JPH1123675A - チャネルに依存しないクロック信号を有するマルチチャネルアーキテクチャ - Google Patents

チャネルに依存しないクロック信号を有するマルチチャネルアーキテクチャ

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JPH1123675A
JPH1123675A JP10151551A JP15155198A JPH1123675A JP H1123675 A JPH1123675 A JP H1123675A JP 10151551 A JP10151551 A JP 10151551A JP 15155198 A JP15155198 A JP 15155198A JP H1123675 A JPH1123675 A JP H1123675A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】中央マスタクロック信号200を発生する
ための中央マスタクロック発生器40と、デバイス70
の入力または出力に接続可能な複数のチャネル20a
a..20zzを備えたマルチチャネルアーキテクチャ
10は、さらに、複数のチャネル20aa..20zz
のそれぞれのチャネルに割り当てられて、中央マスタク
ロック信号200を受信し、この中央マスタクロック信
号200からチャネルクロック信号を発生するためのチ
ャネルマスタクロック手段を備えている。 【効果】他のチャネルとは無関係に、一つのチャネル毎
に、クロック信号を供給することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、テスタ回
路のようなマルチチャネルアーキテクチャにおけるクロ
ック信号の発生に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチチャネルアーキテクチャは、一般
に、メインコンピュータシステムと、複数の個別チャネ
ルを備えている。マルチチャネルアーキテクチャは、複
数の個別チャネルのそれぞれが、他のチャネルから独立
して機能することができるという点において、他のコン
ピュータアーキテクチャと区別される。
【0003】マルチチャネルアーキテクチャの重要な用
途は、例えば、ヒューレット・パッカードのHP 83
000デジタルICテストシステムのような、集積回路
(IC)や他の電子デバイスをテストするためのテスト
用途にある。典型的なテストユニットは、テスタ回路
と、ICまたは他の任意の電子デバイスとすることが可
能な試験中のデバイス(DUT)から構成される。テス
タ回路は、刺激データ(ベクターデータとも呼ばれる)
のストリームを発生して、DUTに加えるための信号発
生ユニットと、DUTからの刺激データのストリームに
対する応答を受信するための信号受信ユニットと、その
応答と期待するデータストリームの比較を行うための信
号解析ユニットを一般に備えている。テスタ回路によっ
て、DUTの特性及び品質についての推定を行うことが
できる。
【0004】いくつかのマルチチャネルアーキテクチャ
システムでは、データ及び信号は、いわゆる周期駆動ア
プローチ(period driven approach)により、任意のや
り方で加えられ、受信され、供給され、駆動され、ある
いは、処理される。この意味するところは、ある周期的
なクロック信号の連続する立ち上がりエッジ間の時間周
期として定義される、特定のクロックサイクル中に、デ
ータの駆動またはサンプリングが行われるということで
ある。例えば、所定の動作を始動すべき瞬間といった、
こうしたクロックサイクル内の時間における正確な位置
は、それぞれのクロックサイクルの開始を基準にして、
ベクターによって駆動またはサンプリングの動作に関連
づけられた、いわゆるエッジ遅延によって決定される。
すなわち、周期駆動アプローチは、DUTに刺激データ
を加えて、その応答を捕捉するためのテスタシステムに
適用することが可能である。この意味するところは、D
UTの1クロックサイクル中に、データの駆動またはサ
ンプリングが行われるということである。
【0005】ピン当たり1テスタアーキテクチャ(a te
ster per pin architectur)のようなテスタのマルチチ
ャネルアーキテクチャの場合、DUTの複数の信号ピン
の各ピンは、それぞれ、テスタ回路の1つのチャネルに
接続されるのが普通である。各チャネルは、それぞれの
クロックサイクル内で定義された位置に、時間マークを
付けるエッジ遅延発生器を有しており、刺激データと期
待されるデータストリームの両方またはどちらか一方を
発生するために必要な、全てのコンポーネントから成る
完全なテストプロセッサを備えている。
【0006】図1には、周期駆動アプローチを用いるマ
ルチチャネルアーキテクチャの一例として、当該技術に
おいて既知の、ピン当たり1テスタアーキテクチャの例
が示されている。マルチチャネルアーキテクチャ(従来
技術、及び本発明の実施例に関する説明においては、マ
ルチチャネルアーキテクチャ構成のテスタのことであ
り、単にテスタと記載)10は、中央マスタクロックゲ
ート50に中央マスタクロック信号200を供給する中
央マスタクロック発生器40を備えている。中央マスタ
クロックゲート50は、クロック変更信号(従来技術、
及び本発明の実施例に関する説明においては、中央クロ
ックイネーブル信号)220を通じてタイミング変更回
路60によって制御される。中央マスタクロックゲート
50の出力、すなわち、ゲートされたマスタクロック2
10が、中央クロックイネーブル信号220と共に複数
のチャネル(従来技術、及び本発明の実施例に関する説
明においては、マルチチャネルアーキテクチャ構成のテ
