JPH11235622A - 放電加工機 - Google Patents

放電加工機

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JPH11235622A
JPH11235622A JP3512798A JP3512798A JPH11235622A JP H11235622 A JPH11235622 A JP H11235622A JP 3512798 A JP3512798 A JP 3512798A JP 3512798 A JP3512798 A JP 3512798A JP H11235622 A JPH11235622 A JP H11235622A
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saddle
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electric discharge
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Masahiro Iesawa
雅宏 家澤
Akihiko Imashiro
昭彦 今城
Mitsuaki Miyahara
光章 宮原
Toshiya Nagata
敏也 永田
Shigeaki Naka
成章 仲
Makoto Tanaka
田中  誠
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め精度の劣化を防止し、構造の軽量化
による低コスト化を達成し、また位置決め誤差を補正す
ることによって、高精度な加工を実現する。 【解決手段】 被加工物を載置するテーブル27と、被
加工物を放電加工する放電電極を支持するビーム部材2
8と、ビーム部材28を支持するコラム39と、コラム
39を前後方向に摺動させる直動案内機構30と、テー
ブル27と直動案内機構30を含み、且つ、この機構3
0から上の構造部材(ビーム部材28、コラム39)と
を載置した箱状のベッド31を備え、ベッド31の表
面、各側面及び背面の少なくとも1面に直交する対角線
状の板材とこの板材の直交点を縦方向に抜ける板材が残
るように開口部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極と被加工物の
微小間隔に加工液を満たし、電極と被加工物との間に放
電を発生させて被加工物の加工を行う放電加工機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば三菱ワイヤ放電加工機DI
AX FXシリーズのカタログに示された第1の従来例の放
電加工機の概観を示す斜視図である。図において、1は
ワークを載せるテーブル、2はワーク1を加工する電極
を支持するビーム部材、3はビーム部材2を支持するコ
ラム、4はコラム3を摺動するために設けられた直動案
内機構、5は直動案内機構4を介してコラム3を支持す
るサドル、6はサドル5を直動案内機構4と直角方向に
摺動させるために設けられた直動案内機構である。7は
サドル5を支持する鋳物性のベッドである。ベッド7の
正面と側面には、鋳物コストを抑えるために矩形の開口
部が設けられている。
【0003】次に第1の従来の放電加工機の動作につい
て説明する。テーブル1上に固定されたワークに対し
て、電極を支持するビーム部材2を相対運動させること
でワークを所望の形状に加工する。ビーム部材2とコラ
ム3の相対運動でテーブル1に対して上下方向、コラム
3とサドル5の相対運動でテーブル1に対して前後方
向、サドル5とベッド7の相対運動でテーブル1に対し
て左右方向にビーム部材1の位置を決定する。
【0004】各方向への移動は、ビーム部材2とコラム
3、コラム3とサドル5、サドル5とベッド7のそれそ
れの間に取り付けられたボールねじ8と及び図8では省
略しているが数値制御装置の位置指令によって位置制御
されるサーボモータによって行われる。放電加工機は高
精度な位置決め精度が要求されるため、各機構部あるい
は各構成物間に発生する摩擦力などの外乱を抑制し、位
置決め誤差を小さくするために、サーボモータの制御ゲ
インを大きくする必要がある。
【0005】図9は例えば特開平1−222302号公
報に示された第2の従来例にかかる数値制御装置の構成
を示すブロック図である。図9において、9は例えば各
サンプリングごとの移動増分量等である補間情報を入力
し、モータに対する速度指令を出力する加減速処理装置
である。10は加減速処理装置9の出力に従ってモータ
10−1の位置決め制御を行うサーボ機構であり、モー
