JPH11242262A - ズームファインダー - Google Patents

ズームファインダー

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JPH11242262A
JPH11242262A JP10044116A JP4411698A JPH11242262A JP H11242262 A JPH11242262 A JP H11242262A JP 10044116 A JP10044116 A JP 10044116A JP 4411698 A JP4411698 A JP 4411698A JP H11242262 A JPH11242262 A JP H11242262A
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JP
Japan
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zoom
finder
optical system
lens
image
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Withdrawn
Application number
JP10044116A
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English (en)
Inventor
Hideo Kobayashi
英雄 小林
Kazunori Ono
和則 大野
Katsuji Ozawa
勝司 小澤
Michio Cho
倫生 長
Yoichi Iwasaki
洋一 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズーム光学系に対してコンバージョンレンズ
を適宜組み合わせることにより、ズーム比を大きく設定
しても各種収差が低く抑えられ、また全長を比較的短く
形成することができるズームファインダーを得る。 【解決手段】 カメラの撮影用レンズとは別体に形成さ
れて、撮影範囲を示す一定領域内に画角を変更自在にし
て視野像を表示するズーム光学系31と、相異なる倍率の
コンバージョンレンズ42、43と、これらのレンズ42、43
を保持したコンバージョンレンズブロック32を移動させ
てズーム光学系31にレンズ42、43の一方を選択的に組み
合わせる駆動手段とからズームファインダーを構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラのファインダ
ーに関し、特に詳細には、表示画像の画角を連続的に変
えられるようにしたズームファインダーに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影レンズとしてズームレンズを
備えたカメラが種々知られている。そのようなカメラに
おいて、撮影レンズと光学的に独立したファインダーが
適用される場合は、一般にこのファインダーもズーム光
学系とされ、撮影レンズと連動して撮影像と同画角の視
野像を表示するように構成される。
【0003】一方、例えば特公平5−82921号に示
されているように、プリント過程での引伸ばし倍率を操
作することにより、写真フィルムに実際に撮影された画
像とは画角の異なる画像をプリントする写真プリントシ
ステムが知られている。このような写真プリントシステ
ムによれば、ズーム撮影レンズのズーム比に制限されず
に、あたかも超望遠や超広角の撮影レンズで撮影したよ
うなプリント像を得ることも可能になる。
【0004】このようないわゆる疑似ズーム技術を適用
する場合、カメラのズームファインダーは、撮影レンズ
による画角変更範囲を超えて、疑似ズームによる出来上
がりのプリントと同じ画角の視野像を表示できるように
構成されるのが望ましい。つまり、そのようにしておけ
ば、撮影者は、出来上がってくるプリントにおける画角
を確認しながら撮影可能となる。
【0005】また、撮影レンズが結像した画像をCCD
等の撮像素子によって撮像する電子スチルカメラやビデ
オカメラにおいては、各画素毎の画像データを間引いた
り間伸びさせることによって撮影画角を変更する、いわ
ゆる電子ズームの手法が広く採用されている。そのよう
に形成されたスチルカメラやビデオカメラにおいて、光
学式のビューファインダーを適用する場合、そのファイ
ンダーは、電子ズームによる画角変更範囲の全域で追随
して撮影画角通りの像を表示可能であることが望まれ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの疑似
ズームや電子ズームにおける要求に対処するためには、
ズームファインダーとして、極めて大きなズーム比のも
のを用いる必要が生じる。例えば、撮影レンズのズーム
比が3であり、疑似ズームや電子ズームを適用してその
倍のズーム効果を実現しようとすると、ズームファイン
ダーとしてズーム比が6のものを用いる必要がある。
【0007】そのようなズームファインダーは、現状で
は各種の収差が目立つものとなってしまい、さらには、
ズーム長も大きくて必然的にカメラの大型化を招くもの
となってしまう。
【0008】以上、ズーム撮影レンズを備えたカメラに
疑似ズームや電子ズームを適用する際の問題について説
明したが、固定焦点距離の撮影レンズを備えたカメラを
用いて疑似ズームや電子ズームを行なう場合でも、さら
には、疑似ズームや電子ズームは行なわない場合でも、
ズーム比の大きいズームファインダーをカメラに搭載し
ようとすると、同様の問題が生じることが多い。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、ズーム比を大きく設定しても各種収差が低く抑
えられ、また全長を比較的短く形成することができるズ
ームファインダーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるズームファ
インダーは、カメラの撮影用レンズとは別体に形成され
て、撮影範囲を示す一定領域内に画角を変更自在にして
視野像を表示するズーム光学系と、このズーム光学系と
組み合わされたとき前記領域内の表示画像の画角を変更
する少なくとも1つのコンバージョンレンズと、このコ
ンバージョンレンズを、前記ズーム光学系に組み合わさ
れる位置と、そこから離脱した位置との間で移動させる
レンズ駆動手段とからなることを特徴とするものであ
る。
【0011】なお、カメラの撮影用レンズがズームレン
ズである場合には、前記レンズ駆動手段は、撮影用レン
ズのズーミング位置が所定位置に設定されたとき、前記
ズーム光学系に所定のコンバージョンレンズを自動的に
組み合わせるように構成されるのが望ましい。
【0012】そしてそのようにする場合は、ズーム光学
系とコンバージョンレンズとの組み合わせ状態(組み合
