JPH11235281A - 電気フライヤー - Google Patents

電気フライヤー

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Publication number
JPH11235281A
JPH11235281A JP3913598A JP3913598A JPH11235281A JP H11235281 A JPH11235281 A JP H11235281A JP 3913598 A JP3913598 A JP 3913598A JP 3913598 A JP3913598 A JP 3913598A JP H11235281 A JPH11235281 A JP H11235281A
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JP
Japan
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heater
oil tank
spring
oil
heater support
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JP3913598A
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Inventor
Hisao Matano
尚男 俣野
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Nichiwa Electric Corp
Original Assignee
Nichiwa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気フライヤーの油槽内を加熱する為のヒー
タを、小さな力で持ち上げられるようにする。 【解決手段】 上方に開放する内とその上方との間で昇
降するヒータ(21)と、前記油槽(1) の上端開放部の近傍
に配設され且つ前記ヒータ(21)が取付けられたヒータ支
持体(30)と、前記ヒータ支持体(30)に連設され且つ該ヒ
ータ支持体(30)を上下回動させる操作レバー(24)と、前
記ヒータ(21)を上昇させる方向に前記ヒータ支持体(30)
を回動させる付勢力を有するバネ(9) が設けられてお
り、前記ヒータ(21)が前記降下位置にある状態では、前
記バネ(9) で前記ヒータ支持体(30)に作用する回動トル
クが前記ヒータ(21)の重量で該ヒータ支持体(30)に作用
する回動トルクより小さくなるように設定されているこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電気フライヤー、
特に、業務用の電気フライヤーに関するもので、油槽内
に投入されたヒータを小さな力で油槽の上方に持ち上げ
られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の業務用電気フライヤーの
要部の断面図を示している。フライヤ本体(1) にはその
上面に開口する油槽(11)が形成されていると共に、該フ
ライヤ本体(1) の上面には前記油槽(11)内の油を加熱す
る為のヒータ(21)が昇降装置(3) で昇降自在に支持され
ている。
【0003】上記昇降装置(3) は、ヒータ(21)の基端部
を取付け固定し各ヒータ(21)に配せ円する為のヒータ支
持体としての細長い直方体状の箱軸(30)と、該箱軸(30)
の左右両端部を回動自在に支持する軸受体(31)と、更
に、上記箱軸(30)に直結された操作レバー(24)を有して
いる。このものでは、ヒータ(21)の発熱部を油槽(11)内
の油(100) に沈めた状態では、前記操作レバー(24)は油
槽(11)の側辺上方に水平方向に突出した姿勢にあり、こ
の状態にある該ヒータ(21)を発熱させて揚げ物調理を行
う。
【0004】揚げ物調理によって油槽(11)内に揚げカス
が溜ると、操作レバー(24)を起立位置に回動させると、
ヒータ(21)が油槽(11)の上方に持ち上げられ、この状態
(同図の想像線の状態)に維持される。この状態で油槽
(11)の底部に沈殿している揚げカスを掬い網等で掬い出
し、その後、再び操作レバー(24)を水平姿勢に倒して油
槽(11)内の油(100) にヒータ(21)を沈める。このよう
に、上記電気フライヤーでは、操作レバー(24)を回動操
作するだけで油槽(11)からヒータ(21)を脱出させること
ができ、油槽(11)内に溜った揚げカスの除去が容易に行
える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものでは、容量の大きな業務用の電気フライヤーではヒ
ータ(21)の重量も大きいことから、ヒータ(21)を持ち上
げる為に大きな力を操作レバー(24)に作用させなければ
ならず、特に、女性にとっては負担になるとう問題があ
った。
【0006】これは、ヒータ(21)を持ち上げる為に必要
