JPH11240439A - リザーバ - Google Patents
リザーバInfo
- Publication number
- JPH11240439A JPH11240439A JP5885398A JP5885398A JPH11240439A JP H11240439 A JPH11240439 A JP H11240439A JP 5885398 A JP5885398 A JP 5885398A JP 5885398 A JP5885398 A JP 5885398A JP H11240439 A JPH11240439 A JP H11240439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- reservoir
- holding plate
- sealing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストンの形成が容易で、製造コストの低廉
化を図ることができ、またシール部材のシール性能を低
下させることのないリザーバを提供する。 【解決手段】 液圧路3が開口するシリンダ2と、この
シリンダ2内に摺動自在に設けられたピストン4と、前
記シリンダ2とピストン4との間の摺接部分に設けられ
たシール部材18を備えたリザーバを設ける。前記ピス
トン4を合成樹脂材料から有底円筒状に形成し、このピ
ストン4の底部5外周には縮径段部7を形成する。前記
ピストン4の底部5に、環状の押え板14を加熱かしめ
によって取付ける。前記押え板14とピストン4の縮径
段部7とによって、ピストン4の外周側に解放する周溝
17を形成し、この周溝17内にシール部材18を装着
した。
化を図ることができ、またシール部材のシール性能を低
下させることのないリザーバを提供する。 【解決手段】 液圧路3が開口するシリンダ2と、この
シリンダ2内に摺動自在に設けられたピストン4と、前
記シリンダ2とピストン4との間の摺接部分に設けられ
たシール部材18を備えたリザーバを設ける。前記ピス
トン4を合成樹脂材料から有底円筒状に形成し、このピ
ストン4の底部5外周には縮径段部7を形成する。前記
ピストン4の底部5に、環状の押え板14を加熱かしめ
によって取付ける。前記押え板14とピストン4の縮径
段部7とによって、ピストン4の外周側に解放する周溝
17を形成し、この周溝17内にシール部材18を装着
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リザーバに関し、とり
わけ、車両のブレーキ液圧を制御するためのアンチロッ
クブレーキ装置などに施用して良好な、リザーバに関す
る。
わけ、車両のブレーキ液圧を制御するためのアンチロッ
クブレーキ装置などに施用して良好な、リザーバに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両の制動時の車輪のロック
を防止するために、車両のブレーキ液圧を制御するアン
チロックブレーキ装置が知られている。前記アンチロッ
クブレーキ装置は、ブレーキ液圧を発生するマスタシリ
ンダと、このマスタシリンダの液圧をホイールシリンダ
に導く主通路と、この主通路の途中に設けられた常開型
のインレットバルブと、ホイールシリンダとリザーバと
を連通するリターン通路と、このリターン通路の途中に
設けられた常閉型のアウトレットバルブとを備えてい
る。
を防止するために、車両のブレーキ液圧を制御するアン
チロックブレーキ装置が知られている。前記アンチロッ
クブレーキ装置は、ブレーキ液圧を発生するマスタシリ
ンダと、このマスタシリンダの液圧をホイールシリンダ
に導く主通路と、この主通路の途中に設けられた常開型
のインレットバルブと、ホイールシリンダとリザーバと
を連通するリターン通路と、このリターン通路の途中に
設けられた常閉型のアウトレットバルブとを備えてい
る。
【0003】そして、制動動作時において、車輪がロッ
クする虞がある場合は、インレットバルブを閉じ、アウ
トレットバルブを開いて、ホイールシリンダ内の液圧を
リターン通路を介してリザーバに流入させ、ホイールシ
リンダ内の液圧を減圧制御して車輪のロックを回避する
ようになっている。
クする虞がある場合は、インレットバルブを閉じ、アウ
トレットバルブを開いて、ホイールシリンダ内の液圧を
リターン通路を介してリザーバに流入させ、ホイールシ
リンダ内の液圧を減圧制御して車輪のロックを回避する
ようになっている。
【0004】この種のリザーバは、前記リターン通路に
連通する液圧路が開口するシリンダと、このシリンダ内
に摺動自在に設けられたピストンと、シリンダとピスト
ンとの間の摺接部分に設けられたシール部材を備えてい
る。そして、前記ピストンは、金属材料からなり、例え
ば特表平4−506788号公報に示されるように、切
削加工によって形成されるか、或いは実開平5−809
39号公報に示されるように、プレス加工によって形成
されている。
連通する液圧路が開口するシリンダと、このシリンダ内
に摺動自在に設けられたピストンと、シリンダとピスト
ンとの間の摺接部分に設けられたシール部材を備えてい
る。そして、前記ピストンは、金属材料からなり、例え
ば特表平4−506788号公報に示されるように、切
削加工によって形成されるか、或いは実開平5−809
