JPH11237056A - ドロップインコンロ - Google Patents

ドロップインコンロ

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JPH11237056A
JPH11237056A JP4172798A JP4172798A JPH11237056A JP H11237056 A JPH11237056 A JP H11237056A JP 4172798 A JP4172798 A JP 4172798A JP 4172798 A JP4172798 A JP 4172798A JP H11237056 A JPH11237056 A JP H11237056A
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opening
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frame
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ドロップインコンロ、特に、カウ
ンタートップ(31)に形成された開口(30)内に収容される
上方開放の本体ケース(2) と、開口(30)の周縁に配設さ
れる第1フランジ(4a)と第1フランジ(4a)の内周側に水
平に張り出す第2フランジ(4b)を具備する枠体(4) と、
第2フランジ(4c)に載置されて本体ケース(2) の上方を
被覆するガラス板(1) とからなるドロップインコンロに
関し、開口(30)の周縁に係止される枠体(4) と、カウン
タートップ(31)の上面との段差を少なくして、カウンタ
ートップとのフラット感を増すようにすること。 【解決手段】 枠体(4) は、第2フランジ(4c)が開口(3
0)内に嵌り込む状態に収容されるように構成され、本体
ケース(2) を、前記第2フランジ(4c)よりも下方に位置
するように枠体(4) に連設させた置する部分に連設させ
たこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドロップインコン
ロ、特に、トッププレートとして耐熱ガラス板を配設し
てなるドロップインコンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】システムキッチン等において用いられる
ドロップインコンロは、図3に示すような、調理台や流
し台に連続するカウンタートップ(31)に形成した開口(3
0)に、制御装置やバーナ等からなるコンロ部が収容され
た上方開放の本体ケース(2) を落し込んで固定させる、
所謂、ドロップインコンロが一般的である。尚、図3
は、従来のドロップインコンロの右側端部における部分
端面図である。
【0003】特に、図示したものは、開口(30)へ落とし
込んだ本体ケース(2) の開放部を耐熱ガラス板(1) で被
覆させる形式のものであり、開口(30)の周縁には、ガラ
ス板(1) を保持するための枠体(3) が取り付けられてい
る。枠体(3) は、押出し成型等による型材からなり、カ
ウンタートップ(31)の開口(30)の周縁に係止する断面略
逆U字状の第1フランジ(3a)と、開口(30)内に水平に伸
びる第2フランジ(3b)とから構成されている。
【0004】本体ケース(2) の上端部外周には、開口(3
0)の周縁に係止させるための係止フランジ(21)が水平に
張り出している。このものでは、まず、本体ケース(2)
を開口(30)内に落とし込むとともに、係止フランジ(21)
を開口(30)の周縁にパッキン(P) を介して係止させる。
そして、第2フランジ(3b)に、ガラス板(1) を載置され
た枠体(3) を、係止フランジ(21)の上方を第1フランジ
(3a)が覆うように、開口(30)の周縁に設置する。これ
で、ドロップインコンロの開口(30)への取付が完了す
る。尚、ガラス板(1) の端縁と、枠体(3) の第1フラン
ジ(3a)と第2フランジ(3b)とを連結している垂直面(34)
の内側面との間に設けたシリコン接着剤(5) で、ガラス
板(1) は枠体(3) に接着保持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した設置状態の場合、カウンタートップ(31)の上面か
ら枠体(3) の上端までの高さには、パッキン(P) の肉
厚、その上に載置されている本体ケース(2) の係止フラ
ンジ(21)の板厚、係止フランジ(21)と枠体(3) の第2フ
ランジ(3b)との隙間(S1)、第2フランジ(3b)の板厚、ガ
ラス板(1) の肉厚、ガラス板(1) と枠体(3) の第1フラ
ンジ(3a)の頂部との段差がそれぞれ必要となるため、カ
ウンタートップ(31)から、枠体(3) の第1フランジ(3a)