な力を全て操作レバー(24)に作用させなければならない
からである。本発明は係る点に鑑みてなされたもので、
ヒータ(21)を持ち上げる為に操作レバー(24)に作用させ
なければならない力を軽減できるようにすることを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
採用した本発明の技術的手段は、『上方に開放する油槽
(11)と、前記油槽(11)内の降下位置とその上方の上昇位
置との間で昇降するヒータ(21)と、前記油槽(1) の上端
開放部の近傍に配設され且つ前記ヒータ(21)が取付けら
れたヒータ支持体と、前記ヒータ支持体に連設され且つ
該ヒータ支持体を上下回動させる操作レバー(24)と、前
記ヒータ(21)を上昇させる方向に前記ヒータ支持体を回
動させる付勢力を有するバネ(9) が設けられており、前
記ヒータ(21)が前記降下位置にある状態では、前記バネ
(9) で前記ヒータ支持体に作用する回動トルクが前記ヒ
ータ(21)の重量で該ヒータ支持体に作用する回動トルク
より小さくなるように設定されている』ことである。
【0008】上記技術的手段によれば、ヒータ(21)は油
槽(1) の上端開放部の近傍に配設されたヒータ支持体に
取付けられていると共に、該ヒータ支持体を回動させる
バネ(9) の付勢力は、ヒータ(21)を持ち上げる方向に作
用した状態になっている。
【0009】
【発明の効果】上記発明によれば、ヒータ支持体を回動
させるバネ(9) の付勢力はヒータ(21)を持ち上げる方向
に作用しているから、ヒータ(21)を油槽(11)から上昇さ
せる為に操作レバー(24)に作用させなければならない力
を軽減することができる。 [その他] *a項 上記発明において、『前記バネ(9) は、前記ヒータ支持
体のうち、その回動支点に対して前記ヒータと反対側か
ら突出するアームの端部とフライヤ本体(1) とを連結す
る引っ張りバネである』ものとすることができる。
【0010】*b項 上記発明において、『前記ヒータ(21)の降下移動に対し
て制動力を発揮するシリンダ式のオイルダンパの両端部
が前記アームと前記フライヤ本体(1) に各別に連結され
ている』ものとすれば、油槽(11)内に降下するヒータ(2
1)の降下速度が抑えられ、これにより、油槽(11)内の油
(100) にヒータ(21)が勢いよく降下するのが防止でき
る。従って、ヒータ(21)が油槽(11)内に勢いよく降下す
ることによる油(100) の飛散防止が図れると共に、ヒー
タ(21)を上昇させる際には該ヒータ(21)が小さな力で持
ち上げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説
明する。図1は本発明の実施の形態に係る電気フライヤ
ーの要部の縦断面図である。この実施の形態に係る電気
フライヤーは、上面に開口する油槽(11)が形成されたフ
ライヤ本体(1) と、上記油槽(11)内に落とし込まれるヒ
ータ(21)(21)と、このヒータ(21)(21)を昇降させる昇降
装置(3) と、上記ヒータ(21)(21)を低速で降下させる為
のブレーキ手段たる油圧シリンダ式のオイルダンパ(4)
と、上記ヒータ(21)(21)を上昇させる為の付勢力を発揮
するバネ(9) と、更に、ヒータ(21)(21)を起立させた状
態に固定するロック機構(5) を有している。
【0012】次に、上記各部の詳細構造を説明する。フ
ライヤ本体(1) には、その上面に開口する油槽(11)が形
成されていると共に、該油槽(11)内の油(100) を加熱す
るヒータ(21)は、該油槽(11)の油(100) 内に沈められる
コイル状の発熱部(210) と、該発熱部(210) から昇降装
置(3) 側に延びる非発熱部(211) から構成されている。
【0013】昇降装置(3) は、前記ヒータ(21)を固定す
るヒータ支持体としての箱軸(30)と、これを回動自在に
支持する軸受体(31)(31)と、更に、操作レバー(24)を具
備している。上記ヒータ(21)の非発熱部(211) の端部
は、図2に示すように、油槽(11)の開放端近傍に配設さ
れた昇降装置(3) の矩形箱状の箱軸(30)内に引き込まれ
ている。即ち、上記非発熱部(211) の端部は、箱軸(30)
の前面板(301) とその内部の固定板(302) を貫通して更
に箱軸(30)内に引き込まれている。そしてヒータ(21)の
両端部は、締付ナット(35)(35)で上記箱軸(30)内の固定
板(302) に固定されている。
【0014】上記箱軸(30)に於いて長手方向に対向する
両側板(303) (303) は、軸受体(31)(31)から対向突出す
る水平軸(32)(32)に回動自在に軸支されている。図3
は、一方の側板(303) と水平軸(32)の関係を詳細に示す
部分拡大断面図であり、軸受体(31)には中空筒状の水平
軸(32)が突設されていると共に、該水平軸(32)には軸受
(36)を介してアーム(37)の取付筒(371) が外挿されてい