わせの有無や、あるいは組み合わされるコンバージョン
レンズの種別)が切り替えられるとき、この切替えの前
と後のファインダー光学系全体の倍率がほぼ等しくなる
ようにズーム光学系をズーミング操作する手段が設けら
れるのが望ましい。
【0013】また、カメラの撮影用レンズがズームレン
ズである場合、ズーム光学系とコンバージョンレンズと
による画角変更範囲は、撮影用レンズの画角変更範囲よ
りも大きく設定されるのが望ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明によるズームファインダーは、ズ
ーム光学系に少なくとも1つのコンバージョンレンズを
組み合わせることにより、表示画像の画角を変更するよ
うに構成されているので、ズーム光学系として比較的ズ
ーム比が小さいものを用いても、全体として大きなズー
ム比を実現できる。例えばズーム比が3のズーム光学系
を用い、このズーム光学系に対して、2倍のテレコンバ
ージョンレンズを組み合わせる状態と組み合わせない状
態とを設定できるようにすれば、ファインダー全体とし
てはズーム比6を実現できる。
【0015】このようにして大きなズーム比を確保する
のであれば、ズーム光学系単体としてはズーム比が比較
的小さなものを適用可能である。そうであれば、ズーム
光学系の各種収差は低く抑えられ、またそのズーム長も
短くなるので、本発明のズームファインダーは低収差で
全長が比較的短いものとなり得る。
【0016】なお、カメラの撮影用レンズがズームレン
ズである場合に、撮影用レンズのズーミング位置が所定
位置に設定されたとき、前記ズーム光学系に所定のコン
バージョンレンズを自動的に組み合わせるようにレンズ
駆動手段が構成されていれば、撮影者はコンバージョン
レンズの切替え操作などを行なうことなく、ただ撮影画
角を選択するために撮影用レンズをズーミング操作する
だけで、所要のコンバージョンレンズがズーム光学系に
組み合わされるようになる。
【0017】そして、このようにしてコンバージョンレ
ンズが自動的にズーム光学系に組み合わされる場合、そ
の組み合わせ状態(組み合わせの有無や、あるいは組み
合わされるコンバージョンレンズの種別)が切り替えら
れるとき、この切替えの前と後のファインダー光学系全
体の倍率がほぼ等しくなるようにズーム光学系をズーミ
ング操作する手段が設けられていれば、この切替えの前
と後とでファインダー表示画像の画角が急激に変わるこ
とが防止され、撮影者は違和感無くズーミング操作を行
なうことができる。
【0018】他方、カメラの撮影用レンズがズームレン
ズである場合に、ズーム光学系とコンバージョンレンズ
とによる画角変更範囲を、撮影用レンズの画角変更範囲
よりも大きく設定しておけば、前述した疑似ズームや電
子ズームを適用する際ファインダーに、撮影レンズによ
る画角変更範囲を超えて、疑似ズームによる出来上がり
のプリントや、電子ズームによる撮影像と同じ画角の視
野像を表示できるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態によるズームファインダーを示すものであり、また図
2はそのファインダーが搭載された疑似ズームカメラを
示すものである。
【0020】図2に示されるようにこの疑似ズームカメ
ラは、ボディ1の前面部にズームレンズからなる撮影レ
ンズ10、ファインダー窓11、AE(自動露出)受光窓1
2、AF(自動焦点合わせ)投光窓13およびストロボ発
光部15等を有し、またボディ1の上面部にはシャッター
ボタン20、ズームレバー21、および疑似ズームモードボ
タン22等を有している。
【0021】図1に示されるようにズームファインダー
30は、ズーム光学系31とコンバージョンレンズブロック
32とから構成されている。
【0022】ズーム光学系31は、ミラー33および34によ
って途中で光路高さを変える一般的なリレー式実像ファ
インダー光学系であり、対物レンズ35、ズームレンズ36
および37、リレーレンズ38、ファインダー像が結像され
る焦点板39、撮影される範囲を示す視野板40、および接
眼レンズ41等からなる。
【0023】一方コンバージョンレンズブロック32に
は、上記ズーム光学系31により結像されるファインダー
像を一例として0.7倍の大きさに縮小するワイドコン
バージョンレンズ42と、上記ファインダー像を一例とし
て1.4倍の大きさに拡大するテレコンバージョンレン
ズ43とが固定されている。
【0024】図3に分解斜視形状を示す通り、上記コン
バージョンレンズブロック32には上下方向に延びるラッ
ク44が形成されており、このラック44には、レンズ切替
アクチュエーター45によって回転駆動されるピニオンギ
ア46が噛合している。
【0025】一方図4は、この疑似ズームカメラにおい
て用いられるフィルムカートリッジ50を示すものであ
る。このフィルムカートリッジ50は、例えばブローニー
フィルム程度の比較的幅広のネガタイプの写真フィルム
51を、スプール52に巻回保持した状態でカートリッジ53
内に収納してなるものである。そしてこのカートリッジ
53の外面の一部には、ICメモリチップからなる記憶素
子54が取り付けられている。
【0026】図5は、この疑似ズームカメラの主要な電
気回路を示すものである。図示されるように、この疑似
ズームカメラの基本動作を制御するCPU(中央処理装
置)60には、前述の疑似ズームモードボタン22によって
操作される疑似ズームスイッチ61、レリーズスイッチ6
2、ズームスイッチ63、メインスイッチ64、センサー
(各種センサーを統括して、このように示している)65
から信号が入力されるようになっている。
【0027】またこのCPU60には、例えばファインダ
ー内において各種情報を表示するLCD(液晶表示装
置)66、適正露出を決定するための測光装置67、AF回
路68、ストロボ69、ドライバー70、71、72および73が接
続され、それらが各々このCPU60によって作動制御さ
れる。
【0028】なお上記ドライバー70は、フィルム巻上げ
モーター74とレンズ駆動モーター75とを駆動するもので
ある。またドライバー71は、シャッター駆動モーター76
と、ストロボ69の配光特性を変化させるリフレクター
(反射板)を動かすリフレクター駆動モーター77とを駆
動するものである。ドライバー72は、ズーム駆動モータ
ー78と、ファインダー駆動モーター79とを駆動するもの
である。そしてドライバー73は、前述のレンズ切替アク
チュエーター45(図3参照)を駆動するものである。
【0029】次に、この疑似ズームカメラの動作につい
て説明する。撮影レンズ10はズーム比が一例として3倍
のものであり、それに対応させてズームファインダー30
のズーム光学系31も、ズーム比が3倍に形成されてい
る。このズーム比3倍の範囲において、撮影画角の変更
は、一般的なズームレンズ付き35mmレンズシャッタ
ーカメラ等におけるのと同様になされる。
