JPH11247661A - 内燃機関における吸気渦流発生装置 - Google Patents
内燃機関における吸気渦流発生装置Info
- Publication number
- JPH11247661A JPH11247661A JP10064607A JP6460798A JPH11247661A JP H11247661 A JPH11247661 A JP H11247661A JP 10064607 A JP10064607 A JP 10064607A JP 6460798 A JP6460798 A JP 6460798A JP H11247661 A JPH11247661 A JP H11247661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- control valve
- intake pipe
- intake
- swirl control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 常に強い渦流が得られ、機関の運転状況によ
り最適な渦流効果が得られる内燃機関における吸気渦流
発生装置の提供を目的とする。 【構成】 吸気管１のスロットルバルブ２の下流側に、
シャフト４を中心として開閉可能に設けられたスワール
コントロールバルブ３において、シャフト４は、スワー
ルコントロールバルブ３の中心よりズレた一端側に連結
され、かつ吸気管１の中心よりズレた内周壁側に配設さ
れて、スワールコントロールバルブ３が中間開度の状態
でも常に吸気管１内が片側通気となるように構成され、
シャフト４を駆動するステップモーター１１は、吸入空
気量，機関回転数，スロットルバルブ開度等のエンジン
運転状況に基づきコントロールユニット１２で制御され
る。
り最適な渦流効果が得られる内燃機関における吸気渦流
発生装置の提供を目的とする。 【構成】 吸気管１のスロットルバルブ２の下流側に、
シャフト４を中心として開閉可能に設けられたスワール
コントロールバルブ３において、シャフト４は、スワー
ルコントロールバルブ３の中心よりズレた一端側に連結
され、かつ吸気管１の中心よりズレた内周壁側に配設さ
れて、スワールコントロールバルブ３が中間開度の状態
でも常に吸気管１内が片側通気となるように構成され、
シャフト４を駆動するステップモーター１１は、吸入空
気量，機関回転数，スロットルバルブ開度等のエンジン
運転状況に基づきコントロールユニット１２で制御され
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関における吸
気渦流発生装置に関するものである。
気渦流発生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、図４に概略構成図で
示すように、吸気管１内のスロットルバルブ２の下流側
にはシャフト４を中心として開閉可能なスワールコント
ロールバルブ３が設けられており、このシャフト４には
リンケージ５を介しダイヤフラム６のロッド６ａが連結
され、ダイヤフラム６に対し、吸気管１の負圧または大
気圧を切り替えるために負圧切替ソレノイドバルブ７が
連通接続されて、前記ダイヤフラム６のロッド６ａをス
トロークさせることにより前記スワールコントロールバ
ルブ３が開閉されるように構成されており、前記負圧切
替ソレノイドバルブ７にはコントロールユニット８が接
続され、このコントロールユニット８からの信号により
前記負圧切替ソレノイドバルブ７が作動されるように構
成され、また、前記スロットルバルブ２の開度が大きく
なると吸気管１内負圧が不足して前記スワールコントロ
ールバルブ３を作動させることができなくなるため、逆
止弁９と負圧を溜めるためのバキュームタンク１０が備
えられて、ある程度スロットルバルブ２が開いても前記
スワールコントロールバルブ３を作動させることができ
るように構成されている。このような従来構造において
は、スワールコントロールバルブ３の作動は全開か全閉
の何れかのみであり、そのため、エンジンの全運転領域
において渦流効果を発揮できるのは限られた領域とな
り、また、全閉状態での通気面積が一定のため最適な渦
流効果を得られるのは極一部の吸入空気量域でしかない
という問題点があった。
示すように、吸気管１内のスロットルバルブ２の下流側
にはシャフト４を中心として開閉可能なスワールコント
ロールバルブ３が設けられており、このシャフト４には
リンケージ５を介しダイヤフラム６のロッド６ａが連結
され、ダイヤフラム６に対し、吸気管１の負圧または大
気圧を切り替えるために負圧切替ソレノイドバルブ７が
連通接続されて、前記ダイヤフラム６のロッド６ａをス
トロークさせることにより前記スワールコントロールバ
ルブ３が開閉されるように構成されており、前記負圧切
替ソレノイドバルブ７にはコントロールユニット８が接
続され、このコントロールユニット８からの信号により
前記負圧切替ソレノイドバルブ７が作動されるように構
成され、また、前記スロットルバルブ２の開度が大きく
なると吸気管１内負圧が不足して前記スワールコントロ
ールバルブ３を作動させることができなくなるため、逆
止弁９と負圧を溜めるためのバキュームタンク１０が備
えられて、ある程度スロットルバルブ２が開いても前記
スワールコントロールバルブ３を作動させることができ
るように構成されている。このような従来構造において
は、スワールコントロールバルブ３の作動は全開か全閉
の何れかのみであり、そのため、エンジンの全運転領域
において渦流効果を発揮できるのは限られた領域とな
り、また、全閉状態での通気面積が一定のため最適な渦
流効果を得られるのは極一部の吸入空気量域でしかない
という問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、常に最適な渦流を発生
させることのできる内燃機関における吸気渦流発生装置
を提供せんことを目的とし、その要旨は、吸気管内のス
ロットルバルブの下流側に、シャフトを中心として開閉
可能なスワールコントロールバルブを設けてなる吸気渦
流発生装置において、前記シャフトは、前記スワールコ
ントロールバルブの中心よりズレた一端側に連結され、
かつ前記吸気管の中心よりズレた吸気管の内周壁側に配
設されて、前記スワールコントロールバルブが中間開度
の状態でも常に前記吸気管内が片側通気となるように構
成されているとともに、前記シャフトを駆動可能にモー
ターが連繋され、該モーターは、コントロールユニット
を介し吸入空気量，機関回転数，スロットルバルブ開度
等のエンジン運転状況に基づき制御されるように構成し
たことである。
点に鑑み案出したものであって、常に最適な渦流を発生
させることのできる内燃機関における吸気渦流発生装置
を提供せんことを目的とし、その要旨は、吸気管内のス
ロットルバルブの下流側に、シャフトを中心として開閉
可能なスワールコントロールバルブを設けてなる吸気渦
流発生装置において、前記シャフトは、前記スワールコ
ントロールバルブの中心よりズレた一端側に連結され、
かつ前記吸気管の中心よりズレた吸気管の内周壁側に配
設されて、前記スワールコントロールバルブが中間開度
の状態でも常に前記吸気管内が片側通気となるように構
成されているとともに、前記シャフトを駆動可能にモー
ターが連繋され、該モーターは、コントロールユニット
を介し吸入空気量，機関回転数，スロットルバルブ開度
等のエンジン運転状況に基づき制御されるように構成し
たことである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、内燃機関における吸気渦流発生装置の概
略構成図であり、内燃機関の吸気管１内におけるスロッ
トルバルブ２の下流側には開閉可能にスワールコントロ
ールバルブ３が設けられており、このスワールコントロ
ールバルブ３はシャフト４を中心として開閉されるもの
であるが、本例では、シャフト４はスワールコントロー
ルバルブ３の中心からズレた一端側に連結されており、
しかもシャフト４は吸気管１の中心からズレた内周壁側
に配設され、吸気管１の内周壁に外側へ凹んだ凹部１ａ
が形成され、この凹部１ａ内にシャフト４が配置された
ものとなっている。
する。図１は、内燃機関における吸気渦流発生装置の概
略構成図であり、内燃機関の吸気管１内におけるスロッ
トルバルブ２の下流側には開閉可能にスワールコントロ
ールバルブ３が設けられており、このスワールコントロ
ールバルブ３はシャフト４を中心として開閉されるもの
であるが、本例では、シャフト４はスワールコントロー
ルバルブ３の中心からズレた一端側に連結されており、
しかもシャフト４は吸気管１の中心からズレた内周壁側
に配設され、吸気管１の内周壁に外側へ凹んだ凹部１ａ
が形成され、この凹部１ａ内にシャフト４が配置された
ものとなっている。
【０００５】また、このシャフト４はステップモーター
１１に連結されて、ステップモーター１１の正逆回転に
より回動されるものとなっており、ステップモーター１
１はコントロールユニット１２からの指令信号により駆
動されるように構成され、コントロールユニット１２に
は、前記スロットルバルブ２の開度を検知するスロット
ル開度センサー１３からの信号、及び吸気管１内に吸い
込まれる吸入空気量を計測する吸入空気量計１４からの
信号、及びエンジンの回転数を検出する機関回転計１５
からの信号が入力されるように構成されており、コント
ロールユニット１２内で前記スロットル開度センサー１
３，吸入空気量計１４，機関回転計１５からの信号に基
づきエンジンの運転状況に対応させて前記ステップモー
ター１１を制御して、前記スワールコントロールバルブ
３の開度を制御し、常に最適な渦流が発生されるように
している。
１１に連結されて、ステップモーター１１の正逆回転に
より回動されるものとなっており、ステップモーター１
１はコントロールユニット１２からの指令信号により駆
動されるように構成され、コントロールユニット１２に
は、前記スロットルバルブ２の開度を検知するスロット
ル開度センサー１３からの信号、及び吸気管１内に吸い
込まれる吸入空気量を計測する吸入空気量計１４からの
信号、及びエンジンの回転数を検出する機関回転計１５
からの信号が入力されるように構成されており、コント
ロールユニット１２内で前記スロットル開度センサー１
３，吸入空気量計１４，機関回転計１５からの信号に基
づきエンジンの運転状況に対応させて前記ステップモー
ター１１を制御して、前記スワールコントロールバルブ
３の開度を制御し、常に最適な渦流が発生されるように
している。
【０００６】本例では、シャフト４が偏心した位置に配
置されているため、スワールコントロールバルブ３が全
閉位置から全開位置に亘り開閉される際に、常に吸気管
１内を流れる通気は片側を流れる片側通気となり、例え
ば図２に示すスワールコントロールバルブ３の全閉時で
は、小さい通気流となってスワールコントロールバルブ
３の上端側を流れ、また、図３に示すようなスワールコ
ントロールバルブ３の中間開度状態では、通気は大きな
通気流となって片側を流れるため、常に片側通気となっ
て良好な渦流を確実に発生させることができるものとな
る。また、前述した如く、エンジンの運転状況により変
化する吸入空気量に対しコントロールユニット１２を介
し常に最適な開度にスワールコントロールバルブ３が開
閉制御されるため、常に最適な渦流効果が得られること
となる。
置されているため、スワールコントロールバルブ３が全
閉位置から全開位置に亘り開閉される際に、常に吸気管
１内を流れる通気は片側を流れる片側通気となり、例え
ば図２に示すスワールコントロールバルブ３の全閉時で
は、小さい通気流となってスワールコントロールバルブ
３の上端側を流れ、また、図３に示すようなスワールコ
ントロールバルブ３の中間開度状態では、通気は大きな
通気流となって片側を流れるため、常に片側通気となっ
て良好な渦流を確実に発生させることができるものとな
る。また、前述した如く、エンジンの運転状況により変
化する吸入空気量に対しコントロールユニット１２を介
し常に最適な開度にスワールコントロールバルブ３が開
閉制御されるため、常に最適な渦流効果が得られること
となる。
【０００７】
【発明の効果】本発明は、吸気管内のスロットルバルブ
の下流側に、シャフトを中心として開閉可能なスワール
コントロールバルブを設けてなる吸気渦流発生装置にお
いて、前記シャフトは、前記スワールコントロールバル
ブの中心よりズレた一端側に連結され、かつ前記吸気管
の中心よりズレた吸気管の内周壁側に配設されて、前記
スワールコントロールバルブが中間開度の状態でも常に
前記吸気管内が片側通気となるように構成されていると
ともに、前記シャフトを駆動可能にモーターが連繋さ
れ、該モーターは、コントロールユニットを介し吸入空
気量，機関回転数，スロットルバルブ開度等のエンジン
運転状況に基づき制御されるように構成したことによ
り、シャフトが偏心した位置に配置されているためスワ
ールコントロールバルブが中間開度の状態でも片側通気
となり、常に強い渦流が確実に発生させ、また、エンジ
ンの運転状況により変化する吸入空気量に対し常に最適
な渦流効果が得られるものとなる。
の下流側に、シャフトを中心として開閉可能なスワール
コントロールバルブを設けてなる吸気渦流発生装置にお
いて、前記シャフトは、前記スワールコントロールバル
ブの中心よりズレた一端側に連結され、かつ前記吸気管
の中心よりズレた吸気管の内周壁側に配設されて、前記
スワールコントロールバルブが中間開度の状態でも常に
前記吸気管内が片側通気となるように構成されていると
ともに、前記シャフトを駆動可能にモーターが連繋さ
れ、該モーターは、コントロールユニットを介し吸入空
気量，機関回転数，スロットルバルブ開度等のエンジン
運転状況に基づき制御されるように構成したことによ
り、シャフトが偏心した位置に配置されているためスワ
ールコントロールバルブが中間開度の状態でも片側通気
となり、常に強い渦流が確実に発生させ、また、エンジ
ンの運転状況により変化する吸入空気量に対し常に最適
な渦流効果が得られるものとなる。
【図１】吸気渦流発生装置の概略構成図である。
【図２】スワールコントロールバルブの全閉時の通気状
態を示す作用説明図である。
態を示す作用説明図である。
【図３】スワールコントロールバルブの中間開度状態に
おける通気状態を示す作用説明図である。
おける通気状態を示す作用説明図である。
【図４】従来の吸気渦流発生装置の概略構成図である。
１ 吸気管 １ａ 凹部 ２ スロットルバルブ ３ スワールコントロールバルブ ４ シャフト １１ ステップモーター １２ コントロールユニット １３ スロットル開度センサー １４ 吸入空気量計 １５ 機関回転計
Claims (1)
- 【請求項１】 吸気管内のスロットルバルブの下流側
に、シャフトを中心として開閉可能なスワールコントロ
ールバルブを設けてなる吸気渦流発生装置において、前
記シャフトは、前記スワールコントロールバルブの中心
よりズレた一端側に連結され、かつ前記吸気管の中心よ
りズレた吸気管の内周壁側に配設されて、前記スワール
コントロールバルブが中間開度の状態でも常に前記吸気
管内が片側通気となるように構成されているとともに、
前記シャフトを駆動可能にモーターが連繋され、該モー
ターは、コントロールユニットを介し吸入空気量，機関
回転数，スロットルバルブ開度等のエンジン運転状況に
基づき制御されるように構成したことを特徴とする内燃
機関における吸気渦流発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064607A JPH11247661A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 内燃機関における吸気渦流発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064607A JPH11247661A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 内燃機関における吸気渦流発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11247661A true JPH11247661A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13263129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10064607A Pending JPH11247661A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 内燃機関における吸気渦流発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11247661A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100482059B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2005-04-13 | 현대자동차주식회사 | 차량 엔진의 흡기 유량 가변 차지 모션 장치 |
| EP1619371A2 (en) | 2004-07-21 | 2006-01-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Throttle valve |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP10064607A patent/JPH11247661A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100482059B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2005-04-13 | 현대자동차주식회사 | 차량 엔진의 흡기 유량 가변 차지 모션 장치 |
| EP1619371A2 (en) | 2004-07-21 | 2006-01-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Throttle valve |
| US7219651B2 (en) | 2004-07-21 | 2007-05-22 | Honda Motor Co., Ltd. | Throttle valve |
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