JP2000029098A - ズームファインダー - Google Patents

ズームファインダー

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JP2000029098A
JP2000029098A JP10197616A JP19761698A JP2000029098A JP 2000029098 A JP2000029098 A JP 2000029098A JP 10197616 A JP10197616 A JP 10197616A JP 19761698 A JP19761698 A JP 19761698A JP 2000029098 A JP2000029098 A JP 2000029098A
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zoom
optical system
finder
magnification
lens
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JP10197616A
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English (en)
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Hideo Kobayashi
英雄 小林
Kazunori Ono
和則 大野
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズームファインダーを、簡単な構成でズーム
比を大きく設定できるように構成する。 【解決手段】 ズーム式の対物光学系30と、接眼レンズ
35と、それらの間に介設されたリレー光学系40とを有す
るズームファインダーにおいて、リレー光学系40の例え
ばリレーレンズ群41と凹レンズ42とを光軸方向に移動自
在にして、ファインダー視野像の倍率を変更可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラのファインダ
ーに関し、特に詳細には、視野像の画角を連続的に変え
られるようにしたズームファインダーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影レンズとしてズームレンズを
備えたカメラが種々知られている。そのようなカメラに
おいて、撮影レンズと光学的に独立したファインダーが
適用される場合は、一般にこのファインダーもズーム光
学系とされ、撮影レンズと連動して撮影像と同画角の視
野像を表示するように構成される。
【0003】一方、例えば特公平5−82921号に示
されているように、プリント過程での引伸ばし倍率を操
作することにより、写真フィルムに実際に撮影された画
像とは画角の異なる画像をプリントする写真プリントシ
ステムが知られている。このような写真プリントシステ
ムによれば、ズーム撮影レンズのズーム比に制限されず
に、あたかも超望遠の撮影レンズで撮影したようなプリ
ント像を得ることも可能になる。
【0004】このようないわゆる疑似ズーム技術を適用
する場合、カメラのズームファインダーは、撮影レンズ
による画角変更範囲を超えて、疑似ズームによる出来上
がりのプリントと同じ画角の視野像を表示できるように
構成されるのが望ましい。つまり、そのようにしておけ
ば、撮影者は、出来上がってくるプリントにおける画角
を確認しながら撮影可能となる。
【0005】また、撮影レンズが結像した画像をCCD
等の撮像素子によって撮像する電子スチルカメラやビデ
オカメラにおいては、各画素毎の画像データを間引いた
り間伸びさせることによって撮影画角を変更する、いわ
ゆる電子ズームの手法が広く採用されている。そのよう
に形成されたスチルカメラやビデオカメラにおいて、光
学式のビューファインダーを適用する場合、そのファイ
ンダーは、電子ズームによる画角変更範囲の全域で追随
して撮影画角通りの像を表示可能であることが望まれ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの疑似
ズームや電子ズームにおける要求に対処するためには、
ズームファインダーとして、極めて大きなズーム比のも
のを用いる必要がある。例えば、撮影レンズのズーム比
が3であり、疑似ズームや電子ズームを適用してその倍
のズーム効果を実現しようとすると、ズームファインダ
ーとしてズーム比が6のものを用いる必要がある。
【0007】従来より、大きなズーム比を実現するズー
ムファインダーとして、例えば特開平2−96108号
や同4−247417号に示されるように、対物光学系
の後段側にエレクター系を設け、対物光学系を構成する
レンズ群の一部およびエレクター系を構成するレンズ群
の一部を光軸方向に移動させて変倍するようにしたもの
が知られている。
【0008】しかし、このような従来装置においては、
多数のレンズを互いに連動して移動させるために、構成
が非常に複雑化するという問題が認められる。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構成でズーム比を大きく設定することが
できるズームファインダーを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のズー
