴムやN
BRに有機金属塩や炭素、金属酸化物を分散して107
〜109 Ωcmに抵抗調整し、これを電極層2c上に膜
厚200μmに塗布して形成した。
【0017】保護層2eは、帯電ローラ2内からの滲出
物が感光ドラム1の表面に付着するのを防止するため
に、帯電ローラ2の表面を最表層として覆うものであ
る。保護層2eは、水溶性ナイロンに金属酸化物や炭素
を分散して抵抗値108 〜1010Ωcmに調整し、これ
を抵抗層2d上に膜厚10μmに塗布して形成した。
【0018】帯電ローラ2は上記各層を積層した後、両
端の余分な部分を切断して、所望の長さLcに仕上げて
いる。
【0019】以上の層構成の帯電ローラ2の全体の硬度
は、アスカーC硬度計で1kgf荷重下の測定で約28
〜42゜となっている。また帯電ローラ2の抵抗値は、
帯電ローラ2を外径30mmのアルミシリンダー(感光
ドラム1の基体と同じ)に当接し、帯電ローラ2の芯金
21とアルミシリンダーとの間に300Hz 、500V
ppのACに−200VのDCを重畳した帯電バイアスを
印加した条件で、帯電ローラ2にAC電流値が500〜
700μA、DC電流値が500〜700μA流れるよ
うな抵抗値を有している。
【0020】転写ローラ7は、図15に示すように、芯
金7a上に弾性層7bを設け、その上に表層7cを設け
て構成されている。芯金7aは外径8mmのステンレス
鋼からなり、給電電極を兼ねている。
【0021】弾性層7bは、抵抗調整したゴム材からな
り、EPDM、ヒドリンゴム、ウレタンゴム等のゴム材
に炭素や金属酸化物などを分散して105 〜107 Ωc
m程度に抵抗調整し、そのゴム材を芯金7a上に卷回し
て発泡、架橋することにより形成されている。
【0022】表層7cは、転写ローラ7に表面の均一性
を与えて、帯電ローラ7の感光ドラム1や記録材8との
密着性を良好にするための層である。この表面層7c
は、ウレタンゴム、ヒドリンゴム等のゴム材に炭素や金
属酸化物などを分散して抵抗値を1010〜1012Ωcm
程度に調整し、そのゴム材を芯金7a上に卷回して発
泡、架橋することにより形成されている。
【0023】転写ローラ7は上記各層を積層した後、両
端の余分な部分を切断して、所望の長さLtに仕上げて
いる。
【0024】転写ローラ7の全体の抵抗値は107 〜1
9 Ω(DC2kV印加)であり、硬度はアスカーC硬
度(1kgf荷重)で36〜40゜であり、弾性層7b
の肉厚は約4.5mmである。帯電ローラ7は、転写
時、感光ドラム1の表面に総圧1000gfで押し当て
られ、感光ドラム1との間に約2mmの転写ニップを形
成した。転写ローラ7の有効長(≦Lt)は300mm
である。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、帯電
ローラ2や転写ローラ7の導電性ローラは、作成時に所
望の長さを得るために、カッター等の切断部材で両端部
を切断することにより長さ調整している。
【0026】しかしながら、切断部材により導電性ロー
ラの両端部を切断すると、切断部材から導電性ローラに
加えられる応力が導電性ローラの両端部に残存してしま
い、導電性ローラの両端部の電気的抵抗がそれ以外の部
分と比べて大きくなってしまう。
【0027】所望の長さが得られるように成形型を用い
て導電性ローラを作成する方法もあるが、導電性ローラ
の両端部は、それ以外の部分に比べて成型時の応力が均
一に作用しないために、同様に電気的抵抗が大きくなっ
てしまう。
【0028】このように導電性ローラ両端部の抵抗が、
端部以外の部分に比較して大きくなると、たとえば帯電
ローラ2の場合、帯電ローラ2から感光ドラム1に流れ
る帯電電流量が端部の部分で少なくなる。このため、帯
電による感光ドラム2の表面電位が両端部の部分で所望
の暗部電位VD に収束せず、レーザー光の露光により形
成された静電潜像と同様な明電位部が局所的に生じる場
合がある。これにより、現像で感光ドラム1の両端部に
