JPH11237280A - 赤外線検出器 - Google Patents

赤外線検出器

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Publication number
JPH11237280A
JPH11237280A JP5441598A JP5441598A JPH11237280A JP H11237280 A JPH11237280 A JP H11237280A JP 5441598 A JP5441598 A JP 5441598A JP 5441598 A JP5441598 A JP 5441598A JP H11237280 A JPH11237280 A JP H11237280A
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JP
Japan
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light
receiving electrode
transmitting portion
electrode
center
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Application number
JP5441598A
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English (en)
Inventor
Koji Tominaga
浩二 富永
Kazutaka Okamoto
一隆 岡本
Hideji Takada
秀次 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11237280A publication Critical patent/JPH11237280A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 精度がよく、安価で、しかも広範囲の視野角
を実現できる赤外線検出器を提供する。 【解決手段】 容器2のほぼ中央に、赤外線透過性の窓
材5で閉塞される開口部を有し、前記窓材5に、赤外線
光Aが入射する光透過部14を受光電極18よりも大き
な面積を有する状態で形成し、光透過部14の内側の焦
電素材16の中央部に光透過部の中心Pと受光電極の中
心Pを一致させた状態で受光電極18を位置させるとと
もに、光透過部14を平面視において実質的に点対称の
形状とし、かつ、受光電極18を平面視において実質的
に点対称の形状とし、光透過部14より外側の焦電素材
16の周辺部に温度補償用電極19,19を位置させて
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防災システムに
利用される火災感知器や防犯システムに利用される侵入
者警報器などに組み込まれる赤外線検出器に関し、特
に、焦電素材に受光電極と温度補償用電極とを設けた温
度補償機能を有する焦電型の赤外線検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、火災感知器は広範囲に監視する
必要からこれに組み込まれる赤外線検出器は広い視野角
を有することが要求されている。
【0003】図14に一般的な赤外線検出器を示す。図
14において、73は、焦電素材71上に受光電極72
が形成されている赤外線検出素子で、容器74内に配置
されている。75は赤外線透過性の窓材で、容器74に
形成された開口部76を覆うように容器74の上面部7
4aに固定されている。77は、赤外入射光(窓材75
に入射する赤外線光のことで、以下、赤外光という)A
の入射経路である光透過用の開口部で、前記窓材75に
形成されている。ところで、理論的に赤外線検出素子7
3の感度Rt は、赤外光Aの入射角θによって変化し、
その値は余弦に比例する。その関係を(1)式に示す。 Rt =R0 ×cosθ … (1) (R0 は、赤外光Aが受光電極72の受光面Sに対して
垂直に入射するθ=0のときの感度である。) 前記(1)式において、視野角を、Rt がR0 の50%
になる角度であると定義すると、理論的な最大視野角は
±60°、つまり、120°となる。
【0004】この場合、前記入射角θが広くなると赤外
入射光Aは容器74の上面部74aなどに入射経路を遮
られ、感度Rt は激減してしまう。つまり、視野角は1
20°よりはるかに小さくなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような事態を解消