39号公報に示されるように、プレス加工によって形成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ピストンを切削加
工によって形成する場合には、もとより、ピストンの外
形及びシール部材装着用の周溝を機械加工することか
ら、加工工数が嵩み、製造コストが上昇する虞がある。
工によって形成する場合には、もとより、ピストンの外
形及びシール部材装着用の周溝を機械加工することか
ら、加工工数が嵩み、製造コストが上昇する虞がある。
【0006】また、前記ピストンをプレス加工によって
形成する場合には、機械加工は不要となるけれども、こ
れに変わってシール部材装着用の周溝を形成するために
別体の押え板を用いる必要があるところ、前記従来例に
あっては、この押え板がピストンに対して格別連繋され
ていない。このため、前記ピストンの作動時に、押え板
が移動することによってシール部材が周溝内で無用に移
動し、シール性能が低下する虞がある。
形成する場合には、機械加工は不要となるけれども、こ
れに変わってシール部材装着用の周溝を形成するために
別体の押え板を用いる必要があるところ、前記従来例に
あっては、この押え板がピストンに対して格別連繋され
ていない。このため、前記ピストンの作動時に、押え板
が移動することによってシール部材が周溝内で無用に移
動し、シール性能が低下する虞がある。
【0007】本発明は斯かる従来の実情に鑑みて案出さ
れたもので、ピストンの形成が容易で、製造コストの低
廉化を図ることができると共に、シール部材のシール性
能を低下させることのないリザーバを提供することを目
的とする。
れたもので、ピストンの形成が容易で、製造コストの低
廉化を図ることができると共に、シール部材のシール性
能を低下させることのないリザーバを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、液圧路
が開口するシリンダと、このシリンダ内に摺動自在に設
けられたピストンと、前記シリンダとピストンとの間の
摺接部分に設けられたシール部材を備えたリザーバにお
いて、前記ピストンを合成樹脂材料から有底円筒状に形
成して、このピストンの底部外周には縮径段部を形成す
ると共に、前記ピストンの底部に環状の押え板を加熱か
しめによって取付け、この押え板とピストンの縮径段部
とによって、ピストンの外周側に解放する周溝を形成し
て、この周溝内に前記シール部材を装着した構成にして
ある。
が開口するシリンダと、このシリンダ内に摺動自在に設
けられたピストンと、前記シリンダとピストンとの間の
摺接部分に設けられたシール部材を備えたリザーバにお
いて、前記ピストンを合成樹脂材料から有底円筒状に形
成して、このピストンの底部外周には縮径段部を形成す
ると共に、前記ピストンの底部に環状の押え板を加熱か
しめによって取付け、この押え板とピストンの縮径段部
とによって、ピストンの外周側に解放する周溝を形成し
て、この周溝内に前記シール部材を装着した構成にして
ある。
【0009】ここで、前記ピストンは合成樹脂材料から
形成され、射出成形、プレスモールド成形等によって容
易に形成可能である。また、前記押え板は金属製薄板か
ら形成される。
形成され、射出成形、プレスモールド成形等によって容
易に形成可能である。また、前記押え板は金属製薄板か
ら形成される。
【0010】前記押え板はピストンの底部に加熱かしめ
によって取付けられる。具体的には、前記押え板の所定
位置に貫通孔を形成する一方、ピストンの底部に押え板
の貫通孔が挿通可能なかしめ突起を形成して、押え板の
貫通孔にかしめ突起を挿通した状態でこのかしめ突起の
先端を加熱かしめする。
によって取付けられる。具体的には、前記押え板の所定
位置に貫通孔を形成する一方、ピストンの底部に押え板
の貫通孔が挿通可能なかしめ突起を形成して、押え板の
貫通孔にかしめ突起を挿通した状態でこのかしめ突起の
先端を加熱かしめする。
【0011】斯かる構成によれば、前記液圧路を通じて
導かれる作動液がシリンダ内においてピストンを移動さ
せ、このピストンの移動に応じた容積の作動液をシリン
ダ内に貯留する。
導かれる作動液がシリンダ内においてピストンを移動さ
せ、このピストンの移動に応じた容積の作動液をシリン
ダ内に貯留する。
【0012】このとき、前記シール部材を収容するため
の周溝を形成する押え板は、加熱かしめによってピスト
ンに取付けられており、このピストンと一体的に移動可
能である。このため、前記シール部材が周溝内で無用に
移動することがない。
の周溝を形成する押え板は、加熱かしめによってピスト
ンに取付けられており、このピストンと一体的に移動可
能である。このため、前記シール部材が周溝内で無用に
移動することがない。
【0013】したがって、前記ピストンの形成が容易
で、製造コストの低廉化を図ることができると共に、シ
ール部材のシール性能を低下させることのないリザーバ
が得られる。
で、製造コストの低廉化を図ることができると共に、シ
ール部材のシール性能を低下させることのないリザーバ
が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、ア
ンチロックブレ−キ装置のリザーバに適用した態様とし
て、図面に基づいて詳述する。
ンチロックブレ−キ装置のリザーバに適用した態様とし
て、図面に基づいて詳述する。