局所的なトナー付着が生じ、記録材8上にトナーが斑点
状に転写される事態が生じる。
【0029】この現象は、帯電ローラ2の両端部の抵抗
上昇に起因することから、端部かぶりと呼ばれる。
【0030】また、転写ローラ7の場合には、感光ドラ
ム1との転写ニップから記録材8に流れる転写電流量が
少なくなり、感光ドラム1上のトナー像を記録材上に忠
実に転写できなくなり、トナー像が飛び散る事態が生じ
る。この現象は、同様に、転写ローラ7の両端部の抵抗
上昇に起因するので、端部飛び散りと呼んでいる。
【0031】従って、本発明の目的は、帯電ローラや転
写ローラなど、給電電極を兼ねた芯金上に複数層のゴム
層を設けた導電性ローラにおいて、作成時にその両端部
に入った歪みにより両端部の抵抗値が上昇していても、
バイアスの印加によりローラ長手方向で均一な帯電電流
や転写電流を得ることができ、端部かぶりや端部飛び散
りのない画像を得ることを可能とした導電性ローラを提
供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
導電性ローラにて達成される。要約すれば、本発明は、
給電電極を兼ねた芯金上に複数層のゴム層を設けてな
り、画像が形成される像担持体に接触回転する導電性ロ
ーラにおいて、前記導電性ローラの長手方向両端の各端
面から長手方向15%以内の端部の静電容量をその他の
部分よりも大きくしたことを特徴とする導電性ローラで
ある。本発明によれば、前記導電性ローラは、半導電の
ゴム層を少なくとも1層含む複数層のゴム層を有し、前
記半導電のゴム層のうちの前記端部に対応した部分の厚
さをその他の部分よりも薄くすることにより、前記導電
性ローラの前記端部の静電容量をその他の部分よりも大
きくした。
【0033】本発明の一態様によれば、前記導電性ロー
ラは、半導電の抵抗調整用ゴム層と、その上の最上層の
半導電の保護用ゴム層とを含む複数層のゴム層を有し、
前記抵抗調整用のゴム層のうちの前記端部に対応した部
分の厚さをその他の部分よりも薄くすることにより、前
記導電性ローラの前記端部の静電容量をその他の部分よ
りも大きくした。もしくは、前記保護用ゴム層のうちの
前記端部に対応した部分の厚さをその他の部分よりも薄
くすることにより、前記導電性ローラの前記端部の静電
容量をその他の部分よりも大きくした。前記導電性ロー
ラは、画像の形成前に像担持体を一次帯電するのに使用
する帯電ローラである。
【0034】本発明の他の一態様によれば、前記導電性
ローラは、最上層の高抵抗のゴム層を含む複数層のゴム
層を有し、前記高抵抗のゴム層のうちの前記端部に対応
した部分の厚さをその他の部分よりも薄くすることによ
り、前記導電性ローラの前記端部の静電容量をその他の
部分よりも大きくした。前記導電性ローラは、画像の形
成後に、画像を像担持体から記録材に転写するのに使用
する転写ローラである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施例を図面
に則して更に詳しく説明する。
【0036】実施例1 図1は、本発明の導電性ローラの一実施例を示す横断面
図、図2は、縦断面図である。本導電性ローラは、感光
ドラム(像担持体)に画像を形成する前に、感光ドラム
の表面を一次帯電するのに用いる帯電ローラに構成され
ている。
【0037】図1に示すように、帯電ローラ20は、芯
金20a上に弾性層20bを設け、その上に抵抗調整層
20cを設け、その上に保護層20dを設けて構成され
ている。芯金20aは外径8mmのステンレス鋼からな
り、給電電極を兼ねている。
【0038】弾性層20bは、EPDMゴムを発泡させ
たスポンジからなっており、ゴム材に導電剤としてカー
ボンを分散して抵抗調整することにより、106 〜10
8 Ωcm程度の中抵抗層(半導電層)とされている。こ
のように、弾性層20bをスポンジで形成して適度な硬
度とすることにより、帯電ローラ20に感光ドラムとの
良好な密着性が付与される。
【0039】抵抗調整層20cは、ヒドリンゴムに導電