ムファインダーは、ズーム式の対物光学系と、接眼レン
ズと、それらの間に介設されたリレー光学系とを有する
ズームファインダーにおいて、リレー光学系の中に、フ
ァインダー視野像の倍率を変更する変倍光学系が設けら
れたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明による第2のズームファインダ
ーは、上記と同様にズーム式の対物光学系と、接眼レン
ズと、それらの間に介設されたリレー光学系とを有する
ズームファインダーにおいて、上記対物光学系として、
変倍範囲が互いに異なる複数の対物光学系が設けられる
とともに、これらの対物光学系のうちの1つを選択的に
リレー光学系に組み合わせる対物光学系選択機構が設け
られたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の効果】本発明による第1のズームファインダー
においては、ズーム式の対物光学系を操作することによ
り、通常のズームファインダーにおけるのと同様にファ
インダー視野像の倍率が変化するが、さらに、リレー光
学系の中に設けられた変倍光学系を操作してもファイン
ダー視野像の倍率が変化する。このように、2つの変倍
手段により相乗的にファインダー視野像の倍率を変える
ことができれば、極めて大きなズーム比を実現可能とな
る。
【0013】そしてこの本発明による第1のズームファ
インダーは、通常のズームファインダーと比較するとリ
レー光学系の中に変倍光学系を設けた点だけが異なるも
のであって、構成は比較的簡単なものとなる。
【0014】他方、本発明による第2のズームファイン
ダーにおいては、リレー光学系に組み合わせる対物光学
系に応じてファインダー視野像の倍率が変化するので、
対物光学系の選択によって、この場合も極めて大きなズ
ーム比を実現可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実
施形態によるズームファインダーを示すものであり、ま
た図2はそのファインダーが搭載された疑似ズームカメ
ラを示すものである。
【0016】図2に示されるようにこの疑似ズームカメ
ラは、ボディ1の前面部にズームレンズからなる撮影レ
ンズ10、ファインダー窓11、AE(自動露出)受光窓1
2、AF(自動焦点合わせ)投光窓13およびストロボ発
光部15等を有し、またボディ1の上面部にはシャッター
ボタン20、ズームレバー21、および疑似ズームモードボ
タン22等を有している。
【0017】図1に示されるようにズームファインダー
は、プリズム25およびミラー26によって途中で光路高さ
を変える一般的なリレー式実像ファインダー光学系であ
り、ズーム式の対物光学系30と、接眼レンズ35と、それ
らの間に介設されたリレー光学系40とを有している。
【0018】対物光学系30は、対物レンズ31と、ズーム
レンズ32および33とから構成されている。ズームレンズ
32および33は、互いの間の距離を変え得るように光軸方
向に移動自在とされ、後述する図4のファインダー駆動
モーター79および図示しない駆動機構によってこの方向
に移動される。
【0019】リレー光学系40は、一般的なリレーレンズ
群41と、凹レンズ42と、ファインダー像が結像される焦
点板43とから構成されている。この焦点板43は、片面が
凸面で他の面が平面とされており、この平面には撮影範
囲を示す視野枠44が形成されている。リレーレンズ群41
および凹レンズ42は、互いの間の距離を変え得るように
光軸方向に移動自在とされ、後述する図4のレンズ切替
アクチュエーター45および図示しない駆動機構によりこ
の方向に移動されて、互いの間の距離が比較的短い位置
(低倍位置)と比較的長い位置(高倍位置)のいずれか
一方に選択的に設定される。
【0020】なお本例では、リレーレンズ群41および凹
レンズ42が上記の低倍位置を取ったとき、それらによる
像倍率は0.7倍となり、それに対してリレーレンズ群
41および凹レンズ42が上記の高倍位置を取ったときそれ
らによる像倍率は2.1倍となる。
【0021】つまり、リレー光学系40の変倍比は3倍と
なっている。
【0022】一方図3は、この疑似ズームカメラにおい
て用いられるフィルムカートリッジ50を示すものであ
る。このフィルムカートリッジ50は、例えばブローニー
フィルム程度の比較的幅広のネガタイプの写真フィルム
51を、スプール52に巻回保持した状態でカートリッジ53
内に収納してなるものである。そしてこのカートリッジ
53の外面の一部には、ICメモリチップからなる記憶素
子54が取り付けられている。
【0023】図4は、この疑似ズームカメラの主要な電
気回路を示すものである。図示されるように、この疑似
ズームカメラの基本動作を制御するCPU(中央処理装
置)60には、前述の疑似ズームモードボタン22によって
操作される疑似ズームスイッチ61、レリーズスイッチ6
2、ズームスイッチ63、メインスイッチ64、センサー
(各種センサーを統括して、このように示している)65
から信号が入力されるようになっている。
【0024】またこのCPU60には、例えばファインダ
ー内において各種情報を表示するLCD(液晶表示装
置)66、適正露出を決定するための測光装置67、AF回
路68、ストロボ69、ドライバー70、71、72および73が接