【0015】図1は本発明の実施の形態を示すリザーバ
の断面図、図2は押え板を取付けたピストンの断面図、
図3は図2のA方向矢視図である。
の断面図、図2は押え板を取付けたピストンの断面図、
図3は図2のA方向矢視図である。
【0016】図において1はリザーバのハウジングであ
る。2は前記ハウジング1に形成されたシリンダで、こ
のシリンダ2は一端が開放しており、その底面には液圧
路3が開口している。なお、前記液圧路3は図外のリタ
ーン通路に連通している。
る。2は前記ハウジング1に形成されたシリンダで、こ
のシリンダ2は一端が開放しており、その底面には液圧
路3が開口している。なお、前記液圧路3は図外のリタ
ーン通路に連通している。
【0017】4は前記シリンダ2内に摺動自在に設けら
れたピストンである。前記ピストン4は合成樹脂材料か
ら有底円筒状に形成されており、底部5と円筒部6を有
している。
れたピストンである。前記ピストン4は合成樹脂材料か
ら有底円筒状に形成されており、底部5と円筒部6を有
している。
【0018】前記ピストン4の底部5の外周には、縮径
段部7が形成してある。また、前記ピストン4の底部5
には、略中央位置に、シリンダ2の底面に接する中央突
起8が形成してあると共に、この中央突起8よりも半径
方向外方位置に、複数のかしめ9突起が形成してある。
前記かしめ突起9は、この実施の形態において4個形成
されており、環状に、円周方向等間隔に配列されている
(図3参照)。また、前記かしめ突起9の高さは、中央
突起8の高さと略同一かまたは中央突起8よりも若干低
い寸法が選択される。
段部7が形成してある。また、前記ピストン4の底部5
には、略中央位置に、シリンダ2の底面に接する中央突
起8が形成してあると共に、この中央突起8よりも半径
方向外方位置に、複数のかしめ9突起が形成してある。
前記かしめ突起9は、この実施の形態において4個形成
されており、環状に、円周方向等間隔に配列されている
(図3参照)。また、前記かしめ突起9の高さは、中央
突起8の高さと略同一かまたは中央突起8よりも若干低
い寸法が選択される。
【0019】前記ピストン4の円筒部6の一部には縮径
した逃げ部10が形成され、シリンダ2の内面に直接接
しないようにしてある。
した逃げ部10が形成され、シリンダ2の内面に直接接
しないようにしてある。
【0020】前記逃げ部10には周溝11が形成され、
この周溝11内にはガイド部材12が装着されており、
このガイド部材12によってピストン4の摺動を案内す
るようにしてある。
この周溝11内にはガイド部材12が装着されており、
このガイド部材12によってピストン4の摺動を案内す
るようにしてある。
【0021】14は金属製薄板材からなる押え板であ
る。前記押え板14は、図3に示すように全体として環
状に形成されており、ピストン4の中央突起8に嵌り合
う中央孔15が形成されていると共に、この中央孔15
よりも半径方向外方位置に、ピストン4のかしめ突起9
が挿通される貫通孔16が形成されている。前記貫通孔
16はピストン4のかしめ突起9と同様に4個形成さ
れ、環状に、円周方向等間隔に配列されている(図3参
照)。
る。前記押え板14は、図3に示すように全体として環
状に形成されており、ピストン4の中央突起8に嵌り合
う中央孔15が形成されていると共に、この中央孔15
よりも半径方向外方位置に、ピストン4のかしめ突起9
が挿通される貫通孔16が形成されている。前記貫通孔
16はピストン4のかしめ突起9と同様に4個形成さ
れ、環状に、円周方向等間隔に配列されている(図3参
照)。
【0022】前記押え板14は次のようにしてピストン
4に取付けられる。即ち、前記押え板14の中央孔15
にピストン4の中央突起8を挿通すると共に、貫通孔1
6にかしめ突起9を挿通し、この状態、つまり、押え板
14の貫通孔16にかしめ突起9を挿通した状態でこの
かしめ突起9の先端を加熱かしめする。これによって、
前記かしめ突起9の先端が塑性変形して、押え板14が
ピストン4に取付けられる。
4に取付けられる。即ち、前記押え板14の中央孔15
にピストン4の中央突起8を挿通すると共に、貫通孔1
6にかしめ突起9を挿通し、この状態、つまり、押え板
14の貫通孔16にかしめ突起9を挿通した状態でこの
かしめ突起9の先端を加熱かしめする。これによって、
前記かしめ突起9の先端が塑性変形して、押え板14が
ピストン4に取付けられる。
【0023】前記押え板14がピストン4に取付けられ
た状態において、この押え板14とピストン4の縮径段
部14とによって、ピストン4の外周側に解放する周溝
17が形成されることになり、この周溝17内にゴム材
料からなるシール部材18が装着される。
た状態において、この押え板14とピストン4の縮径段
部14とによって、ピストン4の外周側に解放する周溝
17が形成されることになり、この周溝17内にゴム材
料からなるシール部材18が装着される。
【0024】20は蓄圧用のばね部材である。前記ばね
部材20は、その一端がピストン4の底部5の裏面に接
し、他端がスナップリング21によってシリンダ2の開
口側端部に固定されたプラグ部材22に接しており、ピ
ストン4をシリンダ2の底面に向けて付勢している。
尚、前記プラグ部材22には大気連通孔23が形成して
ある。
部材20は、その一端がピストン4の底部5の裏面に接