剤としてカーボンを分散して、107 〜109 Ωcm程
度の中抵抗層、すなわち半導電層に形成しており、帯電
ローラ20全体の抵抗を調整するようになっている。
【0040】保護層20dは、ヒドリンゴムに導電剤と
してカーボンを分散して、107 〜109 Ωcm程度の
中抵抗層らなっており、帯電ローラ20の表面を最表層
として覆って、その下の抵抗調整層20cや弾性層20
bのゴム材からの滲出物が感光ドラムの表面に付着する
のを防止し、また帯電ローラ20の表面を平滑にする機
能を有している。
【0041】帯電ローラ20を製造するには種々の方法
が使用できるが、本実施例では、弾性層20bは型成形
し、抵抗調整層20cおよび保護層20dはディッピン
グで形成した。
【0042】すなわち、成形の型の中心に芯金20aを
配置し、導電剤を配合したEPDMゴムを型内に充填
し、EPDMゴムを発泡し、架橋することにより、芯金
20aの外面上に弾性層20bを形成し、ついでカーボ
ンを分散したヒドリンゴムの溶融液に浸漬して、弾性層
20b上に抵抗調整層20cを形成し、ついでSnO2
を分散したナイロン水溶液に浸漬して、抵抗調整層20
c上に保護層20dを形成することにより、所望の長さ
の帯電ローラ20が得られる。
【0043】以上の層構成の帯電ローラ20の全体の硬
度は、アスカーC硬度計で1kgf荷重下の測定で約3
5〜39゜となっている。
【0044】さて、帯電ローラ20の弾性層20bは、
型成形により弾性層20bに長手方向両端部で歪みが入
って、帯電ローラ20の両端部の抵抗が高くなるので、
このままでは、AC帯電バイアス印加により感光ドラム
を長手方向で均一に帯電することができなくなる。
【0045】そこで、本発明では、帯電ローラ20の両
端部の抵抗が高いことによる影響をなくして、感光ドラ
ムを長手方向で均一に帯電できるようにするために、図
2に示すように、帯電ローラ20の各端面から長手方向
に15%以内の端部gの静電容量を、帯電ローラ20の
その他の部分よりも大きくした。
【0046】本実施例によれば、帯電ローラ20の各端
面から12%までの端部gの抵抗調整層20c1の厚さ
をDc1、その他の部分の抵抗調整層20c2の厚さD
c2として、Dc1をDc2より薄く、つまりDc1<
Dc2とすることにより、帯電ローラ20の各端部gの
静電容量をその他の部分の静電容量よりも大きくした。
抵抗調整層20cの厚さの調整は、抵抗調整層20cの
ディピングによる塗工速度を帯電ローラ20の端部gに
相当する部分で遅くすることにより実現した。
【0047】本実施例において、帯電ローラ20に幅5
mmのステンレスの薄板(厚さ0.05mm)を巻き付
け、帯電ローラ20の芯金20aとステンレス薄板の間
に、650VのDC電圧に1500Vpp、1600Hz
のAC電圧を重畳した帯電バイアスを印加して、帯電ロ
ーラ20の静電容量とそのとき流れた帯電AC電流を測
定した。帯電ローラ20の静電容量の長手方向上におけ
る分布を図3に、AC電流値を図4に示す。比較のため
に、従来のように、帯電ローラ20の抵抗調整層20c
の厚さに変化を持たせない場合について、同様にして静
電容量とAC電流を測定した。結果を同様に図3および
図4に示す。
【0048】図3に示すように、本実施例の帯電ローラ
20では、帯電ローラ20の長手方向両端部で静電容量
を高くしているので、帯電ローラ作成時の歪みにより抵
抗が高くなった両端部でも、図4に示すように、帯電バ
イアスの印加により感光ドラムを帯電するのに十分なA
C電流を確保することができて、長手方向で均一なAC
電流を流すことができ、従って感光ドラム1を長手方向
でムラなく帯電できることが分かる。
【0049】これに対し、比較例の帯電ローラでは、帯
電ローラの長手方向両端部で静電容量を高くすることを
行っていないので、流れるAC電流は、抵抗の高い両端
部で少なくなり、長手方向で均一に流すことができない
結果となり、感光ドラムを長手方向で均一に帯電するこ
