JP2513967Y2 - ドロップインコンロのシ―ル装置 - Google Patents

ドロップインコンロのシ―ル装置

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JP2513967Y2
JP2513967Y2 JP1993012506U JP1250693U JP2513967Y2 JP 2513967 Y2 JP2513967 Y2 JP 2513967Y2 JP 1993012506 U JP1993012506 U JP 1993012506U JP 1250693 U JP1250693 U JP 1250693U JP 2513967 Y2 JP2513967 Y2 JP 2513967Y2
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JP
Japan
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packing
top plate
stove
stove body
counter top
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JP1993012506U
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敦 高村
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Rinnai Corp
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Rinnai Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はドロップインコンロにお
けるシール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドロップインコンロとして、図6
及び図7で示すように、コンロ本体aをカウンタトップ
bに設けた開口cの口縁部dに吊持させると共に、バー
ナeを臨ませる開口を備え該コンロ本体aの上面を覆う
トッププレートfを該カウンタトップb上に載置させ、
さらに該コンロ本体aとカウンタトップbとの間に第1
パッキンgを介在させ、該トッププレートfとカウンタ
トップbとの間に第2パッキンhを介在させるようにし
たものは知られる。
【0003】このドロップインコンロでは、コンロ本体
aとトッププレートfとは、別々にカウンタトップb上
に載置され、またその際、該コンロ本体aとトッププレ
ートfは第1パッキンg及び第2パッキンhを介して別
個独立にカウンタトップb上に載置されるため、両パッ
キンg,hの取付けに工数がかかり、作業が煩雑になる
不具合があり、さらにトッププレートfのガタツキを防
止するため、第1パッキンgと第2パッキンhとの間隙
を小さくする場合には、第2パッキンhを取付けたトッ
ププレートfをカウンタトップb上に載置する際、先に
カウンタトップb上に載置されたコンロ本体aに取付け
られている第1パッキンgと該第2パッキンhが接触し
勝ちであり、この場合両パッキンg,hの材質は一般に
ゴム製で滑りが悪いことから、載置作業がやり難くなる
不具合があった。
【0004】この不具合を解決するものとして、該コン
ロ本体とカウンタトップとの間及び該トッププレートと
カウンタトップとの間をシールする環状の耐熱性ゴム等
からなる共通一個のシールを介在させたものが知られ
る(実開昭64−45210号)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしこの組込式コン
ロは、その据付けに際し、まずカウンタトップの口縁部
に沿ってパッキンを敷設し、その後該パッキンの内周側
にコンロ本体のフランジを載置し、その後外周側にトッ
ププレートを載置している。
【0006】このため軟弱での決まり難いパッキンを
該口縁部に正しく敷設することが難しいばかりでなく
苦労して正しく敷設したとしても、重いコンロ本体を持
ちながら該パッキン上にコンロ本体位置合わせしな
がら載置する作業が難し、該パッキンが動いてしまっ
たりしてコンロ本体との位置合わせにずれが生じ、トッ
ププレートをパッキンに合わせて載置した場合には、コ
ンロ本体とトッププレートとの位置にもずれが生じ、か
かるものではコンロ本体に設置したバーナとトッププレ
ートに設けたバーナを臨ませる開口の中心位置にずれを
生じ、これによれば,該開口からバーナに供給される二
次空気の供給が不均一になって燃焼不良を生じ易く、ま
上記バーナとトッププレートの開口との中心位置のず
れによって、外観上体裁が悪くなる等の不具合を生じ
る。
【0007】また、トッププレートをコンロ本体の位置
に合わせて載置した場合には、トッププレートとパッキ
ンとの間にずれ生じて、トッププレートとカウンタト
ップとの間のシールが不十分となり、またパッキンがト
ッププレートの外周に出入することとなり、外観上体裁
が悪くなる等の不具合を生じる
【0008】本考案は上記不具合のないドロップインコ
ンロのシール装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、コンロ本体をカウンタトップに設けた開口の
口縁部に吊持させると共に、バーナを臨ませる開口を備
え該コンロ本体の上面を覆うトッププレートを該カウン
タトップ上に載置させ、該コンロ本体とカウンタトップ
との間及び該トッププレートとカウンタトップとの間に
共通一個の環状のパッキンを介在させ、該パッキンの内
周側にコンロ本体のフランジを挿着する挿着部を設け、
外周側にトッププレート用の載置部を設け、前記挿着部
を、該パッキンの内周壁に開口させた略水平の全周に亘
る溝としたことを特徴とする
【0010】
【作用】上記構成を備えるドロップインコンロにおける
シール装置にあっては、あらかじめパッキンをその挿着
部でコンロ本体のフランジに挿着して、コンロ本体をカ
ウンタトップに設けた開口の口縁部に吊持させるだけ
で、パッキンの形がきまり、しかも該パッキンがコンロ
本体に一体に結着されて位置決めされた状態でコンロ本
カウンタトップに取付けられる。そして該パッキン
の外周側の載置部にトッププレートを載置すると該コン
ロ本体及びパッキンとトッププレートの位置も決まる。
【0011】
【実施例】次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0012】1はカウンタトップ2を備えるキッチンユ
ニットを示し、該カウンタトップ2の下部空間には、上
側にドロップイン式のコンロ3を、下側にベースキャビ
ネット4を収納した。
【0013】そして、コンロ3を構成するコンロ本体6
は、カウンタトップ2に設けた開口5の口縁部5aに吊
持させると共に、バーナ8を臨ませる開口9bを備え該
コンロ本体6の上面を覆うトッププレート9を該カウン
タトップ2上に載置させるようにし、該コンロ本体6と
カウンタトップ2との間及び該トッププレート9とカウ
ンタトップ2との間に共通一個の環状のパッキン7を介
在させた。該パッキン7は内周側にコンロ本体6のフラ
ンジ6aを挿着する挿着部10を設け、外周側にトップ
プレート用の載置部11を設けて構成した。
【0014】これをさらに説明すると、パッキン7は内
周側に上下方向に厚い肉厚部分を備え、外周側に舌片状
の肉薄部分を備えて、該肉厚部分の内周壁に開口させた
略水平の全周に亘る溝を施して、該溝を該コンロ本体6
のフランジ6aが横方向から挿着される挿着部10
、該舌片状の肉薄部分をトッププレート9の外周縁部
9aが載置される載置部11とした。
【0015】かくするときは、コンロ本体6を口縁部5
aに吊持させるに先立って、パッキン7の挿着部10を
コンロ本体6のフランジ6aに挿着し、その後該コンロ
本体6を該カウンタトップ2の開口5の口縁部5aに吊
持させたとき、パッキン7はコンロ本体6とカウンタト
ップ2との間のシール及び緩衝材として作用する。次い
でトッププレート9をその外周縁部9aの下端に具備さ
せた内向きのフランジ部9cにおいて載置部11に載置
させるとき、パッキン7は、該トッププレート9とカウ
ンタトップ2との間のシール及び緩衝材として作用す
る。さらに該パッキン7はコンロ3の使用中に高温とな
るコンロ本体6及びトッププレート9の熱がカウンタト
ップ2に伝わるのを防ぐ断熱の役割、コンロ本体6とカ
ウンタトップ2とを電気的に絶縁する絶縁の役割を果た
す。
【0016】なお、該パッキン7の載置部11側を、図
5に示すように下方に傾斜させることで、該載置部11
がカウンタトップ2への密着性が向上して、シール性が
向上し、またコンロ本体6をカウンタトップ2に吊持さ
せるとき、載置部11が反り上がることが防止されて、
トッププレート9を載置し易くなる。
【0017】
【考案の効果】このように本考案によるときは、パッキ
ンの内周側にコンロ本体のフランジを挿着する挿着部を
設け、該挿着部を、該パッキンの内周壁に開口させた略
水平の全周に亘る溝としたため、該挿着部をコンロ本体
のフランジに挿着すれば、該パッキンはコンロ本体に簡
単に一体に結着されて位置決めされ、その後、コンロ本
体をカウンタトップに設けた開口の口縁部に吊持させる
ことで、該パッキンコンロ本体は一体の状態でカウン
タトップに取付けられるので、パッキンを該口縁部に敷
設することが簡単にできると共に、コンロ本体をカウン
タトップに取付ける作業が簡単となり、しかも該パッキ
ンの外周側の載置部にトッププレートを載置するだけで
該コンロ本体及びパッキンに対する該トッププレートの
位置も決まる。これによって、コンロ本体に設置したバ
ーナとトッププレートに設けた開口の中心位置とを簡単
に合わせることが出来、従来例のようにコンロ本体とト
ッププレートとの位置がずれることに伴う前記開口から
供給される二次空気の供給が不均一になる等の不具合、
またトッププレートとパッキンとの位置ずれに起因する
トッププレートとカウンタトップとの間のシール不良等
の不具合も解消出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の1例を示す正面図
【図2】 図1の一部を切断した側面図
【図3】 図1の分解斜視図
【図4】 図1の要部を拡大した截断面図
【図5】 パッキンの截断面図
【図6】 従来例を示す一部を削除した側面図
【図7】 図6の要部の拡大截断面図
【符号の説明】
6 コンロ本体 7 パッキン 8
バーナ 9 トッププレート 9a 外周縁部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンロ本体をカウンタトップに設けた開
    口の口縁部に吊持させると共に、バーナを臨ませる開口
    を備え該コンロ本体の上面を覆うトッププレートを該カ
    ウンタトップ上に載置させ、該コンロ本体とカウンタト
    ップとの間及び該トッププレートとカウンタトップとの
    間に共通一個の環状のパッキンを介在させ、該パッキン
    の内周側にコンロ本体のフランジを挿着する挿着部を設
    け、外周側にトッププレート用の載置部を設け、前記挿
    着部を、該パッキンの内周壁に開口させた略水平の全周
    に亘る溝としたことを特徴とするドロップインコンロの
    シール装置。
JP1993012506U 1993-03-19 1993-03-19 ドロップインコンロのシ―ル装置 Expired - Lifetime JP2513967Y2 (ja)

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JPH064507U JPH064507U (ja) 1994-01-21
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