の頂部までの高さは、通常12mm程度と高くなる。
【0006】従って、この場合では、カウンタートップ
(31)の上面と枠体(3) の頂面との間に、大きな段差が生
じてしまうことから、ドロップインコンロの周辺におい
てフラット感が得られず、システムキッチン全体の外観
がすっきりしないという問題がある。そこで、図4に示
すように、第1フランジ(3a)が係止フランジ(21)全体を
上方から覆うとともに、第2フランジ(3b)がガラス板
(1) と共に開口(30)内に収容できる構成とすれば、ガラ
ス板(1) 及び第2フランジ(3b)の厚さが前記枠体(3) の
頂部までの高さに含まれないから、カウンタートップ(3
1)から枠体(3) の頂部までの高さは、パッキン(P) の肉
厚、係止フランジ(21)の板厚、係止フランジ(21)と第1
フランジ(3a)との隙間(S2)、第1フランジ(3a)の肉厚の
合計となり、通常6mm程度となるから、図3の配設態
様の場合よりも低く設定することができる。
【0007】しかしながら、本体ケース(2) を開口(30)
内へ吊り下げて固定させるには、係止フランジ(21)のカ
ウンタートップ(31)への係止幅(通常最低8mm)を設
けなければならず、図4の場合、係止フランジ(21)の上
方を被覆する枠体(3) の第1フランジ(3a)の横幅は、本
体ケース(2) の板厚と、枠体(3) の板厚に加えて、係止
フランジ(21)の外周端から第1フランジ(3a)までの距離
(S3)、開口(30)の内周側面と本体ケース(2) の外周側面
との隙間(S4)、本体ケース(2) の内周面から第1フラン
ジ(3a)までの距離(S5)の合計寸法(通常は19mm程
度)と広くなってしまう。このため、ガラス板(1) の画
面を小さく感じさせてしまうという問題が生じる。
【0008】請求項1記載の発明は、『カウンタートッ
プに形成された開口内に収容される上方開放の本体ケー
スと、前記開口の周縁により支持される第1フランジと
前記第1フランジの内周側に水平に張り出す第2フラン
ジを具備する枠体と、前記第2フランジに載置されて前
記本体ケースの上方を被覆するガラス板とからなるドロ
ップインコンロ』において、前記枠体を前記開口周縁に
支持させたときに、前記カウンタートップの上面と前記
第1フランジとの段差を少なくして、カウンタートップ
とのフラット感を得られるようにするとともに、ガラス
板の画面を小さく感じさせないようにすることを課題と
する。
【0009】請求項2及び3記載の発明は、請求項1の
課題を解決すると共に、本体ケースを前記開口内に落と
し込むだけで、前記開口内で容易に位置決めできるよう
にすることを課題とする。請求項4記載の発明は、コン
ロの加熱源としてガスバーナを採用できるようにするこ
とを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために講じた請求項1記載の発明の解決手段は、『前
記枠体は、前記第2フランジが前記開口内に嵌り込む状
態に収容されるように構成され、前記本体ケースを、前
記第2フランジよりも下方に位置するように前記枠体に
連設させたこと』を特徴としたものである。
【0011】本体ケースは、前記開口内に収容された状
態にある第2フランジの下方に位置するように前記枠体
に連結させる構成としたから、前記本体ケースと前記枠
体とは一体となり、前記枠体の第1フランジをカウンタ
ートップに設けた開口の周縁に支持させると、同時に、
本体ケースが前記開口内に吊り下げ状態に収容されるこ
ととなる。つまり、前記本体ケースを前記開口内に吊り
下げるために従来の本体ケースに具備させていた係止フ
ランジは不要となり、カウンタートップの上面には、前
記枠体の第1フランジのみが係止される態様となる。言
い換えれば、カウンタートップの上面に現れる前記第1
フランジの板厚のみが、前記カウンタートップの上面と
の段差となるため、たとえ、前記第1フランジと前記カ
ウンタートップとの間に煮こぼれ侵入防止用のパッキン
等を介在させた場合であっても、前記段差は小さく設定
することができる。
【0012】同様に、枠体の幅においても、本体ケース
を開口内に吊り下げるために必要な前記第1フランジの
幅のみを考慮すれば良いため、最小幅に設定することが
できる。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の
解決手段において、『前記本体ケースと前記枠体との結
合体を前記開口内に吊り下げ状態に収容したときに、前
記開口の内周側面と前記結合体との間に介在されて前記
開口内での前記結合体の位置決めをするための位置決め
手段を、前記結合体に設けたこと』を特徴としたもので
ある。
【0013】枠体の前記第1フランジが、カウンタート
