JPH11247516A - 着脱具およびそれを備えた板体取り付け構造 - Google Patents

着脱具およびそれを備えた板体取り付け構造

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JPH11247516A
JPH11247516A JP4589498A JP4589498A JPH11247516A JP H11247516 A JPH11247516 A JP H11247516A JP 4589498 A JP4589498 A JP 4589498A JP 4589498 A JP4589498 A JP 4589498A JP H11247516 A JPH11247516 A JP H11247516A
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plate
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JP4589498A
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English (en)
Inventor
Tadashi Motomatsu
忠志 元松
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易且つ確実な着脱が可能な着脱具を提供す
る。 【解決手段】 被取り付け具12には板ばね部16が突
出するように形成され、板ばね部16の前傾板部16A
の上部に係止片15Bが形成されている。被取り付け具
12の下部には、解除レバー18が垂下するように設け
られ、この解除レバー18は板ばね部16の折り返し板
部16Bの開口部17に挿入する。この解除レバー18
には、上部に復帰防止片18Bが下部にストッパ片18
Aが形成されている。板ばね部16が係合孔24Aに挿
入されるように取り付け具13を被取り付け具12に向
けて結合させることにより、係合孔24Aが係止片15
Bを乗り越えることにより係合する。係合を外す場合
は、取り付け具13を持ち上げることにより折り返し板
部16Bを上昇させ、解除レバー18の復帰防止片18
Bへ折り返し板部16Bを掛止させればよい。このよう
に、取り付け具13を押し付けることで係合し、取り付
け具13を持ち上げることで容易に取り外すことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、着脱具およびそ
れを備えた板体取り付け構造に関する。さらに詳しく
は、例えば倉庫、収納棚、小屋などの収納庫における、
開閉扉、開閉蓋、遮蔽板など各種の板体の取り付けに用
いられる着脱具、およびその板体の取り付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、収納庫の開閉蓋などの取り付け構
造としては、図8に示すようなものが知られている。同
図中符号1は収納庫であり、符号2は収納庫1の開口部
を覆うように取り付けられる開閉蓋(または開閉扉)で
ある。この開閉蓋2は、収納庫1の開口部の上部と下部
とにそれぞれ着脱具3で取り付けられている。この着脱
具3は、収納庫1の開口部の上縁両側部と下縁両側部の
例えば4箇所にそれぞれ固設された受け部材3Aと、こ
の受け部材3Aに掛止される、開閉蓋2側に固設された
掛止部材3Bと、の一対で構成されている。掛止部材3
Bは、下方に向けて垂下する掛止片4を有している。そ
して、受け部材3Aには、その掛止片4を受けるための
差し込み空隙5が形成されている。
【0003】このような着脱具3で開閉蓋2を収納庫1
へ取り付けるには、図8に二点鎖線で示すように開閉蓋
2を取り付け位置より高い位置から収納庫1の開口部に
近付け、掛止部材3Bの掛止片4を受け部材3Aの差し
込み空隙5へ落とし込む作業を行う。逆に、開閉蓋2を
取り外すには、開閉蓋2を上に持ち上げて受け部材3A
から掛止部材3Bを脱離させる作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の取り付け技術では、収納庫1の開口部の4隅
に配置した受け部材3Aに対して、同時に掛止部材3B
を掛止させる必要がある。この場合、作業者は、受け部
材3Aと掛止部材3Bとの位置関係を不自然な姿勢で探
りながら取り付け作業を行うため、作業に伴う疲労度が
大きいという問題点があった。
【0005】また、開閉蓋2を鉛直方向下向きに落とし
込むことで取り付けを行うため、落とし込まれた開閉蓋
2の上縁と収納庫1などの上板との間に比較的大きな隙
間が生じ、美観を損ねるという問題点がある。
【0006】そこで、この発明は、容易且つ確実な着脱
が可能な着脱具およびそれを備えた板体取り付け構造を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
取り付け具と被取り付け具とからなる着脱具であって、
前記取り付け具には係合孔が形成され、前記被取り付け
具には前記係合孔へ圧入される上下方向に弾性変形する
板ばね部が設けられ、前記板ばね部の上部の所定位置に
上方へ突出する係止片が形成され、前記取り付け具と前
記被取り付け具とが係合した状態で前記係止片が、前記
係合孔をくぐり抜けて当該係合孔の周縁に係当すること
により前記取り付け具の抜けを防止し、前記取り付け具
を所定距離上昇させることにより前記板ばね部が弾性変
形して前記係止片と前記取り付け具との係当が外れて前
記取り付け具を前記被取り付け具から取り外し可能にな
ることを特徴とする。
【0008】従って、請求項1記載の発明では、被取り
付け具の板ばね部に取り付け具の係合孔を押し嵌めるこ
とにより、係合孔の周縁が係止片を乗り越える。このと
き、板ばね部は係合孔に圧入されているため、係止片は
取り付け具の係合孔の周縁に係当して取り付け具の抜け
が阻止され、被取り付け具へ取り付け具が装着された状
態となる。また、取り付け具を上昇させることにより板
ばね部を上側に弾性変形させ、係合孔の上下方向の長さ
に対して、板ばね部の上下方向の長さが短くなるため、
板ばね部から係合孔を抜くことが容易になり、被取り付
け具から取り付け具を外すことが可能となる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の着
脱具であって、前記被取り付け具の前記係止片より結合
方向の後方に押し出し部材が配設され、該押し出し部材
は、前記取り付け具と前記被取り付け具とが係合した状
態で、前記取り付け具の前記係合孔形成面に対して反発
力が蓄積されて係当することを特徴とする。
【0010】従って、請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明の作用に加えて、係止片の結合方向の後方
に配置された押し出し部材が係合孔形成面に対して反発
力を保持した状態で係当するため、取り付け具を押し上
げて、係止片と係合孔周縁との係当が外れると押し出し
部材の反発力により取り付け具が自動的に押し出されて
取り付け具を容易に取り外すことができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2に記載の着脱具であって、前記板ばね部は、上部
に位置する前傾板部と該前傾板部の前端縁から下に折り
曲げて前記取り付け具との結合方向の後下方へ延在され
る折り返し板部とからなり、前記折り返し板部の前傾板
部との連設部近傍には幅方向の両側部に幅方向内側に向
けて部分的除去部が形成されていることを特徴とする。
【0012】従って、請求項3記載の発明では、請求項
1および請求項2に記載の発明の作用に加えて、主に折
り返し板部のみが部分的除去部が形成された部分で撓み
易くなっているため、折り返し板部が取り付け具により
押し上げられた場合に折り返し板部の上昇に伴って前傾
板部及び突出板が上昇することを抑制することができ
る。このため、係合孔が上昇した際に、係止片は静止し
ているため、最小のストロークで係合孔周縁と係止片と
の係当を外すことが可能となる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の着
脱具であって、前記被取り付け具は、前記取り付け具の
上昇に伴って前記板ばね部の前記折り返し板部が所定位
置まで上方に弾性変形した状態を一時的に保持する復帰
防止片が形成されていることを特徴とする。
【0014】従って、請求項4記載の発明では、請求項
3記載の発明の作用に加えて、復帰防止片が板ばね部の
弾性変形状態を一時的に保持するため、その間に取り付
け具を被取り付け具から余裕をもって外すことができ、
取り外し作業を容易にすることができる。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載の着
脱具であって、前記折り返し板部には前記被取り付け具
の後部に垂下するように形成された解除レバーが挿入さ
れる開口部が形成される共に、前記復帰防止片は前記解
除レバーに形成され、当該解除レバーの下部には前記折
り返し板部の前記開口部から当該解除レバーが抜けるの
を防止するストッパ片が形成されていることを特徴とす
る。
【0016】従って、請求項5記載の発明では、請求項
4記載の発明の作用に加えて、解除レバー下部に形成さ
れたストッパ片で取り付け具の折り返し板部の抜けを防
止することができると共に、解除レバーを操作すること
により、復帰防止片に係止された折り返し板部の通常位
置への復帰を容易に行うことができる。
【0017】請求項6記載の発明は、筺体の開口に板体
を取り付ける板体取り付け構造であって、前記板体の取
り付け面上部に、係合孔が形成された取り付け具を配設
し、前記筺体の開口上部の前記取り付け具に対応する位
置に、前記係合孔へ圧入される上下方向に弾性変形する
板ばね部が設けられると共に、前記板ばね部の上部の所
定位置に上方へ突出する係止片が形成され、前記取り付
け具と前記被取り付け具とが係合した状態で前記係止片
が前記係合孔をくぐり抜けて当該係合孔の周縁に係当し
て前記取り付け具の抜けを防止し、前記板体を所定距離
上昇させることにより前記板ばね部が弾性変形して前記
係止片と前記取り付け具との係当が外れて前記取り付け
具を前記被取り付け具から取り外し可能になることを特
徴とする。
【0018】従って、請求項6記載の発明では、筺体の
開口へ板体を取り付け具と被取り付け具とを係合させる
ことにより、容易に取り付けることが可能となる。ま
た、板体を持ち上げることで板体を筺体から容易に取り
外すことが可能となる。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項6記載の板
体取り付け構造であって、前記筺体の開口下部両側と前
記板体の下部両側とのいずれか一方に係合ピンが設けら
れ、他方には該係合ピンに対して回転可能に係合する掛
止片が設けられていることを特徴とする。
【0020】従って、請求項7記載の発明では、請求項
6記載の作用に加えて、筺体の開口下部および板体の対
応する位置に、係合ピンと掛止片を対にして設けたこと
により、係合ピンと掛止片とを係合させることで、係合
ピンを支軸として板体を回動させることで取り付け具と
被取り付け具との位置合わせが自動的に行えるため、板
体の取り付けが容易になる。また、板体の取り外しの際
は、取り付け具と被取り付け具とを外し、係合ピンを支
軸として逆方向へ回転させることにより、容易に板体を
取り外すことができる。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項7記載の板
体取り付け構造であって、前記係合ピンは前記筺体に取
り付けられる前記板体の幅方向に平行をなすように配置
され、前記掛止片には、前記係合ピンが係合する係合用
切り欠きが、前記筺体に取り付けられる前記板体の前後
方向に対して斜め方向に切り欠かれていることを特徴と
する。
【0022】従って、請求項8記載の発明では、請求項
7記載の作用に加えて、係合用切り欠きが筺体に取り付
けられた板体の前後方向に対して斜め方向に切られてい
るため、地震などにより縦揺れ、横揺れが生じた場合で
も、係合用切り欠きが係合ピンを保持する作用があり、
振動に対して外れにくい取り付けが可能となる。
【0023】請求項9記載の発明は、請求項8記載の板
体取り付け構造であって、前記係合用切り欠きの開放端
部には、当該係合用切り欠きの内奥部より切り欠きが広
く設定されたピン案内部が形成されていることを特徴と
する。
【0024】従って、請求項9記載の発明では、請求項
8記載の発明の作用に加えて、ピン案内部があるため係
合用切り欠きに係合ピンを導き易く、確実に係合ピンを
係合用切り欠きの内奥へ案内することができる。
【0025】また、板体の取り外しの際は、取り付け具
と被取り付け具とを外し、係合ピンを支軸として逆方向
へ回転させることにより、容易に板体を取り外すことが
できる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、取り付け
具の係合孔に被取り付け具の板ばね部を挿入させる動作
を行うことで容易に係合装着が可能となり、取り付け具
を持ち上げる動作で容易に取り外しが行える。このよう
に、この発明によれば、ワンタッチな着脱が可能とな
り、着脱作業を迅速かつ確実に行うことが可能になる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、押し出し部
材が係合孔の周辺前面に反発力を保持した状態で係当す
るため、係止片と係合孔との係当が外れたときに押し出
し部材により取り付け具が取外し作業者側に自動的に押
し出されて取り付け具を容易に取り外せるという効果が
ある。
【0028】請求項3記載の発明によれば、係合孔が上
昇した際に、折り返し板部のほうが上方に容易に弾性変
形し、一方係止片は静止しているため、取り付け具と被
取り付け具とを容易かつ確実に取り外すことができる。
【0029】請求項4記載の発明によれば、復帰防止片
が折り返し板部の弾性変形状態を一時的に保持している
間に取り付け具を被取り付け具から余裕をもって外すこ
とができ、取り外し作業を容易かつ確実にする効果があ
る。
【0030】請求項5記載の発明によれば、折り返し板
部の抜けを防止でき、解除レバーを操作することによ
り、復帰防止片に係止された折り返し板部の通常位置へ
復帰を容易に行うことができる。
【0031】請求項6記載の発明によれば、取り付け具
と被取り付け具とを係脱させることにより、板体の筺体
開口への取り付けおよび取り外しを容易にする効果があ
る。
【0032】請求項7記載の発明によれば、係合ピンを
支軸として板体を回動させるという簡単な操作で取り付
け具と被取り付け具との位置合わせが自動的に行えると
いう効果がある。また、取り付け具と被取り付け具とを
外した後に、係合ピンを支軸として逆方向へ回転させる
ことにより、板体を扱い易い体勢で取り外すことができ
る。
【0033】請求項8記載の発明によれば、係合用切り
欠きが斜め方向に切られているため、地震などにより縦
揺れ、横揺れが生じた場合でも、係合用切り欠きが係合
ピンを保持し、特に上下方向の振動を受けても外れにく
くなるという効果がある。
【0034】請求項9記載の発明によれば、確実に係合
ピンを係合用切り欠きの内奥へ案内することができ、取
り付け作業が短時間で行なえ簡単になる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る着脱具およ
びそれを備えた板体取り付け構造の詳細を図面に示す実
施形態に基づいて説明する。図1〜図5は着脱具の実施
形態を示し、図6および図7は着脱具を備えた板体取り
付け構造の実施形態を示している。
【0036】先ず、図1〜図5を用いて本実施形態の着
脱具について説明する。図1に示すように、着脱具11
は、図示しない例えば収納庫(以下、筺体という)側へ
固定される被取り付け具12と、収納庫などの例えば開
閉蓋(以下、取り付け用板体という)側へ固定される取
り付け具13と、の一対からなる。なお、図1は着脱具
11の非結合状態を示す斜視図、図2は被取り付け具1
2の側面図、図3は被取り付け具12の正面図、図4は
被取り付け具12の背面図、図5(a)〜(c)は着脱
具11の解除動作を説明する側面図である。
【0037】被取り付け具12はばね鋼板などの弾性材
から形成され、筺体側の部材にねじ止めされる矩形状の
固定板部14を有している。この固定板部14には、図
に示すようにねじ挿入孔14Aが形成されている。ま
た、固定板部14の下縁には、取り付け具13との結合
方向に向けて、すなわち固定板部14に垂直をなす方向
に向けて、固定板部14と略同一の幅寸法を有する略矩
形状の突出板15が一体的に形成されている。この突出
板15の前部には幅方向の両側部に、弾性反発力を持
ち、且つ取り付け具13の結合の終点を略規定する押し
出し部材としての立ち上がり片15Aが形成されてい
る。これら立ち上がり片15A、15Aは、突出板15
に切り込みを入れて、立ち上がるように折り曲げ加工さ
れてなる。なお、被取り付け具12の側面図である図2
に示すように、立ち上がり片15Aは、突出板15に対
して、取り付け具13との結合方向前方に僅かに傾斜す
るように設定されている。そして、突出板15の前端部
中央には、係止片15Bが形成されている。この係止片
15Bは、突出板15に切り込みを入れて起き上がるよ
うに形成されている。なお、この係止片15Bの起き上
り先端縁は、前記立ち上がり片15Aの基部より僅かに
(取り付け具13の板厚寸法分)突出板15の前端縁側
に位置するように設定されている。
【0038】また、突出板15の前端縁には、この突出
板15と略同幅の板ばね片16が延設されている。板ば
ね片16は、突出板15の前端縁から取り付け具13と
の結合方向に対して下へ傾斜して突出する前傾板部16
Aを有すると共に、前傾板部16Aの前端縁から外側に
向けて湾曲して取り付け具13との結合方向後方へ延在
される折り返し板部16Bを有している。また、この前
傾板部16Aと折り返し板部16Bとによって被取り付
け具12の先端は先細に形成され取り付け具13への結
合が容易に行えるようになっている。折り返し板部16
Bには、後記する解除レバー18が挿入される開口部1
7が形成されている。なお、本実施形態では、折り返し
板部16Bの前傾板部16Aとの連設部近傍位置には両
側にばね力を調整するための部分的除去部としてのスリ
ット状の切り欠き16C、16Cが形成されている。こ
のように切り欠き16Cを形成する理由は、この切り欠
き16Cを形成することにより、折り返し板部16Bが
押し上げられた場合に、折り返し板部16Bがこの切り
欠き16Cを形成した部分で反発力が弱くなり、この切
り欠き16Cを形成した部分で主に弾性変形して曲がる
ことにより、前傾板部16A及び突出板15に上方向の
撓み変形が及ぶのを回避させることができるためであ
る。すなわち、後記する取り付け具13側の係合孔24
Aが上昇した際に、前傾板部16Aと突出板15が折り
返し板部16Bと一緒に上方向に変形することを防止し
て、係合孔24Aの上縁が係止片15Bから外し易くす
ることができる。
【0039】さらに、突出板15の下面には、図2に示
すように、解除レバー18がリベットなどの加締め部材
19によってあるいは溶接などで固定されている。この
解除レバー18は弾性反発力を持つばね鋼板などの材料
で形成されており、自由端側が上記した板ばね片16の
折り返し板部16Bに形成されている開口部17に挿入
されている。なお、この解除レバー18は、開口部17
における後側の開口縁に圧接する方向に常時付勢されて
いる。そして、解除レバー18には、折り返し板部16
Bの反動で開口部17から抜けるのを防止するストッパ
片18Aが解除レバー18の裏側へ突出するように形成
されている。また、解除レバー18には、このストッパ
片18Aの上方の位置に、取り付け具13を外す際に折
り返し板部16Bの弾性復帰を阻止した状態で保持する
復帰防止片18Bが形成されている。なお、復帰防止片
18Bは、折り返し板部16Bの開口部17が、突出板
15側へ変位するのを許容し反対側へ変位するのを阻止
するように傾斜状に切り起して形成されている。
【0040】次に、取り付け具13の構造を説明する。
取り付け具13は、固定板部20、21と、立ち上がり
板部22、23と、係合板部24と、から構成されてい
る。固定板部20、21には、それぞれ、取り付け用板
体側へねじ止めするためのねじ挿入孔20A、21Aが
形成されている。これら固定板部20、21は、所定間
隔を隔てて同一平面上に平行に配置され、互いに対向す
る縁部から、それぞれ立ち上がり板部22、23が被取
り付け具12との結合方向に向けて突出するように形成
されている。これら立ち上がり板部22、23の先端縁
どうしに渡って係合板部24が形成されている。係合板
部24の中央には、板ばね片16が挿入する係合孔24
Aが形成されている。この取り付け具13は、一枚の金
属板を折り曲げ加工および打ち抜き加工を施すことによ
り形成されている。
【0041】次に、本実施形態の着脱具11の着脱方法
並びにこれに伴う作用・動作について説明する。
【0042】先ず、被取り付け具12と取り付け具13
とを係合させるには、図1に太い矢印で示すように、取
り付け具13を被取り付け具12へ向けて移動させ、被
取り付け具12の板ばね片16が取り付け具13の係合
孔24A内に挿入されるように操作する。このとき、板
ばね片16の先端は前述したように傾斜して先細になっ
ているので被取り付け具12と取り付け具13との間に
多少の位置ずれなどがあっても容易に挿入できる。する
と、係合孔24Aの上縁は板ばね片16の前傾板部16
Aの上を滑って結合方向へ進み、係合板部24が立ち上
がり片15Aに係当する。さらに、立ち上がり片15
A、15Aの反発力に抗して取り付け具13を押し込む
と、係合孔24Aは係止片15Bを乗り越えて係止片1
5Bの後側へ落ち込み、これで被取り付け具12と取り
付け具13とが係合する(図2において二点鎖線で示す
状態)。このとき、板ばね片16の前傾板部16Aは係
合孔24Aの上縁に圧接し、板ばね片16の折り返し板
部16Bは係合孔24Aの下縁に圧接する。このため、
取り付け具13が被取り付け具12に対してぐらつかな
いように保持された状態となっている。
【0043】被取り付け具12から取り付け具13を外
すには、図5(a)に太い矢印で示すように、取り付け
具13側を板ばね片16の折り返し板部16Bのばね力
に抗して上に所定距離だけ、すなわち、取り付け具13
の係合孔24A上縁が、係止片15を越え、かつ、折り
返し板部16Bの開口部17が復帰防止片18Bを越え
る距離だけ持ち上げる。これにより、折り返し板部16
Bは、取り付け具13側の係合孔24Aの下縁により持
ち上げられる。このとき、解除レバー18は同図中矢印
で示す方向aに向けて付勢されているため、開口部17
の後縁部に圧接している。このため、折り返し板部16
Bの持ち上げに伴って、開口部17の後縁部は復帰防止
片18Bを乗り越えて上側に移動する。このとき、折り
返し板部16Bは復帰防止片18Bが係当するため、元
の位置へ復帰することができずロックされた状態とな
る。また、この状態では、図5(b)に示すように、取
り付け具13側の係合孔24Aの上縁が係止片15Bよ
り上の位置に至ると反発力が蓄積されている立ち上がり
片15Aで押し出されるため、取り付け具13を同図に
示す太い矢印の方向へ容易に外すことができる。取り付
け具13を外した状態では、折り返し板部16Bはロッ
クされている。このため、再度取り付け具13を係合さ
せるには、事前に解除レバー18を、図5(b)に二点
鎖線で示す位置まで前に引くことにより、折り返し板部
16Bは復帰防止片18Bから外れてロック解除され、
折り返し板部16Bは同図に二点鎖線で示す位置に復帰
する。なお、折り返し板部16Bのロックを解除したと
きに、図5(c)に示すように、折り返し板部16Bの
反動で解除レバー18が開口部17から抜けるのをスト
ッパ片18Aで阻止することができ、ストッパ片18A
に当たった折り返し板部16Bはその後同図中二点鎖線
で示す復帰位置に戻る。
【0044】次に、図6および図7を用いて本実施形態
の着脱具11を備えた板体取り付け構造について説明す
る。なお、図6は収納庫である筺体30と開閉蓋である
板体31の構造を示す斜視図、図7は図6のA−B断面
の取り付け構造を示す断面図である。
【0045】筺体30は、6面のうち1面が開口された
構造であり、開口両側の支柱32、32の対向面の下部
には、それぞれ係合ピン33が突設されている。また、
図7に示すように、筺体30の開口上枠34には、本実
施形態の着脱具11の被取り付け具12が固定されてい
る。なお、固定方法としては、同図に示すように、被取
り付け具12の取り付け板部14をねじ25により止め
られている。
【0046】一方、板体31の取り付け面の上部には、
被取り付け具12と対応する位置に取り付け具13がね
じ26により固定されている。また、板体31の取り付
け面の下部には、筺体30側の係合ピン33、33に対
応する位置に掛止片27、27が突設されている。この
掛止片27の構造は、ねじ28により板体31へ固定さ
れる取り付け板部27Aとこの取り付け板部分27Aか
ら立ち上がる掛止部27Bとから構成されている。ま
た、掛止部27Bには、筺体30側の係合ピン33に掛
止される切り欠き27Cが形成されている。この切り欠
き27Cは、図7に示すように、斜め下方に向けて切り
欠かかれたものであり、切り欠き27Cの下縁は切り欠
き27Cの入り口部で切り欠き方向と略直角をなす方向
に切り欠かかれている。すなわち、切り欠き27Cの入
り口部の幅を大きく設定して、係合ピン33との係合を
容易にするピン案内部27Dとしている。なお、この切
り欠き27Cの切り欠き方向は、30°〜60°程度
(好ましくは45°)に斜め下方を向くように設定して
いる。
【0047】次に、板体31を筺体30に取り付ける方
法および取り外す方法を説明する。図7に示すように、
先ず板体31の下部に設けられた掛止片27、27の切
り欠き27C、27Cを筺体30側の下部に突設された
係合ピン33、33に掛ける。その後、図7に矢印で示
す方向bに板体31を係合ピン33、33を支軸として
筺体30の開口を塞ぐように押さえ付ける。この動作に
より、取り付け具13は被取り付け具12に図示するよ
うに自動的に係合する。この係合状態の説明は、前述し
ているので省略する。このように、掛止片27を係合ピ
ン33に掛けた後は、板体31を方向bへ押さえ付ける
だけで被取り付け具12に対する取り付け具13の位置
