JPH11245963A - 結束用バンド及びその成形方法 - Google Patents

結束用バンド及びその成形方法

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JPH11245963A
JPH11245963A JP6936598A JP6936598A JPH11245963A JP H11245963 A JPH11245963 A JP H11245963A JP 6936598 A JP6936598 A JP 6936598A JP 6936598 A JP6936598 A JP 6936598A JP H11245963 A JPH11245963 A JP H11245963A
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JP
Japan
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band
binding band
assembly
bundling
binding
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JP6936598A
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English (en)
Inventor
Shoichi Fukami
正一 深海
Satoyuki Hirai
智行 平井
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JE KK
Original Assignee
JE KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 結束用具に容易に装填されるアッセンブリ形
態とした結束用バンドとし、さらに、かかるアッセンブ
リ形態とした結束用バンドを容易に得ることができる成
形方法とする。 【解決手段】 プラスチックや合成繊維等の可塑性材で
成形された結束用バンド本体を有し、その結束用バンド
本体1の一端に、内部に係合爪を備えた貫通孔2を設け
た受部3を備え、他端には、その受部への挿入ガイド片
4を形成し、少なくとも結束用バンド本体の一方面には
前記係合爪と係合するラチェット部6を形成し、かつ、
その結束用バンド本体を平行状態に少なくともカット可
能な継なぎ部7を介して複数本連結してアッセンブリと
したものであって、前記した結束用バンドはU字状に曲
成成形されていることとし、素材として生分解性樹脂を
用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の結束用バンド及びそ
の成形方法に関し、例えば絶縁コーティングされた電線
等を複数本密に束ねたり、ブドウ園においてブドウの蔓
を束ねたり、植物育成に際し、茎や枝を副木と束ねたり
するための結束用バンド及びその成形方法に関する。
【0002】
【発明の背景】従来より、被結束物を損傷させてしまう
ことがないように、また、結束状態や自らの強靭性のた
め、比較的腰の強い弾性を有するプラスチックや合成繊
維によって成形された結束用バンドを使用することが知
られている。
【0003】この従来の結束用バンドは一方側の表面に
係止用のラチェット部が連続して形成されたものとなっ
ており、一端には、内部に前記したラチェット部と掛合
して抜け止めを図る受爪部を備えた貫通孔を有する受部
が一体に設けられ、他端には、この受部に挿通されるガ
イド片がやはり一体に設けられており、この結束用バン
ドを被結束物の周囲に巻回し、ガイド片を受部の貫通孔
に通し、さらに引き絞り、締めることで結束がなされ、
必要に応じて貫通孔より突出したガイド片、それに続く
余剰部分を切り落としている。
【0004】ここで、この従来の結束用バンドはバラの
単品として用意されるものであって、結束作業のほとん
どの過程は手作業となるため能率が悪く、数箇所を結束
する場合にそのパートごと、あるいは作業者の有する締
め付け力の差によって、締め付け力に強弱の差が生じる
ことともなり、加えて、作業者にとっても指先等に極度
の疲労を生じさせる作業となっている。
【0005】上記した点に鑑みて、出願人は、係る結束
作業をワンタッチ操作によってなすべく、専用の結束用
具(特願平9ー106719号参照)及び、その結束用
具によって使用して有効な結束用バンド(特願平10−
36653号参照)を開陳した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た結束用具にアッセンブリとした結束用バンドを装填し
て作業をスタンバイ状態とする際、従来の結束用バンド
は直状に成形されているため、それを装填部の形状に合
わせるため、手作業によってU字状に曲成変形させる必
要があり、その作業は煩わしいものであった。
【0007】さらに、結束用バンドはその素材との関係
から、当初よりU字状に曲成した形状で型成形すること
は、その型の設計が困難で、できたとしても非常に高価
なものとなってしまう。
【0008】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した実情、問題点
に着目してなされたもので、結束用具に容易に装填され
るアッセンブリ形態とした結束用バンドを提供すること
を目的とし、さらに、かかるアッセンブリ形態とした結
束用バンドを容易に得ることができる成形方法を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る結束用バンド及びその成形方法はプラ
スチックや合成繊維等の可塑性材で成形された結束用バ
ンド本体を有し、その結束用バンド本体の一端に、内部
に係合爪を備えた貫通孔を設けた受部を備え、他端に
は、その受部への挿入ガイド片を形成し、少なくとも結
束用バンド本体の一方面には前記係合爪と係合するラチ
ェット部を形成し、かつ、その結束用バンド本体を平行
状態に少なくともカット可能な継なぎ部を介して複数本
連結してアッセンブリとしたものであって、前記した結
束用バンドはU字状に曲成成形されていることを特徴と
し、素材として生分解性樹脂を用いたことを特徴とし、
フラット状態に成形されたプラスチックや合成繊維等の
可塑性材による結束用バンドのアッセンブリを二枚の板
状ヒーターにより、略中央部位を加熱する第一工程と、
その略中央部位を加熱されたアッセンブリの両端をクラ
ンプして、U字状の溝を有する下ヒーターと、そのU字
状の溝内に嵌合される上ヒーター間に押圧挟持させて加
熱する第二工程と、得られたU字状のアッセンブリをU
字状の溝を有する下型と、そのU字状の溝内に嵌合され
る上型間に押圧挟持させて冷却する第三工程とより成る
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記した構成としたことにより、結束用具への
装填作業が非常に容易となり、また、簡単な工程でU字
状に曲成したアッセンブリ形態とした結束バンドを容易
に得ることができることとなるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明を実施した結束用バ
ンドを示す斜視図、図2は同じく第二の実施例を示す斜
視図、図3は同じく曲成前の状態を示す平面図、図4は
同じく曲成状態を示す正面図、図5は第二の実施例の曲
成状態を示す正面図、図6は第一工程を示す斜視図、図
7は第二工程に使用されるヒーターを示す斜視図、図8
は第三工程を示す斜視図、図9は結束バンドの部分断面
拡大斜視図である。
【0012】これらの図にあって1、1…は結束用バン
ド体本体を示している。この結束用バンド体本体1はプ
ラスチック、合成繊維等の可塑性材によって全体が成形
されている。そして、この結束用バンド体本体1の一端
には貫通孔2を設けた受部3が一体に備えられ、前記し
た貫通孔2の内部には後述するラチェット部と掛合する
係合爪5、5…が一体に備えられている。
【0013】また、結束用バンド体本体1の他端には前
記した受部3の貫通孔2への挿入ガイド片4が一体に、
かつ、結束用バンド体本体1とは無角度の略直状として
備えられている。
【0014】さらに、結束用バンド体本体1の一方側の
表面、それも被結束物との当接面側にはラチェット部6
が連続して一体に形成されており、このラチェット部6
が挿入ガイド片4を貫通孔2へ挿入し、引き絞ることで
係合爪5と掛合し、結束状態の抜け止めが図られる。
【0015】そして、結束用バンド体本体1、1…は複
数本が平行に並列され、挿入ガイド片4、4…の基端部
分近傍及び受部3、3…間をカット可能な継なぎ部7、
7…により一体に連結され、アッセンブリとされてい
る。
【0016】このように構成されたアッセンブリとして
の結束用バンド体本体1、1…はその略中央位置を湾曲
され、U字状に曲成保形されたものとされている。
【0017】また、前記した継なぎ部7、7…は理解を
たすけるため、実際より長く図面上で表わしているが、
装填される結束用具の送りピッチを規制することで、ス
ポット状の溶接とすることができる。
【0018】図2として示す第二実施例の場合には、上
記した継なぎ部7、7…の形態に代え、挿入ガイド片
4、4…の基端近傍、及び受部3、3…の奥側位置に相
互に平行となる連結杆8、8を備え、その連結杆8、8
と結束用バンド体本体1、1…との間にカット可能な継
なぎ部7a、7aを介在させたものとしている。
【0019】さらに、このバンド体本体1、1…の曲成
状態としては図4に示すように、両端寄りを直線状かつ
平行とし、挿入ガイド片4の先端を対向する受部3より
短めとしたり、図5に示すように、全体として曲成(拡
開)させ、挿入ガイド片4と受部3の位置を略揃える
等、様々なパターンを選択することができる。
【0020】次に、上記した形状の結束用バンド体本体
1、1…のアッセンブリの成形方法について説明する。
この成形方法は特に素材としてナイロンを用いた際に有
効となる。
【0021】まず、通常の型抜き作業等によって図3に
示す如き、フラットな形態のアッセンブリを得、そのア
ッセンブリの湾曲予定箇所、即ち、結束用バンド体本体
1、1…の略中央部位を一対の板状ヒーター9a、9b
間に挟み、摂氏200〜250度の温度で2〜10秒間
加熱し、変形がし易い状態とする。尚、素材として生分
解性樹脂を使用した場合、前記した温度は室温で済むこ
ととなる。
【0022】次いで、この略中央部位を加熱された結束
用バンド体本体1、1…のアッセンブリの両端をクラン
プして、即ち、加熱された略中央部位には触れることな
く次工程へ移行させる。
【0023】次工程は、U字状の溝10aを上面に形成
した下ヒーター10と、前記したU字状の溝10aに嵌
