JPH1124490A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH1124490A
JPH1124490A JP17971697A JP17971697A JPH1124490A JP H1124490 A JPH1124490 A JP H1124490A JP 17971697 A JP17971697 A JP 17971697A JP 17971697 A JP17971697 A JP 17971697A JP H1124490 A JPH1124490 A JP H1124490A
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fixing
unit
temperature
image carrier
heating roll
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JP17971697A
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Isao Ito
功 伊藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱源を有する定着手段の温度を騒音,コス
ト高,装置の大型化等の問題を招くことなく迅速に低下
させることが可能な記録装置を提供する。 【解決手段】 加熱ロール81の設定温度が第1の定着
温度からそれより低温の第2の定着温度に切り換えられ
たとき、伝熱部材90を像担持体2および加熱ロール8
1に当接させ、加熱ロール81からの熱を伝熱部材90
を通して像担持体2へ逃がす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写機
等の記録装置に関し、特に、加熱源を有する定着器の温
度を迅速に低下させるようにした記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より何らかの理由により加熱源を有
する定着器を強制的に冷却することで定着器の温度を低
下させることが行われている。このよな冷却手段を備え
た従来の記録装置として、例えば、特開昭48−742
35公報,特開昭52−62027号公報,特開平1−
221779号公報に示されるものがある。
【0003】特開昭48−74235公報に示された記
録装置は、記録紙のサイズを検出するスイッチと、設定
された温度で加熱される定着ロールと、定着ロールの記
録紙の未通過エリアを強制的に冷却するファンと、スイ
ッチが所定のサイズより小さいサイズの記録紙を検出し
たとき、ファンを作動させる制御回路とを備えたもので
ある。この記録装置において、スイッチが所定のサイズ
より小さいサイズの記録紙を検出すると、制御回路は、
ファンを作動させて定着ロールの記録紙の未通過エリア
を強制的に冷却する。これにより、定着ロールの記録紙
の未通過エリアの過熱を防止することができる。
【0004】特開昭52−62027号公報に示された
記録装置は、定着装置の温度を比較的高い第1の設定温
度と比較的低い第2の設定温度に切り換える切換スイッ
チと、定着装置を強制的に冷却するファンと、切換スイ
ッチによって定着装置の温度を第1の設定温度から第2
の設定温度に切り換えられたとき、ファンを作動させる
制御回路とを備えたものである。この記録装置におい
て、普通紙を用いた複写動作では、定着装置の温度を普
通紙に適した第1の設定温度に設定して定着を行い、ト
レーシングペーパを用いた複写動作では、第1の設定温
度から第2の設定温度に切り換えるとともに、ファンに
よって定着装置を強制的に冷却して速やかに第2の設定
温度まで下げて定着を行う。これにより、記録紙の種類
に適した定着温度で定着を行え、第1の設定温度から第
2の設定温度に切り換えたときの待機時間を短縮するこ
とができる。
【0005】特開平1−221779号公報に示された
記録装置は、交換可能な現像器と、比較的高い第1の設
定温度、あるいは比較的低い第2の設定温度で加熱され
る定着ロールと、定着ロールを回転させる駆動モータ
と、定着ロールに圧接して従動回転する加圧ロールと、
トナーの種類を検知するマイクロスイッチと、マイクロ
スイッチが検知したトナーの種類に応じた定着温度とな
るように定着ロールの温度制御を行う制御ユニットとを
備えている。この記録装置において、黒色の磁性トナー
用の現像器をセットすると、マイクロスイッチがその現
像器のトナーの種類を検知し、制御ユニットはマイクロ
スイッチの検知結果に基づいて定着ロールの温度を第1
の設定温度(180℃)に設定し、黒色トナー像の記録
紙への定着を行う。次に、カラーの非磁性トナー用の現
像器に交換すると、制御ユニットは定着ロールの温度を
第2の設定温度(155℃)に設定するとともに、駆動
モータを制御して定着ロールを回転させる。このとき、
加圧ロールは、定着ロールの回転により従動回転する。
定着ロールが第2の設定温度に達すると、駆動モータを
制御して定着ロールおよび加圧ロールの回転を停止させ
る。その後、画像形成信号が入力されると、カラートナ
ー像の記録紙への定着を行う。これにより、使用される
トナーの特性に適した定着温度に設定でき、定着ロール
の熱が加圧ロール側に逃げ、定着ロールが強制的に冷却
され、定着ロールの温度が短時間で第2の定着温度に達
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭48−
74235公報に示された従来の記録装置によると、フ
ァンによって定着装置を冷却させているので、ファンの
騒音が大きくなり、コスト高を招き、装置が大型化する
という問題がある。また、特開昭52−62027号公
報に示された従来の記録装置によると、特開昭48−7
4235公報に示された従来の記録装置と同様の問題を
有している。また、特開平1−221779号公報に示
された従来の記録装置によると、定着ロールと加圧ロー
ルの空回しにより定着ロールを冷却しているため、所定
の定着温度に低下するまでに長時間かかり、待ち時間が
長くなるという問題がある。
【0007】従って、本発明の目的は、加熱源を有する
定着手段の温度を騒音,コスト高,装置の大型化等の問
題を招くことなく迅速に低下させることが可能な記録装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、像担持体の表面に粉体像を形成する像形成
手段と、前記像担持体上に形成された前記粉体像を中間
転写体を介してあるいは直接記録媒体に転写する転写手
段と、前記記録媒体に転写された前記粉体像を、設定さ
れた所定の第1の定着温度あるいは前記第1の定着温度
より低温の第2の定着温度で発熱して前記記録媒体に定
着する定着手段と、前記定着手段と離間して設けられ、
外部からの熱を吸収する吸収手段と、前記定着手段と前
記吸収手段とに接離可能に設けられた伝熱手段と、設定
温度が前記第1の定着温度から前記第2の定着温度に切
り換えられたとき、前記伝熱手段を前記定着手段および
前記吸収手段に当接させ、前記定着手段からの熱を前記
伝熱手段を介して前記吸収手段へ伝熱させる制御手段を
備えたことを特徴とする記録装置を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る記録装置を適用したプリンタを示す。このプリ
ンタ1は、不図示の駆動装置によって同図矢印Aの方向
へ回転するドラム状の像担持体2と、像担持体2の表面
を均一に帯電する帯電器3と、帯電された像担持体2の
表面を印字データに基づいて静電潜像を形成する像形成
手段4と、像担持体2に形成された静電潜像をトナーで
現像する現像器5と、像担持体2に残留したトナーを除
去するクリーナ6と、像担持体2上のトナー像Tを記録
紙Pに転写する転写器7と、記録紙Pに転写されたトナ
ー像Tを定着する定着器8と、定着器8を冷却する伝熱
機構9とを具備している。
【0010】像担持体2は、導電性パイプ2aの周囲に
誘電体層あるいは感光体層の静電潜像形成層2bを形成
したものである。導電性パイプ2aとしては、例えば、
ステンレス(SUS),アルミニウム(Al)等の金
属、表面にAl,銅(Cu)等の金属を蒸着若しくはめ
っきしたプラスチック、又は金属やカーボン等の導電性
粉若しくはフィラーを混入したプラスチックを用いるこ
とができる。プラスチックとしては、例えば、フェノー
ル,ナイロン,ポリアセタール,ポリカーボネート,A
BS,ポリエチレン,ポリスチレン,ポリフェニレンエ
ーテル,ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンテ
レフタレート(PET)等の単体、あるいはアロイ系材
料を用いることができる。誘電体層としては、例えば、
ポリカーボネート,PET等の誘電体材料を用いること
ができる。感光体層としては、例えば、Se,α−Si
等の無機感光体材料や、多層構造からなる有機感光体材
料等を用いることができる。本実施の形態では、直径8
4mmのAlからなる導電性パイプ2aの周囲に静電潜
像形成層2bとして25μm厚のPET層を形成した誘
