JPH11243753A - コンバインの燃料供給構造 - Google Patents

コンバインの燃料供給構造

Info

Publication number
JPH11243753A
JPH11243753A JP5455298A JP5455298A JPH11243753A JP H11243753 A JPH11243753 A JP H11243753A JP 5455298 A JP5455298 A JP 5455298A JP 5455298 A JP5455298 A JP 5455298A JP H11243753 A JPH11243753 A JP H11243753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
tank
combine
fuel supply
posture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5455298A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahiko Fukuda
禎彦 福田
Ayako Fujita
綾子 藤田
Sakae Sonoyama
栄 園山
Akira Yamagata
彰 山形
Akira Ota
彰 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP5455298A priority Critical patent/JPH11243753A/ja
Publication of JPH11243753A publication Critical patent/JPH11243753A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Combines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グレンタンクの後方で、横方向に突出する燃
料供給作業姿勢と、上方に回動退避する格納姿勢とに切
換可能なタンク載台を設けることにより、燃料供給作業
を楽に能率よく行うと共に、コンバイン作業及び排稈処
理装置のメンテナンス作業等を良好に行うことができる
コンバインの燃料供給構造。 【解決手段】 機台1の前部に刈取部を配置し、後方の
両側に排稈処理装置2を後部に有する脱穀機3とグレン
タンク6を配置し、機台1上に7を搭載し、その燃料タ
ンク8の給油口80を排稈処理装置2とグレンタンク6
との間で形成される空間部Kに設けると共に、燃料を収
容した燃料容器を載置可能なタンク載台9を、前記給油
口80の下方で機台1から、後方に突出する燃料供給作
業姿勢と上方に向けて回動退避する格納姿勢とに切換固
定可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインの燃料
供給構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機台の前部に刈取部を配置すると
共に、後方の両側に排稈処理装置を後部に有する脱穀機
とグレンタンクを配置し、機台上の適当な箇所にエンジ
ンを搭載したコンバインは、大型のコンバインとする場
合に配置スペース上の観点から燃料タンクを脱穀機とグ
レンタンクとの間で形成される空間部に設けるのが普通
であり、このようなコンバインは燃料タンクの給油口を
グレンタンクの後方に向けて突設させて燃料供給作業を
行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成によるコンバインの燃料供給作業は、コンバインが大
型化すると、燃料タンクの給油口がグレンタンクの後部
で地上から略1メートル程度の高い位置になるため、こ
の給油口に燃料を供給しようとするときは、燃料罐を手
で高く持ち上げた状態で給油しなければならず、その作
業姿勢が困難であり、また、地上に燃料罐を置いた場合
は高価な電動ポンプを用いて燃料タンクに給油しなけれ
ばならない等の煩雑な作業を強要される問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
するために本発明のコンバインの燃料供給構造は、機台
1の前部に刈取部を装架すると共に、後方の両側に排稈
処理装置2を後部に有する脱穀機3とグレンタンク6を
配置し、機台1の適所にエンジン7を搭載し、その燃料
タンク8の給油口80を排稈処理装置2とグレンタンク
6との間で形成される空間部に設けたコンバインにおい
て、燃料を収容した燃料容器を載置可能なタンク載台9
を、前記給油口80の下方で機台1から、後方に突出す
る燃料供給作業姿勢と上方に向けて回動退避する格納姿
勢とに切換固定可能に設けたことを特徴としている。
【0005】また、タンク載台9を機台1の外側寄りで
格納姿勢とし、排稈処理装置2のメンテナンス作業姿勢
における回動時の接当を防止するようにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係わる燃料供給構造を備
えたコンバインAを示し、このコンバインAは従来の大
型コンバインと同様に、クローラ式の走行装置1aを有
する機台1の前部に刈取部(不図示)を昇降可能に装架
し、そして後方の左側にカッター等の排稈処理装置2を
後述する構成によって備えた脱穀機3を搭載すると共
に、右側に前方より運転席4と後部に穀粒排出装置5を
有するグレンタンク(穀粒タンク)6を配置構成してい
る。
【0007】そして、このコンバイAは、エンジン7を
上記運転席4の座席シートの下部に搭載している。そし
て燃料タンク8は、図2,図3で示すように脱穀機3と
グレンタンク6との後部側の間に形成される空間部内に
設置し、燃料タンク8からエンジン7に燃料を送給する
ように形成し、更に燃料タンク8の給油口80を給油パ
イプ81を介して、前記グレンタンク7の後部と排稈処
理装置2の右側の側壁20とで平面視において切欠状に
形成されるコーナ部である「空間部K」において後方上
方に向けて突設し、空間部Kの下側に、後述する構成に
よって設けたタンク載台9とによって本発明の燃料供給
構造を構成している。
【0008】尚、図示例においては上記排稈処理装置2
はデスク方式のカッターを示しており、箱型のカッター
枠21(図3)の外周には切断藁の周囲への飛散を防止
するカッターカバー22を機台1の後方部分に設けてい
る。また、排稈処理装置2は前記側壁20部分に突設し
た複数の支持腕23を穀粒排出装置5の揚送筒50の後
方に隣設させて機台1から立設した支柱10(図2)に
回動可能に支持しており、脱穀機3の後方を閉止するよ
うに位置させた作業姿勢から、上記支柱10を支点とし
て後方に回動してメンテナンス作業姿勢に切換可能に構
成している。
【0009】このメンテナンス作業姿勢においては側壁
20部分が前記コーナ部に形成された空間部K内にタン
ク載台9や揚送筒50等との接当を防止した状態で位置
させることにより、排稈処理装置2の前面と脱穀機3の
後部を広く開放して、両者の清掃等メンテナンス作業を
容易に行うことができるものである。次に、前記タンク
載台9の構成について説明する。
