JPH11240505A - 結束機における接着装置 - Google Patents

結束機における接着装置

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JPH11240505A
JPH11240505A JP6232198A JP6232198A JPH11240505A JP H11240505 A JPH11240505 A JP H11240505A JP 6232198 A JP6232198 A JP 6232198A JP 6232198 A JP6232198 A JP 6232198A JP H11240505 A JPH11240505 A JP H11240505A
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band
clamp
clamps
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guide
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Soichi Tsuruta
宗市 鶴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンド間の熱板の挿入を容易にする。 【解決手段】 移動クランプを固定クランプに対し接離
自在に設け、両クランプを1次クランプ位置とバンドラ
イン上のバンド送出口の前方上部間で移動自在に設け、
両クランプの下部に接触する様に熱板139 を進退自在に
設けると共に、1次及び2次クランプ間のバンドを熱板
139 に押圧する手段を設けることにより、1次クランプ
されたバンドの一方の接着部と、1次及び2次クランプ
間のバンドとの間を開放してバンド間に熱板139 を容易
に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PE(ポリエチレ
ン)、PP(ポリプロピレン)、ナイロン等のプラスチ
ック製のバンド、ひもを結束材料で梱包物を結束する結
束機における接着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の結束機は、バンドを梱包
物に巻付け、締付け、バンドを熱溶着し、切断する工程
を自動に行うものである。図30は結束機における結束
時の状態を示す図であり、Wは梱包物、Tはバンド、
a、b、cはカム軸dの回転位軸により上下運動する1
次クランプ、2次クランプ及びカッターを有する接着プ
レスブロック、eはカムにより先端が円運動するアーム
に付加され、バンドTの重合部間に進退自在に設けた熱
板、fは梱包物Wの載置部、gはカム軸位相により載置
部f下部に進退自在に設けたスライドテーブルである。
上記結束機では、1次クランプaがバンドTを上方のス
ライドテーブルgに狭圧して、バンドTを引き戻し、梱
包物Wに巻着し、バンドTの引き締め完了後、2次クラ
ンプbが上昇してスライドテーブルgのバンドTを狭圧
保持し、スライドテーブルg下部で重合するバンドT間
に熱板eが挿入され、バンド接着面を溶融しながら後退
した後、接着プレスブロックcで加圧冷却し、同時にバ
ンドTを切断して結束していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の結束機では、スライドテーブルg下部からバンドT
を押圧している1次クランプa及び2次クランプbの間
の重合するバンドT間に熱板eを挿入することは、容易
でなく、バンドTに衝突して熱板を破損したり、接着不
良などの弊害があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
み、梱包物の載置部下部において、バンドライン側方に
して、且つバンドライン上のバンド送出口の前方上部に
対応配置した1次クランプ位置に、バンドライン方向前
方に配置した移動クランプを、その後方に配置した固定
クランプに対し接離自在に設け、両クランプを1次クラ
ンプ位置とバンドライン上のバンド送出口の前方上部間
で移動自在に設けることにより、従来の様にスライドテ
ーブルを必要とせず、従来に比し薄く、幅小な両クラン
プでも、1次クランプを可能とすると共に、1次クラン
プされたバンドの一方の接着部と、1次及び2次クラン
プ間のバンドとの間を開放する。又、バンド送出口のバ
ンドライン方向後方でバンドを2次クランプする手段を
設けることにより、巻き戻しによるバンドの緊張を保持
した状態で2次クランプして、巻き戻しによる力を有効
に梱包物に作用させて引き締める。又、バンド送出口の
バンドライン方向前方上部に移動した両クランプの下部
に接触する様に熱板を進退自在に設けると共に、1次及
び2次クランプ間のバンドを熱板に押圧する手段を設け
ることにより、上記の如く開放されたバンド間に熱板を
容易に挿入する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。1はプラスチック製のバンド、ひも
(以下、バンドTと称する。)で梱包物Wを結束する結
束機の本体であり、該本体1は梱包物Wの載置部2を水
平に設けたカバー体3下部に配置され、モータベース4
とバンド案内ハウジング5を平行に配置固定し、両者
4、5間にクランプユニット6を設けている。モータベ
ース4は、矩形板の長手方向の一端部を凹状に切欠形成
した機器避けスペース7を設けて成り、モータベース4
に駆動伝達機構部8を設けている。バンド案内ハウジン
グ5は、略矩形板状のバンド案内ベース9とベースカバ
ー10をバンドTの送出及び巻き戻しライン(以下、バン
ドラインLと称する。)に沿って平行、即ちバンドTよ
り幅大に配置固定して成り、モータベース4とバンド案
内ハウジング5は、これらの長手方向(バンドライン方
向)の他端部(後方)の上下端部と、バンドライン方向
前方下部の三点に設けた支柱11、11a…により連結固定
すると共に、モータベース4とバンド案内ハウジング5
とを間隔保持している。
【0006】クランプユニット6は、前後にずらした2
枚のスライド基板12と固定基板13を上下及び前後にスラ
イド自在に重ね合わせて成り、スライド基板12と固定基
板13の前方上部に同一平面上で水平な移動クランプ14と
固定クランプ15の夫々をバンド案内ハウジング5側に直
角に突設して、固定クランプ15のバンドライン方向前方
に移動クランプ14を平行に配置し、固定クランプ15に対
し移動クランプ14を接離自在に設けている。又、移動ク
ランプ14と固定クランプ15の接合面は、その一方に楔状
の突条16を形成し、他方に突条16に対応した溝部17を形
成し、両クランプ14、15の接合に際し、突条16と溝部17
が噛合する様に成している。
【0007】固定基板13は矩形板を基体とし、その上部
を前方から後方にかけて矩形状に切欠形成したバンドガ
イド避けスペース18を設けると共に、基体の中央下部に
方形状の軸避けスペース19を設け、上記前方の支柱11
(以下、レールバー11と称する。)との対応位置に前後
に長い摺動穴20を設けると共に、上記後方の支柱11a、
11b(以下、支持バー11a、11bと称する。)との対応
位置に前後に長い支点穴21、21aを設け、又固定基板13
の前方上部に上下及び前後に長い鉤状穴22を設けてい
る。又、固定基板13の前方下部にして、且つ上記軸避け
スペース19との際(きわ)に、上下に長くて表面に傾斜
面を形成した爪片23を突設しており、該爪片23の傾斜面
は、その上部を傾斜頂部とし、該傾斜頂部を固定基板13
の表面(バンド案内ハウジング5側の面)と同一高さに
している。
【0008】スライド基板12は、その基体を前後に長く
後部が下方屈曲した略鉤状に形成して成り、スライド基
板12の(バンド案内ハウジング5側に面する)表面前方
に固定基板13と同肉厚のピン24を突設すると共に、中央
に方形穴25、後方に前後に長い長穴26を設けている。そ
して、固定基板13の鉤状穴22にスライド基板12のピン24
を移動自在に装着して、固定基板13の裏面側からスライ
ド基板12を重ね合わせ、2つの円形ガイド板27、27aの
中心に突設した螺子部28、28aをスライド基板12の方形
穴25及び長穴26に夫々挿通すると共に、固定基板13に螺
着し、固定基板13に対しスライド基板12を上下及び前後
にスライド自在と成している。
【0009】又、スライド基板12と固定基板13の裏面に
おいて、固定基板13の前方下部及びスライド基板12の前
方上部に前方降下状に傾斜したバネ止め板29、29aを夫
々配設すると共に、該バネ止め板29、29a間に、前傾に
して、且つ両基板12、13の表面方向へ斜めにしたクラン
プ接合用バネ30を圧縮介装し、該クランプ接合用バネ30
にてスライド基板12を固定基板13側へ圧接する方向と、
固定クランプ15に対し移動クランプ14を斜め上方に、即
ち移動クランプ14を固定クランプ15と同一平面上の前方
に平行に位置する様に付勢している。かかる状態では、
固定基板13に設けた鉤状穴22の角部22aに、スライド基
板12に設けたピン24が位置している。又、スライド基板
12の裏面において、バネ止め板29に近傍の前方下部には
裏面に垂直に配置した軸に回転自在なコロ31を設け、又
