JPH11237700A - 原稿カバー開閉機構 - Google Patents
原稿カバー開閉機構Info
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- JPH11237700A JPH11237700A JP10040502A JP4050298A JPH11237700A JP H11237700 A JPH11237700 A JP H11237700A JP 10040502 A JP10040502 A JP 10040502A JP 4050298 A JP4050298 A JP 4050298A JP H11237700 A JPH11237700 A JP H11237700A
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- Pending
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- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
稿を載置するための載置部を形成する機台において、該
載置部に載置した原稿を上方より押さえるための原稿カ
バーを該機台の側方に開閉可能に取り付ける機構に関し
て、簡単な構造で原稿カバーを開閉の途中で静止させる
作用を行いうるようにする。 【解決手段】 まず、本体の両端に固定された取付基部
を設置し、取付基部にヒンジ軸9を設け、そのヒンジ軸
と平行に圧縮バネ3により付勢されたピン2で押しあて
る。次に、取付基部に関しては原稿カバー側支持部材5
と本体側取付部材4、圧縮バネ3及びピン2と分割す
る。原稿カバー1と本体8とは取付部材4と支持脚7に
よって結合する。原稿カバ−1は、ヒンジ軸9を中心に
して開閉するようにする。支持部材5については、ピン
2を押し当てる部分に隆起部6をつける。
Description
機、或いはファクシミリ機能とコピー機能と兼用する画
像記録装置、または、パーソナルコンピューター等に接
続されて使用されるスキャナー等、原稿を載置し原稿を
読み取る部分を有し、この上に載置する原稿を押さえる
ための原稿カバーの開閉機構に関する。
記録装置の開閉機構は、原稿を読み取る際に原稿カバ−
を直立状態に開くことしかできない。しかし、原稿カバ
−を開閉の途中で静止させて画像の読み取りをできるよ
うにしないと作業性が悪く、特に、連続して画像の読取
を行うのに不向きである。
には、原稿カバ−を片手で持ち、もう片方の手を使って
原稿を載置部に置き閉じなければならないとすると、作
業性が悪い上、連続してコピ−する場合には、時間がか
かる。そこで、作業性向上のため、コピ−する際に、原
稿カバーを開閉の途中で静止させた状態のままで原稿を
載置部に置けるような原稿カバーの開閉機構が望まれる
のである。この点、従来、原稿カバーと画像読取装置と
の接続部にバネを設置する方法がある。この方法では、
原稿カバーを開閉の途中で静止させることができるもの
の、構造が複雑であるという問題がある。従って、構造
が簡単で、開閉の途中においても静止できる開閉機構
が、このような原稿カバ−において望まれるのである。
閉機構に関するもので、以上のような不都合を解消する
ため、請求項1の発明は、原稿カバーの取付基部に対
し、バネ付勢されたピンを押しあてることで原稿カバ−
が静止できることを特徴とする。請求項2の発明は、上
記取付基部が、機台にヒンジ軸を介して回動可能に装着
される支持部材から成り、また、上記ピンはヒンジ軸方
向に圧縮バネで平行に押し当てられていることを特徴と
する。請求項3の発明は、該支持部材側面のピン押し当
て部には、ヒンジ軸回りに沿って、隆起部が設けられて
おり、その隆起部は、原稿カバーの開閉状態の変化によ
り、より適切なバネの力を伝え、静止させることができ
ることを特徴とする。
明の原稿カバー開閉機構において、原稿カバ−を任意の
位置で静止させるとともに、取付基部の構造が簡単かつ
円滑な開閉も可能になる。
明の原稿カバー開閉機構について説明する。まず、本発
明の適用例として、静止原稿の画像読取部を上部に形成
する画像記録装置について、図1及び図2より説明す
る。装置の全体構造としては、読取ケ−スAと記録ケ−
ス10とを上下に配設している。画像読取部は、画像記
録装置の上部に形成されるものであり、本等の原稿Dを
静止状に載置する透明状の静止原稿載置面Bが、上面に
配置されている。そして、該原稿載置面Bの側方にて、
該読取ケ−スAに、開閉機構を介して開閉自在に原稿カ
バー1を取り付けており、該原稿カバーで、静止原稿載
置面B上に載置された原稿を上方より押さえるものであ
る。
うにその底面にレンズ13a及び光電変換器13bを具
備する光電変換ユニット13が設置されている。また、
光源11a及び第一反射鏡11bを具備する第一走査体
11と、第二反射鏡12a及び第三反射鏡12bを具備
