JPH11235282A - 調理器 - Google Patents

調理器

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Publication number
JPH11235282A
JPH11235282A JP4193298A JP4193298A JPH11235282A JP H11235282 A JPH11235282 A JP H11235282A JP 4193298 A JP4193298 A JP 4193298A JP 4193298 A JP4193298 A JP 4193298A JP H11235282 A JPH11235282 A JP H11235282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
container
cooked
drive mechanism
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4193298A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Mori
克之 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP4193298A priority Critical patent/JPH11235282A/ja
Publication of JPH11235282A publication Critical patent/JPH11235282A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削した被調理物がシャフトを伝い上昇する
場合であっても、その被調理物の駆動機構への侵入を防
止することができ、これにより、粘性の高い被調理物で
も切削することができる調理器を提供する。 【解決手段】 本発明の調理器11は、被調理物が投入
される容器12と、容器12の上部に設けられた駆動機
構24と、容器12内に略鉛直に配置されて駆動機構2
4により回転するシャフト15と、シャフト15に取り
付けられて略水平な面内で回転する切削部16とを備
え、切削部16の回転により被調理物を切削するもので
あって、シャフト15の上部には切削された被調理物の
駆動機構24への侵入を防止するかさ部38が設けら
れ、かさ部38はシャフト15から外側に向かって下方
に傾斜する下面39を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器内に投入さ
れた被調理物を切削して調理する調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、被調理物を切削する調理器と
して、例えば図6に示すようなものが知られている。こ
の調理器1は、被調理物が投入される容器2と、この容
器2の蓋体3上に設置されるとともに駆動機構4を内蔵
する本体5とを備える。容器2内にはシャフト6が略鉛
直に配置され、シャフト6は蓋体3に形成された貫通孔
7を介して駆動機構4に接続され、この駆動機構4によ
ってシャフト6は回転する。シャフト6には円盤状の切
削部8が取り付けられており、切削部8はシャフト6の
回転に伴い略水平な面内で回転する。
【0003】この調理器1では、切削部8の回転によっ
て被調理物を切削するので、その回転の勢いにより切削
された被調理物が容器2内で飛散して、シャフト6と貫
通孔7との間の隙間9を通って駆動機構4へと侵入する
おそれがある。この飛散物の駆動機構4への侵入を阻止
するため、シャフト6の上部にはかさ部10が形成され
てその隙間9を覆っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の調理器1では、粘性の高い被調理物を切削しようと
すると、切削部8の上面にある切削した被調理物がシャ
フト6の周面を伝い、かさ部材10をも乗り越えて上昇
する場合があるので、その被調理物が駆動機構4へと侵
入することがある。
【0005】このように被調理物が駆動機構4に侵入す
ると、その被調理物の除去が困難なばかりでなく、駆動
機構4へ悪影響が及ぶおそれがある。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、切削した被調理物がシャフトを伝って上昇する場
合であっても、その駆動機構への侵入を防止することが
でき、これにより、粘性の高い被調理物でも切削するこ
とができる調理器を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、被調理物が投入される容
器と、該容器の上部に設けられた駆動機構と、前記容器
内に略鉛直に配置されて前記駆動機構により回転するシ
ャフトと、該シャフトに取り付けられて略水平な面内で
回転する切削部とを備え、該切削部の回転により前記被
調理物を切削する調理器であって、前記シャフトの上部
には切削された前記被調理物の前記駆動機構への侵入を
防止するかさ部が設けられ、該かさ部は前記シャフトか
ら外側に向かって下方に傾斜する下面を有することを特
徴としている。
【0008】請求項2の発明は、被調理物が投入される
容器と、該容器の上部に設けられた駆動機構と、前記容
器内に略鉛直に配置されて前記駆動機構により回転する
シャフトと、該シャフトに取り付けられて略水平な面内
で回転する切削部とを備え、該切削部の回転により前記