タ10−1と連動する速度検出器10−2、位置検出器
10−3、モータフィードバック位置を入力する位置制
御器10−4、モータフィードバック速度を入力する速
度制御器10−5、モータフィードバック位置と速度制
御器10−5の出力信号を入力する増幅器10−6より
構成されている。
【0006】11はサーボ機構10から出力されるモー
タフィードバック速度を記憶するモータフィードバック
速度記憶装置である。12はモータフィードバック速度
記憶装置11に記憶されたモータフィードバック速度を
入力し、このモータフィードバック速度の極性が反転し
たか否かを判別する速度反転判別器である。13はモー
タフィードバック速度記憶装置11に記憶されたモータ
フィードバック速度を入力し、モータの移動開始か否か
を判別する移動開始判別器である。14はサーボ機構1
0から出力されるモータフィードバック電流を記憶する
モータフィードバック電流記憶装置である。
【0007】15はモータフィードバック電流値とロス
トモーション量の比例定数を記憶する比例定数記憶装置
である。16は比例定数記憶装置15に記憶された情報
と定数項記憶装置17に記憶された情報とを入力し、ロ
ストモーション補正量を算出するテーブル/関数機能を
備えたロストモーション補正量算出装置である。
【0008】次に、上記第2の従来例にかかる数値制御
装置の動作について説明する。加減速処理装置9の出
力、例えばモータ10−1に対する速度指令などの位置
情報がサーボ機構10に入力され、サーボ機構10は指
令された情報に従ってモータ10−1を制御する。この
とき、モータフィードバック速度をサンプリングし、モ
ータフィードバック速度記憶装置14に入力する。
【0009】速度反転判別器12ではモータフィードバ
ック速度記憶装置11に記憶されたモータフィードバッ
ク速度により、モータフィードバック速度の反転する時
点を求め、モータフィードバック電流記憶装置14にモ
ータフィードバック電流サンプリングの指令を入力す
る。モータフィードバック電流記憶装置14は速度反転
判別器12または移動開始判別器13の指令により、サ
ーボ機構10より出力されるモータフィードバック電流
値をサンプリングし、ロストモーション補正量算出装置
16に出力する。
【0010】上記ロストモーション補正量算出装置16
はモータフィードバック電流記憶装置14により入力さ
れたモータフィードバック電流値と、比例定数記憶装置
15に記憶された情報と、定数記憶装置17に記憶され
たモータフィードバック電流をI、比例定数記憶装置1
5に記憶された比例定数をa、定数項記憶装置17に記
憶された定数項をbとすれば、ロストモーション補正量
εは次式によって求められる。
【0011】ε=a・I+b
【0012】ロストモーション補正量算出装置16によ
り求められたロストモーション補正量εは、加減速処理
装置9の出力とともにサーボ機構10に入力される。
【0013】上記の第2の従来例はサーボモータ所望時
の駆動電流とロストモーション補正量との関係を表すテ
ーブル/関数を備え、駆動電流検出手段にて検出された
サーボモータ所望時の駆動電流により、上記テーブル/
関数にもとづいてロストモーションを補正する手段によ
ってロストモーション補正量εを演算し補正する。
【0014】図10は、特願平7−003511号公報
に記載された第3の従来例にかかる位置決め装置であ
る。図において、18はサーボモータ19の回転力を直
線運動に変換して可動テーブル20を直線運動させるボ
ールねじ、21はサーボモータ19の回転位置検出器、
22は回転位置検出器21からの出力の時間変化からサ
ーボモータ19の回転速度方向切り換わりを判別する判
別手段。
【0015】23は算出手段であり、この算出手段23
はサーボモータ19の回転速度方向切り換わり時の回転
検出位置からの変位量に対して補正量が比例増加し、変
位量が大きくなるにつれて該比例増加の傾きを数段階に
減少させる比例領域および変位量がある値以上になった
とき該補正量が一定となり、正方向駆動における該一定
補正値と負方向駆動における該一定補正値の差が、正方
向駆動から負方向駆動に切り替わったときと、負方向駆
動から正方向駆動に切り替わったときとで同一である飽
和領域よりなる力学モデルに基づいて作成されたロスト
モーション補正モデルからロストモーション補正量を算
出する。
【0016】24は加算手段であり、この加算手段24
は算出手段23で算出したロストモーション補正値を位
置指令生成手段25から出力された位置指令値に加算
し、モータ制御手段26のロストモーション補正を行
う。
【0017】この従来例によれば、サーボモータ19の
回転速度方向が切り替わったときの回転検出位置からの
