JPH11246545A - テルフェニル誘導体及び用途 - Google Patents

テルフェニル誘導体及び用途

Info

Publication number
JPH11246545A
JPH11246545A JP10049493A JP4949398A JPH11246545A JP H11246545 A JPH11246545 A JP H11246545A JP 10049493 A JP10049493 A JP 10049493A JP 4949398 A JP4949398 A JP 4949398A JP H11246545 A JPH11246545 A JP H11246545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hyaluronic acid
extract
terphenyl derivative
degradation
inhibitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10049493A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3604554B2 (ja
Inventor
Shingo Sakai
進吾 酒井
Tetsuya Sayo
哲也 佐用
Shintaro Inoue
紳太郎 井上
Hirokazu Kawagishi
洋和 河岸
Hiroaki Murakami
弘晃 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP04949398A priority Critical patent/JP3604554B2/ja
Publication of JPH11246545A publication Critical patent/JPH11246545A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3604554B2 publication Critical patent/JP3604554B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furan Compounds (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒアルロン酸分解が生理的に正常時より亢進し
ている乾皮症,乾せん,あれ肌,乾燥肌等に対し予防・
治療効果を持つヒアルロン酸分解阻害剤及び治療剤、あ
れ肌又は乾燥肌防止剤、並びにしわ防止や張り、柔軟性
の改善等に効果のある化粧料を提供する。 【解決手段】クロカワ抽出物又は化1で示されるテルフ
ェニル誘導体を、含有又は有効成分とすることを特徴と
する化粧料、ヒアルロン酸分解阻害剤、及びあれ肌又は
乾燥肌防止剤、並びにヒアルロン酸異常分解疾患治療
剤。 【化1】 (但し、式中R1 〜R4 は水酸基又はアセチル基であ
る)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料、ヒアルロ
ン酸分解が生理的に正常時より亢進している乾皮症,乾
せん,あれ肌,乾燥肌等に対し予防・治療効果が期待で
きるヒアルロン酸分解阻害剤及び治療剤、並びにあれ肌
又は乾燥肌防止剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒアルロン酸は、細胞間隙への水分の保
持、組織内にジェリー状のマトリクスを形成することに
基づく細胞の保持、臓器組織の潤滑性と柔軟性の保持、
機械的障害等の外力への抵抗、及び細菌感染の防止等多
くの機能を有している(BIOINDUSTRY、8
巻、346頁、1991年)。
【0003】さらに、近年ヒアルロン酸はその分子量に
よってさまざまな生理作用を持つことがわかってきた。
例えば、生体内で合成されていると考えられている高分
子ヒアルロン酸(分子量100万以上)はプロテオグリ
カン遊離抑制作用,ブラジキニン関節疼痛抑制作用,損
傷軟骨修復作用,関節炎抑制作用を持つことから炎症抑
制効果を持ち(BIO INDUSTRY、11巻、6
32頁、1991年)、その分解(低分子化)産物であ
る低分子化ヒアルロン酸は、血管新生促進作用(Sci
ence,228巻,1324頁,1985年)、白血
球走化性促進作用(特公平6─8323号公報)を持つ
ことから炎症促進作用を持つと考えられている。そして
老化による皮膚のヒアルロン酸の減少は皮膚の水分環境
や柔軟性、張りやしわの形成に大きく関与していると考
えられている(Int J Dermatol(1994),33,119-122)(Int
J Dermatol(1996)35,539-544)。
【0004】以上のことからヒアルロン酸の低分子化は
肝炎,歯肉炎(炎症、4巻、437頁、1984年),
関節リウマチ,変形性関節症(結合組織、25巻、24
3頁、1994年),悪性腫瘍(J.Cellar Physiolog
y,160巻,275頁,1994 年)の症状悪化に密接に関連する