スタにおけるチャネルを意味しており、テスタチャネル
と記載)20aa..20zzに供給される。テスタチ
ャネル20aa..20zzは、それぞれのピンライン
300aa..300zzを介してDUT 70の個々
のピンにそれぞれ接続される。テスタチャネル20a
a..20zzは、それぞれのタイミング発生器30a
a..30zzを備えており、それらは、通常、ゲート
されたマスタクロック210を使用して、エッジを発生
する任意の数のエッジ遅延発生器から構成される。
【0007】DUT 70のテストに用いられる各クロ
ックサイクル及び各エッジ位置は、通常は、その周波数
が、DUT 70のクロック周波数の偶数倍の周波数で
ある、中央マスタクロック信号200から作り出され
る。
【0008】エッジ遅延を発生するためのタイミング発
生器30aa..30zzのそれぞれは、基準として、
ゲートされたマスタクロック210の第1の立ち上がり
エッジを使用する。第1のエッジは、中央マスタクロッ
クゲート50を用いて中央マスタクロック信号200を
ゲートし、ゲートされたマスタクロック210の第1の
立ち上がりエッジを受信することによって、中央マスタ
クロック信号200のプログラム可能なクロックサイク
ル数、及び、その第1のマスタクロックサイクル後のや
はりプログラム可能なアナログ遅延の後に、通常は、発
生する。中央マスタクロック信号200のプログラム可
能なサイクル数の後に、エッジをさらに繰り返して発生
することができる。
【0009】発生するエッジの遅延が設定されると、そ
の関係は、中央マスタクロック信号200がアクティブ
である間は固定されたままである。しかし、DUT 7
0のタイプによっては、テストの実行中に、タイミング
発生器30aa..30zzを再プログラムして、クロ
ックサイクルにおける駆動及びサンプリング動作の位置
に変更を加えることが必要になるものもある。
【0010】エッジ位置の再プログラミングを実施する
ため、タイミング発生器30aa..30zzは、例え
ば、ワイヤード-アンド接続を使用して、全てのテスタ
チャネル20aa..20zzから累算される、中央変
更可能信号230を出力する。中央変更可能信号230
は、タイミング変更回路60に送られて、ゲートされた
マスタクロック210の停止を要求し、こうして、タイ
ミング発生器30aa..30zzの再プログラミング
が可能になる。タイミング変更回路60は、中央クロッ
クイネーブル信号220を非活性化し、これによって、
中央マスタクロックゲート50を通じてゲートされたマ
スタクロック210を停止させ、さらに、タイミング発
生器30aa..30zzに対して、その新たなプログ
ラミング値を受け入れ、中央変更可能信号230を非活
性化するように命じる。次に、タイミング変更回路60
は、中央クロックイネーブル信号220を介して、ゲー
トされたマスタクロック210を再スタートさせる。こ
うして、ゲートされたマスタクロック210の新たな第
1の立ち上がりエッジが、タイミング発生器30a
a..30zz用の新たな基準として発生する。
【0011】図1のアーキテクチャは、比類のない速度
及び正確さといったいくつかの利点がある。しかし、タ
イミング発生器30aa..30zzの再プログラミン
グの間、ゲートされたマスタクロック210をオフにし
なければならないという欠点がある。このため、DUT
70の全てのピンライン300aa..300zz上
の刺激データストリームが中断されることになる。例え
ば、位相同期ループ(PLL)回路を用いて、外部基準
クロックから内部クロックを発生するDUT70は、こ
うした中断後、PLLがロックするまでの間待たなけれ
ばならない。このため、テスタ10の効率及びスループ
ットが厳しい制限を受け、従って、テスト費用が増大す
ることになる。
【0012】2つ以上のDUT 70を同時にテストす
る場合(いわゆるマルチサイトテスト)、図1のアーキ
テクチャには、もう1つの問題が生じる。コストを節約
し、テスタ10を最適に利用するためには、できるだけ
多くのデバイスを並列にテストすべきである。並列テス
トを可能にするアーキテクチャにおいては、キャビネッ
ト、コンピュータ、マニピュレータ、及び、コントロー
ラのようなテスタ10の主要な資源は1度だけしか要求
されない。
【0013】テストを受けるデバイスは、速度または機
能上の欠点における製造上のばらつきのため、異なって
動作する可能性があるので、マルチサイトテストでは、
伝統的なピン当たり1テスタアーキテクチャを要求する
ことになる。従って、異なるDUTに関するテスト実行
の流れにおいて異なる経路を辿ることが必要になる。複
数の異なるDUTに関するテストの実行は、1度に異な
る経路について実行する必要性のために、マルチサイト
テストのスループットの利点が失われないように、並列
に実行することが望ましい。この能力は、他のDUTが
同時に異なる動作を実施している間に、あるDUTに関
してエッジ遅延の再プログラミングを行うことを含んで
いる。しかし、再プログラミングのために、ゲートされ
たマスタクロック210が、タイミング変更回路60に
よってオフになるやいなや、他のDUTが、妨害を受け
ずに動作を継続するというのは不可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マル
チチャネルアーキテクチャ用に改良されたクロック装置
を提供することにある。この目的は、特許請求の範囲に
記載した特徴によって解決される。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、マルチチャネルアーキテクチャは、中央マスタク
ロック信号を発生するための中央マスタクロック発生器