変位量に対して補正量が比例増加する比例領域とサーボ
モータ19の回転速度方向が切り替わったときの回転検
出位置からの変位量がある値以上になったとき該補正量
が一定値となる飽和領域を有するロストモーション補正
モデルからロストモーション補正量を算出し、この算出
した補正量を数値制御装置から生成される位置指令値に
加算するように構成しているので、駆動系の弾性変形や
がたによって生じる速度方向切り替え時の軌跡の段差を
生じることなく、なめらかで高精度な位置決めが実現で
きる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように第1の従
来例の放電加工機では、電極を支持するビーム部材2の
位置決めが、サーボモータによって行われるため、加工
精度を向上させるにはサーボモータを制御する制御器の
制御ゲインを大きくする必要がある。
【0019】しかし、制御器の制御ゲインを大きくする
と機械構造体の振動を励起するため、安定な加工ができ
なくなるという問題点がある。また、制御ゲインを大き
くするためには、ベッド7の板厚を大きくして構造の剛
性を高め、機械共振周波数をモータの制御帯域幅よりも
十分高くする必要がある。
【0020】例えば、製造コストを抑えるためにベッド
7前面に矩形の開口部を形成した場合、機械構造体の剛
性が著しく低下するため、制御ゲインを小さくせざるを
えなくなり、サーボモータの応答特性が悪くなる。
【0021】このため、ボールねじ8や直動案内機構6
の摩擦力による位置決め精度は低下し、加工精度は低下
する。また、コラム移動型放電加工機においてはワーク
と電極との間の微小間隔を高速に駆動するので、機械共
振周波数が低下すると高速位置決めしたときに振動が生
じてワークと電極との間の微小間隔を適正に制御するこ
とが不能となって安定な放電が行われなくなり、加工速
度が低下するという問題点がある。
【0022】また、第1の従来例において、電極を支持
するビーム部材2がサドル4の下のボールねじ8によっ
て左右方向に駆動されるため、コラム3からのビーム部
材2のはりだし量が大きい場合には、サドル5に作用す
る加工槽(テーブル)のシール板などの摺動部の摩擦力
などの外力によって生じるサドル4の回転がビーム部材
2のはりだしによって拡大され、ビーム部材2に支持さ
れた電極とワーク間の位置決め精度が低下するという問
題点がある。
【0023】コラム3は前後方向に移動し、ボールねじ
8からビーム部材2の先端の電極までの距離はコラム3
の位置によって変化する。このため、コラム3の位置に
よって発生する位置決め誤差は異なる。
【0024】第2の従来例の装置では、サーボモータ所
望時の駆動電流とロストモーション補正量との関係を表
すテーブル/関数を備え、駆動電流検出手段にて検出さ
れたサーボモータ所望時の駆動電流により、上記テーブ
ル/関数にもとづいてロストモーションを補正する手段
によってロストモーション補正量を演算してロストモー
ションを補正するため、コラム3の前後方向位置によっ
て発生する位置誤差が変化するような第1の従来例の装
置に第2の従来例のロストモーション補正モデルをその
まま適用すると、位置誤差の変化に対応できないため位
置決め誤差が拡大するという問題点がある。
【0025】第3の従来例の装置は、サーボモータ19
の回転速度方向が切り替わったときの回転検出位置から
の変位量に対して補正量が比例増加する比例領域と、サ
ーボモータ19の回転速度方向が切り替わったときの回
転検出位置からの変位量がある値以上になったときの補
正量が一定値となる飽和領域とを有するロストモーショ
ン補正モデルからロストモーション補正量を算出し、こ
の算出した補正量を数値制御装置から生成される位置指
令値に加算するように構成しているので、第2の従来例
同様に、コラム3は前後方向位置によって変化する位置
誤差に対応できないため、位置決め誤差が拡大するとい
う問題点がある。
【0026】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、位置決め精度の劣化を防止し、
構造の軽量化による低コスト化を達成する。また、位置
決め誤差を補正することによって、高精度な放電加工を
行うことができる放電加工機を得ることを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】第1の発明の放電加工機
は、被加工物を載置するテーブルと、被加工物を放電加
工する放電電極を支持するビーム部材と、このビーム部
材を支持するコラムと、このコラムを前後方向に摺動さ
せる直動案内機構と、前記テーブルと前記直動案内機構
を含み、且つ、この機構から上の構造部材とを載置した