スライド基板12の後方下部にバネ受け板32を垂直に固定
している。そして、上記支持バー11a、11bにおけるバ
ンド案内ハウジング5との付け根部にクランプユニット
6(固定基板13)後部に設けた支点穴21、21aを遊びを
以て挿通すると共に、レールバー11に固定基板13前方の
摺動穴20を摺動自在に貫通装着し、クランプユニット6
をその後方を支点として揺動自在に設けている。
【0010】又、クランプユニット6(固定基板13)の
バネ止め板29aとバンド案内ハウジング5のベースカバ
ー10の前方下部との間にユニット作動バネ33を掛止し、
クランプユニット6をバンド案内ハウジング5側(バン
ドラインL側)に付勢している。ユニット作動バネ33
は、固定基板13では、レールバー11と平行に配して摺動
穴20を挿通し、かかる挿通位置に対応してバンド案内ベ
ース9とベースカバー10にユニット作動バネ33を挿通し
ている。尚、支持バー11a、11bにはカラー34が装着さ
れ、該カラー34によってクランプユニット6の支点はバ
ンド案内ハウジング5側に押さえ付けられ、支点穴21、
21aの両側に配したバネ座金35、35aによって支点の動
きをスムーズにして、クランプユニット6の揺動を可能
にしている。
【0011】駆動伝達機構部8は、モータベース4の内
側面に設けたクランプ作動リンク36と、駆動機構部37か
ら構成されている。クランプ作動リンク36は、駆動機構
部37と連繋してクランプユニット6の揺動操作と移動ク
ランプ14の作動操作をするものにして、押し下げ梃子杆
38、これより長い出力梃子杆39及び連接杆40から構成さ
れている。押し下げ梃子杆38及び出力梃子杆39は、その
下端部の夫々をモータベース4の前方及び後方下部に枢
着し、押し下げ梃子杆38の上端部と出力梃子杆39の上端
部寄り部位とを連接杆40で枢着連結してリンクと成して
いる。尚、押し下げ梃子杆38の揺動支点は、レールバー
11と同一線上に設けている。
【0012】押し下げ梃子杆38は、上端部の前方に凸部
41を突出形成すると共に、該凸部41の下部に後方へ向か
って傾斜した押圧部42を形成し、クランプユニット6を
バンドラインLの側方、即ちバンド案内ハウジング5に
対し斜めに保持した状態(以下、斜桁状態と称する。)
で、前記押圧部42をスライド基板12の裏面に設けたコロ
31に掛け外し自在と成している。上記斜桁状態では、移
動及び固定クランプ14、15はバンドラインL側方に位置
しており、かかる位置を両クランプ14、15がバンドTの
先端を挟持する1次クランプの位置Kとしている。かか
る1次クランプ位置Kは、バンドラインL上のバンド送
出口95の前方上部に対応配置している。一方、出力梃子
杆39の上端部は、前後に移動自在な支持杆43の基端部を
支軸ピン44にて枢着している。又、支持杆43の前方は前
後に長いスライド穴45を設け、該スライド穴45をモータ
ベース4内側面の前方上部に突出した軸ピン46にスライ
ド自在に装着している。そして、上記支軸ピン44と軸ピ
ン46間にリンクバネ47を掛止し、該リンクバネ47により
出力梃子杆39を前傾させると共に、押し下げ梃子杆38を
連接杆40を介して前傾させている。これにより、クラン
プユニット6の斜桁状態で押し下げ梃子杆38の押圧部42
がクランプ接合用バネ30の弾性力に抗してコロ31を下方
押圧し、移動クランプ14を下方へ押し下げ、固定クラン
プ15に対し移動クランプ14を前方下部に配置させてい
る。尚、クランプユニット6の斜桁状態では、クランプ
ユニット6の裏面側に突出したクランプ接合用バネ30及
びバネ止め板29、29aは、モータベース4の機器避けス
ペース7に配置して、クランプユニット6の揺動を妨げ
ることはない。
【0013】又、出力梃子杆39の下方前端部には第1ロ
ーラー48を突設している。又、出力梃子杆39の下端部の
枢軸49にバネ受けレバー50を揺動自在に枢着し、該バネ
受けレバー50の前端部に第2ローラー51を設けると共
に、バネ受けレバー50の後端部とスライド基板12のバネ
受け板32間にクランプバネ52を介装し、バネ受けレバー
50を前傾させている。第1及び第2ローラー48、51は上
記枢軸49を中心に回転(公転)するものであり、第1ロ
ーラー48と第2ローラー51の回転半径は、後者の方を長
く設定している。
【0014】上記支持杆43の前方上部に支持板53をクラ
ンプユニット6側へ幅広に設けると共に、支持板53の先
端部前方を細長帯状に延出形成してバンドガイド54と成
し、該バンドガイド54は匙(凹面)状に下方へ湾曲形成
し、クランプユニット6の斜桁状態でバンドガイド54を
1次クランプ位置Kの固定クランプ15の下方に進退自在
に設けている。尚、バンドガイド54は、クランプユニッ
ト6に設けたバンドガイド避けスペース18によって、モ
ータベース4の上部からクランプユニット6側へ張り出
してもクランプユニット6の斜桁状態を妨げない。
【0015】駆動機構部37は、モータベース4の外側面
に固定した正逆回転自在なギヤモータを駆動源55とし、
該駆動源55の駆動軸をモータベース4の中央下部に貫通
突出し、この駆動軸に連結した回転軸56をバンド案内ハ
ウジング5に貫通して、回転軸56の先端部をベースカバ
ー10に設けた軸受57で回転自在に支持している。回転軸
56において、バンド案内ハウジング5内に相当する部位
(先端側)には外周面をローレット加工したバンドロー
ラー58を固定し、該バンドローラー58の基端部にはクラ
ッチ板59を固定すると共に、バンドローラー58とクラッ
チ板59の間にクランプ作動カム60を介在している。尚、
バンド案内ハウジング5のバンド案内ベース9には、バ
ンドローラー58より大径なローラー挿通穴(図示せず)
を設けている。又、モータベース4とバンド案内ハウジ
ング5間に配置したクラッチ板59とクランプ作動カム60
は、クランプユニット6に設けた軸避けスペース19の領
域に配しているため、クランプユニット6の揺動動作を
妨げない。
【0016】又、モータベース4の内側面に回転軸56と
同心円上で、前方を湾出して成る円弧状の軌道61を突設
している。軌道61の端部は上下に位置し、上端部及び下
端部寄り部位を夫々始点部62及び終点部63と成し、軌道
61の中央部64を平滑に形成し、該中央部64の際から始点
部62及び終点部63にわたり上り斜面65、65aを形成し、
該斜面65、65aの頂部に相当する始点部62及び終点部63
に当止め66、66aを突設している。
【0017】クランプ作動カム60は、外周にカム面67を
突設した円筒カム68と、該円筒カム68のクラッチ板59と
バンドローラー58の隣接面の夫々に、クラッチ掛け外し
体69と、クランプユニット6の揺動操作体70とを設けて
いる。円筒カム68は、出力梃子杆39及びバネ受けレバー
50の前傾状態において、カム面67を設けていない外周面
に第1及び第2ローラー48、51が外接又は近接して成
り、前記カム面67は、傾斜面71と円弧面71aを連続形成
して成り、カム面67が上記第1及び第2ローラー48、51
を押圧する様に成している。又、円筒カム68において、
クラッチ隣接面にクラッチ掛け外し体69を装着する装着
凹部72を形成している。
【0018】この装着凹部72は、円筒カム68と同心にし
て、且つ小径な円形凹部73と、上記カム面67の反対側、
即ちカム面67における傾斜面71と円弧面71aの際を通る
直径線Z上に、円形凹部73に連続形成した凹状ノッチ74
とから成る。上記装着凹部72において、上記直径線Z上
のカム面67側に回転軸56に平行な基軸75を突設し、又直
径線Z上の凹状ノッチ73側に回転軸56に平行なバネ穴76
を設けると共に、該バネ穴76に押圧バネ77を挿入し、該
押圧バネ77の先端をバネ穴76より突出させている。
【0019】クラッチ掛け外し体69は、円形凹部73と同
肉厚にして、円形凹部73より若干小径な外径を有すると
共に、回転軸56径より若干大径な軸穴78を有する円環基
部79を設け、該円環基部79の一半径の延長線上に掛け外
しキー80を突設すると共に、円環基部79において、上記
基軸75との対応位置に基軸75より若干大径なピン穴81を
設けている。そして、クラッチ掛け外し体69のピン穴81
及び軸穴78の夫々に基軸75及び回転軸56を遊嵌すると共
に、円環基部79及び掛け外しキー80の夫々を上記円形凹
部73及び凹状ノッチ74に遊嵌し、これにより掛け外しキ
ー80の付け根が押圧バネ77によってクラッチ板59側に付
勢している。
【0020】上記クラッチ板59は、クランプ作動カム60
との隣接面において、上記円形凹部73と同形の陥没面82
を設けると共に、外周縁部に上記凹状ノッチ74と同形の
係合凹部83、83a…を等間隔置きに複数設けている。そ
して、上記軌道61上に掛け外しキー80を配置し、軌道61
上における始点部62及び終点部63側の斜面65、65aに掛
け外しキー80が摺接すると、これが円形凹部73側に押圧
されるため、クラッチ板59の係合凹部83、83a…に嵌ま
らず、クラッチ板59とクランプ作動カム60は連結されな
い。又、軌道61上の平滑な中央部64上では、掛け外しキ
ー80は間隔を設けて中央部64に未接触状態と成してお
