JPH11241248A - 開口用電気式アクチュエータの位置決めハウジングおよび織機 - Google Patents

開口用電気式アクチュエータの位置決めハウジングおよび織機

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JPH11241248A
JPH11241248A JP10367778A JP36777898A JPH11241248A JP H11241248 A JPH11241248 A JP H11241248A JP 10367778 A JP10367778 A JP 10367778A JP 36777898 A JP36777898 A JP 36777898A JP H11241248 A JPH11241248 A JP H11241248A
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JP
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actuator
housing
compartment
pulley
housing according
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JP10367778A
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Inventor
Pierre Bourgeaux
ピエール・ブールグオー
Jean-Paul Froment
ポウル・フロマン ジャン−
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Staubli Faverges SCA
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    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C5/00Cam or other direct-acting shedding mechanisms, i.e. operating heald frames without intervening power-supplying devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C3/00Jacquards
    • D03C3/20Electrically-operated jacquards
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    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
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    • D03C3/20Electrically-operated jacquards
    • D03C3/205Independently actuated lifting cords

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通糸との相互作用の観点からいろいろなア
クチュエータを正確に位置決めすることができ、このア
クチュエータの1個または幾つかを分解することがで
き、そして電気手段によってアクチュエータを制御する
ことができる、電気式回転アクチュエータを収容するた
めのハウジングを提供する。 【解決手段】 織機の開口用電気式アクチュエータを位
置決めするためのハウジング1は、アクチュエータ3に
よって動かされるプーリ4上に通糸を巻き取ることがで
きるような位置に、少なくとも1個のアクチュエータ3
を移動可能に収容するための少なくとも1つの区画室2
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開口用電気式アク
チュエータ、特にジャガードタイプの織成機構の通糸を
制御する電気式アクチュエータを位置決するためのハウ
ジングと、織機に関する。
【0002】
【従来の技術】織機に適したより糸を直線的に制御する
ために、ステッピングモータまたはサーボモータのよう
な回転モータを使用することが知られている。
【0003】ジャガードタイプの織成機構を構成する多
数の通糸を考慮すると、この通糸に関連するアクチュエ
ータは、電気制御装置によって個別的に制御可能にかつ
通糸が互いに干渉し合わないように、互いに配置しなけ
ればならない。更に、通常の点検修理、メンテナンスま
たは交換作業のために織成機構から当該のアクチュエー
タを選択的に取り出し可能でなければならない。更に、