【0030】すなわち、ズームレバー21をTELE(望遠)
側やあるいはWIDE(広角)側に操作することにより、図
5のズームスイッチ63からTELE操作信号あるいはWIDE操
作信号がCPU60に入力される。このTELE操作信号ある
いはWIDE操作信号は、ズームレバー21の操作が停止され
るまでの間、CPU60に入力され続ける。
【0031】CPU60はTELE操作信号を受けると、TELE
側駆動を指示する制御信号をドライバー72に入力する。
ズーム駆動モーター78とファインダー駆動モーター79は
このドライバー72から駆動電流を受けて、各々撮影レン
ズ10、ファインダーズーム光学系31の焦点距離をより長
くさせる方向に回転する。
【0032】一方CPU60が上記WIDE操作信号を受けた
とき、CPU60はWIDE側駆動を指示する制御信号をドラ
イバー72に入力する。ズーム駆動モーター78とファイン
ダー駆動モーター79はこのドライバー72から駆動電流を
受けて、それぞれ撮影レンズ10、ファインダーズーム光
学系31の焦点距離をより短くさせる方向に回転する。
【0033】なお撮影レンズ10とファインダーズーム光
学系31は、それぞれズーム駆動モーター78、ファインダ
ー駆動モーター79の回転力を受ける公知のカム機構によ
り、所定の何枚かのレンズが光軸方向に動かされて、焦
点距離が変化する。このようにして、撮影レンズ10によ
る撮影像の画角と、ズームファインダー30により表示さ
れるファインダー像の画角とが、互いの間では等しい状
態を保ちながら変化する。
【0034】ズームレバー21の操作が止められると、TE
LE操作信号あるいはWIDE操作信号のCPU60への入力が
打ち切られ、ズーム駆動モーター78およびファインダー
駆動モーター79が停止する。そのとき撮影レンズ10は、
視野板40の視野枠内に表示されたファインダー像と等し
い画角の像をフィルム51上に結像する状態となるので、
そこでシャッターボタン20が押されれば、所定の自動焦
点合わせ処理や自動露出処理がなされた上で、フィルム
51に上記画角の写真潜像が記録されることになる。
【0035】ここで図1において、ズームレンズ36およ
び37については、実線でWIDE端位置を示し、破線でTELE
端位置を示してある。このWIDE端位置は一例としてファ
インダーズーム光学系31の倍率が0.4倍となる位置で
あり、一方TELE端位置は一例としてファインダーズーム
光学系31の倍率が1.2倍となる位置である。このよう
にズームレンズ36および37がTELE端位置、WIDE端位置を
取るとき、撮影レンズ10もそれらの位置に各々対応した
焦点距離最長、焦点距離最短の状態を取る。
【0036】前述したようにズームファインダー30はズ
ーム光学系31とコンバージョンレンズブロック32とから
構成され、ズーム光学系31には、ワイドコンバージョン
レンズ42とテレコンバージョンレンズ43の一方が選択的
に組み合わされる。これらのレンズ42、43の選択は、ズ
ームレンズ36および37のズーム位置を示すセンサーおよ
びズームスイッチ63からCPU60への信号入力状態に応
じてレンズ切替アクチュエーター45が駆動されることに
よりなされる。以下、この点について、図6も参照して
詳しく説明する。
【0037】上記のセンサーにより、ズームレンズ36お
よび37のズーム位置がTELE端位置に達していないことが
検出されているとき、CPU60はドライバー73を介して
レンズ切替アクチュエーター45を、倍率0.7のワイド
コンバージョンレンズ42がズーム光学系31に組み合わさ
れる状態に設定する。
【0038】この状態下でズームレバー21が操作されて
その間ファインダー駆動モーター79が作動すると、ファ
インダーズーム光学系31の倍率は図6の線分aで示す範
囲、すなわち0.4〜1.2の間の値を取り、ファイン
ダー倍率(ファインダーズーム光学系31とコンバージョ
ンレンズ42あるいは43とによる倍率。以下同様)はそれ
に0.7を乗じた0.28〜0.84の間の値を取る。
前述した通り撮影レンズ10のズーミング操作は、ファイ
ンダーズーム光学系31のそれと連動してなされ、撮影レ
ンズ10による撮影画角は、上記ファインダー倍率0.2
8〜0.84の範囲にあるファインダー像の画角と同じ
となる。
【0039】他方、上記のセンサーにより、ズームレン
ズ36および37のズーム位置が(つまり撮影レンズ10のズ
ーム位置も)TELE端位置に達したことが検出されると、
CPU60はドライバー73を介してレンズ切替アクチュエ
ーター45を作動させ、コンバージョンレンズブロック32
を、倍率1.4のテレコンバージョンレンズ43がズーム
光学系31に組み合わされる状態に設定する。CPU60は
それとともに、ドライバー72を介してファインダー駆動
モーター79を作動させ、図6の線分bで示すようにファ
インダーズーム光学系31の倍率を0.6まで低下させ
る。
【0040】この状態でファインダー倍率は0.6×
1.4=0.84であり、コンバージョンレンズブロッ
ク32を切替え移動させる前と変わらない。ただし、この
切替えとファインダーズーム光学系31のズーミング操作
がなされている途中の段階では、ファインダー倍率が急
激に増大し、そして漸次低下することになる。そのよう
に変化する不自然なファインダー像は撮影者に戸惑いを
与えることもあるので、この倍率の変化がある期間は、
適当なブラックアウト手段によりファインダー像が観察
されないようにしておくのが望ましい。
【0041】CPU60は、ズームレンズ36および37のズ
ーム位置がTELE端位置に達した後もさらにズームレバー
21がTELE側に操作されて、ズームスイッチ63からTELE操
作信号が入力されると、ファインダー駆動モーター79
を、ファインダーズーム光学系31の倍率を増大させる方
向(焦点距離を長くする方向)に作動させる。
【0042】したがってこの場合は、図6の線分cで示
すように、ファインダーズーム光学系31の倍率が0.6
〜1.2の間の値を取り、ファインダー倍率はそれに
1.4を乗じた0.84〜1.68の間の値を取る。な
おファインダー倍率がこのように変化しても、撮影レン
ズ10はTELE端位置のままであるから、このとき撮影され
る画像の画角は、ファインダー倍率0.84で表示され
たファインダー画像と同じ画角のまま不変である。
【0043】CPU60は、図6の線分cで示す領域にお
いてシャッターボタン20が押されて撮影がなされる毎
に、撮影像に対するファインダー表示画像の像範囲比を
示す情報を、撮影がなされた駒番号と対応付けてカート
リッジ53の記憶素子54に書き込む。この情報の書込み
は、接点を介して接触式で行なわれてもよいし、非接触
式で行なわれてもよい。
【0044】本実施形態の場合、この領域でのファイン
ダー倍率はファインダーズーム光学系31の倍率をAとす