と考えられ、さらに老化によるヒアルロン酸の減少は皮
膚の張り減少、しわ形成にも関連し、従ってヒアルロン
酸の低分子化を予防・防止するヒアルロン酸の分解阻害
剤及び化粧料が望まれている。
【0005】実際、結合組織中のヒアルロン酸を低分子
化するヒアルロニダーゼが想定され、その阻害剤が薬理
効果があることが期待された(炎症、4巻、437頁、
1984年)。しかし、ヒト結合組織を形成する線維芽
細胞からヒアルロニダーゼが単離された報告はいまだな
く、そのためヒト線維芽細胞の酵素が牛精巣由来のヒア
ルロニダーゼと同様な性質を持っていると仮定し、牛精
巣由来のヒアルロニダーゼを用いた種々の阻害剤が報告
されている(特公平6─29271号公報、特公平6─
4584号公報、特開平5─178876号公報、特開
平6─80553号公報、特開平6─80576号公
報、特開平6─9415号公報、特開平6─9416号
公報、特開平3─68515号公報)のが現状である。
【0006】しかし、近年、関節に存在するヒト滑膜細
胞(結合組織、25巻、243頁、1994年),ヒト
子宮けい管細胞(FEBS Letters,347巻, 95頁、 1994
年),ヒト皮膚線維芽細胞(B.B.A.,172巻, 70頁、 1
990 年),ヒト肺線維芽細胞(J.Clin.Invest.90巻、
1492頁、1992年)において、ヒアルロン酸を4
糖、6糖にまで分解する牛精巣由来のヒアルロニダーゼ
とは明らかに異なるエンド型のヒアルロン酸分解機構の
存在が報告されている。これらのことから精巣由来のヒ
アルロニダーゼの阻害剤ではヒトのヒアルロン酸分解を
効果的に阻害することは困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的と
するところは、ヒアルロン酸分解が生理的に正常時より
亢進している乾皮症,乾せん,あれ肌,乾燥肌等に対し
予防・治療効果が期待でき、しかもヒトの線維芽細胞に
直接作用し、優れた効果を発揮するヒアルロン酸分解阻
害剤及び治療剤、並びにあれ肌又は乾燥肌防止剤を提供
するにある。また、しわ防止や張り、柔軟性の改善等に
効果のある化粧料を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、クロカワ
抽出物を含有又は有効成分とすることを特徴とする化粧
料、ヒアルロン酸分解阻害剤、及びあれ肌又は乾燥肌防
止剤、並びにヒアルロン酸異常分解疾患治療剤によって
達成される。また、下記一般式(A)で示されるテルフ
ェニル誘導体を含有又は有効成分とすることを特徴とす
る化粧料、ヒアルロン酸分解阻害剤、及びあれ肌又は乾
燥肌防止剤によって達成される。即ち、本発明はクロカ
ワ抽出物又は下記一般式(A)で示されるテルフェニル
誘導体を含有又は有効成分とする化粧料、ヒアルロン酸
分解阻害剤、及びあれ肌又は乾燥肌防止剤、並びにヒア
ルロン酸異常分解疾患治療剤にある。
【0009】
【化6】 (但し、式中R1 〜R4 は水酸基又はアセチル基であ
る)
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳説する。
【0011】本発明に係るクロカワ抽出エキスを製造す
る方法としては、イボタケ科由来きのこであるクロカワ
(Boletopsis Leucomelas )子実体を適当な抽出溶媒に
一定期間浸漬すればよく、必要により減圧下還流抽出や
加圧抽出等の通常の抽出手段を利用できる。例えば、ク
ロカワ子実体凍結乾燥粉砕物に対し重量比で5〜30倍
の抽出溶媒を加え、通常15〜50℃で24時間〜1週
間浸漬して抽出エキスを得る方法等が挙げられる。ま
た、抽出エキスをろ過又は遠心分離等により不溶物を除
去したり、通常の濃縮手段、例えば減圧濃縮等して濃縮
抽出エキスとして得ることもできる。また通常の粉末化
方法により乾燥エキス末として用いることもできる。
【0012】クロカワの乾燥エキス末を製造する方法と
しては、前記抽出エキスを通常の乾燥手段、例えば減圧
乾燥、噴霧乾燥又は凍結乾燥等により乾燥エキス末とし
て得る方法等が挙げられる。
【0013】クロカワ抽出エキスを製造する際に用いる
抽出溶媒としては、例えば、水や、メタノール、エタノ
ール、1,3ブチレングリコール等の水溶性有機溶媒、
又はこれらの混合溶媒が挙げられる。更に酢酸エチル等
の極性有機溶媒によって再抽出してもよい。または、ク
ロロフォルム等の非極性溶媒処理によって疎水性物質を
除いたあと上述した方法で濃縮、粉末化することもでき
る。
【0014】本発明に係るテルフェニル誘導体は、例え
ば、上記のクロカワ抽出エキス又はその乾燥エキス末か
ら得ることができる。
【0015】本発明に係るテルフェニル誘導体を単離す
る方法としては、前記クロカワ抽出エキス又は乾燥エキ
ス末を酢酸エチル等の有機溶媒で再抽出し、シリカゲル
カラム等の分離手段で精製してテルフェニル誘導体画分
として得る、又は更にシリカゲルカラム等の分離手段を
繰り返したり、HPLCを用いて単離する方法等が挙げ
られる。
【0016】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤は、ヒア
