JPH11248924A - カラーフィルターの製造方法 - Google Patents
カラーフィルターの製造方法Info
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- JPH11248924A JPH11248924A JP4840998A JP4840998A JPH11248924A JP H11248924 A JPH11248924 A JP H11248924A JP 4840998 A JP4840998 A JP 4840998A JP 4840998 A JP4840998 A JP 4840998A JP H11248924 A JPH11248924 A JP H11248924A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミセル電解法によるカラーフィルターの製造
において、分散液調整後の時間経過または電解成膜の繰
り返しによる変動が小さく、安定な電解成膜を可能とす
る方法を提供する。 【解決手段】 薄膜を形成する基板上に電解酸化成膜を
行う際、電解中における対極電位が該界面活性剤の標準
酸化還元電位を基準として、−0.25Vから0Vの範
囲内とすることにより、前記課題は改善される。また、
ミセルコロイド分散液の調製時において、超音波印加部
における該ミセルコロイド分散液の温度を25℃以下と
することにより、分散翌日より上記特性をもつミセル電
解液の製造が可能である。
において、分散液調整後の時間経過または電解成膜の繰
り返しによる変動が小さく、安定な電解成膜を可能とす
る方法を提供する。 【解決手段】 薄膜を形成する基板上に電解酸化成膜を
行う際、電解中における対極電位が該界面活性剤の標準
酸化還元電位を基準として、−0.25Vから0Vの範
囲内とすることにより、前記課題は改善される。また、
ミセルコロイド分散液の調製時において、超音波印加部
における該ミセルコロイド分散液の温度を25℃以下と
することにより、分散翌日より上記特性をもつミセル電
解液の製造が可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶テレビ、パソ
コン用ディスプレイ等に用いられるアクティブおよびパ
ッシブカラーパネルに用いるカラーフィルターの製造方
法に関している。
コン用ディスプレイ等に用いられるアクティブおよびパ
ッシブカラーパネルに用いるカラーフィルターの製造方
法に関している。
【0002】
【従来の技術】電気化学的に酸化還元される界面活性剤
のミセル水溶液中に、顔料粒子を分散した後、該ミセル
水溶液を電解することにより基板上に顔料膜を形成する
手法を用いたカラーフィルターの製造方法については既
に特願しており(特開平2−24603号公報)、この
カラーフィルターに疎水化した導電粒子を共析させるこ
とについても特願(特開平2−267298号公報)し
ている。
のミセル水溶液中に、顔料粒子を分散した後、該ミセル
水溶液を電解することにより基板上に顔料膜を形成する
手法を用いたカラーフィルターの製造方法については既
に特願しており(特開平2−24603号公報)、この
カラーフィルターに疎水化した導電粒子を共析させるこ
とについても特願(特開平2−267298号公報)し
ている。
【0003】該電解液の製造方法は、顔料および疎水化
処理を行った導電粒子を、超音波ホモジナイザー等によ
り機械的な力を与えることにより、分散させることによ
る。
処理を行った導電粒子を、超音波ホモジナイザー等によ
り機械的な力を与えることにより、分散させることによ
る。
【0004】上記のようにして得られた電解液中で、電
解を行うことにより、顔料および疎水化処理した導電粒
子から界面活性剤が脱離し薄膜が形成される。
解を行うことにより、顔料および疎水化処理した導電粒
子から界面活性剤が脱離し薄膜が形成される。
【0005】該電解液を安定に製造し、また安定に電解
成膜するための手段としては、ミセル分散液の平衡濃度
を管理する方法、分散粒径を管理する方法が知られてい
る(特開平5−103974号公報、特開平6−670
14号公報、特開平6−346287号公報)。また、
該電解液の温度を、分散中は45℃以下、保存および電
解時は30℃以下で行うことにより、安定に電解成膜を
行う方法についても特願されている(特開平7−681
56号公報)。
成膜するための手段としては、ミセル分散液の平衡濃度
を管理する方法、分散粒径を管理する方法が知られてい
る(特開平5−103974号公報、特開平6−670
14号公報、特開平6−346287号公報)。また、
該電解液の温度を、分散中は45℃以下、保存および電
解時は30℃以下で行うことにより、安定に電解成膜を
行う方法についても特願されている(特開平7−681
56号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】該電解液中において薄