とができない。
【0050】本実施例において、帯電ローラ20を図1
2の画像形成装置の感光ドラム1の帯電に用いて、端部
かぶりの発生しやすい低温低湿環境で画像形成を行な
い、低温低湿環境に数日間放置して十分に乾燥させた記
録材に画像を転写して、画像の端部かぶりの発生状況を
確認した。その結果、本実施例では、比較例で発生して
いた画像の端部かぶりが認められなかった。
【0051】以上のように、本実施例によれば、帯電ロ
ーラ20の長手方向両端部について、抵抗調整層20c
の厚さを薄くして静電容量を大きくしたので、帯電ロー
ラ20の作成時に抵抗が高くなった両端部でも、帯電バ
イアス印加により感光ドラムの帯電に必要なAC帯電電
流を確保して、感光ドラムを長手方向で均一に帯電で
き、その結果、端部かぶりのない画像を得ることができ
る。
【0052】実施例2 図5は、本発明の他の実施における帯電ローラの端部を
示す断面図である。
【0053】本実施例では、図5に示すように、帯電ロ
ーラ20の各端面から10%までの端部gの保護層20
d1の厚さをDd1、その他の部分の保護層20d2の
厚さDd2として、Dd1をDd2より薄く、つまりD
d1<Dd2とすることにより、帯電ローラ20の各端
部gの静電容量をその他の部分の静電容量よりも大きく
した。保護層20dの厚さの調整は、同様に、保護層2
0dのディピングによる塗工速度を帯電ローラ20の端
部gに相当する部分で遅くすることにより実現した。
【0054】本実施例における帯電ローラ20の静電容
量の長手方向端部における分布を図6に、帯電バイアス
印加によるAC電流値を図7に示す。同様に、比較のた
めに、従来のように、帯電ローラ20の保護層20dの
厚さに変化を持たせないで試験した場合の静電容量とA
C電流値も図6および図7に示す。
【0055】静電容量とAC電流値の測定法は、実施例
1と同様で、幅5mmのステンレスの薄板(厚さ0.0
5mm)を帯電ローラ20に巻き付け、その芯金20a
とステンレス薄板の間に、650VのDC電圧に150
0Vpp、1600Hz のAC電圧を重畳した帯電バイア
スを印加して測定した。
【0056】図6に示すように、本実施例の帯電ローラ
20では、帯電ローラ20の長手方向両端部で静電容量
を高くしているので、帯電ローラ作成時の歪みにより抵
抗が高くなった両端部でも、図7に示すように、帯電バ
イアスの印加により感光ドラムを帯電するのに十分な電
流を確保することができて、長手方向で均一なAC電流
を流すことができ、従って感光ドラム1を長手方向でム
ラなく帯電できることが分かる。
【0057】これに対し、比較例の帯電ローラでは、帯
電ローラの長手方向両端部で静電容量を高くすることを
行っていないので、流れるAC電流は、抵抗の高い両端
部で少なくなり、長手方向で均一に流すことができない
結果となり、感光ドラムを長手方向で均一に帯電するこ
とができない。
【0058】本実施例において、帯電ローラ20を図1
2の画像形成装置の感光ドラム1の帯電に用いて、実施
例1のときと同様、低温低湿環境で画像形成を行ない、
低温低湿環境に数日間放置して十分に乾燥させた記録材
に画像を転写して、画像の端部かぶりの発生状況を確認
した。その結果、本実施例では、従来発生していた画像
の端部かぶりが認められなかった。
【0059】以上のように、本実施例によれば、帯電ロ
ーラ20の長手方向両端部について、保護層20dの厚
さを薄くして静電容量を大きくしたので、帯電ローラ2
0の作成時に抵抗が高くなった両端部でも、帯電バイア
ス印加により感光ドラムの帯電に必要なAC帯電電流を
確保して、感光ドラムを長手方向で均一に帯電でき、そ
の結果、端部かぶりのない画像を得ることができる。
【0060】以上の実施例では、いずれも、帯電ローラ
20の抵抗調整層20cまたは保護層20dの一方の厚
さを両端部で薄くしたが、両者の厚さを薄くすることも
できる。また、帯電ローラ20は、弾性層20bを所望
長さに型成形し、そのうえにデッピングで抵抗調整層2