ルロン酸分解が生理的に正常時より亢進している疾患に
対して、優れた治療剤として用いることができ、また乾
燥肌又はあれ肌防止剤としても用いられる。また、老化
による皮膚の張り低下やしわの形成を予防する効果が期
待できる。更には、通常の化粧品等の有効成分としての
他、培養細胞系に添加して研究・試験用試薬等として用
いることもできる。化粧料として用いる場合は、特に
(頭皮を含む)皮膚に適用する皮膚化粧料が望ましい。
尚、本発明において化粧料とは歯磨き、入浴剤をも包含
するものである。歯磨きに用いた場合、歯肉炎の予防効
果が期待できる。
【0017】本発明において疾患とは、ヒアルロン酸分
解が生理的に正常時より亢進している症状を示し、ヒア
ルロン酸分解の結果として患部で水分保持能力が低下し
ている乾皮症,乾燥肌,あれ肌,その他光加齢や老化に
ともなう張り、柔軟性の低下やしわの形成した症状を含
む。
【0018】本発明におけるヒアルロン酸異常分解疾患
治療剤とは、ヒアルロン酸の分解が亢進した疾患に適用
する薬剤を言い、改善効果を奏するものも含む。
【0019】ヒスタミンは線維芽細胞のヒアルロン酸分
解を促進することが知られていることから(特開平8─
225447号公報)、前記ヒアルロン酸の分解亢進が
伴う疾患の内、特にマスト細胞の浸潤によりヒスタミン
量が増大していると考えられる光加齢に対しても効果が
期待できる。
【0020】本発明における防止剤とは、ヒアルロン酸
の分解が生理的に正常時より亢進している症状者に適用
するもの、及び予防として正常人が適用するものをい
い、ヒアルロン酸の分解が生理的に正常時より亢進して
いる症状者が適用するのが特に好ましい。
【0021】本発明の化粧料の形態としては、適当な賦
形剤,担体,希釈剤を用いて、ゲル,クリーム,スプレ
ー剤,貼付剤,ローション,パック類,乳液,パウダ
ー,入浴剤(顆粒剤、液剤、粉末等)等、化粧品に一般
に用いられている種々の剤形に調製することができる。
【0022】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアル
ロン酸異常分解疾患治療剤及び防止剤の形態としては、
適当な賦形剤,担体,希釈剤を用いて、錠剤,液剤,カ
プセル剤,顆粒剤,散剤,軟膏剤,貼付剤,注射剤,坐
剤,入浴剤等の剤形とすることができ、またゲル,クリ
ーム,スプレー剤,貼付剤,ローション,パック類,乳
液,パウダー等の剤形を挙げることができる。
【0023】上記化粧料、ヒアルロン酸分解阻害剤、ヒ
アルロン酸異常分解疾患治療剤及び防止剤の調製は、常
法によって行われ、例えば、固形製剤については用途に
よって通常の医薬部外品添加物,食品添加物,化粧品添
加物等適宜選択でき、例えば、乳糖,でんぷん,結晶セ
ルロース,タルク等を用いて製剤化することができる。
カプセル剤はそのようにして調製された細粒剤,散剤等
を適当なカプセルに充填して得ることができる。液剤は
白糖,カルボキシメチルセルロース等を含む水溶液に本
発明の薬剤を溶解、又は懸濁することにより調製するこ
とができる。
【0024】また本発明の化粧料、ヒアルロン酸分解阻
害剤、ヒアルロン酸異常分解疾患治療剤及び防止剤に使
用される賦形剤又は補助剤としては、本発明の効果を損
なわない範囲において、通常化粧品,医薬品,医薬部外
品,食品等に使用されるものが使用可能であり、用途、
剤形に応じて適宜選択され、特に限定されるものではな
い。例えばワセリン,スクワラン等の炭化水素類、ステ
アリルアルコール等の高級アルコール類、ミリスチン酸
イソプロピル等の高級脂肪酸低級アルキルエステル類、
ラノリン酸等の動物性油脂類、グリセリン,プロピレン
グリコール等の多価アルコール類、グリセリン脂肪酸エ
ステル,モノステアリン酸ポリエチレングリコール,ポ
リエチレンアルキルエーテルリン酸等の界面活性剤、パ
ラオキシ安息香酸メチル,パラオキシ安息香酸ブチル等
の防腐剤、蝋、樹脂、各種香料、各種色素、クエン酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、乳酸等の各種有機酸や無機
酸及びそれらの塩、水、及びエタノール等が挙げられ
る。
【0025】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤を培養細
胞系において研究・試験用試薬として用いる場合、配合
量としては、培養細胞により高分子ヒアルロン酸を産生
させるときは、クロカワ抽出エキス乾燥重量又はテルフ
ェニル誘導体として培養液中に0.1μM以上含有され
るのが好ましく、更に好ましくは1μM〜1mMが望ま
しい。
【0026】また、本発明の化粧料、ヒアルロン酸分解
阻害剤、ヒアルロン酸異常分解疾患治療剤、及びあれ肌
又は乾燥肌防止剤におけるクロカワ抽出エキス、テルフ
ェニル誘導体の配合量としては、対象とする疾患の種
類、程度、患者の年齢、体重、及び性別等種々の要因に
より異なり一概には規定できないが、適用する組成物の
総量を100g基準として、0.0001g〜1. 5g
が好ましく、特に0.001g〜1gが好ましい。0.
