JPH11235461A - パチンコ球揚送研磨機における研磨ペレットの洗濯方法 - Google Patents

パチンコ球揚送研磨機における研磨ペレットの洗濯方法

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JPH11235461A
JPH11235461A JP5622898A JP5622898A JPH11235461A JP H11235461 A JPH11235461 A JP H11235461A JP 5622898 A JP5622898 A JP 5622898A JP 5622898 A JP5622898 A JP 5622898A JP H11235461 A JPH11235461 A JP H11235461A
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JP
Japan
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washing
water
washing drum
pellets
polishing
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JP5622898A
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Inventor
Sadao Higuchi
貞男 樋口
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CHUKYO YUGI KK
Chukyo Yugi Inc
Original Assignee
CHUKYO YUGI KK
Chukyo Yugi Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で汚れた研磨ペレットを洗濯によ
りきれいに洗いながら循環使用することができる。 【解決手段】 パチンコ球揚送研磨機3から排出される
一定量の研磨ペレットPと貯水タンク26の水及び洗剤
とを洗濯ドラム槽27に導入した後、該洗濯ドラム槽2
7を正逆回転用モーター32で回転させて研磨ペレット
Pを洗濯し、該洗濯後の水を排出する洗濯工程と、洗濯
ドラム槽27に温風を送り込んで研磨ペレットPを乾燥
する乾燥工程と、洗濯ドラム槽27を逆回転させること
により乾燥した研磨ペレットPを洗濯ドラム槽27から
排出してパチンコ球揚送研磨機3に環流させる還流工程
とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球を合成
樹脂材からなる研磨ペレットで研磨しながら揚送するパ
チンコ球揚送研磨機において、パチンコ球と分離された
研磨ペレットを洗濯により清浄化した後、パチンコ球揚
送研磨機に還流して循環使用するようにしたパチンコ球
揚送研磨機における研磨ペレットの洗濯方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ球を研磨ペレットで研磨
しながら揚送するパチンコ球揚送研磨機において、研磨
ペレットの表面に付着した汚れを切削によって除去した
後、還流使用するようにしたものが知られていた(例え
ば特開昭59−80276号公報,特開昭63−153
087号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパチン
コ球揚送研磨機は、研磨ペレットに付着した汚れを切削
によって除去するものであるから、研磨ペレットの消耗
が激しく短期間で交換を余儀なくされて非常に不経済で
あるという問題点があった。
【0004】一方、このような問題点の解決策として、
研磨ペレットの汚れを洗濯によって除去する方法が考え
られる。この洗濯による清浄方法では、洗濯水の供給や
洗濯後の排水処理等に大掛かりな設備が必要とされるこ
とからコストが嵩みこれまで実用化が困難とされてい
た。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、その目的とするところは、簡単な構成で
研磨ペレットを洗濯することができ、しかも洗濯後の研
磨ペレットを循環使用することができるようなパチンコ