り、よって中央部64上に位置する掛け外しキー80は、押
圧バネ77により係合凹部83、83a…に嵌まり、クラッチ
板59とクランプ作動カム60は連結される。
【0021】又、円筒カム68において、バンドローラー
58との隣接面に揺動操作体70を装着する装着軸84を形成
している。この装着軸84は円筒カム68と同心にして、且
つ小径に突設した円環軸の一部を切欠形成して優弧状に
形成している。装着軸84における切欠範囲は、上記掛け
外しキー80の軸線に対応した位置から90度の範囲にわ
たり、又装着軸84の切欠端面を揺動操作体70の係合面8
5、85aと成している。
【0022】揺動操作体70は、上記装着軸84を遊嵌する
円環状の円環軸86を設けると共に、上記係合面85、85a
に接離自在な係合突片87を円環軸86の求心方向に突設
し、係合突片87に対応した円環軸86の外周に所定円弧長
の扇状突片88を突設している。そして、扇状突片88にお
いて、クラッチ板59側の側面に上記軌道61の終点部63側
を傾斜頂部を有する傾斜面を設けた押圧カム89を設け、
該押圧カム89がクランプユニット6の固定基板13に設け
た爪片23の傾斜面を摺動押圧する様に成し、押圧カム89
が爪片23を摺動して、これを押圧することにより、クラ
ンプユニット6を揺動動作させる様に成している。尚、
クランプユニット6の斜桁状態において、上記爪片23の
裏面は掛け外し体の掛け外しキー80との間隔を設けて、
これに未接触と成している。
【0023】又、装着軸84における優弧状の端面の適所
に設けた鋼球穴90に、鋼球91をバネ92の弾性により出没
自在に装着し、一方装着軸84の端面に対接するバンドロ
ーラー58の隣接面において、前記鋼球91の軌道円周に対
応し複数の凹部93、93a…を設け、該凹部93、93a…に
鋼球91を嵌脱自在と成し、クランプ作動カム60を回転軸
56に連れ回り自在と成している。図において、掛け外し
キー80が軌道61の始点部62に位置している状態(正転開
始位置X)から、回転軸56が左回転する時に、掛け外し
キー80が軌道61の終点部63に達する迄の間、又掛け外し
キー80が軌道61の終点部63に位置している状態(逆転開
始位置Y)から、回転軸56が右回転する時に、掛け外し
キー80が軌道61の終点部63に達する迄の間に、鋼球91に
よりクランプ作動カム60は回転軸56と連れ回りし、左又
は右回転で掛け外しキー80が軌道61の終点部63又は始点
部62に達すると、クランプ作動カム60に対し回転軸56は
空回りする。尚、鋼球91と凹部93、93a…によるクラン
プ作動カム60を回転軸56に連れ回り自在と成した構成
は、左回転又は右回転で掛け外しキー80が、軌道61の終
点部63又は始点部62に到達した時に、クランプ作動カム
60が回転軸56に対し空回りすれば良いので、かかる手段
に限定されることなく、例えば回転軸56において、クラ
ンプ作動カム60の対応する部位を摩擦大に形成しても良
い。
【0024】次に、バンド案内ハウジング5について説
明する。バンド案内ハウジング5の後端部下方及び前端
部上方にバンド挿入口94及び送出口95を設け、バンド案
内ハウジング5内部において、バンド挿入口94及び送出
口95間に、前方及び後方で2つの折り返し部96、96aを
設けた蛇行状のバンド案内経路97を配設している。尚、
バンド案内経路97の幅は当然ながらバンドTの幅より若
干大きく形成している。バンド案内経路97は、上記バン
ドローラー58と、該バンドローラー58の上方に、バンド
案内ハウジング5の長さ方向に渡って水平に配置した結
束機構部98と、バンドローラー58に近接配置したアッパ
ーローラー99などによって構成されている。
【0025】結束機構部98は、バンド案内ハウジング5
の上方前半部に揺動自在に設けたスイングブロック100
と、該スイングブロック100 を揺動操作する直動カム10
1 から構成されている。スイングブロック100 は、前後
に長く、且つ前方を下方突出した略L字状の部材から成
り、前方下部にローラー転子102 を回転自在に設け、後
方側面に揺動支軸103 を突設すると共に、後端下部に回
転自在に突出した球状転子104 をスイングブロック100
の幅方向に一対設けている。そして、バンド案内ベース
9とベースカバー10に、垂直にして、且つ上下に長い案
内穴105 を設け、該案内穴105 に対し揺動支軸103 を回
転自在及び上下摺動自在に装着し、かかる装着によりス
イングブロック100 の位置を規制している。ここに、ベ
ースカバー10に一端を掛止した捩じりコイルバネ106 の
他端部を、揺動支軸103 の上方に摺接状態で掛止し、該
揺動支軸103 を下方に付勢している。又、スイングブロ
ック100 は、上面に平坦面を形成すると共に、上面後端
部において、スイングブロック100 の幅方向に溝を切欠
形成して、球状転子104 の対応位置に一条のバンド押さ
え部107 を設けている。又、スイングブロック100 の先
端部に、板バネ又は鋼板から成るバンド案内板108 を上
方へ傾斜状に突設して、該バンド案内板108 をバンド送
出口95から移動及び固定クランプ14、15下部近傍高さ位
置まで突出させて、バンド案内板108 の先端を屈曲形成
して接着プレス部109 を設けている。尚、110 はスイン
グブロック100 の後端上部に後方へ突設したバネ板から
成るバンド案内片であり、111 はローラー転子102 の下
部に配設した案内ローラーである。
【0026】直動カム101 は、水平状態のスイングブロ
ック100 に対し平行にして、且つスイングブロック100
のローラー転子102 より後方で球状転子104 を介してス
イングブロック100 を載上支持する様に水平配置してい
る。又、直動カム101 は、バンド案内ハウジング5の前
後方向に長い略L字状の部材から成り、その上面の前端
部から後端部側にかけてカム面112 を設けると共に、後
端部端面にバンドTが摺接する円弧状の第1折り返し部
96を設け、下面の後半部に水平面部113 を設け、直動カ
ム101 の両側面における前方及び後端部に第1、第2ス
ライド軸114 、115 を突設している。又、バンド案内ベ
ース9とベースカバー10に、水平にして、且つ前後に長
い第1、第2スリット116 、117 を設け、該第1、第2
スリット116 、117 に上記第1、第2スライド軸114 、
115 を摺動自在に装着し、直動カム101 をバンド案内ハ
ウジング5の前後方向(バンドライン方向前後)に往復
直線運動する様に成し、スイングブロック100 の水平状
態において、第1、第2スライド軸114 、115は第1、
第2スリット116 、117 後端に位置している。又、第1
スライド軸114 は、ベースカバー10の後端下部適所との
間に引き戻しバネ118 を掛け渡し、該引き戻しバネ118
により第1スライド軸114 を第1スリット116 の後端側
に付勢している。
【0027】カム面112 は、スイングブロック100 の下
部に存する直動カム101 の水平な上面を所定形状に刻設
し、ローラー転子102 と球状転子104 に対するカム面11
2a、112bをバンドライン方向前後に連続形成している。
ローラー転子カム面112aは、直動カム101 の先端部を斜
めに切断して上り傾斜面を設け、該傾斜面の頂部(直動
カム101 の上面と同一平面)をバンド溶融位置Aと成し
ている。又、バンド溶融位置Aに連続して湾曲面を設
け、該湾曲面をヒーター後退位置Bと成している。又、
ヒーター後退位置Bに連続して、所定長さの平滑面(直
動カム101 の上面と同一平面)を設けて加圧冷却・切断
位置Cと成している。球状転子カム面112bは、加圧冷却
・切断位置Cに連続して上記湾曲面より浅い別途湾曲面
を設け、即ち最深部を球状転子104 の突出長と略同一深
さに形成し、かかる湾曲面をスイングブロック100 の水
平保持位置Dと成し、該水平保持位置Dに連続し水平な
上面をバンドTの2次クランプ位置Eと成している。
【0028】そして、スイングブロック100 の水平状
態、即ち直動カム101 の第1、第2スライド軸114 、11
5 が第1、第2スリット116 、117 の後端に位置した状
態において、第1折り返し部96に対しバンド通路幅(バ
ンドTが挿通可能な間隔)を以て湾曲ガイド119 を対向
配置すると共に、該湾曲ガイド119 に連続して、直動カ
ム101 の水平面部113 に平行な通路ガイド120 を対向配
置している。尚、湾曲ガイド119 と通路ガイド120 は、
バンド案内ベース9に固定している。又、バンド案内ベ
ース9及びベースーカバー10において、スイングブロッ
ク100 の後端部に形成したバンド押さえ部107 の上方か
ら上記湾曲ガイド119 上端部に渡り、板バネから成るガ
イド板121 を水平に配置固定し、スイングブロック100
の揺動時に、バンド押さえ部107 とこれの上方位置に対
応するガイド板121 の下部(以下、バンド圧接部121aと
称する。)との間にバンドTを強圧挟持(2次クラン
プ)する様に成している。尚、バンド案内ベース9及び
ベースーカバー10に対するガイド板121 の固定は、ガイ
ド板121 の両側面に突設した差し込み片122 、122aをバ
ンド案内ベース9及びベースーカバー10に差し込んで固