アクチュエータは電気的な供給および制御基板に対して
正確に位置決めしなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、通糸との相互作用の観点からいろいろなアクチュエ
ータを正確に位置決めすることができ、このアクチュエ
ータの1個または幾つかを分解することができ、そして
電気手段によってアクチュエータを制御することができ
る、電気式回転アクチュエータを収容するためのハウジ
ングを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】これを考慮して、織機の
開口用電気式アクチュエータを位置決めするための本発
明によるハウジングは、アクチュエータによって動かさ
れるプーリ上に通糸を巻き取ることができるような位置
に、少なくとも1個のアクチュエータを移動可能に収容
するための少なくとも1つの区画室を備えている。
【0006】本発明により、区画室は電気式回転アクチ
ュエータと同じ数の収容部を形成する。これはアクチュ
エータの迅速な点検修理を容易にする。
【0007】形状を正確に定めることができるこれらの
区画室は、アクチュエータとの相互作用によってアクチ
ュエータの方向を決定する。
【0008】本発明の第1の実施形では、区画室がアク
チュエータのプーリの回転軸線に対してほぼ垂直に列を
なしてかつ上下に段をなして配置されている。本発明の
この実施形により、1個のハウジングは同じ数の区画室
から構成され、この区画室内に収容されたアクチュエー
タのプーリは並べて配置され、特に通糸を配置するとき
にプーリ装置へのアクセスを容易にする。
【0009】本発明の他の実施形に従って、区画室は幾
つかのアクチュエータを収容し、区画室はその中で少な
くとも1個のアクチュエータを位置決めするための手段
を備えている。これにより、ハウジングは非常にコンパ
クトになるが、本発明の目的を達成する。アクチュエー
タの幾つかの列および段は区画室内に設けることができ
る。いろいろな実施形に応じて、位置決め手段は、区画
室の横方向寸法の一部にわたって延びるリブまたはセン
タリングピンとして形成可能である。
【0010】本発明の他の有利な実施形に従って、ハウ
ジングはアクチュエータのプーリを収容するためのカバ
ーを備えている。このカバーは、作動中繊維機械の近く
の空中浮遊毛羽に対して、プーリとアクチュエータを絶
縁する。これにより、毛羽にさらされ、詰まって効率が
低下し得るこれらの装置の寿命が長くなる。カバーはア
クチュエータのプーリを分離するためのリブを備えてい
る。この分離リブはカバーの内部を分割し、プーリに巻
かれる通糸の走行を容易に定めることができ、それによ
って、通糸が破断した場合にも、通糸間の干渉または通
糸と隣接するプーリの間の干渉が生じないようにする。
【0011】この場合、本発明の他の有利な実施形に従
って、区画室は列をなしてまたは段状に配置され、カバ
ーのリブの幾つかがこの段または列に対して傾斜してい
る。リブを傾斜させることにより、幾つかの通糸を互い
にほぼ平行に並置することができる。この構造は通糸間
の干渉と、摩耗や破裂を制限する定置要素上の摩耗を最
小限にする。
【0012】本発明の他の有利な実施形では、ハウジン
グはガイドバーを備え、このガイドバーはアクチュエー
タによって制御される通糸を通過させるための穴を有す
る。このバーの機能は、プーリと相対的な通糸の位置を
定めることである。それによって、結び位置に依存する
通糸の次の方向がどんな方向であっても、最良の巻取り
および巻き戻しが保証される。
【0013】本発明の他の有利な実施形では、各々の区
画室が区画室内に収容されたアクチュエータの電力供給
のための穴を有する底変形部を備えている。この穴はア
クチュエータに固定されたプーリと反対の側に設けられ
ている。これは、プーリや通糸と干渉することなく、ア
クチュエータの電力供給を容易にする。
【0014】本発明の他の有利な実施形では、この底変
形部が、ハウジング内でアクチュエータに固定されたボ
ルト止めブラケットのための支持面を有する。支持面
と、ボルト止めブラケットの相互作用は、区画室内での
アクチュエータの固定を保証する。
【0015】本発明の他の有利な実施形では、ハウジン
グが区画室内に配置されたアクチュエータのための電子
制御装置と相対的な位置決め手段を備え、この電子制御
装置はアクチュエータの電力供給手段およびまたは角度
位置検出手段を備えている。ハウジングは簡単な操作に
よって、特に留め金具によって、電子制御装置に連結可
能である。これにより、プリント制御要素と相対的にア
クチュエータを満足のいくように位置することができ
る。
【0016】本発明は更に、上述のような1個以上のハ
ウジングを有する織成機構を備えた織機に関する。この