が自動的に決定されるため、作業者は板体31の裏側を
見ながら位置決めを行う煩さがない。
【0048】板体31を取り外すには、図7に示すよう
に板体31の下方の筺体30との空隙S1に手を入れて
板体31を持ち上げ、折り返し板部16Bの開口部17
の後縁を復帰防止片18Bの上まで押し上げることで折
り返し板部16Bを復帰防止片18Bに保持させる。な
お、この空隙S1の上下方向の長さt1は手が挿入できる
程度に設定してある。これにより、板ばね片16の折り
返し板部16Bは上方向に弾性変形し、係止片15Bか
ら取り付け具13を容易に外すことが可能になる。ここ
で、板体31を持ち上げた際に板体31が上昇するた
め、板体31の上部と筺体30との間には、長さt2
空隙S2が設定されている。この長さt2は、折り返し板
部材16Bが復帰防止片18Bの上まで移動できる距離
であればよく、比較的僅かな長さである。このように、
空隙S1、S2は、狭小であるため、板体取り付け状態で
外観を損ねることはない。折り返し板部16Bが復帰防
止片18Bに保持された後は、板体31を方向bと反対
の方向に移動させることにより掛止片27を係合ピン3
3から外すことが可能になる。このようにして、板体3
1を筺体30から容易に取り外すことができる。最後に
解除レバー18を前方へ引くことにより、折り返し板部
16Bは復帰防止片18Bから外れてストッパ片18A
と復帰防止片18Bとの間の通常の位置へ復帰する。
【0049】このような板体取り付け構造としたことに
より、本実施形態では、板体31の取り付け動作の初期
に行う掛止片27と係合ピン33との係合動作を容易に
行うことができる。すなわち、掛止片27の掛止部27
Bに形成した切り欠き27Cの入り口が広く設定されて
いるため、係合ピン33を切り欠き27Cの内奥へ案内
し易いという利点がある。また、この切り欠き27Cの
切り欠き方向が斜め下方であるため、地震などにより縦
揺れ、横揺れのいずれが発生した場合でも係合ピン33
が切り欠き27C内に停まることができ、切り欠き27
Cから係合ピン33が外れるのを防止することが可能と
なる。
【0050】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の変更が可能である。例えば、上記した実施形
態では、折り返し板部16Bを復帰防止片18Bで一時
的に保持し得る構成としたが、復帰防止片18Bが無い
構成でも取り付けを行うことは可能である。また、上記
した実施形態では、板体31側に掛止片27を設け、筺
体30側に係合ピン33を設けたが、筺体30側に掛止
片27を設け板体30側に係合ピン33を設ける構成と
することも可能である。
【0051】更に、着脱具の材質も金属ばね鋼板に限ら
ず、弾性を有する合成樹脂、例えばポリアセタール樹
脂、ポリアミド樹脂等から成形したものであってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着脱具の実施形態を示す斜視図で
ある。
【図2】本実施形態の被取り付け具の側面図である。
【図3】本実施形態の被取り付け具の正面図である。
【図4】本実施形態の被取り付け具の背面図である。
【図5】(a)〜(c)は着脱具の取り外し動作を示す
側面説明図である。
【図6】本発明に係る着脱具を備えた板体取り付け構造
を示す斜視図である。
【図7】図6のA−B部分の断面図である。
【図8】従来の板体取り付け構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11 着脱具 12 被取り付け具 13 取り付け具 15A 立ち上がり片 15B 係止片 16 板ばね部 16A 前傾板部 16B 折り返し板部 16C 切り欠き 17 開口部 18 解除レバー 18A ストッパ片 18B 復帰防止片 24A 係合孔 27 掛止片 27C 切り欠き

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り付け具と被取り付け具とからなる着
    脱具であって、 前記取り付け具には係合孔が形成され、前記被取り付け
    具には前記係合孔へ圧入される上下方向に弾性変形する
    板ばね部が設けられ、前記板ばね部の上部の所定位置に
    上方へ突出する係止片が形成され、前記取り付け具と前
    記被取り付け具とが係合した状態で前記係止片が、前記
    係合孔をくぐり抜けて当該係合孔の周縁に係当すること