し、他端がスナップリング21によってシリンダ2の開
口側端部に固定されたプラグ部材22に接しており、ピ
ストン4をシリンダ2の底面に向けて付勢している。
尚、前記プラグ部材22には大気連通孔23が形成して
ある。
【0025】かかる構成によれば、制動動作時、図外の
マスタシリンダが増圧して車輪がロックする虞がある場
合は、ホイールシリンダ内の作動液が図外のリターン通
路から液圧路3を介してリザーバのシリンダ2内に導か
れる。このとき、作動液がその液圧でピストン4を介し
てばね部材20を圧縮し、ピストン4によってシリンダ
2内に形成される液溜室24の容積を増大させ、図外の
ホイールシリンダ内の作動液を液溜室24内に流入させ
ることで、ホイールシリンダ内の液圧を減圧制御して車
輪のロックを回避する。
マスタシリンダが増圧して車輪がロックする虞がある場
合は、ホイールシリンダ内の作動液が図外のリターン通
路から液圧路3を介してリザーバのシリンダ2内に導か
れる。このとき、作動液がその液圧でピストン4を介し
てばね部材20を圧縮し、ピストン4によってシリンダ
2内に形成される液溜室24の容積を増大させ、図外の
ホイールシリンダ内の作動液を液溜室24内に流入させ
ることで、ホイールシリンダ内の液圧を減圧制御して車
輪のロックを回避する。
【0026】このとき、前記シール部材18を収容する
ための周溝17を形成する押え板14は、加熱かしめに
よってピストン4に取付けられており、このピストン4
と一体的に移動可能である。このため、前記シール部材
18が周溝17内で無用に移動することがない。
ための周溝17を形成する押え板14は、加熱かしめに
よってピストン4に取付けられており、このピストン4
と一体的に移動可能である。このため、前記シール部材
18が周溝17内で無用に移動することがない。
【0027】したがって、前記ピストン4の形成が容易
で、製造コストの低廉化を図ることができると共に、シ
ール部材18のシール性能を低下させることのないリザ
ーバが得られる。
で、製造コストの低廉化を図ることができると共に、シ
ール部材18のシール性能を低下させることのないリザ
ーバが得られる。
【0028】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記ピストン4に形成するかしめ突起9及び押
え板14に形成する貫通孔16の個数は、4個に限るこ
となく、任意に設定可能である。
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記ピストン4に形成するかしめ突起9及び押
え板14に形成する貫通孔16の個数は、4個に限るこ
となく、任意に設定可能である。
【0029】また、前記ピストン4に形成するかしめ突
起9及び押え板14に形成する貫通孔16を廃止して、
押え板の中央孔15にピストン4の中央突起8を挿通し
た状態で、この中央突起8の先端を熱かしめすることに
より、ピストン4の底部5に押え板14を取付けるよう
にしてもよい。
起9及び押え板14に形成する貫通孔16を廃止して、
押え板の中央孔15にピストン4の中央突起8を挿通し
た状態で、この中央突起8の先端を熱かしめすることに
より、ピストン4の底部5に押え板14を取付けるよう
にしてもよい。
【0030】また、本発明はアンチロックブレーキ装置
のリザーバに限ることなく、各種液圧機器のリザーバに
採用可能である。
のリザーバに限ることなく、各種液圧機器のリザーバに
採用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ピストンの形成が容易で、製造コストの低廉化
を図ることができると共に、シール部材のシール性能を
低下させることのないリザーバが得られる。
よれば、ピストンの形成が容易で、製造コストの低廉化
を図ることができると共に、シール部材のシール性能を
低下させることのないリザーバが得られる。
【図1】本発明の実施の形態を示すリザーバの断面図で
ある。
ある。
【図2】押え板を取付けたピストンの断面図である。
【図3】図2のA方向矢視図である。
2 シリンダ 3 液圧路 4 ピストン 5 底部 7 縮径段部 14 押え板 17 周溝 18 シール部材
Claims (1)
- 【請求項1】 液圧路が開口するシリンダと、このシリ
ンダ内に摺動自在に設けられたピストンと、前記シリン
ダとピストンとの間の摺接部分に設けられたシール部材
を備えたリザーバにおいて、前記ピストンを合成樹脂材
料から有底円筒状に形成して、このピストンの底部外周
には縮径段部を形成すると共に、前記ピストンの底部に
環状の押え板を加熱かしめによって取付け、この押え板
とピストンの縮径段部とによって、ピストンの外周側に
解放する周溝を形成して、この周溝内にシール部材を装