定している。又、スイングブロック100 の前端部からガ
イド板121 の前端部までに至る長さを有する揺動ガイド
板123 を上記ガイド板121 より高い位置で水平配置して
いる。
【0029】揺動ガイド板123 は、その基体を帯板状に
形成し、該基体の前方側面部に水平翼板124 を水平突設
すると共に、後端側面部に垂直板125 を上方突設すると
共に、該垂直板125 の先端に水平尾翼板126 を外方突設
している。そして、水平翼板124 及び水平尾翼板126 に
対応して、バンド案内ベース9とベースカバー10に設け
た支持穴127 、127aの夫々に水平翼板124 及び水平尾翼
板126 を装着配置し、水平尾翼板126 を支点として揺動
ガイド板123 を揺動自在と成している。水平翼板用の支
持穴127 は、水平翼板124 より幅大にして、且つ揺動ガ
イド板123 前部の揺動範囲内で上下に長い方形状に形成
され、上端部を後方降下状に傾斜形成し、又水平尾翼板
用の支持穴127aは、揺動ガイド板123 の揺動が可能な大
きさにして、且つ上端部を後方降下状に傾斜形成してい
る。又、揺動ガイド板123 は、バンド案内ベース9の上
方に設けた捩じりコイルバネ128 により下方に付勢し、
揺動ガイド板123 の水平状態において、水平翼板124 及
び水平尾翼板126 は各支持穴127 、127aの下部に位置し
ている。
【0030】そして、バンド案内板108 と、スイングブ
ロック100 の上面から直動カム101の第1折り返し部96
及び水平面部113 、並びにこれらの夫々に対設した揺動
ガイド板123 、ガイド板121 、湾曲ガイド119 及び通路
ガイド120 とにより、バンド案内経路97におけるバンド
送出口95から第2折り返し部96aに至る経路を構成して
いる。
【0031】バンド案内経路97の第2折り返し部96a
は、バンドローラー58の外周面と、これに同心の外円上
に配置した円弧ガイド128 により形成して成り、かかる
第2折り返し部96aからバンド挿入口94に渡り山なり状
の通路129 を設けている。上記山なり通路129 は、上下
に山なり状の通路ガイド130 、130aを配置し、下方の通
路ガイド130aと円弧ガイド128 間に、外周面の一部が介
在して、且つバンドローラー58に近接する様にアッパー
ローラー99を配置している。
【0032】アッパーローラー99はベアリングから成
り、該ベアリングの内輪を固定したローラー軸131 の中
心に対し上方に偏心させた偏心軸132 を連結し、該偏心
軸132をベースカバー10に貫通突出すると共に、偏心軸1
32 の突端に円盤133 を固定している。円盤133 の円周
上に棒状のハンドル134 を突出し、該ハンドル134 とベ
ースカバー10の適所間にスプリング135 を掛止し、該ス
プリング135 にてアッパーローラー99がバンドローラー
58に外接する様に付勢している。従って、上記円盤133
をスプリング135 の弾性力に抗する方向に回転すると、
アッパーローラー99はバンドローラー58から離隔し、バ
ンドTの挿通時の通路幅を確保できる。
【0033】又、バンド案内ハウジング5(バンド案内
ベース9及びベースカバー10)の上端部は、固定グリッ
プ15の高さ位置より若干低く、且つ水平に形成し、バン
ド案内ベース9及びベースカバー10の上端部後方に凸状
壁136 を上方延出形成すると共に、該凸状壁136 の前端
面を垂直に形成して、バンド案内ハウジング5の上端部
をヒーター載置部137 と成している。上記ヒーター載置
部137 には、ヒーターホルダー138 をバンドラインL上
を前後方向に移動自在にして、且つ上下に揺動自在に設
け、ヒーターホルダー138 は、略帯板状に形成して成
り、前端部に方形状の熱板139 を設け、該熱板139 をバ
ンドラインL上のバンド送出口95の前方上部に移動した
移動及び固定クランプ14、15下部に接触する様に進退自
在に設けている。
【0034】又、ヒーターホルダー138 は、その後方の
両側を切欠して上記凸状壁136 の間隔幅に対応する様に
幅小に形成し、かかる幅小部の付け根に設けた直角部
を、凸状壁136 の前端面(以下、当接部140 と称す
る。)に当接する第1ストッパー141 と成している。
又、ヒーターホルダー138 のベースカバー10側の側部に
おいて、前方及び後方に突片142 、142aを設け、前方の
突片142 下部に板状のガイド143 を突設し、後方の突片
142a下部に突設したブラケット144 を介して棒状の第2
ストッパー145をベースカバー10に対し外方垂直に突設
している。
【0035】上記ガイド143 はベースカバー10の上端部
前方に外側面と、これに間隔保持したガードレール146
間に配置している。又、ヒーターホルダー138 の後方適
所に方形板状の押出し突片147 を下方に垂下形成してい
る。又、上記熱板139 は、カバー体3下部に設けた板バ
ネから成るヒーター押さえ148 により、ヒーター載置部
137 側へ下方付勢している。尚、熱板139 は、これに接
続した電線149 、149aを介して図示しない電源に接続さ
れ、常時熱板139 を加熱している。
【0036】次に、ベースカバー10の外側面に設けたバ
ンドテンション機構部150 と、ヒーター作動体151 につ
いて説明する。先ず、バンドテンション機構部150 は、
前後方向に長い略矩形状のテンション基板152 の後端下
部をベースカバー10に枢軸153 を以て揺動自在に枢着す
ると共に、テンション基板152 に第2スリット117 に略
対応した長穴154 を設けると共に、該長穴154 の後端よ
り斜め上方へ軸止凹部155 を連続形成し、第2スリット
117 の後端に第2スライド軸115 が位置した状態で、軸
止凹部155 を第2スライド軸115 に係合離脱自在に係合
している。かかる係合状態においては、テンション基板
152 は枢軸153 を支点として前方降下状に傾斜してい
る。尚、テンション基板152 上において、上記枢軸153
には摺動ローラー156 を回転自在に枢着している。
【0037】又、テンション基板152 の前方下部に連続
形成した方形板状の脚部157 下部に、テンション基板15
2 の上記傾斜状態で水平なテンション調整板158 をベー
スカバー10を貫通してバンド案内ハウジング5内に配置
している。ベースカバー10に設けたテンション調整板15
8 の貫通穴159 は、略台形状、即ちテンション基板152
の揺動状態に対応した大きさを有し、貫通穴159 の上端
を後方降下状に傾斜させている。
【0038】テンション調整板158 は適宜面積を有し、
テンション基板152 の上記傾斜状態で、テンション調整
板158 の下部に永久磁石160 を前後動自在に設けてい
る。磁石160 はその上面部を水平にしてテンション調整
板158 との磁着部161 と成しており、L字板状のブラケ
ット162 上に磁石160 を固定している。
【0039】ブラケット162 は、その側端部をバンド案
内ベース9及びベースカバー10に摺接自在と成し、ブラ
ケット162 の後方の立壁163 と、該立壁163 に平行にし
て、且つバンド案内ハウジング5後部に設置した固定板
164 に螺子棒165 (図においては螺子を省略)を螺着
し、固定板164 より後方へ突出した螺子棒165 の基端に
円盤ハンドル166 を固定している。そして、円盤ハンド
ル166 の回転させると、ブラケット162 の両側がバンド
案内ベース9及びベースカバー10に摺接して回転しない
ため、磁石160 を前後動させられ、該磁石160 に対する
テンション調整板158 の磁着面積を調整でき、これによ
りテンション基板152 を下方に引き寄せる力を調整す
る。尚、上記磁石160 を電磁石にすれば、磁着力を変化
させられるので、この場合にはテンション基板152 の上
記傾斜状態で、テンション調整板158 の下部に固定配置
すれば良く、磁石160 を前後に移動させる手段を要しな
い。
【0040】又、テンション基板152 の前方上部には、
熱板139 (ヒーターホルダー138 )の後退途中で、1次
及び2次クランプ間のバンドTに近接した位置で熱板13
9 を一旦停止させる一旦停止機構部167 をテンション基
板152 に対し水平に配設している。一旦停止機構部167
は、テンション基板152 が水平状態、即ち長穴154 が第
2スリット117 に合わさった状態で、一旦停止機構部16
7 に設けた停止板168 をヒーターホルダー138 に設けた
第2ストッパー145 と同一平面上でその前方に位置す
る。169 はテンション基板152 に固定した支軸板であ
り、該支軸板169 は前後に長い長穴170 を設け、テンシ
ョン基板152 より外方垂直に突設した一対の螺子棒171
、171aを前記長穴170 に貫通してナット(図示せず)
で締結固定し、螺子棒171 、171aの軸方向及び長穴170
の前後方向で支軸板169 を位置決め調整している。
【0041】又、支軸板169 の上端面は平滑にして、そ
の略中央に矩形板状の凸片軸172 を上方突設し、上記停
止板168 の中央に設けた異形な軸穴173 を凸片軸172 に
装着し、停止板168 を一方向にのみ回転(平面視左回