するため、実際にはレンズなどの集光系を用いて広範囲
の視野角を実現させている。しかし、この方法では、レ
ンズなどを使用するから、その分高価になってしまう。
【0006】また、赤外線検出素子の焦電素材自体を立
体的に加工して、広範囲の視野角を実現させている焦電
型赤外線検出器(特開平5−346346号公報参照)
が提案されているけれども、焦電素材を立体的に加工す
ることは非常に難しく、技術的課題が懸念される。
【0007】そこで、窓材の近傍に赤外線検出素子を配
置して最大視野角を±55°、つまり、110°に設定
できる焦電型赤外線検出器(特開平9−236486号
公報参照)が提案されているけれども、110°よりは
大きくできない上に、温度補償用電極を持たないから、
赤外線検出素子自体の温度変化までも出力として検出し
てしまい、精度のよい検出を行うことができない。
【0008】更に、焦電素材を上下二段に配置し、上側
の焦電素材に受光電極を設ける一方、下側の焦電素材に
温度補償用電極を設けて、温度補償用電極に赤外入射光
が入らないように構成した焦電型赤外線検出器(実開昭
58−93835号公報参照)が提案されているけれど
も、部品点数の増加(工数大)と焦電素材を二つに分け
たことによる技術的課題が懸念される。
【0009】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、精度がよく、安価で、しかも広
範囲の視野角を実現できる赤外線検出器を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、焦電素材の同一平面上に温度補償用電
極および受光電極が形成されてなる赤外線検出素子を収
容した容器の上面部のほぼ中央に、赤外線透過性の窓材
で閉塞される開口部を有し、前記窓材に、赤外線光が入
射する光透過部を受光電極よりも大きな面積を有する状
態で形成し、更に、前記光透過部の内側の焦電素材の中
央部に前記光透過部の中心と受光電極の中心を一致させ
た状態で受光電極を位置させるとともに、前記光透過部
を平面視において実質的に点対称の形状とし、かつ、前
記受光電極を平面視において実質的に点対称の形状と
し、前記光透過部より外側の焦電素材の周辺部に前記温
度補償用電極を位置させて構成されている赤外線検出器
において、受光電極上面および前記窓材下面間の長さ
を、前記光透過部および受光電極の中心から任意の全て
の同一方向において、前記光透過部の中心から前記光透
過部の端までの長さと前記受光電極の中心から前記受光
電極の端までの長さとの差を√3で割った値以下に設定
し、更に、前記光透過部および受光電極の中心から温度
補償用電極へと向かう同一方向において、前記光透過部
の中心から前記光透過部の端までの長さと前記受光電極
の中心から前記受光電極の端までの長さとの差の2倍以
上の長さだけ前記受光電極の端から離れた位置に前記温
度補償用電極を位置させた点に特徴を有する(第1発
明)。
【0011】この第1発明において、光透過部と受光電
極が平面視において実質的に点対称の形状であるとは、
該形状として、円形、内接円を持つ正方形、内接円を持
つ正六角形等の正多角形、内接円を持たない長方形を含
むのみならず、例えば、図10および図11に示すよう
な点対称の形状に若干の改変を加えた形状をも含むこと
を意味する。
【0012】すなわち、図10(A)は円形内に小さな
穴40を持つ図形41を示し、図10(B)は円形の円
周部の一部分が例えば小さな半円42で切り取られた図
形43を示し、これとは反対に図10(C)は円形の円
周部の一部分から例えば小さな半円44が突出した図形
45を示し、図10(D)は円形の円周部の一部分から
小さな半円の代わりに例えば小さな矩形46が突出した
図形47を示し、図10(E)は円形の一部分が短い円
弧48で切り取られた図形49を示すというふうに、こ
れらの図形41,43,45,47,49は、第1発明
では円形に類似する図形として「実質的に点対称の形
状」に含まれる。
【0013】図10は円形について示したが、同様のこ
とが正方形、長方形、正多角形等の点対称の形状にも当
てはまる。
【0014】更に、例えば図11に示す図形も第1発明
では「実質的に点対称の形状」に含まれる。
【0015】すなわち、図11(A)は長方形の1つの
頂点の部分を例えば三角形50に切り欠いた図形51を
示し、図11(B)は正方形の1つの頂点の部分を例え
ば三角形52に切り欠いた図形53を示す。また、図1
1(C)は長方形の1つの頂点の部分から例えば小さな
矩形54が突出した図形55を示し、図11(D)は正
方形の1つの頂点の部分から例えば小さな矩形56が突