0cおよび保護層20dを形成したので、作成時に両端
を切断することはしていないが、これらの各層を形成後
に両端を切断するものであってもよく、切断後の両端部
に相当する部分の抵抗調整層等の厚さを薄くしておけば
よい。
【0061】実施例3 図8は、本発明の導電性ローラのさらに他の一実施例を
示す横断面図、図9は、縦断面図である。本導電性ロー
ラは、感光ドラムに画像を形成後に、画像を感光ドラム
から記録材に転写するのに使用する転写ローラに構成さ
れている。
【0062】本実施例の転写ローラ70は、給電電極を
兼ねた芯金70a上に弾性層70bを設け、その上に表
層70cを設けて構成されている。
【0063】弾性層70bは、EPDMゴムを発泡、架
橋させたスポンジからなっており、ゴム材に導電剤とし
てカーボンを分散して抵抗調整することにより、107
〜109 Ωcm(DC2kV印加時)程度の中抵抗層
(半導電層)とされている。このように、弾性層70b
をスポンジで形成することにより、転写ローラ70と感
光ドラムとに適当な転写ニップが形成されるような、転
写ローラ70に適度な硬度が付与される。
【0064】表層70cは、ヒドリンゴムに導電剤とし
てカーボンを分散して、1010〜1012Ωcm程度の高
抵抗層に形成している。
【0065】転写ローラ70を製造するには種々の方法
が使用できるが、本実施例では、弾性層70bは型成形
し、表層70cはディッピングで作成した。
【0066】すなわち、成形の型の中心に芯金70aを
配置し、導電剤を配合したEPDMゴムを型内に充填
し、EPDMゴムを発泡し、架橋することにより、芯金
70aの外面上に弾性層70bを形成し、ついでカーボ
ンを分散したヒドリンゴムの溶融液に浸漬して、弾性層
70b上に表面層70cを形成することにより、所望の
長さの転写ローラ70が得られる。
【0067】以上の層構成の転写ローラ70の全体の硬
度は、アスカーC硬度計で500gf荷重下の測定で約
36〜40゜となっている。
【0068】転写ローラ70においても、弾性層70b
は型成形するので、長手方向両端部で歪みが入って、転
写ローラ70の両端部の抵抗が高くなっており、このま
までは、AC転写バイアス印加により感光ドラム上の画
像を長手方向で均一に記録材に転写することができなく
なる。
【0069】そこで、本実施例では、転写ローラ70の
両端部の抵抗が高いことによる影響をなくして、感光ド
ラムを長手方向で均一に転写帯電できるようにするため
に、図9に示すように、転写ローラ70の各端面から長
手方向に15%以内の端部gの表層70c1の厚さをD
c1、その他の部分の表層70c2の厚さをDc2とし
て、Dc1をDc2より薄く、つまりDc1<Dc2と
することにより、転写ローラ70の各端部gの静電容量
をその他の部分の静電容量よりも大きくした。表層70
cの厚さの調整は、表層70cのディピングによる塗工
速度を転写ローラ70の端部gに相当する部分で遅くす
ることにより実現した。
【0070】本実施例において、転写ローラ70に幅5
mmのステンレスの薄板(厚さ0.05mm)を巻き付
け、転写ローラ70の芯金70aとステンレス薄板の間
に、DC2500Vの転写バイアスを印加して、転写ロ
ーラ70の静電容量とそのとき流れたDC電流(転写電
流)を測定した。転写ローラ70の静電容量の長手方向
上における分布を図10に、DC電流値を図11に示
す。比較のために、従来のように、転写ローラ70の表
層70cの厚さに変化を持たせない場合について、同様
にして静電容量とDC電流を測定した。結果を同様に図
10および図11に示す。
【0071】図10示すように、本実施例の転写ローラ
70では、転写ローラ70の長手方向両端部で静電容量
を高くしているので、帯電ローラ作成時の歪みにより抵
抗が高くなった両端部でも、図11に示すように、帯電
バイアスの印加により転写に必要な十分なDC電流を確
保することができて、長手方向で均一なDC電流を流す