織機は公知の種類の装置よりも使用やメンテナンスが簡
単であり、ジャガード型織機のハーネスの糸制御によっ
て糸通しを可能にする。従って、公知の技術と比べて効
率がかなり改善される。
【0017】
【発明の実施の形態】電気式回転アクチュエータを収容
するためのハウジングの4つの実施の形態の次の説明か
ら、本発明が一層良好に理解され、他の効果が一層明ら
かになるであろう。この説明は例示的なハウジングの原
理に従ってかつ添付の図を参照して行われる。
【0018】図1に示したハウジング1は4列および4
段に配置された16個の区画室2を備えている。区画室
2は直角をなす2つの方向に延びる、ハウジング1の内
部の隔壁1aによって分離されているので、ほぼ平行六
面体の形をしている。各々の区画室2の内側形状は、こ
の区画室に収容される電気式回転アクチュエータ3の外
形にほぼ一致している。このアクチュエータは通糸5を
巻き取るためのプーリ4を備えている。
【0019】アクチュエータ3は各々の区画室3内で、
プーリ4の回転軸線X−X′に対してほぼ平行な方向F
において位置決め可能である。アクチュエータ3はその
背後に、すなわちプーリ3と反対の側に、延長部6を備
えている。この延長部はプリント回路基板8の電子制御
装置に電気的に接続するためのピン7を備えている。各
々の区画室2の底変形部9には、穴10が穿孔されてい
る。延長部6とピン7がこの穴を通過する。
【0020】図2から一層明瞭に判るように、ハウジン
グ1の後側縁部は、基板8を収容し締付け固定するため
の第1のさねはぎ溝1cを備えている。更に、第2の基
板8′のための第2のさねはぎ溝1dが設けられてい
る。従って、ハウジング1に対する基板8,8′の位置
が正確に定められるので、基板8,8′と相対的にアク
チュエータ3の位置も正確に定められる。これはアクチ
ュエータに給電し制御するためのコネクタピンの満足の
いく機能を保証する。
【0021】アクチュエータ3はプーリ4と反対の側
に、カラー11を備えている。このカラーは図示してい
ないロータに固定されている。このロータにはプーリが
取付けられている。カラー11はその半径方向外側の面
に刻み目11aを有する。プーリ4の回転軸線X−X′
に対してほぼ垂直に、締付け力または制動力をカラー1
1に供給可能である。この力は適当な手段によって供給
可能であり、刻み目11aはカラー1をその位置に固定
保持することを可能にする。カラー11には更に歯が形
成され、この歯はその間に溝を画成している。連続して
設けたこれらの歯と溝により、軸線X−X′回りのプー
リ4とカラー11の方向が、光学式、赤外線式または類
似の種類のスキャナ12によって記録可能である。スキ
ャナは好ましくは基板8に組み込まれている。
【0022】図2に明瞭に示すように、アクチュエータ
3が各々の区画室内にあるときに、この区画室内に収容
されるプーリ4は、制御すべき通糸5を巻取ることがで
きるようにするために、この区画室から外に突出してい
る。従って、各々のアクチュエータは、図2の左側のそ
の前部に設けたプーリ4によって、通糸の動きを制御
し、図2において右側のその背部に位置するピン7とカ
ラー11によって制御される。
【0023】この状態で、カバー15がハウジング1の
16個の区画室2内に配置されたアクチュエータ3の1
6個のプーリを閉囲する。このカバーは毛羽の蓄積ある
いはプーリが機能している間の操作人の工具との接触を
防止する。カバー15は第1の内側リブ15aを備えて
いる。この内側リブはハウジング1の分割隔壁1aの方
に延びている。特に図1,3に示すように、リブ15a
はプーリ4の軸線X−X′に対してほぼ垂直な第1の方
向に延びている。このリブによってプーリが囲まれてい
る。カバーは更に、第1のリブ15aに対してほぼ垂直
に配置された第2の内側のリブ15bを備えている。リ
ブ15a,15bは異なるアクチュエータからのプーリ
4の分離を可能にし、異なるプーリ間の毛羽の循環を防
止する。リブ15bはリブ15aに達していない。なぜ
なら、リブ15bの自由端と、隣接する第1のリブ15
aとの間に1本または複数本の通糸5の通路を形成する
ために、リブ15bが切り詰められているからである。
図3に明瞭に示すように、第2のリブ15bは異なる長
さを有し、通糸の数の増大につれて次第に短くなってい
る。この通糸のために第2のリブは通路を形成してい
る。リブ15bの機能は、特に誤操作の際弾性的戻し装
置が通糸を下方に引っ張るときに、上側のアクチュエー
タのプーリの通糸が下側のアクチュエータのプーリに接
触しないようにすることである。
【0024】リブ15aはその下側領域が、区画室2に
よって形成された柱状体に対して傾斜している。リブ1
5aのこの傾斜は、ハウジング1の下側部分に設けられ
たガイドバー16の方に平行に通糸5を通過させる目的