出した図形57を示す。図11(E)は長方形の長辺の
部分を例えば小さな矩形58に切り欠いた図形59を示
し、図11(F)は正方形の一辺の部分を例えば小さな
矩形60に切り欠いた図形61を示す。図11(G)は
長方形の長辺の部分が例えば円弧62で切り取られた図
形63を示し、図11(H)は正方形の一辺の部分が例
えば円弧64で切り取られた図形65を示す。図11
(I)は長方形の長辺の部分を例えば円弧66で膨らし
た図形67を示し、図11(J)は正方形の一辺の部分
を例えば円弧68で膨らした図形69を示す。図11
(K)は長方形あるいは正方形に近い台形80を示す。
【0016】また、この発明は別の観点から、焦電素材
の同一平面上に温度補償用電極および受光電極が形成さ
れてなる赤外線検出素子を収容した容器の上面部のほぼ
中央に、赤外線透過性の窓材で閉塞される開口部を有
し、前記窓材に赤外線光が入射する光透過部を形成し、
更に、前記光透過部の内側の焦電素材の中央部に受光電
極を位置させるとともに、前記光透過部より外側の焦電
素材の周辺部に前記温度補償用電極を位置させて構成さ
れている赤外線検出器において、受光電極上面および前
記窓材下面間の長さを、平面視において前記受光電極、
光透過部および温度補償用電極を通る任意の直線におけ
る線分のうち、前記光透過部の端と前記受光電極の端を
結ぶ線分の最小長さを√3で割った値以下に設定し、同
じく平面視において前記受光電極、光透過部および温度
補償用電極を通る任意の直線における線分のうち、前記
光透過部の端と前記受光電極の端を結ぶ線分の最大長さ
以上の長さだけ、前記光透過部の端から離れた位置に前
記温度補償用電極を位置させた点に特徴を有する(第2
発明)。
【0017】この第2発明において、受光電極、光透過
部および温度補償用電極を通る任意の直線とは、例え
ば、図12および図13に示すように、焦電素材16上
に例えば平面視三角形の受光電極18と例えば平面視長
方形の一対の温度補償用電極19,19を設け、光透過
部14が例えば平面視正方形である場合、図12におい
て例えば符号G1 で示す直線を意味する。
【0018】この第2発明では、図12および図13に
おいて、符号iを、平面視において光透過部14の1つ
の端14aと直線G1 の交差する点とし、符号bを、平
面視において受光電極18の1つの端18aと直線Gの
交差する点とし、符号rを、平面視において受光電極1
8のもう1つの端18’aと直線G1 の交差する点と
し、符号dを、平面視において光透過部14のもう1つ
の端14’aと直線G1の交差する点とし、符号fを、
平面視において温度補償用電極19の端19aと直線G
1 の交差する点とすると、光透過部の端14a,14’
aと受光電極の端18a,18’aを結ぶ線分とは、直
線G1 における点iおよび点b間の線分(長さがg1
と、直線G1 における点rおよび点d間の線分(長さが
2 )を意味する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて説明する。図1〜図3は、第1発明の第1
の実施形態を示し、図1〜図3において、1は焦電型赤
外線検出器で、次のように構成されている。すなわち、
2は鉄やニッケルあるいはコバールなどの金属よりなる
下部側が開放された筒状の容器で、その上面部3のほぼ
中央には赤外線透過性の窓材5で閉塞される開口部4が
形成されている。
【0020】前記赤外線透過性の窓材5は、シリコン、
ゲルマニウムなどの半導体を母材6とし、この母材6の
両面に波長選択性多層膜7A,7Bを形成してなり、そ
の上面aが容器2の上面部3の表面bと同じ高さ(面
一)となるように設けられている。すなわち、窓材5が
容器2の開口部4内に収まるように設けられている。そ
して、この窓材5における母材6の上下両面に形成され
る前記波長選択性多層膜7A,7Bによって挟まれる切
断部分の全周にハンダ付け可能な金属層8が形成される
とともに、下側の波長選択性多層膜7Bの光透過部とな
る部分14(後述する)を除く波長選択性多層膜7Bの
表面(下面)cには、ハンダ付け可能な金属層9が形成
されている。この実施形態では、波長選択性多層膜7
A,7Bのそれぞれの厚みは、例えば10μmである。
【0021】10はハンダ部で、ハンダ付け可能な表面
状態に表面処理が施された容器2の接合予定部分11と
窓材5の前記金属層8,9とにわたって施されている。
以下、このハンダ部10のうち、窓材5を容器2に接合
するハンダ部を符号12で表し、前記金属層9の表面に
施され、遮光部として機能するハンダ部を符号13で示
す。したがって、前記窓材5においては、ハンダ部13
