JPH11246084A - ロール紙保持装置 - Google Patents

ロール紙保持装置

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JPH11246084A
JPH11246084A JP5053898A JP5053898A JPH11246084A JP H11246084 A JPH11246084 A JP H11246084A JP 5053898 A JP5053898 A JP 5053898A JP 5053898 A JP5053898 A JP 5053898A JP H11246084 A JPH11246084 A JP H11246084A
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JP
Japan
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roll paper
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receiving
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JP5053898A
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Tsuneo Yasui
恒夫 安井
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙を任意の位置で簡単かつ確実に固定
できる、ロール紙保持装置を提供すること。 【解決手段】 ロール紙14の各端面に当接して位置決
めするための2つの位置決め部材28のうち、少なくと
も一方を、受け部材27に沿って一体的に移動可能と
し、ロール紙の端面に当接する当接面44を有する第2
固定部材31と、受け部材27に対向する底面45を有
する第1固定部材30と、受け部材27に対して底面4
5を付勢させるコイルばね32とによって構成する。こ
れによって、コイルばね32の付勢または付勢の解除に
よって、位置決め部材28の受け部材27に対する固定
または移動を簡単に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙保持装
置、詳しくは、プリンタなどの画像形成装置に備えら
れ、記録紙としてのロール紙を保持するためのロール紙
保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタ、ファクシ
ミリなどの画像形成装置には、記録紙としてロール紙を
使用するものが知られている。このロール紙を使用する
画像形成装置には、ロール紙を保持するためのロール紙
保持装置が設けられている。このようなロール紙保持装
置としては、たとえば、図5に示すように、ロール紙4
の巻き取り方向に略直交する方向に沿ってこのロール紙
4を受ける受け部材1と、ロール紙4におけるロール紙
4の巻き取り方向に略直交する方向の各端部に位置し、
ロール紙4の各端面に当接してロール紙4を位置決めす
るための2つの位置決め部材2とを備えている。
【0003】受け部材1には、ロール紙4の長さの規格
に応じて、複数のねじ孔6が設けられている。位置決め
部材2は、概略L字形状の板体から形成されており、ロ
ール紙を保持するときには、位置決め部材2の一方の板
片をロール紙4の端面に当接させるとともに、他方の板
片を、受け部材1のねじ孔6に螺着されるねじ3によっ
て、受け部材1に固定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成では、ロール紙4を交換するとき、特に、ロール紙
4の長さが変更されるときには、ねじ3を取り外して位
置決め部材2を受け部材1から取り外した後、位置決め
部材2を交換したロール紙4の端面に当接させ、再び位
置決め部材2をねじ3によって受け部材1に固定しなけ
ればならず、作業が面倒であるという不具合を有する。
また、位置決め部材2は、受け部材1に予め設けられる
ねじ孔6に対応する所定の位置でしか固定できず、受け
部材1上の任意の位置で固定することはできない。さら
に、ねじ3などは、作業の途中で紛失してしまうという
不具合がある。
【0005】本発明は、上記した不具合を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、ロー
ル紙を任意の位置で簡単かつ確実に固定できる、ロール
紙保持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、ロール紙の巻き取り方向
に略直交する方向に沿って前記ロール紙を受ける受け部
材と、前記ロール紙における前記ロール紙の巻き取り方