を有する。実際、通糸5が図3のII−II線に対して
ほぼ平行に配置されていると、上側のプーリ4に巻き取
られる通糸は、図3に示したその下方に配置されたプー
リと干渉するであろう。従って、通糸5を傾斜させる
と、通糸とプーリ間の干渉の危険がなくなる。
【0025】この通糸の傾斜はガイドバー16によって
達成される。このガイドバーはアクチュエータ3によっ
て制御される通糸5を通過させるための穴16aを有す
る。ガイドバー16における穴16aの位置決めはリブ
15aの下側領域の傾斜角度またはピッチに応じて行わ
れる。
【0026】図2に示すように、全体として、穴16a
はアクチュエータの柱のプーリ4に巻かれた通糸5によ
って形成された第1の方向転換の平面上にある。これは
穴16aと通糸のコードのレベルで通糸5の摩擦を制限
する。この通糸は既に巻かれた通糸のコード上に巻かれ
ている。
【0027】図6に明瞭に示すように、穴16aはジグ
ザグに配置されている。すなわち、プーリ4の回転軸線
X−X′に対して垂直な2本の線D,D′上に交互に配
置されている。
【0028】カバー15は図2に示す位置でプーリ4の
前端のための座面15cを備えている。この座面はいろ
いろなプーリを正確に位置決めするので、アクチュエー
タ3が適切な区画室に正しく据え付けられていないとき
には、カバー15を取付けることができない。
【0029】カバーはねじによってハウジング1に取付
けられている。このねじは軸線15dによって示してあ
り、ハウジング1のねじ穴1bにねじ込まれる。
【0030】図1から判るように、アクチュエータ3は
2つの斜めの穴3aを備えている。この穴は可動のくさ
び3bによって形成されている。このくさびはそれを形
成する材料の弾性によって、アクチュエータ3の残りの
部分と相対的に移動可能である。この可動のくさびは、
各々のアクチュエータが適切な区画室に挿入されるとき
に、アクチュエータのプーリ4の回転軸線方向に押し込
まれる。可動のくさびは区画室内でのアクチュエータの
摩擦によって固定保持作用を生じる。
【0031】各々のアクチュエータ3は図4,5に示し
た弾性的なクランプ17を備えている。このクランプの
先端は変形部9の支持面9aに支持される突出部または
突端17aを備えている。アクチュエータ3が区画室2
にF方向に挿入されてその底まで達すると、弾性クラン
プ17の突端17aが穴120を通過するときに、弾性
クランプは少し変形する。そして、図5に示すように、
突端は面9aに支持され、アクチュエータ3はその位置
に固定保持される。
【0032】すべてのアクチュエータ3が適切な区画室
2内で適所に位置すると、図5において矢印F′によっ
て示すようにハウジング1を基板8の方へ後方に押すこ
とできる。そのとき、ピン7は慣用の連結装置18に入
る。
【0033】1個または幾つかのアクチュエータ3を整
備する必要があるときには、場合によって基板8に固定
されたハウジング1の全体ユニットを、織成機構の残り
の部分から取り外すことができる。そして、ハウンジン
グの通常の交換を進めることができる。
【0034】他の実施形に従って、ハウジング1からカ
バー15を取り外し、穴をあけたクランプ19によって
1個または幾つかのアクチュエータ3を取り出すことが
できる。このクランプはプーリ4の近くにおいて各々の
アクチュエータ3の前部に設けられている。
【0035】織機で制御される糸の数に依存して、ハウ
ジング1の1つを装備しないようにすることができる。
必要なときに、いつでも付加的なアクチュエータを容易
に揃えることができる。
【0036】図7に示す第2の実施の形態では、図1〜
6の実施の形態の要素と似ている要素は、50を加えた
同じ参照数字によって示してある。この実施の形態のハ
ウジング51は4個のアクチュエータ53を収容するた
めの1つだけの区画室52を備えている。このアクチュ
エータは一点鎖線で示してある。区画室52内でのアク
チュエータ53の位置はリブ71によって定められ、全
体として、区画室52の高さ(h)と幅(l)の一部に
わたってハウジング51の側部に対して平行に延びてい
る。従って、リブ71は区画室52内でのアクチュエー
タ53の位置決めを容易にする。
【0037】図8に示す、本発明の第3の実施の形態で
は、図1〜6の実施の形態の要素と似ている要素は、1
00を加えた同じ参照数字によって示してある。この実
施の形態において、ハウジング101は9個のアクチュ
エータ103を収容することができる1つだけの区画室
102を備えている。このアクチュエータは一点鎖線で
示してある。区画室102内には、その中でアクチュエ
ータ103の位置を定めるために、センタリングピン1
22が設けられている。このセンタリングピン122は
丸い部分によって示してある。しかし、アクチュエータ
