JPH11242392A - 現像ローラ - Google Patents

現像ローラ

Info

Publication number
JPH11242392A
JPH11242392A JP15362498A JP15362498A JPH11242392A JP H11242392 A JPH11242392 A JP H11242392A JP 15362498 A JP15362498 A JP 15362498A JP 15362498 A JP15362498 A JP 15362498A JP H11242392 A JPH11242392 A JP H11242392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
peripheral surface
developing roller
sleeve
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15362498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Narita
研二 成田
Ritsu Tani
立 谷
Tateo Araki
健郎 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP15362498A priority Critical patent/JPH11242392A/ja
Publication of JPH11242392A publication Critical patent/JPH11242392A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 芯金に固定されたマグネットローラと、芯金
により回転自在に支持されたフランジに一体化されてマ
グネットローラの外径方向において回転するスリーブと
を備えた現像ローラにおいて、フランジをスリーブ外部
開口内に挿入する際にスリーブが削り取られることに起
因したフランジの斜め固定の発生、芯金の端部形状とフ
ランジの軸受突き当て部とが異形状であることに起因し
て発生するフランジの斜め固定の発生、更には芯金端部
をフランジ軸受部に挿入する際のエア抜き不良に起因し
たフランジの斜め固定の発生を夫々有効に防止し、もっ
てフランジ端部軸振れを向上させることができる現像ロ
ーラを提供する。 【解決手段】 固定された芯金1と、芯金に固定された
マグネットローラ2と、芯金により回転自在に支持され
たフランジ4、5と、フランジ外周面に端部インロー部
内周面を嵌合固定することによりマグネットローラの外
径方向において回転する非磁性スリーブ3とを備えた現
像ローラにおいて、上記フランジの挿入側端面カド部に
R形状部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真式の画像形
成装置の現像装置に用いられる現像ローラの改良に関
し、詳細には現像ローラを構成する現像スリーブとフラ
ンジとの結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等
の電子写真式の画像形成装置においては、感光体上に形
成した静電潜像を現像装置から供給される現像剤によっ
て現像することにより得たトナー像を転写紙上に転写、
定着することにより画像形成が行われる。現像装置は、
感光体面と対向する位置に現像ローラを配置し、現像ロ
ーラ周面に保持されたトナーを感光体上の静電潜像に供
給することにより、静電潜像を現像する。現在、電子写
真式画像形成装置の現像装置に多く使用されている現像
ローラとしては、図10(a) の現像ローラ断面図に示す
ように固定された芯金1と、芯金1の外周に固定配置さ
れた複数の固定磁極から成るマグネットローラ(プラス
チックマグネット)2と、マグネットローラ2の外径側
に位置して回転可能に支持された非磁性体のスリーブ3
と、スリーブ3に回転力を伝達するフランジ(駆動側フ
ランジ)4と、マグネットローラ2をスリーブ3内に保
持するためのフランジ(従動側フランジ)5とを備えた
構成のものが一般的である。駆動側フランジ4の内周と
芯金1の端部との間にはすべり軸受6を、従動側フラン
ジ5と芯金1との間にはすべり軸受7を夫々配置するこ
とにより各フランジ4、5は固定軸である芯金1外周に
対して回転自在に支持され、各フランジ4、5の外周に
より軸方向両端内周面を夫々固定的に支持されたスリー
ブ3も一体となって回転する。非磁性スリーブ3として
は通常アルミ引き抜き材料が用いられており、非磁性ス
リーブ3は磁性キャリアと絶縁性トナ−より構成される
現像剤をその周面に保持して回転することにより、現像
剤を感光体上に搬送する手段である。駆動側フランジ4
は、スリーブ3を回転させるための駆動力入力手段とし
て機能することはもちろんのこと、スリーブ3に現像バ
イアスを印加するために、導電性材料にて構成する。従
動側フランジ5としては軽量化及びコストの点からモー
ルド成形品(樹脂、軽量の金属等)が一般的に用いられ
ている。フランジ4、5をスリーブ3の端部内周に固定
する方法としては、スリーブ端部内面をストレート加工
することにより設けられたインロー部10へフランジ
4、5を挿入した上で、接着するか、或はスリーブ端部
をカシメる方法が一般的である(図10(b) )。しかし
接着による場合、接着剤を乾燥させるために長時間を要
したり、接着剤の寿命管理、濃度管理等の工程上の管理