球揚送研磨機における研磨ペレットの洗濯方法を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のパチンコ球揚送研磨機における研磨ペ
レットの洗濯方法は、パチンコ球揚送研磨機から排出さ
れる一定量の研磨ペレットと貯水タンクの水及び洗剤と
を洗濯ドラム槽に導入した後、該洗濯ドラム槽を正逆回
転用モーターで回転させて研磨ペレットを洗濯し、導入
した水を排出する洗濯工程と、洗濯ドラム槽に温風を送
り込んで研磨ペレットを乾燥する乾燥工程と、洗濯ドラ
ム槽を逆回転させることにより乾燥した研磨ペレットを
洗濯ドラム槽から排出してパチンコ球揚送研磨機に環流
させる還流工程、とからなることを特徴としている。
【0007】また、パチンコ球揚送研磨機から排出され
る一定量の研磨ペレットと貯水タンクの水及び洗剤とを
洗濯ドラム槽に導入した後、該洗濯ドラム槽を正逆回転
用モーターで回転させると共に、導入した水を少量ずつ
排出しながら研磨ペレットを洗濯する工程と、貯水タン
クの水を洗濯ドラム槽に注水し、その水を少量ずつ排出
しながらススギ洗いを行うと共に、洗濯ドラム槽に温風
を送り込んで研磨ペレットを乾燥する工程と、洗濯ドラ
ム槽を逆回転させることにより乾燥した研磨ペレットを
洗濯ドラム槽から排出してパチンコ球揚送研磨機に環流
させる工程、とからなることを特徴としている。
【0008】さらに、パチンコ球揚送研磨機から排出さ
れる一定量の研磨ペレットと除湿器から排出される水及
び洗剤とを洗濯ドラム槽に導入した後、該洗濯ドラム槽
を正逆回転用モーターで回転させると共に、導入した水
を少量ずつ排出しながら研磨ペレットを洗濯する工程
と、除湿器から排出される水を洗濯ドラム槽に注水し、
その水を少量ずつ排出しながらススギ洗いを行うと共
に、洗濯ドラム槽に温風を送り込んで研磨ペレットを乾
燥する工程と、洗濯ドラム槽を逆回転させることにより
乾燥した研磨ペレットを洗濯ドラム槽から排出してパチ
ンコ球揚送研磨機に環流させる工程、とからなることを
特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1はパチンコ機設置島の
中央部分の斜視図を示す。パチンコ機設置島1は、多数
のパチンコ機2が横方向に並設され、その中央部分にパ
チンコ球揚送研磨機3が設置されると共に、研磨ペレッ
ト洗濯装置4が収納される収納ボックス5が設けられて
いる。この収納ボックス5はパチンコ機設置島とほぼ同
じ高さに形成されており、その前面に外側方向へ開閉自
在な上部扉板6と下部扉板7が設けられている。
【0010】前記パチンコ球揚送研磨機3は、図2に示
すように基台8の上面に垂直に設置された揚送パイプ9
と、該揚送パイプ9の下端に連通状に設けられた横送り
パイプ10とを有する。揚送パイプ9内には第1球送り
スプリング11が挿入されており、その上端に第1球送
りスプリング11を回転する第1のモーター12が設け
られると共に、上端開口部13に選別装置14が設けら
れている。一方、前記横送りパイプ10内には第2球送
りスプリング15が挿入されており、その一側に第2球
送りスプリング15を回転する第2のモーター16が設
けられている。また、横送りパイプ10にはパチンコ球
Bの供合口17と研磨ペレットPの供合口18が設けら
れている。
【0011】前記選別装置14は、図6に示すように箱
体19の内部にパチンコ球Bと研磨ペレットPとを分離
するためパチンコ球Bの径より小さい隙間の簀の子20
が傾斜状に設けられている。そして、箱体19の底部に
は分離された研磨ペレットPを横送りパイプ10の供給
口18に還流する循環パイプ21が接続されると共に、
網部材22で仕切られた空間部23と横送りパイプ10
上に設置された集塵ブロワ24とが吸引用パイプ25を
介して接続されている。
【0012】前記研磨ペレット洗濯装置4は、図3及び
図4に示すように貯水タンク26と洗濯ドラム槽27と
を備え、収納ボックス5内の上部位置に貯水タンク26
が収納され、下部位置に洗濯ドラム槽27が収納されて
いる。
【0013】前記貯水タンク26には予め数回の洗濯が
可能な量の水が貯留されており、その貯水タンク26の
水は給水パイプ28により洗濯ドラム槽27に導かれて
いる。また、給水パイプ28の途中には給水電磁弁29
が設けられている。前記貯水タンク26の内部にはヒー