電体ドラムを用いた。
【0011】帯電器3は、像担持体2の表面を所定の電
位に帯電するもので、コロトロン,スコロトロンに代表
される非接触型や、ブラシ,ロール,フィルム等の接触
型のどちらのものも用いることができる。本実施の形態
では、スコロトロンを用いた。
【0012】像形成手段4は、像担持体2の種類により
適宜選択される。すなわち、像担持体2が感光体の場合
は、レーザ書込み装置,LED等の光書込み装置を用い
ることができ、像担持体2が誘電体の場合は、マルチス
タライスヘッド,イオン流制御ヘッド等のイオン書込み
装置を用いることができる。本実施の形態では、誘電体
ドラムを使用している関係上、イオン流制御ヘッドを用
いた。
【0013】現像器5には、例えば、液体や粉体を使用
するものがある。粉体を使用するものの中では、トナー
とキャリアを含む二成分現像剤や、トナーのみを含む一
成分現像剤を使用するものがあり、さらに、トナーが磁
性のものや非磁性のものがあり、いずれも適用可能であ
る。本実施の形態では、トナーとキャリアを含む二成分
現像剤を用いた。さらにその他に、本出願人が特願平8
−40380号により提案しているまったく新しい現像
方式の現像器も使用可能である。すなわち、この新しい
現像方式の第1の現像器は、像担持体2に対向された円
筒部材からなる現像剤担持体を有しており、この現像剤
担持体は、周面上にほぼ一層のキャリアをほぼ均等に吸
着するため、磁界、電界、あるいは、磁界および電界を
形成する手段を備えたものである。これにより、層厚規
制部材を用いることなく現像剤の薄層を形成することが
できるので、現像剤の劣化を防止することができ、高画
質の現像を安定して行うことが可能になる。
【0014】クリーナ6は、例えば、ブレード,ブラ
シ,ウエッブ,マグロール等を用いることができる。本
実施の形態では、ブレードを用いた。なお、装置の小型
化や、像担持体2の未摩耗による長寿命化を重視する場
合は、クリーナ6を設けなくてもよい。
【0015】転写器7は、例えば、バイアストランスフ
ァーロール(BTR),ブラシ,フィルム等の接触型
や、コロトロン等の非接触型を用いることができる。本
実施の形態では、直径12mmのBTRを用いた。この
BTRは、上記誘電体と同様な導電性芯金の周面を半導
電性弾性体、例えば、NBR(ニトリルブタジエンゴ
ム)とEPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)を混
合してなる非相溶性のブレンド物に特性の異なる2種類
のカーボンブラックを分散させて構成したもので被覆し
ている(特開平8−334995号公報参照)。
【0016】定着器8は、加熱源80を内部に有する加
熱ロール81と、不図示の圧力付与手段によって加熱ロ
ール81に圧接し、加熱ロール81の回転により従動回
転する加圧ロール82とを備えている。加熱源80は、
例えば、ハロゲンランプや面発熱ヒータ等を用いること
ができる。本実施の形態では、800Wのハロゲンラン
プを用いた。加熱ロール81は、円筒状の金属からなる
コア81aの外周面に、所定の厚みのゴムで被覆、ある
いはテフロン等のフッ素系樹脂でコーティングして離型
性層81bを形成したものである。なお、加熱ロール8
1は、例えば、ベルトに置き代わったもの、ロールであ
っても、円筒状の金属からなるコア81aの外周面に
0.2〜7mm程度の厚みのシリコンゴム,バイトンゴ
ムを形成した、いわゆるソフトロールと称せられるもの
や、コア81aの外周面をフッ素系樹脂でコーティング
した、いわゆるハードロールと称せられるものを用いる
ことができる。本実施の形態では、ハードロールを用い
た。加圧ロール82は、円筒状の金属からなるコアの外
周面に、加熱ロール81と同様にゴムあるいはフッ素系
樹脂を形成している。
【0017】伝熱機構9は、円筒状の伝熱部材90と、
支点91aによって揺動可能に支持されるとともに、ピ
ン91bによって伝熱部材90を回転自在に支持するア
ーム91と、伝熱部材90を像担持体2と加熱ロール8
1から離間する方向へ付勢する弾性部材92と、弾性部
材92に抗して伝熱部材90を像担持体2と加熱ロール
81に接する位置(図1において2点鎖線で示す位置)
まで移動させるアクチュエータ93とを備えている。
【0018】伝熱部材90は、像担持体2の導電性パイ
プ2aと同様の材料からなる円筒部材が使用可能であ
り、円筒部材の表面に形成される層は、像担持体2およ
び加熱ロール81の表面硬さに応じて適宜選択される。
すなわち、円筒部材をシリコンゴム,バイトンゴム等で
被覆したもの、さらにはシリコンゴム,バイトンゴム等
やウレタンフォーム等の発泡剤を下地とし、発泡剤の表
面を、熱伝導率を向上させるために金属やカーボン等の
導電性粉、フィラーを混入したプラスチック、金属薄膜
を有する例えば、ポリエチレン,ポリスチレン,ポリフ
ェニレンエーテル,ポリブチレンテレフタレート,PE
T等の単体、あるいはアロイ系のフィルムで被覆したも
のを用いることができる。本実施の形態では、像担持体
2と加熱ロール81の両方が、ともに表面が硬いため、
直径50mmのAlロールの外周面に2mm厚のシリコ
ンゴムを被覆し、さらにその表面にAl薄膜を有するP
ETを金属面が表になるように被覆したものを用いた。
【0019】アーム91は、例えば、金属,プラスチッ
ク等を用いることができる。本実施の形態ではAlを用
いた。弾性部材92は、例えば、板バネ,コイルバネ,
ゴム等を用いることができ、本実施の形態では引っ張り
コイルバネを用いた。アクチュエータ93は、例えば、
ソレノイド,直動ネジ,カム等を用いることができ、本
実施の形態ではソレノイドを用いた。
【0020】図2は、第1の実施の形態に係るプリンタ
1の制御系を示す。このプリンタ1は、本プリンタ1全
体を制御するCPU10を有し、このCPU10に、不
図示のホストコンピュータ(以下「ホスト」と略す。)
からプリント要求信号および印字データを受信する受信
バッファ11と、受信バッファ11が受信した印字デー
タをイオンヘッドに転送可能なビットマップデータに変
換するデータ処理部12と、データ処理部12によって
変換されたビットマップデータを記憶するラスタバッフ
ァ13と、ラスタバッファ13からのビットマップデー
タに基づいてイオンヘッドにより像担持体2上に静電潜
像を形成するイオンヘッドコントローラ14と、ラスタ
バッファ13を管理するメモリコントローラ15と、伝
熱機構9を制御する伝熱制御部16と、加熱源80への
印加電圧を制御するヒータ制御部17と、駆動装置を制
御するモータ制御部18と、加熱ロール81の温度を検
出する不図示の温度センサ等を接続したD/A入出力部
19とを各々接続している。
【0021】CPU10は、ホストからの画像データが
比較的複雑でないときは、第1の定着温度T1 で定着を
行うようにヒータ制御部17を制御するとともに、静電
記録が第1のプロセススピードV1 で行われるようにモ
ータ制御部18を制御する「第1のモード」を実行し、
ホストからの画像データが比較的複雑なときは、第1の
定着温度T1 より低温の第2の定着温度T2 で定着を行
うようにヒータ制御部17を制御するとともに、静電記
録が第1のプロセススピードV1 より低速の第2のプロ
セススピードV2 で行われるようにモータ制御部18を
制御する「第2のモード」を実行するようになってい
る。
【0022】次に、第1の実施の形態の動作を図3を参
照して説明する。図3は、タイムチャートを示す。 (1) 第1のモード 受信バッファ11が、ホストからプリント要求信号とと
もに印字データを受信すると、印字データは、受信バッ
ファ11に記憶され、データ処理部12に転送される。
データ処理部12は、印字データをビットマップデータ
に変換してラスタバッファ13に記憶する。メモリコン
トローラ15は、ラスタバッファ13からビットマップ
データをイオンヘッドコントローラ14に転送するとと
もに、起動信号をCPU10に送信する。CPU10
は、データ処理部12での変換処理が所定の時間内に終
了するか否かを判断し、所定の時間を越えると判断した
とき、すなわち、ホストからの印字データが比較的複雑
であると判断したとき以外は、第1のモードを実行す
る。CPU10は、メモリコントローラ15からの起動
信号に基づいて、第1の定着温度T1 で定着を行うよう
にヒータ制御部17を制御するとともに、静電記録が第
1のプロセススピードV1 で行われるようにモータ制御
部18を制御する。モータ制御部18は、不図示の駆動
装置によって像担持体2を矢印Aの方向へ回転させると
ともに、加熱ロール81を矢印Cの方向へ回転させる。
このとき、加圧ロール82は、加熱ロール81の回転に
従動し、矢印Dへ回転する。イオンヘッドコントローラ
14は、ラスタバッファ13からのビットマップデータ
に基づいてイオンヘッドの像形成手段4により像担持体
2上に静電潜像を形成する。像担持体2に形成された静
電潜像は、現像器5によりトナー現像され、そのトナー
像Tは、転写器7によって記録紙Pに転写され、記録紙
Pが矢印Eの方向に移動して定着器8が有する定着ニッ
プ8aを通過する際に溶融し、記録紙P上に永久的に定
着される。
【0023】(2) 第2のモード CPU10は、データ処理部12での変換処理が所定の
時間を越えると判断したとき、すなわち、ホストからの
印字データが比較的複雑であると判断したときは、第2
のモードを実行する。CPU10は、図3に示すよう
に、第2の定着温度T2 で定着を行うようにヒータ制御
部17を制御し、静電記録が第2のプロセススピードV
2 で行われるようにモータ制御部18を制御するととも
に、伝熱制御部16を通してアクチュエータ93を作動
させる。アクチュエータ93は、弾性部材92に抗して
アーム91を引き上げ、伝熱部材90を像担持体2と加
熱ロール81に当接させる。、加熱ロール81の熱を伝
熱部材90を通して像担持体2へ逃がす。そして、CP
U10は、不図示の温度センサーが検出した加熱ロー8
1の温度をD/A入出力部19より取り込み、加熱ロー
ル81の温度が第2の定着温度T2 に達したとき、伝熱
制御部16を通してアクチュエータ93を再び動作さ
せ、伝熱部材90を像担持体2および加熱ロール81か
ら離間させ、その後、加熱ロール81の温度を第2の定
着温度T2 に維持する。
【0024】上記第1の実施の形態によれば、以下の効
果が得られる。 (イ) 第1の定着温度T1 から第2の定着温度T2 に切り
換えるとき、伝熱部材90によって加熱ロール81から
の熱を像担持体2へ逃がしているので、短時間で加熱ロ
ール81の温度を第2の定着温度T2 にすることがで
き、待ち時間の短縮化を図ることができる。本実施の形
態では、第1のプロセススピードV1 を100mm/
s、第1の定着温度T1 を170℃、第2のプロセスス
ピードV2 を50mm/s、第2の定着温度T2 を14
0℃としたとき、20秒で第2の定着温度T2 まで下げ
ることができた。 (ロ) ファンを用いて加熱ロール81の温度を下げていな
いので、騒音,コスト高,装置の大型化等の問題を回避
することができる。 (ハ) データ処理部12のデータ処理時間に適したプロセ
ススピードにしているので、ラスタバッファ13の容量
を最適なものにすることができる。
【0025】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
記録装置を適用したプリンタを示す。このプリンタ1
は、中間転写体を用いてカラー画像を記録するものであ
り、不図示の駆動装置によって同図矢印Aの方向へ回転
する駆動ロール20A、および駆動ロールの20Aに従
動して回転する従動ロール20B,20Cに張架され、
同図矢印方向へ循環移動する中間転写体21を有し、こ
の中間転写体21の下流側(弛み側)には、不図示のホ
ストからのブラック(K),イエロー(Y),マジェン
タ(M),シアン(C)各色のデジタルカラー画像デー
タ(印字データ)に基づいて、中間転写体21にK,
Y,M,C各色のトナー像を順次転写する画像形成ユニ
ット22K,22Y,22M,22Cを配設し、従動ロ
ール20Cに中間転写体21を介して圧接する転写器7
と、第1の実施の形態と同様の定着器8と、第1の実施
の形態と異なる構造の伝熱機構9とを備えている。
【0026】中間転写体21は、薄膜フィルムの中に導
電粉を分散させて、体積抵抗率を106 〜1014Ω・c
mにしたものである。この薄膜フィルムとしては、例え
ば、ポリエチレンテレフタレート,ポリカーボネート,
ポリイミド等を用いることができる。また、薄膜フィル
ムの中に分散する導電粉としては、例えば、カーボン
粉,金属粉等を用いることができる。また、中間転写体
21の形状は、ベルト状,ドラム状等の任意のものを用
いることができる。また、前記した単層構造のもの他
に、多層構造のもの、例えば、ゴム硬度10〜90の誘
電体層(0.5〜2μm)を表面に有したものも用いる
ことができる。本実施の形態では、薄膜フィルムとして
ポリカーボネートを、導電粉としてカーボンを用い、体
積抵抗率を108 Ω・cmとし、その厚みを75μmの
単層構造のベルトを用いた。
【0027】各画像形成ユニット22K,22Y,22
M,22Cは、第1の実施の形態と同様の像担持体2,
帯電器3およびクリーナ6と、帯電された像担持体2の
表面を対応するカラー画像データに基づいて静電潜像を
形成する像形成手段4と、像担持体2に形成された静電
潜像を対応するカラー(K,Y,M,C)のトナーで現
像する現像器5を備え、さらに、所定の電荷を付与して
像担持体2上のトナー像を中間転写体21に転写する転
写用帯電器23を備えている。本実施の形態では、第1
の実施の形態とは異なり、像担持体2に有機感光体材料
を用い、像形成手段4に半導体レーザを使用したレーザ