被調理物を切削する調理器であって、前記シャフトの上
部には切削された前記被調理物の前記駆動機構への侵入
を防止するかさ部が設けられ、該かさ部の周端部の下面
には下方に突出するフランジが形成されていることを特
徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る調理器の実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0010】図1及び図2において、11は調理器であ
る。調理器11は、容器12と、この容器12の蓋体1
3と、本体14と、シャフト15と、切削部16とを備
える。
【0011】容器12は上方に開口17を有し、被調理
物が投入される。この容器12の内部にはシャフト15
が回転可能に且つ着脱可能に配設され、容器12の底面
18にはそのシャフト15を回転自在に保持するための
支持部19が設けられている。20は把手部である。
【0012】蓋体13は容器12の開口17に嵌合され
る。蓋体13の中央部には、シャフト15の従動カップ
リング21が挿入される貫通孔22を形成した筒状壁2
3が設けられている。
【0013】本体14は蓋体13の上に載置される。本
体14は、図3に示すように、シャフト15を回転させ
る駆動機構24を内蔵し、この駆動機構24はモータ2
5、従動軸26、モータ25の回転軸に取り付けられた
小径プーリー27、従動軸26の一端側に取り付けられ
た大径プーリー28、小径プーリー27と大径プーリー
28とに掛け渡されてモータ25の回転を従動軸26に
伝達するベルト29、従動軸26の他端側に設けられた
かさ歯車30、このかさ歯車30と噛合するかさ歯車3
1を上部に有し略鉛直に軸支された伝達軸32を有す
る。伝達軸32の下端部内周には駆動カップリング33
が形成され、この駆動カップリング33がシャフト15
の従動カップリング21と係合するようになっている。
34は把手部であり、35はモータ25のオン・オフス
イッチである。
【0014】シャフト15は円盤状の切削部16の略中
央を貫通し、この切削部16はシャフト15の軸方向中
央付近にてそのシャフト15に着脱自在に支持される。
切削部16の上面36には、被調理物を切削するための
おろし刃37が複数形成されている。切削部16が取り
付けられたシャフト15は、支持部19と筒状壁23と
に保持されて容器12内に略鉛直に配置される。この
際、切削部16は略水平な面内に位置する。
【0015】シャフト15の上部には、このシャフト1
5の全周に亘ってかさ部38が一体形成されている。こ
のかさ部38は切削部16の上方で蓋体13の下方に位
置しており、貫通孔22よりも水平方向に大きな径を有
して貫通孔22を覆っている。かさ部38は、シャフト
15から外側に向かって一定角度で下方に傾斜する下面
39を有している。
【0016】次に、この調理器11の動作について説明
する。
【0017】先ず、切削部16を取り付けたシャフト1
5を容器12内に配設し、その切削部16の上面36側
に適当な大きさの被調理物を入れて蓋体13を容器12
の開口17に嵌合させる。そして、シャフト15の従動
カップリング21が駆動機構24の駆動カップリング3
3と係合するように蓋体13の上に本体14を設置し、
オン・オフスイッチ35を投入する。このオン・オフス
イッチ35の投入によりモータ25が回転し、その回転
が各カップリング21,33を介してシャフト15に伝
達されてシャフト15が回転する。
【0018】そのシャフト15の回転とともに切削部1
6が回転するので、被調理物は切削部16のおろし刃3
7により順次切削されていく。切削された被調理物は、
遠心力の作用によって切削部16の周縁部40の方に移
動して、その周縁部40と容器12の壁面41との間を
通って容器12の底面18に堆積していく。
【0019】その被調理物が粘性の高いもの、例えば山
芋等の場合には、切削部16の上面36にある切削した
被調理物は、一部は遠心力の作用によって容器12の底
面18に蓄積されるが、一部はシャフト15に絡まりそ
の周面を伝っていき、シャフト15の上部まで上昇して
いくことがある。かかる場合であっても、この実施の形
態に係る調理器11においては、シャフト15から外側
に向かって一定角度で下方に傾斜する下面39を有する
かさ部38が、そのシャフト15の上部に全周に亘って
設けられているので、被調理物はかさ部38の位置まで
は上昇を続けることができるが、その後かさ部38の下
面39に案内されて重力の作用で落下する。
【0020】このため、被調理物が上昇を続けて駆動機
構24へ侵入することがなく、除去困難な箇所に被調理
物が付着するおそれが少ない。また、被調理物が駆動機
構24に及ぼす不測の悪影響を回避することができる。
【0021】なお、そのかさ部38が、切削中に飛散す
る被調理物の駆動機構24側への侵入を阻止する機能も
兼ねていることは勿論である。
【0022】図4及び図5は、シャフト15に形成され
るかさ部の変形例を示している。その図4に示すかさ部
42は、下面43が凹状に湾曲した椀状を呈している。
このかさ部42によっても上記のかさ部38と同様に、
上昇した被調理物がその下面43に案内されて重力の作
用で落下する。
【0023】図5に示すかさ部44は、シャフト15と
直交するように形成された円板45と、この円板45の
周端部46の下面に下方に向かって突設されたフランジ
47とを有する。このかさ部44によると、たとえ上昇
してきた被調理物が円板45の下面48に沿って周端部