ター30と攪拌装置31が設けられている。ヒーター3
0は貯水タンク26内の水を温めて洗濯力を高めるため
のものである。また攪拌装置31は、モーター31a
と、該モーター31aの出力軸に固着された羽根部材3
1bとを備え、該羽根部材31bを回転させることによ
って貯水タンク26内の水を攪拌して常に一定の温度に
するようにしている。
【0014】前記洗濯ドラム槽27は、図5に示すよう
に上面が開口した有底筒状に形成されており、その底部
の下面中心に連結された正逆回転用モーター32により
所定角度傾斜した状態で正逆回転するようになってい
る。また、洗濯ドラム槽27の開口上面はモーター支持
枠33に固着された蓋部材34によって密閉状に覆われ
ており、該蓋部材34に洗濯ドラム槽27の内部と連通
状のペレット導入管35と支持管36及び通気管37が
設けられている。
【0015】一方、洗濯ドラム槽27の内周面には移送
羽根38が螺旋状に設けられており、この移送羽根38
によって研磨ペレットPを攪拌したり上部の排出口39
に向けて移送するようになっている。また、洗濯ドラム
槽27の底部には排水コック40が設けられ、洗濯終了
後にリミットスイッチ41により所定位置、すなわち排
水コック40が洗濯ドラム槽27の傾斜した底部の下部
側に位置した状態で停止するように回路設定されてい
る。
【0016】前記選別装置14にはペレット導入部42
が形成されており、該ペレット導入部42と蓋部材34
のペレット導入管35とが供給パイプ43を介して連通
されている。この供給パイプ43の途中にはソレノイド
44により開閉されるシャッター板45が設けられてお
り、該シャッター板45を開放することによって一定量
の研磨ペレットPが洗濯ドラム槽27に導入されるよう
になっている。なお、前記ペレット導入部42は図6に
示すように箱体19の底部を凹状に窪ませて研磨ペレッ
トPを供給パイプ43へ優先的に導くように構成されて
いる。
【0017】また、前記貯水タンク26の下方に位置す
る収納ボックス5内には、乾燥手段としての温風ヒータ
ー46と配電盤47とが配設され、さらに収納ボックス
5の内側面に洗剤を入れた容器48を取替え可能に支持
し得る筒状の受容部49が設けられている。前記温風ヒ
ーター46の送風口50には導風パイプ51が接続され
ており、該導風パイプ51の他端は蓋部材34のペレッ
ト導入管35から二又状に分岐する分岐管35aに接続
されて洗濯ドラム槽27内に温風を吹き込むようになっ
ている。また、前記受容部49の底部には注入パイプ5
2が接続されており、該注入パイプ52は貯水タンク2
6の給水パイプ28と一緒に蓋部材34の支持管36に
挿入されて洗濯ドラム槽27の内部に臨んでいる。な
お、給水パイプ28の下端には水を拡散しながら注水で
きるようにノズル部28aが設けられている。
【0018】前記モーター支持枠33には、洗濯ドラム
槽27の排出口39から排出される洗濯後の研磨ペレッ
トPをパチンコ球揚送研磨機3のペレット供給口18に
導くホッパー53が設けられている。また、洗濯ドラム
槽27の底部下方にバケツ等の回収容器54を設置して
洗濯後の水を回収するようになっている。
【0019】次に、上記のように構成された本実施の形
態の全体的な動作及び作用を説明する。第2のモーター
16の駆動により第2球送りスプリング15が回転する
とき横送りパイプ10内のパチンコ球Bと研磨ペレット
Pはその第2球送りスプリング15によって混合されつ
つ揚送パイプ9内へ移送される。揚送パイプ9内へ移送
されたパチンコ球Bと研磨ペレットPは第1のモーター
12の駆動により回転される第1球送りスプリング11
によってさらに攪拌混合されつつ上端開口部13に向っ
て上昇を続ける。パチンコ球Bと研磨ペレットPが第1
球送りスプリング11で攪拌混合されるとき、互いの接
触摩擦によってパチンコ球Bの汚れが研磨ペレットPに
付着し、或いは除去されて研磨される。このようにし
て、揚送パイプ9の上方に達したパチンコ球Bと研磨ペ
レットPは開口部13から選別装置14の簀の子20上
に送り出されて分離され、パチンコ球Bは補給系路5
5,55を介して各パチンコ機へ補給されると共に、汚
れた研磨ペレットPは簀の子20の隙間から箱体19の
底部に落下する。そして、底部に落下した研磨ペレット
Pは、ペレット導入部42によって優先的に供給パイプ
43に導かれ、該供給パイプ43内に研磨ペレットPが
満たされると循環パイプ21により横送りパイプ10へ
還流される。
【0020】しかして、研磨ペレットPの洗濯工程につ
いて説明すると、配電盤47のスイッチ47aをオン操
作することにより、ソレノイド44が励磁されてシャッ
ター板45が開放し、供給パイプ43内の研磨ペレット
Pが洗濯ドラム槽27内に導入される。そして、タイマ
ーで設定された一定時間(例えば約10秒)が経過する
とソレノイド44が消磁してシャッター板45が閉じ研
磨ペレットPの導入が停止される。一方、スイッチ47
aのオン操作により給水電磁弁29が付勢されてタイマ
ーで設定された一定時間(約40秒)開放し、貯水タン
ク26の水が給水パイプ28を介して洗濯ドラム槽27
内に給水される。また、受容部49にセットされた容器
48内の洗剤が注入パイプ52を介して洗濯ドラム槽2
7内に点滴状に注入される。そして、給水と同時的に正
逆回転用モーター32の駆動で洗濯ドラム槽27が回転
し、研磨ペレットPの洗濯を開始する。なお、前記洗剤
は泡立ちが少ないもの、例えば水素と酸素イオンを発生
して水を活性化するような特殊洗剤を使用するのが好ま
しい。
【0021】洗濯ドラム槽27が回転すると、これの内
周面の螺旋状の移送羽根38によって研磨ペレットPが
底部方向への移送,落下運動を繰り返してきれいに洗わ
れ完全に汚れが除去される。このようにして、一定時間
(約40分)が経過して研磨ペレットPの洗濯が終了す
ると正逆回転用モーター32を停止し、洗濯ドラム槽2
7をリミットスイッチ41により設定された所定位置、
すなわち排水コック40が下側に位置した状態で停止さ
せる。そして、排水コック40を開いて洗濯水を回収容
器54に回収し、洗濯ドラム槽27内の洗濯水が完全に
無くなると排水コック40を閉じて乾燥工程に移行し、
再び洗濯ドラム槽27を回転させる。同時に温風ヒータ
ー46から温風を導風パイプ51を介して洗濯ドラム槽
27内に送り込む。これによって、洗濯後の研磨ペレッ
トPは、洗濯時と同じように移送、落下運動を繰返しな
がら素早く乾燥される(例えば25度で約2時間,35
度で約1時間)。なお、本実施の形態では温風ヒーター
46からの温風で洗濯後の研磨ペレットPを乾燥させる
ようにしたが、集塵ブロワ24からの送風で乾燥させる
ようにしてもよい。
【0022】このようにして、乾燥工程が終了すると、
次の環流工程に移り、正逆回転用モーター32をタイマ
ーで設定された一定時間(約30分)逆回転させて洗濯
ドラム槽27の回転方向を逆にする。これによって研磨
ペレットPは移送羽根38により洗濯時とは反対方向に
移送されて研磨ペレット排出口39からホッパー53に
送り出されて横送りパイプ10の供給口18に還流され
る。
【0023】また上記実施の形態において、洗濯工程と
乾燥工程の間にススギ工程を加えることにより、研磨ペ
レットPがよりきれいになる。具体的には洗濯工程終了
後に給水電磁弁29が再び付勢されてタイマーで設定さ
れた一定時間(約40秒)開放し、貯水タンク26から
給水パイプ28を介して洗濯ドラム槽27内に給水が行
われ、給水と同時的に正逆回転用モーター32の駆動で
洗濯ドラム槽27が回転し、研磨ペレットPのススギを
開始する。そして、ススギ洗い用として洗濯ドラム槽2
7に給水された水は洗濯時と同じように該洗濯ドラム槽
27の底部の排水コック40から排出されて回収容器5
4に回収され、乾燥工程に移行する。以降は上記実施の
形態と同じである。
【0024】図7および図8に示すものは直接洗濯ドラ
ム槽27から洗濯水を回収するようにしたもので、洗濯
ドラム槽27の下部には研磨ペレットPが落下しない程
度の小孔56を多数穿設した隔板57を設け、該隔板5
7と底部との間に空間部58を形成している。また、貯
水タンク26の上方にポンプ装置59が設けられてお
り、吸水管60を前記ペレット導入管35から二又状に
分岐する分岐管35bから内部に通して洗濯ドラム槽2
7の空間部58に臨ませ、吐水管61を貯水タンク26
に連通させている。また、貯水タンク26には瀘過フィ
ルター62が設けられている。そして、この実施の形態
では、研磨ペレットPの洗濯終了後ポンプ装置59を作
動して、吸水管60,吐水管61を介して洗濯ドラム槽
27内の洗濯水を瀘過フィルター62で瀘過しながら貯