続され、それらが各々このCPU60によって作動制御さ
れる。
【0025】なお上記ドライバー70は、フィルム巻上げ
モーター74とレンズ駆動モーター75とを駆動するもので
ある。またドライバー71は、シャッター駆動モーター76
と、ストロボ69の配光特性を変化させるリフレクター
(反射板)を動かすリフレクター駆動モーター77とを駆
動するものである。ドライバー72は、ズーム駆動モータ
ー78と、図1のズームレンズ32および33を移動させるフ
ァインダー駆動モーター79とを駆動するものである。そ
してドライバー73は、図1のリレーレンズ群41および凹
レンズ42を移動させるレンズ切替アクチュエーター45を
駆動するものである。
【0026】次に、この疑似ズームカメラの動作につい
て説明する。撮影レンズ10はズーム比が一例として3倍
のものであり、それに対応させてファインダー対物光学
系30のズームレンズ32および33も、ズーム比が3倍とな
るように形成されている。このズーム比3倍の範囲にお
いて、撮影画角の変更は、一般的なズームレンズ付き3
5mmレンズシャッターカメラ等におけるのと同様にな
される。
【0027】すなわち、図2のズームレバー21をTELE
(望遠)側やあるいはWIDE(広角)側に操作することに
より、図4のズームスイッチ63からTELE操作信号あるい
はWIDE操作信号がCPU60に入力される。このTELE操作
信号あるいはWIDE操作信号は、ズームレバー21の操作が
停止されるまでの間、CPU60に入力され続ける。
【0028】CPU60はTELE操作信号を受けると、TELE
側駆動を指示する制御信号をドライバー72に入力する。
ズーム駆動モーター78とファインダー駆動モーター79は
このドライバー72から駆動電流を受けて、各々撮影レン
ズ10、ファインダー対物光学系30の焦点距離をより長く
させる方向に回転する。
【0029】一方CPU60が上記WIDE操作信号を受けた
とき、CPU60はWIDE側駆動を指示する制御信号をドラ
イバー72に入力する。ズーム駆動モーター78とファイン
ダー駆動モーター79はこのドライバー72から駆動電流を
受けて、それぞれ撮影レンズ10、ファインダー対物光学
系30の焦点距離をより短くさせる方向に回転する。
【0030】本例では、ファインダー対物光学系30のズ
ームレンズ32および33がTELE端位置、WIDE端位置に設定
されたとき、該対物光学系30の倍率はそれぞれ0.4
倍、1.2倍となる。
【0031】なお撮影レンズ10は、ズーム駆動モーター
78の回転力を受ける公知のカム機構により、所定の何枚
かのレンズが光軸方向に動かされて、焦点距離が変化す
る。このようにして、撮影レンズ10による撮影像の画角
と、ズームファインダー視野像の画角とが、互いの間で
は等しい状態を保ちながら変化する。
【0032】ズームレバー21の操作が止められると、TE
LE操作信号あるいはWIDE操作信号のCPU60への入力が
打ち切られ、ズーム駆動モーター78およびファインダー
駆動モーター79が停止する。そのとき撮影レンズ10は、
焦点板43の視野枠44内に表示されたファインダー像と等
しい画角の像をフィルム51上に結像する状態となるの
で、そこでシャッターボタン20が押されれば、所定の自
動焦点合わせ処理や自動露出処理がなされた上で、フィ
ルム51に上記画角の写真潜像が記録される。
【0033】次にリレー光学系40の変倍について、図5
も参照して説明する。これらのリレーレンズ群41および
凹レンズ42の移動は、ズームレンズ32および33のズーム
位置を示すセンサーおよびズームスイッチ63からCPU
60への信号入力状態に応じてレンズ切替アクチュエータ
ー45が駆動されることによりなされる。
【0034】すなわち、上記のセンサーにより、ズーム
レンズ32および33のズーム位置がTELE端位置に達してい
ないことが検出されているとき、CPU60はドライバー
73を介してレンズ切替アクチュエーター45を作動させ、
リレーレンズ群41および凹レンズ42を前述の低倍位置
(倍率が0.7倍となる位置)に設定する。
【0035】この状態下でズームレバー21が操作され
て、その間ファインダー駆動モーター79が作動すると、
ファインダー対物光学系30の倍率は図5の線分aで示す
範囲、すなわち0.4〜1.2倍の間の値を取り、ファ
インダー倍率(ファインダー対物光学系30とリレー光学
系40による倍率。以下同様)はそれに0.7を乗じた
0.28〜0.84倍の間の値を取る。前述した通り撮
影レンズ10のズーミング操作は、ファインダー対物光学
系30のそれと連動してなされ、撮影レンズ10による撮影
画角は、上記ファインダー倍率0.28〜0.84倍の
範囲にあるファインダー像の画角と同じとなる。
【0036】他方、上記のセンサーにより、ズームレン
ズ32および33のズーム位置が(つまり撮影レンズ10のズ
ーム位置も)TELE端位置に達したことが検出されると、
CPU60はドライバー73を介してレンズ切替アクチュエ
ーター45を作動させ、リレーレンズ群41および凹レンズ
42を前述の高倍位置(倍率が2.1倍となる位置)に設
定する。CPU60はそれとともに、ドライバー72を介し
てファインダー駆動モーター79を作動させ、図5の線分
bで示すようにファインダー対物光学系30の倍率を0.