する第二走査体12とが原稿載置面Bの下面に沿って往
復動可能に設けられている。そして、該静止原稿載置部
Bに置かれた原稿Cに光源11aの光を照射して、その
反射光を、第一反射鏡11bと、第二反射鏡12a及び
第三反射鏡12bを介して反射し、該光電変換ユニット
13のレンズ13aに集光し、光電変換器13bにて結
像し、電気信号化する。
た画像情報や、或いは、送信されたファクシミリ情報を
基に、記録ケ−ス10内に形成されている記録部で記録
紙に記録される。また、読み取られた画像情報は、遠隔
のファクシミリ装置或いはパ−ソナルコンピュ−タ−等
に送信される。
バ−の開閉機構の実施例について図1ないし5より説明
する。
(機台)Aと原稿カバ−1とは、取付基部を介して取り
付けられている。そして、原稿カバ−1の側部には、取
付基部としての支持部材5が形成されており、一方読取
ケ−スAの上面側部には、取付部材4が設置され、この
取付部材4に支持部材5を回動可能に支持されることに
よってカバ−1の開閉機構が構成される。そして、取付
基部に対しては、バネ3で付勢されたピン2が押し当て
られている。また、該読取ケ−スA側の取付部材4と該
カバ−1側の支持部材5とは、ヒンジ軸9を介して回動
可能に取り付けられており、前記のバネ3に付勢された
ピン2は支持部材5側部にに押し当てられていることに
よって原稿カバ−1が開閉の途中で静止できることを示
すものである。
閉機構の内部側面図を示すもので、コピ−機或いは、コ
ピ−機能とファクシミリ機能を併有する画像読取装置、
または、パ−ソナルコンピュ−タ−等に組み合わされて
使用されるスキャナ−等の本体8に原稿カバ−開閉機構
の組み合わされた様子を示したものである。
部には、原稿カバー1は、支持部材5により取付部材4
に取り付けられ、その取付部材4には両端に本体10に
対して垂直な取付片4aが設置されている。その下部に
は本体10に対し上下摺動可能に挿入される2本の支持
脚7が形成されている。この支持脚7が上下摺動可能な
ことから、薄手の原稿についてはもちろんのこと、本等
の厚手の原稿についても本等の厚さに応じて支持脚7が
上下し、カバ−1が原稿の厚さに追随するのでコピ−等
の場合に外部から光が入って、画質が劣ることもなく、
原稿の厚みに応じて確実に原稿を押さえることができ
る。
片4aと対応して支持部材5が設置されており、支持部
材5は取付部材4aの内側に密着するよう取り付けられ
ている。また、支持部材5は、ヒンジ軸9を中心として
回動可能に取り付けられている。そして、原稿カバー1
の支持部材5の側部に対して、バネ3によりヒンジ軸9
に平行に付勢されたピン2を弾性的に押し当てることに
より常にピン2と支持部材5とを密着させることで、ピ
ン2と支持部材5との摩擦力により、原稿カバ−1を任
意の位置で静止することを可能にしている。従って、片
手で原稿カバ−を開けて持ったまま、もう一方の手で原
稿を載置部に置いて読取を行なうといったことを行う必
要がない。即ち、原稿カバ−を開いたまま静止させた状
態で、両手で本などの重い原稿を載置部において読み取
りを行うことができるので作業性は向上する。
支持部材に押し当てられることにより生じた摩擦力によ
り原稿カバ−は静止するのであるが、それに加えて、原
稿カバ−に設置された支持部材5には、ヒンジ軸回りに
沿って隆起する部分6がありここにバネ付勢されたピン
2が押し当てられるのである。この隆起部6は、原稿カ
バ−1に働くバネの力が、原稿カバ−1が開いていく場
合にはだんだん弱くなり、閉じる場合にはだんだんと強
くなるように傾斜がつけられている。即ち、ピンと隆起
部とが当たる位置における隆起高さはカバ−開位置で低
く、カバ−閉位置でもっとも高くなるように設定されて
いる。従って、カバ−閉位置でバネが最大に圧縮され、
カバ−が開くにつれ、バネの圧縮が小さくなる。カバ−
1は一端を支点として上下に開閉するものであるから、
閉位置即ち水平状態では最も回転モ−メントが大きく、
開位置即ち垂直に立てられた状態では、その回転モ−メ
ントは最も小さい。上記のように、ピンの隆起部に対す
る押当位置が変わることにより、バネの圧縮度合いが変
わるので、隆起部の隆起高さ及びバネの係数を適度に調
整することにより、カバ−の開閉間の各位置で適正なバ
ネの弾性反力が取付部材に作用し、カバ−1を任意の位
置で静止させることができる。しかし、原稿カバ−1が
閉じる寸前では、原稿カバー1の重さにより閉じようと
する回転モ−メントは、バネ付勢されたピン2と支持部
材の隆起部6との間で生じる摩擦力よりも小さくなるた
め、原稿カバーは開いたままになってしまうこともあ
る。この点については、隆起部の山の高さを調節するこ
とや隆起部の山の一部を削ることにより原稿カバーが開
くことを防ぐことができる。
は構造が簡単なものであり、小型のコピ−機やファクシ
ミリ機能をも併有したものでも使うことができるという