向に略直交する方向の各端部に位置し、前記ロール紙の
各端面に当接して前記ロール紙を位置決めするための2
つの位置決め部材とを備える、ロール紙保持装置におい
て、前記位置決め部材の少なくとも一方は、前記受け部
材に沿って一体的に移動可能であって、前記ロール紙の
端面に当接する当接面を有する当接手段と、前記受け部
材に対向する対向面を有する固定手段と、前記受け部材
に対して前記対向面を付勢させる付勢手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0007】このような構成によると、常時は、当接手
段の当接面をロール紙の端面に当接させるとともに、付
勢手段の付勢力によって、固定手段の対向面を受け部材
に対して付勢させておくことで、位置決め部材を受け部
材に対して固定でき、ロール紙を確実に保持することが
できる。一方、ロール紙を交換するときなどには、付勢
手段の付勢力に抗して、対向面の受け部材に対する付勢
力を解くようにすれば、位置決め部材を受け部材に対し
て移動可能な状態とすることができ、位置決め部材を受
け部材に沿って簡単に移動させることができる。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記当接手段と前記固定手段と
は軸を介して連結され、前記付勢手段を、前記当接手段
と前記固定手段との間に介在する弾性部材により構成し
たことを特徴としている。このような構成によると、当
接手段と固定手段とを、軸を支点として互いに近接する
方向に摘むようにすれば、当接手段と固定手段との間に
介在する弾性部材の付勢力が解かれるので、対向面の受
け部材に対する付勢力が解かれ、位置決め部材を受け部
材に対して移動可能な状態とすることができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、前記対向面に、前記受け部材に
当接させて前記位置決め部材を固定するための摩擦部材
を設けたことを特徴としている。このような構成による
と、位置決め部材を受け部材に対して固定するときに
は、固定手段に設けられる摩擦部材が受け部材に当接す
るため、位置決め部材を受け部材に対してより確実に固
定することができる。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれかに記載の発明において、前記付勢手
段が前記対向面を付勢したときに、前記当接面が、前記
ロール紙に対して略垂直となるように構成したことを特
徴としている。対向面が付勢手段によって付勢されてい
るときに、当接面がロール紙に対して略垂直となるよう
に構成されていれば、位置決め部材が受け部材に対して
固定された状態において、当接面をロール紙の端面に十
分に面接触させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のロール紙保持装
置11が備えられる画像形成装置としてのインクジェッ
トプリンタ12の一実施形態を示す要部側断面図であ
る。図1において、インクジェットプリンタ12の後方
下部には、ロール紙14を収納するためのロール紙収納
部13が形成されている。ロール紙14は、ロール紙の
軸によって支持しない、いわゆる投げ込み方式によっ
て、このロール紙収納部13に収納される。
【0012】このロール紙14の搬送方向の下流側に
は、引き出されたロール紙14をメイン駆動ローラ15
に案内するためのセットテーブル16が配設されてお
り、引き出されたロール紙14は、このセットテーブル
16によってメイン駆動ローラ15に案内される。ロー
ル紙14は、このメイン駆動ローラ15の駆動によっ
て、順次送り出される。なお、このメイン駆動ローラ1
5には、このメイン駆動ローラ15に従動する2つの押
さえローラ26が設けられており、送られるロール紙1
4を良好に案内している。ロール紙14の搬送方向にお
いて、メイン駆動ローラ15の下流側には、ロール紙1
4を受けるプレート状のプラテン17と、そのプラテン
17とロール紙14を挟んで対向する位置には、溶融し
たホットメルトインク(常温では固体であって加熱する
ことにより溶融するインク)をロール紙14上に噴射し
て画像形成を行なう、インクジェット式のヘッド18が
配置される。このヘッド18は、キャリッジ19に搭載
されている。キャリッジ19は、プラテン17に平行な
2本のガイドバー20、21によって左右移動自在に支
持されており、図示しないキャリッジ駆動機構によって
ロール紙14に対してその幅方向(ロール紙14の搬送
方向に対して略直交する方向)に走査される。キャリッ
ジ19が走査されると、ヘッド18は、選択されたノズ
ルからインクを噴射させながら、プラテン17上に受け
られるロール紙14に所定の画像を形成する。1回の走
査が終わると、メイン駆動ローラ15により、ロール紙