103のくさびの着座のための角度を示すために、ピン
の横断面を示してもよい。
【0038】図9に示す、本発明の第4の実施の形態で
は、図1〜6の実施の形態の要素と似ている要素は、1
50を加えた同じ参照数字によって示してある。この実
施の形態において、ハウジング151は3個のアクチュ
エータ153,153′,153″を収容することがで
きる1つだけの区画室152を備えている。このアクチ
ュエータは一点鎖線で示してある。アクチュエータ15
3,153′はシングルである。すなわち、このアクチ
ュエータは1本の通糸の制御のために役立つ。一方、ア
クチュエータ153″はダブルである。すなわち、2本
の通糸を制御することができる。このアクチュエータは
2個のプーリのために一点鎖線で示してある。区画室1
52内でのアクチュエータ153,153′,153″
の相対的な位置決めは、区画室152の横断面がアクチ
ュエータ153,153′,153″の外側輪郭の合計
に正確に一致することによって行われる。この場合、ハ
ウジング151の外壁151a,151b,151c,
151dは区画室152の内側でのアクチュエータ15
3,153′,153″のための位置決め手段である。
【0039】本発明の他の変形が可能である。この変形
では、幾つかの単一または複式のアクチュエータが同じ
区画室内に収容されている。幾つかのアクチュエータを
収容するための区画室は、図1の区画室2と同様に、列
をなしておよび段状に重ねて配置可能である。
【0040】第2,3,4の実施の形態のハウジング
は、第1の実施の形態について説明したようなカバー
と、第1の実施の形態の置き換え可能なすべての改良を
備えることができる。
【0041】どの実施の形態においても、本発明による
ハウジングは、空間内でのアクチュエータの正確な位置
決めと、このカバーによるアクチュエータの密封と、エ
ネルギー消費による冷却、電子的な供給および制御基板
への電気的な接続、ブレーキおよび安全装置の支持、通
糸の案内およびその固定、例えばレール状の構造要素の
ような支持装置上での組み立てを容易にする。
【0042】本発明の図示していない変形に従って、ハ
ウジングはアクチュエータ3の長さ、すなわちX−X′
軸線に対して平行なその寸法の一部だけに相当する深さ
を有していてもよい。それによって、アクチュエータを
ハウジング内に一度取付けると、アクチュエータはハウ
ジングの背部を越えて突出する。このような場合、アク
チュエータの後側部分を被覆するために、内側のリブを
備えていない平行六面体の形をした被覆キャップをハウ
ジングの背部に取付けることができる。この被覆キャッ
プは電気的な接続手段を備えている。この場合、アクチ
ュエータの空間内での位置決めは、ハウジングの前部に
おいてアクチュエータの間にあるハウジングのリブまた
はピンによって行われる。
【0043】更に、ハウジングの背部は、電子基板を保
護するために、アクチュエータのX−X′軸線に対して
平行に延びるスカートを備えていてもよい。このアクチ
ュエータの背部はアクチュエータの作動環境内で生じる
多量の毛羽の循環に抗して電子基板に接続される。
【0044】本発明のハウジングは回転式電気アクチュ
エータを収容するものとして説明した。このハウジング
はすべての種類の電気アクチュエータ、特に線形アクチ
ュエータを位置決めすることができる。
【0045】どの実施の形態においても、ハウジングは
熱伝導性の良好な材料、特にアルミニウムまたはザマク
(Zamak 登録商標) からなると有利である。
【0046】ジャガード機構のためのアクチュエータに
ついて説明したが、本発明は一般的に繊維機械、特に針
を制御するための編み機にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転式電気アクチュエータを備えたボビンを立
てて置くときの本発明によるハウジングを部分的に切断
して示す斜視図である。
【図2】ボビンを立てて置いた後の、図1のハウジング
の、図2のI−II線に沿った縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】区画室内にアクチュエータを挿入するときの、
図2のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】アクチュエータが位置をロックされた、図4と
同様な図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿った断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるハウジングを
示す正面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態によるハウジングを