利点を持つ。
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。ま
ず、請求項1記載のように、バネ3により付勢されたピ
ン2を弾性的に原稿カバ−1の取付基部に対し押し当て
ることにより、原稿カバ−1は開閉動作の任意の点で静
止することができる。また、ピン2を付勢するバネ3の
強さを変えることにより、重量のある原稿カバ−にも対
応できる。次に、請求項2記載のように、上記取付基部
の構造は、支持部材5と取付部材4aからなっており、
取付部材4aの内側に支持部材5が設置されており、バ
ネ付勢されたピンはヒンジ軸9方向に平行に支持部材5
に押し当てられている。さらに、請求項3記載のよう
に、支持部材5のピン2の押し当て部にはヒンジ軸9回
りに沿って隆起部6が設けられており、その隆起部6は
原稿カバ−を開けていくにしたがい、ピンの当たる場所
が山の部分から麓の部分へと傾斜がなだらかな部分へと
近づいていく。したがって、支持部材5の押し当て部に
かかる力は隆起部6の麓部分のほうへ近づくにつれて弱
くなっていく。このように、簡単な構造で原稿カバ−の
開閉の途中で静止させることのできる開閉機構を提供で
きる。
上部に静止原稿の画像読み取り面を有する画像読取装置
の斜視図である。
である。
り、支持部材5には、隆起部6があり、バネ付勢された
ピンが隆起部を押さえている状態の図である。
が、支持部材5の隆起部6に押し当てられている様子を
示したものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 機台上面の画像読取部に置かれた原稿を
上方より押さえるため機台側部に設置された原稿カバー
の開閉機構であって、上記原稿カバーの取付基部に対し
バネ付勢されたピンを弾性的に押し当てることにより、
該カバーを任意の位置で静止できることを特徴とした原
稿カバー開閉機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の取付基部は、機台にヒン
ジ軸を介して回動可能に装着される支持部材からなり、
上記ピンが該支持部材に対してヒンジ軸方向に平行に押
し当てられることを特徴とした原稿カバー開閉機構。 - 【請求項3】 請求項2記載の支持部材のピン押圧部に
は、ヒンジ軸の回りに沿って傾斜する隆起部が形成さ
れ、この隆起部の傾斜は、原稿カバーが全開状態では弱
く、全閉状態では強くピンがあたり、バネを圧縮するよ
うに形成されたことを特徴とする原稿カバー開閉機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10040502A JPH11237700A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 原稿カバー開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10040502A JPH11237700A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 原稿カバー開閉機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11237700A true JPH11237700A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12582340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10040502A Pending JPH11237700A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 原稿カバー開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11237700A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017181598A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社ナチュラレーザ・ワン | ヒンジ並びにこのヒンジを備えた事務機器 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040502A patent/JPH11237700A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017181598A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社ナチュラレーザ・ワン | ヒンジ並びにこのヒンジを備えた事務機器 |
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