以外の部分14が光透過部として機能し、この光透過部
14を通してのみ、赤外線光(以下、赤外光という)A
が容器2内部に到達する。
【0022】すなわち、前記ハンダ部13は遮光部とし
て機能するが、このハンダ部13は、窓材5の平面部分
(波長選択性多層膜7B)に形成された金属膜9の表面
に形成され、このハンダ部13を除く窓材5の他の部分
が光透過部14として形成されている。そして、この実
施形態では、図2に示すように、光透過部14が、前記
金属層9およびハンダ部13に囲まれる形で平面視円形
に形成されている。D1 は光透過部14の半径である。
【0023】15は例えばセラミックよりなる回路基板
で、その上面にはPZT(チタン酸ジルコン酸鉛系セラ
ミックス)素子などの焦電素材16が適宜のスペーサ1
7を介して保持されている。更に、焦電素材16の上下
両面に電極部を形成した二種類の電極、すなわち、受光
電極18および一対の温度補償用電極19,19が設け
られている。そして、前記焦電素材16、受光電極18
および温度補償用電極19,19などから赤外線検出素
子30が形成されている。
【0024】また、受光電極18は平面視円形に形成さ
れており、受光電極18の半径d1は光透過部14の半
径D1 より小に設定されている。つまり、図2に示すよ
うに、光透過部14の方が受光電極18よりも大きな面
積を有する状態で形成されている。そして、光透過部1
9の内側の焦電素材16の中央部に光透過部14と受光
電極18の中心Pを一致させた状態で受光電極18を位
置させるとともに、光透過部14より外側の焦電素材1
6の周辺部に温度補償用電極19,19を位置させてい
る。温度補償用電極19,19は、円弧状で中心Pに対
して点対称に配置されている。つまり、各温度補償用電
極19は、中心角αが90°で半径がYの扇形図形か
ら、中心角αが90°で半径がX(<Y)の扇形図形を
削除してなる形状をなしている。
【0025】すなわち、赤外線検出素子30は、窓材5
に対して受光電極18および温度補償用電極19,19
を臨ませ、かつ、受光電極18のみを前記窓材5の光透
過部14に臨ませるようにして容器2内に収容されてい
る。つまり、受光電極18のみが前記光透過部14に臨
む一方、温度補償用電極19,19は前記ハンダ部13
によって遮光状態となるように構成されており、光透過
部14を経た赤外光Aが受光電極18に入射し、温度補
償用電極19,19には赤外光Aが極力入射しないよう
に構成されている。
【0026】なお、受光電極18の厚みは、例えば10
0Åで、温度補償用電極19,19の厚みは、例えば1
000Åで、受光電極18および温度補償用電極19,
19は、図4に示す等価回路のように接続されている。
図4において、VDDは電源端子で、Eはアース端子、V
S は出力端子であり、24は絶縁抵抗である。そして、
受光電極18および温度補償用電極19,19は、それ
らの電極が互いに逆極性(出力の極性が互いに逆)とな
るように直列に接続されている。すなわち、赤外光Aを
受けた場合、焦電流に基づく信号が出力されるが、周囲
温度に変化が生じた場合には、赤外光Aを受光したとき
と同様に、受光電極18および温度補償用電極19,1
9の温度が変化し、これによる焦電流が受光電極18お
よび温度補償用電極19,19においてそれぞれ発生す
るが、上述のように、受光電極18と温度補償用電極1
9,19とが互いに逆極性となるように直列接続されて
いるので、焦電流同士が打ち消し合い、周囲温度の変化
に対しても均衡を保ち、外乱に対しては赤外線検出素子
30として出力することがない。つまり、周囲温度の変
化に影響されないのである。受光電極18はインピーダ
ンス変換用の電界効果トランジスタ(FET)20のゲ
ートに接続され、温度補償用電極19,19が前記アー
ス端子Eに接続されている。21は焦電流を電圧に変換
し、かつ、電気的時定数を設定するためのゲートリーク
抵抗、22は、電源供給用や信号取り出し用の複数のリ
ードピンで、回路基板15の下面側に突設しており、か
つ、容器2の下部開放側を閉塞するステム23を貫通し
て容器2の外部に延設されている。
【0027】以下、この発明の特徴的構成について説明
する。本発明者は、入射角θによっては、赤外光Aが容
器2の上面部3で遮られたり、窓材5の光透過部14以
外で遮られたりすることと、温度補償用電極19,19
に赤外光Aが入射すること等を考慮した上で、広範囲の
視野角を実現するために、赤外線検出素子30の感度R
と入射角θの関係式を下記の(2)式のごとく導き出し
た。 R=R0 ×cosθ−Φ×R0 −φ×R0 ×H×cosθ … (2) ここで、 R0 :赤外光Aが受光電極18の受光面S1 に対して垂