と、デバイスの入力または出力に接続可能な複数のチャ
ネルを備えている。マルチチャネルアーキテクチャは、
さらに、複数のチャネルのそれぞれのチャネルに割り当
てられて、中央マスタクロック信号を受信し、中央マス
タクロック信号からチャネルクロック信号を発生するチ
ャネルマスタクロック手段を備えている。
【0016】本発明によるマルチチャネルアーキテクチ
ャによれば、例えば、あるチャネルにおいては連続クロ
ック信号を加えるが、一方では、例えば、DUTをテス
トするための基準として新たなタイミングエッジを受信
するために、他のチャネルのクロック信号を変更するこ
とが可能になるといったように、他のチャネルとは無関
係に、一つのチャネル毎に、クロック信号を供給するこ
とが可能になる。
【0017】それぞれのチャネルにおけるチャネルクロ
ック信号の発生は、他のテスタチャネルとは関係なく、
チャネルクロック信号を個別に発生するためのチャネル
選択手段をそれぞれ設けることによって行うことが望ま
しい。チャネル選択手段は、テスタ内において中央制御
を施されるのが望ましい。
【0018】本発明の第2の態様によれば、本発明によ
って、例えば、1つ以上の異なるDUTの同時並列テス
トを実施するための、マルチサイトアーキテクチャを実
装することがさらに可能になる。これは、それぞれのサ
イトについて事前に定義された設定に従って、それぞれ
のチャネルのチャネルクロックを修正するためのサイト
信号、及び、それぞれのチャネルについて事前に定義さ
れた設定に従って、それぞれのチャネルのチャネルクロ
ックを修正するためのチャネル信号を供給することによ
って実施される。さらに、チャネルマスタクロック手段
に結合されて、サイト選択信号及びチャネル選択信号を
受信し、そのサイト選択信号及びチャネル選択信号によ
ってチャネルクロックの発生を制御するための制御手段
も用いられる。
【0019】マルチチャネルアーキテクチャにおいて
は、チャネルマスタクロック手段は、それぞれのチャネ
ル用に、中央マスタクロック信号から基準信号を発生す
るための手段から構成されるのが望ましい。
【0020】マルチチャネルアーキテクチャは、テスタ
装置において使用することが可能であるが、ICテスタ
に使用するのが望ましい。
【0021】添付した図と関連して考察するならば、本
発明の他の目的及び付随する多くの利点が、以下の詳細
な説明を参照することによって、容易に認識され、より
良く理解されるであろう。
【0022】
【発明の実施の形態】以下では、テスタアーキテクチャ
の例について、本発明の詳細な説明を行う。しかし、本
発明がテスタアーキテクチャに制限されるものではな
く、任意のマルチチャネルアーキテクチャに適用するこ
とができるのは明白である。
【0023】図2及び3には、複数のテスタチャネル2
0aa..20zzのそれぞれに対して連続クロックを
サポートする、本発明によるテスタアーキテクチャの第
1の実施例が示されている。テスタ10は、中央マスタ
クロック信号200を発生するための中央マスタクロッ
ク発生器40を備えている。本発明によれば、中央マス
タクロック信号200は、ゲートされずに、複数のテス
タチャネル20aa..20zzの少なくとも1つに、
望ましくは、複数のテスタチャネル20aa..20z
zのそれぞれに分配される。簡略化のため、今後の説明
では、テスタチャネル20aa..20zzの任意の1
つについて、中央マスタクロック信号200の分散ゲー
ティングが示される。しかし、中央マスタクロック信号
200の分散ゲーティングが、テスタチャネル20a
a..20zzのうちのほんの少数のチャネルでしか実
行される可能性がないのも明らかである。
【0024】図3には、複数のテスタチャネル20a
a..20zzの例として、テスタチャネル20aa内
における連続クロックのサポートを担う内部構造が示さ
れている。いうまでもなく、それぞれの参照符号の後に
「aa」付けて表わされた各要素は、それぞれのテスタ
チャネル20aaにおける個別の要素であり、テスタチ
ャネル20bb..20zzの他のそれぞれのチャネル
に相応じて(それぞれの参照符号の後に「bb」..
「zz」を付けて)示される。
【0025】テスタチャネル20aaは、それぞれのチ
ャネルセクタ80aa、それぞれのタイミング発生器3
0aa、及び、それぞれのチャネルエンコーダ90aa
を備えている。チャネルセレクタ80aaは、中央マス
タクロック信号200及び中央クロックイネーブル信号
220を受信する。中央クロックイネーブル信号220
は、例えば、チャネル信号(本発明の実施例において
は、チャネル連続クロック選択設定信号)270aaが
アクティブである間は、認定されたチャネルクロックイ
ネーブル信号220aaを真に保つチャネル制御手段
(本発明の実施例においては、(OR)ゲート)120
aaによって認定される。こうして、認定されたチャネ
ルの認定されたクロックイネーブル信号220aaは、
中央マスタクロックゲート50が図1のアーキテクチャ
において制御されるのと、実質的に同様の方法で制御す
ることが可能な、チャネルマスタクロック手段(ここで
は、チャネルマスタクロックゲート)150aaを制御
する。チャネルマスタクロックゲート150aa及び中
央マスタクロックゲート50は、機能的に同一にするこ
とが可能である。チャネルマスタクロックゲート150
aaは、チャネルクロック信号(本発明の実施例におい
ては、ゲートされたチャネルマスタクロック信号)21
0aaをタイミング発生器30aaに対して出力する。
【0026】チャネルマスタクロックゲート150aa
は、タイミング発生器30aaを駆動するが、それは、
機能的に図1のタイミング発生器30aa..30zz