4倍まで低下させる。この状態でファインダー倍率は
0.4×2.1=0.84であり、リレーレンズ群41お
よび凹レンズ42を切替え移動させる前と変わらない。
【0037】CPU60は、ズームレンズ32および33のズ
ーム位置がTELE端位置に達した後もさらにズームレバー
21がTELE側に操作されて、ズームスイッチ63からTELE操
作信号が入力されると、ファインダー駆動モーター79
を、ファインダー対物光学系30の倍率を増大させる方向
(焦点距離を長くする方向)に作動させる。
【0038】したがってこの場合は、図5の線分cで示
すように、ファインダー対物光学系30の倍率が0.4〜
1.2倍の間の値を取り、ファインダー倍率はそれに
2.1を乗じた0.84〜2.52倍の間の値を取る。
なおファインダー倍率がこのように変化しても、撮影レ
ンズ10はTELE端位置のままであるから、このとき撮影さ
れる画像の画角は、ファインダー倍率0.84倍で表示
されたファインダー画像と同じ画角のまま不変である。
【0039】CPU60は、図5の線分cで示す領域にお
いてシャッターボタン20が押されて撮影がなされる毎
に、撮影像に対するファインダー表示画像の像範囲比を
示す情報を、撮影がなされた駒番号と対応付けてカート
リッジ53の記憶素子54に書き込む。この情報の書込み
は、接点を介して接触式で行なわれてもよいし、非接触
式で行なわれてもよい。
【0040】上記像範囲比は、撮影がなされたときのフ
ァインダー対物光学系30の倍率Aに基づいて求めること
ができる。そしてこの倍率Aは、ファインダー駆動モー
ター79の駆動制御信号や、あるいはこのモーター79の回
転軸に連結させたエンコーダーが出力する回転角検出信
号や、さらには、ズームレンズ32および33の位置を検出
するセンサーの出力信号等を利用して求めることができ
る。
【0041】その後、上記ズームレンズ32および33の位
置を検出するセンサーの出力信号等に基づいて、ファイ
ンダー対物光学系30が倍率A=0.4倍となるまでWIDE
側に操作されたことがCPU60によって検出されると、
CPU60はドライバー73を介してレンズ切替アクチュエ
ーター45を作動させ、リレーレンズ群41および凹レンズ
42を低倍位置に戻す。
【0042】CPU60はそれとともに、ドライバー72を
介してファインダー駆動モーター79を作動させ、図5の
線分bを前記の場合とは逆方向に辿るようにして、ファ
インダー対物光学系30の倍率を最大の1.2倍に設定す
る。この状態でファインダー倍率は1.2×0.7=
0.84倍であり、リレーレンズ群41および凹レンズ42
を切替え移動させる前と変わらない。
【0043】CPU60は、その後もさらにズームレバー
21がWIDE側に操作されて、ズームスイッチ63からWIDE操
作信号が入力されると、ファインダー駆動モーター79
を、ファインダー対物光学系30の倍率を低下させる方向
(焦点距離を短くする方向)に作動させる。またCPU
60は、上述のようにしてリレーレンズ群41および凹レン
ズ42を低倍位置に戻した後は、ファインダー駆動モータ
ー79と連動させてズーム駆動モーター78を駆動させ、図
5の線分aの領域で前述と同様の撮影がなされるように
する。つまりこの領域では、撮影レンズ10もズーミング
操作されるようになり、ファインダー表示像と同じ画角
で撮影がなされる。
【0044】なおこの図5の線分aの領域では、撮影像
に対するファインダー表示画像の像範囲比を自動的に
「1」として、記憶素子54に対する書込みがなされる。
【0045】撮影済みのフィルムカートリッジ50はカメ
ラボディ1から取り出され、例えば市中の現像所等にお
いて現像処理にかけられ、その写真フィルム51に記録さ
れていた写真潜像が顕像化される。そのようにして形成
されたネガフィルムから、所定の記録用紙を用いて写真
プリントが形成されるが、その際、上記記憶素子54に記
憶されている情報に従って適宜疑似ズーム処理がなされ
る。以下、この疑似ズーム処理について詳しく説明す
る。
【0046】図6は、疑似ズーム処理に対応した写真プ
リントシステムの一例を概略的に示すものである。図示
されるようにこのシステムは、画像取扱装置101と、そ
れに接続された写真プリンタ102とから構成されてい
る。
【0047】本例の写真プリントシステムにおいて、画
像取扱装置101は専用プログラムが組み込まれた汎用パ
ソコンであり、周辺機器として、現像済の写真フィルム
51Aを読み取るためのフィルムスキャナおよび、この写
真フィルム51Aを収納していたカートリッジ53の記憶素
子54(図3参照)に記憶されている情報を読み取る読取
手段103を備えている。さらにこの画像取扱装置101は、
CD−R、Zipなどのメディアドライブを内蔵、ある
いは外付けで備えている。また、ネットワーク104を介
して他のコンピュータと画像データをやりとりするため
の通信設備(図示せず)も備えている。
【0048】写真プリンタ102は、公知のデジタル写真
プリンタであり、画像取扱装置101から画像データや出