ことができ、従って感光ドラム1の長手方向で画像を記
録材に、端部飛び散り等のムラを生じることなく均一に
転写できることが分かる。
【0072】これに対し、比較例の帯電ローラでは、帯
電ローラの長手方向両端部で静電容量を高くすることを
行っていないので、流れるDC電流は、抵抗の高い両端
部で少なくなり、長手方向で均一に流すことができない
結果となり、感光ドラム上の画像を長手方向で均一に記
録材に転写することができない。
【0073】本実施例において、転写ローラ70を図1
2の画像形成装置の感光ドラム1上の画像の転写に用い
て、端部飛び散りの発生しやすい低温低湿環境で画像形
成を行ない、低温低湿環境に数日間放置して十分に乾燥
させた記録材に画像を転写して、画像の端部かぶりの発
生状況を確認した。その結果、本実施例では、従来発生
していた画像の端部飛び散りが認められなかった。
【0074】以上のように、本実施例によれば、転写ロ
ーラ70の長手方向両端部について、表層70cの厚さ
を薄くして静電容量を大きくしたので、転写ローラ70
の作成時に抵抗が高くなった両端部でも、転写バイアス
印加により感光ドラム上の画像を転写するのに必要なD
C転写電流を確保して、画像を感光ドラムの長手方向で
均一に記録材に転写でき、その結果、端部飛び散りのな
い画像を得ることができる。
【0075】以上の実施例では、転写ローラ70は、弾
性層70bを所望長さに型成形し、そのうえにデッピン
グで表層70cを形成したので、作成時に両端を切断す
ることはしていないが、これらの各層を形成後に両端を
切断するものであってもよく、切断後の両端部に相当す
る部分の表層70cの厚さを薄くしておけばよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
帯電ローラや転写ローラなど、給電電極を兼ねた芯金上
に複数層のゴム層を設けた導電性ローラの両端部の静電
容量を、その他の部分の静電容量よりも大きくしたの
で、ローラ作成時に入った両端部の歪みにより両端部の
抵抗値が上昇していても、バイアスの印加によりローラ
長手方向で均一な帯電電流や転写電流を得ることがで
き、端部かぶりあるいは端部飛び散りのない画像を得る
ことができる。また、その静電容量を変える方法も、帯
電ローラの複数層のゴム層のうちの半導電のゴム層の厚
さをローラ両端部で薄くし、あるいは転写ローラの複数
層のゴム層のうちの表層のゴム層の厚さをローラ両端部
で薄くするだけなので、簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導電性ローラの一実施例にかかる帯電
ローラを示す横断面図である。
【図2】図1の帯電ローラの縦断面図である。
【図3】図1の帯電ローラの静電容量の長手方向の分布
を比較例の帯電ローラの場合の分布とともに示す図であ
る。
【図4】図1の帯電ローラの帯電電流の長手方向の分布
を比較例の帯電ローラの場合の分布とともに示す図であ
る。
【図5】本発明の他の一実施例にかかる帯電ローラを示
す縦断面図である。
【図6】図5の帯電ローラの静電容量の長手方向の分布
を比較例の帯電ローラの場合の分布とともに示す図であ
る。
【図7】図5の帯電ローラの帯電電流の長手方向の分布
を比較例の帯電ローラの場合の分布とともに示す図であ
る。
【図8】本発明のさらに他の一実施例にかかる転写ロー
ラを示す横断面図である。
【図9】図8の転写ローラの縦断面図である。
【図10】図8の転写ローラの静電容量の長手方向の分
布を比較例の転写ローラの場合の分布とともに示す図で
ある。
【図11】図8の転写ローラの転写電流の長手方向の分
布を比較例の転写ローラの場合の分布とともに示す図で
ある。
【図12】画像形成装置を示す概略図である。
【図13】図12の画像形成装置に設置された感光ドラ
ムを示す横断面図である。
【図14】図12の画像形成装置に設置された帯電ロー
ラを示す横断面図である。
【図15】図12の画像形成装置に設置された転写ロー