転)自在に設けている。又、停止板168 の前方外側と、
その内側となるベースカバー10外側面との間に引き下げ
バネ174 を掛け渡し、停止板168 を回転可能方向に付勢
している。上記停止板168 は、ヒーターホルダー138 側
に突起175 を突設し、テンション基板152 が水平状態に
おいて、ヒーターホルダー138 の前進中に、第2ストッ
パー145 が前記突起175 の後端面に接触した場合に停止
板168 は回転して、ヒーターホルダー138 の前進を妨げ
ず、ヒーターホルダー138 の後退中に、第2ストッパー
145 が前記突起175 の前端面に接触した場合に、停止板
168 は回転しないため、第2ストッパー145 を当止め
し、ヒーターホルダー138 を後退途中で一旦停止させ
る。尚、176 は凸片軸172 に垂直に貫通した停止板168
の抜止め軸である。
【0042】ヒーター作動体151 は、第2スライド軸11
5 に係合離脱自在に設けた掛け外し板177 と、ヒーター
ホルダー138 の押し出しアーム178 とから成り、押し出
しアーム178 を掛け外し板177 に上方垂直に立設して一
体形成し、テンション基板152 上にヒーター作動体151
を重ねて配置している。又、ベースカバー10外側面にお
いて、第2スリット117 の後端の下方垂直方向にして、
且つテンション基板152 下方に軸ピンを突設し、該軸ピ
ンをヒーター作動体151 の支軸179 と成し、該支軸179
に上記掛け外し板177 の下部に設けた上下に長い長穴18
0 を装着し、支軸179 に対しヒーター作動体151 を上下
に移動自在にして、且つ支軸179 で以てヒーター作動体
151 を揺動自在に設けている。
【0043】掛け外し板177 は、前方に凸状の張り出し
部181 を設け、ヒーター作動体151を支軸179 に対し上
方位置で直立させた状態において、前記張り出し部181
の上端面を、第2スリット117 の上下端の間に配置対応
する様に前方降下状に湾出傾斜形成し、かかる上端面を
第2スライド軸115 の摺動面182 と成し、該摺動面182
の頂部は押し出しアーム178 の垂直な前端面の付け根に
位置している。183 は押し出しアーム178 の前端面の上
下中間部位から掛け外し板177 の上部へ下方垂直に切欠
形成した係合凹部であり、該係合凹部183 は、押し出し
アーム178 の前端面を開放した挿入口184 と、上記摺動
面182 の頂部より陥没した第2スライド軸115 の係合部
185 とから成る。そして、ヒーター作動体151 の直立状
態では、掛け外し板177 の垂直な後端面186 がテンショ
ン基板152 に設けた摺動ローラー156 に摺動自在に当接
し、上記支軸179 に対するヒーター作動体151 の下方位
置では、後端面186 の上部より後方へ張り出した突壁面
187 が摺動ローラー156 に当接する様に成している。
【0044】押し出しアーム178 は、上端側部に押し出
し棒188 をバンド案内ハウジング5内へ突設すると共
に、ヒーター作動体151 の直立状態において、ヒーター
ホルダー138 の押出し突片147 の後方に押し出し棒188
を配置し、ヒーター作動体151の揺動により前後動自在
に設け、押し出し棒188 の前進時に前記押し出し突片14
7 を押圧する様に成している。尚、189 はベースカバー
10に設けた押し出し棒188 の移動範囲に対応した押し出
し棒188 の挿通穴である。又、掛け外し板177 の張り出
し部181 前方とベースカバー10後端上部間に引き寄せバ
ネ190 を掛け渡し、該引き寄せバネ190 によりヒーター
作動体151 を直立状態に保持する方向(後方)へ付勢し
ている。又、押し出しアーム178 と、ヒーターホルダー
138 の側部に設けた後方の突片間に復帰バネ191 を掛け
渡し、該復帰バネ191 によりヒーターホルダー138 を後
方へ付勢している。
【0045】又、ベースーカバー10の外側面において、
第1、第2リミットスイッチ192 、193 の連繋で駆動源
55を逆回転(右回り)する様に成している。即ち、第1
スリット116 の前端に第1リミットスイッチ192 を配置
すると共に、水平翼板用の支持穴127 の上端部に第2リ
ミットスイッチ193 を配置し、第1スリット116 の前端
に第1スライド軸114 が位置して第1リミットスイッチ
192を押圧すると共に、水平翼板124 が第2リミットス
イッチ193 から離脱することにより、駆動源55が逆回転
(右回り)する様に設定している。
【0046】又、カバー体3の上面である載置部2にお
いて、バンドラインLに対応してバンド送出口95よりバ
ンドライン方向前方を略帯状に開口形成したバンド案内
口194 をカバー体3の前端面下方に至る迄で連続して設
け、本体1の始動前状態、即ちクランプユニット6が斜
桁し、固定クランプ15に対し移動クランプ14が前方下部
に離間した状態(両クランプ14、15の1次クランプ位置
K)で、両クランプ14、15の間からバンドライン方向後
方に対応する様に、バンド案内板108 の後方へ至る長さ
の略帯状のバンド導入口195 を開口形成し、バンド案内
口194 とバンド導入口195 は夫々の前後端で連続形成し
ている。又、バンド案内口194 のモータベース4側の一
側端部を結束バンド切り離し端部196 と成している。
【0047】又、本体1は、バンドTを固定クランプ15
の後方から下方へ回し込んで移動及び固定クランプ14、
15間に導入する場合と、バンドTを上方から移動及び固
定クランプ14、15間に導入する場合があり、後者の方が
前者の方がより小さな梱包物Wを梱包するのに、より適
している。尚、上記バンド導入口195 は、上記2タイプ
の1次クランプの両方に対応する様に、載置部2におい
て、両クランプ14、15の間からバンドライン方向後方に
対応して開口形成したものを示したが、前者のタイプ
(以下、Aタイプと称する。)では、1次クランプ位置
Kにおける固定クランプ15のバンドライン方向後方に対
応してバンド導入口195 を開口形成してあれば良く、後
者のタイプ(以下、Bタイプと称する。)では、1次ク
ランプ位置Kにおける両クランプ14、15の間にバンド導
入口195 を開口形成してあれば良い。
【0048】197 はカバー体3の固定部であり、該固定
部197 は方形基板状に形成され、ベースカバー10の外側
面において、その上方前端部に前方突設している。又、
本体1にはバンド誘導アーチ198 を設けても良く、この
アーチ198 はバンド案内口194 とバンド導入口195 間に
断面コ字状の帯板をループ状に掛け渡し、その一端部を
上記固定部197 の内側面に固定し、他端部を載置部2の
適所に配置したブラケット199 に固定している。ここ
で、上記2タイプの載置部2に対応して、バンド導入口
195 側のバンド誘導アーチ198 下端部は、Aタイプで
は、1次クランプ位置Kにおける固定クランプ15のバン
ドライン方向後方に指向させ、固定クランプ15の後方か
ら下方へ回し込んで移動及び固定クランプ14、15間にバ
ンドTを自動的に導入する様に成し、又Bタイプでは、
1次クランプ位置Kにおける両クランプ14、15間に指向
させ、移動及び固定クランプ14、15間にバンドTを自動
的に導入する様に成している。
【0049】次に、結束機の作動状態について説明す
る。本体1の始動前状態(1次クランプ位置K)では、
クランプユニット6が斜桁し、固定クランプ15に対し移
動クランプ14が前方下部に離間し、固定クランプ15下方
にバンドガイド54が位置しており、かかる状態におい
て、載置部2上に梱包物Wを載置する。予めバンドT
は、バンド挿入口94からバンド案内経路97内、バンド送
出口95、バンド案内板108 上を経て、バンド案内口194
からバンドTの先端を突出させている。バンドTの挿入
に当たっては、円盤133 をスプリング135 の弾性力に抗
して左回転することにより、バンドローラー58に外接し
ているアッパーローラー99をバンドローラー58から離隔
し、バンドTが挿入可能な通路幅を確保し、かかる状態
でバンドTをバンド挿入口94から押し入れ、バンドTの
先端をバンド案内口194から突出させる。
【0050】梱包物Wを載置部2上に載置した後、上記
と同様に円盤133 を左回転させ、ババンド案内口194 か
ら突出したバンドTの先端を引き出し、梱包物W上方で
バンドTをバンド案内口194 からバンド導入口195 に掛
け渡し、バンドTの先端をバンドガイド54に押し当るこ
とで、バンドTの先端を上方に屈曲させ、バンドTの先
端を固定クランプ15の後方から下方へ回し込んで移動及
び固定クランプ14、15間に導入する。尚、バンドTは、
本体1に装備した図示しないバンドリールに捲着され、
本体1に供給される。
【0051】そして、駆動源55を作動させ、駆動軸に連
結した回転軸56を正回転(左回転)させる。軌道61の正
転開始位置X、即ち掛け外しキー80が位置する始点部62
では、クラッチ板59の係合凹部83、83a…に掛け外しキ
ー80が嵌まっていないが、円筒カム68における装着軸84
に設けた鋼球穴90が、バンドローラー58の凹部93、93a
…何れかに嵌着して円筒カム68が回転軸56と共に回転す