力指示情報(例えばプリント枚数、サイズなど)を受け
取って、これらに基づいてプリント出力を行なうもので
ある。
【0049】上記のシステムにおいて、画像取扱装置10
1は、現像済写真フィルム51Aから取り込んだ画像デー
タに対し所定の画像処理を施した後に、これを写真プリ
ンタ102に転送するとともに、CD−Rなどのメディア1
06に記録する。また画像取扱装置101には読取手段103か
ら、それが読み取った記憶素子54の記憶情報Hが入力さ
れる。
【0050】次に、このシステムの構成について図7を
参照して詳細に説明する。なお、図7に示される各構成
要素のうち、画像処理に関する機能は、上記画像取扱装
置101の機能として実現されてもよいし、写真プリンタ1
02、あるいはフィルムスキャナの機能として組み込まれ
ていてもよいものであるので、この図7については、図
6との対応づけを特に行なわずに説明する。
【0051】図示されるように、スキャナ110により取
り込まれた写真画像は、各種画像処理手段111〜116によ
り処理された後にプリンタ102によって写真プリントと
して出力される。
【0052】セットアップ階調・色処理手段111は、露
出のアンダーあるいはオーバーを自動的に判別して、適
切な値に補正する手段である。拡大縮小手段112は、プ
リント画像のサイズを記録材料(例えばロール状プリン
トペーパー)の幅に適合させるために、さらには疑似ズ
ーム処理のために画素密度を変換する手段である。また
覆い焼き処理手段113は、特開平9−18704号に記
載されているような覆い焼き処理を行なう手段であり、
粒状抑制型シャープネス強調処理手段114は特開平9−
22460号に記載されているような粒状抑制型のシャ
ープネス強調処理を行なう手段である。
【0053】さらに、上記一連の画像処理に加え、プリ
ント出力用の画像データに対しては、3D変換処理手段
115、116により、プリンタの特性に合わせた色変換が施
される。3D変換処理は読み取ったフィルムがネガフィ
ルムかリバーサルフィルムかによって異なる。
【0054】次に、上記拡大縮小手段112によりなされ
る疑似ズーム処理のための画素密度変換について説明す
る。拡大縮小手段112には読取手段103から、撮影駒の各
々毎の前記記憶情報Hが入力される。この記憶情報Hは
先に説明した通り、撮影像に対するファインダー表示画
像の像範囲比Rを示している。
【0055】図5の線分aの領域では、この像範囲比R
は常に「1」である。拡大縮小手段112はこの像範囲比
「1」である撮影駒に対しては、特に拡大縮小するよう
な画素密度変換処理は施さない。つまりこの場合は、図
8(1)に示す現像済写真フィルム51Aのある駒Fの記
録画像を、同図(2)に示すように、所定サイズの記録
材料200にそのまま再現するプリント処理がなされるこ
とになる。このようにして、この場合は、ファインダー
表示画像と同じ画角の画像が記録されたプリントが得ら
れる。
【0056】一方図5の線分cの領域では、記憶情報H
が示す像範囲比Rは、1から3の間の値を取る。拡大縮
小手段112は前記スキャナ110により取り込まれた写真画
像を、例えば画像中心は変えることなく、縦横とも1/
Rの範囲のみが所定サイズの記録材料200において再現
されるように拡大処理する。つまりこの場合は、図8
(1)に示す現像済写真フィルム51Aのある駒Fの記録
画像のうち、図中2点鎖線で示す領域のみを、同図
(3)に示すように記録材料200に再現するプリント処
理がなされる。
【0057】前述した通り図5の線分cの領域では、フ
ァインダー倍率は0.84〜2.52倍の間の値を取る
ものの、撮影画像の画角はファインダー倍率0.84倍
で表示されたファインダー画像と同画角のまま不変であ
る。しかしここで、上記の通りの拡大処理がなされるこ
とにより、この場合も、ファインダー表示画像と同じ画
角の画像が記録されたプリントが得られる。
【0058】以上のようにして、実際のズーム比が3で
ある撮影レンズ10を用いながら、あたかもズーム比が9
の撮影レンズを用いた場合のような写真プリントを得る
ことができる。
【0059】ここで、リレーレンズ群41および凹レンズ
42を切替え移動させる前と後とでファインダー倍率が変
わらないようにするための条件を説明する。この場合、
リレーレンズ群41および凹レンズ42を切替え移動するの
に際して、ファインダー対物光学系30はTELE端位置から
WIDE端位置に、あるいはその逆に操作されるものとす
る。
【0060】そして、リレー光学系40が低倍位置にある
とき、ファインダー対物光学系30がWIDE端位置からTELE
端位置に移動するのに伴って、ファインダー倍率はγW
〜γTの範囲で変化するものとする。ファインダー対物
光学系30のズーム比をZOとすると、γW〜γT=γW〜Z
O・γW である。その一方、リレー光学系40が高倍位置
にあるときは、リレー光学系40の変倍比をZRとする
と、ファインダー対物光学系30がWIDE端位置からTELE端
位置に移動するのに伴って、ファインダー倍率はZR