合される蒲鉾状の上ヒーター11とによってなされる。
即ち、前記した略中央部位を加熱された結束用バンド体
本体1、1…のアッセンブリを下ヒーター10のU字状
の溝10aにセットし、上方から上ヒーター11によっ
て挟圧する。この際のヒーターの温度は摂氏200〜2
50度とし、作業時間は1〜5秒程度とする。
【0024】さらに、こうして加熱変形された結束用バ
ンド体本体1、1…のアッセンブリを前記した下ヒータ
ー10、上ヒーター11と同形状をし、U字状の溝12
aを上面に形成した下金型12と、前記したU字状の溝
12aに嵌合する上金型13間で5〜10秒程度冷却
し、形状を安定させ保形させる。
【0025】なお、この下金型12と上金型13は、前
記した下ヒーター10と上ヒーター11を兼用すること
ができる。即ち、アッセンブリの加熱後、下ヒーター1
0と上ヒーター11とを冷やして用いればよいが、アッ
センブリに対し、加熱から冷却までの時間差、つまり、
下ヒーター10と上ヒーター11の冷える時間を待って
いることは好ましくないので、複数の下ヒーター10と
上ヒーター11のセットを用意し、順次ローテーション
を組んで使用していくことが望ましい。
【0026】また、上記した工程にあって、加熱や圧力
を受ける結束用バンド体本体1の中央部位にあって、既
製されているラチェット部6が変形されてしまう虞があ
るので、この中央部位にあっては結束用バンド体本体1
の両側縁にラチェット部6の山頂部よりも高くした防護
用の立壁14、14を形成しておくとよい。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る結束用バンド及びその成形
方法は上述のように構成されている。そのために、結束
用具への装填作業が容易なものとなり、また、型成形で
は困難な曲成状態の結束用バンドアッセンブリを容易に
得ることができるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した結束用バンドを示す斜視図で
ある。
【図2】第二の実施例を示す斜視図である。
【図3】曲成前の状態を示す平面図である。
【図4】曲成状態を示す正面図である。
【図5】第二の実施例の曲成状態を示す正面図である。
【図6】第一工程を示す斜視図である。
【図7】第二工程に使用されるヒーターを示す斜視図で
ある。
【図8】第三工程を示す斜視図である。
【図9】結束バンドの部分断面拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 結束用バンド体本体 2 貫通孔 3 受部 4 挿入ガイド片 5 係合爪 6 ラチェット部 7 継なぎ部 8 連結杆 9a 板状ヒーター 9b 板状ヒーター 10 下ヒーター 10a U字状の溝 11 上ヒーター 12 下金型 12a U字状の溝 13 上金型 14 立壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックや合成繊維等の可塑性材で
    成形された結束用バンド本体を有し、その結束用バンド
    本体の一端に、内部に係合爪を備えた貫通孔を設けた受
    部を備え、他端には、その受部への挿入ガイド片を形成
    し、少なくとも結束用バンド本体の一方面には前記係合
    爪と係合するラチェット部を形成し、かつ、その結束用
    バンド本体を平行状態に少なくともカット可能な継なぎ
    部を介して複数本連結してアッセンブリとしたものであ
    って、前記した結束用バンドはU字状に曲成成形されて
    いることを特徴とする結束用バンド。
  2. 【請求項2】 素材として生分解性樹脂を用いたことを
    特徴とする請求項1に記載の結束用バンド。
  3. 【請求項3】 フラット状態に成形されたプラスチック
    や合成繊維等の可塑性材による結束用バンドのアッセン
    ブリを二枚の板状ヒーターにより、略中央部位を加熱す
    る第一工程と、その略中央部位を加熱されたアッセンブ
    リの両端をクランプして、U字状の溝を有する下ヒータ
    ーと、そのU字状の溝内に嵌合される上ヒーター間に押
    圧挟持させて加熱する第二工程と、得られたU字状のア
    ッセンブリをU字状の溝を有する下型と、そのU字状の
    溝内に嵌合される上型間に押圧挟持させて冷却する第三
    工程とより成ることを特徴とする結束用バンドの成形方
    法。
JP6936598A 1998-03-04 1998-03-04 結束用バンド及びその成形方法 Pending JPH11245963A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013014359A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Shinano Kagaku Kogyo Kk 結束バンド及び植栽木用獣害防止具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013014359A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Shinano Kagaku Kogyo Kk 結束バンド及び植栽木用獣害防止具

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