る。掛け外しキー80は、軌道61上における始点部62から
斜面65を摺動して中央部64上に達すると、押圧バネ77に
より係合凹部83、83a…に嵌まり、クラッチ板59と円筒
カム68は連結され、円筒カム68の反回転方向に働く外力
に対しても、円筒カム68は回転軸56と同一回転する。
【0052】続いて、円筒カム68のカム面67における傾
斜面71が第1ローラー48を介して出力梃子杆39をリンク
バネ47の弾性力に抗して後方へ押圧し、これにより先ず
支持杆43を介してバンドガイド54が固定クランプ15の下
部から後退し、連続して連接杆40を介して押し下げ梃子
杆38が後退する。押し下げ梃子杆38の押圧部42によって
クランプ接合用バネ30の弾性力に抗して下方へ押し下げ
られていたコロ30は、この押し下げ力が解除されること
で、移動クランプ14を上昇させる。その後、上記カム面
67における傾斜面71が第2ローラー51を介してバネ受け
レバー50を後方へ押圧し、クランプバネ52を弾性圧縮す
ることにより、バネ受け板32を介して移動クランプ14を
固定クランプ15に接合させ、バンドTが両クランプ14、
15間に挟持される。かかる挟持状態では、両クランプ1
4、15に設けた突条16と溝部17が噛合してバンドTの滑
り抜けを防止している。続いて、装着軸84の係合面85
が、揺動操作体70における円環軸86の係合突片87に係合
して、円筒カム68と共に、揺動操作体70を回転させる。
これにより、ユニット作動バネ33の弾性力に抗して、固
定基板13に設けた爪片23を押圧している押圧カム89が押
圧解除方向に徐々に移動し、バンドTを挟持した移動及
び固定クランプ14、15がバンド案内ハウジング5側へ徐
々に移動し、掛け外しキー80が軌道61の斜面65aに達す
る迄に両クランプ14、15は、バンド送出口95の前方上部
に位置して揺動を終了する。
【0053】更に、円筒カム68と揺動操作体70は回転を
続け、カム面67における円弧面71aが第1、第2ローラ
ー48、51を押圧することにより、出力梃子杆39及びバネ
受けレバー50は直立状態でロックされ、クランプバネ52
の更なる圧縮により、固定クランプ15に対する移動クラ
ンプ14の接合力が増し、バンドTを強固に挟持する。そ
して、掛け外しキー80が軌道61の斜面65a上を移動する
と、掛け外しキー80は斜面65aにより押圧され、クラッ
チ板59の係合凹部83、83a…より外れ、クラッチ板59に
よる円筒カム68との連結が解除され、鋼球穴90による回
転軸56との円筒カム68の連れ回りにより、掛け外しキー
80が終点部63に到達して当止め66aに当接すると、掛け
外しキー80が凹状ノッチ74に嵌合していることで、円筒
カム68は左回転できず、回転軸56に固定されたバンドロ
ーラー58(とクラッチ板59)のみが回転する。尚、ここ
までの動作は、回転軸56の半回転に満たない、掛け外し
キー80が軌道61上の始点部62から終点部63まで移動する
間に行われる。そして、上記動作によって、移動及び固
定クランプ14、15に挟持されたバンドTをバンドライン
L上でバンド送出口95の前方上部に配置させる。
【0054】上記の動作の間にバンドローラー58は左回
転して、これに圧接しているアッパーローラー99とによ
って、バンド送出口95のバンドライン方向後方へバンド
Tを巻き戻している。バンドTの先端は、移動及び固定
クランプ14、15に挟持(1次クランプ)されているた
め、バンドTの巻き戻しによって、バンドTは梱包物W
に巻き付いて緊張する。緊張するバンドTによって、直
動カム101 の第1折り返し部96は押圧される。ここに、
直動カム101 の第2スライド軸115 がテンション基板15
2 における軸止凹部155 に位置しており、テンション調
整板158 を磁着している磁石160 とによるテンション基
板152 の押し下げ力、並びに引き戻しバネ118 による第
1スライド軸114 の後方へ付勢する力に増してバンドT
が緊張し、第1折り返し部96を押圧すると、テンション
基板152 が枢軸153 を中心に上方へ揺動し、第2スライ
ド軸115 が軸止凹部155 より第2スライド軸115 前方へ
摺動する。この時のバンドTの緊張度合いは、磁石160
とテンション調整板158 の磁着面積がテンション調整板
158 に対する磁石160 の移動によって調整されている。
【0055】テンション基板152 は、テンション調整板
158 が貫通穴159 の上端に当接することにより水平とな
り、長穴154 は第2スリット117 に重なる。同時に一旦
停止機構部167 に設けた停止板168 がヒーターホルダー
138 に設けた第2ストッパー145 と同一平面上でその前
方に位置する。又、第2スライド軸115 によって係合部
185 の前端を押圧し、直立状態にあったヒーター作動体
151 が前傾揺動し、ヒーターホルダー138 の押し出し突
片147を押し出し棒188 が前方へ押圧し、ヒーターホル
ダー138 (熱板139 )を前進させる。熱板139 の前進中
に、第2ストッパー145 が停止板168 の突起175 の後端
面に接触しても、停止板168 は回転して、ヒーターホル
ダー138 の前進を妨げない。
【0056】緊張したバンドTによる第1折り返し部96
の押圧により、直動カム101 が前進して、スイングブロ
ック100 の球状転子104 がカム面112 の水平保持位置D
から2次クランプ位置Eに位置すると、バンド押さえ部
107 とこれの上方位置に対応するバンド圧接部121aとの
間に緊張状態のバンドTが強圧挟持(2次クランプ)さ
れ、移動及び固定クランプ14、15(1次クランプ)との
間で梱包物Wに巻き付いているバンドTを引き締め保持
している。かかる状態では、バンドTの引き締め方向
と、バンドTを挟持した固定クランプ15に対する移動ク
ランプ14の押圧(接合)方向が同じで、バンドTが梱包
物Wと共に移動クランプ14を巻き込んでいるため、移動
及び固定クランプ14、15は挟持力を更に増し、両クラン
プ14、15間のバンドTは絶対に抜けない。
【0057】一方、熱板139 は、固定クランプ15下部に
巻き付いたバンドTと、バンド押さえ部107 とバンド圧
接部121aで引き締めているバンドT、即ち1次クランプ
及び2次クランプ間のバンドT間まで前進する。同時
に、スイングブロック100 のローラー転子102 が、カム
面112 の傾斜面を滑動してバンド溶融位置Aに位置し、
スイングブロック100 を上方へ揺動させ、バンド案内板
108 の接着プレス部109 がヒーターホルダー138 を上方
へ揺動させる様にして、1次クランプ及び2次クランプ
間のバンドTまで達する熱板139 をバンドTと共に押し
上げて上方へ押圧し、接着プレス部109 と移動及び固定
クランプ14、15間に挟持し、バンドTの接着部分を溶融
する。尚、1次クランプ及び2次クランプ間でバンドT
は、緊張状態にあるため、揺動ガイド板123 を上方へ押
圧しているが、揺動ガイド板123 のかかる傾斜角度は、
支持穴127 、127aの上端部によって規制されており、か
かる緊張状態のバンドTは常に一定の角度で傾斜してい
る。
【0058】又、スイングブロック100 のローラー転子
102 が、カム面112 のヒーター後退位置Bに位置する
と、スイングブロック100 が下方へ揺動し、接着プレス
部109を降下させ、バンドTの溶融を終了する。この
時、熱板139 は接着プレス部109 と移動及び固定クラン
プ14、15による挟持が解除され、引き寄せバネ190 と復
帰バネ191 により、熱板139 は後退する。熱板139 の後
退中において、ヒーターホルダー138 の第2ストッパー
145 は、停止板168 の突起175 の前端面に接触するが、
前進時とは異なり停止板168 は回転しないため、突起17
5 が第2ストッパー145 を当止めし、熱板139 は後退途
中で一旦停止する。この時、熱板139 の先端は1次クラ
ンプ及び2次クランプ間のバンドTに近接した状態と成
している。
【0059】又、スイングブロック100 のローラー転子
102 が、カム面112 の加圧冷却・切断位置Cに位置する
と、スイングブロック100 を再度上方へ揺動させ、バン
ドTの溶融部分が、上方へ押圧している接着プレス部10
9 と移動及び固定クランプ14、15との間で加圧冷却さ
れ、同時にバンド案内板108 上に沿ってバンドTが押し
上げられ、押圧されるので、1次及び2次クランプ間で
傾斜しているバンドTの傾斜角度が大きくなり、その近
接位置で待機している熱板139 下部を接触して、バンド
Tと共に押圧し、バンドTの接着部近傍でバンドTは熱
板139 によって溶融切断されるまで、その傾斜状態が変
わらないので、バンドTはかかる部位で切断され、梱包
物Wの結束が終了する。バンドTが切断されると、それ
まで緊張していたバンドTにより上方へ傾斜していた揺
動ガイド板123 は、下方へ揺動し、それまで第2リミッ
トスイッチ193を押圧していた揺動ガイド板123 の水平
翼板124 が第2リミットスイッチ193 より離脱する。そ
して、バンド切断前に既に直動カム101 の第1スライド
軸114 は、第1スリット116 の前端に位置して、第1リ