示す正面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態によるハウジングを
示す正面図である。
【符号の説明】
1,51,101,151 ハウジング 2,52,102,152 区画室 3,53,103,153 アクチュエー
タ 4 プーリ 5 通糸 9 底変形部 9a 支持面 10 穴 15a,15b 分離リブ 16 ガイドバー 16a 穴 17 ロッククラン
プ 18 電力供給手段 71 リブ 122 センタリング
ピン d,l 区画室の寸法

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織機の開口用電気式アクチュエータを位
    置決めするためのハウジング(1,51,101,15
    1)において、前記アクチュエータによって動かされる
    プーリ(4)上に通糸を巻き取ることができるような位
    置に、少なくとも1個のアクチュエータ(3,53,1
    03,153)を移動可能に収容するための少なくとも
    1つの区画室(2,52,102,152)を備えてい
    ることを特徴とするハウジング。
  2. 【請求項2】 ハウジングが幾つかの区画室(2)を備
    え、この区画室がその中に収容された前記アクチュエー
    タ(3)のプーリ(4)の回転軸線X−X′に対してほ
    ぼ垂直に列をなしてかつ上下に段をなして配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のハウジング。
  3. 【請求項3】 前記区画室(52,102,152)が
    幾つかのアクチュエータ(3,52,103,153,
    153′,153″)を収容し、区画室がその中で少な
    くとも1個のアクチュエータを位置決めするための手段
    (71,122,151a,151b,151c,15
    1d)、特に前記区画室の横方向寸法(d,l)の一部
    にわたって延びるリブ(71)またはセンタリングピン
    (122)を備えていることを特徴とする請求項1記載
    のハウジング。
  4. 【請求項4】 ハウジングがカバー(15)を備え、こ
    のカバーが前記区画室(2)内に配置された前記アクチ
    ュエータ(3)のプーリ(4)を収容し、前記プーリの
    分離リブ(15a,15b)を備えていることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか一つに記載のハウジング。
  5. 【請求項5】 ハウジングが幾つかのリブ(15a)を
    備え、このリブが区画室の前記列または段に対して傾斜
    しており、この傾斜により、幾つかの前記通糸(5)が
    互いにほぼ平行に並置可能であることを特徴とする請求
    項2または4記載のハウジング。
  6. 【請求項6】 ハウジングがガイドバー(16)を備
    え、このガイドバーが前記区画室(2)内に配置された
    アクチュエータ(3)によって制御される通糸(5)を
    通過させるための穴(16a)を有することを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれか一つに記載のハウジング。
  7. 【請求項7】 前記の各々の区画室(2)がプーリ
    (4)と反対の側に、アクチュエータを支持する底変形
    部(9)を備え、この底変形部が前記区画室(2)内に
    配置されたアクチュエータ(3)の電力供給のための穴
    (10)を有することを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか一つに記載のハウジング。
  8. 【請求項8】 底変形部(9)が、適切な区画室(2)
    内に配置された前記アクチュエータ(3)に固定された
    ロックピン(17)のための支持面(9a)を有するこ
    とを特徴とする請求項7記載のハウジング。
  9. 【請求項9】 ハウジングがその中に配置されたアクチ
    ュエータのための電子制御装置(8,8′)と相対的な
    位置決め手段(1c,1d)を備え、この電子制御装置
    が前記アクチュエータの電力供給手段(18)およびま
    たは角度位置検出手段を備えていることを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか一つに記載のハウジング。
  10. 【請求項10】 織機が請求項1記載の少なくとも1個
    のハウジングを有する織成機構を備えていることを特徴
    とする織機。
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