JPH11241386A - 防水床パン - Google Patents

防水床パン

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Publication number
JPH11241386A
JPH11241386A JP4201198A JP4201198A JPH11241386A JP H11241386 A JPH11241386 A JP H11241386A JP 4201198 A JP4201198 A JP 4201198A JP 4201198 A JP4201198 A JP 4201198A JP H11241386 A JPH11241386 A JP H11241386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
floor pan
waterproof
entrance
waterproof floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4201198A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Motohashi
昭夫 本橋
Toshiaki Tosaka
敏昭 登坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP4201198A priority Critical patent/JPH11241386A/ja
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  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出入口部外方側の段差をなくし、かつ設備ユ
ニットの外方に位置する外部床面の水濡れが防止できる
防水床パンを提供する。 【解決手段】 防水床パン1に取付けられる出入口枠3
の部分の床面を外方側に延出した延長部5を防水床パン
1と一体に形成し、この延長部5に外部床面と略同一の
高さとなるようにすのこ床板7を配設し、出入口枠3の
下部に位置する床面に出入口枠の下面が載置される複数
の凸部4を間隔を有して設け、延長部5の床面に滴下し
た水が、凸部4と凸部4との間隔の水抜き部8から出入
口枠3の内方側に位置して設けられた排水溝2に流れる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内部に設置さ
れる浴室ユニット、便所ユニット、シャワーユニット等
の設備ユニットに使用する防水床パンに係り、特に、設
備ユニット内外における出入口部の床面の段差をなく
し、かつ設備ユニット外部床面の水濡れを防止できるよ
うにした防水床パンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の防水床パンは入浴や
シャワー等、水を使用する場所で使用されることから、
ユニット内床面の排水が外部へ流れ出て漏れることがな
いように、ある一定量の水を溜めることができる構造と
する必要があり、このような観点から、一般的に防水床
パンの床面は出入口より一段低い位置となるように設け
られていた。
【0003】しかし、高齢者人口の増加に伴い、建物内
における段差をなくすことが求められるようになり、防
水床パンの床面においても、この防水床パンを備えた設
備ユニットに隣接する室の外部床の高さと同一とするこ
とが要求されるようになった。
【0004】このような要求に対して、従来においては
図4に示すように、防水床パン10の出入口枠3が取付
けられる出入口部1a(防水床パン10外周の一辺の部
分)に、排水を円滑に行うための排水溝2を設けるとと
もに、この排水溝2に排水溝蓋6を被せる構造として
(図5参照)、防水床パン10上の水が外部に流れるこ
とを防止するようにしている。また、従来の防水床パン
10においては、防水床パン10の排水溝蓋6の上面と
外部床とが略同一の高さとなるようにすることで出入口
部1aに段差が生じないようにするため、防水床パン1
0への出入りを行う出入口部1aに、引戸(図示省略)
が装置される出入口枠3を取付けるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べたように、防水床パン10における出入口部
1aの部分の段差がなくなると、その出入口部1aから
入浴用車椅子(高齢者や身体障害者等の介助が必要な人
の入浴時に使用される椅子で、シャワー用車椅子とも称
する)等の出入は可能となるが、出入の際に、入浴用車
椅子が防水床パン10上の水を防水床パン10の出入口
部1aから外部床面の方に引っぱってきたり、また、出
入口部1aには引戸(図示省略)が設けられているが、
この引戸の隙間から外部床面側に水が漏れる等、設備ユ
ニットの外側に位置する外部床面が水で濡れる機会が多
くなるという問題が発生する。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、設備ユニット内外における出入口部の床面の段差を
なくし、かつ設備ユニット外部床面の水濡れを防止する
のに好適な防水床パンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、平面視が方形状の防水床パンの一辺の内
方寄りに排水溝が走設されるとともに該排水溝の外側に
出入口枠が取付けられ、他辺の周縁の一部又は全体に壁
が立設して取付けられ、前記排水溝に防水床パンの床面
と略同一高さとなるように排水溝蓋を配設した防水床パ
ンであって、前記出入口枠が取付けられる部分の防水床
パンの床面を外方側に延出した延長部が設けられ、該延
長部に、該延長部が位置する外部床面と略同一高さとな
るようにすのこ床板を設置し、前記出入口枠の下部に位
置する部分の防水床パンの床面に、出入口枠の下面が載
置される上方に突出した複数の凸部が間隔を有して設け
られ、該凸部と凸部との間隔から前記延長部の床面に滴
下した水が出入口枠の内側に位置する前記排水溝に流れ
るようにしたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、延長部の床面が出
入口枠の内側に位置する排水溝に対して下り勾配に形成
されたことを特徴とする。
【0009】本発明では、出入口枠が取付けられる部分
の防水床パンの床面を外方側に延出した延長部に外部床
面と略同一高さとなるように設置したすのこ床板によ
り、延長部と外部床面との段差がなくなって、防水床パ