ると(0.84/0.6)Aであり、撮影像画角はファ
インダー倍率が0.84のときのファインダー表示画像
画角と等しいから、結局上記画角比はA/0.6で与え
られる。
【0045】なおファインダーズーム光学系31の倍率A
は、ファインダー駆動モーター79の駆動制御信号や、あ
るいはこのモーター79の回転軸に連結させたエンコーダ
ーが出力する回転角検出信号や、さらには、ズーム光学
系31のズームレンズ36および37の位置を検出するセンサ
ーの出力信号等を利用して求めることができる。
【0046】その後、上記ズームレンズ36および37の位
置を検出するセンサーの出力信号等に基づいて、ファイ
ンダーズーム光学系31が倍率A=0.6となるまでWIDE
側に操作されたことがCPU60によって検出されると、
CPU60はドライバー73を介してレンズ切替アクチュエ
ーター45を作動させ、コンバージョンレンズブロック32
を、倍率0.7のワイドコンバージョンレンズ42がズー
ム光学系31に組み合わされる状態に設定する。
【0047】CPU60はそれとともに、ドライバー72を
介してファインダー駆動モーター79を作動させ、図6
の線分bを前記の場合とは逆方向に辿るようにして、フ
ァインダーズーム光学系31の倍率を最大の1.2に設
定する。この状態でファインダー倍率は1.2×0.7
=0.84であり、コンバージョンレンズブロック32を
切替え移動させる前と変わらない。
【0048】CPU60は、その後もさらにズームレバー
21がWIDE側に操作されて、ズームスイッチ63からWIDE操
作信号が入力されると、ファインダー駆動モーター79
を、ファインダーズーム光学系31の倍率を低下させる方
向(焦点距離を短くする方向)に作動させる。またCP
U60は、上述のようにしてワイドコンバージョンレンズ
42がズーム光学系31に組み合わされた後は、ファインダ
ー駆動モーター79と連動させてズーム駆動モーター78を
駆動させ、図6の線分aの領域で前述と同様の撮影がな
されるようにする。つまりこの領域では、撮影レンズ10
もズーミング操作されるようになり、ファインダー表示
像と同じ画角で撮影がなされる。
【0049】なおこの図6の線分aの領域では、撮影像
に対するファインダー表示画像の像範囲比を自動的に
「1」として、記憶素子54に対する書込みがなされる。
【0050】撮影済みのフィルムカートリッジ50はカメ
ラボディ1から取り出され、例えば市中の現像所等にお
いて現像処理にかけられ、その写真フィルム51に記録さ
れていた写真潜像が顕像化される。そのようにして形成
されたネガフィルムから、所定の記録用紙を用いて写真
プリントが形成されるが、その際、上記記憶素子54に記
憶されている情報に従って適宜疑似ズーム処理がなされ
る。以下、この疑似ズーム処理について詳しく説明す
る。
【0051】図7は、疑似ズーム処理に対応した写真プ
リントシステムの一例を概略的に示すものである。図示
されるようにこのシステムは、画像取扱装置101と、そ
れに接続された写真プリンタ102とから構成されてい
る。
【0052】本例の写真プリントシステムにおいて、画
像取扱装置101は専用プログラムが組み込まれた汎用パ
ソコンであり、周辺機器として、現像済の写真フィルム
51Aを読み取るためのフィルムスキャナおよび、この写
真フィルム51Aを収納していたカートリッジ53の記憶素
子54(図4参照)に記憶されている情報を読み取る読取
手段103を備えている。さらにこの画像取扱装置101は、
CD−R、Zipなどのメディアドライブを内蔵、ある
いは外付けで備えている。また、ネットワーク104を介
して他のコンピュータと画像データをやりとりするため
の通信設備(図示せず)も備えている。
【0053】写真プリンタ102は、公知のデジタル写真
プリンタであり、画像取扱装置101から画像データや出
力指示情報(例えばプリント枚数、サイズなど)を受け
取って、これらに基づいてプリント出力を行なうもので
ある。
【0054】上記のシステムにおいて、画像取扱装置10
1は、現像済写真フィルム51Aから取り込んだ画像デー
タに対し所定の画像処理を施した後に、これを写真プリ
ンタ102に転送するとともに、CD−Rなどのメディア1
06に記録する。また画像取扱装置101には読取手段103か
ら、それが読み取った記憶素子54の記憶情報Hが入力さ
れる。
【0055】次に、このシステムの構成について図8を
参照して詳細に説明する。なお、図8に示される各構成
要素のうち、画像処理に関する機能は、上記画像取扱装
置101の機能として実現されてもよいし、写真プリンタ1
02、あるいはフィルムスキャナの機能として組み込まれ
ていてもよいものであるので、この図8については、図
7との対応づけを特に行なわずに説明する。
【0056】図示されるように、スキャナ110により取
り込まれた写真画像は、各種画像処理手段111〜116によ
り処理された後にプリンタ102によって写真プリントと
して出力される。
【0057】セットアップ階調・色処理手段111は、露
出のアンダーあるいはオーバーを自動的に判別して、適
切な値に補正する手段である。拡大縮小手段112は、プ
リント画像のサイズを記録材料(例えばロール状プリン
トペーパー)の幅に適合させるために、さらには疑似ズ
ーム処理のために画素密度を変換する手段である。また
覆い焼き処理手段113は、特開平9−18704号に記
載されているような覆い焼き処理を行なう手段であり、
粒状抑制型シャープネス強調処理手段114は特開平9−
22460号に記載されているような粒状抑制型のシャ
ープネス強調処理を行なう手段である。
【0058】さらに、上記一連の画像処理に加え、プリ
ント出力用の画像データに対しては、3D変換処理手段
115、116により、プリンタの特性に合わせた色変換が施
される。3D変換処理は読み取ったフィルムがネガフィ
ルムかリバーサルフィルムかによって異なる。
【0059】次に、上記拡大縮小手段112によりなされ
る疑似ズーム処理のための画素密度変換について説明す
る。拡大縮小手段112には読取手段103から、撮影駒の各
々毎の前記記憶情報Hが入力される。この記憶情報Hは
先に説明した通り、撮影像に対するファインダー表示画
像の像範囲比Rを示している。
【0060】図6の線分aの領域では、この像範囲比R
は常に「1」である。拡大縮小手段112はこの像範囲比
「1」である撮影駒に対しては、特に拡大縮小するよう
な画素密度変換処理は施さない。つまりこの場合は、図
9(1)に示す現像済写真フィルム51Aのある駒Fの記
録画像を、同図(2)に示すように、所定サイズの記録
材料200にそのまま再現するプリント処理がなされるこ
とになる。このようにして、この場合は、ファインダー
表示画像と同じ画角の画像が記録されたプリントが得ら
れる。
【0061】一方図6の線分cの領域では、記憶情報H
が示す像範囲比Rは、1から2の間の値を取る。拡大縮