に多大な手間を要するため、コストアップ、生産性の低
下という不具合が発生する。
【0003】これに対してカシメによる組み付け方法
は、乾燥時間が不要であり、管理の手間もかからないた
めに、コスト、生産性の点で大きな利点を有する一方
で、次のような問題を有する。 1.フランジ4、5、特に駆動側フランジ4は、耐摩耗
性が大きく、スリーブ3よりも硬い材質であるばかりで
なく、インロー部10の内壁及びフランジ4、5の外周
はいずれもストレート形状であるため、フランジ4、5
をスリーブ3の端部開口から挿入するときに角部でスリ
ーブ3の内壁を削り易く、その際に発生する削りカス
(インロー部奥部の段差10aとフランジ端面との間に
詰まっている)によってフランジ4、5は斜めに位置決
めされ、その状態でカシメが行われるとスリーブとフラ
ンジの各軸線がずれた状態で固定され易くなる。その結
果、図11(a) に示すように、フランジ端部の軸振れが
悪くなる。フランジ端部の軸振れの悪化は、現像ムラ発
生の原因となる。 2.次に、削りカスの有無とは関係なく、図11(b) に
示すようにスリーブ3の軸線と、フランジ4、5の軸線
との間に少しでも傾きがある場合、カシメダイス8を用
いてインロー部10の端縁を内側にカシメたときに、イ
ンロー部端縁の外周全域に均一に圧力を加えることが困
難となり、得られた現像ローラの耐トルク性が低下す
る。図示の例では、Aの部分での押圧力が強くなる一方
で、Bの部分での押圧力が低下する。この結果、フラン
ジからスリーブに対する駆動力の伝達性が低下する不具
合が発生していた。 3.図11(c) のように、芯金1の端部形状と、フラン
ジ4、5の軸受の突き当て部4a,5aが同形状でない
ため、マグネットローラ2の芯金1端部がフランジ軸受
突き当て部4a,5aに押されながらフランジがスリー
ブに挿入される場合、フランジ4はスリーブの軸線に対
して斜めに挿入されやすく、その結果フランジ端部軸振
れが悪くなる。 4.図11(d) のようにマグネットローラ2の芯金1の
端部外周とフランジ軸受け部4a,5aとの隙間がわず
かであるため、マグネットローラの芯金端部をフランジ
軸受部に挿入するとき、芯金1の端面とフランジ軸受部
4a,5a内壁との間の空間内のエアの逃げ道が無く、
圧縮され、内圧が高まってスムーズに挿入されにくく挿
入作業性が悪い。このため、空間内のエアを無理に抜こ
うとしながら挿入作業を行うと、フランジがスリーブの
軸線から傾く為、フランジは斜めの状態でスリーブに挿
入され易くなり、不良品となる虞れが出る。 5.現像ローラを備えた現像装置を用いる画像形成装置
の小型化に伴って現像ローラについても小径化、スリー
ブ肉厚の薄肉化が進んでいる。スリーブの肉厚が薄くな
ると、スリーブ端部に設けたインロー部10の奥部に形
成した段差10aの高さも小さくなる為、インロー部に
挿入されるフランジ端面の外周縁が段差に突き当たって
係止されずに、段差を乗り越えたり、段差を潰す(変形
させる)事態がおきる。この結果、フランジが段差より
も軸方向内側に食い込みを起こして傾き、組立後の形状
精度(振れ)が悪化して不良品となったり、手直しが必
要となったり、カシメに際しての圧力管理幅が厳格化す
る等、生産性が低下し易くなる。更に、最近ではコスト
低減のためにフランジ4、5の材質として、従来の如き
アルミニウムやステンレスの代わりに、樹脂を射出成形
したフランジを用いているため、フランジの剛性の低下
により段差10aと接したフランジ部が変形する等して
上記不具合が更に頻発し易くなっている。 6.更に、小型化に伴って現像ローラの形状精度につい
ての要求が高まっているが、スリーブの振れは、フラン
ジが傾いて組み付けられることによって発生する他、イ
ンロー部の同軸度が悪いことに起因して発生するが、ス
リーブの振れが現像ムラに与える悪影響は現像ローラの
小径化に伴って顕著化している。また、スリーブの振れ
の程度は、スリーブ3とフランジ4、5の同軸度、即
ち、フランジ4、5に設けた軸受6、7とスリーブ3と
の同軸度の良否によって大きな影響を受ける。このよう
なスリーブの振れを防止する為には、インロー部10の
内壁と嵌合するフランジ外周面の外径精度や、インロー
部10の内径や段差10aの精度を厳格化する必要があ
るが、寸法精度の厳格化は部品の加工コストアップや検
査コスト増を招くため、部品コスト低減に対する大きな
障害となっていた。また、寸法精度の厳格化は、精度確
保の困難化と、手直しや不良品発生率を増加させるため
に、量産中にカシメ加工した現像ローラの検査回数を増
やし、生産性を低下させる原因となり、現像ローラのコ
ストを低減する上での障害となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、芯金に固定されたマグネットロー
ラと、芯金により回転自在に支持されたフランジに一体
化されてマグネットローラの外径方向において回転する
スリーブとを備えた現像ローラにおいて、フランジをス
リーブ外部開口内に挿入する際にスリーブが削り取られ
ること等に起因したフランジの斜め固定の発生及び耐ト
ルク性の低下、芯金の端部形状とフランジの軸受突き当
て部とが異形状であることに起因して発生するフランジ
の斜め固定の発生、更には芯金端部をフランジ軸受部に
挿入する際のエア抜き不良に起因したフランジの斜め固
定の発生を夫々有効に防止し、もってフランジ端部軸振
れを向上させ、更に耐トルク低下の防止を図ることがで
