JPH0741037A - 結束用タイ - Google Patents

結束用タイ

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JPH0741037A
JPH0741037A JP20095193A JP20095193A JPH0741037A JP H0741037 A JPH0741037 A JP H0741037A JP 20095193 A JP20095193 A JP 20095193A JP 20095193 A JP20095193 A JP 20095193A JP H0741037 A JPH0741037 A JP H0741037A
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JP
Japan
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band
tie
binding tie
binding
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP20095193A
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English (en)
Inventor
Takashi Fukushima
孝 福島
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II M TECHNO KK
Original Assignee
II M TECHNO KK
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Publication date
Application filed by II M TECHNO KK filed Critical II M TECHNO KK
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Publication of JPH0741037A publication Critical patent/JPH0741037A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、電線束等の束を結束した場合
にも必要最小限の使用量で確実に結束する。 【構成】 長尺の樹脂製の帯部12と、帯部12の少な
くとも一方の面に設けられ長手方向に連続した段部14
を設け、この段部14のほぼ中央に所定間隔毎に設けら
れ帯部12が挿通可能な透孔18を形成し、透孔18の
少なくとも一方の長辺に係止片20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、樹脂製の帯部とその
帯部が挿通され所定位置に係止する係止部分とを有し、
電線束などの束を結束する結束用タイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の電線や、機械部品等の束を
結束するものとして、図7に示すように、クリップ2
と、このクリップ2とは別体に設けられ長尺の帯部6と
からなる結束用タイが用いられている。この帯部6の表
面には、長手方向と直角方向に連続的にのこぎり波状の
段部4が形成されている。そして、この結束用タイの使
用方法は、クリップ2に帯部6の一端部を挿通し、クリ
ップ2に挿通された先の部分の帯部6を、電線等の束の
周囲に巻回し、その帯部6の一端部を再びクリップ2の
他の挿通孔に挿通するものである。クリップ2に挿通さ
れた帯部6は、クリップ2内の図示しない係止片によ
り、挿入方向と反対の引き抜き方向には係止される。そ
して、帯部6の先端部を挿入方向に引くことにより所望
の強さで電線等が結束され、クリップ2より基端部分の
帯部6は、適当な位置で切断するものである。
【0003】また図8に示すように、所定長さの帯部8
を有し、この帯部8の基端部にクリップ10が一体に設
けられた結束用タイもある。この結束用タイにも、長手
方向と直角に連続的に段部9が設けられ、帯部8の基端
部のクリップ10に、電線等に巻回された帯部8の先端
部を挿通して、挿通された帯部8がロックされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の前者
の場合、電線等を束ねる際に、クリップ2及び帯部部6
の二部品を必要とする。従って、細かいクリップ2が紛
失しやすい上、各部品の製造コストも余分にかかり、ク
リップに帯部を2度挿通しなければならず操作性が悪い
という問題があった。
【0005】また、上記従来の技術の後者の場合、クリ
ップ10と帯部8を一体化した一部品により構成され、
帯部8の長さが予め定まっている。しかし、電線束等の
束径によって、必要な帯部8の長さが異なるものであ
り、帯部8が短かったり、クリップ10に挿通され突出
た帯部8が必要以上に長くなる場合がある。そして、そ
の余分な帯部8が後の作業の邪魔になったり、切って捨
てる等の無駄が生じていた。
【0006】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みて成されたもので、簡単な構造で、電線束等の束を結
束した場合にも必要最小限の使用量で確実に結束するこ
とができる結束用タイを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、長尺の樹脂
製の帯部と、この帯部の少なくとも一方の面に設けられ
長手方向に連続した段部を設け、この段部のほぼ中央に
所定間隔毎に設けられ上記帯部が挿通可能な透孔を形成
し、この透孔の少なくとも一方の長辺に係止片を設けた
結束用タイである。
【0008】
【作用】この発明の結束用タイは、帯部の先端部を、結
束される部材の周囲に巻き付けその後、帯部の最寄り透
孔にその先端部を挿通し、さらに先端部を挿入させるこ
とにより、所望の強さで結束することができるものであ
る。ここで、帯部の先端部を透孔に挿入すると、挿入方
向に対しては、表面の段部が透孔の係止片を乗り越えて
挿入され、引き抜き方向の力に対しては、係止片が段部
に係合して抜けないものである。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面に基づ
いて説明する。図1〜図4はこの発明の第一実施例を示
すもので、この実施例の結束用タイ11は、66ナイロ
ン、ポリプロピレン、フッ素樹脂等の柔軟な合成樹脂材
料で形成され、例えばロール状に巻かれた長尺の帯部1
2からなる。帯部12の両面には、長手方向と垂直方向
に段部14が連続して設けられている。この段部14
は、のこぎり波状に形成され、斜面14aと垂直部14
bとからなり、帯部12両面の各段部14が互いに同一
位置に対面して設けられている。この段部14のほぼ中
央には、帯部12が挿通可能な縦長の透孔18が一定間
隔毎に設けられている。この透孔18の両長辺には、断
面が直角三角形状の係止片20が互いに対面して設けら
れている。この係止片20は、斜面部20a、垂直部2
0bからなり、各斜面部20a、垂直部20bは、同方
向を向いて設けられている。
【0010】この実施例の結束用タイ11の使用方法
は、図1に示すように、段部14の斜面14a側の方向
を先端とし、結束する線材19にこの帯部12の先端部
から巻き付けた後、この先端部を90度捻って最寄りの
透孔18に挿入する。そして、先端部を挿入方向に引く
ことにより、所望の強さで線材19を縛ることができ帯
部11がゆるむことはない。これは、透孔18内で、段
部14の斜面14aが係止片20を乗り越え挿入方向に
は通過可能であるが、逆の引き抜き方向の力に対して
は、段部14の垂直部14bと透孔18の係止片20の
垂直部20bとが係合し、引き抜けないからである。
【0011】この実施例の結束用タイ11は、帯部12
の両面に段部14が形成され透孔18に挿通した際の係
合強度が高く、透孔18へ挿通する際の帯部12の向き
も制限されず取り扱いやすいものである。
【0012】次にこの発明の第二実施例の結束用タイに
ついて図5、図6に基づいて説明する。ここで、上述の
実施例と同様の部材は同一符号を付して説明を省略す
る。この実施例の結束用タイ21は、長尺の帯部22の
一面にのみ長手方向と垂直方向に連続したのこぎり波状
の段部24が設けられ、この段部24のほぼ中央に、上
記帯部22が挿通可能な透孔28が一定間隔毎に設けら
れている。この段部24も、のこぎり波状に形成され、
斜面24aと垂直部24bとからなる。そして、この透
孔28の長辺の一辺にのみ、断面が直角三角形状の係止
片30が設けられている。この係止片30も、斜面部3
0a、垂直部30bからなる。
【0013】この実施例の結束用タイ21は、上記第一
実施例と同様に使用可能なものであるが、帯部21の先
端部を透孔28に挿通する際には、段部24が形成され
た面が、係止片30側を向いて挿入されるようにしなけ
ればならない。
【0014】なお、この発明の結束用タイの段部及び係
止片は、透孔に挿通された帯部の段部が、挿入方向に係
止片上を通過可能であって、逆方向には係止片と段部と
が係合して移動しない形状であれば良く、上記実施例の
形状に限定されるものではない。また、この発明の結束
用タイの用途は、電線や機械部品の結束用の他、花や野
菜等の農作物でも良く、結束される対象は選ばないもの
である。
【0015】
【発明の効果】この発明の結束用タイは、帯部のみで構
成され、電線等の束をクリップ等の他部品を用いること
なく、結束することができる。しかも、適切な長さのみ
使用することができ、余分な帯部が生じないため、無駄
がなく、結束後の帯部が周囲の物品に対して傷害物にな
らず、外観的にも良好なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の結束用タイの一実施例の使用状態を
示す斜視図である。
【図2】この実施例の結束用タイの正面図(a)と部分
破断右側面図(b)である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2の部分B−B線断面図である。
【図5】この発明の第二実施例の結束用タイの正面図
(a)と部分破断右側面図(b)である。
【図6】図5の部分C−C線断面図である。
【図7】この発明の従来の技術の結束用タイの使用状態
を示す斜視図である。
【図8】この発明の他の従来の技術の結束用タイの使用
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,21 結束用タイ 12,22 帯部 14,24 段部 14a,24a,20a,30a 斜面 14b,24b,20b,30b 垂直部 18,28 透孔 20,30 係止片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の樹脂製の帯部からなる結束用タイに
    おいて、この帯部の少なくとも一方の面に設けられ長手
    方向に連続した段部と、この段部のほぼ中央に所定間隔
    毎に設けられ上記帯部が挿通可能な透孔と、この透孔の
    少なくとも一方の長辺に設けられた係止片とを備えたこ
    とを特徴とする結束用タイ。
  2. 【請求項2】上記段部はのこぎり波状に上記帯部の両面
    に形成されたことを特徴とする請求項1記載の結束用タ
    イ。
JP20095193A 1993-07-21 1993-07-21 結束用タイ Pending JPH0741037A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20095193A JPH0741037A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 結束用タイ

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JP20095193A JPH0741037A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 結束用タイ

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JPH0741037A true JPH0741037A (ja) 1995-02-10

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ID=16433026

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JP20095193A Pending JPH0741037A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 結束用タイ

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JP (1) JPH0741037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015111982A (ja) * 2013-12-06 2015-06-18 古河電気工業株式会社 バンドクランプ、及びワイヤハーネスアッセンブリの製造方法
CN106628597A (zh) * 2016-12-29 2017-05-10 广东水利电力职业技术学院(广东省水利电力技工学校) 一体式捆扎带

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