ップの開口周縁全域に係止されるように、おおよその見
当を付けて、本体ケースと枠体との前記結合体を前記開
口内に落とし込む。すると、前記開口の内周側面と、前
記結合体(例えば、本体ケースの側面上部又はその近
傍)とが、前記開口内で対向する関係となる。この両対
向面間に、前記結合体の前記開口内での位置決めをする
位置決め手段が設けられていることから、前記結合体を
前記開口内の少々偏った位置に落とし込んだとしても、
前記位置決め手段により、前記結合体は、前記開口内で
正しく位置決めされた状態で収容されることとなる。
【0014】尚、請求項3記載の発明のように、請求項
2記載の発明の構成のうち、『前記位置決め手段は、そ
の一端が前記結合体側の複数位置に取り付けらえた板バ
ネとし、前記各板バネは前記結合体側から前記開口側に
向かって斜め上方に伸びる延長部を備え、前記延長部
は、前記結合体を前記開口の内周側面から離反する方向
に付勢する大きさに設定する』構成としても良い。
【0015】前記位置決め手段として前記結合体側に設
けた複数の板バネには、前記結合体を開口内に収容した
時に、前記結合体を前記開口の内周側面から離反する方
向に付勢する大きさの延長部を設けているが、前記延長
部は、前記開口の内周側面に向かって斜め上方へ延長す
る姿勢に設定されているから、前記結合体を前記開口内
に落とし込む際に、前記板バネが前記開口の周縁に引っ
掛かったりする不都合がなくスムーズに落とし込むこと
ができる。例えば、前記板バネを前記結合体の外周面を
構成する各面のうち対向する面相互に同じ数だけ配設し
た場合等においては、前記結合体は、前記開口の前記内
周側面全域から、均等に離して位置させることができ
る。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1から3記
載の発明の構成のうち、『前記本体ケース内にガスバー
ナのバーナボディ部を収容し、前記本体ケースの構成壁
には内外に貫通する空気流入孔を設けるとともに、前記
ガスバーナの炎孔部を前記ガラス板の上方に突出させる
構成とした』から、コンロの加熱源としてガスバーナを
採用した場合に、ガスの燃焼に必要な一次空気は前記本
体ケースの下部域に設けた貫通孔から吸引することがで
きる。又、炎孔部は、前記ガラス板に設けたバーナ挿通
孔から前記ガラス板よりも上方へ突出する構成となって
いるから、前記炎孔部に必要な二次空気は、前記ガラス
板の上方外部から取り入れることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、カウンタートップと枠体との段差を
前記枠体の第1フランジの板厚に略一致する程度に設定
できるようにしたから、カウンタートップと枠体とのフ
ラット感が増し、鍋等の調理容器を移動し易い上に、ド
ロップインコンロの収まりが良く、又、全体的にすっき
りした外観に仕上げることができる。又、カウンタート
ップに現れる前記第1フランジの幅も小さく設定できる
から、前記ガラス板のガラス面を大きく感じさせること
ができ、高級感が増すという効果がある。
【0018】請求項2及び3記載の発明は、請求項1の
効果に加え、前記第1フランジが前記開口の周縁に係止
されるように、本体ケースと枠体からなる結合体を、カ
ウンタートップの開口内に落とし込むだけで、前記結合
体を前記開口内で正しく位置決めすることができるか
ら、前記本体ケース及び枠体の開口内での位置決めを容
易に行うことができるという効果がある。
【0019】請求項4記載の発明は、本体ケース内に加
熱源としてガスバーナを収容した場合でも、バーナの燃
焼のための一次空気及び二次空気を確実に供給すること
ができるという効果がある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。本発明実施の形態のものは、加熱源
をガスバーナとしたドロップインコンロに実施したもの
で、図1に示すように、バーナ(10)や、電磁弁、点火装
置等の出力装置等(図示せず)を収容する上方開放の矩
形の箱体である本体ケース(2) を、流し台や調理台等に
連続するカウンタートップ(31)に形成した開口(30)内に
嵌め込んで固定するとともに、本体ケース(2) の上方開
放部をガラス板(1) で被覆させ、バーナボディ(10c) が
前記ガラス板(1) の下方の本体ケース(2) 内に収容さ
れ、バーナヘッド(10b) がガラス板(1) のバーナ挿通孔
(11)を貫通して炎孔部(10a) がガラス板(1) の上方に位
置する構成のものとする。
【0021】本体ケース(2) の前面部には、バーナ(10)
の点火・消火及び火力調節等の操作を行うための操作つ
まみ部を具備する前面パネル(図示せず)が設けられて
おり、本体ケース(2) の底板(22)には、バーナ(10)の燃
焼に必要な一次空気吸引用の複数の空気流入孔(20)が設
けられている。又、本体ケース(2) の上端部外周全域に
は、フランジ(2a)が水平に張り出している。
【0022】枠体(4) は、厚み1mmのステンレス板材
からなり、開口(30)の周縁に係止させる水平な第1フラ
ンジ(4a)と、第1フランジ(4a)の内周端から垂下する第
1垂下板(4b)と、第1垂下板(4b)の下端から内方へ水平
に張り出している第2フランジ(4c)と、さらには、第2
フランジ(4c)の内周端から垂下する第2垂下板(4d)とを
具備するように構成されている。第1フランジ(4a)の外
周端部は、後述する防水用パッキン(P) の肉厚分、下方
へ屈曲させて屈曲片(4e)を構成している。
【0023】そして、第2フランジ(4c)の裏面に、本体
ケース(2) のフランジ(2a)を接触させるとともに、本体
ケース(2) の内周面の上端近傍を第2垂下板(4d)の外周
面に接触させ、その状態において、本体ケース(2) の前
記上端近傍と第2垂下板(4d)の前記外周面とを、ビス(2
3)によって一体的に結合させる。これにより、本体ケー
ス(2) と枠体(4) との結合体(40)が構成される。
【0024】尚、第1フランジ(4a)を開口(30)の周縁上
面に係止させた時に、開口(30)の内周側面(30a) に第1
垂下板(4b)の外面が対向するように枠体(4) の寸法関係
は設定されており、この対向する両面間の複数箇所に、
板バネ(33)が突出するように介在させている。板バネ(3
3)は、その自由端部が開口(30)の内周側面(30a) を押圧
する方向に付勢するように、その基端部を第2フランジ
(4c)の裏面に溶接等により取り付けられている。これに
より、板バネ(33)は、第1垂下板(4b)の下端から内周側
面(30a) の上端近傍に向かって斜め上方へ延長する態様
で取り付けられることとなる。結合体(40)の前後方向及
び左右方向において、第1垂下板(4b)が、開口(30)の内
周側面(30a) から、均等に離れた位置に保持されるよう
に、前後方向及び左右方向において対向する第2フラン
ジ(4c)の裏面相互に、同じ数だけ板バネ(33)を取り付け
ておく。
【0025】本件実施の形態のドロップインコンロを設
置するには、まず、枠体(4) の第2垂下板(4d)に本体ケ
ース(2) の上端近傍をビス(23)により一体的に結合させ
て、結合体(40)を形成する。この結合体(40)をカウンタ
ートップ(31)の開口(30)内に落とし込んで、第1フラン
ジ(4a)を、開口(30)の周縁に係止させるが、このとき、
開口(30)の周縁に沿って、カウンタートップ(31)との隙
間から煮汁等の侵入を防止する為の水密用のパッキン
(P) が予め設けられていることから、第1垂下板(4b)は
このパッキン(P) を介して、開口(30)の周縁に係止され
ることとなる。尚、このパッキン(P) としては、断熱タ
イプのものを使用し、カウンタートップ(31)への熱伝導
の防止も兼ねさせている。
【0026】尚、第1フランジ(4a)の外周端部は、上記
した様に、屈曲片(4e)が形成されているから、第1フラ
ンジ(4a)をパッキン(P) 上に載置したときには、パッキ
ン(P) の外周端部は、屈曲片(4e)により、被覆されるこ
ととなる。第1フランジ(4a)を開口(30)の周縁に係止さ
せた状態においては、第1垂下板(4b)は、上記したよう
に、開口(30)の内周側面(30a) に対向するとともに、両
者間の間隔は、板バネ(33)によって、第1垂下板(4b)の
全周において、均等に保たれる構成となっているから、
結合体(40)を開口(30)内において多少偏った位置に落込
んだとしても、本体ケース(2) は、開口(30)内の略中央
位置に吊り下げ状態に収容されることとなる。
【0027】尚、枠体(4) に予め組み込まれるガラス板
(1) は厚さ4mmの耐熱製ガラスからなる、開口(30)よ
りやや小さな矩形板状体とし、枠体(4) の第2フランジ
(4c)の上面に載置させた時に、本体ケース(2) 内に収容
されたバーナ(10)の炎孔部(10a) に対応する位置に、バ
ーナヘッド(10b) を突出させるためのバーナ挿通孔(11)
を開口させている。このバーナ挿通孔(11)と炎孔部(10
a) との間隔がなくても、炎孔部(10a) の前記突出によ
り、燃焼に必要な二次空気は、ガラス板(1) の上面から
取り入れることができる。
【0028】又、ガラス板(1) と第1垂下板(4b)との隙
間には、シリコン接着剤(5) が充填されており、ガラス
板(1) を第2フランジ(4c)上で保持している。このシリ
コン接着剤(5) が緩衡効果も発揮する。上記実施の形態
のドロップインコンロでは、開口(30)の周縁には、枠体
(4) の第1フランジ(4a)のみが現れることとなり、枠体
(4) の板厚は上記したとおり、1mmであるから、パッ
キン(P) の肉厚を2mmとすると、全体の高さが3mm
の超薄型の枠体(4) を提供することができる。
【0029】又、結合体(40)を開口(30)内に吊り下げ状
態に収容させる為に必要な第1フランジ(4a)の係止幅を
8mmとした場合、第1垂下板(4b)の外周面から内周側
面(30a) までの距離(S6)を6mm程度に設定することに
より、開口(30)の周縁に現れる第1フランジ(4a)の幅
は、約14mmとなり、従来のものよりも小さく設定す
ることができる。
【0030】図2に示すものは、第2番目の実施の形態
のドロップインコンロの部分断面図であり、このもので
は、板バネ(33)を設けずに、枠体(4) の第1垂下板(4b)
が、開口(30)内に略接触状態で収容できる寸法に設定し
ている。但し、第1垂下板(4b)の外周面には、突起(41)
を部分的に突設させて、第1垂下板(4b)と開口(30)とが
密着することを防止している。これにより、カウンター
トップ(31)への本体ケース(2) からの熱伝導を低くして
いる。
【0031】この突起(41)の突出高さを2〜4mmに設
定することにより、結合体(40)を開口(30)内に吊り下げ
状態に収容させる為に必要な第1フランジ(4a)の係止幅
を8mmとすることによって、第1フランジ(4a)の幅
は、10〜12mmとなり、開口(30)の周縁に現れる枠
体(4) の幅をより一層小さく設定することができる。
尚、バーナ挿通孔(11)の周縁と、バーナボディ部(10c)
との間には、ゴムパッキン(51)及びシール押えリング(5
2)を介在させて、カウンタートップ(31)の完全密閉性を
高めている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1番目の実施の形態のドロップイン
コンロの内部構造を省略した右端部の端面図。
【図2】本発明の第2番目の実施の形態のドロップイン
コンロの内部構造を省略した右端部の端面図。
【図3】従来のドロップインコンロの内部構造を省略し
た端面図。
【図4】従来のドロップインコンロの改良案の一つを示
す端面図。
【符号の説明】
(1) ・・・・ガラス板 (2) ・・・・本体ケース (31)・・・・カウンタートップ (30)・・・・開口 (4) ・・・・枠体 (4a)・・・・第1フランジ (4b)・・・・第2フランジ 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンタートップに形成された開口内に
    収容される上方開放の本体ケースと、前記開口の周縁に
    より支持される第1フランジと前記第1フランジの内周
    側に水平に張り出す第2フランジを具備する枠体と、前
    記第2フランジに載置されて前記本体ケースの上方を被
    覆するガラス板とからなるドロップインコンロにおい
    て、前記枠体は、前記第2フランジが前記開口内に嵌り
    込む状態に収容されるように構成され、前記本体ケース
    を、前記第2フランジよりも下方に位置するように前記
    枠体に連設させたことを特徴とするドロップインコン
    ロ。
  2. 【請求項2】 前記本体ケースと前記枠体との結合体を
    前記開口内に吊り下げ状態に収容したときに、前記開口
    の内周側面と前記結合体との間に介在されて前記開口内
    での前記結合体の位置決めをするための位置決め手段
    を、前記結合体に設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のドロップインコンロ。
  3. 【請求項3】 前記位置決め手段は、その一端が前記結
    合体側の複数位置に取り付けらえた板バネとし、前記各
    板バネは前記結合体側から前記開口側に向かって斜め上
    方に伸びる延長部を備え、前記延長部は、前記結合体を
    前記開口の内周側面から離反する方向に付勢する大きさ
    に設定されている請求項2記載のドロップインコンロ。
  4. 【請求項4】 前記本体ケース内にガスバーナのバーナ
    ボディ部を収容し、前記本体ケースの構成壁には内外に
    貫通する空気流入孔を設けるとともに、前記ガスバーナ
    の炎孔部を前記ガラス板の上方に突出させる構成とした
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のド
    ロップインコンロ。
JP04172798A 1998-02-24 1998-02-24 ドロップインコンロ Expired - Lifetime JP3842423B2 (ja)

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