きる現像ローラを提供する。更に、現像ローラの小型化
によるスリーブの薄型化によりスリーブ端部のインロー
部内に形成される位置決め用の段差高が減少したり、ス
リーブ材質の剛性の低下により段差による係止力が低下
すると、このインロー部内に嵌合されるフランジが段差
により係止されにくくなって傾いた状態で嵌合され易く
なるが、本発明の他の目的はこのことに起因して組立後
の形状精度(振れ)が悪化して不良品となったり、手直
しが必要となったり、カシメに際しての圧力管理幅が厳
格化する等の生産性の低下を防止することにある。更
に、小型化に伴って現像ローラの形状精度についての要
求が高まると、スリーブの振れを防止する必要が高まる
が、本発明の他の目的は、寸法精度を厳格化せずに、ス
リーブの振れの発生を確実に防止して、手直しや不良品
発生率の低下、量産中にカシメ加工した現像ローラの検
査回数の低減、生産性の増大、現像ローラのコストダウ
ンを図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
請求項1の発明は、固定された芯金と、芯金に固定され
たマグネットローラと、芯金により回転自在に支持され
たフランジと、フランジ外周面に端部インロー部内周面
を嵌合固定することによりマグネットローラの外径方向
において回転する非磁性スリーブとを備えた現像ローラ
において、上記フランジの挿入側端面カド部にR形状部
を設けたことを特徴とする。請求項2の発明は、上記フ
ランジのR形状部の径方向寸法を、スリーブ内周面と端
部インロー部との間の段差の寸法以下としたことを特徴
とする。請求項3の発明は、芯金と、芯金に固定された
マグネットローラと、芯金により回転自在に支持された
フランジと、フランジ外周面に端部インロー部内周面を
嵌合固定することによりマグネットローラの外径方向に
おいて回転する非磁性スリーブとを備えた現像ローラに
おいて、上記芯金端部と、芯金を嵌合するフランジの軸
受突き当て部とを、同一形状のはめ合い構造としたこと
を特徴とする。請求項4の発明は、上記フランジの軸受
突き当て部にテーパを設け、且つその角度を45度以下
としたことを特徴とする。請求項5の発明は、芯金と、
芯金に固定されたマグネットローラと、芯金により軸受
を介して回転自在に支持されたフランジと、フランジ外
周面に端部インロー部内周面を嵌合固定することにより
マグネットローラの外径方向において回転する非磁性ス
リーブとを備えた現像ローラにおいて、上記芯金端部、
或は上記軸受の少なくとも一方にエア抜き部を設けたこ
とを特徴とする。請求項6の発明は、上記エア抜き部
は、上記芯金端部に設けた平坦部であることを特徴とす
る。請求項7の発明は、上記エア抜き部は、上記フラン
ジの軸受に設けた切り欠きであり、該軸受は外周面にロ
ーレットを有したすべり軸受であることを特徴とする。
請求項8の発明は、芯金と、芯金に固定されたマグネッ
トローラと、芯金により回転自在に支持されたフランジ
と、フランジ外周面に端部インロー部内周面を嵌合固定
することによりマグネットローラの外径方向において回
転する非磁性スリーブとを備えた現像ローラにおいて、
上記非磁性スリーブの端部インロー部内周面と、上記フ
ランジ外周面の各形状を、該端部インロー部内にフラン
ジを嵌合する過程で両者の間に間隙が形成されるように
設定したことを特徴とする。請求項9の発明は、上記非
磁性スリーブの端部インロー部の内径は軸方向外側へ向
かうほど拡大するテーパ状内径であり、該端部インロー
部内径に嵌合するフランジの外径は軸方向端部へ向かう
程外径が小さくなるテーパ状外径となっていることを特
徴とする。請求項10の発明は、芯金と、芯金に固定さ
れたマグネットローラと、芯金により回転自在に支持さ
れたフランジと、フランジ外周面に端部インロー部内周
面を嵌合した状態で端部インロー部をカシメ固定するこ
とによりマグネットローラの外径方向において回転する
非磁性スリーブとを備えた現像ローラにおいて、端部イ
ンロー部の軸方向内側に位置する段部の形状を、該段部
の内径側端縁だけがフランジの先端面と当接するように
構成したことを特徴とする。請求項11の発明は、上記
端部インロー部の内周の軸方向外側端縁に面取り部を設
けると共に、上記フランジの外周の軸方向外側端縁に面
取り部を設け、上記端部インロー部に設けた面取り部の
段差aと、上記フランジに設けた面取り部の段差bとの
関係を、a−b>0となるように設定したことを特徴と
する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態例により詳細に説明する。図1は本発明の一形態
例の現像ローラの要部構成説明図であり、上記図10、
図11と同一部分には同一符号を付し、重複した説明は
省略する。この形態例は、非磁性スリーブ3のインロー
部10へ駆動側フランジ4を挿入する際の、挿入側のフ
ランジのカド部11がR形状に面取りされている構成が
特徴的であり、このR形状の存在により、フランジ4を
スリーブインロー部10へ挿入する際に、フランジのカ
ド部がスリーブ内周面にかじることを有効に防止するこ
とができ、スリーブ挿入部内面を削ることがないため、
フランジが斜めに固定されることがない。即ち、従来は
面取りされていないフランジのカド部がスリーブ内周面
を削り取ることにより発生したカスが、フランジをスリ
ーブの軸線から傾斜した状態で固定させる原因となるこ
とがあったが、本形態例によれば、カスの発生がなくな