小手段112は前記スキャナ110により取り込まれた写真画
像を、例えば画像中心は変えることなく、縦横とも1/
Rの範囲のみが所定サイズの記録材料200において再現
されるように拡大処理する。つまりこの場合は、図9
(1)に示す現像済写真フィルム51Aのある駒Fの記録
画像のうち、図中2点鎖線で示す領域のみを、同図
(3)に示すように記録材料200に再現するプリント処
理がなされる。
【0062】前述した通り図6の線分cの領域では、フ
ァインダー倍率は0.84〜1.68の間の値を取るも
のの、撮影画像の画角はファインダー倍率0.84で表
示されたファインダー画像と同画角のまま不変である。
しかしここで、上記の通りの拡大処理がなされることに
より、この場合も、ファインダー表示画像と同じ画角の
画像が記録されたプリントが得られる。
【0063】以上のようにして、実際のズーム比が3で
ある撮影レンズ10を用いながら、あたかもズーム比が6
の撮影レンズを用いた場合のような写真プリントを得る
ことができる。
【0064】なお、撮影レンズとしてズームレンズを用
いる場合、そのズーム比は3に限られるものではない。
そしてこの撮影レンズとしては、ズームレンズに限ら
ず、固定焦点レンズが採用されても構わない。
【0065】また、コンバージョンレンズの倍率も、上
記実施形態における0.7倍および1.4倍に限られる
ものではない。そしてコンバージョンレンズの枚数は2
枚に限定されるものではなく、さらに、コンバージョン
レンズを用いる場合、コンバージョンレンズをファイン
ダーズーム光学系に組み合わせない状態で撮影を行なう
モードを設定してもよい。
【0066】また、ワイドコンバージョンレンズ42とテ
レコンバージョンレンズ43の選択の仕方も、図6に示し
たものに限られるものではない。例えば、図2に示され
る疑似ズームモードボタン22が1回押される毎に図5の
疑似ズームスイッチ61からCPU60にON信号、OFF信号
が交互に入力されるようにし、OFF信号が入力された場
合はワイドコンバージョンレンズ42が、ON信号が入力さ
れた場合はテレコンバージョンレンズ43がそれぞれファ
インダーズーム光学系31に組み合わされるようにしても
よい。
【0067】そのようにする場合、ファインダーズーム
光学系31の倍率とファインダー倍率との関係は、図10
に示すようなものとなる。
【0068】その際は、疑似ズームモードボタン22の操
作の前後で、ファインダー表示画像の画角が急激に変化
する。しかしこの場合、撮影者は撮影画角を望遠側ある
いは広角側に変えるという意志に基づいて疑似ズームモ
ードボタン22を操作するのであるから、この急激な画角
変化は自然なこととして受け止めることができる。
【0069】以上、写真フィルムに記録された画像に疑
似ズームが適用される場合について説明したが、この疑
似ズームにおける撮影画角とプリント画角との関係は、
前述の電子ズームを適用する電子スチルカメラやビデオ
カメラ等における撮影レンズの結像画角と撮影画角との
関係と同様であるから、そのような電子スチルカメラや
ビデオカメラ等に対して本発明のズームファインダーを
用いれば、上記と同じ効果を得ることができる。
【0070】次に図11〜15を参照して、本発明の別
の実施形態について説明する。この実施形態の疑似ズー
ムカメラは、ファインダー倍率が急激に増大あるいは低
下する際に、ファインダー像が観察されないようにする
処理を行なうものである。以下では、このブラックアウ
ト処理に関わる点のみについて説明するが、その他の点
については、既に説明したものを適宜適用すればよい。
【0071】本実施形態は図15に示すように、一例と
して倍率3のテレコンバージョンレンズ(テレコンバー
ター)がファインダー光学系に組み合うテレコンバータ
ー有りの状態と、ファインダー光学系から外れるテレコ
ンバーター無しの状態とを選択的に設定して、ファイン
ダー基本光学系としてズーム比3のものを用いながら、
ファインダー全体としてズーム比9を実現するものであ
る。
【0072】すなわち、同図に示す通り、ファインダー
ズーム位置が倍率1〜3の範囲ではテレコンバーター無
しとし、撮影レンズもそれに連動させてズーム倍率1〜
3で操作し、ファインダー表示画像と同画角の像を撮影
するようにする。ズーム倍率3を超えるようにズームレ
バーが操作されると、撮影レンズのズーム位置はTELE端
に固定したまま、テレコンバーター有りに切り換え、フ
ァインダーズーム位置をWIDE端に戻してそこからTELE側
にズーミング操作する。
【0073】そして、上述のようにファインダーズーム
位置がWIDE端に戻される間、ファインダー光学系に組み
込まれているファインダーLCD(液晶表示装置)をON
にさせて、ファインダー像が観察されないようにする。
【0074】テレコンバーター有りの状態から無しの状
態に切り換えられる場合は、以上と逆の操作がなされ
る。
【0075】次に、以上の処理の流れについて、図11
〜14を参照して詳しく説明する。なお、ここでは撮影
レンズの駆動などには触れず、ファインダー表示に関わ
る処理についてのみ説明する。
【0076】まず、TELE側にズーミング操作される場合
について、図11を参照して詳しく説明する。図示しな
いCPUによる全体制御処理の流れの中で、ステップP
101においてズームTELE処理(TELE側へのズーミング操
作)がスタートすると、次にステップP102においてフ
ァインダーズーム位置が検出され、次にステップP103
においてテレコンバーター位置が検出される。
【0077】次にステップP104において、ファインダ
ー光学系がMAXズーム位置(TELE端位置)に有るか否か
が判別される。MAXズーム位置に有ると判別された場合
は、次にステップP106において、テレコンバーター有
りか無しかが判別される。テレコンバーター有りと判別
された場合は次にステップP108において、ズームレバ
ーにより操作されるズームモーター作動スイッチがOFF
であるか否かが判別される。スイッチがOFFであると判
別された場合は、ステップP109において、処理の流れ
が全体処理に戻る。スイッチがOFFでないと判別された
場合は、ステップP108の処理が繰り返される。
【0078】上記ステップP106において、テレコンバ
ーター無しと判別された場合は、次にステップP107に
おいて、TELEブラックアウト処理(TELE側にズーム操作
される際のブラックアウト処理。これについては図12
を参照して後に詳述する)がなされる。
【0079】一方、ステップP104において、ファイン
ダー光学系がMAXズーム位置(TELE端位置)に無いと判
別された場合は、次にステップP105において、ズーム
モーターが正転するように駆動開始される。この正転方
向は、ズーム機構をTELE側に操作する回転方向である。
またこの回転は、所定の速度でズーム機構が駆動するよ
うに、Duty制御下でなされる。
【0080】ズームモーターが正転駆動すると、次にス
テップP110において、前記ズームモーター作動スイッ
チがOFFであるか否かが判別される。スイッチがOFFであ
ると判別された場合は、ステップP111においてズーム
モーターが停止され、ステップP112において処理の流
れが全体処理に戻る。スイッチがOFFでないと判別され
た場合は、ステップP113において、ズームモーターが
動作中であるか否かが判別される。
【0081】ズームモーターが動作中であると判別され
た場合は、ステップP114においてファインダーズーム
位置が検出され、次にステップP115において、ファイ
ンダー光学系がMAXズーム位置(TELE端位置)に有るか
否かが判別される。MAXズーム位置に無いと判別された
場合、処理の流れは上記ステップP110に戻る。MAXズー
ム位置に有ると判別された場合は、ステップP116にお
いてズームモーターが停止される。
【0082】ズームモーターが停止されると、次にステ
ップP117において、テレコンバーター有りか無しかが
判別される。テレコンバーター有りと判別された場合は
次にステップP118において、前記ズームモーター作動
スイッチがOFFであるか否かが判別される。スイッチがO
FFであると判別された場合は、ステップP119におい
て、処理の流れが全体処理に戻る。スイッチがOFFでな
いと判別された場合は、ステップP118の処理が繰り返
される。なお、前記ステップP113において、ズームモ
ーターが動作中でないと判別された場合、処理の流れは
ステップP117に進む。
【0083】上記ステップP117において、テレコンバ
ーター無しと判別された場合は、ステップP120におい
てTELEブラックアウト処理がなされる。
【0084】以下図12を参照して、TELEブラックアウ
ト処理について説明する。ステップP131においてこの
処理がスタートすると、次にステップP132において前
述のLCDがONにされ、ファインダー表示画像が観察で
きない状態にされる。次にステップP133において、ズ
ームモーターが逆転するように駆動開始される。この逆
転方向は、ズーム機構をWIDE側に操作する回転方向であ
る。またこの回転は前述のDuty制御駆動ではなく、ファ
インダーズーム位置が素早くWIDE端に戻るように、例え
ば通常のDC駆動とされる。
【0085】ズームモーターが逆転駆動開始すると、次
にステップP134において、テレコンバーターを移動さ
せるコンバーターモーターが、正転するように駆動開始
される。この正転方向は、テレコンバーターをファイン
ダー光学系に組み入れ操作する回転方向である。
【0086】次にステップP135において、ズームモー
ターが動作中であるか否かが判別される。ズームモータ
ーが動作中であると判別された場合は、ステップP136
においてファインダーズーム位置が検出され、次にステ
ップP137において、ファインダー光学系がMINズーム位
置(WIDE端位置)に有るか否かが判別される。MINズー
ム位置に有ると判別された場合はステップP138におい
てズームモーターが停止され、次にステップP139にお
いて、コンバーターモーターが動作中であるか否かが判
別される。なお上記ステップP135においてズームモー
ターが動作中でないと判別された場合、およびステップ
P137においてファインダー光学系がMINズーム位置に無
いと判別された場合、処理の流れは上記ステップP139
に進む。
【0087】ステップP139において、コンバーターモ
ーターが動作中であると判別された場合、次にステップ
P140においてテレコンバーター位置が検出され、次に
ステップP141において、テレコンバーターが正常にフ
ァインダー光学系に組み入れられてセット完了したか否
かが判別される。セット完了したと判別された場合は、
ステップP142においてコンバーターモーターが停止さ
れ、次にステップP143において、コンバーターモータ
ーおよびズームモーターの両方ともが停止したか否かが
判別される。
【0088】なお、ステップP139においてコンバータ
ーモーターが動作中でないと判別された場合、およびス
テップP141においてテレコンバーターがセット完了し
ていないと判別された場合、処理の流れは上記ステップ
P143に進む。ステップP143において、コンバーターモ
ーターおよびズームモーターの両方ともが停止していな
いと判別された場合、処理の流れはステップP135に戻
る。
【0089】ステップP143において、コンバーターモ
ーターおよびズームモーターの両方とも停止していると
判別された場合、ステップP144において前述のLCD
がOFFにされ、ファインダー表示画像が観察できる状態
に戻され、次のステップP145で処理の流れが全体処理
に戻る。
【0090】次に、上記とは反対にWIDE側になされるズ
ーミング操作、およびそのときなされるブラックアウト
処理について、図13および14を参照して詳しく説明
する。図13のステップP150においてズームWIDE処理
(WIDE側へのズーミング操作)がスタートすると、次に
ステップP151においてファインダーズーム位置が検出
され、次にステップP152においてテレコンバーター位
置が検出される。
【0091】次にステップP153において、ファインダ
ー光学系がMINズーム位置(WIDE端位置)に有るか否か
が判別される。MINズーム位置に有ると判別された場合
は、次にステップP155において、テレコンバーター有
りか無しかが判別される。テレコンバーター無しと判別
された場合は次にステップP157において、ズームレバ
ーにより操作されるズームモーター作動スイッチがOFF
であるか否かが判別される。スイッチがOFFであると判
別された場合は、ステップP158において、処理の流れ
が全体処理に戻る。スイッチがOFFでないと判別された
場合は、ステップP157の処理が繰り返される。
【0092】上記ステップP155において、テレコンバ
ーター有りと判別された場合は、次にステップP156に
おいて、WIDEブラックアウト処理(WIDE側にズーム操作
される際のブラックアウト処理。これについては図18
を参照して後に詳述する)がなされる。
【0093】一方、ステップP153において、ファイン
ダー光学系がMINズーム位置(WIDE端位置)に無いと判
別された場合は、次にステップP159において、ズーム
モーターが逆転するように駆動開始される。この逆転方
向は、ズーム機構をWIDE側に操作する回転方向である。
またこの回転は、所定の速度でズーム機構が駆動するよ
うに、Duty制御下でなされる。
【0094】ズームモーターが逆転駆動すると、次にス
テップP159において、前記ズームモーター作動スイッ
チがOFFであるか否かが判別される。スイッチがOFFであ
ると判別された場合は、ステップP161においてズーム
モーターが停止され、ステップP162において処理の流