【0010】このタンク載台9は、20リットル程度の
燃料を収容可能な燃料罐等の燃料容器(不図示)を載置
できる強度を持つ平板で形成され、その基部を機台1の
後端に設けた支軸90を支点に図3の実線で示す燃料供
給作業を行う作業姿勢と、コンバイン作業を行う点線で
示す格納姿勢とに切換回動可能に取付固定している。そ
して、タンク載台9は作業姿勢においてはその下部が機
台1に設けたストッパ91に接当することにより下方へ
の回動を防止されて位置決めされると共に、上方に回動
させた格納姿勢においては、タンク載台9の内側後方に
突設した丸棒状の取付片92を、機台1側に設けた弾性
を有する二股状の挟持片からなる係止片93内に嵌挿す
ることによって、タンク載台9を係脱可能に簡単に姿勢
維持をするように構成している。
【0011】また、上記タンク載台9は機台1の右側最
外側に配置し、格納姿勢(上方にあげた状態)において
係止片93で前傾姿勢(上方にあげた姿勢)に支持でき
るように構成し、前記排稈処理装置2をメンテナンス作
業姿勢に回動する際に、カッターカバー22がタンク載
台9に接当することを回避して、排稈処理装置2の回動
を充分に行って、メンテナンス作業を容易にできるよう
にしている。
【0012】以上のように構成したコンバインの燃料供
給構造を使用する際は次のようにして行う。まず、燃焼
供給作業を行う場合には、コンバイン作業時に上方にあ
げた格納姿勢にあるタンク載台9を、取付片92と係止
片93との係合を外して支軸90を支点に後方に下方回
動させて作業姿勢に姿勢切換を行って、突出姿勢にある
タンク載台9上に燃料容器を載置する。
【0013】そしてタンク載台9に安定よく載置された
燃料容器から簡易型の手動ポンプ或いは適宜な導管等を
介して、この側方に位置する給油口80内に給油を行う
と、給油口80内に供給された燃料は燃料パイプ81を
介して、燃料タンク8内に速やかに送給して燃料供給作
業を完了させることができるものである。次に、コンバ
イン作業を行う場合には、上記作業姿勢にあるタンク載
台9を上方に回動させた取付片92を係止片93に係止
させて格納姿勢に切り換えると、タンク載台9はグレン
タンク6後方の機体側に沿ったコンパクトな格納姿勢に
切り換えることができる。
【0014】従って、タンク載台9が機体旋回時の邪魔
になることなく、また排桿処理装置2の側方の「空間部
K」にタンク載台9を配置していることから、コンバイ
ン作業時に排稈処理装置2部分から飛散する塵埃の堆積
等を防止して作業を円滑に行わせることができるもので
ある。また、この際、タンク載台9は機体外側寄りで上
記の格納姿勢となるように構成していることにより、排
稈処理装置2をメンテナンス作業姿勢に切り換える場合
に、排稈処理装置2との接当を防止し、排稈処理装置2
と脱穀機3とを広く開放させることができるので、両者
のメンテナンス作業を簡単且つ能率よく行うことを可能
にする。
【0015】尚、タンク載台9は、上記作業姿勢におい
て足掛け台としても利用することができ、この場合には
タンク載台9に乗って穀粒排出装置5の上部のメンテナ
ンス作業等を行うことができる等の利点がある。
【0016】
【発明の効果】以上のように構成した本発明は次のよう
な効果を奏することができる。請求項1の発明により、
グレンタンクと排稈処理装置との間で形成される空間部
に燃料タンクの給油口を設けて、その下方にタンク載台
を後方に突出する燃料供給作業姿勢と上方に回動退避す
る格納姿勢とに切換可能に設けることにより、燃料供給
作業時において、作業姿勢に切り換えたタンク載台上に
燃料容器を安定よく載置することができ、更に燃料容器
を給油口に接近させることができるから燃料供給作業を
楽に能率よく行うことができる。
【0017】また、コンバイン作業を行う場合には、作
業姿勢にあるタンク載台をグレンタンク後方の機体側に
沿ったコンパクトな格納姿勢に切り換えることができる
のでコンバイン作業時に排稈処理装置部分から飛散する
藁屑等がタンク載台に堆積するのを防止することができ
る。更に、排稈処理装置をメンテナンス作業姿勢に切り
換える場合に、この排桿処理装置との接当を防止して排
稈処理装置と脱穀機との間を広く開放させることができ
て、両者のメンテナンス作業を能率よく簡単に行うこと
ができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料供給構造を備えたコンバインを示
す後方斜視図である。
【図2】図1の要部の構成を示す平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【符号の説明】
1 機台 2 排稈処理装置 3 脱穀部
7 エンジン 8 燃料タンク 9 タンク載台 10 支柱 20 側壁 80 給油口 90 支軸
92 取付片 93 係止片 A コンバイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園山 栄 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 山形 彰 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 大田 彰 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台1の前部に刈取部を設けると共に、
    後方の両側に排稈処理装置2を後部に有する脱穀機3と
    グレンタンク6を配置し、機台1の適所にエンジン7を
    搭載し、その燃料タンク8の給油口80を排稈処理装置
    2とグレンタンク6との間で形成される空間部Kに設け
    たコンバインにおいて、 燃料を収容した燃料容器を載置可能なタンク載台9を、
    前記給油口80の下方で機台1から、後方に突出する燃
    料供給作業姿勢と、上方に向けて回動退避する格納姿勢
    とに切換固定可能に設けてなるコンバインの燃料供給構
    造。
  2. 【請求項2】 タンク載台9を機台1の外側寄りで格納
    姿勢とし、排稈処理装置2のメンテナンス作業姿勢にお
    ける回動時の接当を防止するように構成した請求項1の
    コンバインの燃料供給構造。
JP5455298A 1998-03-06 1998-03-06 コンバインの燃料供給構造 Pending JPH11243753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5455298A JPH11243753A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 コンバインの燃料供給構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5455298A JPH11243753A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 コンバインの燃料供給構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11243753A true JPH11243753A (ja) 1999-09-14

Family

ID=12973863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5455298A Pending JPH11243753A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 コンバインの燃料供給構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11243753A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216703A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2008245562A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP2010035426A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Yanmar Co Ltd コンバイン
WO2016178292A1 (ja) * 2015-05-01 2016-11-10 株式会社クボタ 作業機、作業車、および、作業機用キャノピー
JP2016210253A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 株式会社クボタ 作業機
JP2022116292A (ja) * 2020-11-04 2022-08-09 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 コンバイン

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216703A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Iseki & Co Ltd コンバイン
JP2008245562A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン
JP2010035426A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Yanmar Co Ltd コンバイン
WO2016178292A1 (ja) * 2015-05-01 2016-11-10 株式会社クボタ 作業機、作業車、および、作業機用キャノピー
JP2016210253A (ja) * 2015-05-01 2016-12-15 株式会社クボタ 作業機
CN107529723A (zh) * 2015-05-01 2018-01-02 株式会社久保田 作业机、作业车及作业机用天篷
CN107529723B (zh) * 2015-05-01 2021-09-21 株式会社久保田 作业机、作业车及作业机用天篷
CN113796210A (zh) * 2015-05-01 2021-12-17 株式会社久保田 作业机、作业车及作业机用天篷
JP2022116292A (ja) * 2020-11-04 2022-08-09 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 コンバイン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6827489B2 (ja) 普通型コンバイン
JPH11243753A (ja) コンバインの燃料供給構造
JP2010035426A (ja) コンバイン
JP2011172536A (ja) コンバインの穀粒回収部構造
JP2008245562A (ja) コンバイン
JP4785593B2 (ja) コンバイン
JP2007186049A (ja) 移動農機
JPS6119419A (ja) コンバインにおける回動式グレンタンク装置
JP3099375B2 (ja) グレンタンクの取付装置
JP2000238543A (ja) コンバインの燃料供給載台
US4032116A (en) Mixer attachment for mining vehicles
JPH09271255A (ja) コンバインの穀粒排出装置
JPH0639563Y2 (ja) 揚上筒の補強構造
JPH06253670A (ja) コンバインにおける穀粒タンク装置
JP3880199B2 (ja) コンバインの注油装置
JP4121214B2 (ja) コンバイン
JP2545660Y2 (ja) コンバインにおける給油装置
JPH08140463A (ja) コンバインにおける排出筒の支持構造
JPH06327346A (ja) コンバインのグレンタンク
JP2008024020A (ja) コンバイン
JPH0319695Y2 (ja)
JP2570251Y2 (ja) グレンタンクの増量構造
JPH10297277A (ja) コンバインの日除け収納構造
JP3063213B2 (ja) 脱穀装置の穀粒取出装置
JP2016082956A (ja) コンバイン