るので、このような不具合を未然に防止できる。スリー
ブ内周面と端部インロー部10との間には、段差12が
あり、この段差12の外側端面12aによりフランジ4
を支持するようにしている。また、R形状のカド部11
の大きさ(径方向寸法)L1をスリーブ内の段差12の
寸法L2よりも小さくすることにより、段差12の外側
端面12a(平坦面)と、フランジ4の内側端面13
(平坦面)とを面当たりさせ、フランジの斜め固定を防
止し、安定した固定を行うことができる。なお、芯金1
を支持する軸受6、7は必須ではなく、フランジ4、5
自体が軸受としての機能を有した材質である場合には、
省略することができる。
【0007】次に、図2は本発明の他の形態例の現像ロ
ーラの要部構成図であり、この形態例では、マグネット
ローラの芯金1の端部を支持するフランジ軸受部4aの
形状が、芯金端部と同形状になっている。これにより、
マグネットローラの芯金端部がフランジ軸受突き当て部
4aに押されながらフランジ4がスリーブ3内に挿入さ
れる場合であっても、フランジは傾くことがなく挿入さ
れる。つまり、芯金端部とフランジ軸受突き当て部とが
異形状である場合には、両者が接触したときにフランジ
と芯金の各軸線が一致せずに傾くことがあるが、両者を
予め整合状態で嵌合し合う形状に構成しておくことによ
り、このような不具合を有効に防止することが可能とな
る。そして、互いの軸線が一致した状態にあるフランジ
と芯金を一体の状態でスリーブ3内に挿入することがで
き、スリーブに対する傾きが防止される。この場合の芯
金端部、及びフランジ軸受突き当て部の各形状は、図示
のような切頭円錐状であってもよいし、円柱状であって
もよい。しかし、図示のようにマグネットローラ芯金端
部に面取り15を設けてテーパー状(切頭円錐状)に構
成し、それと同形状の面取りをフランジ軸受突き当て部
4aに設けることにより、フランジが斜めになることな
く、芯金とフランジを整合状態で結合させて上記の効果
を発揮することが可能となる。また、このときの面取り
角度は45°以下であることが望ましく、45度以下で
あることにより、上記の効果をより有効に発揮すること
ができる。
【0008】次に、図3(a) 及び(b) は夫々本発明の他
の形態例の現像ローラの要部構成図であり、この形態例
の現像ローラは、マグネットローラの芯金端部、又は/
及び、フランジ軸受部にエア抜き部が設けられている点
が特徴的である。まず、図3(a) の形態例は、芯金1の
端部に軸方向に延びる切欠き、溝、平坦面、段差等のエ
ア抜き部20を設けることにより、図示のごとく芯金端
部をフランジ4の軸受突き当て部4a内に挿入して突き
当てる際に、両者の間隙に存在するエアをこのエア抜き
部20から抜くことができるので、挿入作業が容易とな
り、傾いた固定状態の発生と、フランジ端部軸触れの悪
化を防止できる。尚、エア抜き部20のの大きさはエア
が抜ける程度でよく、軸の回転には影響を及ぼすことは
ない。次に、図3(b) はフランジ4のすべり軸受6の外
周面にローレット(スプライン)25を設けると共に、
その端面に少なくとも1ヶ所以上、すべり軸受を径方向
に貫通する穴(或は切り欠き)26を設けて、この穴2
6から内部のエアが逃げるようにしている。この穴26
は、すべり軸受6の任意の位置に任意の個数設けること
ができ、芯金挿入時に、軸受突き当て部4aと芯金端部
との間のエアを、ローレット溝を介して外部に抜く役割
を果たす。これにより、芯金が軸受に挿入される時に生
じる空気の圧縮がなくなるため、フランジにかかる抵抗
がなくなりスムーズに挿入されるため、斜めになること
はない。また、空気が圧縮される時の反発力による未挿
入、挿入不良がなくなる。
【0009】次に、図4は本発明の他の形態例の現像ロ
ーラの要部構成断面図であり、この現像ローラは、スリ
ーブ3の端部に設けたインロー部10の内径がストレー
トではなく、軸方向外側へ向かうほどテーパー状に拡径
するように構成されている一方で、このインロー部10
内に嵌合するフランジ4(5)の外周面形状(外径)が
軸方向端部へ向かうほどテーパー状に縮径するように構
成されている点が特徴的である。換言すれば、インロー
部10の内径と、フランジ4の外径が、夫々互いに嵌合
し易い方向に傾斜したテーパー状の円周面となってい
る。このように構成することにより、フランジ4、5を
インロー部10内に挿入、圧入開始する際に、スリーブ
のインロー部10の内壁とフランジ4、5の外周面とが
接触することなく嵌合することができ、スリーブの削れ
や傾きのないスムーズな挿入が可能である。即ち、両者
はテーパー状である為、インロー部10とフランジ4、
5の同軸度の精度をある程度に設定しておけば、挿入が
進むにつれて、スリーブのインロー部10とフランジ
4、5の軸線が合致するようになり、スリーブの削れを
もたらすことなく、傾きのない嵌合状態を確保すること
ができる。上記他の形態例のごとく、スリーブインロー
部の内壁がストレートである場合にフランジのカド部1
1のR形状を大きく確保できないとすれば、挿入、圧入
開始直後からフランジによるインロー部10へのかじり
が発生し、スリーブの削れ、フランジの斜め固定を回避
できなくなるケースも考えられるが、本形態例によれ
ば、インロー部10の内壁が端部へ向かって拡開するテ
ーパ状である為に、かじりが発生しにくくなっているば
かりでなく、フランジの外周面もインロー部の内壁に干
渉しにくいテーパー状となっているので、スリーブの削