14における所定の画像が形成された部分が送られて、
次に画像を形成する部分をプラテン17上に位置させ
る。この画像形成動作が順次繰り返されることによって
ロール紙14に所望の画像が形成される。
【0013】ロール紙14の搬送方向において、プラテ
ン17の下流側には、ロール紙14上に形成された画像
を定着させるための1対の加熱ローラ22と、ロール紙
14を排出するための排出ローラ23とが配設されてお
り、所定の画像が形成されたローラ紙14は、この加熱
ローラ22によって所定の画像が定着された後、排出ロ
ーラ23によって、排出トレイ25上に排出される。な
お、ロール紙14の搬送方向において加熱ローラ22と
排紙ローラ23との間には、1対の搬送ローラ24が配
設されている。
【0014】図2は、ロール紙保持装置の位置決め部材
を示す斜視図、図3は、位置決め部材が受け部材に対し
て固定されている状態を示す要部断面図、図4は、位置
決め部材を受け部材に対して移動するときの状態を示す
要部断面図である。次に図1ないし図4を用いて、イン
クジェットプリンタ12に備えられるロール紙保持装置
11について説明する。
【0015】このロール紙保持装置11は、図1に示す
ように、インクジェットプリンタ12のロール紙収納部
13に設けられており、図1および図3に示すように、
ロール紙14の巻き取り方向に略直交する方向(以下、
ロール紙14の幅方向とする。)に沿ってこのロール紙
14を受ける受け部材27と、図2および図3に示すよ
うに、ロール紙14の幅方向の各端部に位置し、ロール
紙14の各端面に当接してロール紙14を位置決めする
ための2つの位置決め部材28とを備えている。なお、
図3には、ロール紙14の幅方向の一方の端部のみが示
されているが、他方の端部も同様の構成である。
【0016】受け部材27は、アルミニウム製の押出材
が使用されており、図1に示すように、その長手方向に
沿って延びる断面凸状のスライド溝40が形成されてい
る。また、この受け部材27の長手方向に略直交する両
側には、それぞれころ29が設けられており、ロール紙
14の回転を円滑に行なって引き出しやすいようにして
いる。
【0017】位置決め部材28は、図2および図3に示
すように、概略L字状の板金からなる固定手段としての
第1固定部材30と、同じく概略L字状の板金からなる
当接手段としての第2固定部材31とを備えている。第
1固定部材30は、L字状とされた一方の板片(以下、
第1板片33とする)を、受け部材27に対向させると
ともに、他方の板片(以下、第2板片34とする)を受
け部材27に対し垂直方向に起立させている。第1板片
33における受け部材27と対向する対向面としての底
面45には、摩擦部材としての矩形板状のゴム材36が
設けられるとともに、第2板片34には、第1板片33
の延びる方向と反対の方向に延びる第1連結板35を、
上下方向ほぼ中央の側方から突出させている。
【0018】また、第2固定部材31も、第1固定部材
30と同じ向きで、L字状とされた一方の板片(以下、
第3板片37とする)を、受け部材27に対向させると
ともに、他方の板片(以下、第4板片38とする)を受
け部材27に対し垂直方向に起立させている。第3板片
37における受け部材27と対向する底面には、ねじ3
9を介して、受け部材27のスライド溝40に嵌まり合
う凸状の嵌合部材41が取り付けられるとともに、第4
板片38には、第3板片37の延びる方向と同じ方向に
延びる第2連結板42を、上下方向ほぼ中央の側方から
突出させている。
【0019】そして、第1固定部材30の第2板片34
と第2固定部材31の第4板片38とを対向させて、第
1連結板35と第2連結板42とを軸43を介して連結
することにより、この軸43を支点として、これら第1
固定部材30と第2固定部材31との上下方向端部が互
いに接近または離反できるように構成される。また、第
1固定部材30と第2固定部材31との間に介在し、こ
の軸43に対して、受け部材27と反対側には、これら
第1固定部材30と第2固定部材31との間を広げるよ
うに付勢する付勢手段としての、弾性部材であるコイル
ばね32が設けられている。
【0020】このように構成された位置決め部材28
は、図3に示すように、受け部材27のスライド溝40
に第2固定部材31に取り付けられる嵌合部材41を嵌
め込むことによって、受け部材27の長手方向に沿って
一体的に移動可能に支持される。このように、受け部材
27に形成されるスライド溝40と、そのスライド溝4
0に嵌まり合う第2固定部材31の嵌合部材41によっ
て、位置決め部材28を受け部材27に沿って良好に移
動させることができ、2つの位置決め部材28を適宜移
動させることにより、スライド溝40が形成される範囲
において、長いロール紙14から短いロール紙14まで
いずれの長さのロール紙14も保持することができ、ま
た、ロール紙14を、中央、右寄せ、左寄せなど任意の
位置で保持することができる。
【0021】そして、図3に示すように、第2固定部材
31の第4板片38におけるコイルばね32が設けられ
る面と反対側の面を、ロール紙14の端面に当接させる
ための当接面44として、この当接面44をロール紙1
4の端面に当接させておくことにより、常時は、第1固
定部材30と第2固定部材31との間に設けられるコイ
ルばね32の付勢力が作用して、第1固定部材30の第
1板片33の底面45に設けられるゴム材36が、受け
部材27に押し付けられるので、このゴム材36の受け
部材27に対する当接によって、位置決め部材28が受
け部材27に対して確実に固定され、ロール紙14を確
実に保持することができる。
【0022】一方、ロール紙14を交換するときなど、
位置決め部材28を受け部材27に対して移動させたい
ときには、第1固定部材30と第2固定部材31とを、
軸43に対してコイルばね32が設けられる側から摘む
ようにすれば、つまり、第1固定部材30と第2固定部
材31とを上側から摘むようにすれば、図4に示すよう
に、コイルばね32の付勢力に抗して、第1固定部材3
0と第2固定部材31とは、軸43を支点としてその下
端側が互いに離れるように動き、その動作に従ってゴム
材36が受け部材27から離れるようになるので、簡単
に位置決め部材28を受け部材27に対して移動可能な
状態とすることができる。
【0023】そして、第1固定部材30と第2固定部材
31とを摘みながら、位置決め部材28を受け部材27
の長手方向に沿って移動させ、所望の位置で第1固定部
材30と第2固定部材31とを離せば、再び、コイルば
ね32の付勢力によって、位置決め部材28が受け部材
27に対して確実に固定される。したがって、このよう
なロール紙保持装置11によると、位置決め部材28を
受け部材27の長手方向に沿って任意の位置で確実かつ
簡単に固定することができ、また、第1固定部材30と
第2固定部材31とを摘むだけで、位置決め部材28を
受け部材27に沿って簡単に移動させることができる。
しかも、移動のときには、位置決め部材27をスライド
させるだけなので、取り外しなどの必要がなく、そのた
め部品を紛失することもない。
【0024】また、本実施形態においては、図3に示す
ように、コイルばね32の付勢力が作用して、ゴム材3
6が受け部材27に押し付けられることにより、位置決
め部材28が受け部材27に対して固定されているとき
には、第2固定部材31の当接面44が、ロール紙14
の幅方向に対して略垂直となるように構成されている。
【0025】すなわち、受け部材27に形成されるスラ
イド溝40と、そのスライド溝40に嵌まり合う第2固
定部材31の嵌合部材41との間に僅かな隙間(遊び)
があると、位置決め部材28が受け部材27に対して固
定されているときには、コイルばね32の付勢力によっ
て、図3で示されるA箇所およびB箇所に隙間を生じ、
そのため、第2固定部材31の当接面44がロール紙1
4側に傾くことがある。このような場合には、当接面4
4がロール紙14の端面に十分に面接触せず、ロール紙
14をしっかり保持できないという不具合を生ずる。
【0026】そのため、受け部材27に形成されるスラ
イド溝40と、そのスライド溝40に嵌まり合う第2固
定部材31の嵌合部材41との間の僅かな隙間によっ
て、第2固定部材31の当接面44がロール紙14側に
傾く角度を予め見込んで、図3で示される第2固定部材
31のL字部分の角度αを90°よりもやや小さい角度
(実際には、遊びの具合や位置決め部材27の各部の大
きさなどにより異なるが、たとえば、88°など)とし
ておくことで、位置決め部材28が受け部材27に対し
て固定されている状態において、第2固定部材31の当
接面44を、ロール紙14に対して垂直となるように構
成することができ、当接面44をロール紙14の端面に
十分に面接触させて、ロール紙14をしっかり保持する
ことができる。
【0027】なお、本実施形態においては、第1固定部
材30と第2固定部材31との間であって、この軸43
に対して、受け部材27と反対側に、これら第1固定部
材30と第2固定部材31との間を広げるように付勢す
る圧縮ばねとして機能するコイルばね32を設けたが、
軸43に対して、受け部材27と同じ側に、これら第1
固定部材30と第2固定部材31との間を縮めるように
付勢する引っ張りばねを設けてもよい。
【0028】また、本実施形態では、第1固定部材30
の第1板片33の底面45にゴム材36を設けるととも
に、第2固定部材31の第3板片37の底面にねじ39
を介して嵌合部材41を設けたが、第1固定部材30の
第1板片33の底面45に嵌合部材41を設けるととも
に、第2固定部材31の第3板片37の底面にゴム材3
6を設けてもよい。この場合には、本発明の当接手段と
固定手段とは、共に第2固定部材31に備えられること
になる。
【0029】さらに、本実施形態では、ロール紙14の
幅方向の各端部に、同様の構成とした2つの位置決め部
材28を設けるようにしたが、ロール紙14の一方の端
面には、従来の位置決め部材のように、ねじで固定する
ものを用い、他方の端面に、本実施形態の位置決め部材
28を配置してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、常時は、付勢手段の付勢力によって、対向
面を受け部材に対して付勢させることにより、ロール紙
を確実に保持することができる。また、付勢手段の付勢
力に抗して、対向面の受け部材に対する付勢力を解くよ
うにすれば、位置決め部材を受け部材に対して移動可能
な状態とすることができ、位置決め部材を受け部材に沿
って簡単に移動させることができる。さらに、位置決め
部材の少なくとも一方は、受け部材に沿って一体的に移
動可能とされているので、位置決め部材を受け部材に沿
って任意の位置で固定することができ、かつ、移動のと
きには、位置決め部材の取り外しなどを必要とせず、そ
のため部品を紛失することもない。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、当接手段
と固定手段とを、軸を支点として互いに近接する方向に
摘むようにすれば、当接手段と固定手段との間に介在す
る弾性部材の付勢力が解かれるので、対向面の受け部材
に対する付勢力が解かれ、位置決め部材を受け部材に対
して移動可能な状態とすることができる。したがって、
当接手段と固定手段とを摘むだけで、位置決め部材を受
け部材に沿って簡単に移動させることができる。
【0032】請求項3に記載の発明によれば、固定手段
に設けられる摩擦部材によって、位置決め部材を受け部
材に対してより確実に固定することができる。そのた
め、ロール紙をより簡単かつ確実に保持することができ
る。請求項4に記載の発明によれば、当接面を、対向面
が付勢手段によって付勢されているときに、ロール紙に
対して略垂直となるように構成したので、当接面をロー
ル紙の端面に十分に面接触させることができる。したが
って、ロール紙をしっかり保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール紙保持装置11が備えられる画
像形成装置としてのインクジェットプリンタ12の一実
施形態を示す要部側断面図である。
【図2】ロール紙保持装置の位置決め部材を示す斜視図
である。
【図3】位置決め部材が受け部材に対して固定されてい
る状態を示す要部断面図である。
【図4】位置決め部材を受け部材に対して移動するとき
の状態を示す要部断面図である。
【図5】従来のロール紙保持装置を示す、要部断面図で
ある。
【符号の説明】
11 ロール紙保持装置 14 ロール紙 27 受け部材 28 位置決め部材 30 第1固定部材 31 第2固定部材 32 コイルばね 36 ゴム材 43 軸 44 当接面 45 底面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙の巻き取り方向に略直交する方
    向に沿って前記ロール紙を受ける受け部材と、前記ロー
    ル紙における前記ロール紙の巻き取り方向に略直交する
    方向の各端部に位置し、前記ロール紙の各端面に当接し
    て前記ロール紙を位置決めするための2つの位置決め部
    材とを備える、ロール紙保持装置において、 前記位置決め部材の少なくとも一方は、前記受け部材に
    沿って一体的に移動可能であって、前記ロール紙の端面
    に当接する当接面を有する当接手段と、前記受け部材に
    対向する対向面を有する固定手段と、前記受け部材に対
    して前記対向面を付勢させる付勢手段とを備えたことを
    特徴とする、ロール紙保持装置。
  2. 【請求項2】 前記当接手段と前記固定手段とは軸を介
    して連結され、前記付勢手段を、前記当接手段と前記固
    定手段との間に介在する弾性部材により構成したことを
    特徴とする、請求項1に記載のロール紙保持装置。
  3. 【請求項3】 前記対向面に、前記受け部材に当接させ
    て前記位置決め部材を固定するための摩擦部材を設けた
    ことを特徴とする、請求項1または2に記載のロール紙
    保持装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段が前記対向面を付勢したと
    きに、前記当接面が、前記ロール紙に対して略垂直とな
    るように構成したことを特徴とする、請求項1ないし3
    のいずれかに記載のロール紙保持装置。
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