0001g未満では本発明の効果が得られない場合があ
り、1.5gを超えて配合しても配合量に見合った効果
が得られない場合がある。尚、該抽出エキスにおいては
上記数値は乾燥エキス末としての換算値を適用する。
【0027】本発明のヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアル
ロン酸異常分解疾患治療剤及びあれ肌又は乾燥肌防止剤
の投与方法としては、経口又は非経口投与が可能であ
る。
【0028】通常1日当たり投与量としては、経口投与
では、テルフェニル誘導体の量として1μg〜1gが好
ましく、特に5μg〜0.1gが好ましい。非経口投与
では、50μg〜0.1gが好ましい。しかしながら、
投与量は、目的、対象とする疾患の種類、程度、患者の
年齢、体重、及び性別等により適宜変更されうるもので
あり、一概には規定できない。
【0029】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明を更に詳
しく説明する。尚、実施例に先立ちヒアルロン酸分解阻
害剤の効果を調べるための評価系について説明する。以
下、ポリオキシエチレンをPOEと略記する。
【0030】(1)MEM培地の調製法 Minimum Essential Medium
(大日本製薬社製、10−101) 10.6gにそれぞ
れ終濃度として1%(V/V)Non Essenti
al Amino Acid(大日本製薬社製、16−
810) 、1mMピルビン酸ナトリウム(大日本製薬社
製、16−820)、1.2%(W/V)炭酸水素ナト
リウム、蒸留水を加えて1lとした後、炭酸ガスを吹き
込んでpHを約7にした(以下、MEM培地と略記す
る)。
【0031】(2)ウシ胎仔血清(FBS)の非働化 FBS(Irvine Scientific社製) を
56℃で30分間加熱処理した。
【0032】(3)細胞添加用高分子トリチウムヒアル
ロン酸の調製方法 正常ヒト線維芽細胞株〔デトロイト551株(ATCC
CCL 110)〕の細胞数を10%(V/V)の非
働化FBSを含むMEM培地にて2×105 個/mlに
調整し、225cm2 のフラスコに50ml入れ、3日
間培養しコンフルエント状態にした。その後、ヒアルロ
ン酸の前駆体であるトリチウムグルコサミン(American
Radiolabeled Chemicals Inc.社製)を培養系に添加し
(10μCi/ml)、さらに3日間培養したのち、培
養液からトリチウムラベルされたヒアルロン酸をUnderh
ill らの方法(J.Cell Biology,82巻,475頁,1
979年)によって精製し、さらにゲルろ過カラムによ
り分子量100万以上の高分子トリチウムヒアルロン酸
(比放射活性0.1μCi/μg)を調製した。これを
細胞培養系への添加用高分子トリチウムヒアルロン酸と
した。
【0033】(4)高分子トリチウムヒアルロン酸の添
加培養 正常ヒト線維芽細胞株〔デトロイト551株(ATCC
CCL 110)〕の細胞数を10%(V/V)の非
働化FBSを含むMEM培地にて1.5×10 5 個/m
lに調整し、12穴プレート(ファルコン社製)に0.
8mlずつ播種し、95%(V/V)空気−5%(V/
V)炭酸ガスの雰囲気下、37℃で3日間静置培養し、
さらに、MEM培地のみに培地交換し、1日間培養し
た。その後、高分子トリチウムヒアルロン酸を含む(1
4000DPM/ml)MEM培地を調製し、培地交換
をし、3日間培養を行った。尚、培地交換時にヒスタミ
ン(10μMとなるように)と各種評価を行う薬剤(試
料)を添加した。
【0034】(5)細胞による高分子トリチウムヒアル
ロン酸の分解評価 培養終了後、培養液を回収し、100℃で5分間加熱処
理を行った後、培地1mlをセファロースCL─2Bカ
ラム(内径1cm,長さ60cm)にアプライし、以下
の条件でゲルろ過を行った。 流速:0.6ml/min 分画:4ml/画分 分画総数:25 更に分子量10万以下のヒアルロン酸が溶出する画分1
0〜25の16本を集め、[ 3H]放射活性を測定し,
分解したヒアルロン酸の量を求めた。さらに、ヒアルロ
ン酸分解率および分解阻害率は以下の数1および数2に
よって求めた。
【0035】
【数1】ヒアルロン酸分解率(%)=B/A×100 A=ヒスタミン添加によるヒアルロン酸分解量 B=ヒスタミン+薬剤添加によるヒアルロン酸分解量
【0036】
【数2】ヒアルロン酸分解阻害率(%)=(1−B/
A)×100 A=ヒスタミン添加によるヒアルロン酸分解量 B=ヒスタミン+薬剤添加によるヒアルロン酸分解量
【0037】実施例1(クロカワ抽出エキスの調製) クロカワの子実体4kg90%エタノールで抽出後、減
圧乾燥し、アセトンで抽出後、減圧下アセトンを留去し
た。クロロフォルムで疎水性画分を除いたあと、さらに
酢酸エチルにて可溶化し、酢酸エチル可溶性画分(24
g)を得た。
【0038】実施例2 上記実施例1の酢酸エチル画分24gをシリカゲル(s
ilica gel60N 775g)カラムに供与
し、展開溶媒としてクロロフォルム/アセトン(10/
0,8/2)、クロロフォルム/メタノール(9/1,
8/2, 0/10)で展開し、10画分を得、第9画分
を減圧濃縮し4.8gを得た。
【0039】実施例3 上記実施例2(4.8g)をシリカゲルカラムに供与
し、展開溶媒としてクロロフォルム/メタノール(8/
2,0/10)で展開し、14画分を得、第6画分を減
圧濃縮し710.5mgのテルフェニル誘導体含有画分
を得た。
【0040】実施例4 上記テルフェニル誘導体含有画分710.5mgをMP
LC(ODSカラム)に供与し、70%メタノールで分
画し、5画分を得、第3画分(17.2mg)を減圧濃
縮し、さらにHPLC(ODSカラム)に供与し、90
%メタノールで5分画し、第3分画より5mgのテルフ
ェニル誘導体を得、以下に示すNMRシグナル(日本電
子社製、JEOL−LAMBDA)とマススペクトル
(日本電子社製、JEOL−DX303HF)によりジ
アセテートテルフェニル誘導体化7であることを確認し
た。
【0041】
【化7】 (但し、式中Acはアセチル基である)
【0042】1H−NMR(CD3 OD) δ;1.97,
2.42, 6.86(d,8.6), 7.07(s), 7.12(s), 7.18(d,8.6)
【0043】13C−NMR(CD3 OD)δ;20.1,2
0.3, 170.3, 170.6, 99.3, 107.3, 114.9, 115.9, 119.