れとフランジの斜め固定(同軸度のずれ)を確実に防止
することができる。インロー部10の内壁と、フランジ
4、5の外周面のテーパー部の角度範囲については特に
限定するものではない。また、フランジ4、5の端面を
インロー部10の段差12に着座させたときに、フラン
ジ4、5の端面の外周縁が段差12の外周縁と整合する
ように寸法設定することが好ましい。
【0010】次に、図5は上記形態例におけるインロー
部の内壁と、フランジの外周面のテーパー部のテーパー
角度に関する例を示している。即ち、この形態例のイン
ロー部10の内壁のテーパー角度をθ1とし、フランジ
4、5の外周面のテーパー角度をθ2としたとき、例え
ばθ1<θ2となるように設定することが好ましい。こ
のようにテーパー角度を設定することにより、インロー
部10内にフランジ4、5を挿入した時の最後の段階で
スリーブとフランジの軸線が合致して同軸状となり、フ
ランジの傾きを有効に防止できる。挿入の初期、途中に
おいて、かじりによる削れ、傾きが発生しない効果も併
有している。なお、各テーパー部の角度はθ1=θ2で
あってもよいが、θ1<θ2とした方が、挿入が進むに
つれて軸線を合致させる効果が高まる。θ1>θ2とし
た場合には、挿入完了後の同軸度の確保がむずかしくな
る。
【0011】次に、図6は上記形態例におけるインロー
部の段差部の内径と、フランジ端面の外径との関係を示
す例であり、スリーブ3のインロー部10の段差12の
内径をL1とし、フランジ4、5の端面の外径をL2と
したときに、L1>L2の関係になるように設定するこ
とが好ましい。このように寸法設定することにより、フ
ランジ4、5の端面がインロー部10の段差12に突き
当たるまでの間に、フランジの端面カド部がインロー部
内壁と接触することなく挿入されるので、カド部のかじ
りに起因したスリーブの削れや、フランジの傾きが発生
する虞れがなくなり、軸振れも良好となる。
【0012】次に、図7は本発明の他の形態例のフラン
ジの構成例であり、この形態例のフランジ4、5は先端
に向かうほど縮径するテーパー状の外周面を有するとと
もに、フランジ4、5の先端面に中心部から外径方向へ
向かって放射状に延びる複数の溝30(突条31)を設
けた構成が特徴的である。各溝30は、周方向に所定の
ピッチで形成する。溝30の形状としては図示のごとき
V溝である必要はないが、この例では溝30間に位置す
る突条31の端面が平坦となるように、溝間の間隔を設
定している。なお、突条31の端面が尖るように構成し
てもよい。このように構成することにより、インロー部
10内にフランジ4、5を挿入した時に、インロー部1
0の段差12にフランジ端面に設けた突条31が食い込
み、フランジの耐トルク向上を図ることができる。な
お、上記溝30と突条31(凹凸)をローレット加工に
よって形成することが可能であり、ローレット加工によ
れば生産効率を大幅に向上することができる。
【0013】次に、スリーブ3の端部に形成したインロ
ー部10内にフランジ4、5を嵌合した上で、インロー
部10の端部を内側にカシメることによりフランジを固
定する場合には、フランジ4、5の先端面をインロー部
の奥部に位置する段差12により支持することが一般に
行われているが、スリーブの薄肉化によりインロー部端
部をカシメた時に加わる力を段差が支持し切れなくなっ
て変形したり、コスト低減のためにフランジを樹脂成形
することによりフランジが変形し易くなっている。ま
た、現像ローラの小径化とスリーブの薄肉化により段差
12の高さが小さくなっており、その結果フランジの端
面を受ける段差の面積が小さくなって支持力が低下する
と、カシメ時の圧力によりフランジやスリーブが変形
し、フランジが段差を越えて軸方向内側へ入り込み易く
なる。すると、スリーブとフランジの各軸線が傾き精度
確保が困難となる。
【0014】図8はこのような不具合を解決する為の他
の形態例の要部断面図であり、この形態例ではスリーブ
3のインロー部10の奥部に設けた段差12を図示のよ
うに、内径側端縁を軸方向外側へ向かって尖らせ、この
尖った先端部12Aにてフランジ4、5の先端面を支持
するようにした。即ち、この形態例の段差12は、その
内径側端縁(内側角部)12Aの一部、又は全周を鋭角
状に成形することにより尖らせ、嵌合されたフランジ
4、5の端面の外周縁部と先端部12Aとを接触させる
ようにしている。このため、フランジが段差12を乗り
越えて潜り込みにくくなる。仮に、フランジ4、5の先
端外周縁(挿入側端面カド部)に沿ってR状、或は平坦
なカット面状の面取りが形成されていたとしても、尖っ
た先端部12Aに阻まれてフランジは段差12を乗り越
えにくくなり、正確な位置決めが行われ、同軸度が確保
される。図1の形態例のようにフランジ4、5の挿入側
端面カド部に面取りを形成した場合には、面取り部がガ
イドの役割を果たしてインロー部への挿入を容易にする
が、面取り部が大き過ぎる場合にはフランジが段差12
を乗り越える原因となる。そこで、フランジ側の面取り
部の大きさを段差12の範囲内にする一方で、段差12
の先端部12Aを鋭角状に構成することにより、フラン
ジが段差を乗り越えることと、潜り込みを有効に防止す
ることができる。また、フランジの外径、インロー部内
径の精度を厳しく管理する必要がなくなり、低コストに
て現像ローラを製造することが可能となる。
【0015】図9は図8の形態例の変形例であり、この
形態例では、インロー部10の内径の軸方向外側端縁に