と同じにすることが可能であって、やはり、図1のアー
キテクチャの場合と実質的に同じ方法で、認定されたチ
ャネルクロックイネーブル信号220aaによって制御
される。タイミング発生器30aaは、チャネル変更可
能信号230aaをチャネルエンコーダ90aaに対し
て出力する。
【0027】チャネルエンコーダ90aaにおいて、チ
ャネル変更可能信号230aaは、例えば、チャネル連
続クロック選択設定信号270aaがアクティブの間
は、認定されたチャネル変更可能信号230aa’を真
に保つ、もう1つの(OR)ゲート130aaによって
認定される。認定されたチャネル変更可能信号230a
a’は、次に、例えば、ワイヤード-アンド接続を使用
して、全てのテスタチャネル20aa..20zzから
累算される中央変更可能信号230に加算される。
【0028】テスタ10が始動するとき、または、エッ
ジ位置の再プログラミングが要求される場合において
は、ゲートされたチャネルマスタクロック信号210i
iの新たな第1の立ち上がりエッジを発生すべき、複数
のテスタチャネル20aa..20zzの各個別のテス
タチャネル20ii(iiは参照符aa..zzの任意
の1つとすることが可能である)は、累算される中央変
更可能信号230に対して、それぞれの認定されたチャ
ネル変更可能信号230ii’を送り出す。累算された
中央変更可能信号230は、タイミング変更回路60に
送られ、そこから、中央クロックイネーブル信号220
が再び、複数のテスタチャネル20aa..20zzに
送られる。それぞれのチャネル連続クロック選択設定信
号270iiが非活性化される、複数のテスタチャネル
20aa..20zzの個々のテスタチャネル20ii
においては、中央マスタクロック信号200が、それぞ
れのチャネルマスタクロックゲート150iiによって
ゲートされて、それぞれのゲートされたチャネルマスタ
クロック信号210iiになる。ゲートされたチャネル
マスタクロック信号210iiは、次に、それぞれのタ
イミング発生器30iiに加えられ、最終的には、タイ
ミング発生器30iiによって、チャネル変更可能信号
230iiが除去される。次に、タイミング変更回路6
0は、それぞれのチャネル連続クロック選択設定信号2
70iiと連係した中央クロックイネーブル信号220
によって、ゲートされたチャネルマスタクロック信号2
10iiを再始動する。こうして、ゲートされたチャネ
ルマスタクロック信号210iiの新たな第1の立ち上
がりエッジが、タイミング発生器30iiの新たな基準
として発生する。
【0029】各個別のテスタチャネル20iiにおい
て、中央マスタクロック信号200のゲーティング、従
って、ゲートされたチャネルマスタクロック信号210
iiの新たな第1の立ち上がりエッジの発生を、それぞ
れのチャネル連続クロック選択設定信号270iiによ
ってこのように制御することによって、それぞれのテス
タチャネル20ii内におけるクロック信号を、それぞ
れのチャネルマスタクロックゲート150iiによっ
て、連続して加えるか、あるいは、ゲートするかの制御
をすることが可能になる。複数のテスタチャネル20a
a..20zzの各々に対するチャネル連続クロック選
択設定信号270iiのそれぞれの設定は、当該技術に
おいて既知の適合する回路(図示されていない)によっ
て制御することが可能である。
【0030】テスタ10の始動時には、複数のテスタチ
ャネル20aa..20zzのそれぞれにおいて、ゲー
トされたチャネルマスタクロック信号210iiの第1
の立ち上がりエッジを同時に得るため、それぞれのチャ
ネル連続クロック選択設定信号270iiを活性化する
のが望ましい。
【0031】図2および3の実施例によれば、それぞれ
のチャネル連続クロック選択設定信号270iiを、そ
れぞれ設定することによって、複数のテスタチャネル2
0aa..20zzのそれぞれにおける中央マスタクロ
ック信号200(従って、ゲートされたチャネルマスタ
クロック信号210ii)を連続して持続するか、ある
いは、エッジ位置を独立して再プログラムすることが可
能になる。例えば、いくつかのチャネルにPLLが用い
られる場合、それらのチャネル内のクロック信号は、連
続して持続することが可能であり、従って、他のピンに
対するタイミング変更シーケンスの間、PLLはロック
状態に保持される。
【0032】図4及び5には、テスタ10のマルチサイ
トへの適用をさらに可能にする、本発明によるテスタア
ーキテクチャの第2の実施例を示している。テスタチャ
ネル20aa..20zzは、ピンライン300a
a..300zzのそれぞれを介して1つ以上の個々の
DUT 70a..70zに接続される。図4に示すよ
うに、1つ以上の個々のDUT 70aa..70zを
独立して並列にテストを実施することが可能であり、例
えば、DUT 70aは、ピンライン300aa及び3
00bbで受信して、ピンライン300bb及び300
ddで出力し、DUT 70zは、ピンライン300c
cで受信して、ピンライン300zzで出力する。
【0033】テスタ10の個々のサイトiは、ピンライ
ン300aa..300zzのそれぞれのピンラインの
一つを介して、1つ以上ある個々のDUT 70a..
70zの1つに接続されたテスタチャネル20aa..
20zzのそれぞれのテスタチャネルによって定義さ
れ、決定される。マルチサイト用途では、従って、テス
タ10が1つ以上の個別サイトをサポートできるという
ことになる。しかし、いうまでもなく、DUTの数だけ
ではなく、一つのDUTに接続されるピンラインの数
も、ピンライン300aa..300zzの総数による
制限だけは受けることになる。さらに、DUT 70
a..70zは、それぞれのピンライン300aa..
300zzに対し任意の順序に配列することが可能であ
る。
【0034】図4のマルチサイトアーキテクチャには、
複数のタイミング変更回路60a..60zが示されて
おり、1つのタイミング変更回路60i(iは参照符
a..zの任意の1つとすることが可能である)が1つ
以上ある個々のDUT 70a..70zのうちの1つ
のDUT 70iに割り当てられている。複数のタイミ
ング変更回路60a..60zは、タイミング変更回路
60と実質的に同じとすることが可能である。各タイミ
ング変更回路60iは、それぞれのサイト信号(本発明
の実施例においては、サイトクロックイネーブル信号)
220iをサイトアキュムレータ62に加え、そこで、
受信した複数のサイトクロックイネーブル信号220
a..220zを累算して、以下では、クロックイネー
ブルバス220として参照する、累算された中央クロッ
クイネーブル信号220を生じる。クロックイネーブル
バス220は、テスタチャネル20aa..20zzの
各チャネル内におけるそれぞれのチャネルセレクタ80
aa..80zzに接続される。
【0035】図5には、複数のテスタチャネル20a
a..20zzの一例として、テスタチャネル20aa
内のマルチサイトへの適用における連続クロックのサポ
ートを担う内部構造が示されている。チャネルセレクタ
80aaは、マルチプレクサ100aaとすることが可
能なサイト選択手段100aaを用いて、サイト選択設
定信号260aaに従って、クロックイネーブルバス2
20から受信した複数のサイトクロックイネーブル信号
220a..220zから対応するサイトクロックイネ
ーブル信号220iを抽出する。次に、こうして受信し
たチャネルクロックイネーブル信号220aa’が、例
えば、チャネル連続クロック選択設定信号270aaが
活性化している間、認定されたチャネルクロックイネー
ブル信号220aaを真に保つ(OR)ゲート120a
aによって認定される。認定されたチャネルクロックイ
ネーブル信号220aaによって、ゲートされたチャネ
ルマスタクロック信号210aaを出力する、チャネル
マスタクロックゲート150aaが制御される。
【0036】チャネルエンコーダ90aaにおいては、
チャネル変更可能信号230aaは、例えば、チャネル
連続クロック選択設定信号270aaが活性化している
間、認定されたチャネル変更可能信号230aa’を真
に保つ(OR)ゲート130aaによって認定される。
この信号は、次に、デマルチプレクサ110aaとする
ことが可能なサイトエンコーダ110aaを用いて、サ
イト選択設定信号260aaに従って、中央変更可能信
号(ここでは、変更可能バス)230上の適正な位置に
出力される。
【0037】変更可能バス230は、例えば、ワイヤー
ド-アンド接続を利用して、サイトクロックイネーブル
信号220a..220zの1つに対応する、テスタチ
ャネル20aa..20zzのチャネルエンコーダ90
aa..90zzのそれぞれの認定されたチャネル変更
可能信号230aa’..230zz’を累算する。サ
イトディストリビュータ61は、複数のタイミング変更
回路60a..60zの各タイミング変更回路60i用
に、複数のサイト変更可能信号230a..230zか
ら、それに対応するサイト変更可能信号230iを選択
する。
【0038】それぞれのサイトiに対する(従って、そ
れぞれのDUTiに対する)それぞれのテスタチャネル
20aa..20zzの割り当ては、1つのサイトiに
対して所定の数のテスタチャネル20aa..20zz
を割り当てるやり方で、定めることが可能である。しか
し、望ましい実施例の場合、1つのサイトiに割り当て
られるテスタチャネル20aa..20zzの数は、各
テスタチャネル20iiにおける、それぞれのサイト選
択設定信号260iiによって制御され、決定される。
各サイトi及び複数のテスタチャネル20aa..20
zzの各チャネルのサイト選択設定信号260iiのそ
れぞれの設定は、当該技術において既知の適合する回路
(図示していない)によって制御可能である。
【0039】それぞれのサイトiに割り当てられるそれ
ぞれのテスタチャネル20aa..20zzは、チャネ
ルエンコーダ90aa..90zzを介して、変更可能
バス230上に、対応するサイト変更可能信号230i
を活性化させることが可能である。サイト変更可能信号
230iは、サイトディストリビュータ61によって、
サイト変更可能信号230a..230zのそれぞれと
して、複数のタイミング変更回路60a..60zのそ
れぞれに送られ、この結果、複数のサイトクロックイネ
ーブル信号220a..220zのそれぞれ、サイトア
キュムレータ62、クロックイネーブルバス220、及
び、チャネルセレクタ80aa..80zzのそれぞれ
を介して、ゲートされたチャネルマスタクロック信号2
10aa..210zzのそれぞれが無効になる。この
サイトiにおけるテスタチャネルの再プログラミングが
完了すると、複数のタイミング変更回路60a..60
zのそれぞれによって、それぞれの変更可能信号が非活
性化されて、それぞれのマスタクロックがオンに戻され
る。他のサイトのテスタチャネルは、それらの個々のタ
イミング変更回路が活性化されなかったので、妨害を受
けることなく、継続して動作状態を保つ。
【0040】チャネル連続クロック選択設定信号270
iiによって、あるテスタチャネル20ii用の連続ク
ロックが選択されると、認定されたチャネルクロックイ
ネーブル信号220iiが(OR)ゲート120iiに
よって阻止されるため、もはや、認定されたチャネルク
ロックイネーブル信号220iiによっては、テスタチ
ャネル20iiのゲートされたチャネルマスタクロック
210iiを停止することができないので、そのテスタ
チャネル20iiがタイミング変更シーケンスに関与す
ることはもはやない。同じ理由により、タイミング発生
器30iiが再プログラミングされることはなく、(O
R)ゲート130iiにより、チャネル変更可能信号2
30iiはアクティブに保たれるので、テスタチャネル
20iiは、同じサイトiの他のテスタチャネルがタイ
ミング変更シーケンスを実施するのを阻止することはで
きない。連続クロックが選択解除されると、(OR)ゲ
ート120ii及び130iiが透過的になり、従っ
て、その動作に影響しなくなる。
【0041】クロックイネーブルバス220及び変更可
能バス230、及び、それらを取り扱うそれぞれの機能
ブロック61、62、100、110を様々な方法で実
現できる。それらのバスを実現するいくつかのアプロー
チは結合することも可能である。
【0042】図6及び7には、クロックイネーブルバス
220及び変更可能バス230が、サイトi当たり単一
の信号ラインである、実際の物理ワイヤから構成される
実施例が示されている。サイトディストリビュータ61
は、従って、バススプリッタ320とすることが可能で
あり、サイトアキュムレータ62は、バスジャンクショ
ン330に簡略化することが可能である。サイト選択手
段100aaは、単純なn入力マルチプレクサ100a
aとし、サイトエンコーダ110aaは、n出力デマル
チプレクサとすることが可能である。この実施は簡単で
あり、タイミング変更の実行速度には影響を与えない。
しかし、システム全体にわたって経路を定めることが必
要な、広いバスが要求される可能性がある。
【0043】図8には、サイトi毎のタイミング変更
が、クロックイネーブルバス220及び変更可能バス2
30上の時間多重化によって行われる別の実施例が示さ
れている。従って、この実施例の場合、クロックイネー
ブルバス220及び変更可能バス230は、単一の組を
なす信号ラインとすることが可能であり、今後は、中央
クロックイネーブル信号220及び変更可能信号230
として表す。サイトディストリビュータ61及びサイト
アキュムレータ62はもはや不要であり、やはり、時間
多重化ができるので、一つのタイミング変更回路60’
のみが必要となる。ただし、サイト選択手段100aa
及びサイトエンコーダ110aaは、時間多重化を実施
し、処理するので、より複雑になる。
【0044】図9に、図8の実施例による時間多重化の
実装例を示す。図10は、図9の実装例に関するタイミ
ング図である。しかし、いうまでもなく、当該技術にお
いて既知の他の時間多重化の実装例を適用することも可
能である。
【0045】いずれにしろ、時間多重化を構築するため
には、それぞれのサイトiに対して、中央クロックイネ
ーブル信号220及び中央変更可能信号230にタイム
スロットを割り当てるクロックを発生することが必要に
なる。この転送クロックは、中央において、クロックデ
ィバイダ160によって、中央転送クロック240とし
て、さらに、チャネルクロックディバイダ160a
a..160zzによって、テスタチャネル20a
a..20zzのそれぞれに分散されるチャネル転送ク
ロック500aa..500zzとして、(ゲートされ
ない)中央マスタクロック信号200から生成されるの
が望ましい。チャネルクロックディバイダ160a
a..160zzは、機能的に中央クロックディバイダ
160と同じにすることが可能である。
【0046】中央転送クロック240及びチャネル転送
クロック500aa..500zzは、全て同じ周期に
なるように発生するが、チャネル転送クロック500a
a..500zzは、中央転送クロック240に対し
て、その周期の約3/4だけ遅延させることが望まし
い。これによって、テスタチャネル20aa..20z
zから中央資源までのデータ累算時間として、チャネル
転送クロック500aa..500zzの立ち下がりエ
ッジから中央転送クロック240の立ち上がりエッジま
での時間が、1.5周期から選択された遅延を引いた時
間になり、中央資源からテスタチャネル20aa..2
0zzまでのデータ分散時間として、中央転送クロック
240の立ち上がりエッジからチャネル転送クロック5
00aa..500zzの立ち上がりエッジまでの時間
が、選択された遅延になる。こうして、累算時間と分散
時間の和を1.5で割った値以上の周期、すなわち、換
言すれば、累算時間+分散時間1・5*周期を選択す
ることによって、累算時間及び分散時間の最適な考慮が
可能になる。従って、遅延が周期のほぼ55%〜95%
の間にある場合、遅延は分散時間として選択することが
可能になる(図10の参照符号240と500aaとの
関係についても比較されたい)。
【0047】タイミング変更回路60’において、中央
クロックイネーブル信号220は、中央転送クロック2
40の各立ち上がりエッジ毎に更新され、このクロック
の周期毎に1つのサイトiに必要な処理が実施される
(図10の参照符号220についても比較されたい)。
【0048】テスタチャネル20aa..20zzの任
意のテスタチャネル20iiの一例としてのテスタチャ
ネル20aaにおいて、サイトカウンタ410aaは、
チャネル転送クロック500aaの立ち上がりエッジ毎
に、最初のサイトaから初めて、最後のサイトzまでカ
ウントし、さらに、再び最初のサイトからやり直すこと
によって、全てのテスタチャネル20aa..20zz
にプログラムされているサイトパラメータ280ii
(図9におけるサイトパラメータ280ii)によって
指定される、現在アクティブなサイトiを常に把握して
いる。サイトパラメータ280aa..280zzは、
全て、同じ値にセットされており、処理すべきサイト番
号を判定する手段である。サイト選択設定信号(ここで
は、チャネルサイト番号)260aa..260zz
は、テスタチャネル20aa..20zzに対して、そ
れらが定義されたサイトiのうちのどれに属するかを指
示するために用いられる。サイトカウンタ410aaに
よって、アクティブサイト番号510aaが出力され、
次に、サイト識別器420aaによってチャネルサイト
番号260aaと比較される。アクティブサイト番号5
10aaがチャネルサイト番号260aaに等しい場
合、サイトトーク信号520aaが、チャネル転送クロ
ック500aaのそのサイクル(サイクルは立ち上がり
エッジから立ち上がりエッジまでを意味するものとす
る)について、活性化され、チャネル転送クロック50
0aaによって刻時される2ステージパイプライン43
0aaによって遅延されて、サイトリスン信号520a
a”が、2サイクル後の転送クロックサイクルについ
て、活性化される。
【0049】サイトトーク信号520aaが非活性化し
ている間、認定されたサイトチャネル変更可能信号23
0aa”は、インバータ440aa及び(OR)ゲート
190aaによってハイレベルに保たれるので、ワイヤ
ード-アンドされた中央変更可能信号230は妨害され
ない。しかし、サイトトーク信号520aaが活性化し
ている間は、認定されたチャネル変更可能信号230a
a’は、(OR)ゲート190aaを通過し、その後に
出力することが可能になる。認定されたサイトチャネル
変更可能信号230aa”は、インバータ440aaを
介して、チャネル転送クロック500aaの立ち下がり
エッジに応答して、フリップフロップ110aaとする
ことが可能なサイトエンコーダ110aaによって、中
央変更可能信号230に加えられる。
【0050】中央クロックイネーブル信号220は、サ
イト選択手段(ここでは、サイトエンコーダ)100a
aによって、チャネル転送クロック500aaの立ち上
がりエッジで、定期的にサンプリングされる。サイトリ
スン信号520aa”がアクティブでない場合は、チャ
ネルクロックイネーブル信号220aa’は、(OR)
ゲート170aaによってハイレベルに保たれるので、
中央クロックイネーブル信号220上の他のサイトiに
関するデータは、このテスタチャネル20aaには影響
を及ぼさない。しかし、サイトリスン信号520aaが
アクティブのときは、サンプリングされたチャネルクロ
ックイネーブル信号220aa”は、(OR)ゲート1
70aaを通過して、チャネルマスタクロックゲート1
50aa及びタイミング発生器30aaを制御すること
ができる。
【0051】テスタチャネル20aa(任意のテスタチ
ャネル20iiの一例として)がそのタイミングを変更
する用意ができているある場合は、タイミング発生器3
0aaは、チャネル変更可能信号230aaを出力す
る。サイトトーク信号520aaがアクティブになる毎
に、このサイトiの全チャネルiiが、それぞれのチャ
ネル変更可能信号230iiを同様に活性化するまで、
チャネル変更可能信号230aaは、チャネル転送クロ
ック500aaの立ち下がりエッジで、中央変更可能信
号230に加えられる。こうなったときは、中央変更可
能信号230は、このサイクルについてハイレベルにな
る。タイミング変更回路60’は、中央転送クロック2
40の次の立ち上がりエッジで、1サイクルの間、中央
クロックイネーブル信号220を停止して反応する。チ
ャネル転送クロック500aaの次の立ち上がりエッジ
で、そのサンプリングを行い、この時点において、サイ
トリスン信号520aa”はアクティブであるため、認
定されたチャネルクロックイネーブル信号220aaは
非活性化する。こうして、このサイクルについて、ゲー
トされたチャネルマスタクロック信号210aaは停止
し、タイミング発生器30aaに対して、新たなタイミ
ングのプログラミングを起動する指示が出され、チャネ
ル変更可能信号230aaは停止する。チャネル転送ク
ロック500aaの次の立ち上がりエッジで、サイトリ
スン信号520aa”は、非活性化状態になって、その
チャネルのゲートされたマスタクロック信号210aa
が再び許可される。
【0052】この実施例の利点は、インターフェイスが
限定されていることと、殆ど任意のサイト数iに対応で
きることである。
【0053】いうまでもなく、本発明の実施に用いられ
る論理は、上記例において示された論理に制限されるも
のではない。すなわち、ORゲート(例えば、ORゲー
ト120、130、190、または、170)の代わり
に、ANDゲートまたは他の論理ゲートを利用すること
も可能であり、その結果、それに応じたそれぞれの論理
信号及び素子を採用しなければならないのは明らかであ
る。
【0054】
【発明の効果】本発明によるマルチチャネルアーキテク
チャによれば、例えば、あるチャネルにおいては連続ク
ロック信号を加えるが、一方では、例えば、DUTをテ
ストするための基準として新たなタイミングエッジを受
信するために、他のチャネルのクロック信号を変更する
ことが可能になるといったように、他のチャネルとは無
関係に、一つのチャネル毎に、クロック信号を供給する
ことが可能になる。
【0055】また、例えば、1つ以上の異なるDUTの
同時並列テストを実施するための、マルチサイトアーキ
テクチャを実装することもさらに可能になる。
【0056】さらに、本発明によれば、限られたインタ
ーフェースで、殆ど任意の数のサイト数に対応すること
が可能な、マルチチャネルアーキテクチャを構成するこ
とができる。
【0057】以下においては、本発明の種々の構成要件
の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。
【0058】1.中央マスタクロック信号(200)を
発生するための中央マスタクロック発生器(40)と、
デバイス(70)の入力または出力と接続可能な複数の
チャネル(20aa..20zz)と、前記複数のチャ
ネル(20aa..20zz)のそれぞれのチャネル
(20aa)に割り当てられて、前記中央マスタクロッ
ク信号(200)を受信し、前記中央マスタクロック信
号(200)からチャネルクロック信号(210aa)
を発生するためのチャネルマスタクロック手段(150
aa)とからなるマルチチャネルアーキテクチャ(1
0)。
【0059】2.前記複数のチャネル(20aa..2
0zz)が、複数のデバイス(70a..70z)の入
力または出力に接続可能であり、これによって、前記複
数のデバイス(70a..70z)の1つに接続される
前記チャネル(20aa..20zz)が、それぞれ1
つのサイトを形成するようになされたマルチチャネルア
ーキテクチャ(10)であって、さらに、それぞれのサ
イトについて、事前になされた設定に従って、前記それ
ぞれのチャネル(20aa)の前記チャネルクロック信
号(210aa)を修正するためのサイト信号(220
i)と、前記それぞれのチャネル(20aa)につい
て、事前になされた設定に従って、前記それぞれのチャ
ネル(20aa)の前記チャネルクロック信号(210
aa)を修正するためのチャネル信号(270aa)
と、前記チャネルマスタクロック手段(150aa)に
結合されて、前記サイト信号(220i)及び前記チャ
ネル信号(270aa)を受信し、前記サイト信号(2
20i)及び前記チャネル信号(270aa)によって
前記チャネルクロック信号(210aa)の発生を制御
するためのチャネル制御手段(120aa)とからなる
上項1に記載のマルチチャネルアーキテクチャ(1
0)。
【0060】3.前記サイト信号(220i)の優先順
位が、前記チャネル信号(270aa)より低いことか
らなる上項2に記載のマルチチャネルアーキテクチャ
(10)。
【0061】4.前記チャネルマスタクロック手段(1
50aa)が、前記中央マスタクロック信号(200)
から、前記それぞれのチャネル(20aa)に対する前
記チャネルクロック信号(210aa)を、前記それぞ
れのチャネル(20aa)の基準信号として発生するた
めの手段を備えている上項1または2に記載のマルチチ
ャネルアーキテクチャ(10)。
【0062】5.前記複数のチャネル(20aa..2
0zz)に加えられるクロック変更信号(220)を発
生して、前記それぞれのチャネルクロック信号(210
ii)の変更を開始させるためのタイミング変更手段
(60)を備え、前記複数のチャネル(20aa..2
0zz)が、前記それぞれのチャネル(20aa)を選
択して、前記それぞれのチャネルクロック信号(210
aa)を変更するためのチャネル制御手段(120a
a)を、さらに備えていることからなる上項1に記載の
マルチチャネルアーキテクチャ。
【0063】6.各サイトのそれぞれに対する前記サイ
ト信号(220i)を発生するための少なくとも1つの
前記タイミング変更手段(60)を備えており、前記そ
れぞれのサイト信号(220i)は、前記サイトの前記
それぞれのチャネル(20aa..20zz)に加えら
れて、前記サイトにおける前記それぞれのチャネルクロ
ック信号(210ii)の変更を開始することから成る
マルチチャネルアーキテクチャであって、前記複数のチ
ャネル(20aa..20zz)が、さらに、前記チャ
ネル(20aa)に対して、前記それぞれのサイト信号
(220aa’すなわち220a)を選択し、前記サイ
トにおける前記それぞれのチャネルクロック信号(21
0aa)を変更するためのサイト選択手段(100a
a)と、前記チャネル信号(270aa)によって前記
それぞれのチャネル(20aa)を選択し、前記それぞ
れのチャネルクロック信号(210aa)を変更するた
めのチャネル制御手段(120aa)とを備えているこ
とから、さらになる上項2に記載のマルチチャネルアー
キテクチャ(10)。
【0064】7.上項1または2に記載のマルチチャネ
ルアーキテクチャ(10)をテスタ装置において、望ま
しくは、ICテスタ装置において使用すること。
【0065】8.前記マルチチャネルアーキテクチャ
(10)においてクロック信号を発生するための方法で
あって、前記中央マスタクロック信号(200)を発生
するステップと、前記マルチチャネルアーキテクチャ
(10)内の前記複数のチャネル(20aa..20z
z)のうちの前記1つのチャネル(20aa)によっ
て、前記中央マスタクロック信号(200)を受信する
ステップと、そして、前記それぞれのチャネル(20a
a)に対して、前記中央マスタクロック信号(200)
から、前記チャネルクロック信号(210aa)を発生
するステップとからなる方法。
【0066】9.前記それぞれのチャネル(20aa)
に対する、前記チャネルクロック信号(210aa)
を、前記それぞれのチャネル(20aa)に対する、前
記基準信号とするステップをさらに含む上項8に記載の
方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該技術において既知のピン当たり1テスタア
ーキテクチャを示す図である。
【図2】連続クロックをサポートする、本発明によるテ
スタアーキテクチャの第1の実施例を示す図である。
【図3】連続クロックをサポートする、本発明によるテ
スタアーキテクチャの第1の実施例を示す図である。
【図4】マルチサイトへの適用を、さらに可能にする、
本発明によるテスタアーキテクチャの第2の実施例を示
す図である。
【図5】マルチサイトへの適用を、さらに可能にする、
本発明によるテスタアーキテクチャの第2の実施例を示
す図である。
【図6】図4及び5によるマルチサイトテスタアーキテ
クチャの実施例を示す図である。
【図7】図4及び5によるマルチサイトテスタアーキテ
クチャの実施例を示す図である。
【図8】時間多重化を利用した、図4及び5によるマル
チサイトアーキテクチャの別の実施例を示す図である。
【図9】図8によるマルチサイトテスタアーキテクチャ
内における時間多重化の実施例を示す図である。
【図10】図9の例に関するタイミング図を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 マルチチャネルアーキテクチャ 20aa〜20zz チャネル 40 中央マスタクロック発生器 70 デバイス(DUT) 150aa チャネルマスタクロック手段 200 中央マスタクロック信号 210aa チャネルクロック信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央マスタクロック信号(200)を発生
    するための中央マスタクロック発生器(40)と、 デバイス(70)の入力または出力と接続可能な複数の
    チャネル(20aa..20zz)と、 前記複数のチャネル(20aa..20zz)のそれぞ
    れのチャネル(20aa)に割り当てられて、前記中央
    マスタクロック信号(200)を受信し、前記中央マス
    タクロック信号(200)からチャネルクロック信号
    (210aa)を発生するためのチャネルマスタクロッ
    ク手段(150aa)とからなるマルチチャネルアーキ
    テクチャ(10)。
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