2, 122.0, 125.1, 129.5, 132.8, 137.2, 138.8, 143.
6, 144.2, 147.9, 152.3, 157.8
【0044】FAB−MS(Pos.):m/z 42
【0045】実施例5 上記実施例1の酢酸エチル画分24gをシリカゲル(s
ilica gel60N 775g)カラムに供与
し、展開溶媒としてクロロフォルム/アセトン(10/
0,8/2)、クロロフォルム/メタノール(9/1,
8/2, 0/10)で展開し、13画分を得、第4画分
を減圧濃縮し1.3gを得た。その内101.1mgを
HPLC(ODSカラム)に供与し、70%メタノール
で溶出し、9画分を得、第2画分を減圧濃縮し17.8
mgのテルフェニル誘導体を得た。以下に示すNMRシ
グナル(日本電子社製、JEOL−LAMBDA)とマ
ススペクトル(日本電子社製、JEOL−DX303H
F)によりテトラアセテートテルフェニル誘導体化8で
あることを確認した。
【0046】
【化8】 (但し、式中Acはアセチル基である)
【0047】1H−NMR(CDCl3 ) δ;2.06,
2.21, 2.32, 2.43, 6.57(s), 6.65(s), 7.16(d,8.9),
7.29(d,8.9)1 H−NMR(CD3 OD) δ;1.99, 2.12, 2.29,
2.47, 7.02(s), 7.16(s), 7.18(d,8.3), 7.29(d,8.3)
【0048】13C−NMR(CDCl3 )δ;20.3, 2
0.5, 20.6, 21.3, 167.8, 169.3, 170.3, 171.1, 98.0,
106.1, 112.7, 120.5, 121.7, 125.7, 129.2, 130.3,
130.9,133.8, 135.8, 141.7, 145.6, 145.9, 150.9, 15
1.813 C−NMR(CD3 OD)δ;20.0, 20.0, 20.3, 2
0.9, 169.4, 169.8, 170.0, 171.0, 99.4, 107.4, 114.
1, 121.1, 122.7, 127.2, 130.9, 131.9, 132.2,135.1,
137.1, 144.4, 147.3, 149.0, 152.2, 152.8
【0049】 FAB−MS(Pos.):m/z 509
【0050】実施例6 上記実施例2(4.8g)をシリカゲルカラムに供与
し、展開溶媒としてクロロフォルム/メタノール(8/
2,0/10)で展開し、14画分を得、第14画分を
減圧濃縮し454.5mgのテルフェニル誘導体含有画
分を得た。その画分の151.1mgをHPLC(fl
uofixカラム)に供与し、45%メタノールで分画
し、11画分を得、第6画分より10.4mgテルフェ
ニル誘導体を得、以下に示すNMRシグナル(日本電子
社製、JEOL−LAMBDA)とマススペクトル(日
本電子社製、JEOL−DX303HF)によりテルフ
ェニル誘導体化9であることを確認した。
【0051】
【化9】
【0052】1H−NMR(d−DMSO)δ;6.67(d,
8.3), 7.14(s), 7.27(s), 7.33(d,8.3)1 H−NMR(CD3 OD)δ;6.74(d,6.5) 7.04(s),
7.25(d,6.5), 7.30(s)
【0053】13C−NMR(d−DMSO)δ;98.9,
105.2, 112.6, 113.3, 114.1, 115.2,127.7, 132.0, 14
3.7, 144.7, 145.8, 153.7, 158.2,13 C−NMR(CD3 OD)δ;99.4, 106.5, 115.3,
115.6, 116.8, 126.0, 133.6, 146.6, 148.5, 152.1, 1
56.7
【0054】 FAB−MS(Pos.):m/z 341
【0055】実施例7 上記実施例1の酢酸エチル画分24gをシリカゲル(s
ilica gel60N 775g)カラムに供与
し、展開溶媒としてクロロフォルム/アセトン(10/
0,8/2)、クロロフォルム/メタノール(9/1,
8/2, 0/10)で展開し、13画分を得、第7画分
を減圧濃縮し284.9mgを得た。それを分取用TL
Cに供与しクロロフォルム/メタノール(8/2)で展
開分取し、6画分を得、第2画分を減圧濃縮し120.