面取り部35を形成している。この面取り部35はR状
(曲面)であってもよいし、平坦なカット面であっても
よい。このような面取り部35をインロー部10の内径
の端縁に形成する一方で、フランジ4、5の挿入側端面
カド部にも同様の面取り部36を形成することにより、
カシメを行う全段階としてのフランジの挿入作業におい
て面取り部35をガイドとして機能させることができ、
挿入作業が容易化する。この結果、製造工程に要する時
間を短縮し、低コストで現像ローラを製造することがで
きる。なお、この際、インロー部10の段差の高さaと
フランジの面取り部36の段差の高さbとの関係を、a
−b>0となるように設定することが有効である。即
ち、インロー部10の段差12の高さaを、フランジの
面取り部36の段差の高さbよりも大きくすることによ
り、段差12の先端部12Aがフランジの面取り部36
と接触することがなく、面取り部36よりも内径側の平
坦面と接することとなるので支持力が向上する。この結
果、フランジの外径、インロー部の内径の精度を厳しく
設定する必要がなくなり、スリーブの段差の先端部12
Aがフランジ端面を確実に保持することができ、フラン
ジが段差12を乗り越えて軸方向内側へ潜り込むことに
よる同軸度の低下を有効に防止することができる。上記
形態例では、主として駆動側フランジとスリーブ、駆動
側フランジと芯金端部との結合状態、構成例を夫々示し
たが、これは一例であり、従動側フランジとスリーブ、
従動側フランジと芯金端部との関係にも本発明は当ては
まるものである。また、各形態例は夫々単独でも成立す
るが、複数の形態例を組み合わせ使用してもよい。
【0016】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、円筒状スリー
ブのインロー部へフランジを挿入する際に、フランジの
挿入側端面のカド部をR形状部としたので、スリーブ挿
入部内面を削ることがなくなり、削りカスによるフラン
ジの傾きを防止できる。請求項2の発明によれば、請求
項1のフランジにおいて、R形状部の径方向寸法L1
が、スリーブ胴部内面とインロー部との段差の寸法L2
よりも小さいため、段差部分の外側端面にフランジが面
当たりすることができることとなり、フランジが傾くこ
とがない。請求項3の発明によれば、マグネットローラ
の芯金端部とフランジの軸受部形状が同一であって互い
に整合状態で嵌合するので、芯金端部がフランジ軸受部
に挿入されたときに、形状差によって生じるフランジの
傾きを防ぐことができる。請求項4の発明によれば、請
求項3において、マグネットローラの芯金端部に面取り
を設け、同形状のフランジの軸受突き当て部に面取りを
設けており、且つその面取り角度が45°以下になって
いるため、マグネットローラ芯金とフランジとの整合を
図ることができ、形状差によって生じるフランジの傾き
を防ぐことができる。請求項5、6、7の発明によれ
ば、マグネットローラの芯金端部とフランジの軸受部に
エア抜きを設けているため、芯金端部がフランジに挿入
されるときの空気の圧縮がなくなり、挿入時のフランジ
への抵抗がなくなり、傾くことがなくなる。請求項8、
9によれば、非磁性スリーブの端部インロー部内周面
と、フランジ外周面の各形状を、夫々非ストレート形状
(例えばテーパー形状)とすることにより、該端部イン
ロー部内にフランジを嵌合する過程で両者の間に間隙が
形成されるように設定したので、嵌合過程でフランジが
インロー部内壁にかじることを防止し、その結果、イン
ロー部内壁が削れてカスが発生してフランジの傾きの原
因となることを防止できる。請求項10によれば、端部
インロー部の軸方向内側に位置する段部の形状を、該段
部の内径側端縁だけがフランジの先端面と当接するよう
に構成したので、フランジ部を鋭角状の段差先端部にて
係止することができ、フランジが段差を乗り越えて軸方
向内側に潜り込む事態の発生を防止できる。請求項11
によれば、端部インロー部に設けた面取り部の段差a
と、フランジに設けた面取り部の段差bとの関係を、a
−b>0となるように設定したので、段差の先端部がフ
ランジの面取り部と接触することがなく、面取り部より
も内径側の平坦面と接することとなるので支持力が向上
する。この結果、フランジの外径、インロー部の内径の
精度を厳しく設定する必要がなくなり、スリーブの段差
の先端部がフランジ端面を確実に保持することができ、
フランジが段差を乗り越えて軸方向内側へ潜り込むこと
による同軸度の低下を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例の現像ローラの要部構成説明
図。
【図2】本発明の他の形態例の現像ローラの要部構成
図。
【図3】(a) 及び(b) は夫々本発明の他の形態例の現像
ローラの要部構成図。
【図4】本発明の他の形態例の現像ローラの要部構成断
面図。
【図5】図4の形態例におけるインロー部の内壁と、フ
ランジの外周面のテーパー部のテーパー角度に関する例
を示す図。
【図6】図4の形態例におけるインロー部の段差部の内
径と、フランジ端面の外径との関係を示す例を示す図。
【図7】本発明の他の形態例のフランジの構成例の説明
図。
【図8】本発明の他の形態例の要部断面図。
【図9】図8の変形例の説明図。
【図10】(a) 及び(b) は従来の現像ローラの組み付け
状態の断面図、及び組み付け前の状態を示す断面図。
【図11】(a) (b) (c) 及び(d) は夫々従来例の欠点を
説明する為の断面図。
【符号の説明】