46の付近まで達することがあっても、その周端部46
に設けられたフランジ47の内周壁49に案内されて重
力の作用により落下する。そのフランジ47はかさ部4
4の全周に亘って設けられていても、一部に切欠等があ
ってもよく、また、図示したように円板45と同一の径
で円板45の外周縁に沿って形成されていなくても、周
端部46にあればフランジ47の径が円板45の径より
も小さくても構わない。
【0024】以上の実施の形態では、各かさ部38,4
2,44はシャフト15と一体に形成したが、これに限
られるものではなく、別体としてシャフト15に取り付
ける構成としてもよい。
【0025】また、切削部は円盤状のものに限られるも
のではなく、いわゆるチョッピングカッター等としても
よい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る調理器は、以上説明したよ
うに構成したので、切削した被調理物がシャフトを伝い
上昇する場合であっても、その被調理物の駆動機構への
侵入を防止することができ、これにより、粘性の高い被
調理物でも切削することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る調理器を示す斜視図である。
【図2】図1の調理器を示す分解斜視図である。
【図3】図1の調理器を示す部分断面図である。
【図4】かさ部の一変形例を示す断面図である。
【図5】かさ部の他の変形例を示す断面図である。
【図6】従来の調理器を示す部分断面図である。
【符号の説明】
11 調理器 12 容器 15 シャフト 16 切削部 24 駆動機構 38 かさ部 39 下面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被調理物が投入される容器と、該容器の上
    部に設けられた駆動機構と、前記容器内に略鉛直に配置
    されて前記駆動機構により回転するシャフトと、該シャ
    フトに取り付けられて略水平な面内で回転する切削部と
    を備え、該切削部の回転により前記被調理物を切削する
    調理器であって、 前記シャフトの上部には切削された前記被調理物の前記
    駆動機構への侵入を防止するかさ部が設けられ、該かさ
    部は前記シャフトから外側に向かって下方に傾斜する下
    面を有することを特徴とする調理器。
  2. 【請求項2】被調理物が投入される容器と、該容器の上
    部に設けられた駆動機構と、前記容器内に略鉛直に配置
    されて前記駆動機構により回転するシャフトと、該シャ
    フトに取り付けられて略水平な面内で回転する切削部と
    を備え、該切削部の回転により前記被調理物を切削する
    調理器であって、 前記シャフトの上部には切削された前記被調理物の前記
    駆動機構への侵入を防止するかさ部が設けられ、該かさ
    部の周端部の下面には下方に突出するフランジが形成さ
    れていることを特徴とする調理器。
JP4193298A 1998-02-24 1998-02-24 調理器 Pending JPH11235282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193298A JPH11235282A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4193298A JPH11235282A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11235282A true JPH11235282A (ja) 1999-08-31

Family

ID=12622014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4193298A Pending JPH11235282A (ja) 1998-02-24 1998-02-24 調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11235282A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017043014A1 (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017043014A1 (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 調理器

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Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

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Effective date: 20040907

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041005

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041203

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050215

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02