直に入射するθ=0のときの感度、 Φ :容器2の上面部3および窓材5の光透過部14以
外で遮られた赤外光Aの面積比率、 φ :温度補償用電極19,19に入射する赤外光Aの
面積比率、 H :温度補償用電極19,19の赤外光吸収比率 で
ある。
【0028】そして、第1発明では、焦電素材16と赤
外線透過窓材5との長さ、すなわち、受光電極上面(受
光面)S1 および赤外線透過窓材下面(波長選択性多層
膜7Bの表面)c間の長さLを、 L≦〔1/√3〕×(D1 −d1 )… (3) に設定し、更に、受光電極18および温度補償用電極1
9間の長さ、すなわち、受光電極18の端18aおよび
温度補償用電極の端19a間の長さ(最短距離)Mを、 M≧2×(D1 −d1 ) … (4) に設定することにより、広範囲の120°の視野角を確
保できた。
【0029】なお、この第1の実施形態では、光透過部
14の中心Pから光透過部14の端14aまでの長さD
1 と受光電極18の中心Pから受光電極18の端18a
までの長さd1 との差が、前記(3)式と(4)式とで
同じ値であるが、これは、光透過部14が半径D1 の平
面視円形で、受光電極18も半径d1 の平面視円形であ
るからである。
【0030】同様のことが、後述する第2の実施形態
(図6参照)および第4の実施形態(図8参照)ならび
に第3の実施形態(図7参照)の場合に当てはまる。第
2、第4の各実施形態では平面視円形の光透過部14と
平面視円形の受光電極18を用いているからである。ま
た、第3の実施形態では、平面視正方形の光透過部14
と平面正方形の受光電極18を用いているが、正方形は
内接円を持つので、図7に示すように光透過部14の中
心Pから光透過部14の端14bまでの長さD2とし
て、光透過部14の内接円Eの半径を用いることができ
るとともに、受光電極18の中心Pから受光電極18の
端18bまでの長さd2 として、受光電極18の内接円
Wの半径を用いることができるからである。
【0031】更に、第1発明では、内接円を持たない長
方形等も点対称の形状に含まれることも考慮している。
例えば平面視長方形の受光電極と平面視円形の光透過部
の場合は、受光電極および温度補償用電極間の長さを決
定するにあたり、平面視長方形の受光電極の中心から受
光電極の端までの長さを、上述した温度補償用電極に入
射する赤外光の面積比率φ、温度補償用電極の赤外光吸
収比率Hを考慮して求める必要があり、図9に示す第5
の実施形態で詳述する。
【0032】前記第1の実施形態では、例えば、受光電
極18の直径(=2d1 )を2mm、光透過部14の直
径(=2D1 )を3mmに設定した場合は、(3)式よ
り、L=(1.5mm−1.0mm)×(1/√3)=
0.29mmとなる。つまり、受光電極上面(受光面)
1 および赤外線透過窓材下面(波長選択性多層膜7B
の表面)c間の長さLが0.29mm以下になるよう
に、焦電素材16を配置する。
【0033】また、(4)式より、M=(1.5mm−
1.0mm)×2=1.0mmとなる。つまり、受光電
極18の端18aおよび温度補償用電極19の端19a
間の長さM(最短距離)が1.0mm以上になるよう
に、受光電極および温度補償用電極19を焦電素材16
に配置する。
【0034】このような構成とすることにより、前記
(2)式から、図5に示すグラフGが得られた。このグ
ラフGから、前記(2)式から導き出された視野角は、
±60°、つまり、120°であることが判る。
【0035】図6は、中心角αが90°の扇型の温度補
償用電極19,19を中心Pを通る対称軸Jに対して線
対称に配置した第1発明の第2の実施形態を示す。な
お、図6において、図1〜図4に示した符号と同一のも
のは、同一または相当物とみなす。
【0036】この場合、受光電極18の端18aおよび
温度補償用電極19の端19a間の長さ(最短距離)M
は、受光電極18の中心Pと温度補償用電極18の中心
P’を結ぶ線上での長さである。
【0037】図7は矩形の温度補償用電極19,19を
中心Pを通る対称軸Jに対して線対称に配置するととも
に、正方形の光透過部14と正方形の受光電極18を持
つ第1発明の第3の実施形態を示す。図1〜図4および
図6に示した符号と同一のものは、同一または相当物と
みなす。
【0038】この場合、光透過部14は平面視正方形に
形成されている。また、受光電極18も平面視正方形に
形成されている。そして、光透過部14の内接円Eと受
光電極18の内接円Wの中心Pを一致させた状態で、焦
電素材16上に受光電極18が配置されている。
【0039】この実施形態では、受光電極上面(受光