膜の電解形成を行う場合、薄膜を形成する基板に該界面
活性剤の酸化還元電位以上の電位をかけることにより成
膜が可能となる。しかし、時間経過または電解成膜の繰
り返しともに対極の電位が変化し、電解条件を変更しな
ければ成膜不可能となる場合があることが判明した。
膜の電解形成を行う場合、薄膜を形成する基板に該界面
活性剤の酸化還元電位以上の電位をかけることにより成
膜が可能となる。しかし、時間経過または電解成膜の繰
り返しともに対極の電位が変化し、電解条件を変更しな
ければ成膜不可能となる場合があることが判明した。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
することであり、ミセル電解法によるカラーフィルタの
製造において、分散液調整後の時間経過又は電解成膜の
繰り返しによる変動が小さく安定な電解成膜を可能とす
ることである。
することであり、ミセル電解法によるカラーフィルタの
製造において、分散液調整後の時間経過又は電解成膜の
繰り返しによる変動が小さく安定な電解成膜を可能とす
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記問題点は、以下の手
段で解決される。
段で解決される。
【0009】(1) 湿式電解法によりアノード電極上
に薄膜を形成する方法で、顔料粒子あるいは顔料粒子と
疎水性表面を有する透明導電粒子を、電気化学的に酸化
還元される界面活性剤および支持塩を基本成分とし、超
音波ホモジナイザーにより分散処理を行うことにより、
該顔料粒子あるいは該顔料粒子と該透明導電粒子を該界
面活性剤で取り囲んだミセルコロイド分散液を調製し、
該ミセルを電解により破壊し、アノード電極上に顔料粒
子、あるいは顔料粒子と透明導電粒子からなる薄膜を析
出させるカラーフィルターの製造方法において、電解中
における対極電位が該界面活性剤の標準酸化還元電位を
基準として、−0.25Vから0Vの範囲内であること
を特徴とするカラーフィルターの製造方法。
に薄膜を形成する方法で、顔料粒子あるいは顔料粒子と
疎水性表面を有する透明導電粒子を、電気化学的に酸化
還元される界面活性剤および支持塩を基本成分とし、超
音波ホモジナイザーにより分散処理を行うことにより、
該顔料粒子あるいは該顔料粒子と該透明導電粒子を該界
面活性剤で取り囲んだミセルコロイド分散液を調製し、
該ミセルを電解により破壊し、アノード電極上に顔料粒
子、あるいは顔料粒子と透明導電粒子からなる薄膜を析
出させるカラーフィルターの製造方法において、電解中
における対極電位が該界面活性剤の標準酸化還元電位を
基準として、−0.25Vから0Vの範囲内であること
を特徴とするカラーフィルターの製造方法。
【0010】(2) 前記ミセルコロイド分散液の調製
時において、超音波印加部における該ミセルコロイド分
散液の温度を25℃以下で製造することを特徴とする手
段1記載のカラーフィルターの製造方法。
時において、超音波印加部における該ミセルコロイド分
散液の温度を25℃以下で製造することを特徴とする手
段1記載のカラーフィルターの製造方法。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を実施例および比較例に基
づいて、さらに詳しく説明する。
づいて、さらに詳しく説明する。
【0012】(実施例1)ITO粒子と、CF用の顔料
からなる以下の組成のミセル電解液を500ml調製し
た。
からなる以下の組成のミセル電解液を500ml調製し
た。
【0013】フタロシアニンブルー 5.0g/l ジオキサジンバイオレット 1.0g/l フェロセニルPEG 3.7g/l LiBr(支持塩) 10.5g/l 疎水化処理ITO 18.0g/l 原料を計量、撹拌した後、超音波ホモジナイザー(日本
精機製作所,型式:RUS600T、出力:20kHz、60
0W)により90分間分散処理を90分間行った。この
ときの超音波印加部における処理液温度は摂氏15.6
±1.0度であった。
精機製作所,型式:RUS600T、出力:20kHz、60
0W)により90分間分散処理を90分間行った。この
ときの超音波印加部における処理液温度は摂氏15.6
±1.0度であった。
【0014】分散1日後に該ミセル電解液中に、ITO
電極パターンを持ったガラス基板と、対極としてチタン
/白金めっき電極基板を浸漬させ、+0.4Vの定電圧
で15分電解を行った。この際、対極は、ITO電極パ
ターン面積の4倍の面積とし、十分な大きさとした。こ
の結果ITO電極上に青色の顔料膜が0.87マイクロ
メートル形成された。
電極パターンを持ったガラス基板と、対極としてチタン
/白金めっき電極基板を浸漬させ、+0.4Vの定電圧
で15分電解を行った。この際、対極は、ITO電極パ
ターン面積の4倍の面積とし、十分な大きさとした。こ
の結果ITO電極上に青色の顔料膜が0.87マイクロ