る。これにより、後述するバネ(9) やオイルダンパ(4)
に連結される上記アーム(37)は、軸受(36)を介して水平
軸(32)に回動自在に取付けられた状態になっている。従
って、この実施の形態では、水平軸(32)の中心軸は、箱
軸(30)と軸受体(31)(31)の回動支点となる。
【0015】そして、該アーム(37)の前記取付筒(371)
は、箱軸(30)の取付孔(305) に挿入された状態で固定さ
れており、これにより、箱軸(30)とアーム(37)が一体的
に回動するようになっている。尚、ヒータ(21)の端子か
ら引き出されたリード線(213) は中空筒状の水平軸(32)
内を介してフライヤ本体(1) 内の電源部に配線接続され
ている。
【0016】箱軸(30)の一方の側板(303) には、図2に
示すように、操作レバー(24)の基端部が固定金具(241)
で連結固定されている。ヒータ(21)を上昇させる為の付
勢力を発揮するバネ(9) としては、上記箱軸(30)に固定
された左右のアーム(37)(37)に各別に連結される引っ張
りバネが採用されている。このバネ(9) の一端は、図1
に示すように、箱軸(30)のうち、その回動支点としての
水平軸(32)に対してヒータ(21)の反対側に突出する連結
腕(37)の揺動端(372) の係合孔(379) に係合されてい
る。一方、上記バネ(9) の他端は、図8に示すように、
フライヤ本体(1) の背面板(13)から後方に突出する起立
板(17)に植設された係合ピン(92)に係合されている。従
って、ヒータ(21)を油槽(11)から上昇させる際には、連
結腕(37)の後端を下方に引っ張るバネ(9) の付勢力(ヒ
ータ(21)を上昇させる付勢力)がヒータ(21)を上昇させ
る為に必要な力の一部を負担する。これにより、ヒータ
(21)を油槽(11)から上昇させる為に操作レバ(24)に作用
させなければならない力を軽減させることができる。即
ち、小さな力で操作レバー(24)を上昇回動させることが
できる。
【0017】尚、前記ヒータ(21)が油槽(11)内の降下位
置にある状態では、前記バネ(9) で箱軸(30)(ヒータ支
持体)の回動支点に作用する回動トルクが前記ヒータ(2
1)の重量で前記回動支点に作用する回動トルクより小さ
くなるように該バネ(9) のバネ定数等が適宜設定されて
いる。従って、操作レバー(24)を上方に回動させない限
り、バネ(9) の付勢力だけでヒータ(21)が自然に上昇す
ることはない。
【0018】尚、本実施の形態では、バネ(9) として引
っ張りバネを採用しているが、ヒータ(21)が上昇する方
向に箱軸(30)を回動させる態様で配設されるものであれ
ば、圧縮バネであっても採用することができる。上記ヒ
ータ(21)の降下移動に対して抵抗を与える為のブレーキ
手段は、この実施の形態では上記箱軸(30)の左右のアー
ム(37)(37)に連結される一対のオイルダンパ(4) (4) が
採用されている。図1,図3に示すように、該オイルダ
ンパ(4)の上端たるシリンダ(41)の先端は、既述した昇
降装置(3) の箱軸(30)に固定されたアーム(37)の揺動端
(372) に軸(40)を介して回動自在に連結されている。一
方、オイルダンパ(4) のピストンロッド(42)の下端は、
フライヤ本体(1) の背面板(13)に突設された起立板(17)
に軸(43)で回動自在に軸支れている。
【0019】図4は、上記オイルダンパ(4) の内部機構
を示す断面図である。オイルダンパ(4) のシリンダ(41)
内に装填されたピストン(45)には、リーク孔(451) と短
絡孔(452) が貫設されており、短絡孔(452) はリフト弁
式の逆止弁(453) で開閉されるようになっている。そし
て、該逆止弁(453) は、シリンダ(41)内に於けるピスト
ンロッド(42)側の空間から短絡孔(452) を通過して他方
の空間側へオイルが流れるのを遮断するようにバネ(45
4) で付勢されている。従って、ピストンロッド(42)が
シリンダ(41)の端部から進出する方向に移動する際、即
ち、ヒータ(21)を油槽(11)内に降下させる際には、シリ
ンダ(41)内のオイル(O) がリーク孔(451) のみを通過す
るから、リーク孔(451) の通路抵抗によって、ピストン
(45)の移動速度が減速される。即ち、ヒータ(21)が油槽
(11)内の油(100) に自然降下速度より低速で沈められ、
作業者の手が操作レバー(24)から滑ってヒータ(21)に自
然に落下する場合でも、該ヒータ(21)が油槽(11)内の油
(100) に勢い良く落下することがなく、熱い油(100) が
油槽(11)から外部に飛散する不都合がない。
【0020】次に、ヒータ(21)を起立状態にロックする
ロック機構について説明する。図1,図2,図5に示す
ように、ヒータ(21)を保持する箱軸(30)には、金属棒を
屈曲させて形成した係合杆(51)の両端部が回動自在に差
し込まれており、その一方の差し込み端には、図5に示