面)S1 および赤外線透過窓材下面(波長選択性多層膜
7Bの表面)c間の長さLを、 L≦〔1/√3〕×(D2 −d2 ) に設定してある。ここで、D2 は、光透過部14の内接
円Eの半径で、d2 (<D2 )は、受光電極18の内接
円Wの半径である。また、受光電極18の端18aおよ
び温度補償用電極19の端19a間の長さ(最短距離)
Mを、 M≧2×(D2 −d2 ) に設定している。
【0040】なお、上記各実施形態では、赤外線透過性
の窓材5として、シリコン、ゲルマニウムなどの半導体
を母材6とし、この母材6の両面に波長選択性多層膜7
A,7Bを形成してなるフィルタを用いたものを示した
が、この発明では、窓材として、CaF2 などの赤外線
透過性材料のみで構成されたものを用いてもよい。
【0041】また、図2に示したように、焦電素材16
上に点対称に配置された一対の温度補償用電極19,1
9を用いる代わりに、第1発明の第4の実施形態を示す
図8のように、受光電極18の全体を略覆うように、か
つ、対称軸Jに対して対称形になるよう形成された略リ
ング状の1個の温度補償用電極19’を用いてもよい。
【0042】更に、第1発明では、平面視円形の受光電
極と平面視正方形の光透過部を組み合わせたものでも、
平面視正方形の受光電極と平面視円形の光透過部を組み
合わせたものでも適用できるのみならず、図9に示すよ
うに、平面視円形の光透過部14と平面視長方形(長辺
q、短辺r’)の受光電極18の場合等にも適用でき
る。
【0043】要は、第1発明における光透過部および受
光電極は、両者とも平面視において点対称の形状を有す
るものであれば良く、これに含まれる平面視形状とし
て、円形、正方形、長方形以外に正多角形等を挙げるこ
とができる。よって、第1発明では、特定の平面視形状
を有する光透過部および受光電極の組み合わせ数は、円
形、正方形、長方形、正多角形等を組み合わせた数に相
当するだけのものにのぼる。
【0044】そこで、図9に示した第1発明の第5の実
施形態を用いて、第1発明の必須構成要件について説明
する。この実施形態では、上述したように、受光電極1
8は平面視長方形(長辺がqで、短辺がr’)で、光透
過部14は平面視円形である。
【0045】なお、温度補償用電極19,19は、上記
第1の実施形態のものを用いている。つまり、各温度補
償用電極19は、中心角αが90°で半径がYの扇形図
形から、中心角αが90°で半径がX(<Y)の扇形図
形を削除してなる形状をなしている。
【0046】図9において、上記各実施形態と同様に光
透過部14の中心Pと受光電極18の中心Pは一致して
いる。
【0047】そして、受光電極上面S1 および赤外線透
過窓材下面c間の長さLを、光透過部14および受光電
極18の中心Pから任意の全ての同一方向において、前
記中心Pから光透過部14の端14aまでの長さD3
前記中心Pから受光電極18の端18aまでの長さd3
との差を√3で割った値以下に設定する。すなわち、 L≦〔1/√3〕×(D3 −d3 )… (5) とする。
【0048】この場合、長さD3 は光透過部14の半径
である。
【0049】ところで、前記中心Pから360°にわた
り放射状に直線を引いた場合を考えると、前記中心角α
の範囲内では、時計方向の回りに順に、長方形の長辺q
を通る場合、長方形の頂点e’を通る場合、長方形の短
辺r’を通る場合がある。また、前記中心角αの範囲外
でも、同様の場合がある。
【0050】そこで、上記(5)式において長さLの上
限値を最大にする長さd3 として、中心Pから長方形の
長辺qに下ろした垂線tの長さを用いる。
【0051】一方、受光電極18および温度補償用電極
19間の長さ、すなわち、受光電極18の端18aおよ
び温度補償用電極の端19a間の長さ(最短距離)M
を、前記中心Pから温度補償用電極19へと向かう同一
方向において、前記中心Pから光透過部14の端14a
までの長さD3 と前記中心Pから受光電極18の端18
aまでの長さd3 との差の2倍以上の長さに設定する。
すなわち、 M≧2×(D3 −d3 ) … (6) とする。
【0052】この場合も、長さD3 は光透過部14の半
径である。
【0053】ところで、第1発明では、温度補償用電極
19は、前記中心Pから見て前記中心角αの範囲内の方
向に位置しており、前記中心角αの範囲外の方向には位
置していないことを考慮して、上記(6)式における長
さd3 を決める必要がある。
【0054】つまり、上記(2)式における温度補償用
電極19,19に入射する赤外光Aの面積比率φ、温度
補償用電極19,19の赤外光吸収比率Hを考慮する必
要がある。この実施形態の場合は、上記(6)式におい
て長さMの下限値を最小にする長さd3 として、中心P
から長方形の頂点e’に至る直線Tの長さを用いるが、
点線で示したような位置にある中心角が90°の扇形の
温度補償用電極19’,19’の場合には、長さd3
して、中心Pから長方形の長辺qに至る線分q’の長さ
を用いる必要がある。
【0055】平面視円形の受光電極と平面視長方形の光
透過部の場合も同様で、それ以外の特定の平面視形状を
有する光透過部および受光電極の組み合わせのものにつ
いても広範囲の120°の視野角を確保できる、受光電
極上面(受光面)および赤外線透過窓材下面間の長さ
と、受光電極端および温度補償用電極端間の長さ(最短
距離)を設定することができる。
【0056】なお、この第1発明では、平面視の形状が
上述した図10、図11で示したような図形の光透過部
および受光電極を適用できることは言うまでもない。
【0057】図12、図13は、第2発明の一実施形態
を示す。なお、図13は、図12におけるZ−Z’線矢
視図である。図12、図13において、この実施形態で
は、焦電素材16上に例えば平面視三角形の受光電極1
8と例えば平面視長方形の一対の温度補償用電極19,
19を設け、平面視正方形に光透過部14が形成されて
いる。そして、平面視において、受光電極18、光透過
部14および温度補償用電極19を通る任意の直線
1 ,G2 ,G3 …のうち、例えば図12に示した直線
1 上の線分としては、 光透過部の端14aと受光電極の端18aを結ぶ線
分、つまり点iと点bを結ぶ線分(長さはg1 )、 受光電極の端18a,18’aを結ぶ線分、つま
り、点bと点rを結ぶ線分、 受光電極の端18’aと光透過部の端14’aとを
結ぶ線分、つまり、点rと点dを結ぶ線分(長さはg
2 )、 光透過部の端14’aと温度補償用電極19の端1
9aとを結ぶ線分、つまり、点dと点fを結ぶ線分(長
さはM0 )等を挙げることができる。 ところで、これら線分のうち、光透過部の端14a,1
4’aと受光電極の端18a,18’aを結ぶ線分に着
目した場合、上記の直線G1 では長さがg1 の線分と長
さがg2 の線分がそれに相当するが、直線G1 以外に、
他の直線G2 ,G3 …でも光透過部の端と受光電極の端
を結ぶ線分(線分の長さを例えばg3 ,g4 …とする)
を多数挙げることができる。そこで、第2発明では、受
光電極上面S1 および窓材下面c間の長さLを、以下の
(7)式を満たすように設定している。 L≦/〔g M/√3〕… (7) ここで、g Mは、前記長さg1 ,g2 ,g3 ,g4 …の
うち最小の長さである。
【0058】また、上記の直線G1 では光透過部の端1
4’aと温度補償用電極19の端19aを結ぶ線分は、
長さがM0 の線分に相当するが、第2発明では、光透過
部の端14’aおよび温度補償用電極19の端19a間
の長さM0 を、以下の(8)式を満たすように設定して
いる。 M0 ≧g L … (8) ここで、g Lは、前記長さg1 ,g2 ,g3 ,g4 …の
うち最大の長さである。
【0059】この第2発明でも、第1発明と同様、広範
囲の120°の視野角を確保できる。また、温度補償用
電極に赤外線光が入射するのを防止できるので、温度補
償を確実に行って温度影響を除去した精度のよい検出を
行える。
【0060】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、広範
囲の120°の視野角を確保できる。また、温度補償用
電極に赤外線光が入射するのを防止できるので、赤外線
検出素子自体の温度変化までも出力として検出すること
はなく、温度補償を確実に行って温度影響を除去した精
度のよい検出を行える。また、焦電素材の同一平面上に
温度補償用電極および受光電極を形成することによって
単純な構造で、かつ、安価な赤外線検出器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の第1の実施形態を示す要部構成説明
図である。
【図2】前記実施形態における構成説明図である。
【図3】前記実施形態における全体構成説明図である。
【図4】前記実施形態における回路図である。
【図5】前記実施形態において得られた視野角特性を示
す図である。
【図6】第1発明の第2の実施形態を示す構成説明図で
ある。
【図7】第1発明の第3の実施形態を示す構成説明図で
ある。
【図8】第1発明の第4の実施形態を示す構成説明図で
ある。
【図9】第1発明の第5の実施形態を示す構成説明図で
ある。
【図10】第1発明に適用できる光透過部と受光電極の
平面視の形状を示す図である。