ミットスイッチ192 を押圧しているため、バンドTの切
断と同時に駆動源55が逆転し、回転軸56もこれに連動
し、上記と逆の手順で本体1は初期状態、即ち移動及び
固定クランプ14、15は1次クランプ位置Kに復帰する。
かかる状態において、両クランプ14、15は梱包物Wと共
にバンドTで結束されているため、両クランプ14、15
は、開ききらない状態で、1次クランプ位置Kへと後退
揺動するが、この移動中にバンド案内口194 の結束バン
ド切り離し端部196 にバンドTが交差するため、バンド
Tの接着部分から両クランプ14、15は強制的に引き離さ
れ、その後両クランプ14、15は初期状態に復帰する。
尚、かかる復帰時にはバンドローラー58によって、バン
ドTはその先端がバンド案内口194 へ送出される。
【0060】尚、上記ではAタイプの作動状態を示した
が、Bタイプのものも1次クランプの状態が異なるだけ
であるので、作動説明は省略する。1次クランプされた
バンドTがバンドラインL上に位置し、梱包物Wを巻き
付ける過程を図28に示す。Aタイプ(図2参照)との
違いは、1次クランプの状態では、バンドTの先端が移
動及び固定クランプ14、15より下方へ突出している。こ
の突出した部分は、バンドTの接着部分に相当し、バン
ドTを溶融するために、熱板139 が前進する際に、熱板
139 の先端が移動クランプ14下部に屈曲させる。以上の
点以外は、Aタイプと同じである。
【0061】又、バンド誘導アーチ198 を設けたもので
は、バンドTが駆動源55の右回り時にバンド送出口95か
らバンド誘導アーチ198 のループに沿って、バンド導入
口195 へ自動的に導かれる。
【0062】
【発明の効果】要するに本発明は、梱包物Wの載置部2
下部において、バンドラインL側方にして、且つバンド
ラインL上のバンド送出口95の前方上部に対応配置した
1次クランプ位置Kに、バンドライン方向前方に配置し
た移動クランプ14を、その後方に配置した固定クランプ
15に対し接離自在に設けたので、従来の様にスライドテ
ーブルfを必要とせず、バンドTを1次クランプできる
ため、移動及び固定クランプ14、15を薄く、幅小にする
ことが可能で、梱包物Wの結束後に両クランプ14、15を
抜き出しても弛みを生じない。従来結束が不可能であっ
た比較的小さな梱包物Wに対する結束が可能となる。
又、結束機の小型化が図れる。
【0063】又、両クランプ14、15を1次クランプ位置
KとバンドラインL上のバンド送出口95の前方上部間で
移動自在に設けたので、移動及び固定クランプ14、15に
挟持されたバンドTをバンドラインL上でバンド送出口
95の前方上部に配置でき、従来の様にバンドラインL上
でバンドTを介して1次クランプaがスライドテーブル
fを押圧しないので、1次クランプされたバンドTの一
方の接着部と、1次及び2次クランプ間のバンドTとの
間を開放することができる。又、梱包物Wの結束後に1
次クランプ位置Kに両クランプ14、15が復帰することに
より、梱包物Wと共に結束された両クランプ14、15を抜
き出すことができる。
【0064】又、バンド送出口95のバンドライン方向後
方でバンドTを2次クランプする手段を設けたので、巻
き戻しによるバンドの緊張を保持した状態で2次クラン
プできるため、巻き戻しによる力を有効に梱包物Wに作
用させて引き締めることができ、又バンドライン方向前
方に配置した移動クランプ14が、その後方の固定クラン
プ15に対しバンドTを挟持して1次クランプすることと
相俟って、バンドTの引き締め方向と、バンドTを挟持
した固定クランプ15に対する移動クランプ14の押圧(接
合)方向が同じで、バンドTが梱包物Wと共に移動クラ
ンプ14を巻き込んでいるため、バンドTの引き締め力が
更に移動クランプ14の押圧力に加わり、移動及び固定ク
ランプ14、15は挟持力を更に増し、両クランプ14、15間
のバンドTは抜けることなく、バンドTの梱包物Wに対
する引き締め力を増大でき、よって、従来の様に大型の
駆動源による大きな力を必要とせず、結束機を小型化す
ることができる。しかも、上記のことは、梱包物Wが小
さいほどより顕著となるため、従来の結束機では出来な
かった小物の結束に生ずる弛みの欠点を完全に解消で
き、例えば毛布の様な柔らかいもの、鉄筋などの棒状物
も支障なく結束できる。
【0065】又、前記載置部2に、バンドラインLに対
応してバンド送出口95よりバンドライン方向前方にバン
ド案内口194 を開口形成したので、バンドラインL上で
バンドTを何らの弊害なく巻き戻すことができる。一
方、梱包物Wの結束後に1次クランプ位置Kに両クラン
プ14、15が復帰する際、バンド案内口194 における1次
クランプ位置K側の側端部(結束バンド切り離し端部19
6 )にバンドTが交差するため、バンドTの接着部分か
ら両クランプ14、15を強制的に引き離すことができ、梱
包物Wと共に結束された両クランプ14、15を抜き出すこ
とができる。又、バンド案内口194 とバンド導入口195
を連続形成したので、1次クランプしたバンドTをバン
ドライン上に何らの弊害なく移動させることができる。
【0066】又、1次クランプ位置Kにおける固定クラ
ンプ15のバンドライン方向後方に対応してバンド導入口
195 を開口形成したので、バンドTの先端を固定クラン
プ15の後方から下方へ回し込んで両クランプ14、15間に
導入することが出来る。又、1次クランプ位置Kにおけ
る両クランプ14、15の間に対応してバンド導入口195 を
開口形成したので、バンドTを上方から移動及び固定ク
ランプ14、15間に導入することができ、上記のAタイプ
に比し両クランプ14、15間への導入が簡単であり、この
場合、上記のAタイプとは異なり、バンドTは梱包物W
と共に移動クランプ14のみを巻き付けるため、より小さ
なものを結束するのに有効である。又、1次クランプ位
置Kにおける両クランプ14、15の間よりバンドライン方
向後方に対応して開口形成したバンド導入口195 とを連
続形成したので、上方から、又は固定クランプ15の後方
から下方へ回し込んで、両クランプ14、15間にバンドT
の先端を導入することができ、両クランプ14、15間に対
するバンドTの導入の仕方だけで、両方を使い分けがで
きる。
【0067】又、バンド送出口95のバンドライン方向前
方上部に移動した両クランプ14、15の下部に接触する様
に熱板139 を進退自在に設けたので、1次クランプされ
たバンドTの一方の接着部と、1次及び2次クランプ間
のバンドTとの間が開放されているため、かかるバンド
T間に熱板139 を容易に挿入することができ、従来の様
なバンドTへの衝突による熱板dの破損や接着不良を起
こすなどの弊害が全くない。又、バンドラインLの両側
方又はバンドラインL方向後方のいずれの方向からでも
熱板139 を進退自在に設けることも可能としている。
又、1次及び2次クランプ間のバンドTを熱板139 に押
圧する手段を設けたので、1次クランプされたバンドT
と、1次及び2次クランプ間のバンドTとを熱板139 で
同時に溶融して接着部とするこができる。
【0068】又、移動クランプ14を固定クランプ15に対
し前方下部に配置したので、特にバンドTの先端を固定
クランプ15の後方から下方へ回し込んで移動及び固定ク
ランプ14、15間に導入するタイプにおいて、バンドTの
導入先の移動クランプ14を固定クランプ15より下段に位
置させることが出来るため、移動及び固定クランプ14、
15間へのバンドTの先端部が導入し易い。
【0069】又、1次クランプ位置Kで固定クランプ15
の下方に、固定クランプ15の後方から導入されるバンド
Tの先端を両クランプ14、15間に上方屈曲させる凹面を
設けたバンドガイド54を進退自在に設けたので、バンド
Tの先端をバンドガイド54の上記凹面に押し当ること
で、バンドTの先端を上方に屈曲させられ、バンドTの
先端を固定クランプ15の後方から下方へ回し込んで移動
及び固定クランプ14、15間に導入することが簡単に行え
る。
【0070】又、上記2次クランプする手段は、バンド
ライン方向を前後に移動自在な直動カム101 に、1次ク
ランプとバンドTの巻き戻し手段間でバンドTを折り返
してこれに摺接する折り返し部96を設けたので、バンド
Tの1次クランプと巻き戻しによって、バンドTは梱包
物Wに巻き付いて緊張し、緊張するバンドTによって、
折り返し部96を押圧して直動カム101 を何らの駆動手段
を要することなく移動させることができる。又、折り返
されたバンドTの下方に、直動カム101 のカム面112bに
転子104 を介して圧接されるバンド押さえ部107 を位置
決めして設け、該バンド押さえ部107 上に上記バンドT
を介してバンド圧接部121aを固定したので、バンドTの
巻き戻し力のみによってバンド送出口95のバンドライン
方向後方でバンドTを2次クランプできる。
【0071】又、上記直動カム101 をバンドライン方向
後方に弾性部材118 で付勢したので、バンドTのテンシ
ョンを増大できるため、バンドTに対する2次クランプ
の挟圧力を増大でき、梱包物Wに対する引き締めをより
強くでき、梱包物Wの結束を良好とすることができる。
【0072】又、上記バンド送出口95からバンド導入口
195 間にバンド誘導アーチ198 を掛け渡したので、バン