れが全体処理に戻る。スイッチがOFFでないと判別され
た場合は、ステップP160において、ズームモーターが
動作中であるか否かが判別される。
【0095】ズームモーターが動作中であると判別され
た場合は、ステップP163においてファインダーズーム
位置が検出され、次にステップP164において、ファイ
ンダー光学系がMINズーム位置(WIDE端位置)に有るか
否かが判別される。MINズーム位置に無いと判別された
場合、処理の流れは上記ステップP159に戻る。MAXズー
ム位置に有ると判別された場合は、ステップP165にお
いてズームモーターが停止される。
【0096】ズームモーターが停止されると、次にステ
ップP166において、テレコンバーター有りか無しかが
判別される。テレコンバーター無しと判別された場合は
次にステップP167において、前記ズームモーター作動
スイッチがOFFであるか否かが判別される。スイッチがO
FFであると判別された場合は、ステップP168におい
て、処理の流れが全体処理に戻る。スイッチがOFFでな
いと判別された場合は、ステップP167の処理が繰り返
される。なお、前記ステップP160において、ズームモ
ーターが動作中でないと判別された場合、処理の流れは
ステップP166に進む。
【0097】上記ステップP166において、テレコンバ
ーター無しと判別された場合は、ステップP169におい
てWIDEブラックアウト処理がなされる。
【0098】以下図14を参照して、WIDEブラックアウ
ト処理について説明する。ステップP170においてこの
処理がスタートすると、次にステップP171において前
述のLCDがONにされ、ファインダー表示画像が観察で
きない状態にされる。次にステップP172において、ズ
ームモーターが正転するように駆動開始される。この正
転方向は、ズーム機構をTELE側に操作する回転方向であ
る。またこの回転は前述のDuty制御駆動ではなく、ファ
インダーズーム位置が素早くTELE端に戻るように、例え
ば通常のDC駆動とされる。
【0099】ズームモーターが正転駆動開始すると、次
にステップP173において、テレコンバーターを移動さ
せるコンバーターモーターが、逆転するように駆動開始
される。この逆転方向は、テレコンバーターをファイン
ダー光学系から離脱させる回転方向である。
【0100】次にステップP174において、ズームモー
ターが動作中であるか否かが判別される。ズームモータ
ーが動作中であると判別された場合は、ステップP175
においてファインダーズーム位置が検出され、次にステ
ップP176において、ファインダー光学系がMAXズーム位
置(TELE端位置)に有るか否かが判別される。MAXズー
ム位置に有ると判別された場合はステップP177におい
てズームモーターが停止され、次にステップP178にお
いて、コンバーターモーターが動作中であるか否かが判
別される。なお上記ステップP174においてズームモー
ターが動作中でないと判別された場合、およびステップ
P176においてファインダー光学系がMAXズーム位置に無
いと判別された場合、処理の流れは上記ステップP178
に進む。
【0101】ステップP178において、コンバーターモ
ーターが動作中であると判別された場合、次にステップ
P179においてテレコンバーター位置が検出され、次に
ステップP180において、テレコンバーターが正常にフ
ァインダー光学系から離脱してセット完了したか否かが
判別される。セット完了したと判別された場合は、ステ
ップP181においてコンバーターモーターが停止され、
次にステップP182において、コンバーターモーターお
よびズームモーターの両方ともが停止したか否かが判別
される。
【0102】なお、ステップP178においてコンバータ
ーモーターが動作中でないと判別された場合、およびス
テップP180においてテレコンバーターがセット完了し
ていないと判別された場合、処理の流れは上記ステップ
P182に進む。ステップP182において、コンバーターモ
ーターおよびズームモーターの両方ともが停止していな
いと判別された場合、処理の流れはステップP174に戻
る。
【0103】ステップP182において、コンバーターモ
ーターおよびズームモーターの両方とも停止していると
判別された場合、ステップP183において前述のLCD
がOFFにされ、ファインダー表示画像が観察できる状態
に戻され、次のステップP184で処理の流れが全体処理
に戻る。
【0104】なお上記の例では、ファインダーズーム位
置の時間当たり変化量は、図15に実線で示す通り、テ
レコンバーター使用時と非使用時とで共通とされている
が、同図に1点鎖線で示すように、テレコンバーター使
用時は非使用時に比べてこの時間当たり変化量を小さく
設定してもよい。そのようにすれば、テレコンバーター
使用によるファインダー表示画像の急激な倍率変化を緩
和でき、視野範囲確認が容易となる。
【0105】また、同図に2点鎖線で示すように、テレ
コンバーター倍率とファインダーズーム光学系のズーム
比との関係から、テレコンバーター使用と非使用とを切
り換える際に、ファインダーズーム位置をTELE端まであ
るいはWIDE端まで戻さないようにしてもよい。その場合
は、テレコンバーター使用に切り換えた後、より短時間
で最大倍率まで到達しやすいから、ファインダーズーム
位置の時間当たり変化量を、特に小さく設定するのが望
ましい。
【0106】一方、上記の例では、液晶表示装置を用い
てブラックアウトを行なっているが、その他の手段によ
ってブラックアウトを行なうことも可能である。図16
と図17は、機械的にブラックアウトを行なう手段の一
例を示すものである。この手段において、遮光板250は
2本のスライド溝252を有し、そこにはカメラボディ本
体側に固定された係合ピン252が挿通されている。それ
により遮光板250は、図中左右方向に移動自在となって
いる。また遮光板250には、ファインダー使用時の状態
でファインダー光学系光軸Oと整合する光通過窓253を
有している。
【0107】さらに遮光板250には、「く」の字形のス
ライド溝254が形成され、そこにはピン260が挿通されて
いる。このピン260は、レンズ切替アクチュエーター45
によって揺動される連結バー261の先端に固定されてい
る。この例は、テレコンバージョンレンズ43がファイン
ダー光学系に組み合わされる状態と、そこから離脱した
状態の一方が選択的に設定されるものであり、テレコン
バージョンレンズ43はレンズ切替アクチュエーター45に
よって駆動されるピニオンギアとラック(図示せず)等
により移動されて、これら2つの状態とされる。
【0108】図16は、テレコンバージョンレンズ43が
使用されない状態を示している。このとき、光通過窓25
3はファインダー光学系光軸Oと整合している。ここか
ら、テレコンバージョンレンズ43をファインダー光学系