【図11】第1発明に適用できる光透過部と受光電極の
別の平面視の形状を示す図である。
【図12】第2発明の一実施形態を示す要部構成説明図
である。
【図13】同じく第2発明の前記一実施形態を示す要部
構成説明図である。
【図14】一般的な赤外線検出器を示す図である。
【符号の説明】 2…容器、4…開口部、5…赤外線透過性の窓材、14
…光透過部、16…焦電素材、18…受光電極、19,
19…温度補償用電極、30…赤外線検出素子、A…赤
外線光、θ…赤外線光の入射角。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦電素材の同一平面上に温度補償用電極
    および受光電極が形成されてなる赤外線検出素子を収容
    した容器の上面部のほぼ中央に、赤外線透過性の窓材で
    閉塞される開口部を有し、前記窓材に、赤外線光が入射
    する光透過部を受光電極よりも大きな面積を有する状態
    で形成し、更に、前記光透過部の内側の焦電素材の中央
    部に前記光透過部の中心と受光電極の中心を一致させた
    状態で受光電極を位置させるとともに、前記光透過部を
    平面視において実質的に点対称の形状とし、かつ、前記
    受光電極を平面視において実質的に点対称の形状とし、
    前記光透過部より外側の焦電素材の周辺部に前記温度補
    償用電極を位置させて構成されている赤外線検出器にお
    いて、受光電極上面および前記窓材下面間の長さを、前
    記光透過部および受光電極の中心から任意の全ての同一
    方向において、前記光透過部の中心から前記光透過部の
    端までの長さと前記受光電極の中心から前記受光電極の
    端までの長さとの差を√3で割った値以下に設定し、更
    に、前記光透過部および受光電極の中心から温度補償用
    電極へと向かう同一方向において、前記光透過部の中心
    から前記光透過部の端までの長さと前記受光電極の中心
    から前記受光電極の端までの長さとの差の2倍以上の長
    さだけ前記受光電極の端から離れた位置に前記温度補償
    用電極を位置させることを特徴とする赤外線検出器。
  2. 【請求項2】 焦電素材の同一平面上に温度補償用電極
    および受光電極が形成されてなる赤外線検出素子を収容
    した容器の上面部のほぼ中央に、赤外線透過性の窓材で
    閉塞される開口部を有し、前記窓材に赤外線光が入射す
    る光透過部を形成し、更に、前記光透過部の内側の焦電
    素材の中央部に受光電極を位置させるとともに、前記光
    透過部より外側の焦電素材の周辺部に前記温度補償用電
    極を位置させて構成されている赤外線検出器において、
    受光電極上面および前記窓材下面間の長さを、平面視に
    おいて前記受光電極、光透過部および温度補償用電極を
    通る任意の直線における線分のうち、前記光透過部の端
    と前記受光電極の端を結ぶ線分の最小長さを√3で割っ
    た値以下に設定し、同じく平面視において前記受光電
    極、光透過部および温度補償用電極を通る任意の直線に
    おける線分のうち、前記光透過部の端と前記受光電極の
    端を結ぶ線分の最大長さ以上の長さだけ、前記光透過部
    の端から離れた位置に前記温度補償用電極を位置させる
    ことを特徴とする赤外線検出器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6987828B2 (en) 2002-03-27 2006-01-17 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Transmitted X-ray data acquisition system and X-ray computed tomography system
JP2007240456A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Murata Mfg Co Ltd 焦電型温度補償型赤外線センサ
JP2009063376A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Hochiki Corp センサ
JP2013195367A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Tdk Corp 赤外線検知装置

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