書込み装置を用いた。
【0028】図5(a) ,(b) は、第2の実施の形態に係
る伝熱機構9を示す。伝熱機構9は、ピン94aを側面
に有する一対のサイドフレーム94,94と、一対のサ
イドフレーム94,94間に取り付けられた一対のシャ
フト95,95と、一対のシャフト95,95に掛け回
された移動可能なベルト96と、通常の記録時(第1の
モード実行時)には図4の2点鎖線の位置にあり、冷却
時(第2のモード実行時)にはモータ等のアクチュエー
タによってピン94aを中心に矢印Fの方向に回転し、
中間転写体21と加熱ロール81と接する位置に移動す
るようになっている。ピン94a,サイドフレーム94
およびシャフト95の材質としては、公知の金属あるい
はプラスチックを用いることができ、本実施の形態では
Alを用いた。
【0029】ベルト96は、その表面の熱伝導アップの
ために金属やカーボン等の導電性粉やフィラーを混入し
たプラスチック、あるいはそのプラスチックの表面に金
属薄膜層を有する例えば、ポリエチレン,ポリスチレ
ン,ポリフェニレンエーテル,ポリブチレンテレフタレ
ート,PET等の単体、あるいはアロイ系のフィルム
や、アルミ,ニッケル,ステンレス等で被覆した金属ベ
ルトを用いることができる。本実施の形態では、50μ
m厚のステンレスベルトを用いた。また、本実施の形態
では、加熱ロール81にカラー定着の必要性からシリコ
ンゴムを用いた。従って、第1の実施の形態で述べたよ
うに伝熱機構9のベルトの硬さは、中間転写体21がベ
ルトであるを考慮して、上記の構成とした。
【0030】上記第2の実施の形態によれば、第1の実
施の形態と同様に加熱ロール81の温度を速やかに下げ
ることができる。
【0031】図6(a) ,(b) は、図5の伝熱機構9の他
の例を示す。この伝熱機構9は、ピン97aを側面に有
する一対のヒートパイプ97,97と、このヒートパイ
プ97に回転自在なロール98,98を設け、第1のモ
ード実行時には、中間転写体21と加熱ロール81から
離間した位置にあり、第2のモード実行時には、モータ
等のアクチュエータによってピン97aを中心に回転
し、中間転写体21と加熱ロール81に接する位置に移
動するようになっている。この伝熱機構9によれば、ヒ
ートパイプ97に冷媒を循環させることで、加熱ロール
81の温度低下をより促進することが可能になる。
【0032】図7は、本発明の第3の実施の形態に係る
記録装置を適用したプリンタを示す。このプリンタ1
は、クリーナレスとするために、第1の実施の形態にお
いて、クリーナの代わりに、微粒子付与部24を設け、
伝熱機構9によって加熱ロール81の熱を微粒子付与部
24に伝熱するようにしたものであり、他は第1の実施
の形態と同様に構成されている。
【0033】微粒子付与部24は、機械的に付着させる
手段、電気的に付着させる手段、両者を併用した手段
等、像担持体2上へ微粒子を付着させることができれ
ば、いずれの手段でも良い。そして、機械的に付着させ
る手段としては、摺擦によるものが挙げられ、そのよう
なものとしては、例えば、ロール状,ブラシ状,フェル
ト状,ウエブ状,刷毛状等のもので摺擦する手段が挙げ
られる。ロール状のものとしては、例えば、金属あるい
は硬質プラスティックのような剛体で形成された剛体ロ
ールと、ゴムのような弾性を有する材料を用いた弾性ロ
ールが挙げられる。摺擦ニップでの圧力、ニップ幅の調
整のし易さからは弾性ロールの方が使い易い。ブラシ状
のものとしては、具体的には、磁気を利用した磁気ブラ
シや、ファーブラシがある。このような機械的に付着さ
せる手段に加えて電界をかけることで微粒子の付着状態
をより安定化させることができる。電気的に付着させる
手段としては、例えば、微粒子をクラウド状に分散させ
て電界の力で像担持体2へ微粒子を付着させる手段が挙
げられる。微粒子をクラウド状に分散させて付着させる
手段としては、例えば、機械的振動,エアー,超音波,
交番電界を用いる手段や、ロール状,ブラシ状,ウエブ
状,刷毛状のものに微粒子を付着させておいて、それら
を回転,振動,移動させる手段が挙げられる。更に、像
担持体2上に粘着層を設け、その上に上述のような手段
でクラウド状に分散させた微粒子をふりかけるような手
段で付着させてもよい。そのような粘着層としては経時
的に安定した粘着性を示す物質が望ましく、例えば、揮
発性の低い化学的に安定した性質を示すシリコンオイル
が適している。本実施の形態では、微粒子付与部24
は、その表面に微粒子を担持した弾性体ロールを、不図
示の駆動手段により矢印方向に像担持体2の周速の0.
1〜10倍で回転駆動し、この回転により像担持体2表
面へ微粒子を供給している。ここで、該弾性体ロール
は、像担持体2と間欠的に接触するものであるが、常時
接触、常時非接触も適宜選択可能である。
【0034】また、ここで使用されている微粒子は、像
担持体2に微粒子を付着させた状態で潜像形成を行うこ
とから、これら微粒子が遮光効果を有することは望まし
くなく、微粒子の遮光効果については、要求される画質
をもとに、その付着量、付着状態から決まるものではあ
り、微粒子そのものが出来るだけ遮光効果の低いものが
好ましく、色合いとしては透明、あるいは薄色であり、
粒径はトナー粒径以下の粒径の微粒子が使用される。こ
のような微粒子は、トナー像に付着、もしくはトナー像
に混ざり込みトナー像とともに転写されることがあるこ
とから、トナー像を乱したり、定着後のトナー画像の色
ムラや抜け等を起こさないことが重要である。そのよう
なことからも本発明では、少なくともトナー粒径以下の
粒径の微粒子が使用される。細線や網点の再現性を考慮
すると微粒子の粒径はより小さい方が好ましく、5μm
以下の粒径の微粒子を使用することが望まれる。
【0035】そのような微粒子の材料としては、具体的
には、酸化チタン,アルミナ,シリカ,チタン酸バリウ
ム,チタン酸カルシウム,チタン酸ストロンチウム,酸
化亜鉛,酸化マグネシウム,酸化ジルコニウム,硫酸バ
リウム,炭酸バリウム,炭酸カルシウム,炭化ケイ素,
窒化ケイ素,酸化クロム,ベンガラ等の無機微粉末や、
ポリアクリレート,ポリメタクリレート,ポリメチルメ
タクリレート,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリフ
ッ化ビニリデン,ポリテトラフルオロエチレン等の有機
微粉末が挙げられる。環境安定性を考慮すると、これら
微粒子は吸湿性が少ないことが望ましく、特に、酸化チ
タン,アルミナ,シリカ等の吸湿性を有する無機微粉末
の場合は、疎水化処理を施したものが用いられる。
【0036】これら無機微粉末の疎水化処理は、例え
ば、ジアルキルジハロゲン化シラン,トリアルキルハロ
ゲン化シラン,アルキルトリハロゲン化シラン等のシラ
ンカップリング剤や、ジメチルシリコンオイル等の疎水
化処理剤と上記微粉末とを高温度下で反応させて行うこ
とができる。
【0037】これら微粒子の中で、使用するにあたっ
て、画質上特に前述の遮光効果を考慮する必要があるな
らば、有機微粉末では透明性に優れたポリアクリレー
ト,ポリメタクリレート,ポリメチルメタクリレートの
等のアクリル系の微粉末が望ましい。また、無機微粉末
ではシリカが遮光効果の低い点で望ましい。
【0038】また、これら微粒子が、使用されるうちに
像担持体2上にフィルム状となって付着してしまうよう
な、例えば、ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸マグネシ
ウム等のフィルミングを起こしやすい材料は、当然トナ
ーに対してもフィルミングを起こしやすく、トナーに対
する付着力も強くなる。従って、このようなフィルミン
グを起こしやすい材料の微粉末を像担持体2上に付着さ
せた場合には、長期にわたり安定してトナーの転写効率
を上げる効果は得られない。また、像担持体2上におけ
る微粒子の付着状態であるが、一種類の微粒子が存在し
ていても、複数種類の微粒子が同時に存在していてもよ
い。トナーと像担持体2の間に微粒子が介在することで
トナーと像担持体2との間の付着力を下げることができ
ればよいのである。
【0039】本実施の形態では、30nmの疎水化処理
したシリカを用いた。更に、この微粒子機能をトナー側
に持たせて、上記手段と相互補完することも可能であ
る。すなわち、上記した微粒子を現像剤中に含ませるこ
と、特にトナーに外添することで、トナーと像担持体2
との間の微粒子の状態を一定とし、高転写効率の長時間
にわたる維持ができるものである。このような場合、公
知の一成分、二成分現像方式のどちらでも対応可能であ
るが、第1の実施の形態に係る現像器5の説明で述べた
本出願人が提案している新しい現像方式のものは、低ス
トレス現像を可能とするため、現像器内でトナーからの
微粒子の剥離がなく好適である。
【0040】伝熱機構9は、図6と同様のものを用い、
微粒子付与部24に接する側には回転ロール98を設け
ずにヒートパイプ97を直接接するようにしたものであ
る。これにより、微粒子付与部24が放熱の対象とな
り、加熱ロール81が冷却されるものである。
【0041】上記第3の実施の形態によれば、以下の効
果が得られる。 (イ) 第1の実施の形態と同様に加熱ロール81の温度を
速やかに下げることができ、微粒子付与部24を設けて
いるので、転写効率が向上し、クレーナレスが可能にな
る。 (ロ) 微粒子付与部24が加熱されると、中に貯蔵されて
いる微粒子から水分を飛ばす効果がある。これにより、
水分の存在による環境不安定性が防止でき、長期にわた
る高転写効率維持が可能となる。
【0042】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々な実施の形態が可能である。例
えば、上記実施の形態では印字データの複雑さに応じて
像形成速度を変更し、加熱ロール81の定着温度を変更
したが、記録紙の種類(厚みやOHPか普通紙か等) 、
記録紙のサイズ、トナー像の種類等に応じて定着温度を
変更してもよく、用紙再生を可能とする定着温度に変更
してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の記録装置に