光軸Oと整合する位置に移動させるためにレンズ切替ア
クチュエーター45が駆動すると、連結バー261が揺動す
ることにより遮光板250が図中右方に動かされる。
【0109】図17に示されるようにピン260がスライ
ド溝254の中央部に達したとき、テレコンバージョンレ
ンズ43はファインダー光学系光軸Oと整合する位置まで
動く途中にあるが、このとき遮光板250は図中最右方に
位置し、その光通過窓253がファインダー光学系光軸O
から外れる状態となる。この状態では、遮光板250によ
りファインダー光路が遮られ、ブラックアウトとなる。
【0110】なお、図17の状態からレンズ切替アクチ
ュエーター45がさらに駆動して、ピン260がスライド溝2
54の下端部に達すると、遮光板250は図16の位置まで
戻り、そしてそのときコンバージョンレンズ43はファイ
ンダー光学系光軸Oと完全に整合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるズームファインダー
を示す側面図
【図2】上記ズームファインダーを備えた疑似ズームカ
メラの全体形状を示す斜視図
【図3】上記疑似ズームカメラの要部を示す斜視図
【図4】上記疑似ズームカメラに用いられる写真フィル
ムカートリッジを示す斜視図
【図5】上記疑似ズームカメラの電気的制御に係る構成
を示すブロック図
【図6】上記ズームファインダーの倍率変化特性を示す
グラフ
【図7】疑似ズーム処理を行なう写真プリントシステム
の一例を示す概略構成図
【図8】上記写真プリントシステムの要部を示すブロッ
ク図
【図9】上記写真プリントシステムによる疑似ズーム処
理を説明する説明図
【図10】本発明のズームファインダーの倍率変化特性
の別の例を示すグラフ
【図11】本発明の別の実施形態の疑似ズームカメラに
おける動作制御処理の流れを示すフローチャート
【図12】図15の処理に関連する制御処理の流れを示
すフローチャート
【図13】図15の処理に関連する制御処理の流れを示
すフローチャート
【図14】図15の処理に関連する制御処理の流れを示
すフローチャート
【図15】図11〜14の処理によるファインダー表示
倍率の変化等を示すタイムチャート
【図16】本発明の別の実施形態の疑似ズームカメラに
おけるブラックアウト手段を示す正面図
【図17】図16のブラックアウト手段の異なる状態を
示す正面図
【符号の説明】
10 撮影レンズ 11 ファインダー窓 12 AE受光窓 13 AF投光窓 15 ストロボ発光部 20 シャッターボタン 21 ズームレバー 22 疑似ズームモードボタン 30 ズームファインダー 31 ファインダーのズーム光学系 32 コンバージョンレンズブロック 33、34 ミラー 35 対物レンズ 36、37 ズームレンズ 38 リレーレンズ 39 焦点板 40 視野板 41 接眼レンズ 42 ワイドコンバージョンレンズ 43 テレコンバージョンレンズ 44 ラック 45 レンズ切替アクチュエーター 46 ピニオンギア 50 フィルムカートリッジ 51 写真フィルム 51A 現像済写真フィルム 52 スプール 53 カートリッジ 54 記憶素子 60 CPU 61 疑似ズームスイッチ 62 レリーズスイッチ 63 ズームスイッチ 64 メインスイッチ 65 センサー 66 LCD(液晶表示装置) 67 測光装置 68 AF回路 69 ストロボ 70、71、72、73 ドライバー 74 フィルム巻上げモーター 75 レンズ駆動モーター 76 シャッター駆動モーター 77 リフレクター駆動モーター 78 ズーム駆動モーター 79 ファインダー駆動モーター 101 画像取扱装置 102 写真プリンタ 103 読取手段 110 スキャナ 111 セットアップ階調・色処理手段 112 拡大縮小手段 200 記録材料
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 勝司 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 (72)発明者 長 倫生 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 岩崎 洋一 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの撮影用レンズとは別体に形成さ
    れて、撮影範囲を示す一定領域内に画角を変更自在にし
    て視野像を表示するズーム光学系と、 このズーム光学系と組み合わされたとき前記領域内の表
    示画像の画角を変更する少なくとも1つのコンバージョ
    ンレンズと、 このコンバージョンレンズを、前記ズーム光学系に組み
    合わされる位置と、そこから離脱した位置との間で移動
    させるレンズ駆動手段とからなるズームファインダー。
  2. 【請求項2】 前記撮影用レンズがズームレンズである
    場合に、前記レンズ駆動手段が、撮影用レンズのズーミ
    ング位置が所定位置に設定されたとき、前記ズーム光学
    系に所定のコンバージョンレンズを自動的に組み合わせ
    るように構成されていることを特徴とする請求項1記載
    のズームファインダー。
  3. 【請求項3】 前記ズーム光学系とコンバージョンレン
    ズとの組み合わせ状態が切り替えられるとき、この切替
    えの前と後のファインダー光学系全体の倍率がほぼ等し
    くなるように前記ズーム光学系をズーミング操作する手
    段が設けられたことを特徴とする請求項2記載のズーム
    ファインダー。
  4. 【請求項4】 前記ズーム光学系とコンバージョンレン
    ズとによる画角変更範囲が、撮影用レンズの画角変更範
    囲よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項
    2または3記載のズームファインダー。
  5. 【請求項5】 前記ファインダー光学系の基本光学系と
    コンバージョンレンズとの組み合わせ状態が切り替えら
    れるとき、この切替えの少なくとも一時期、ファインダ
    ーを視野像を表示しない状態に設定するブラックアウト
    手段が設けられたことを特徴とする請求項1から4いず
    れか1項記載の疑似ズームカメラ。
  6. 【請求項6】 前記ファインダー光学系の基本光学系と
    コンバージョンレンズとの組み合わせ状態のうち、ファ
    インダー光学系倍率がより大となる状態では、ファイン
    ダー光学系倍率がより小となる状態のときよりも、ファ
    インダー基本光学系のズーム機構の時間当たりの移動量
    を少なくする制御手段が設けられたことを特徴とする請
    求項1から5いずれか1項記載の疑似ズームカメラ。
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