5mgを得て、それをHPLC(ODSカラム)に供与
し、70%メタノールで分画し、6画分を得、第3画分
より40.2mgのテルフェニル誘導体を得た。以下に
示すNMRシグナル(日本電子社製、JEOL−LAM
BDA)とマススペクトル(日本電子社製、JEOL−
DX303HF)によりトリアセテートテルフェニル誘
導体化10であることを確認した。
【0056】
【化10】 (但し、式中Acはアセチル基である)
【0057】1H−NMR(CD3 OD) δ;1.99,
2.11, 2.44, 6.86(d,8.6), 7.03(s),7.10(d,8.6), 7.14
(s)
【0058】13C−NMR(CD3 OD)δ;20.0, 2
0.1, 20.3, 169.7, 170.2, 170.4, 99.4, 107.4, 114.
1, 116.1, 120.3, 124.0, 128.0, 131.8, 132.1, 134.
9, 137.0,144.1, 147.1, 148.5, 152.6, 158.3
【0059】 FAB−MS(Pos.):m/z 467
【0060】実施例8 上記実施例1の酢酸エチル画分24gをシリカゲル(s
ilica gel60N 775g)カラムに供与
し、展開溶媒としてクロロフォルム/アセトン(10/
0,8/2)、クロロフォルム/メタノール(9/1,
8/2, 0/10)で展開し、13画分を得、第10画
分を減圧濃縮し2.6gを得た。これをシリカゲルカラ
ムに供与しクロロフォルム/メタノール(8/2,0/
10)で溶出し、9画分を得、第5画分を減圧濃縮し7
85.8mgを得た。その画分の199.1mgをそれ
をHPLC(ODSカラム)に供与し、50%メタノー
ルで分画し、9画分を得、第5画分より47.9mgの
テルフェニル誘導体を得た。以下に示すNMRシグナル
(日本電子社製、JEOL−LAMBDA)とマススペ
クトル(日本電子社製、JEOL−DX303HF)に
よりテトラアセテートテルフェニル誘導体化11である
ことを確認した。
【0061】
【化11】 (但し、式中R5 、R6 はいずれかがアセチル基で、他
方は水酸基である)
【0062】1H−NMR(CD3 OD) δ;2.04,
6.85(d,8.3), 6.91(s), 7.16(d,8.3),7.49(s)1 H−NMR(d−DMSO)δ;2.13, 6.87(d,8.3),
7.03(s), 7.14(d,8.3),7.51(s)
【0063】13C−NMR(CD3 OD)δ;20.2, 17
1.2, 99.0, 108.7, 115.0, 116.0, 116.3, 123.3, 125.
4, 126.2, 132.7, 137.8, 139.4, 142.9, 143.8, 146.
3, 151.8, 157.813 C−NMR(d−DMSO)δ;20.2, 168.7, 98.3,
107.5, 113.7, 114.2,114.7, 114.5, 114.7, 122.2, 1
23.8, 124.6, 131.3, 132.1, 141.7, 145.6, 149.5, 15
6.5
【0064】 FAB−MS(Pos.):m/z 383
【0065】実施例1〜6、比較例3 実施例1〜6をそれぞれ50mgをDMSO1mlに溶
解し、それぞれのDMSO溶液を調整した。また、比較
例3として従来知られている牛精巣由来ヒアルロニダー
ゼの阻害剤であるグリチルリチン(炎症、4巻、NO
4、437(1984))0.18gを水10gに溶解
し、水溶液(200μM)を調整した。
【0066】試験例 実施例1〜6、比較例1(水溶液)、比較例2(DMS
Oのみ)並びに上記比較例3を用いて、前述した(5)
の方法により、高分子トリチウムヒアルロン酸の分解を
調べ、ヒアルロン酸分解率およびヒアルロン酸分解阻害
率を前記数1、数2より算出した。結果を表1に示す。
【0067】
【表1】
【0068】その結果、ヒスタミン添加によって無添加
時よりヒアルロン酸の分解は促進された状態において、
実施例1〜6のテルフェニル誘導体を含むクロカワ抽出
エキス、テルフェニル誘導体画分、テルフェニル誘導
体、いずれの薬剤においてもヒアルロン酸分解の阻害効
果が認められた。また比較例3に示した牛精巣由来ヒア
ルロニダーゼの阻害剤であるグリチルリチンの添加は、
ヒトの細胞培養系である本評価系において全く効果がな
いことがわかった。
【0069】この結果からテルフェニル誘導体は、ヒト
のヒアルロン酸分解阻害剤として有効であることは明ら
かである。また本発明のヒアルロン酸分解阻害剤はヒア
ルロン酸分解が異常に亢進している疾患に有効であると
考えられる。
【0070】実施例9〜11(錠剤) 以下実施例中の表中の値は、特段の断りなければ全て重
量%である。
【0071】
【表2】
【0072】上記表2の各成分を均一に混合し、常法に
従って、1錠170mgとなるように打錠し、錠剤を調
製した。
【0073】実施例12〜14(カプセル剤)
【0074】
【表3】
【0075】上記表3中の各成分を均一に混合し、常法
に従って、混合物の150mgを3号硬カプセルに充填
した。
【0076】実施例15〜17(液剤)
【0077】
【表4】
【0078】精製水に上記表4中のの各成分を溶解し、
攪拌均一化してシロップ剤とした。
【0079】実施例18〜21(クリーム)
【0080】
【表5】
【0081】上記表5中において、成分(A)を80℃
で均一に混合溶解した後、それに成分(B)を混合溶解
した(混合液I)。これとは別に、成分(D)を80℃
で均一に混合溶解した後、それに成分(C)を混合溶解
した(混合液II)。つぎに、混合液Iに、徐々に混合
液IIを加えて、充分攪拌しながら30℃まで冷却し、
クリームを得た。
【0082】実施例22〜25(ローション)
【0083】
【表6】
【0084】上記表6中の各成分を常法により混合溶解
して、ローションを調製した。
【0085】実施例26〜27(入浴剤)
【0086】
【表7】