箱状のテーブルを備え、このテーブルの表面、各側面及
び背面の少なくとも1面に直交する対角線状の板材とこ
の板材の直交点を縦方向に抜ける板材が残るように開口
部を形成したものである。
【0028】第2の発明の放電加工機は、コラムを前後
方向に摺動させる直動案内機構を支持するサドルと、こ
のサドルを左右方向に摺動させる直動案内機構と、前記
テーブルと前記サドルを左右方向に摺動させる直動案内
機構を含み、且つ、この機構から上の構造部材とを載置
した箱状のテーブルを備え、このテーブルの表面、各側
面及び背面の少なくとも1面に直交する対角線状の板材
とこの板材の直交点を縦方向に抜ける板材が残るように
開口部を形成したものである。
【0029】第3および4の発明の放電加工機は、コラ
ムの位置指令を生成する位置指令生成手段と、直動案内
機構より入力したサドルとコラムの動作信号よりコラム
の前後方向とサドルの左右方向の位置、速度情報を求め
ると共に、これら位置情報をパラメータとする関数から
求めたコラムの位置誤差の補正値を算出する算出手段
と、この算出された補正値と前記位置指令との加算値よ
り生成された補正後の位置指令にサドルの位置制御を行
う位置制御手段とを備え、コラムの前後方向位置とサド
ルの左右方向の位置、速度をパラメータとする関数から
求めた補正値を位置指令値に加えることによって、ビー
ム先端位置を所望の位置に位置決めするようにしたもの
である。
【0030】第5および6の発明の放電加工機は、コラ
ムの位置指令を生成する位置指令生成手段と、直動案内
機構より入力したサドルとコラムの動作信号よりコラム
の前後方向とサドルの左右方向の位置、速度情報を求め
ると共に、一方向のみを考慮したロストモーション補正
モデルから算出されるロストモーション補正値を、コラ
ムの前後方向位置をパラメータとする関数によって修正
し、この修正した補正値を前記位置指令値に加える算出
手段を備え、従来の一方向のみを考慮したロストモーシ
ョン補正モデルから算出されるロストモーション補正値
を、コラムの前後方向位置をパラメータとする関数によ
って修正し、この修正した補正値を位置指令値に加える
ことによって、ビーム先端位置を所望の位置に位置決め
するようにしたものである。
【0031】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の第1の実施の形態に係る放電加工機(コラム移動型放
電加工機)の概観を示す斜視図である。図において、2
7はワークを載せるテーブル、28はワークを加工する
電極を支持するビーム部材、29はビーム部材28を支
持するコラム、30はコラム28を前後方向に摺動する
ために設けられた直動案内機構、31はコラム29を支
持するベッドである。コラム29はボールねじ32を介
してサーボモータ33によって位置決めされる。
【0032】また、図1中では省略しているが、直動案
内機構30とボールねじ32に対して直角になるように
設けられた直動案内機構、ボールねじ、サーボモータに
よってコラム29の2次元方向(直動案内機構30に対
して直行方向)の位置決めが可能である。ベッド31の
外枠の正面にはX形状の板材とX形状を縦に2分割する
I形状の板材を残すように開口部を形成してある。
【0033】図2は、図1における放電加工機のベッド
との比較のためにベッド31の前面の板材表面積に占め
る開口面積の割合を図8に示す従来例1と同一になるよ
うに矩形の開口部を形成したものである。図2における
ベッドの開口面積は、図1に示す本発明の実施の形態1
における放電加工機のベッドの開口面積1/2である。
【0034】図3は、ベッド31のその大きさを図1に
示す放電加工機のベットと同一になるように、ベッド3
1の外枠の正面の開口面積の割合を図1に示す本実施の
形態における放電加工機のベッドの開口面積の割合と同
一となる矩形の開口部を形成したものである。
【0035】図4は、図1〜3のベッドのサーボモータ
33への位置指令値からビーム部材28の先端位置まで
の周波数伝達特性である。横軸は図2の装置の一次の機
械共振周波数を1として正規化した周波数、縦軸は一次
の機械共振周波数から十分低い周波数におけるゲイン
(ビーム部材28の先端位置/サーボモータ33への位
置指令値)を0dBとして正規化したゲインである。
【0036】本実施の形態における放電加工機のベッド
の穴面積の割合は、図2に示す放電加工機のベッドの開
口面積の2倍であるにも係わらず、図2と同等以上の一
次機械共振周波数が得られている。図3に示すベッドの
開口部が矩形であると、一次共振周波数は本実施の形態
に係る放電加工機および図2に示す放電加工機よりも小
さくなっている。