水タンク26に回収するようにしている。このように直
接洗濯ドラム槽27から洗濯水を回収するようにしたの
で、回収容器54を必要とせず水を有効に使用すること
ができる。
【0025】図9および図10は排水コック40による
排水に替えて、洗濯水を小量ずつ排水しながら洗濯する
実施の形態を示す。この実施の形態では、洗濯ドラム槽
27の底部周縁部分には研磨ペレットPが落下しない程
度の2つの小透孔63,63が互いに中心線上に位置す
るように穿設されており、該小透孔63,63から排出
される水を集める受皿64が洗濯ドラム槽27の底部よ
り下方にやや離した状態で配設されている。前記受皿6
4の傾斜下部には配水孔65が設けられ、該配水孔65
の下方に回収容器54を設置している。なお、前記収塵
ブロワ24の排気口66に導風パイプ67が接続されて
おり、該導風パイプ67の先端ノズル部68から吹き出
される排気を洗濯ドラム槽27の底部の小透孔63,6
3に吹き付けて該小透孔63,63の目詰りを防ぐよう
になっている。
【0026】この実施の形態では、洗濯ドラム槽27内
に給水された水を、洗濯ドラム槽27の回転によって研
磨ペレットPを洗濯しながら底部の小透孔63,63か
ら少量ずつ受皿64に排出し、排水孔65から下方の回
収容器54に回収される。このようにして、タイマーで
設定された一定時間(約40分)洗濯を行なった後、ス
スギ洗い及び乾燥工程に移行する。
【0027】このススギ洗い及び乾燥工程に移行する
と、給水電磁弁29が再び付勢されてタイマーで設定さ
れた一定時間(約2分)開放し、貯水タンク26から給
水パイプ28を介して洗濯ドラム槽27内に給水が行わ
れ、同時に温風ヒーター46が運転を開始して導風パイ
プ51を介して温風を洗濯ドラム槽27内に送り込む。
そして、ススギ洗い用として洗濯ドラム槽27に給水さ
れた水は洗濯時と同じように該洗濯ドラム槽27の底部
の小透孔63,63から少量ずつ受皿64に排出されて
排水孔65から回収容器54に回収される。一方、洗濯
ドラム槽27はタイマーで設定された一定時間(約90
分)回転を続け、これによってススギ洗い後の研磨ペレ
ットPは移送,落下運動を繰り返しながら乾燥される。
以後の還流工程は前記実施の形態と同じである。このよ
うに、洗濯水を小量ずつ排出しながら洗濯することによ
り、洗濯時間が短縮され排水の手間が省ける。
【0028】また図11に示す研磨ペレット洗濯装置は
貯水タンク26への給水として除湿器69から排出され
る水を使用する実施の形態である。なお前記実施の形態
と同じ構成部分には同一符号を付す。この実施の形態
は、前記貯水タンク26の上部に除湿器69が設けられ
ており、該除湿器69の排水管69aから排出される水
を貯水タンク26に貯留するようにしている。なお、貯
水タンク26には水位スイッチ70が設けられており、
貯留される水が規定水位に達すると除湿器69の運転を
停止するようになっている。
【0029】上記のように、除湿器69から排出される
水を洗濯水として使用することによって、貯水タンク2
6に水を供給するという煩わしさがなくなる。
【0030】図12は排出された水を再度洗濯水として
使用する実施の形態を示す。この実施の形態は、洗濯ド
ラム槽27から排出された水はタンク状の回収容器54
に回収される。該回収容器54には給水ポンプ71が設
けられ、洗濯ドラム槽27から排出された水を貯水タン
ク26の上部に設けた瀘過器72を通してきれいにしな
がら貯水タンク26に給水するようにしている。そして
回収容器54には水位スイッチ73が設けられており、
排出された水が規定水位に達すると給水ポンプ71を作
動させるようにしている。このように、洗濯水を循環し
て使用することにより、水の供給頻度が減り少しの水を
有効に使用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明によれば、貯水タンクの水を使用するように
したものであるから、水道管の配管等大掛かりな設備工
事を一切行うことなく汚れた研磨ペレットを洗濯により
きれいに洗って清浄化することができ、設備コストを著
しく軽減することができる。また、除湿器から排出され
る水を研磨ペレットの洗濯水として有効に利用すること
によって、貯水タンクに水を供給する煩わしさも一切な