【0087】上記表7中の各成分を混合し、常法により
入浴剤を調製した。なお、この入浴剤は使用時に約30
00倍に希釈されて使用される。
【0088】実施例28〜30(薬用練歯磨)
【0089】
【表8】
【0090】常法に従い、水、グリセリン,カラギナ
ン,サッカリン,パラオキシ安息香酸ブチル,クロルヘ
キシジンジグリコネート,香料及びテルフェニル誘導体
を計量し、混合して粘結剤を膨潤させたのち、第2リン
酸カルシウム,ラウリル硫酸ナトリウムを加え、更によ
く混合し脱泡したのち、チューブに充填して練歯磨を得
た。
【0091】実施例31〜33(洗口剤)
【0092】
【表9】
【0093】常法に従い、上記表9の組成からなる洗口
剤を調製した。
【0094】
【発明の効果】以上の様に、本発明により、ヒト結合組
織に存在する細胞に作用し、ヒアルロン酸分解を阻害す
るヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアルロン酸分解が生理的
に正常時より亢進している乾皮症,乾せん,あれ肌,乾
燥肌等の疾患に対し優れた効果を発揮するヒアルロン酸
異常分解疾患治療剤及びあれ肌又は乾燥肌防止剤、あれ
肌又は乾燥肌防止剤及びしわ防止や張り、柔軟性の改善
等に効果のある化粧料を提供できることは明らかであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/34 ADA A61K 31/34 ADA 35/84 AED 35/84 AEDA (72)発明者 河岸 洋和 静岡県静岡市大谷836番地 静岡大学宿舎 213号 (72)発明者 村上 弘晃 静岡県清水市梅ヶ谷222−4

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロカワ抽出エキスを含有することを特
    徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】 クロカワ抽出エキスを有効成分とするヒ
    アルロン酸分解阻害剤。
  3. 【請求項3】 クロカワ抽出エキスを有効成分とするあ
    れ肌又は乾燥肌防止剤。
  4. 【請求項4】 下記一般式(A)で示されるテルフェニ
    ル誘導体を含有することを特徴とする化粧料。 【化1】 (但し、式中R1 〜R4 は水酸基又はアセチル基であ
    る)
  5. 【請求項5】 下記一般式(A)で示されるテルフェニ
    ル誘導体を有効成分とするヒアルロン酸分解阻害剤。 【化2】 (但し、式中R1 〜R4 は水酸基又はアセチル基であ
    る)
  6. 【請求項6】 下記一般式(A)で示されるテルフェニ
    ル誘導体を含有することを特徴とするあれ肌又は乾燥肌
    防止剤。 【化3】 (但し、式中R1 〜R4 は水酸基又はアセチル基であ
    る)
  7. 【請求項7】 下記一般式(A)で示されるテルフェニ
    ル誘導体を含有することを特徴とするヒアルロン酸異常
    分解疾患治療剤。 【化4】 (但し、式中R1 〜R4 は水酸基又はアセチル基であ
    る)
  8. 【請求項8】 ヒアルロン酸異常分解疾患が、乾せん,
    乾皮症である請求項7記載のヒアルロン酸異常分解疾患
    治療剤。
  9. 【請求項9】 下記一般式(B)で示されるテルフェニ
    ル誘導体。 【化5】
JP04949398A 1998-03-02 1998-03-02 テルフェニル誘導体及び用途 Expired - Fee Related JP3604554B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04949398A JP3604554B2 (ja) 1998-03-02 1998-03-02 テルフェニル誘導体及び用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04949398A JP3604554B2 (ja) 1998-03-02 1998-03-02 テルフェニル誘導体及び用途

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003148687A Division JP3822187B2 (ja) 2003-05-27 2003-05-27 テルフェニル誘導体及び用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11246545A true JPH11246545A (ja) 1999-09-14
JP3604554B2 JP3604554B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=12832686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04949398A Expired - Fee Related JP3604554B2 (ja) 1998-03-02 1998-03-02 テルフェニル誘導体及び用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3604554B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005075740A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Hajime Otani 免疫賦活化組成物、並びにそれが含まれた医薬品、動物薬、食品、飼料及び化粧品
JP2007145760A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Chiba Univ ケホコリンa、ケホコリンb及びケホコリンc
JP2009298789A (ja) * 2008-06-06 2009-12-24 Lvmh Recherche 化粧剤としてのレペチニア・カウレセンス(Lepechiniacaulescens)抽出物の使用、及びそれを含有する化粧品組成物
