JPH11243831A - 鳥類忌避装置 - Google Patents

鳥類忌避装置

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JPH11243831A
JPH11243831A JP37759698A JP37759698A JPH11243831A JP H11243831 A JPH11243831 A JP H11243831A JP 37759698 A JP37759698 A JP 37759698A JP 37759698 A JP37759698 A JP 37759698A JP H11243831 A JPH11243831 A JP H11243831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短いワイヤを複数本用いるものでありなが
ら、広い又は長い範囲にわたって磁界が変化するように
構成された鳥類忌避装置を提供する。 【解決手段】 中央部に長さ方向に長い挿通孔21を設
けた薄く細長い金属製振動伝達板23を、この挿通孔2
1に雄ネジ部17を通すことにより支柱本体15に取り
付ける。雄ネジ部17の下端にナット19をねじ込んで
おき、上端には抜け止め用のキャップ25をねじ込む。
振動伝達板23の長さ方向両端部の接続用孔27,27
に、引っ張りコイルバネ9を介してワイヤ7を接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鳩やカラス等の鳥類
が建造物などに飛来するのを防止する鳥類忌避装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】マンションのベランダなどが奮で汚され
ないように鳩等の鳥類の飛来を防止する装置としては、
実用新案登録第2537785号公報に記載されたもの
が知られている。この鳥類忌避装置は鳥類が有する生物
磁気に磁力を作用させて鳥類を退散させようとするもの
であり、適当な間隔をおいて配置された複数本の支柱
と、この支柱間に掛け渡されたワイヤと、このワイヤに
固定された複数個の磁石と、から構成されていて、例え
ばベランダの外壁上端面に支柱を取り付けることにより
多数の磁石がこの外壁に沿って配置されるようにして使
用する。外壁に沿って配置されたこの多数の磁石の磁力
を嫌って鳩等はベランダに舞い降りることをためらい、
やがては近づかなくなる。また、登録第3029485
号実用新案公報に記載されているように、ワイヤにスプ
リングを接続して鳩等がこのワイヤ上に舞い降りてしま
ったときにワイヤが大きく振動するように構成したもの
もある。このように構成することにより、ワイヤ上に舞
い降りてしまった鳩等を驚かすことができるとともに、
鳩等が舞い降りることによる、あるいは鳩等が舞い降り
かつ飛び去ることによるワイヤの振動に伴って磁石も大
きく振動して周囲の磁界がめまぐるしく変化するので、
この鳩等につづいて舞い降りようとしている磁気に比較
的鈍感な鳥類も退散させることができる。ワイヤにスプ
リングを接続することの効果としては、例えばビルの屋
上にこの鳥類忌避装置を設置した場合に、ビル清掃作業
者などがワイヤを踏んでしまってもスプリングの伸張に
よりワイヤは切断されることなく接地するので、装置が
簡単に破損するのを防止できるということも挙げること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワイヤが自
重及び磁石の重量で下側に垂れ下がってしまわないよう
に、かつ高い振動数で振動して磁界を激しく変化させる
ことができるようにするためには、支柱間の距離を小さ
くして1本のワイヤの長さを短くする必要がある。しか
しながら、ワイヤの長さを短くすると、1本のワイヤの
振動によりこのワイヤに取り付けられた磁石によって引
き起こされる磁界の変化の及ぶ幅又は長さ方向の範囲は
小さくなり、ワイヤに鳩等が舞い降りることによって生
じる磁界の変化による鳥類を忌避できる範囲が限定され
てしまう。
【0004】そこで、本発明は短いワイヤを複数本用い
るものでありながら、広い又は長い範囲にわたって磁界
の変化を生じさせることのできる鳥類忌避装置の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の鳥類忌避装置は、適当な間隔をおいて配置
された少なくとも3本の支柱と、隣り合うこの支柱間に
掛け渡された線状体と、この線状体に設けられた磁石
と、を有する鳥類忌避装置であって、前記線状体は上下
方向に大きな振幅で振動できるように前記支柱間に掛け
渡されていて、一本の前記線状体が振動するとこの線状
体と隣接する他の線状体も振動するように構成されてい
るものである。一本の線状体に鳩等が舞い降りるとこの
線状体が振動し、この線状体の振動は隣接する他の線状
体にも伝達される。したがって、複数本の線状体が同時
に振動し、これらの線状体に設けられた多数の磁石の振
動によって広い又は長い範囲で磁界の変化が引き起こさ
れる。
【0006】線状体を上下方向に大きな振幅で振動させ
るためには、ワイヤ等の伸縮しない線状体本体にスプリ
ングを接続して線状体を形成するのが普通であり、スプ
リングは線状体本体の一端又は両端に接続されたり、あ
るいは2本の短い線状体本体を連結するように、すなわ
ち2本の短い線状体本体の中間に接続されたりする。一
本の線状体の振動を隣接する他の線状体に伝達させる機
構としては、中間に位置する、多くの場合両端以外の支
柱を、支柱本体と、この支柱本体に取り付けられた振動
伝達部材とから構成し、線状体の一端又は両端をこの振
動伝達部材に接続するものがある(両端に位置する線状
体の一方端はそれぞれ両端の支柱に直接接続される)。
一本の線状体が振動すると振動伝達部材が振動してこの
線状体と隣接し、この振動伝達部材に接続された他の線
状体も振動する。
【0007】多くの場合、振動伝達部材は両端部に線状
体の端部が取り付けられる接続部分が設けられた棒状体
又は板状体として形成され、この振動伝達部材を長さ方
向中央部又は両端部方向中央部を中心として上下方向
に、あるいは両端部を通る垂直面に沿って上下方向に、
言い換えると両端部が交互に上昇及び下降を繰り返すよ
うに揺動して振動できるように前記支柱本体に取り付け
る。より具体的には、振動伝達部材は中央部に挿通孔が
形成された板状体として形成され、この挿通孔に前記支
柱本体を遊びを有して、またはクリアランスが形成され
るように通すことにより振動伝達部材をこの支柱本体に
取り付ける。挿通孔を、振動伝達部材が上下に揺動して
振動できるような大きさ又は形状に形成するが、振動伝
達部材は、線状体を所定高さで水平状態に保持するため
に特定高さ位置よりも下降しないように支柱本体に支持
される必要がある。したがって、支柱本体には振動伝達
部材を所定高さ位置に支持するためのストッパ部を形成
しておく。多くの場合、支柱本体には振動伝達部材の抜
け止めを行う抜け止め部が形成され(好ましくは支柱本
体又は雄ネジ部の上端に嵌められ又はねじ込まれたキャ
ップ)、振動伝達部材はストッパ部と抜け止め部との間
で上下動できるように構成されているが、ストッパ部と
抜け止め部との間隔は振動伝達部材の十分な振動動作を
確保できるような、言い換えると振動伝達部材の振動動
作を極端に減衰させないような十分大きなものとする必
要がある。また、線状体間の振動の伝達を円滑に行わせ
るためには、振動伝達部材が両端部を通る仮想の垂直面
に沿ってのみ大きく揺動できるようにしておく必要があ
る。そこで、挿通孔を長さ方向又は両端部方向に長い長
孔に形成し、この長孔の幅を支柱本体の直径よりも若干
大きめに形成しておくのが得策である。
【0008】ストッパ部構造としては、支柱本体に上端
から適当長さの雄ネジ部を形成し、この雄ネジ部の下端
までナットをねじ込んでおくものが簡単である。ナット
の外形は挿通孔の直径又は幅よりも大きく形成してお
く。振動伝達部材の振動動作を減衰させないためには、
振動伝達部材と支柱本体との間の摩擦抵抗を小さくして
おく必要がある。したがって、雄ネジ部には短いパイプ
状のカバー部材を嵌めて振動伝達部材と雄ネジ部の凹凸
との引っかかり、そして振動時の金属摩擦音を防止する
のが得策である。カバー部材としてはビニールパイプ又
は薄肉のプラスチック製パイプを用いることができる。
【0009】振動伝達部材としては、支柱本体の上端に
固定された支持体と、両端部に接続部分が設けられ、上
下方向に揺動して振動できるように長さ方向中央がこの
支持体に支持された板状振動体と、から構成されたもの
を用いることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0011】図1は本発明に係る鳥類忌避装置をベラン
ダの外壁上端面に配置した状態を示す図である。
【0012】鳥類忌避装置1は複数本の支柱3を有し、
これらの支柱3は適当な短い間隔を開けてベランダの外
壁上端面Aに沿って、かつ外壁上端面Aの全長にわたっ
て配置され取り付けられている。支柱3は、下端に設け
られた取付円盤部5のボルト孔(図示せず)にボルト
(図示せず)を通して外壁上端面Aにねじ込むことによ