ド送出口95からバンド誘導アーチ198 のループに沿っ
て、バンド導入口195 へ自動的に導くことができる。
【0073】又、バンド導入口195 側のバンド誘導アー
チ198 下端部を、1次クランプ位置Kにおける固定クラ
ンプ15のバンドライン方向後方に指向させたので、バン
ドTを固定クランプ15の後方から下方へ回し込んで移動
及び固定クランプ14、15間に導入することが自動的に行
える。
【0074】又、バンド導入口195 側のバンド誘導アー
チ198 下端部を、1次クランプ位置Kにおける両クラン
プ14、15間に指向させたので、バンドTを上方から移動
及び固定クランプ14、15間に導入することが自動的に行
える等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】結束機の平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】クランプユニットの正面図である。
【図4】図3の背面図である。
【図5】図3の平面図である。
【図6】駆動機構部の分解斜視図である。
【図7】駆動機構部を示す本体の縦断面図である。
【図8】駆動伝達機構部を示す図である。
【図9】1次クランプ位置における駆動伝達機構部の始
動前状態を示す図である。
【図10】1次クランプ位置で移動クランプが上昇した
時の駆動伝達機構部を示す図である。
【図11】1次クランプ位置で移動クランプが固定クラ
ンプに接合した時の駆動伝達機構部を示す図である。
【図12】1次クランプ位置における本体の平面図であ
る。
【図13】1次クランプ位置で移動クランプが上昇した
時の状態を示す本体の平面図である。
【図14】1次クランプ位置で移動クランプが固定クラ
ンプに接合した時の状態を示す本体の平面図である。
【図15】移動及び固定クランプがバンドライン上に位
置した時の状態を示す本体の平面図である。
【図16】バンド溶融時の状態を示す本体の平面図であ
る。
【図17】熱板の一旦停止時の状態を示す本体の平面図
である。
【図18】バンドを巻き戻し時の結束機構部を示す図で
ある。
【図19】バンド溶融時の結束機構部を示す図である。
【図20】熱板の一旦停止時の結束機構部を示す図であ
る。
【図21】バンドの加圧冷却及び切断時の結束機構部を
示す図である。
【図22】バンドローラーの逆回転時の結束機構部を示
す図である。
【図23】バンドテンション機構部とヒーター作動体を
示す図である。
【図24】バンド溶融時のバンドテンション機構部とヒ
ーター作動体を示す図である。
【図25】熱板の一旦停止時のバンドテンション機構部
とヒーター作動体を示す図である。
【図26】バンドの加圧冷却及び切断時のバンドテンシ
ョン機構部とヒーター作動体を示す図である。
【図27】バンドローラーの逆回転時のバンドテンショ
ン機構部とヒーター作動体を示す図である。
【図28】1次クランプの変形例を示す図である。
【図29】バンド誘導アーチを装備した結束機のバンド
巻き戻し状態を示す図である。
【図30】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
2 載置部 14 移動クランプ 15 固定クランプ 54 バンドガイド 95 バンド送出口 96 折り返し部 101 直動カム 104 転子 107 バンド押さえ部 112b カム面 118 弾性部材 121a バンド圧接部 139 熱板 194 バンド案内口 195 バンド導入口 198 バンド誘導アーチ K 1次クランプ位置 L バンドライン T バンド W 梱包物

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包物の載置部下部において、バンドラ
    イン側方にして、且つバンドライン上のバンド送出口の
    前方上部に対応配置した1次クランプ位置に、バンドラ
    イン方向前方に配置した移動クランプを、その後方に配
    置した固定クランプに対し接離自在に設け、両クランプ
    を1次クランプ位置とバンドライン上のバンド送出口の
    前方上部間で移動自在に設け、バンド送出口のバンドラ
    イン方向後方でバンドを2次クランプする手段を設け、
    又前記載置部に、バンドラインに対応してバンド送出口
    よりバンドライン方向前方を開口形成したバンド案内口
    と、1次クランプ位置における固定クランプのバンドラ
    イン方向後方に対応して開口形成したバンド導入口とを
    連続形成し、又バンド送出口のバンドライン方向前方上
    部に移動した両クランプの下部に接触する様に熱板を進
    退自在に設けると共に、1次及び2次クランプ間のバン
    ドを熱板に押圧する手段を設けたことを特徴とする結束
    機における接着装置。
  2. 【請求項2】 梱包物の載置部下部において、バンドラ
    イン側方にして、且つバンドライン上のバンド送出口の
    前方上部に対応配置した1次クランプ位置に、バンドラ
    イン方向前方に配置した移動クランプを、その後方に配
    置した固定クランプに対し接離自在に設け、両クランプ
    を1次クランプ位置とバンドライン上のバンド送出口の
    前方上部間で移動自在に設け、バンド送出口のバンドラ
    イン方向後方でバンドを2次クランプする手段を設け、
    又前記載置部に、バンドラインに対応してバンド送出口
    よりバンドライン方向前方を開口形成したバンド案内口
    と、1次クランプ位置における両クランプの間に対応し
    て開口形成したバンド導入口とを連続形成し、又バンド
    送出口のバンドライン方向前方上部に移動した両クラン
    プの下部に接触する様に熱板を進退自在に設けると共
    に、1次及び2次クランプ間のバンドを熱板に押圧する
    手段を設けたことを特徴とする結束機における接着装
    置。
  3. 【請求項3】 梱包物の載置部下部において、バンドラ
    イン側方にして、且つバンドライン上のバンド送出口の
    前方上部に対応配置した1次クランプ位置に、バンドラ
    イン方向前方に配置した移動クランプを、その後方に配
    置した固定クランプに対し接離自在に設け、両クランプ
    を1次クランプ位置とバンドライン上のバンド送出口の
    前方上部間で移動自在に設け、バンド送出口のバンドラ
    イン方向後方でバンドを2次クランプする手段を設け、
    又前記載置部に、バンドラインに対応してバンド送出口
    よりバンドライン方向前方を開口形成したバンド案内口
    と、1次クランプ位置における両クランプの間よりバン
    ドライン方向後方に対応して開口形成したバンド導入口
    とを連続形成し、又バンド送出口のバンドライン方向前
    方上部に移動した両クランプの下部に接触する様に熱板
    を進退自在に設けると共に、1次及び2次クランプ間の
    バンドを熱板に押圧する手段を設けたことを特徴とする
    結束機における接着装置。
  4. 【請求項4】 移動クランプを固定クランプに対し前方
    下部に配置したことを特徴とする請求項1、2又は3記
    載の結束機における接着装置。
  5. 【請求項5】 1次クランプ位置Kで固定クランプの下
    方に、固定クランプの後方から導入されるバンドの先端
    を両クランプ間に上方屈曲させる凹面を設けたバンドガ
    イドを進退自在に設けたことを特徴とする請求項1、3
    又は4記載の結束機における接着装置。
  6. 【請求項6】 上記2次クランプする手段は、バンドラ
    イン方向を前後に移動自在な直動カムに、1次クランプ
    とバンドの巻き戻し手段間でバンドを折り返してこれに
    摺接する折り返し部を設け、折り返されたバンドの下方
    に、直動カムのカム面に転子を介して圧接されるバンド
    押さえ部を位置決めして設け、該バンド押さえ部上に上
    記バンドを介してバンド圧接部を固定したことを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は5記載の結束機における
    接着装置。
  7. 【請求項7】 上記直動カムをバンドライン方向後方に
    弾性部材で付勢したことを特徴とする請求項6記載の結
    束機における接着装置。
  8. 【請求項8】 上記バンド送出口からバンド導入口間に
    バンド誘導アーチを掛け渡すと共に、バンド導入口側の
    バンド誘導アーチ下端部を、1次クランプ位置における
    固定クランプのバンドライン方向後方に指向させたこと
    を特徴とする請求項1、3、4、5、6又は7記載の結
    束機における接着装置。
  9. 【請求項9】 上記バンド送出口からバンド導入口間に
    バンド誘導アーチを掛け渡すと共に、バンド導入口側の
    バンド誘導アーチ下端部を、1次クランプ位置における
    両クランプ間に指向させたことを特徴とする請求項2、
    3、4、5、6又は7記載の結束機における接着装置。
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