1 芯金、2 マグネットローラ、3 スリーブ、4、
5 フランジ、6、7すべり軸受、10 インロー部、
11 フランジのカド部、12 段差、12a段差の外
側端面,12A13 フランジの内側端面,15 面取
り、25 ローレット、26 穴(或は切り欠き)、3
0 溝、31 突条。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された芯金と、芯金に固定されたマ
    グネットローラと、芯金により回転自在に支持されたフ
    ランジと、フランジ外周面に端部インロー部内周面を嵌
    合固定することによりマグネットローラの外径方向にお
    いて回転する非磁性スリーブとを備えた現像ローラにお
    いて、 上記フランジの挿入側端面カド部にR形状部を設けたこ
    とを特徴とする現像ローラ。
  2. 【請求項2】 上記フランジのR形状部の径方向寸法
    を、スリーブ内周面と端部インロー部との間の段差の寸
    法以下としたことを特徴とする請求項1記載の現像ロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 芯金と、芯金に固定されたマグネットロ
    ーラと、芯金により回転自在に支持されたフランジと、
    フランジ外周面に端部インロー部内周面を嵌合固定する
    ことによりマグネットローラの外径方向において回転す
    る非磁性スリーブとを備えた現像ローラにおいて、 上記芯金端部と、芯金を嵌合するフランジの軸受突き当
    て部とを、同一形状のはめ合い構造としたことを特徴と
    する現像ローラ。
  4. 【請求項4】 上記フランジの軸受突き当て部にテーパ
    を設け、且つその角度を45度以下としたことを特徴と
    する請求項3記載の現像ローラ。
  5. 【請求項5】 芯金と、芯金に固定されたマグネットロ
    ーラと、芯金により軸受を介して回転自在に支持された
    フランジと、フランジ外周面に端部インロー部内周面を
    嵌合固定することによりマグネットローラの外径方向に
    おいて回転する非磁性スリーブとを備えた現像ローラに
    おいて、 上記芯金端部、或は上記軸受の少なくとも一方にエア抜
    き部を設けたことを特徴とする請求項4記載の現像ロー
    ラ。
  6. 【請求項6】 上記エア抜き部は、上記芯金端部に設け
    た平坦部であることを特徴とする請求項5記載の現像ロ
    ーラ。
  7. 【請求項7】 上記エア抜き部は、上記フランジの軸受
    に設けた切り欠きであり、該軸受は外周面にローレット
    を有したすべり軸受であることを特徴とする請求項5又
    は6記載の現像ローラ。
  8. 【請求項8】 芯金と、芯金に固定されたマグネットロ
    ーラと、芯金により回転自在に支持されたフランジと、
    フランジ外周面に端部インロー部内周面を嵌合固定する
    ことによりマグネットローラの外径方向において回転す
    る非磁性スリーブとを備えた現像ローラにおいて、 上記非磁性スリーブの端部インロー部内周面と、上記フ
    ランジ外周面の各形状を、該端部インロー部内にフラン
    ジを嵌合する過程で両者の間に間隙が形成されるように
    設定したことを特徴とする現像ローラ。
  9. 【請求項9】 上記非磁性スリーブの端部インロー部の
    内径は軸方向外側へ向かうほど拡大するテーパ状内径で
    あり、該端部インロー部内径に嵌合するフランジの外径
    は軸方向端部へ向かう程外径が小さくなるテーパ状外径
    となっていることを特徴とする請求項8記載の現像ロー
    ラ。
  10. 【請求項10】 芯金と、芯金に固定されたマグネット
    ローラと、芯金により回転自在に支持されたフランジ
    と、フランジ外周面に端部インロー部内周面を嵌合した
    状態で端部インロー部をカシメ固定することによりマグ
    ネットローラの外径方向において回転する非磁性スリー
    ブとを備えた現像ローラにおいて、 端部インロー部の軸方向内側に位置する段部の形状を、
    該段部の内径側端縁だけがフランジの先端面と当接する
    ように構成したことを特徴とする現像ローラ。
  11. 【請求項11】 上記端部インロー部の内周の軸方向外
    側端縁に面取り部を設けると共に、上記フランジの外周
    の軸方向外側端縁に面取り部を設け、 上記端部インロー部に設けた面取り部の段差aと、上記
    フランジに設けた面取り部の段差bとの関係を、a−b
    >0となるように設定したことを特徴とする請求項10
    記載の現像ローラ。
JP15362498A 1997-12-22 1998-05-18 現像ローラ Pending JPH11242392A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15362498A JPH11242392A (ja) 1997-12-22 1998-05-18 現像ローラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36585397 1997-12-22
JP9-365853 1997-12-22
JP15362498A JPH11242392A (ja) 1997-12-22 1998-05-18 現像ローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11242392A true JPH11242392A (ja) 1999-09-07

Family

ID=26482191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15362498A Pending JPH11242392A (ja) 1997-12-22 1998-05-18 現像ローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11242392A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008286951A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Shin Etsu Polymer Co Ltd ローラ用中空シャフト、ローラ及び画像形成装置
JP2009181039A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Edl Kk 現像ロール用フランジ組立体の製造方法
US8087170B2 (en) 2005-11-17 2012-01-03 Seiko Epson Corporation Developing agent carrier manufacturing method, developing agent carrier, developing device and image forming apparatus
CN113383279A (zh) * 2019-02-07 2021-09-10 京瓷办公信息系统株式会社 调色剂输送装置和图像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8087170B2 (en) 2005-11-17 2012-01-03 Seiko Epson Corporation Developing agent carrier manufacturing method, developing agent carrier, developing device and image forming apparatus
JP2008286951A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Shin Etsu Polymer Co Ltd ローラ用中空シャフト、ローラ及び画像形成装置
JP2009181039A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Edl Kk 現像ロール用フランジ組立体の製造方法
CN113383279A (zh) * 2019-02-07 2021-09-10 京瓷办公信息系统株式会社 调色剂输送装置和图像形成装置
CN113383279B (zh) * 2019-02-07 2024-01-19 京瓷办公信息系统株式会社 调色剂输送装置和图像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6908231B2 (en) Rolling bearing unit for a drive wheel and a wheel driving unit
WO1992014943A1 (en) Constant velocity universal joint and method for making same
JP2004159384A (ja) ヨークへのゴムマグネットの接合方法
JPH11242392A (ja) 現像ローラ
US20040204250A1 (en) Universal joint
JP2007100937A (ja) サポートユニット
JPH02205874A (ja) マグネットロール
JP2007309339A (ja) 十字軸継手及びこれを備えた車両用操舵装置
JPH11153129A (ja) 円筒状構造体、該円筒状構造体の製造方法、及び、該製造方法に用いるスリーブのかしめ装置、並びに、現像ローラ、該現像ローラの製造方法、及び、現像装置
JPH0228729B2 (ja) Jiseitairoorunosuriibunokashimehoho
JP3050532B2 (ja) ロール
JP3646298B2 (ja) 等速形自在軸継手の外輪部材と軸部材との結合方法
JP3202148B2 (ja) ボス付きシャフト及びボスの取付方法
JP3808759B2 (ja) モータのアーマチャ及びモータシャフトの製造装置
JPH0327312B2 (ja)
JPH11230172A (ja) 樹脂製滑り軸受
JP2008233564A (ja) 現像ローラの製造方法
JP2008037588A (ja) 搬送ローラ
JP4572106B2 (ja) 搬送ローラ体及びこの搬送ローラ体を用いた画像処理装置
JP2934765B2 (ja) Oa機器等用中空シャフトと端部材の固定方法
JP2003021155A (ja) 転がり軸受の固定構造
JP3151048B2 (ja) ポリゴンミラーの取付構造
JP2024000174A (ja) 等速自在継手及びその製造方法
JP2006132611A (ja) 回転センサ付き軸受ユニット組立て体及び回転センサ付き軸受ユニットの組込み方法
JP3250752B2 (ja) ローラコンベア用ベアリング