り、この外壁上端面Aに取り付けられているが、各支柱
3,3間にはそれぞれ、上端側に短いワイヤ7(線状体
本体)が掛け渡されていて、それぞれのワイヤ7の両端
部は引っ張りコイルバネ9(スプリング)を介して支柱
3に接続されている(両端に位置するワイヤ7の一方端
はそれぞれ、両端の支柱3に直接、接続されている)。
それぞれのワイヤ7には球状の磁石11が3つ又は4つ
取り付けられていて、この磁石11には先端側が外側
(上方)に突出するように、かつ磁石11によって磁化
されるように金属製の針状体13が埋め込まれて固定さ
れている(図2も参照)。なお、鳥類忌避装置を例えば
3本の支柱を有するものとして構成しておき、複数個の
鳥類忌避装置をベランダの外壁上端面Aの全長にわたっ
て配置することもできる。
【0013】図2は中間に位置する支柱3の上側部分構
造を示す斜視図、図3は中間に位置する支柱3の上側部
分の分解斜視図である。
【0014】中間の支柱3の金属製支柱本体15上端部
には上端まで達する短い長さの雄ネジ部17が形成され
ていて、この雄ネジ部17には下端に到達して固定状態
となるようにナット19がねじ込まれている。ナット1
9よりも上側の雄ネジ部17には、中央部に挿通孔21
が設けられた薄く細長い金属製振動伝達板23(振動伝
達部材)が、この挿通孔21に雄ネジ部17を通すこと
により取り付けられていて、雄ネジ部17の上端には抜
け止め用のキャップ25がねじ込まれている。振動伝達
板23の長さ方向両端部には接続用孔27,27(接続
部分)が設けられ、この接続用孔27にはそれぞれ接続
リング29が取り付けられていて、この接続リング29
には引っ張りコイルバネ9の鉤状一端部が取り付けられ
ている。それぞれの引っ張りコイルバネ9の鉤状他端部
にはワイヤ7の一端部が取り付けられていて、支柱3の
振動伝達板23の両端部には引っ張りコイルバネ9を介
して一対のワイヤ7が接続されることとなる。なお、図
中31はプラスチック製の保護円盤であり、振動時に振
動伝達板23とナット19又はキャップ25とが直接、
衝突又は擦れ合うのを防止する。この保護円盤31は通
常、雄ネジ部17に遊びを有して嵌められて取り付けら
れる。また、外壁上端面Aの角部に位置する支柱3の振
動伝達板23は、図4に示すように両側のワイヤ7に引
っ張られてワイヤ7の延びる方向と約45度の角度をな
している(図4は角部に位置する支柱3の斜視図)。角
部に位置する支柱3の振動伝達板23は、両端部がそれ
ぞれ、ワイヤ7方向に適当な角度で曲がるように屈曲又
は湾曲させて形成することもできる。
【0015】振動伝達板23の挿通孔21は長さ方向に
長い長円形状に形成され、支柱本体15の雄ネジ部17
の直径よりも若干広い幅を有している。それゆえ、振動
伝達板23は両端部を通る仮想の垂直面に沿って、中央
部又は支柱本体15(雄ネジ部17)を中心として上下
方向に揺動できる(図6参照)。したがって、一方のワ
イヤ7が上下方向に振動すると、振動伝達板23が上下
方向に揺動して振動し、その結果、他方のワイヤ7も振
動を開始する。挿通孔21は振動伝達板23の揺動を阻
害しないように十分な長さを有するべきであり、ナット
19とキャップ25との間隔は、振動伝達板23の水平
方向に対する十分な傾斜を許容できるように、かつ振動
伝達板23が上下方向に十分な距離移動できるように設
定されるべきである。言い換えると、ナット19とキャ
ップ25との間隔(保護円盤31を設ける場合には保護
円盤31間の間隔)は、振動伝達板23の厚さよりも十
分に大きくなければならなず、振動伝達板23の厚さの
3倍以上が好ましい。ここでは、振動伝達板23は約
3.5mmの厚さを有し、ナット19とキャップ25と
の間隔は約13.5mmに設定され、そして各保護円盤
31は約1mmの厚さを有している。振動伝達板23
は、一方のワイヤ7が振動を開始した直後は支柱本体1
5(雄ネジ部17)に沿って大きく上下動を行うことが
多いが、ナット19とキャップ25との間隔、すなわち
振動伝達板23の上下動できる間隔が狭すぎると、振動
伝達板23の振動動作が減衰してしまい、一方のワイヤ
7の振動動作を減衰させるとともに他方のワイヤ7に十
分な振動を伝達できなくなる。
【0016】なお、一方のワイヤ7が振動した際に振動
伝達板23を十分振動させるためには、振動伝達板23
と支柱本体15との摩擦抵抗をできるだけ小さくする必
要がある。しかしながら、支柱本体15の振動伝達板2
3の取付位置には雄ネジ部17が形成されているので、
雄ネジ部17の凹凸により振動伝達板23の振動動作が
阻害されるおそれもないわけではない。したがって、図
5に示すように雄ネジ部17にビニールパイプ33(カ
バー部材)をきつく嵌め付けておくことがある。この場
合には、振動伝達板23の挿通孔21の幅をビニールパ
イプ33の直径よりも若干広く形成する(図5はビニー
ルパイプ33を用いる場合の支柱3の上側部分の分解斜
視図)。
【0017】このように構成された鳥類忌避装置1の一
方のワイヤ7に、例えば鳩等が舞い降り、直ちに飛び去
ることによりこのワイヤ7が上下方向に振動すると、図
6に示すように振動伝達板23を介して他方のワイヤ7
も上下方向に振動する(図6はワイヤ7の振動伝達状態
を概念的に示す図)。そして、すべての又は大部分のワ
イヤ7(線状体)を振動伝達板23(振動伝達部材)で
接続することにより、一本のワイヤ7(線状体)の振動
を次々にすべての又は大部分のワイヤ7(線状体)に伝
達することも可能となる。
【0018】図7は中間に位置する支柱の別の上側部分
構造を示す斜視図である。
【0019】支柱35の金属製支柱本体36の上端に
は、両側端開口のケース状支持体37の底面部39が固
定され、このケース状支持体37内には両端部がそれぞ
れ両側端開口から外側に突出するように板状振動体41
が配置されていて、この板状振動体41の長さ方向両端
部には接続用貫通孔43,43(接続部分)が設けられ
ている。ケース状支持体37の前面部45及び後面部4
7の高さ方向中間部分には長さ方向に多少長く形成され
た支持孔49が設けられていて、外端に抜け止め大径部
51が形成された支持ピン53がこの支持孔49を回転
可能に通過して板状振動体41の長さ方向中央の前端面
55及び後端面57に固定されている。したがって、板
状振動体41は長さ方向中央を中心として上下方向に揺
動できるので、接続用貫通孔43,43に取り付けられ
た取付リング59に接続リング29(多少小径に形成さ
れている)及び引っ張りコイルバネ9を介して接続され
ている両側のワイヤ7,7の一方が振動すると、この板
状振動体41は長さ方向中央を中心として揺動して振動
し、他方のワイヤ7に振動を伝達する。両側端の開口
は、板状振動体41の水平方向に対する十分な傾斜を許
容できるような高さ、あるいは板状振動体41の厚さよ
りも十分に大きな高さを有するように設定されるべきで
ある。両側端開口のケース状支持体37(天井部を有す
るケース状支持体)を用いることにより、可動部分に大
きなゴミなどが入り込みにくいので、常に安定した伝達
効果を期待することができる。したがって、請求項8の
発明は次のように具体化できる。振動伝達部材は、支柱
本体の上端に固定された支持体と、両端部に接続部分が
設けられ、上下方向に揺動して振動できるように長さ方
向中央が前記支持体に支持された板状振動体と、から構
成されていて、前記支持体は、両側端開口のケース状支
持体であって底面部が前記支柱本体の上端に固定され、
前記板状振動体は、両端部がそれぞれ前記両側端開口か
ら外側に突出するように前記ケース状支持体内に配置さ
れ、かつ前端面及び後端面の長さ方向中央が前記支持体
に回転可能に支持されている鳥類忌避装置。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鳥類忌避
装置は短い線状体を用いるものでありながら、長い範囲
にわたって磁界を変化させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鳥類忌避装置をベランダの外壁上
端面に配置した状態を示す図である。
【図2】中間に位置する支柱の上側部分構造を示す斜視
図である。
【図3】中間に位置する支柱の上側部分の分解斜視図で
ある。
【図4】角部に位置する支柱の斜視図である。
【図5】ビニールパイプを用いる場合の支柱の上側部分
の分解斜視図である。
【図6】ワイヤの振動伝達状態を概念的に示す図であ
る。
【図7】中間に位置する支柱の別の上側部分構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 鳥類忌避装置 3,35 支柱 7 ワイヤ(線状体) 9 引っ張りコイルバネ(スプ
リング) 11 磁石

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適当な間隔をおいて配置された少なくと
    も3本の支柱と、隣り合うこの支柱間に掛け渡された線
    状体と、この線状体に設けられた磁石と、を有する鳥類
    忌避装置であって、 前記線状体は上下方向に大きな振幅で振動できるように