よれば、定着手段の定着温度を下げるとき、伝熱手段を
定着手段および吸収手段に当接させ、伝熱手段によって
定着手段からの熱を吸収手段へ伝熱させているので、加
熱源を有する定着手段の温度を騒音,コスト高,装置の
大型化等の問題を招くことなく迅速に低下させることが
可能になり、待ち時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る記録装置を適
用したプリンタの要部構成図である。
【図2】第1の実施の形態に係るプリンタの制御系を示
すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態に係るプリンタの動作を示す
タイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る記録装置を適
用したプリンタの要部構成図である。
【図5】(a) は第2の実施の形態に係る伝熱機構の平面
図、(b) はその断面図である。
【図6】図5の他の実施の形態に係る伝熱機構を示し、
(a) はその平面図、(b) はその断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る記録装置を適
用したプリンタの要部構成図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 像担持体 2a 導電性パイプ 2b 静電潜像形成層 3 帯電器 4 像形成手段 5 現像器 6 クリーナ 7 転写器 8 定着器 80 加熱源 81 加熱ロール 81a コア 81b 離型性層 82 加圧ロール 9 伝熱機構 90 伝熱部材 91a 支点 91b ピン 91 アーム 92 弾性部材 93 アクチュエータ 94 サイドフレーム 94a ピン 95 シャフト 96 ベルト 97 ヒートパイプ 98 ロール 10 CPU 11 受信バッファ 12 データ処理部 13 ラスタバッファ 14 イオンヘッドコントローラ 15 メモリコントローラ 16 伝熱制御部 17 ヒータ制御部 18 モータ制御部 19 D/A入出力部 20A 駆動ロール 20B 従動ロール 21 中間転写体 22K,22Y,22M,22C 画像形成ユニット 23 転写用帯電器 24 微粒子付与部 P 記録紙 T トナー像

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体の表面に粉体像を形成する像形成
    手段と、 前記像担持体上に形成された前記粉体像を中間転写体を
    介してあるいは直接記録媒体に転写する転写手段と、 前記記録媒体に転写された前記粉体像を、設定された所
    定の第1の定着温度あるいは前記第1の定着温度より低
    温の第2の定着温度で発熱して前記記録媒体に定着する
    定着手段と、 前記定着手段と離間して設けられ、外部からの熱を吸収
    する吸収手段と、 前記定着手段と前記吸収手段とに接離可能に設けられた
    伝熱手段と、 設定温度が前記第1の定着温度から前記第2の定着温度
    に切り換えられたとき、前記伝熱手段を前記定着手段お
    よび前記吸収手段に当接させ、前記定着手段からの熱を
    前記伝熱手段を介して前記吸収手段へ伝熱させる制御手
    段を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記吸収手段は、前記像形成手段あるいは
    前記転写手段の構成要素を用いた構成の請求項1記載の
    記録装置。
  3. 【請求項3】前記吸収手段は、前記像担持体を用いた構
    成の請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】前記吸収手段は、前記中間転写体を用いた
    構成の請求項1記載の記録装置。
  5. 【請求項5】前記吸収手段は、前記像担持体上に微粒子
    を付与して転写効率を高める微粒子付与手段を用いた構
    成の請求項1記載の記録装置。
  6. 【請求項6】前記定着手段は、加熱源を有する加熱ロー
    ルと、前記加熱ロールに圧接する加圧部材を備え、 前記伝熱手段は、回転可能に支持された伝熱部材と、前
    記伝熱部材を前記加熱ロールおよび前記吸収手段に対し
    接離させる接離手段を備えた構成の請求項1記載の記録
    装置。
  7. 【請求項7】前記定着手段は、回転する加熱ロールを備
    え、 前記加熱ロールは、前記第1の定着温度が設定されたと
    き、所定の第1の周速度で回転され、前記第2の定着温
    度が設定されたとき、前記第1の周速度より低速の第2
    の周速度で回転される構成の請求項1記載の記録装置。
JP17971697A 1997-07-04 1997-07-04 記録装置 Pending JPH1124490A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012521019A (ja) * 2009-03-16 2012-09-10 イーストマン コダック カンパニー 隆起している像の部位選択的静電印刷
JP2015141328A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 株式会社東芝 定着装置、画像形成装置及び画像形成方法

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