JPH1124363A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH1124363A
JPH1124363A JP9181104A JP18110497A JPH1124363A JP H1124363 A JPH1124363 A JP H1124363A JP 9181104 A JP9181104 A JP 9181104A JP 18110497 A JP18110497 A JP 18110497A JP H1124363 A JPH1124363 A JP H1124363A
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JP
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image forming
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image
gear
unit
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JP9181104A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の感光体ドラム上に形成した画像を転写
体上に重ね合わせる際、それら部材の周期的な回転ムラ
によって画像転写のレジストが変化するのを防止する。 【解決手段】 感光体ドラム21Yないし21Kの各全
周長LSと転写位置Tに対する像露光位置の位相を同一
とした上で、転写体10の各転写位置T間の周面の長さ
tを感光体ドラム21の全周長LSの整数倍となるよう
に設定することにより、各感光体ドラム21が各転写位
置Tにおいて周面上の特定した位置を転写体10の周面
に対向出来るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の像形成体上
に形成されたトナー像を、重ね合わせてカラー画像を形
成する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラー画像形成装置は、
種々提案されているが、プリントスピードや今後の情報
化社会において幅広い対応を持つカラーシステムとし
て、4色を同時に並列処理することが可能なタンデム方
式(複数の感光体を使用する方式)が有望視されてい
る。
【0003】このタンデム方式による多色のカラー画像
を形成する方法の1つとして、像形成体の周囲に現像手
段、露光手段などを配置した複数の画像形成ユニット
を、転写体の周囲に配置し、それぞれ像形成体に形成し
た単色のトナー像を、ドラム状の転写体上に重ね合わせ
てカラー画像を形成するカラー画像形成装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラー画像形成装置で
は、複数の像形成体上に形成される各トナー像を、転写
手段上で完全に重ね合わされることが必要である。
【0005】しかしながら各像形成体や転写体又はそれ
等を回転させる駆動用の歯車などに偏芯或いは周期的な
回転ムラがあると各トナー像の重ね合わせ位置即ちレジ
ストにズレを生じて高品質のカラー画像が得られないと
云う問題がある。
【0006】本発明はこの点を解決して改良した結果、
前述した像形成体等の偏芯や回転ムラがトナー像のレジ
ストに反映しないように構成し、それによって常に高品
質のカラー画像の得られるカラー画像形成装置の提供を
目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体の
周囲に現像手段と露光手段とを備え、前記像形成体上に
トナー像を形成する複数組の画像形成ユニットと、前記
複数組の画像形成ユニットが周囲に配置され、前記像形
成体上に形成されたトナー像を転写してカラートナー像
を形成するドラム状の転写手段とを有したカラー画像形
成装置において、前記各像形成体は全周長及び像露光位
置より転写位置までの周長をそれぞれ同一とし、前記ド
ラム状の転写手段は前記各転写位置間の周長を前記像形
成体全周長の整数倍としたことを特徴とするカラー画像
形成装置(請求項1に係わる発明)、及び像形成体の周
囲に現像手段と露光手段とを備え、前記像形成体上にト
ナー像を形成する複数組の画像形成ユニットと、前記複
数組の画像形成ユニットが周囲に配置され、前記像形成
体上に形成されたトナー像を転写して、カラートナー像
を形成するドラム状の転写手段とを有したカラー画像形
成装置において、前記ドラム状の転写手段の周面に沿っ
て設けた転写体歯車は、この転写体歯車に歯合する駆動
歯車によって駆動され、前記像形成体の周面に沿って設
けた像形成体歯車は前記転写体歯車と歯合していて前記
各像形成体は全周長及び像露光位置より転写位置までの
周長をそれぞれ同一とし、前記転写手段の全周長は前記
像形成体全周長の整数倍であって、前記転写体歯車の歯
数は前記駆動歯車の歯数の整数倍としたことを特徴とす
るカラー画像形成装置(請求項2に係わる発明)及び像
形成体の周囲に現像手段と露光手段とを備え、前記像形
成体上にトナー像を形成する複数組の画像形成ユニット
と、前記複数組の画像形成ユニットが周囲に配置され、
前記像形成体上に形成されたトナー像を転写してカラー
トナー像を形成するドラム状の転写手段とを有したカラ
ー画像形成装置において、前記ドラム状の転写手段の周
面に沿って設けた転写体歯車は、この転写体歯車に歯合
する駆動歯車によって駆動され、前記像形成体の周面に
沿って設けた像形成体歯車は前記転写体歯車と歯合して
いて、前記各像形成体は全周長及び像露光位置より転写
位置までの周長をそれぞれ同一とし、前記ドラム状の転
写手段は前記各転写位置間の周長を前記像形成体全周長
の整数倍とすると共に、前記像形成体歯車の歯数は前記
駆動歯車の歯数の整数倍としたことを特徴とするカラー
画像形成装置(請求項3に係わる発明)によって達成さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の説明に先立
って本発明のカラー画像形成装置の全般的な構成とその
機能を図1ないし図3によって説明する。
【0009】転写手段10は、その周囲に配置されてい
る4組の画像形成ユニット20Y、20M、20C、2
0Kにより形成されたイエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を順次重ね
合わせて担持する。この転写手段10は、ドラム状の転
写体10であって、円筒状の金属基体であるアルミニウ
ム基体11上に、弾性層として導電性ゴム層12(厚さ
500〜5000μm、電気抵抗108〜1011Ω・c
mのウレタンゴム層)と、さらにその上に離形性フィル
ム13(分離用として、厚さ20〜200μm、電気抵
抗1010〜1016Ω・cmのテフロン層)が設けられて
いる。転写体10の周囲には、4組の画像形成ユニット
20Y、20M、20C、20K、転写紙転写手段3
0、クリーニング手段16が配設されている。この転写
体10は、図示しない前面・後面パネルに、図示しない
軸受けによって軸支され、さらに、転写体10の回転軸
を後面パネル外まで延設し、その先端にフライホイール
10Fが設けられている。このフライホイール10F
は、転写体10の回転が振動なく、スムーズに行うため
に、慣性力を付与するものである。前記の転写体10
は、一体とする周面上の転写体歯車10Gに駆動用のモ
ータMの駆動歯車DGを噛合していて、その動力により
駆動回転される。
【0010】4組の画像形成ユニット20Y、20M、
20C、20Kは、それぞれ形成するトナー像の色が異
なるだけで、同じ構成をしているので、画像形成ユニッ
ト20Yを例にして説明する。
【0011】画像形成ユニット20Yは、像形成体であ
る感光体ドラム21Yの周囲に、像形成体帯電手段22
Y(以下、単に帯電手段22Y、あるいは、帯電器22
Yという)、露光手段23Y、現像手段24Y、像形成
体クリーニング手段25Y(以下、単にクリーニング手
段25Y、あるいは、クリーニングブレード25Yとい
う)を配置し、感光体ドラム21Y上にイエロートナー
像を形成するものである。また、本実施の形態において
は、この画像形成ユニット20Yのうち感光体ドラム2
1Y、帯電手段22Y、現像手段24Y、クリーニング
手段25Yを一体化してプロセスカートリッジとして、
着脱可能としているが、これに限らず、少なくとも感光
体ドラム21Yと現像手段24Yとを一体化していれば
よい。イエロートナー像を形成する感光体ドラム21Y
は、円筒状の導電性基体上に、光導電性感光層を設けた
ものである。この感光体ドラム21Yの両端には、転写
体10との間隙保持を維持するために、感光体ドラム2
1Yと同軸に、転写体10に当接する突当コロ211Y
が設けられている。突当コロ211Yが当接する転写体
10の当接部10Tは、弾性層12を設けずに、突当コ
ロ211Yが直接アルミニウム基体11に当接するよう
構成している。また、感光体ドラム21Yの一方の端部
には、転写体10の転写体歯車10Gに歯合する感光体
歯車21GYが設けられている。これらにより、感光体
ドラム21Yは、転写体10との位置決めがなされ、転
写体10に従動する方向に回転駆動される。
【0012】帯電手段22Yは、感光体ドラム21Yに
対して一様な電位を与える手段であって、本実施の形態
においては、感光体ドラム21Yと接触しながら従動回
転をするローラ状の帯電器22Yが用いられている。
【0013】露光手段23Yは、帯電器22Yによって
一様な電位を与えられた感光体ドラム21Y上に、画像
信号(イエロー)に基づいて露光を行い、イエローの画
像に対応する静電潜像を形成する手段であって、この露
光手段23Yとしては、感光体ドラム21Yの軸方向に
アレイ状に発光素子を配列したLEDと結像素子(商品
名;セルフォックレンズ)とから構成されるもの、ある
いは、レーザー光学系などが用いられる。
【0014】現像手段24Yは、現像剤であるイエロー
トナーを収容し、感光体ドラム21Y上に形成された静
電潜像を反転現像して、イエロートナー像を形成する手
段である。本実施の形態の現像手段24Yにおいては、
現像手段24Y内に収容されているイエロートナーを、
撹拌部材241Yにより撹拌した後、矢示の方向に回転
する表面が弾性(スポンジ)のトナー供給ローラ242
Yにより、現像スリーブ243Yへ供給する。このと
き、薄層形成部材244Yにより現像スリーブ243Y
上のイエロートナーを均一の薄層とする。現像手段24
Yの現像作用に際しては、矢示の方向に回転する現像ス
リーブ243Yに対し、直流あるいはさらに交流を加え
た現像バイアスが印加され、現像手段24Yの収容する
一成分によるジャンピング現像が行われて、接地されて
いる感光体ドラム21Yに対して、トナーと同極性の直
流成分と交流成分とを重畳したバイアスを印加して、非
接触の反転現像が行われる。なお、現像スリーブ243
Yの画像領域外の両端部に設けられた図示しない突当コ
ロが、感光体ドラム21Yに当接することにより、現像
スリーブ243Yと感光体ドラム21Yとを非接触に保
っている。なお、本実施の形態においては非接触現像で
はなく、接触現像を用いることもできる。
【0015】感光体ドラム21Y上に形成されたイエロ
ーのトナー像は、突当コロ211Yにより位置決めされ
て転写体10と接触し、トナーと逆極性のバイアス電圧
の印加される転写体10により、順次、転写体10上に
転写される。
【0016】クリーニング手段25Yは、イエロートナ
ー像が転写体10に転写された後に、感光体ドラム21
Y上に残留したイエロートナーを、感光体ドラム21Y
上から除去するための手段であって、本実施の形態にお
いては、クリーニングブレード25Yが感光体ドラム2
1Yに摺接することにより、残留トナーの除去を行って
いる。
【0017】このようにして、画像形成ユニット20Y
により、帯電、露光、現像の行程により形成された画像
信号(イエロー)に対応したイエロートナー像は、転写
体10上に転写される。
【0018】その他の画像形成ユニット20M、20
C、20Kも同様に、それぞれ感光体ドラム21M、2
1C、21K上に、画像信号(マゼンタ)に対応したマ
ゼンタトナー像、画像信号(シアン)に対応したシアン
トナー像、画像信号(黒)に対応した黒トナー像が並列
処理的に、同期をとりながら形成される。そして、各画
像形成ユニット20Y、20M、20C、20Kの各感
光体ドラム21Y、21M、21C、21K上に形成さ
れたトナー像は、順次、1〜2kVの転写バイアスを印
加した転写体10上に転写され、トナー像が重ね合わさ
れる。全てのトナー像が重ね合わさると、転写体10上
に、カラートナー像が形成される。
【0019】一方、転写体10の下部には、転写材収納
手段である給紙カセットCAが設けられ、給紙カセット
CA内に収容された転写材である転写紙Pは、給紙ロー
ラr1の作動により、給紙カセットCA内から搬出さ
れ、タイミングローラ対r2へと送られる。タイミング
ローラ対r2は、転写体10上に形成されたカラートナ
ー像と同期するように、転写紙Pを送り出す。
【0020】送り出された転写紙Pは、転写位置で転写
紙転写手段30により、転写体10上に形成されたカラ
ートナー像を転写される。この転写紙転写手段30は、
アースされたローラ31、転写ベルト32、紙帯電器3
3、転写電極34、紙分離AC除電器35から構成され
ている。
【0021】送り出された転写紙Pは、ローラ31に張
設され、転写体10の周速度に同期して矢示の方向に回
転する転写ベルト32により、転写位置へと搬送され
る。転写ベルト32は、108〜1014Ω・cmの高抵
抗のベルト状のものである。この際、転写紙Pは、転写
材帯電手段としての紙帯電器33によりトナーと同極性
に紙帯電され、転写ベルト32に吸着されて転写位置へ
と給送される。トナーと同極性に紙帯電を行うことによ
り、転写体10上のカラートナー像と引き合うことを防
止して、カラートナー像の乱れを防止している。また、
転写材帯電手段としては、転写ベルト32に接離可能な
通電ローラやブラシ帯電器など用いることができる。
【0022】転写位置では、転写電極34により、転写
体10上のカラートナー像が、転写紙P上へと転写され
る。この転写電極34により、転写紙Pの裏面には、転
写体10のバイアスより高いトナーと反対極性の電圧で
ある1.5〜3kVの電位となるように、コロナ放電が
なされる。
【0023】カラートナー像の転写を受けた転写紙P
は、転写ベルト32によりさらに搬送され、転写材分離
用としての紙分離AC除電器35により除電され、転写
ベルト32より分離され、定着手段40へと搬送され
る。定着手段40において、加熱ローラ41と加圧ロー
ラ42とにより加熱・圧着されカラートナー像が転写紙
P上に容着・定着された後、転写紙Pは排紙ローラ対r
3によりカラー画像形成装置の上部に設けられたトレイ
上に排出される。
【0024】一方、カラートナー像が転写紙Pへ転写さ
れた転写体10は、転写体クリーニング手段16である
クリーニングブレード161によって、転写体10上を
摺擦され、転写体10上に残留した残留トナーを除去・
清掃される。また、転写ベルト32上には、転写ベルト
クリーニング手段36としてブレードが摺接しており、
紙分離後の転写ベルト32上をクリーニングする。
【0025】本実施の形態においては、感光体ドラム2
1上にトナー像を形成する各手段をを一体化した画像形
成ユニット20を、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の
4色分として4組備えている。そして、これら4組の画
像形成ユニット20Y、20M、20C、20Kを、カ
ラー画像形成装置の鉛直線であって転写体10の回転中
心を通る垂直線(図1中の一点鎖線)に対し、左右にそ
れぞれ2個ずつになるように配置することにより、四角
い等方形とすることができたので、歪みや熱変形を受け
難いカラー画像形成装置になる。さらに、スペースの効
率化が図られてコンパクトで、バランスがとれ、転写体
10にかかる負荷の均一化を図り回転を安定させること
ができ、ユニットの交換性を向上させることができる。
【0026】さらに、この垂直線に対して、各感光体ド
ラム21M、21C、21Y、21Kと転写体10とが
接する位置までの角度θ3、θ4、θ5、θ6を、 θ3=45゜±20゜の範囲内(25゜≦θ3≦65゜) θ4=45゜±20゜の範囲内(25゜≦θ4≦65゜) θ5=120゜±20゜の範囲内(100゜≦θ5≦14
0゜) θ6=120゜±20゜の範囲内(100゜≦θ6≦14
0゜) とすることにより、転写体10に対して、各画像形成ユ
ニット20Y、20M、20C、20Kを放射状にかつ
等方的に配置するので、バランスがとれ、転写体10に
かかる負荷の均一化を図り回転を安定させることがで
き、更に、ユニットの交換性を向上させることができ
る。
【0027】また、θ5−90゜<θ3、θ6−90゜<
θ4、の条件を満たすことにより、転写紙転写手段30
やクリーニング手段16のスペースを確保することが容
易となり、好ましい。
【0028】図4は前記の駆動歯車DGから転写体10
及び各感光体ドラム21への動力伝達を示す模式図であ
る。前記転写体歯車10G及び各感光体歯車は21GY
〜21GKは転写体10及び各感光体ドラム21の外径
にそれぞれ一致する刻み円(ピッチ円)直径をもって互
いに噛合されていて、転写体歯車10Gに噛合する駆動
歯車DGの動力伝達により転写体10は時計方向に、各
感光体ドラム21は反時計方向にそれぞれ等しい周速を
もって回転される。
【0029】前記各感光体ドラムは全周長と各像露光位
置より転写体10との接点即ち転写位置Tに至る回転下
流側即ち反時計方向の周長が何れも同一にされている。
【0030】(実施の形態1)請求項1の係わる発明の
実施形態を図5によって説明する。
【0031】感光体ドラム21Y,21M,21C及び
21Kは全周長を何れも同じ長さの全周長LSに設定さ
れ、かつ各感光体ドラム21への各露光手段23による
露光位置から各転写位置Tまでの周長は何れも同じ長さ
Wに設定されている。
【0032】また転写体10に対する感光体ドラム21
Y,21M及び21C上の各トナー像の各転写位置Tか
らそれぞれに転写体10の回転下流側に位置した感光体
ドラム21M,21C及び21K上の各トナー像の各転
写位置Tに至る転写体10の各周面長Ltが、各感光体
ドラム21に共通の全周長LSの整数倍例えば本実施形
態においては正確に2倍に設定されていて、それにより
各転写位置Tにおいてそれぞれの感光体ドラム21は常
に転写体10の周面の特定した位置で転写体10に対向
するよう構成されている。
【0033】その結果感光体ドラムに偏芯その他に基因
する周期的な回転ムラがあったとしても、各トナー像転
写のレジストは変化せず各トナー像は正確な重ね合わせ
の位置において転写される。
【0034】(実施の形態2)請求項2に係わる発明の
実施形態を図6によって説明する。
【0035】感光体ドラム21Y,21M,21C及び
21Kは全周長を何れも同じ長さの全周長LSに設定さ
れ、かつ各感光体ドラム21への各露光手段23による
露光位置から各転写位置Tまでの周長は何れも同じ長さ
Wに設定されている。
【0036】また転写体10はその全周長LTが各感光
体ドラム21に共通とする全周長LSの整数倍例えば本
実施形態においては正確に8倍に設定されていて、それ
により転写体10の一回転毎に各感光体ドラム21の回
転位相が周期的に一致される。
【0037】更に転写体歯車10Gの歯数は駆動歯車D
Gの整数倍例えば本実施形態においては正確に16倍に
設定されていて、転写体10は一回転毎に初期の状態に
戻るよう構成されている。
【0038】その結果駆動歯車DGに偏芯或いは駆動系
に基因する周期的な回転ムラがあったとしても各感光体
ドラム21に同一周期の回転ムラが伝達されることとな
って、トナー像転写のレジストは変化しないで各トナー
像は転写体10に対し位相を同期して転写される。
【0039】従って仮に各トナー像のレジストにズレが
あるときも、このズレは転写体10の一回転毎に同じ状
態で繰り返されることとなるので、予めこのズレをなく
すようプログラムを作成し、これに従って露光手段23
の発光タイミングを制御することによって、各トナー像
のレジストは完全に合致させることができる。
【0040】(実施の形態3)請求項3に係わる発明の
実施形態を図7のよって説明する。
【0041】感光体ドラム21Y,21M,21C及び
21Kは全周長を何れも同じ長さの全周長LSに設定さ
れ、かつ各感光体ドラム21への各露光手段23による
露光位置から各転写位置Tまでの周長は何れも同じ長さ
Wに設定されている。
【0042】また転写体10に対する感光体ドラム21
Y,21M及び21C上の各トナー像の各転写位置Tか
らそれぞれに転写体10の回転下流側に位置した感光体
ドラム21M,21C及び21K上の各トナー像の各転
写位置Tに至る転写体10の各周面長Ltが、各感光体
ドラム21に共通の全周長LSの整数倍例えば本実施形
態においては正確に2倍に設定されていて、それにより
各転写位置Tにおいてそれぞれの感光体ドラム21は常
に転写体10の周面の特定した位置で転写体10に対向
するよう構成されている。
【0043】更に感光体歯車21Gの歯数は駆動歯車D
Gの整数倍、例えば本実施形態においては正確に2倍に
設定されている。
【0044】その結果、駆動系に基因する周期的な回転
ムラがあったとしても各トナー像転写のレジストは変化
せず、各トナー像は正確な重ね合わせの位置において転
写される。
【0045】更にまた転写体歯車10Gの歯車は駆動歯
車DGの整数倍例えば本実施形態においては正確に16
倍に設定されていて、転写体10は一回転毎に初期の状
態に戻るよう構成されている。
【0046】かかる構成とすることによって駆動系に基
因する周期的な回転ムラも同じ位相で画像形成ユニット
20で形成された露光画像の転写がなされるので、トナ
ー像の位相のズレは完全に解消することとなる。但し例
えば画像形成ユニット20の取り付け誤差に基づくレジ
ストの不一致が生じるような場合も、一回転毎に同じ状
態で繰り返されることとなるので、予めこのズレをなく
すようなプログラムを作成し、これに従って露光手段2
3の発光タイミングを制御することによって、各トナー
像のレジストは完全に合致させることができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明により、像形成体或いは
転写体の周期的な回転ムラが画像転写のレジストに反映
するのを防止し、転写体上でのトナー像の正確な重ね合
わせにより高品位の画像の得られるカラー画像形成装置
が提供されることとなった。
【0048】請求項2〜4の発明により請求項1の効果
に加えて動力源からの駆動歯車の偏芯等に基づく回転ム
ラのレジストへの影響も除去されることとなった。また
本発明においては、画像形成ユニットの取り付け調製誤
差等があってレジストの不一致等が生じた場合も、レジ
ストの不一致は転写体の一回転毎に繰り返して発生する
こととなるので、レジストの不一致を補正するようなプ
ログラムを作成し、これに基づく像露光を行うことで充
分に満足な画像の得られるカラー画像形成装置が提供さ
れることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の断面構成図。
【図2】画像形成ユニットの構成を示す要部図。
【図3】転写体と画像形成ユニットの斜視図。
【図4】像形成体への動力伝達を示す模式図。
【図5】実施形態1の周長を駆動歯車関係を示す説明
図。
【図6】実施形態2の周長と駆動歯車関係を示す説明
図。
【図7】実施形態3の周長と駆動歯車関係を示す説明
図。
【符号の説明】
10 転写体(転写手段) 10G 転写体歯車 20 画像形成ユニット 21 感光体ドラム 21G 感光体歯車 22 像形成体帯電手段(帯電器) 23 露光手段 24 現像手段 30 転写紙転写手段 40 定着手段 T 転写位置 DG 駆動歯車 LS 感光体ドラム周長 LT 転写体周長

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体の周囲に現像手段と露光手段と
    を備え、前記像形成体上にトナー像を形成する複数組の
    画像形成ユニットと、前記複数組の画像形成ユニットが
    周囲に配置され、前記像形成体上に形成されたトナー像
    を転写してカラートナー像を形成するドラム状の転写手
    段とを有したカラー画像形成装置において、前記各像形
    成体は全周長及び像露光位置より転写位置までの周長を
    それぞれ同一とし、前記ドラム状の転写手段は前記各転
    写位置間の周長を前記像形成体全周長の整数倍としたこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像形成体の周囲に現像手段と露光手段と
    を備え、前記像形成体上にトナー像を形成する複数組の
    画像形成ユニットと、前記複数組の画像形成ユニットが
    周囲に配置され、前記像形成体上に形成されたトナー像
    を転写して、カラートナー像を形成するドラム状の転写
    手段とを有したカラー画像形成装置において、前記ドラ
    ム状の転写手段の周面に沿って設けた転写体歯車は、こ
    の転写体歯車に歯合する駆動歯車によって駆動され、前
    記像形成体の周面に沿って設けた像形成体歯車は前記転
    写体歯車と歯合していて、前記各像形成体は全周長及び
    像露光位置より転写位置までの周長をそれぞれ同一と
    し、前記転写手段の全周長は前記像形成体全周長の整数
    倍であって、前記転写体歯車の歯数は前記駆動歯車の歯
    数の整数倍としたことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 像形成体の周囲に現像手段と露光手段と
    を備え、前記像形成体上にトナー像を形成する複数組の
    画像形成ユニットと、前記複数組の画像形成ユニットが
    周囲に配置され、前記像形成体上に形成されたトナー像
    を転写してカラートナー像を形成するドラム状の転写手
    段とを有したカラー画像形成装置において、前記ドラム
    状の転写手段の周面に沿って設けた転写体歯車は、この
    転写体歯車に歯合する駆動歯車によって駆動され、前記
    像形成体の周面に沿って設けた像形成体歯車は前記転写
    体歯車と歯合していて、前記各像形成体は全周長及び像
    露光位置より転写位置までの周長をそれぞれ同一とし、
    前記ドラム状の転写手段は前記各転写位置間の周長を前
    記像形成体全周長の整数倍とすると共に、前記像形成体
    歯車の歯数は前記駆動歯車の歯数の整数倍としたことを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写体歯車の歯数は前記駆動歯車の
    歯数の整数倍としたことを特徴とする請求項3のカラー
    画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6282392B1 (en) 1999-03-11 2001-08-28 Nec Corporation Image formation apparatus
JP2001272857A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置及び画像形成プロセスユニット
CN103053681A (zh) * 2012-10-29 2013-04-24 林祥 一种酱金桔

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JP2001272857A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置及び画像形成プロセスユニット
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