メートル形成された。
【0015】さらに、分散7日後に、同一の電解条件で
成膜を行った。この結果ITO電極上に青色の顔料膜が
0.87マイクロメートル形成された。
成膜を行った。この結果ITO電極上に青色の顔料膜が
0.87マイクロメートル形成された。
【0016】図1は、上記成膜時の薄膜を形成する基
板、および対極の電気化学的ポテンシャルを示す。図中
111は分散1日後の薄膜を形成する基板、112は対
極の電位を示す。また、図中171は分散7日後の薄膜
を形成する基板、172は対極の電位を示す。該対極電
位は、分散1日後、7日後ともに0.19Vvs. SCEで
あり、界面活性剤の酸化還元電位より、0.04V卑な
電位であった。
板、および対極の電気化学的ポテンシャルを示す。図中
111は分散1日後の薄膜を形成する基板、112は対
極の電位を示す。また、図中171は分散7日後の薄膜
を形成する基板、172は対極の電位を示す。該対極電
位は、分散1日後、7日後ともに0.19Vvs. SCEで
あり、界面活性剤の酸化還元電位より、0.04V卑な
電位であった。
【0017】(実施例2)実施例1と同様に製造したミ
セル電解液中において、分散1日後に、ITO電極パタ
ーンを持ったガラス基板と、対極としてチタン/白金め
っき電極基板を浸漬させ、+0.2Vの定電圧で15分
電解を行った。この際、対極は、ITO電極パターン面
積の4倍の面積とし、十分な大きさとした。この結果I
TO電極上に青色の顔料膜が0.84マイクロメートル
形成された。
セル電解液中において、分散1日後に、ITO電極パタ
ーンを持ったガラス基板と、対極としてチタン/白金め
っき電極基板を浸漬させ、+0.2Vの定電圧で15分
電解を行った。この際、対極は、ITO電極パターン面
積の4倍の面積とし、十分な大きさとした。この結果I
TO電極上に青色の顔料膜が0.84マイクロメートル
形成された。
【0018】さらに、分散7日後に、同一の電解条件で
成膜を行った。この結果ITO電極上に青色の顔料膜が
0.79マイクロメートル形成された。わずかながら成
膜速度の低下が見られたため、電解時間を18分にした
ところ、膜厚は0.84マイクロメーターとなり、電解
時間をわずかに変更することのみで、分散1日後と同一
の膜厚を得ることができた。
成膜を行った。この結果ITO電極上に青色の顔料膜が
0.79マイクロメートル形成された。わずかながら成
膜速度の低下が見られたため、電解時間を18分にした
ところ、膜厚は0.84マイクロメーターとなり、電解
時間をわずかに変更することのみで、分散1日後と同一
の膜厚を得ることができた。
【0019】図2は、上記成膜時の薄膜を形成する基
板、および対極の電気化学的ポテンシャルを示す。図中
211は分散1日後の薄膜を形成する基板、212は分
散1日後の対極の電位を示す。また、図中271は分散
7日後の薄膜を形成する基板、272は分散1日後の対
極の電位を示す。該対極電位は、分散1日後、7日後と
もに0.19Vvs. SCE であり、界面活性剤の酸化還
元電位より、0.04V卑な電位であった。
板、および対極の電気化学的ポテンシャルを示す。図中
211は分散1日後の薄膜を形成する基板、212は分
散1日後の対極の電位を示す。また、図中271は分散
7日後の薄膜を形成する基板、272は分散1日後の対
極の電位を示す。該対極電位は、分散1日後、7日後と
もに0.19Vvs. SCE であり、界面活性剤の酸化還
元電位より、0.04V卑な電位であった。
【0020】(実施例3)実施例1と同様にミセル電解
液を製造した。但し、このときの超音波印加部における
処理液温度は摂氏24.3±1.0度であった。
液を製造した。但し、このときの超音波印加部における
処理液温度は摂氏24.3±1.0度であった。
【0021】分散1日後に、ITO電極パターンを持っ
たガラス基板と、対極としてチタン/白金めっき電極基
板を浸漬させ、+0.4Vの定電圧で15分電解を行っ
た。この際、対極は、ITO電極パターン面積の4倍の
面積とし、十分な大きさとした。この結果ITO電極上
に青色の顔料膜が0.75マイクロメートル形成され
た。
たガラス基板と、対極としてチタン/白金めっき電極基
板を浸漬させ、+0.4Vの定電圧で15分電解を行っ
た。この際、対極は、ITO電極パターン面積の4倍の
面積とし、十分な大きさとした。この結果ITO電極上
に青色の顔料膜が0.75マイクロメートル形成され
た。
【0022】さらに、分散5日後に、同一の電解条件で
成膜を行った。この結果ITO電極上に青色の顔料膜が
0.76マイクロメートル形成された。
成膜を行った。この結果ITO電極上に青色の顔料膜が
0.76マイクロメートル形成された。
【0023】該対極電位は、分散1日後は、−0.01
Vvs. SCE 、すなわち界面活性剤の酸化還元電位より、
0.24V卑な電位であった。5日後においては、0.
00Vvs. SCE 、すなわち界面活性剤の酸化還元電位よ
り、0.23V卑な電位であった。
Vvs. SCE 、すなわち界面活性剤の酸化還元電位より、
0.24V卑な電位であった。5日後においては、0.
00Vvs. SCE 、すなわち界面活性剤の酸化還元電位よ
り、0.23V卑な電位であった。
【0024】(比較例1)実施例1と同様にミセル電解
液を製造した。但し、このときの超音波印加部における
処理液温度は摂氏28.2±1.1度であった。
液を製造した。但し、このときの超音波印加部における
処理液温度は摂氏28.2±1.1度であった。
【0025】分散1日後に該ミセル電解液中に、ITO
電極パターンを持ったガラス基板と、対極としてチタン
/白金めっき電極基板を浸漬させ、+0.4Vの定電圧
で15分電解を行ったが、ITO電極上には膜厚0.4
5マイクロメーターの薄い膜しか形成出来なかった。さ
らに、電解時間を20分にのばしたが、膜厚の上昇は見
られず、かえって溶出が起き、膜厚は0.42マイクロ
メーターに減少した。
電極パターンを持ったガラス基板と、対極としてチタン
/白金めっき電極基板を浸漬させ、+0.4Vの定電圧
で15分電解を行ったが、ITO電極上には膜厚0.4
5マイクロメーターの薄い膜しか形成出来なかった。さ
らに、電解時間を20分にのばしたが、膜厚の上昇は見
られず、かえって溶出が起き、膜厚は0.42マイクロ
メーターに減少した。
【0026】分散4日後に同一の電解条件で成膜を行っ
た。この結果ITO電極上に青色の顔料膜が0.60マ
イクロメートル形成された。さらに分散7日後に同一の
電解条件で成膜を行った。この結果ITO電極上に青色
の顔料膜が0.65マイクロメートル形成された。
た。この結果ITO電極上に青色の顔料膜が0.60マ
イクロメートル形成された。さらに分散7日後に同一の
電解条件で成膜を行った。この結果ITO電極上に青色
の顔料膜が0.65マイクロメートル形成された。
【0027】このように、分散1日後においては、成膜
時間をのばしても膜厚の上昇が見られないため、膜厚の
制御が不可能となり、カラーフィルターの製造は不可能
であった。また、時間経過とともに同一電解条件におい
ても、成膜される膜厚が大きく変化し、安定なカラーフ
ィルター製造は不可能であった。
時間をのばしても膜厚の上昇が見られないため、膜厚の
制御が不可能となり、カラーフィルターの製造は不可能
であった。また、時間経過とともに同一電解条件におい
ても、成膜される膜厚が大きく変化し、安定なカラーフ
ィルター製造は不可能であった。
【0028】図3は、上記成膜時の薄膜を形成する基
板、および対極の電気化学的ポテンシャルを示す。図中
311は分散1日後の薄膜を形成する基板、312は分
散1日後の対極の電位、図中341は分散4日後の薄膜
を形成する基板、342は分散4日後の対極の電位、図
中371は分散7日後の薄膜を形成する基板、372は
分散7日後の対極の電位を示す。
板、および対極の電気化学的ポテンシャルを示す。図中
311は分散1日後の薄膜を形成する基板、312は分
散1日後の対極の電位、図中341は分散4日後の薄膜
を形成する基板、342は分散4日後の対極の電位、図
中371は分散7日後の薄膜を形成する基板、372は
分散7日後の対極の電位を示す。
【0029】該対極電位は、分散1日後は、−0.08
から0.01Vvs. SCE 、すなわち界面活性剤の酸化還
元電位より、最大0.31V卑な電位であった。4日後
においては、−0.03から0.05Vvs. SCE 、すな
わち界面活性剤の酸化還元電位より、最大0.26V卑
な電位であった。7日後においては、0.04から0.
10Vvs. SCE 、すなわち界面活性剤の酸化還元電位よ
り、最大0.19V卑な電位であった。
から0.01Vvs. SCE 、すなわち界面活性剤の酸化還
元電位より、最大0.31V卑な電位であった。4日後
においては、−0.03から0.05Vvs. SCE 、すな
わち界面活性剤の酸化還元電位より、最大0.26V卑
な電位であった。7日後においては、0.04から0.
10Vvs. SCE 、すなわち界面活性剤の酸化還元電位よ
り、最大0.19V卑な電位であった。
【0030】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の方法によれば、
分散翌日から同一電解条件で、電解時間のわずかな調整
のみにより、安定にカラーフィルターの製造が可能とな
る。
分散翌日から同一電解条件で、電解時間のわずかな調整
のみにより、安定にカラーフィルターの製造が可能とな
る。
【図1】実施例1における、薄膜を電解形成する電極お
よび対極の電位を示す図。
よび対極の電位を示す図。
【図2】実施例2における、薄膜を電解形成する電極お
よび対極の電位を示す図。
よび対極の電位を示す図。
【図3】比較例1における、薄膜を電解形成する電極お
よび対極の電位を示す図。
よび対極の電位を示す図。
111 実施例1における、分散1日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 112 実施例1における、分散1日後の電解成膜時の
対極の電位。 171 実施例1における、分散7日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 172 実施例1における、分散7日後の電解成膜時の
対極の電位。 211 実施例2における、分散1日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 212 実施例2における、分散1日後の電解成膜時の
対極の電位。 271 実施例2における、分散7日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 272 実施例2における、分散7日後の電解成膜時の
対極の電位。 311 比較例1における、分散1日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 312 比較例1における、分散1日後の電解成膜時の
対極の電位。 341 比較例1における、分散4日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 342 比較例1における、分散4日後の電解成膜時の
対極の電位。 371 比較例1における、分散7日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 372 比較例1における、分散7日後の電解成膜時の
対極の電位。
薄膜を電解形成する電極の電位。 112 実施例1における、分散1日後の電解成膜時の
対極の電位。 171 実施例1における、分散7日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 172 実施例1における、分散7日後の電解成膜時の
対極の電位。 211 実施例2における、分散1日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 212 実施例2における、分散1日後の電解成膜時の
対極の電位。 271 実施例2における、分散7日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 272 実施例2における、分散7日後の電解成膜時の
対極の電位。 311 比較例1における、分散1日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 312 比較例1における、分散1日後の電解成膜時の
対極の電位。 341 比較例1における、分散4日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 342 比較例1における、分散4日後の電解成膜時の
対極の電位。 371 比較例1における、分散7日後の電解成膜時の
薄膜を電解形成する電極の電位。 372 比較例1における、分散7日後の電解成膜時の
対極の電位。
Claims (2)
- 【請求項1】 湿式電解法によりアノード電極上に薄膜
を形成する方法で、顔料粒子あるいは顔料粒子と疎水性
表面を有する透明導電粒子を、電気化学的に酸化還元さ
れる界面活性剤および支持塩を基本成分とし、超音波ホ
モジナイザーにより分散処理を行うことにより、該顔料
粒子あるいは該顔料粒子と該透明導電粒子を該界面活性
剤で取り囲んだミセルコロイド分散液を調製し、該ミセ
ルを電解により破壊し、アノード電極上に顔料粒子、あ
るいは顔料粒子と透明導電粒子からなる薄膜を析出させ
るカラーフィルターの製造方法において、電解中におけ
る対極電位が該界面活性剤の標準酸化還元電位を基準と
して、−0.25Vから0Vの範囲内であることを特徴
とするカラーフィルターの製造方法。 - 【請求項2】 前記ミセルコロイド分散液の調製時にお
いて、超音波印加部における該ミセルコロイド分散液の
温度を25℃以下で製造することを特徴とする請求項1
記載のカラーフィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4840998A JPH11248924A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | カラーフィルターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4840998A JPH11248924A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | カラーフィルターの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11248924A true JPH11248924A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12802514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4840998A Withdrawn JPH11248924A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | カラーフィルターの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11248924A (ja) |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP4840998A patent/JPH11248924A/ja not_active Withdrawn
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