【0037】図5(a),(b)は本実施の形態に係る
放電加工機のベッドの振動モード(b)と図3に示す放
電加工機のベッドの振動モード(a)との比較である。
図3の矩形の開口部を有するベッドでは、ベッド底面付
近で変形が生じている。これに対し、図5(b)に示す
ように本実施の形態における放電加工機のベッドはほと
んど変形していない。従って、ベッドに形成する開口部
は矩形よりX形状とI形状を残すようにベッドの開口部
を形成することによってベッドをより高剛性化にするこ
とができている。
【0038】実施の形態2.図6は本発明の実施の形態
2に係る放電加工機の構成を示す図である。図におい
て、34はワークを加工する電極を支持するビーム部
材、35はビーム部材34を支持するコラム、36はコ
ラム35を前後方向に摺動するために設けられた直動案
内機構、37はコラム35を支持するサドル、38はサ
ドル37をコラム35の摺動方向に対して直角方向(X
方向)に摺動するための直動案内機構、39はサドル3
7を支持するベッドの上部、40はサドル37を駆動す
るボールねじ、41はボールねじ40を回転させるサー
ボモータ、42はサーボモータ41の回転軸の位置を検
出する回転位置検出器、43は回転位置検出器42から
検出した回転位置とコラム35の位置からビーム部材3
4の先端の位置誤差を算出する算出手段、44は算出手
段43によって算出された位置誤差値と位置指令生成手
段45からの位置指令値を加算する加算手段、46は加
算手段44によって生成された位置指令値によってサー
ボモータ41を位置制御するサーボモータ制御手段であ
る。
【0039】尚、図6には示していないが、図1と同様
に、コラム35をY方向に摺動させる直動案内機構3
0、駆動用のボールネジ32、このボールねじを回転さ
せるサーボモータ33、サーボモータ33の回転軸の位
置を検出する回転位置検出器が備えられている。各回転
位置検出器は例えばサーボモータの回転軸の回転数に比
例した周波数のパルスを出力するオプティカルエンコー
ダとし、算出手段43はパルスを計数することでコラム
35の前後方向移動距離(位置)とサドル37の左右方
向移動距離(位置)そして単位時間当たりの移動距離を
演算することでサドル37の左右方向速度およびコラム
35の前後方向速度を算出する。
【0040】サドル37には加工槽のシール板などの摺
動部の摩擦力や蛇腹などの摺動抵抗力によってモーメン
ト力が加わり、サドル37が回転するため、ビーム部材
34先端移動距離とボールねじ40の可動部の移動距離
の間に差を生じる。
【0041】本実施の形態に係る放電加工機は、算出手
段43によってビーム部材34先端移動距離とボールね
じ40の可動部の移動距離の間の差である位置誤差値を
算出し、この位置誤差値と位置指令生成手段45からの
位置指令値とを加算手段44において加算して位置指令
値を生成する。生成された位置指令値はサーボモータ制
御手段46において位置指令値に加算することで、位置
決め誤差の発生を抑制する。
【0042】つぎに、算出手段43において構成される
位置誤差算出モデルについて説明する。図7は図6に示
す放電加工機における位置誤差拡大機構の力学モデルを
示す図である。
【0043】放電加工機のビーム部材34により指示さ
れた電極(図示しない)は加工液に浸されており、さら
にサドル37には加工槽48の水漏れを塞ぐために取り
付けられたシール板47が加工槽48と相対運動するこ
とによって生じる摩擦力を受けるため、電極を支持する
ビーム部材2の先端にはボールねじ40からサドル37
に伝達される駆動力と逆向きの力が作用する。
【0044】このため、サドル37の速度方向が反転し
てロストモーションが飽和した状態においては、サドル
4に対してビーム部材34の先端が常に遅れる。この遅
れ量はビーム部材34の張り出し量が大きいほど拡大さ
れる。
【0045】従来例1における放電加工機のビーム部材
2の先端位置によって真円精度が変化する状況を図11
の(a),(b)に示す。図11(a)はビーム部材2
の張り出し量が小さい位置、同図(b)はビーム部材2
の張り出し量が大きい位置にコラム3を位置決めしたと
きの真円測定結果を示す図である。ビーム部材2の張り
出し量が大きくなることにより、速度方向切り換え点の
位置誤差が大きくなっている。
【0046】次に、この力学モデルから導出される算出
手段43の位置誤差の補正式を説明する。図7におい
て、xはサドル37の速度方向反転位置からの位置誤差
が飽和しているとみなせる状態になるまでのサドル37
の左右方向移動距離、θは速度方向反転位置からサドル
37の左右方向回転角度、Y0はサドル37の回転中心
からビーム部材34の先端までの突き出し量である。