γW〜ZR・ZO・γW の範囲で変化する。
【0061】したがって、上記低倍位置での最大倍率と
高倍位置での最小倍率がほぼ等しいようにZO・γW
R・γW 、つまりZO≒ZR であれば、リレーレンズ群
41および凹レンズ42を切替え移動させる前と後とでファ
インダー倍率がほとんど変わらず、γW〜ZR・ZO・γW
の範囲でファインダー倍率が連続的に変化するように
なる。
【0062】なお、撮影レンズ10およびファインダー対
物光学系30のズーム比は、上記実施形態における3に限
られるものではなく、リレー光学系40の変倍率も3倍に
限られるものではない。
【0063】また図1の構成において、ミラー26から接
眼レンズ35までの要素を一体的に保持し、その部分を図
中の回動軸Cを中心に矢印A方向に回動自在にして、フ
ァインダーのぞき角を可変にすると便利である。さらに
リレー光学系40の一部あるいは全部と接眼レンズ35とを
沈胴収納できるように構成すれば、カメラの小型化の上
で有利である。
【0064】また、リレー光学系40の倍率を変化させる
際に、被写体までの距離による視度変化を補正したり、
あるいは温度補正した上で倍率を決定するようにしても
よい。さらに、リレー光学系40の一部を光軸方向に移動
させて、パララックス補正することも可能である。
【0065】次に図9〜14を参照して、本発明の別の
実施形態について説明する。なおこれらの図において、
図1中の要素と同等の要素には同番号を付し、それらに
ついての重複した説明は省略する(以下、同様)。
【0066】図9は、本発明の第2の実施形態によるズ
ームファインダーを示すものである。この第2の実施形
態においてリレー光学系40は、ミラー361および26と、
高倍用コンデンサーレンズ362と、低倍用コンデンサー
レンズ363と、リレーレンズ群41と、焦点板360とから構
成されている。この場合の焦点板360は、平板状のもの
が用いられている。
【0067】上記ミラー361および26は一体的に保持さ
れて、図中の左右方向に移動可能とされ、リレー光学系
変倍のために駆動手段(図示せず)によりこの方向に動
かされて、実線表示位置と破線表示位置のいずれか一方
に設定される。
【0068】ミラー361および26が実線表示位置に設定
されると、それらの間に高倍用コンデンサーレンズ362
が位置する状態となり、リレー光学系40は比較的高倍率
となる。それに対して、ミラー361および26が破線表示
位置に設定されると、それらの間に低倍用コンデンサー
レンズ363が位置する状態となり、リレー光学系40は比
較的低倍率となる。
【0069】図10は、本発明の第3の実施形態による
ズームファインダーを示すものである。この第3の実施
形態においてリレー光学系40は、ミラー361および26
と、高倍用レンズ365と、低倍用レンズ366と、これらの
レンズ365および366を搭載して図中左右方向に移動する
レンズ保持ブロック367と、リレーレンズ群41と、焦点
板360とから構成されている。
【0070】上記レンズ保持ブロック367が図中の左端
位置に設定されると、ミラー361および26の間に高倍用
レンズ365が位置する状態となり、リレー光学系40は比
較的高倍率となる。それに対して、レンズ保持ブロック
367が図中の右端位置(図示の位置)に設定されると、
ミラー361および26の間に低倍用レンズ366が位置する状
態となり、リレー光学系40は比較的低倍率となる。
【0071】なお、上記低倍用レンズ366を省くことに
より、レンズ保持ブロック367が図中の右端位置に設定
されたとき、ミラー361および26の間に何もレンズが介
在しない状態にして、リレー光学系40を比較的低倍率に
設定することも可能である。
【0072】図11は、本発明の第4の実施形態による
ズームファインダーを示すものである。この第4の実施
形態においてリレー光学系40は、ミラー361および26
と、これらのミラー361および26を両端部に搭載して揺
動軸C1の周りに揺動自在とされた揺動台368と、この
揺動台368を揺動させる揺動台駆動手段369と、ミラー36
1を回動軸C2の周りに回動させるミラー駆動手段370
と、ミラー26を回動軸C3の周りに回動させるミラー駆
動手段371と、リレーレンズ群41と、焦点板360とから構
成されている。
【0073】上記ミラー駆動手段370および371は揺動台
駆動手段369の作動と連動してそれぞれミラー361、26を
回動させ、揺動台368がどのような揺動位置に設定され
ても、常にミラー361および26で反射した後の光をリレ
ーレンズ群41に入射させるようになっている。そして揺
動台368を揺動させると、その揺動位置に応じてリレー
光学系40の共役長が変化し、それによりリレー光学系40
が変倍する。
【0074】以上の構成においては、ミラー361よりも
ミラー26がカメラ前方側に位置しているので、カメラの
コンパクト化および省スペース化の効果が得られる。
【0075】なおミラー361および26を特に揺動台368に
搭載しなくても、ミラー361および26の各個を移動させ