    前記支柱間に掛け渡されていて、 一本の前記線状体が振動するとこの線状体と隣接する他
    の線状体も振動するように構成されている、ことを特徴
    とする鳥類忌避装置。
  2. 【請求項2】 前記線状体は上下方向に大きな振幅で振
    動できるようにスプリングが接続されて形成され、 中間に位置する前記支柱は、支柱本体と、この支柱本体
    に取り付けられた振動伝達部材と、を備え、 前記線状体は一端又は両端がこの振動伝達部材に接続さ
    れて前記支柱間に掛け渡されていて、 一本の前記線状体が振動すると、この線状体が接続され
    ている前記振動伝達部材が振動し、この振動伝達部材に
    接続された隣接する他の線状体も振動するように構成さ
    れている、ことを特徴とする請求項1記載の鳥類忌避装
    置。
  3. 【請求項3】 前記振動伝達部材は両端部に接続部分が
    設けられた棒状体又は板状体であって、 前記線状体の一端又は両端はこの接続部分に取り付けら
    れて前記振動伝達部材に接続されていて、 この振動伝達部材は、長さ方向中央部を中心として上下
    方向に揺動して振動できるように、前記支柱本体に取り
    付けられている、ことを特徴とする請求項2記載の鳥類
    忌避装置。
  4. 【請求項4】 適当な間隔をおいて配置された少なくと
    も3本の支柱と、隣り合うこの支柱間に掛け渡された線
    状体と、この線状体に設けられた磁石と、を有する鳥類
    忌避装置であって、 前記線状体は上下方向に大きな振幅で振動できるように
    スプリングが接続されて形成され、 中間に位置する前記支柱は、支柱本体と、この支柱本体
    に取り付けられた振動伝達部材と、を備え、 この振動伝達部材は、両端部に接続部分が設けられ、中
    央部に挿通孔が形成された板状体であり、この挿通孔に
    前記支柱本体を遊びを有して通すことによりこの支柱本
    体に取り付けられていて、 前記支柱本体には前記振動伝達部材を所定高さ位置に支
    持するためのストッパ部が形成され、 前記線状体は一端又は両端がこの振動伝達部材の前記接
    続部分に接続されて前記支柱間に掛け渡されていて、 前記挿通孔は、長さ方向中央部を中心として前記振動伝
    達部材が上下に揺動して振動できるような大きさ又は形
    状に形成されている、ことを特徴とする鳥類忌避装置。
  5. 【請求項5】 前記挿通孔は長さ方向に長い長孔である
    ことを特徴とする請求項4記載の鳥類忌避装置。
  6. 【請求項6】 前記支柱本体には上端から適当長さの雄
    ネジ部が形成され、前記ストッパ部はこの雄ネジ部の下
    端までねじ込まれたナットである、ことを特徴とする請
    求項4又は5記載の鳥類忌避装置。
  7. 【請求項7】 前記雄ネジ部には、振動する前記振動伝
    達部材との引っかかりを防止するための短いパイプ状の
    カバー部材が嵌められていることを特徴とする請求項6
    記載の鳥類忌避装置。
  8. 【請求項8】 適当な間隔をおいて配置された少なくと
    も3本の支柱と、隣り合うこの支柱間に掛け渡された線
    状体と、この線状体に設けられた磁石と、を有する鳥類
    忌避装置であって、 前記線状体は上下方向に大きな振幅で振動できるように
    スプリングが接続されて形成され、 中間に位置する前記支柱は、支柱本体と、この支柱本体
    に取り付けられた振動伝達部材と、を備え、 この振動伝達部材は、前記支柱本体の上端に固定された
    支持体と、両端部に接続部分が設けられ、上下方向に揺
    動して振動できるように長さ方向中央が前記支持体に支
    持された板状振動体と、から構成されていて、 前記線状体は一端又は両端がこの板状振動体の前記接続
    部分に接続されて前記支柱間に掛け渡されている、こと
    を特徴とする鳥類忌避装置。
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JP2008061540A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Michihiro Oe 鳥害防止用線材張設具および鳥害防止装置並びに鳥害防止方法
KR102153690B1 (ko) * 2020-03-12 2020-09-09 주식회사 거성기술단 활용성이 향상된 가공배전용 멀티 기능 완철기구
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