いパチンコ球揚送研磨機における研磨ペレットの洗濯方
法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機設置島の中央部分の斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るパチンコ球揚送研
磨機の正面断面図である。
【図3】研磨ペレット洗濯装置部分の正面図である。
【図4】研磨ペレット洗濯装置部分の側面図である。
【図5】洗濯ドラム槽部分の拡大断面図である。
【図6】選別装置部分の一部切欠斜視図である。
【図7】洗濯ドラム槽から直接洗濯水を循環して使用す
る研磨ペレット洗濯装置部分の側面図である。
【図8】図7の洗濯ドラム槽部分の拡大断面図である。
【図9】洗濯ドラム槽の水を小量ずつ排出する洗濯ドラ
ム槽部分の正面図である。
【図10】図9の洗濯ドラム槽部分の拡大断面図であ
る。
【図11】除湿器の排水を利用した研磨ペレット洗濯装
置部分の正面図である。
【図12】洗濯水を循環して使用する研磨ペレット洗濯
装置部分の側面図である。
【符号の説明】
3 パチンコ球揚送研磨機 4 研磨ペレット洗濯装置 26 貯水タンク 27 洗濯ドラム槽 32 正逆回転用モーター 69 除湿器 P 研磨ペレット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ球揚送研磨機から排出される一
    定量の研磨ペレットと貯水タンクの水及び洗剤とを洗濯
    ドラム槽に導入した後、該洗濯ドラム槽を正逆回転用モ
    ーターで回転させて研磨ペレットを洗濯し、該洗濯後の
    水を排出する洗濯工程と、洗濯ドラム槽に温風を送り込
    んで研磨ペレットを乾燥する乾燥工程と、洗濯ドラム槽
    を逆回転させることにより乾燥した研磨ペレットを洗濯
    ドラム槽から排出してパチンコ球揚送研磨機に環流させ
    る還流工程、とからなるパチンコ球揚送研磨機における
    研磨ペレットの洗濯方法。
  2. 【請求項2】 パチンコ球揚送研磨機から排出される一
    定量の研磨ペレットと貯水タンクの水及び洗剤とを洗濯
    ドラム槽に導入した後、該洗濯ドラム槽を正逆回転用モ
    ーターで回転させると共に、導入した水を少量ずつ排出
    しながら研磨ペレットを洗濯する工程と、貯水タンクの
    水を洗濯ドラム槽に注水し、その水を少量ずつ排出しな
    がらススギ洗いを行うと共に、洗濯ドラム槽に温風を送
    り込んで研磨ペレットを乾燥する工程と、洗濯ドラム槽
    を逆回転させることにより乾燥した研磨ペレットを洗濯
    ドラム槽から排出してパチンコ球揚送研磨機に環流させ
    る工程、とからなるパチンコ球揚送研磨機における研磨
    ペレットの洗濯方法。
  3. 【請求項3】 パチンコ球揚送研磨機から排出される一
    定量の研磨ペレットと除湿器から排出される水及び洗剤
    とを洗濯ドラム槽に導入した後、該洗濯ドラム槽を正逆
    回転用モーターで回転させると共に、導入した水を少量
    ずつ排出しながら研磨ペレットを洗濯する工程と、除湿
    器から排出される水を洗濯ドラム槽に注水し、その水を
    少量ずつ排出しながらススギ洗いを行うと共に、洗濯ド
    ラム槽に温風を送り込んで研磨ペレットを乾燥する工程
    と、洗濯ドラム槽を逆回転させることにより乾燥した研
    磨ペレットを洗濯ドラム槽から排出してパチンコ球揚送
    研磨機に環流させる工程、とからなるパチンコ球揚送研
    磨機における研磨ペレットの洗濯方法。
JP5622898A 1997-12-15 1998-02-20 パチンコ球揚送研磨機における研磨ペレットの洗濯方法 Pending JPH11235461A (ja)

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JP5622898A JPH11235461A (ja) 1997-12-15 1998-02-20 パチンコ球揚送研磨機における研磨ペレットの洗濯方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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