【0047】YFはサドル37の回転中心からビーム部
材34の先端の電極までの突き出し量で、コラム35が
最前部にある場合である。yはサドル37の回転中心か
らビーム部材34の先端の電極までの突き出し量で、コ
ラム35が前後方向に関して可動範囲内で任意の位置に
ある場合である。
【0048】(δ0maxはコラム35がY0の位置にあ
るときに速度方向の反転によって生じるロストモーショ
ンの最大値、(δFmaxはコラム35がYFの位置にあ
るときに速度方向の反転によって生じるロストモーショ
ンの最大値、(δ)maxはコラム35がyの位置にある
ときに速度方向の反転によって生じるロストモーション
の最大値である。コラム35がyの位置にあるときのロ
ストモーションδは次式となる。
【0049】 δ=δ0+((δFmax―(δ0max)・y/YF =δ0[1+((δFmax―(δ0max)・y/((δ0max・YF)] =δ0[1+β・y] ただし、β=((δFmax―(δ0max)/((δ0
max・YF
【0050】算出手段43においてこの関係式に相当す
る演算処理を行うことにより、位置誤差の補正値を算出
する。算出した位置誤差の補正値を位置指令生成手段4
5から算出された位置指令値に加えることによって、コ
ラム35の回転によって拡大されるビーム部材先端に支
えられた電極の位置誤差を補正することができる。
【0051】なお、δ=δ0[1+β・y]のδ0を従来
のロストモーション補正から算出されるロストモーショ
ン補正値と置き換えれば、ボールねじなどの駆動系のが
たや弾性変形によって生じるロストモーションととも
に、ビーム部材34の張り出しによって拡大、変化する
ロストモーションの補正も可能となり、通常の一方向の
みを考慮したロストモーション補正モデルに比べて位置
誤差を小さくできる。
【0052】
【発明の効果】第1の発明の放電加工機は、被加工物を
載置するテーブルと、被加工物を放電加工する放電電極
を支持するビーム部材と、このビーム部材を支持するコ
ラムと、このコラムを前後方向に摺動させる直動案内機
構と、前記テーブルと前記直動案内機構から上の構造部
材とを載置した箱状のテーブルを備え、このテーブルの
表面、各側面及び背面の少なくとも1面に直交する対角
線状の板材とこの板材の直交点を縦方向に抜ける板材が
残るように開口部を形成したので、従来の矩形状の穴を
有する同一重量のベッドよりも剛性を高くすることがで
きため機械剛性の低下によるモータの位置決め精度の低
下を防止できると共に、加工精度の低下が防止できると
いう効果がある。
【0053】また、このようなコラム移動型の放電加工
機においてはワークと電極との間の微小間隔を高速に駆
動するので、機械共振周波数が低下すると高速位置決め
したときに振動が生じて加工速度が低下するが、本発明
のベッド構造を用いることで同一の重量を持つ従来のベ
ッドに比べて振動を小さくでき、加工速度を向上するこ
とができるという効果がある。
【0054】第2の発明の放電加工機は、コラムを前後
方向に摺動させる直動案内機構を支持するサドルと、こ
のサドルを左右方向に摺動させる直動案内機構と、前記
テーブルと前記直動案内機構から上の構造部材とを載置
した箱状のテーブルを備え、このテーブルの表面、各側
面及び背面の少なくとも1面に直交する対角線状の板材
とこの板材の直交点を縦方向に抜ける板材が残るように
開口部を形成したので、従来の矩形状の穴を有する同一
重量のベッドよりも剛性を高くすることができるため、
機械剛性の低下によるモータの位置決め精度の低下を防
止できると共に、加工精度の低下が防止できるという効
果がある。
【0055】また、同一の剛性になるようにベッド穴の
大きさを決めた場合、本発明のベッド構造の方が重量を
軽くできるので、材料費を減らすことができるので、製
造にかかるコストを小さく抑えることができるという効
果がある。更に、剛性の低下による位置決め精度の低下
を防止することができるので、加工精度を高めることが
できるという効果がある。
【0056】第3および第4の発明の放電加工機は、コ
ラムの位置指令を生成する位置指令生成手段と、直動案
内機構より入力したサドルとコラムの動作信号よりコラ
ムの前後方向とサドルの左右方向の位置、速度情報を求
めると共に、これら位置情報をパラメータとする関数か
ら求めたコラムの位置誤差の補正値を算出する算出手段
と、この算出された補正値と前記位置指令との加算値よ
り生成された補正後の位置指令にサドルの位置制御を行
う位置制御手段とをを備え、コラムの前後方向位置とサ
ドルの左右方向の位置、速度をパラメータとする関数か
ら求めた補正値を位置指令値に加えることによってビー