    により前記取り付け具の抜けを防止し、前記取り付け具
    を所定距離上昇させることにより前記板ばね部が弾性変
    形して前記係止片と前記取り付け具との係当が外れて前
    記取り付け具を前記被取り付け具から取り外し可能にな
    ることを特徴とする着脱具。
  2. 【請求項2】 前記被取り付け具の前記係止片より結合
    方向の後方に押し出し部材が配設され、該押し出し部材
    は、前記取り付け具と前記被取り付け具とが係合した状
    態で、前記取り付け具の前記係合孔形成面に対して反発
    力が蓄積されて係当することを特徴とする請求項1記載
    の着脱具。
  3. 【請求項3】 前記板ばね部は、上部に位置する前傾板
    部と該前傾板部の前端縁から下に折り曲げて前記取り付
    け具との結合方向の後下方へ延在される折り返し板部と
    からなり、前記折り返し板部の前傾板部との連設部近傍
    には幅方向の両側部に幅方向内側に向けて部分的除去部
    が形成されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の着脱具。
  4. 【請求項4】 前記被取り付け具は、前記取り付け具の
    上昇に伴って前記板ばね部の前記折り返し板部が所定位
    置まで上方に弾性変形した状態を一時的に保持する復帰
    防止片が形成されていることを特徴とする請求項3記載
    の着脱具。
  5. 【請求項5】 前記折り返し板部には前記被取り付け具
    の後部に垂下するように形成された解除レバーが挿入さ
    れる開口部が形成される共に、前記復帰防止片は前記解
    除レバーに形成され、当該解除レバーの下部には前記折
    り返し板部の前記開口部から当該解除レバーが抜けるの
    を防止するストッパ片が形成されていることを特徴とす
    る請求項4記載の着脱具。
  6. 【請求項6】 筺体の開口に板体を取り付ける板体取り
    付け構造であって、 前記板体の取り付け面上部に、係合孔が形成された取り
    付け具を配設し、 前記筺体の開口上部の前記取り付け具に対応する位置
    に、前記係合孔へ圧入される上下方向に弾性変形する板
    ばね部が設けられると共に、前記板ばね部の上部の所定
    位置に上方へ突出する係止片が形成され、前記取り付け
    具と前記被取り付け具とが係合した状態で前記係止片が
    前記係合孔をくぐり抜けて当該係合孔の周縁に係当して
    前記取り付け具の抜けを防止し、前記板体を所定距離上
    昇させることにより前記板ばね部が弾性変形して前記係
    止片と前記取り付け具との係当が外れて前記取り付け具
    を前記被取り付け具から取り外し可能になることを特徴
    とする板体取り付け構造。
  7. 【請求項7】 前記筺体の開口下部両側と前記板体の下
    部両側とのいずれか一方に係合ピンが設けられ、他方に
    は該係合ピンに対して回転可能に係合する掛止片が設け
    られていることを特徴とする請求項6記載の板体取り付
    け構造。
  8. 【請求項8】 前記係合ピンは前記筺体に取り付けられ
    る前記板体の幅方向に平行をなすように配置され、前記
    掛止片には、前記係合ピンが係合する係合用切り欠き
    が、前記筺体に取り付けられる前記板体の前後方向に対
    して斜め方向に切り欠かれていることを特徴とする請求
    項7記載の板体取り付け構造。
  9. 【請求項9】 前記係合用切り欠きの開放端部には、当
    該係合用切り欠きの内奥部より切り欠きが広く設定され
    たピン案内部が形成されていることを特徴とする請求項
    8記載の板体取り付け構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006188851A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Mitsubishi Electric Corp 操作盤のロック装置
JP2015010368A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 株式会社平安製作所 フードフック及びその製造方法

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