る手段を設けることにより、揺動台368の揺動によるも
のと同様の動きをミラー361および26に与えることが可
能である。そのようにする場合は、ミラー26から接眼レ
ンズ35までの要素を一体的に保持し、それらの部分を全
体的にカメラ前方側(図11中の左方)に移動させてカ
メラ内に沈胴収納させることもできるし、あるいはそれ
らの部分をカメラ上下方向に延びる軸Dの周りに回転さ
せて、カメラ内に収納させることもできる。
【0076】図12は、本発明の第5の実施形態による
ズームファインダーを示すものである。この第5の実施
形態においてリレー光学系40は、ミラー361および26
と、これらのミラー361および26の間に配されたコンデ
ンサーレンズ372と、低倍用リレーレンズ群373と、高倍
用リレーレンズ群374と、これらのリレーレンズ群373、
374を搭載して図中上下方向に移動するレンズ保持ブロ
ック375と、焦点板360とから構成されている。
【0077】上記レンズ保持ブロック375が図中の下端
位置に設定されると、ミラー26と焦点板360との間に高
倍用リレーレンズ群374が位置する状態となり、リレー
光学系40は比較的高倍率となる。それに対して、レンズ
保持ブロック375が図中の上端位置(図示の位置)に設
定されると、ミラー26と焦点板360との間に低倍用リレ
ーレンズ群373が位置する状態となり、リレー光学系40
は比較的低倍率となる。
【0078】図13は、本発明の第6の実施形態による
ズームファインダーを示すものである。この第6の実施
形態においてリレー光学系40は、ミラー361と、ビーム
スプリッタ390と、このミラー361およびビームスプリッ
タ390の間に配された変倍用レンズ380および381と、リ
レーレンズ群41と、焦点板360とから構成されている。
【0079】上記変倍用レンズ380および381は互いの間
の距離を変え得るように光軸方向に移動自在とされ、図
示しない駆動機構によりこの方向に移動されて、互いの
間の距離が比較的短い位置(低倍位置)と比較的長い位
置(高倍位置)のいずれか一方に選択的に設定される。
このようにして変倍用レンズ380および381が前者の位置
に設定されるとリレー光学系40は比較的低倍率となり、
後者の位置に設定されるとリレー光学系40は比較的高倍
率となる。
【0080】なお本例においては特に、AE(自動露
出)光学系あるいはAF(自動焦点合わせ)光学系を経
た光を、レンズ391を介してファインダー光学系内に取
り込み、パララックス補正に利用できるようにしてい
る。
【0081】以上説明した第1〜6実施形態は、リレー
光学系の中にファインダー視野像の倍率を変更する変倍
光学系が設けられたものであるが、次に、対物光学系を
操作してファインダー視野像を変倍するようにした本発
明の第7実施形態について、図14を参照して説明す
る。
【0082】この第7の実施形態においてリレー光学系
40は、ミラー361および26と、これらのミラー361および
26の間に配されたコンデンサーレンズ372と、リレーレ
ンズ群41と、焦点板360とから構成されている。なおミ
ラー26は揺動軸404の周りに揺動自在とされ、図示しな
い駆動手段により揺動されて、実線表示位置と破線表示
位置のいずれか一方に設定される。
【0083】対物光学系としては、図1のものと同様の
対物光学系30に加えて、対物レンズ401と、ズームレン
ズ402および403とから構成された対物光学系400が設け
られている。ズームレンズ402および403は、互いの間の
距離を変え得るように光軸方向に移動自在とされ、図示
しない駆動機構によってこの方向に動かされる。
【0084】ここで対物光学系30と対物光学系400は、
例えば前者が1倍〜3倍のものとされ、後者はそれと異
なる変倍範囲の0.4倍〜1.2倍のものとされてい
る。
【0085】上記の構成において、対物光学系選択機構
としてのミラー26が実線表示位置に設定された場合は、
対物光学系30を経た光がリレー光学系40に導かれる。し
たがってこの場合は、対物光学系30の操作により主にTE
LE領域において画角が変えられることになる。一方、ミ
ラー26が破線表示位置に設定された場合は、対物光学系
400を経た光がリレー光学系40に導かれる。したがって
この場合は、対物光学系400の操作により主にWIDE領域
において画角が変えられることになる。
【0086】この実施形態においては、ミラー26を揺動
させるだけの簡単な機構により、変倍範囲を切り替える
ことができる。またこの実施形態では、対物光学系30お
よび400を位置調整することにより、TELE端側とWIDE端
側との間のパララックスを補正することも可能である。
【0087】また、以上説明した実施形態は疑似ズーム
カメラに適用されたものであるが、本発明のズームファ
インダーはそれに限らず、撮影画面と一致した画像を観
察するための一般のファインダーとしても適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるズームファイン
ダーを示す側面図
【図2】上記ズームファインダーを備えた疑似ズームカ
メラの全体形状を示す斜視図
【図3】上記疑似ズームカメラに用いられる写真フィル
ムカートリッジを示す斜視図
【図4】上記疑似ズームカメラの電気的制御に係る構成
を示すブロック図
【図5】上記ズームファインダーの倍率変化特性を示す
グラフ
【図6】疑似ズーム処理を行なう写真プリントシステム
の一例を示す概略構成図
【図7】上記写真プリントシステムの要部を示すブロッ
ク図
【図8】上記写真プリントシステムによる疑似ズーム処
理を説明する説明図
【図9】本発明の第2の実施形態によるズームファイン
ダーを示す側面図
【図10】本発明の第3の実施形態によるズームファイ
ンダーを示す側面図
【図11】本発明の第4の実施形態によるズームファイ
ンダーを示す側面図
【図12】本発明の第5の実施形態によるズームファイ
ンダーを示す側面図
【図13】本発明の第6の実施形態によるズームファイ
ンダーを示す側面図
【図14】本発明の第7の実施形態によるズームファイ
ンダーを示す側面図
【符号の説明】
10 撮影レンズ 11 ファインダー窓 12 AE受光窓 13 AF投光窓 15 ストロボ発光部 20 シャッターボタン 21 ズームレバー 22 疑似ズームモードボタン 25 プリズム 30 対物光学系 31 対物レンズ 32、33 ズームレンズ 35 接眼レンズ 40 リレー光学系 41 リレーレンズ群 42 凹レンズ 43 焦点板 44 視野枠 50 フィルムカートリッジ 51 写真フィルム 51A 現像済写真フィルム 52 スプール 53 カートリッジ 54 記憶素子 60 CPU 61 疑似ズームスイッチ 62 レリーズスイッチ 63 ズームスイッチ 64 メインスイッチ 65 センサー 66 LCD(液晶表示装置) 67 測光装置 68 AF回路 69 ストロボ 70、71、72、73 ドライバー 74 フィルム巻上げモーター 75 レンズ駆動モーター 76 シャッター駆動モーター 77 リフレクター駆動モーター 78 ズーム駆動モーター 79 ファインダー駆動モーター 101 画像取扱装置 102 写真プリンタ 103 読取手段 110 スキャナ 111 セットアップ階調・色処理手段 112 拡大縮小手段 200 記録材料 361 ミラー 362 高倍用コンデンサーレンズ 363 低倍用コンデンサーレンズ 360 焦点板 365 高倍用レンズ 366 低倍用レンズ 367 レンズ保持ブロック 368 揺動台 369 揺動台駆動手段 370、371 ミラー駆動手段 372 コンデンサーレンズ 373 低倍用リレーレンズ群 374 高倍用リレーレンズ群 375 レンズ保持ブロック 380、381 変倍用レンズ 390 ビームスプリッタ 400 対物光学系 401 対物レンズ 402、403 ズームレンズ 404 ミラー揺動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 和則 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H018 AA02 BD01 BE00 2H039 AB01 AB15 AB22 AB63 2H087 KA14 LA12 LA27 LA29 PA01 PA03 PA09 PA17 PA18 PB01 PB03 PB04 PB10 QA01 QA02 QA05 QA07 QA13 QA14 QA16 QA21 QA22 QA25 QA26 QA33 QA34 QA36 QA41 QA42 QA46 RA41 SA06 SA10 SA14 SA16 SA19 SA62 SA63 SA64 SA72 SB02 SB04 SB12 SB22

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズーム式の対物光学系と、接眼レンズ
    と、それらの間に介設されたリレー光学系とを有するズ
    ームファインダーにおいて、 前記リレー光学系の中に形成されて、ファインダー視野
    像の倍率を変更する変倍光学系が設けられたことを特徴
    とするズームファインダー。
  2. 【請求項2】 ズーム式の対物光学系と、接眼レンズ
    と、それらの間に介設されたリレー光学系とを有するズ
    ームファインダーにおいて、 前記対物光学系として、変倍範囲が互いに異なる複数の
    対物光学系が設けられるとともに、 これらの対物光学系のうちの1つを選択的に前記リレー
    光学系に組み合わせる対物光学系選択機構が設けられた
    ことを特徴とするズームファインダー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189173A (ja) * 2000-08-08 2002-07-05 Olympus Optical Co Ltd 光学装置

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