すように、キックバネ(53)が取付けられている。具体的
には、キックバネ(53)の一端(531) は、係合杆(51)の端
部に開放するスリット(511) に係合されており、他方の
固定端(532) は、箱軸(30)の底板(307)に押圧されてい
る。従って、キックバネ(53)の付勢力で、係合杆(51)の
前端が常にフライヤ本体(1) の上面に押し付けられた状
態に維持される。
【0021】箱軸(30)の側板(303) (303) の近傍には、
フライヤ本体(1) の上面に固定されたアンカー(52)(52)
が設けられており、該アンカー(52)の先端は、下方に開
放する釣り針状に形成されている。即ち、アンカー(52)
の先端近傍の下面には係合凹部(521) が形成されてお
り、該係合凹部(521) に係合杆(51)が下方から係合する
ようになっている。
【0022】次に、上記実施の形態に係る電気フライヤ
ーの使用の実際について説明する。図1に示すように、
ヒータ(21)の発熱部(210) を油槽(11)の油(100) 内に降
下させると共に該ヒータ(21)の上に金網(61)を載置し、
図示しない運転スイッチを投入すると、該ヒータ(21)が
発熱して揚げ物調理が行える。揚げ物調理で生じた油槽
(11)内の揚げカスを清掃除去するときには、操作レバー
(24)を持ってこれを上方に回動させ、これにより、ヒー
タ(21)を油槽(11)から持ち上げる。すると、昇降装置
(3) の箱軸(30)が前記操作レバー(24)と共に水平軸(32)
を中心にして上方に回動し、該箱軸(30)と共にヒータ(2
1)が上昇し始める。このときは、既述したようにヒータ
(21)を保持する箱軸(31)から後方に突出するアーム(37)
の後端がバネ(9) の付勢力で下方に引っ張られているか
ら、該バネ(9) を設けない場合に比べて小さな力で操作
レバー(24)を上方に回動させることができる。即ち、小
さな力でヒータ(21)を油槽(11)から持ち上げることがで
きる。又、ヒータ(21)を上昇させるときはオイルダンパ
(4) は収縮動作し、図4から明らかなように、ピストン
(45)が上昇移動してオイル(O) が逆止弁(453) 及びリー
ク孔(451) の両者を通過するから、ブレーキ手段として
のオイルダンパ(4) の制動力が発生せず、ヒータ(21)を
軽い力で速やかに持ち上げることができる。又、ヒータ
(21)が上昇し始めると、ロック機構(5) を構成する係合
杆(51)の前端がキックバネ(53)の付勢力でフライヤ本体
(1) の上面に押し付けられた状態でアンカー(52)側に移
動し、図6に示す最終位置までヒータ(21)が持ち上げら
れたときに、係合杆(51)がアンカー(52)の係合凹部(52
1) に係合して持ち上げ状態に維持される。そして、こ
の状態で油槽(11)内に沈殿した揚げカスを掬い網等で除
去する。
【0023】次に、ヒータ(21)を油槽(11)内に降下させ
る操作について説明する。アンカー(52)の係合凹部(52
1) に係合している係合杆(51)の前端部を摘んでこれを
前方に回動させて該係合状態を解除し、操作レバー(24)
を前方に倒す。すると、アーム(37)に連結されたオイル
ダンパ(4) が伸長し始め、シリンダ(41)から突出する方
向(図4の矢印Aで示す方向)にピストンロッド(42)が
移動する。すると、この移動時には逆止弁(453) が閉弁
状態に維持される。従って、シリンダ(41)内のオイル
(O) はリーク孔(451) のみを通過することとなり、該オ
イル(O)がリーク孔(451) を通過する際の大きな流路抵
抗によって、ヒータ(21)が低速状態で徐々に降下して油
槽(11)内の油(100) に沈められる。従って、作業者の手
が操作レバー(24)から滑ってヒータ(21)が落下する場合
でも、該ヒータ(21)が油槽(11)内の油(100) に勢い良く
落下することがなく、熱い油(100) が油槽(11)から外部
に飛散する不都合がない。
【0024】尚、上記実施の形態では、箱軸(30)の回動
に対して抵抗を与えるオイルダンパ(4) をブレーキとし
て採用したが、箱軸(30),水平軸(32),軸受体(31)等か
ら成る構造体の内部にブレーキ機構が内蔵されていても
よい。図7は、オイルダンパ(4) の変形例を示す要部断
面図であり、このものでは、ピストン(45)に形成された
リーク孔(459) がゴム板状の弁体(458) で開閉される構
造になっており、ピストンロッド(42)がシリンダ(41)か
ら突出する方向に移動する場合には、弁体(458) が同図
の実線で示すようにリーク孔(459) を閉じた状態に維持
される。従って、この場合は、シリンダ(41)内のオイル
(O) は、ピストン(45)の外周のOリング(457) とシリン
ダ(41)の内周の間隙を介して流動し、このとき流動抵抗
によってピストン(45)が低速で移動する。即ち、ヒータ
(21)が低速状態で徐々に油槽(11)内に降下する。一方、
ヒータ(21)を上昇させる時は、図7の点線で示すように
弁体(458) が変形してリール孔(459) が開弁状態にな
り、これにより、ピストンロッド(42)がシリンダ(41)内
に速やかに侵入する。即ち、ヒータ(21)を容易に上昇移
動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電気フライヤの縦断
面図
【図2】図1に於けるII−II断面図
【図3】図2に於ける軸受体(31)の近傍の拡大図
【図4】図1に現れるオイルダンパ(4) のピストン(45)
部分の拡大断面図
【図5】図1に現れる昇降装置(3) の箱軸(30)と係合杆
(51)の関係を示す一部省略の概略斜視図
【図6】図1の状態からヒータ(21)を持ち上げた状態の
縦断面図
【図7】オイルダンパ(4) の変形例の要部断面図
【図8】バネ(9) の下端を係合する係合ピン(92)の配設
部近傍の断面斜視図
【図9】従来例の説明図
【符号の説明】
(1) ・・・フライヤ本体 (3) ・・・昇降装置 (4) ・・・オイルダンパ (5) ・・・ロック機構 (9) ・・・バネ (11)・・・油槽 (21)・・・ヒータ (100) ・・・油
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
採用した本発明の技術的手段は、『上方に開放する油槽
(11)と、前記油槽(11)内の降下位置とその上方の上昇位
置との間で昇降するヒータ(21)と、前記油槽(11)の上端
開放部の近傍に配設され且つ前記ヒータ(21)が取付けら
れたヒータ支持体と、前記ヒータ支持体に連設され且つ
該ヒータ支持体を上下回動させる操作レバー(24)と、前
記ヒータ(21)を上昇させる方向に前記ヒータ支持体を回
動させる付勢力を有するバネ(9) が設けられており、前
記ヒータ(21)が前記降下位置にある状態では、前記バネ
(9) で前記ヒータ支持体に作用する回動トルクが前記ヒ
ータ(21)の重量で該ヒータ支持体に作用する回動トルク
より小さくなるように設定されている』ことである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】上記技術的手段によれば、ヒータ(21)は油
槽(11)の上端開放部の近傍に配設されたヒータ支持体に
取付けられていると共に、該ヒータ支持体を回動させる
バネ(9) の付勢力は、ヒータ(21)を持ち上げる方向に作
用した状態になっている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開放する油槽(11)と、 前記油槽(11)内の降下位置とその上方の上昇位置との間
    で昇降するヒータ(21)と、 前記油槽(1) の上端開放部の近傍に配設され且つ前記ヒ
    ータ(21)が取付けられたヒータ支持体と、 前記ヒータ支持体に連設され且つ該ヒータ支持体を上下
    回動させる操作レバー(24)と、 前記ヒータ(21)を上昇させる方向に前記ヒータ支持体を
    回動させる付勢力を有するバネ(9) が設けられており、 前記ヒータ(21)が前記降下位置にある状態では、前記バ
    ネ(9) で前記ヒータ支持体に作用する回動トルクが前記
    ヒータ(21)の重量で該ヒータ支持体に作用する回動トル
    クより小さくなるように設定されている電気フライヤ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記バネ(9) は、前記ヒータ支持体のう
    ち、その回動支点に対して前記ヒータと反対側から突出
    するアームの端部とフライヤ本体(1) とを連結する引っ
    張りバネである請求項1の電気フライヤー。
  3. 【請求項3】 前記ヒータ(21)の降下移動に対して制動
    力を発揮するシリンダ式のオイルダンパの両端部が前記
    アームと前記フライヤ本体(1) に各別に連結されている
    請求項1又は請求項2の電気フライヤー。
JP3913598A 1998-02-20 1998-02-20 電気フライヤー Pending JPH11235281A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004039229A1 (en) * 2002-10-31 2004-05-13 Ian Geoffrey Wilson Deep frying appliance
JP2006246918A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Hoshizaki Electric Co Ltd 電気フライヤー
EP4166053A1 (de) * 2021-10-13 2023-04-19 MKN Maschinenfabrik Kurt Neubauer GmbH & Co. KG Fritteuse für die grossküche

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