ム先端位置を所望の位置に位置決めするようにしている
ので、従来のサドル、コラムを駆動させることで電極を
前後・左右方向に位置決めする構造の放電加工機の位置
精度を向上させることができるという効果がある ま
た、新たに部品を追加する必要がないので、製造にかか
るコストを上げることなく、加工精度を高めることがで
きるという効果がある。
【0057】第5および第6の発明の放電加工機は、コ
ラムの位置指令を生成する位置指令生成手段と、直動案
内機構より入力したサドルとコラムの動作信号よりコラ
ムの前後方向とサドルの左右方向の位置、速度情報を求
めると共に、一方向のみを考慮したロストモーション補
正モデルから算出されるロストモーション補正値を、コ
ラムの前後方向位置をパラメータとする関数によって修
正し、この修正した補正値を前記位置指令値に加える算
出手段を備え、従来の一方向のみを考慮したロストモー
ション補正モデルから算出されるロストモーション補正
値を、コラムの前後方向位置をパラメータとする関数に
よって修正し、この修正した補正値を位置指令値に加え
ることによってビーム先端位置を所望の位置に位置決め
するようにしているので、従来のサドル、コラムを駆動
させることで電極を前後・左右方向に位置決めする構造
の放電加工機において、NC制御プログラムのみの簡単
な修正で、従来の装置よりも位置決め精度を高めること
ができるという効果がある
【0058】また、この発明では、新たに部品を追加す
る必要がないので、製造にかかるコストを上げることな
く性能向上が図れる。また、剛性の低下によって発生す
る位置誤差も補正できるので、従来高剛性で高価なボー
ルねじと板厚の厚い機械構造を用いることで高精度を達
成していた放電加工機においては、ボールねじの品質や
機械構造の板厚を落とすことができるので、放電加工機
の製作にかかるコストを小さく抑えることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の放電加工機の構成
図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の効果を確認するた
めに用いた放電加工機の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1の効果を確認するた
めに用いた放電加工機の構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の放電加工機のモー
タ位置指令から上部ビーム部材で支持される電極とテー
ブル上に設置されたワークとの相対変位までの周波数応
答を説明する周波数特性図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の放電加工機の振動
モードである。
【図6】 この発明の実施の形態2の放電加工機の構成
図である。
【図7】 この発明の実施の形態2の位置誤差の拡大機
構を示すための力学モデルを説明する図である。
【図8】 第1の従来例の放電加工機の構成図である。
【図9】 第2の従来例の放電加工機の構成図である。
【図10】 第3の従来例の放電加工機の構成図であ
る。
【図11】 第1の従来例の放電加工機の真円精度測定
結果を示す図である。
【符号の説明】
27 テーブル、28 上部ビーム部材、29 コラ
ム、30 直動案内機構、31 ベッド、31,32
ボールねじ、33 サーボモータ、34 上部ビーム部
材、35 コラム、36 直動案内機構、37 サド
ル、38 直動案内機構、39 ベッド、40 ボール
ねじ、41 サーボモータ、42 回転位置検出器、4
3 算出手段、44 加算手段、45 位置指令生成手
段、46 サーボモータ制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 敏也 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 仲 成章 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 田中 誠 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を載置するテーブルと、被加工
    物を放電加工する放電電極を支持するヘッドと、このヘ
    ッドを支持するコラムと、このコラムを前後方向に摺動
    させる直動案内機構と、前記テーブルと前記直動案内機
    構を含み、且つ、前記機構から上の構造部材とを載置し
    た箱状のテーブルを備え、このテーブルの表面、各側面
    及び背面の少なくとも1面に、直交する対角線状の板材
    とこの板材の直交点を縦方向に抜ける板材が残るように
    開口部を形成したことを特徴とする放電加工機。
  2. 【請求項2】 コラムを前後方向に摺動させる直動案内
    機構を支持するサドルと、このサドルを左右方向に摺動
    させる直動案内機構と、前記テーブルと前記サドルを左
    右方向に摺動させる直動案内機構を含み、且つ、この機
    構から上の構造部材とを載置した箱状のテーブルを備
    え、このテーブルの表面、各側面及び背面の少なくとも
    1面に、直交する対角線状の板材とこの板材の直交点を
    縦方向に抜ける板材が残るように開口部を形成したこと
    を特徴とする請求項2に記載の放電加工機。
  3. 【請求項3】 コラムの位置指令を生成する位置指令生
    成手段と、直動案内機構より入力したサドルとコラムの
    動作信号よりコラムの前後方向とサドルの左右方向の位
    置、速度情報を求めると共に、これら位置情報をパラメ
    ータとする関数から求めたコラムの位置誤差の補正値を
    算出する算出手段と、この算出された補正値と前記位置
    指令との加算値より生成された補正後の位置指令に従っ
    てサドルの位置制御を行う位置制御手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項2に記載の放電加工機。
  4. 【請求項4】 算出手段は、コラムの前後方向位置とサ
    ドルの左右方向の位置、速度に等価な量をパラメータと
    する関数δから求めた位置誤差の補正値δを位置指令値
    に加えることによって、サドルの位置制御を行いビーム
    先端位置を所望の位置に決めることを特徴とする請求項
    3に記載の放電加工機。 δ=δ00・y・{(δF)max―(δ0)max}/{(δ0)max・Y
    F} ただし、 δ0:任意のコラム位置(前後方向位置)におけ
    る左右方向のロストモーション (δ0)max:任意のコラム位置(前後方向位置)における左
    右方向のロストモーションの最大値 YF0を測定したコラム位置からのコラムの前後方向
    変位量 δF:コラムがのYFの位置にあるときの左右方向のロス
    トモーション (δF)max:コラムがのYfの位置にあるときの左右方
    向のロストモーションの最大値 y:コラムの前後方向位置(任意) δ:コラムがyの位置にあるときのロストモーション
  5. 【請求項5】 コラムの位置指令を生成する位置指令生
    成手段と、直動案内機構より入力したサドルとコラムの
    動作信号よりコラムの前後方向とサドルの左右方向の位
    置、速度情報を求めると共に、一方向のみを考慮したロ
    ストモーション補正モデルから算出されるロストモーシ
    ョン補正値を、コラムの前後方向位置をパラメータとす
    る関数によって修正し、この修正した補正値を前記位置
    指令値に加える算出手段を備え、ビーム先端位置を所望
    の位置に決めることを特徴とする請求項2に記載の放電
    加工機。
  6. 【請求項6】 算出手段は、コラムの前後方向位置とサ
    ドルの左右方向の位置、速度に等価な量をパラメータと
    する関数f(y)に一方向のみを考慮したロストモーシ
    ョン補正モデルから算出されるロストモーション補正値
    を掛けることによって補正値を修正し、この修正した補
    正値を位置指令値に加えることによって、ビーム先端位
    置を所望の位置に決めることを特徴とする請求項5に記
    載の放電加工機。 f(y)=1+β・y ただし、β=((δF)max―(δ0)max)/((δ0)max・YF) (δ0)max:従来の一方向のみを考慮したロストモーショ
    ン補正モデルのパラメータを設定するために用いたデー
    タを測定したコラム位置(前後方向)における左右方向
    のロストモーションの最大値 YF0を測定したコラム位置からのコラムの前後方向
    変位量 (δF)max:コラムがのYFの位置にあるときの左右方
    向のロストモーションの最大値 y:コラムの前後方向位置(任意)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100443230C (zh) * 2005-03-18 2008-12-17 广东工业大学 瓦楞辊超硬表面磨削抛光机床及其加工工艺
CN104801793A (zh) * 2015-04-17 2015-07-29 丁建祥 一种电火花平面加工机

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