ンの出入口部を通って入浴用車椅子等の出入が可能とな
る。また、防水床パンに設けた延長部により、防水床パ
ンの出入口部の外側まで防水床パンが延びているので、
防水床パンの出入口部を通って入浴用車椅子等が出入す
るとき、防水床パン上の水を防水床パンの出入口部から
外部床面の方向に引きずってきても、その引きずられて
くる水を外部床面に至る途中の防水床パンの延長部5の
部分に払い落とすことが可能となる。
【0010】また、防水床パンの延長部に払い落とされ
た水は、出入口枠下面が載置された凸部と凸部との間隔
を通って出入口枠内側に位置する排水溝に導かれて排水
される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る防水床パンの
実施形態について図1乃至図3に基づいて詳細に説明す
る。
【0012】図1(a)及び(b)において、FRPに
より平面視が略方形状に形成された防水床パン1には、
その一辺の内方中央寄りの床面を下方に凹設して排水溝
2が走設して形成されており、この排水溝2には図1
(a)に示すように、その上面が防水床パン1の床面と
略同一の高さとなるように通水孔を備えた排水溝蓋6
(グレーチング)が配設され、排水溝2内に集水された
水は排水溝2の端部に設けられ排水溝蓋6を配設した排
水口9の部分から排水されるようになっている。
【0013】上記排水溝2の外側の出入口部1aとなる
床面には、図1(b)中に示す出入口枠3を取り付ける
ための上方に突出した凸部4,4が適宜間隔で形成され
ており、各凸部4,4の上面は平坦に形成され、凸部4
の上面側に出入口枠3が載置されて取付けられる。
【0014】さらに、出入口枠3が取付けられる部分の
床面を外方側に延長した延長部5が防水床パン1と一体
に形成されている。前記出入口枠3の取付位置より外方
側に延出して形成した延長部5の床面には、この延長部
5が位置する外部床面(図示省略)と略同一の高さとな
るようにすのこ床板7を設置して、延長部5に配設され
るすのこ床板7の上面と外部床面とが略面一となって段
差が生じない構成とする。
【0015】図1(a)中に示すように、防水床パン1
の各床面はその左右両側から前記排水溝2に向かって図
中イ、ロで示す方向に下り勾配に形成されており、図1
(b)中に示す出入口枠3の外方側に位置する延長部5
の床面部分に滴下した水は、出入口枠3の下面を載置し
た凸部4と凸部4との間隔の部分(水抜き部8)を通っ
て出入口枠3の内方側に位置する排水溝2に流れて排水
される。
【0016】なお、上記で述べた防水床パン1の図1
(a)中に示す1b部分には主として壁(図示省略)が
立設して取付けられ、この壁と前記出入口枠3とで囲ま
れた設備ユニットが構成される。
【0017】また、上記実施形態の図1(b)及び図3
においては、延長部5の床面に排泄したすのこ床板7の
上面側が、出入口枠3の内方側に位置する排水溝蓋6の
上面側よりも高い位置となる状態を示したが、すのこ床
板7の上面と排水溝蓋6の上面とは略同一の高さとなる
ようにするのがより好ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る防水床パンは以上説明した
通り、出入口枠が取付けられる部分の防水床パンの床面
を外方側に延出した延長部を設けて、この延長部に外部
床面と略同一高さとなるようにすのこ床板を設置し、出
入口枠の下部に位置する部分の防水床パンの床面に、出
入口枠の下面が載置される上方に突出した複数の凸部を
間隔を有して設け、凸部と凸部との間隔から延長部の床
面に滴下した水が出入口枠の内側に位置する排水溝に流
れる構成としており、入浴用車椅子などにより防水床パ
ンの出入口部分から外部床面側の方向に引きずられてく
る水を、外部床面に至る途中の延長部の部分に払い落す
ことが可能となって外部床面の水漏れが防止でき、ま
た、延長部に配設したすのこ床板は外部床面と略同一の
高さとしているため、外部床面との段差をなくすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明に係る防水床パンの平面
図、図1(b)は、図1(a)のA−A線断面図であ
る。
【図2】図1に示す防水床パンの排水口周辺の拡大平面
図。
【図3】図1に示す防水床パンの排水溝周辺の拡大断面
図。
【図4】図4(a)は従来の防水床パンの平面図、図4
(b)は図4(a)のB−B線断面図である。
【図5】図4に示す従来の防水床パンの排水溝周辺の拡
大断面図。
【符号の説明】
1 防水床パン 1a 出入口部 1b 防水床パンの他の外周辺(壁載置部) 2 排水溝 3 出入口枠 4 凸部 5 延長部 6 排水溝蓋(グレーチング) 7 すのこ床板 8 水抜き部 9 排水口 10 防水床パン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視が方形状の防水床パンの一辺の内
    方寄りに排水溝が走設されるとともに該排水溝の外側に
    出入口枠が取付けられ、他辺の周縁の一部又は全体に壁
    が立設して取付けられ、前記排水溝に防水床パンの床面
    と略同一高さとなるように排水溝蓋を配設した防水床パ
    ンであって、前記出入口枠が取付けられる部分の防水床
    パンの床面を外方側に延出した延長部が設けられ、該延
    長部に、該延長部が位置する外部床面と略同一高さとな
    るようにすのこ床板を設置し、前記出入口枠の下部に位
    置する部分の防水床パンの床面に、出入口枠の下面が載
    置される上方に突出した複数の凸部が間隔を有して設け
    られ、該凸部と凸部との間隔から前記延長部の床面に滴
    下した水が出入口枠の内側に位置する前記排水溝に流れ
    るようにしたことを特徴とする防水床パン。
  2. 【請求項2】 延長部の床面が出入口枠の内側に位置す
    る排水溝に対して下り勾配に形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の防水床パン。
JP4201198A 1998-02-24 1998-02-24 防水床パン Pending JPH11241386A (ja)

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JP4201198A JPH11241386A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 防水床パン

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