JPH1124712A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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Publication number
JPH1124712A
JPH1124712A JP17218297A JP17218297A JPH1124712A JP H1124712 A JPH1124712 A JP H1124712A JP 17218297 A JP17218297 A JP 17218297A JP 17218297 A JP17218297 A JP 17218297A JP H1124712 A JPH1124712 A JP H1124712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power failure
programmable controller
calendar
time
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17218297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamada
裕之 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP17218297A priority Critical patent/JPH1124712A/ja
Publication of JPH1124712A publication Critical patent/JPH1124712A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラマブルコントローラにおいて、シス
テム全体の停電発生後に復電した際に、システムの各装
置と協調をとった始動を可能にする。 【解決手段】 停電発生時、プロセッサ10はカレンダ
用IC20からカレンダデータを読み出し、不揮発性メ
モリ40へ書き込む。プログラマブルコントローラに電
源が投入されると、プロセッサ10はカレンダ用IC2
0と不揮発性メモリ40からカレンダデータを読み出
し、両者の差をとって停電時間を算出し、これを予め設
定された停電時間判定用データ42と比較し、その結果
に応じて始動処理プログラム42または43を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプログラマブルコン
トローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラの始
動方法として、一般に以下の2つの方法が用いられてい
た。第1の方法は、スイッチの設定により始動処理を選
択する方法である。この方法では、電源投入時に、ユー
ザのスイッチ設定にしたがって固定的に始動処理が選択
される。第2の方法は、プログラマブルコントローラに
備えられたコンデンサ等の放電時間を利用して固定的に
停電判定時間を設定し、始動処理を選択する方法であ
る。この方法は、瞬時停電と通常停電の判別方法として
用いられ、一般にプログラマブルコントローラの停電時
間がコンデンサの放電時間よりも短ければ瞬時停電と見
なし、逆の場合は通常停電と見なして始動処理が選択さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、プログラマブ
ルコントローラが適用されるシステムでは、システム全
体の停電が発生した場合、プログラマブルコントローラ
は、自機に接続された入出力装置や他のプログラマブル
コントローラと協調をとって始動する必要がある。すな
わち、システム内の各装置の停電検出時間は装置によっ
て異なるため、他の装置に合わせて自機の停電検出時間
を調整可能であることが必要とされる。ところが、第1
の方法では、スイッチ設定により、始動処理が択一的に
選択されるため、停電時間の長さによって始動処理を選
択することができないという問題があった。第2の方法
では、ハードウェアにより停電検出時間が固定的に決め
られているため、システム内の他の装置に合わせて停電
時間を調整することができないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、システム全体の停電発生
後に復電した際に、システム内の各装置と協調をとって
始動することが可能なプログラマブルコントローラを提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のプログラマブルコントローラは、プログラ
マブルコントローラの停電中も計時動作を継続するカレ
ンダ用ICと、停電時もデータを保持する不揮発性メモ
リを備えたプログラマブルコントローラにおいて、電源
切断時にカレンダ用ICから時刻データを読み出し、不
揮発性メモリに時刻データを格納する手段と、電源投入
時にカレンダ用ICから読み出した時刻データと不揮発
性メモリに格納された時刻データにより停電時間を算出
する手段と、予め設定された停電判定時間と前記算出し
た停電時間を比較することにより異なる始動処理を実行
する手段を有している。停電判定時間を変えることによ
り、他の装置に合わせてプログラマブルコントローラの
停電検出時間を調整可能であり、また停電時間と停電判
定時間の大小により異なる始動処理が選択、実行され
る。したがって、プログラマブルコントローラは、シス
テムが停電発生後に復電した際に、各装置と協調をとっ
て始動することが可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
のプログラマブルコントローラのブロック図である。プ
ログラマブルコントローラは、プロセッサ10とカレン
ダ用IC20とバッテリー30と不揮発性メモリ40に
よって構成されている。カレンダ用IC20は、バッテ
リー30によりプログラマブルコントローラの停電中も
動作し、カレンダデータは常時更新される。不揮発性メ
モリ40は、プログラマブルコントローラの停電中もデ
ータが保持され、プロセッサ10により書き込まれたカ
レンダデータ41と、予めユーザによって設定された停
電時間判定用データ42と、プログラマブルコントロー
ラの電源投入時にプロセッサ10が選択して実行する始
動処理プログラム43と始動処理プログラム44が格納
される。
【0007】図2はプロセッサ10が実行する停電発生
時の処理のフローチャートである。プログラマブルコン
トローラに停電が発生すると、プロセッサ10はカレン
ダ用IC20からカレンダデータを読み出す(ステップ
51)。次に、プロセッサ10は読み出したカレンダデ
ータをカレンダデータ41として不揮発性メモリ40へ
書き込み(ステップ52)、停電発生時の処理を終了す
る。以上の処理により、プログラマブルコントローラの
停電発生時のカレンダデータ(停電発生時刻)が不揮発
性メモリ40に書き込まれ、プログラマブルコントロー
ラの停電中も保持される。図3はプロセッサ10が実行
する復電始動時の処理のフローチャートである。プログ
ラマブルコントローラに電源が投入されると、プロセッ
サ10はカレンダ用IC20からカレンダデータを読み
出し、データAとして保持する(ステップ61)。次
に、プロセッサ10は不揮発性メモリ40からカレンダ
データ41を読み出しデータBとして保持する(ステッ
プ62)。次に、プロセッサ10はデータAとデータB
の差を停電時間として算出し、保持する(ステップ6
3)。次に、プロセッサ10は算出した停電時間を予め
ユーザにより設定された停電時間判定用データ42と比
較し(ステップ64)、比較結果により始動処理プログ
ラム43または始動処理プログラム44を実行し(ステ
ップ65、66)、始動処理を終了する。
【0008】以上の処理により、プログラマブルコント
ローラの停電判定時間の調整と、停電時間に基づいた始
動処理の選択が可能となる。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、プ
ログラマブルコントローラのユーザは、プログラマブル
コントローラの停電判定時間の調整が可能となり、シス
テム全体の停電発生後の復電時に、システム内の各装置
と協調をとった始動処理ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプログラマブルコントロ
ーラのブロック図である。
【図2】プロセッサ10が実行する停電発生時の処理の
フローチャートである。
【図3】プロセッサ10が実行する電源投入時の処理の
フローチャートである。
【符号の説明】
10 プロセッサ 20 カレンダ用IC 30 バッテリー 40 不揮発性メモリ 41 カレンダデータ 42 停電時間判定用データ 43 始動処理プログラム 44 始動処理プログラム 51、52、61〜66 ステップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラの停電中も
    計時動作を継続するカレンダ用ICと、停電時もデータ
    を保持する不揮発性メモリを備えたプログラマブルコン
    トローラにおいて、 電源切断時に前記カレンダ用ICから時刻データを読み
    出し、前記不揮発性メモリに時刻データを格納する手段
    と、電源投入時に前記カレンダ用ICから読み出した時
    刻データと前記不揮発性メモリに格納された時刻データ
    により停電時間を算出する手段と、予め設定された停電
    判定時間と前記算出した停電時間を比較することにより
    異なる始動処理を実行する手段を有することを特徴とす
    るプログラマブルコントローラ。
JP17218297A 1997-06-27 1997-06-27 プログラマブルコントローラ Pending JPH1124712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17218297A JPH1124712A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 プログラマブルコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17218297A JPH1124712A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 プログラマブルコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1124712A true JPH1124712A (ja) 1999-01-29

Family

ID=15937106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17218297A Pending JPH1124712A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 プログラマブルコントローラ

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JP (1) JPH1124712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013020470A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 管理システム
CN106021088A (zh) * 2015-07-10 2016-10-12 北京中电华大电子设计有限责任公司 一种java卡上原子性测试方法及装置

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JP2013020470A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 管理システム
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