ラを示す横断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 20 帯電ローラ 20a 芯金 20b 弾性層 20c 抵抗調整層 20d 保護層 70 転写ローラ 70a 芯金 70b 弾性層 70c 表層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電電極を兼ねた芯金上に複数層のゴム
    層を設けてなり、画像が形成される像担持体に接触回転
    する導電性ローラにおいて、前記導電性ローラの長手方
    向両端の各端面から長手方向15%以内の端部の静電容
    量をその他の部分よりも大きくしたことを特徴とする導
    電性ローラ。
  2. 【請求項2】 前記導電性ローラは、半導電のゴム層を
    少なくとも1層含む複数層のゴム層を有し、前記半導電
    のゴム層のうちの前記端部に対応した部分の厚さをその
    他の部分よりも薄くすることにより、前記導電性ローラ
    の前記端部の静電容量をその他の部分よりも大きくした
    請求項1の導電性ローラ。
  3. 【請求項3】 前記導電性ローラは、半導電の抵抗調整
    用ゴム層と、その上の最上層の半導電の保護用ゴム層と
    を含む複数層のゴム層を有し、前記抵抗調整用のゴム層
    のうちの前記端部に対応した部分の厚さをその他の部分
    よりも薄くすることにより、前記導電性ローラの前記端
    部の静電容量をその他の部分よりも大きくした請求項2
    の導電性ローラ。
  4. 【請求項4】 前記導電性ローラは、半導電の抵抗調整
    用ゴム層と、その上の最上層の半導電の保護用ゴム層と
    を含む複数層のゴム層を有し、前記保護用ゴム層のうち
    の前記端部に対応した部分の厚さをその他の部分よりも
    薄くすることにより、前記導電性ローラの前記端部の静
    電容量をその他の部分よりも大きくした請求項2の導電
    性ローラ。
  5. 【請求項5】 前記導電性ローラは、画像の形成前に像
    担持体を一次帯電するのに使用する帯電ローラである請
    求項2〜4のいずれかの項に記載の導電性ローラ。
  6. 【請求項6】 前記導電性ローラは、最上層の高抵抗の
    ゴム層を含む複数層のゴム層を有し、前記高抵抗のゴム
    層のうちの前記端部に対応した部分の厚さをその他の部
    分よりも薄くすることにより、前記導電性ローラの前記
    端部の静電容量をその他の部分よりも大きくした請求項
    1の導電性ローラ。
  7. 【請求項7】 前記導電性ローラは、画像の形成後に、
    画像を像担持体から記録材に転写するのに使用する転写
    ローラである請求項6の導電性ローラ。
JP7310698A 1998-03-06 1998-03-06 導電性ローラ Pending JPH11249386A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7172543B2 (en) 2002-11-15 2007-02-06 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Conductive roller
JP2009210981A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Tokai Rubber Ind Ltd 電子写真機器用帯電ロール

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US7172543B2 (en) 2002-11-15 2007-02-06 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Conductive roller
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