CN104336588A (zh) * 2013-08-08 2015-02-11 昆明翔昊科技有限公司 一种干巴菌提取物、制备工艺及其用途
CN114848687A (zh) * 2022-05-26 2022-08-05 桂红珍 一种牛肝菌提取物及其制备方法和应用

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005075740A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Hajime Otani 免疫賦活化組成物、並びにそれが含まれた医薬品、動物薬、食品、飼料及び化粧品
JP2007145760A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Chiba Univ ケホコリンa、ケホコリンb及びケホコリンc
JP2009298789A (ja) * 2008-06-06 2009-12-24 Lvmh Recherche 化粧剤としてのレペチニア・カウレセンス(Lepechiniacaulescens)抽出物の使用、及びそれを含有する化粧品組成物
CN104336588A (zh) * 2013-08-08 2015-02-11 昆明翔昊科技有限公司 一种干巴菌提取物、制备工艺及其用途
CN114848687A (zh) * 2022-05-26 2022-08-05 桂红珍 一种牛肝菌提取物及其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP3604554B2 (ja) 2004-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5843911A (en) Hyaluronidase inhibitor containing god-type ellagitannin as active ingredient
JP4231559B2 (ja) リポキシゲナーゼ阻害剤
JP2010500282A (ja) ケンペロールおよびケルセチンを含むヒアルロン酸の生成を促進するための組成物
JPH10130162A (ja) ヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアルロン酸異常分解疾患治療剤および化粧料
US5955083A (en) Use of eriobotrya japonica extract, in particular in cosmetics for stimulating glycosaminoglycan synthesis
JP3604554B2 (ja) テルフェニル誘導体及び用途
US6894034B1 (en) Sebum production inhibitors
KR102348776B1 (ko) 토란 생물전환 추출물을 포함하는 화장료 조성물 및 이의 제조방법
EP1950563A2 (en) Method for screening for a substance for promoting regeneration of macrophages
JP3343063B2 (ja) エルゴステロール配糖体誘導体及び用途
FR2728465A1 (fr) Composition cosmetique ou pharmaceutique, notamment dermatologique, contenant un extrait de smelophyllum capense
JP3822187B2 (ja) テルフェニル誘導体及び用途
JP2008044897A (ja) アルトカルピン誘導体ならびにアルトカルピン類似化合物、およびこれを含有する育毛・養毛用組成物、美白化粧料用組成物、ならびに抗癌剤、消炎鎮痛剤、解熱剤または抗アレルギー剤としての医薬および色素性皮膚病変治療用医薬
JP4321805B2 (ja) ケショウシメジ抽出物を含有する医薬組成物、ヒアルロン酸分解阻害剤、化粧料、及び荒れ肌又は乾燥肌防止剤、並びにケショウシメジに含まれる新規化合物及びその用途
JP5052561B2 (ja) ケショウシメジ抽出物を含有する医薬組成物、ヒアルロン酸分解阻害剤、化粧料、及び荒れ肌又は乾燥肌防止剤、並びにケショウシメジに含まれる新規化合物及びその用途
JPH09124497A (ja) Godタイプのエラジタンニンを有効成分とするヒアルロニダーゼ阻害剤並びにこれを配合した医薬品及び化粧品
JP3010017B2 (ja) ヒアルロン酸分解阻害剤、化粧料、食品、医薬組成物およびヒアルロン酸異常分解疾患治療剤
EP3636267A1 (en) Glycosaminoglycan-producing promoter and composition for promoting glycosaminoglycan production
JPH1180004A (ja) ヒアルロン酸分解阻害剤、ヒアルロン酸異常分解疾患改善・治療剤、及び歯肉炎防止剤、並びに乾燥肌又は荒れ肌防止剤
JP3566043B2 (ja) ヒアルロン酸分解促進剤、ヒアルロン酸合成異常亢進疾患治療剤及びヒアルロン酸分解異常抑制疾患治療剤
JP5072148B2 (ja) スーパーオキシドジスムターゼ様作用剤、エラスターゼ阻害剤、コラゲナーゼ阻害剤、コラーゲン産生促進作用剤、エストロゲン様作用剤、及びヒアルロン酸産生促進作用剤、並びに皮膚化粧料
JP4388444B2 (ja) 新規カルニチン誘導体及びその用途
KR101239376B1 (ko) 피부 미백용 또는 피부 보습용 피부 외용제 조성물
KR20170136801A (ko) 피부 상태 개선용 조성물
JP2021195305A (ja) 老化細胞の排除促進剤

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees