JPH11242927A - 圧力検出器 - Google Patents

圧力検出器

Info

Publication number
JPH11242927A
JPH11242927A JP6218298A JP6218298A JPH11242927A JP H11242927 A JPH11242927 A JP H11242927A JP 6218298 A JP6218298 A JP 6218298A JP 6218298 A JP6218298 A JP 6218298A JP H11242927 A JPH11242927 A JP H11242927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
housing
mounting member
wall
element mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6218298A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nishide
光男 西出
Mitsutoshi Matsushita
充利 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keyence Corp filed Critical Keyence Corp
Priority to JP6218298A priority Critical patent/JPH11242927A/ja
Publication of JPH11242927A publication Critical patent/JPH11242927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立性の良い圧力検出器を提供すると共に素
子取付具に起因して検出精度が低下するおそれがない圧
力検出器を提供する。 【解決手段】 流体の圧力を検知する圧力検出素子1を
素子取付具3により筐体2の第1壁部21に取り付ける
と共に素子取付具3の表面を覆う位置に配線基板を配設
した圧力検出器に関する。筐体2における第1壁部21
に隣接し、かつ、互いに対向する一対の第2壁部22
に、素子取付具3の両端の被係合部3aが係合する係合
部22aを設けると共に、素子取付具3の両端の被係合
部3aが両係合部22aに係合していることで、素子取
付具3と筐体2の第1壁部21との間で圧力検出素子1
を挟むようにして、圧力検出素子1を筐体2に取り付け
る。素子取付具3を樹脂で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力検出器の特に
圧力検出素子の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の圧力検出器の一例を示す。
図4において、圧力検出素子1は、対象となる流体の圧
力を受けて、たとえばダイヤフラムのような歪み部が変
形することにより圧力を検出する。該圧力検出素子1
は、素子固定バンド100をビス101でケース200
に締結することにより、ケース200に固定されてい
る。なお、前記ビス101の軸力により、図示しないシ
ール用のOリングを圧縮している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では、圧力検出素子1を組み立てる際に、3cm程度の小
さなケース200内において一対のビス101をねじ込
む作業が必要となるから、組立の作業性が悪い。したが
って、本発明の主目的は、組立性の良い圧力検出器を提
供することである。
【0004】また、従来は前記素子固定バンド100が
板金製であったため、該素子固定バンド100がアンテ
ナとなってノイズ(外乱)を拾い、そのため、検出精度
が低下したり、誤動作の生じるおそれがあった。したが
って、本発明の他の目的は、素子取付具に起因して検出
精度が低下するおそれがない圧力検出器を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記主目的を達成するた
めに、本発明は、圧力検出素子を素子取付具により筐体
の第1壁部に取り付けると共に素子取付具の表面を覆う
位置に配線基板を配設した圧力検出器において、筐体に
おける第1壁部に隣接し、かつ、互いに対向する一対の
第2壁部に、素子取付具の両端の被係合部が係合する係
合部を設けると共に、素子取付具の両端の被係合部が前
記両係合部に係合していることで、素子取付具と筐体の
第1壁部との間で圧力検出素子を挟むようにして、該圧
力検出素子を前記筐体に取り付けている。
【0006】本発明では、素子取付具を筐体内に押し込
んで、素子取付具を筐体の第2壁面間に架設することに
より、素子取付具と筐体の第1壁面との間で圧力検出素
子を挟むようにして、該圧力検出素子を筐体内に取り付
ける。
【0007】本発明において、「挟むようにして」と
は、素子取付具と筐体の第1壁面との間で圧力検出素子
を挟み付ける必要はなく、若干の隙間があってもよいこ
とを意味している。なお、素子取付具は、樹脂(プラス
チック)で形成するのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。本圧力検出器は、図1に示す圧
力検出素子1、箱型の本体ケース(筐体)2および素子
取付具3と、図2(b)に示す配管用ジョイント7など
を備えている。
【0009】前記圧力検出素子1は流体の圧力を検知す
るもので、配線基板5に接続された複数の端子10を有
している。該圧力検出素子1は、検出対象となる流体を
素子ケース11内に導入する管部12を有しており、本
体ケース2の第1壁部21に設けた貫通孔20に前記管
部12が挿通されている。前記圧力検出素子1は第1壁
部21の貫通孔20から本体ケース2の外方に突出して
おり、該突出部分に装着されたゴムリング(シールリン
グ)6により本体ケース2の内部に、検出対象である流
体の圧力が付加されるのを防止する。また、前記素子ケ
ース11内には、圧力の感知部である金属ダイヤフラム
(図示せず)が収容されている。なお、該金属ダイヤフ
ラムには歪ゲージ(図示せず)が貼付されている。
【0010】前記本体ケース2には図2(b)に示す蓋
4が嵌合され、該蓋4には検出値等を表示する表示部
(図示せず)が設けられている。すなわち、本圧力検出
器は検出ヘッドである圧力検出素子1と、信号処理回路
を備えた配線基板5とが前記本体ケース2および蓋4内
に収容されている。
【0011】前記本体ケース2の第1壁部21には、図
3のように圧力検出素子1が嵌まり込む図1の小室状の
姿勢規制部23が一体に形成されている。該姿勢規制部
23は、圧力検出素子1の素子ケース11が係合するこ
とで、圧力検出素子1が第1壁部21に沿って(管部1
2の回りに)回転するのを防止する。
【0012】前記箱型の本体ケース2における第1壁部
21に隣接し(第1壁部21から立設され)、かつ、互
いに対向する一対の第2壁部22には、係合凹部(係合
部)22aが設けられている。該係合凹部22aには、
図3および図2(b)に示すように、素子取付具3の両
端の被係合突起(被係合部)3aが嵌まり込んで係合し
ている。また、図1の前記第1壁部21には、前記素子
取付具3を本体ケース2に装着する際に被係合突起3a
を係合凹部22aに案内する浅い案内溝22bが形成さ
れている。前記素子取付具3の被係合突起3aが図2の
ように前記係合凹部22aに嵌まり込んで係合している
ことにより、素子取付具3と第1壁部21との間で圧力
検出素子1を挟むようにして、圧力検出素子1が本体ケ
ース2に取り付けられている。
【0013】ここで、素子ケース11を介してダイヤフ
ラムに外力が付加されると圧力検出の精度が低下する。
そのため、図2(b)の組立状態において、素子取付具
3は圧力検出素子1を押さえ付けておらず、したがっ
て、圧力検出素子1の表面13(図1)と素子取付具3
との間には微小な隙間が設定されている。一方、前記管
部12に装着されたゴムリング6は、本体ケース2と配
管用ジョイント7との間で挟み付けられて圧縮力が付加
されており、該ゴムリング6に圧縮力を加えることによ
り、圧力検出素子1が「ガタツク」ことなく本体ケース
2に固定されている。
【0014】前記素子取付具3はバンド状かつ板状で樹
脂(プラスチック)の成形品からなり、前記係合凹部2
2aに押し込んで係合させる際のバネ性、ならびに、後
述するように前記係合凹部22aとの係合を解除させる
際のバネ性を有している。また、該素子取付具3の両端
部には、図2(a)に示すように、切欠部3bが設けら
れている。該切欠部3bは、ピンセットなどの治具を、
素子取付具3と第2壁部22との間に挿入可能とするた
めのものである。なお、図を分かり易くするために、図
2(a)では素子取付具3にハッチングを施している。
【0015】つぎに、本圧力検出器の組立方法について
説明する。まず、図1の圧力検出素子1の素子ケース1
1を姿勢規制部23内に装着した後、素子取付具3の被
係合突起3aを案内溝22bに沿わせて素子取付具3を
図3のように本体ケース2内に押し込んで、図2の被係
合突起3aを係合凹部22aに嵌合させる。このよう
に、素子取付具3を本体ケース2に押し込むだけで圧力
検出素子1を本体ケース2に取り付けることができるか
ら、組立性が向上する。
【0016】その後、端子10に図2(b)の配線基板
5を半田付けした後、本体ケース2に蓋4を嵌合させ
る。この嵌合後、管部12にゴムリング6を装着し、配
管用ジョイント7を本体ケース2に締結する。
【0017】一方、分解時には、本体ケース2から蓋4
を取り外した後、図2(a)の切欠部3bにピンセット
などの治具を挿入して、素子取付具3を上方へ引き上げ
ることで、素子取付具3の被係合突起3aと本体ケース
2の係合凹部22aとの係合を解除させる。この際、二
点鎖線で示す配線基板5と圧力検出素子1の端子10と
が接続されたまま、配線基板5および圧力検出素子1を
取り出すことができる。すなわち、図4の従来のビス止
めでは素子固定バンド100の取外し時に配線基板5
(図2)が邪魔になるので、配線基板5(図2)と端子
10との半田付けを外した後に、素子固定バンド100
を取り外す必要があったため、圧力検出素子1と配線基
板5を一体のまま取り外すことができなかった。これに
対し、図2(b)の本圧力検出器では端子10と配線基
板5との半田付けを剥がす必要がないだけでなく、配線
基板5および圧力検出素子1が一体の状態で両者1,5
を取り出すことができ、したがって、この一体の状態で
不良品の解析を行うことができる。
【0018】ところで、前記実施形態では、素子取付具
3の被係合突起3aが本体ケース2の係合凹部22aに
嵌まり込んで係合しているが、本発明では、素子取付具
3に被係合用凹部を設け、本体ケース2に係合突起を設
けて、両者が係合するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧力検出
器によれば、素子取付具を筐体に押し込んで、素子取付
具の両端の被係合部を筐体の係合部に係合させること
で、圧力検出素子を筐体内に取り付けることができるか
ら、小さい筐体内において組立時に小さなビスをねじ込
む作業が不要になるから、組立の作業性が著しく向上す
る。
【0020】また、素子取付具を樹脂で形成すれば、バ
ンド状の素子取付具がアンテナとして作用しないから、
素子取付具がノイズを拾うおそれがなく、したがって、
検出精度が向上する。
【0021】また、前記素子取付具を筐体から取り外せ
るように、素子取付具にバネ性を持たせておけば、配線
基板と圧力検出素子とが一体の状態で、これらの部品を
取り出すことができ、不良品などの解析を行い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力検出器の一実施形態を示す拡大分
解斜視図である。
【図2】同拡大平面図および拡大断面図である。
【図3】同拡大斜視図である。
【図4】従来の圧力検出器を示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
1:圧力検出素子 12:管部 2:本体ケース 20:貫通孔 21:第1壁部 22:第2壁部 22a:係合凹部 23:姿勢規制部 3:素子取付具 3a:被係合突起 3b:切欠部 5:配線基板 6:ゴムリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の圧力を検知する圧力検出素子を素
    子取付具により筐体の第1壁部に取り付けると共に前記
    素子取付具の表面を覆う位置に配線基板を配設した圧力
    検出器において、 前記筐体における前記第1壁部に隣接し、かつ、互いに
    対向する一対の第2壁部に、前記素子取付具の両端の被
    係合部が係合する係合部を設けると共に、 前記素子取付具の両端の被係合部が前記両係合部に係合
    していることで、前記素子取付具と前記筐体の第1壁部
    との間で前記圧力検出素子を挟むようにして、該圧力検
    出素子を前記筐体に取り付けた圧力検出器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記素子取付具が樹脂で形成されている圧力検出器。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記素子取付具は樹脂製で板状に形成されていることに
    より、前記係合部に係合・解除させることを可能とする
    バネ性を有している圧力検出器。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記素子取付具の両端部の少なくとも一方の端部には、
    該素子取付具と筐体の係合を解除するための治具を素子
    取付具と前記第2壁部との間に挿入可能とする切欠部が
    設けられている圧力検出器。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記筐体の第1壁部には、前記圧力検出素子に係合する
    ことで、前記圧力検出素子が前記第1壁部に沿って回転
    するのを防止する姿勢規制部が一体に形成されている圧
    力検出器。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記圧力検出素子には検出対象となる流体を該圧力検出
    素子内に導入する管部が設けられ、 前記筐体の第1壁部には前記管部が挿通される貫通孔が
    形成され、 該貫通孔から前記筐体の外方へ突出する管部の外周に装
    着され、前記筐体の内部に検出対象となる流体の圧力が
    付加されるのを防止するシールリングが設けられ、 該シールリングに圧縮力が加えられていることで、前記
    圧力検出素子が前記筐体に固定されている圧力検出器。
JP6218298A 1998-02-25 1998-02-25 圧力検出器 Pending JPH11242927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218298A JPH11242927A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 圧力検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6218298A JPH11242927A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 圧力検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11242927A true JPH11242927A (ja) 1999-09-07

Family

ID=13192747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6218298A Pending JPH11242927A (ja) 1998-02-25 1998-02-25 圧力検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11242927A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0159023B1 (ko) 압력 센서
US6343953B2 (en) Structure for assembling a housing and a connector
KR19990082707A (ko) 압력센서
US10228009B2 (en) Vent for portable electronics combined with enclosure mounting fastener
JP2000337987A (ja) 圧力センサ装置
JP2013108942A (ja) 電子時計
CN111226097B (zh) 双干湿组合安装
US6278659B1 (en) Sensor mounting structure and electronics and watch having the structure
US7143650B2 (en) Pressure sensor
EP1369675A2 (en) Pressure sensor assembly
JPH11242927A (ja) 圧力検出器
JPH09159689A (ja) センサ組立体及びその組み立て方法
JP4753681B2 (ja) 防水秤
JP2762415B2 (ja) 位置検出器のケーブル接続構造
JP3482583B2 (ja) 圧力検知機の防水構造
JP2017211260A (ja) 物理量測定装置
JP2007187525A (ja) マイコンガスメーター
US20250012608A1 (en) Electronic component housing
JP2006041373A (ja) 電子基板筐体
JP3441288B2 (ja) 計測器
JP3441452B2 (ja) 計測器
JP3441451B2 (ja) 計測器
JP3044973U (ja) 漏水検知センサー
JP2000124629A (ja) 電子機器
JPH0883988A (ja) 電子制御ユニット収納ケース