着したことを特徴とするリザーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5885398A JPH11240439A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | リザーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5885398A JPH11240439A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | リザーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11240439A true JPH11240439A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13096256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5885398A Pending JPH11240439A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | リザーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11240439A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8327517B2 (en) * | 2006-10-13 | 2012-12-11 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Vehicle brake hydraulic pressure control unit and method for producing the same |
JP2014012527A (ja) * | 2013-09-17 | 2014-01-23 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ装置 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP5885398A patent/JPH11240439A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8327517B2 (en) * | 2006-10-13 | 2012-12-11 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Vehicle brake hydraulic pressure control unit and method for producing the same |
US9511753B2 (en) | 2006-10-13 | 2016-12-06 | Autoliv Nissin Brake Systems Japan Co., Ltd. | Vehicle brake hydraulic pressure control unit and method for producing the same |
JP2014012527A (ja) * | 2013-09-17 | 2014-01-23 | Hitachi Automotive Systems Ltd | ブレーキ装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100552255B1 (ko) | 피스톤 펌프용 체크 밸브 | |
JPH11218070A (ja) | ピストンポンプ | |
US7341320B2 (en) | Electromagnetically actuated valve | |
US5337650A (en) | Booster for brake or clutch | |
KR20100003785A (ko) | 브레이크 시스템용 솔레노이드밸브 | |
US5347813A (en) | Cap for master cylinder reservoir | |
JP3162395B2 (ja) | 液圧ブレーキシステム用中央弁付ピストン | |
JPH11240439A (ja) | リザーバ | |
US20080252140A1 (en) | Valve for anti-lock brake system | |
JP4149105B2 (ja) | プランジャ型マスタシリンダ | |
JPH0542946Y2 (ja) | ||
JP3140655B2 (ja) | 液圧制御弁 | |
JPH08216853A (ja) | リザ−バ構造 | |
US6003425A (en) | Booster | |
JP2004518078A (ja) | ピストンポンプ | |
JP3035226B2 (ja) | タンデムマスタシリンダ | |
US5018796A (en) | Hydraulic pressure control valve | |
JPH1086815A (ja) | リザーバ | |
US4392511A (en) | Pressure regulator | |
JP2004003605A (ja) | 圧力媒体蓄え器 | |
JP2001080487A (ja) | 液圧ユニット | |
JPH0443411Y2 (ja) | ||
JPH0439090Y2 (ja) | ||
JPH106950A (ja) | 液圧制御弁 | |
JP4096323B2 (ja) | マスタシリンダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20041217 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |