JPH11234950A - スラスト止め機構を備えたキャプスタンモータ - Google Patents

スラスト止め機構を備えたキャプスタンモータ

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JPH11234950A
JPH11234950A JP10029852A JP2985298A JPH11234950A JP H11234950 A JPH11234950 A JP H11234950A JP 10029852 A JP10029852 A JP 10029852A JP 2985298 A JP2985298 A JP 2985298A JP H11234950 A JPH11234950 A JP H11234950A
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JP
Japan
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thrust
capstan
capstan shaft
bearing holder
washer
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JP10029852A
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English (en)
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Isamu Hashimoto
勇 橋本
Nobuaki Nakamura
展明 中村
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 スラスト止め機構30を、キャプスタン
軸2に形成した溝31と、この溝31に嵌合しキャプス
タン軸2と共に回転する軟質樹脂製のスラストリング3
2と、ベアリングホルダ13の一端部13aに形成し、
形状が非円形であるスラスト座金の収納凹部33と、こ
の収納凹部33に嵌め込む外形が非円形の座金であって
スラストリング32を受けるスラスト座金34とから構
成した。 【効果】 ベアリングホルダの一端部に形状が非円形で
あるスラスト座金の収納凹部を形成し、この収納凹部に
外形が非円形の座金であってスラストリングを受けるス
ラスト座金を嵌め込んだので、このスラスト座金がキャ
プスタン軸と共に連れ回ることを防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャプスタンモータ
のスラスト止め機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のキャプスタンモータの断面
図である。従来のキャプスタンモータ100は、ステー
タ110と、このステータ110に回転自在に取付けた
ロータ120と、このロータ120をステータ110側
に止めるスラスト止め機構130とからなる。ステータ
110は、モータベース111と、このモータベース1
11に取付けたベアリングホルダ112と、モータベー
ス111に図面下方から取付けたプリント基板113
と、モータベース111にプリント基板113及び樹脂
スペーサ114を介して取付けた駆動コイル115を巻
いたコアとからなる。116,116は焼結含油軸受、
117は取付けねじである。
【0003】ロータ120は、ロータヨーク121と、
ロータヨーク121の中心に取付けたキャプスタン軸1
22と、ロータヨーク121の内周部に取付けた駆動磁
石123と、ロータヨーク121の下面に取付けたプー
リ124とからなる。スラスト止め機構130は、ベア
リングホルダ112に形成した円形の凹部131と、こ
の凹部131に挿入した円形のスラスト座金132と、
スラスト受け133と、キャプスタン軸122に形成し
た溝134と、この溝134に嵌合させたEリング13
5とからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構造で
は、キャプスタン軸122に形成した溝134にEリン
グ135を掛け、ベアリングホルダ112側にキャプス
タン軸122を取付けたため、キャプスタン軸122の
回転でEリング135が振動し、キャプスタンモータ1
00から騒音が発生する虞れがある。そして、ベアリン
グホルダ112に形成した円形の凹部131に円形のス
ラスト座金132を挿入しただけなので、スラスト座金
132がキャプスタン軸122と共に連れ回り、キャプ
スタンモータ100のワウ、フラッタが増大し、キャプ
スタンモータ100の性能を悪化する虞れがある。ま
た、溝134にEリング135嵌合させて組立てるた
め、組立が困難であるという問題もある。
【0005】そこで、本発明の目的は、キャプスタン軸
の回転で振動が発生することのなく組立が容易なキャプ
スタンモータのスラスト止め機構を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、モータベースにベアリングホルダを取付
け、このベアリングホルダにベアリングを介してキャプ
スタン軸を回転自在に取付け、このキャプスタン軸の一
端にロータを取付け、ベアリングホルダとキャプスタン
軸との間にスラスト止め機構を備えたキャプスタンモー
タにおいて、スラスト止め機構を、キャプスタン軸に形
成した溝と、この溝に嵌合しキャプスタン軸と共に回転
する樹脂製のスラストリングと、ベアリングホルダの一
端部に形成し、形状が非円形であるスラスト座金の収納
凹部と、この収納凹部に嵌め込む外形が非円形の座金で
あってスラストリングを受けるスラスト座金とから構成
したことを特徴とする。
【0007】ベアリングホルダの一端部に形状が非円形
であるスラスト座金の収納凹部を形成し、この収納凹部
に外形が非円形の座金であってスラストリングを受ける
スラスト座金を嵌め込み、このスラスト座金がキャプス
タン軸と共に連れ回ることを防止する。また、ベアリン
グホルダ側にキャプスタン軸を止める部材を樹脂製のス
ラストリングにして、キャプスタン軸の回転でスラスト
止め機構から発生する振動を低減する。
【0008】請求項2は、スラストリングに、径方向の
伸びを許容するスリットを放射状に入れたことを特徴と
する。スラストリングに、径方向の伸びを許容するスリ
ットを放射状に入れて、キャプスタン軸にスラストリン
グを容易に挿入できるようにした。
【0009】請求項3は、スラストリングのキャプスタ
ン軸通孔の入口に、テーパ面を形成したことを特徴とす
る。スラストリングのキャプスタン軸通孔の入口にテー
パ面を形成し、キャプスタン軸にスラストリングを容易
に挿入できるようにした。
【0010】請求項4は、モータベースにベアリングホ
ルダを取付け、このベアリングホルダにベアリングを介
してキャプスタン軸を回転自在に取付け、このキャプス
タン軸の一端にロータを取付け、ベアリングホルダとキ
ャプスタン軸との間にスラスト止め機構を備えたキャプ
スタンモータにおいて、スラスト止め機構を、キャプス
タン軸に形成した溝と、この溝に嵌合しキャプスタン軸
と共に回転する樹脂製のスラストリングと、スラストリ
ングを受けるためにベアリングホルダの外周に圧入した
スラスト座金とからなることを特徴とする。
【0011】ベアリングホルダの外周にスラスト座金を
圧入して、スラスト座金がキャプスタン軸と共に連れ回
ることを防止する。また、ベアリングホルダ側にキャプ
スタン軸を止める部材を樹脂製のスラストリングにし
て、キャプスタン軸の回転でスラスト止め機構から発生
する振動を低減する。
【0012】請求項5は、ベアリングホルダに設けたス
ラスト座金取付け部の外周に潤滑剤を溜めるための凹部
を設けたことを特徴とする。ベアリングホルダとスラス
ト座金との間から流出した潤滑剤の潤滑剤溜まりの機能
を果たす。
【0013】請求項6は、キャプスタン軸に同心状の複
数の溝を設け、スラストリングの内周に複数の凸状リブ
を形成し、これらの凸状リブを複数の溝にそれぞれ嵌合
したことを特徴とする。キャプスタン軸に同心状の複数
の溝を設け、スラストリングの内周に複数の凸状リブを
形成し、これらの凸状リブを複数の溝にそれぞれ嵌合し
て、キャプスタン軸のスラスト止め強度を向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る第1実施例のキャプス
タンモータの断面図である。キャプスタンモータ1は、
ステータ10と、このステータ10に回転自在に取付け
たロータ20と、このロータ20をキャプスタン軸2を
介してステータ10側に止めるスラスト止め機構30と
からなる。
【0015】ステータ10は、モータベース11と、こ
のモータベース11に取付けたプリント基板12と、モ
ータベース11に取付けたベアリングホルダ13と、モ
ータベース11に取付けた駆動コイル14と、プリント
基板12を介してモータベース11に取付けたMR素子
(磁気抵抗素子)15とからなる。16は、モータベー
ス11にプリント基板12、ベアリングホルダ13及び
駆動コイル14を巻いたコアを一体的に止める取付けね
じ、17a,17bは、ベアリングホルダ13に取付け
たベアリングとしての焼結含油軸受である。
【0016】ロータ20は、ロータヨーク21と、この
ロータヨーク21の内周に取付けた駆動磁石22と、ロ
ータヨーク21の外周に取付けたFG用磁石(周波数発
生用磁石)23と、ロータヨーク21の中心に取付けた
外部駆動プーリ24とからなる。25は、焼結含油軸受
17bとロータヨーク21が接触しないように樹脂で形
成した外径6mm、内径3.5mmのワッシャである。
【0017】図2は本発明に係る第1実施例のスラスト
止め機構の分解斜視図である。スラスト止め機構30
は、キャプスタン軸2に形成した溝31と、この溝31
に嵌合するスラストリング32と、ベアリングホルダ1
3の一端部13aに形成した収納凹部33と、この収納
凹部33に嵌め込むスラスト座金34とからなる。詳細
には、スラストリング32は、上面に径方向の伸びを許
容するスリット32a…(…は複数個を示す。以下同
じ。)を放射状に形成し、中心にキャプスタン軸通孔3
2bを形成し、このキャプスタン軸通孔32bの入口と
なる下面にテーパ面32cを形成したもので、キャプス
タン軸2にスラストリング32を容易に挿入できるよう
にした。また、スラストリング32は、キャプスタン軸
2の溝31に圧入を可能にするために軟質樹脂材料で形
成したもので、キャプスタン軸2の回転でスラスト止め
機構30から発生する振動を低減する。
【0018】収納凹部33は、後述するように外形が正
六角形であるスラスト座金34を収納するために形状を
正六角形にしたものである。スラスト座金34は、収納
凹部33に嵌め込むために外形としての外周34aを収
納凹部33と同形状且つ略同じ大きさの正六角形に形成
し、中央にキャプスタン軸2を貫通させるための孔34
bを形成したものである。従って、スラスト座金34が
キャプスタン軸2と共に連れ回ることを防止する。
【0019】図3は図1のA部拡大図であり、スラスト
止め機構30の組立姿を示す。スラストリング32は、
キャプスタン軸2の溝31に嵌め、キャプスタン軸2を
ベアリングホルダ13側に止めたことを示す。スラスト
座金34は、孔34bにキャプスタン軸2を貫通し、ベ
アリングホルダ13の収納凹部33に嵌め込んだことを
示す。
【0020】以上述べたスラスト止め機構30の作用を
図4で説明する。図4(a)〜(d)は本発明に係る第
1実施例のスラスト止め機構の作用説明図であり、スラ
スト止め機構30の組立手順を示す。(a)において、
ベアリングホルダ13にキャプスタン軸2を矢印の如
く挿入する。(b)において、ベアリングホルダ13の
収納凹部33にスラスト座金34を矢印の如く嵌め込
む。(c)において、キャプスタン軸2にスラストリン
グ32を嵌め、軸方向に移動(矢印)する。スラスト
リング32は軟質樹脂材料であり、弾性を有するから拡
径する。そして、溝31に落とし込むことにより、スラ
ストリング32は溝31に嵌る。(d)は、スラスト止
め機構30の組立姿を示す。収納凹部33の形状は正六
角形に形成し、スラスト座金34は収納凹部33と同形
状且つ略同じ大きさの正六角形に形成したので、キャプ
スタン軸2が矢印の如く回転しても、スラスト座金3
4がキャプスタン軸2と共に連れ回ることはない。
【0021】図5は本発明に係る第2実施例のキャプス
タンモータの断面図である。なお、第1実施例に示した
キャプスタンモータ1と同一部品については同一符号を
使用して詳細な説明を省略する。キャプスタンモータ4
0は、ステータ50と、このステータ50に回転自在に
取付けたロータ20と、このロータ20をキャプスタン
軸42を介してステータ50側に止めるスラスト止め機
構60とからなる。ステータ50は、第1実施例で示し
たステータ10と略同一部品であり、すなわち、 11
はモータベース、12はプリント基板、14は駆動コイ
ル、16は取付けねじ、17a,17bは軸受、53は
ベアリングホルダである。ベアリングホルダ53は、一
端部53aに座金嵌合部53bを形成し、この座金嵌合
部53bに連続させて円周溝53cを形成したものであ
る。
【0022】図6は図5のB部拡大図であり、スラスト
止め機構60の断面を示す。スラスト止め機構60は、
キャプスタン軸42に形成した溝61a,61bと、こ
れらの溝61a,61bに嵌合したスラストリング62
と、先に説明したベアリングホルダ53のスラスト座金
取付け部としての座金嵌合部53bと、この座金嵌合部
53bに圧入したスラスト座金64とからなる。
【0023】詳細には、スラストリング62は、中心に
キャプスタン軸通孔62aを設け、このキャプスタン軸
通孔62aに凸状リブとしてのリップ部65a,65b
を形成したものである。そして、スラストリング62
は、キャプスタン軸42の溝61aにリップ部65aを
嵌合させ、溝61bにリップ部65bを嵌合させること
で、キャプスタン軸42のスラスト止め強度の向上を図
ったものである。スラスト座金64は、座金面64aの
中心に貫通孔64bを形成し、座金面64aの外周に円
筒片64cを形成したものであり、座金面64aでスラ
ストリング62を受け、貫通孔64bにキャプスタン軸
42を通し、ベアリングホルダ53の座金嵌合部53b
に円筒片64cを圧入したものである。
【0024】キャプスタンモータ40は、ベアリングホ
ルダ53の座金嵌合部53bに円筒片64cを圧入し、
ベアリングホルダ53に凹部としての円周溝53cを形
成した。従って、円周溝53cは、ベアリングホルダ5
3とスラスト座金64との間から流出した潤滑剤の潤滑
剤溜まりの機能を果たす。また、スラスト座金64の円
筒片64cを、ベアリングホルダ53の外周である座金
嵌合部53bに圧入する構成にしたので、軸受17aの
外形に比べスラスト座金64の外形を大きくすることが
できる。従って、スラスト座金64は、潤滑剤を溜める
能力も大きく、潤滑剤がキャプスタン軸42の先端部ま
で上昇するのを防止する。
【0025】尚、第1実施例においてスラスト座金の外
形を正六角形にしたが、非円形であればよく、三角形及
び四角形を含む多角形、楕円をも含む。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、ベアリングホルダの一端部に形状が
非円形であるスラスト座金の収納凹部を形成し、この収
納凹部に外形が非円形の座金であってスラストリングを
受けるスラスト座金を嵌め込んだので、このスラスト座
金がキャプスタン軸と共に連れ回ることを防止すること
ができる。従って、キャプスタンモータのワウ、フラッ
タを改善し、キャプスタンモータの性能を向上させるこ
とができる。また、ベアリングホルダ側にキャプスタン
軸を止める部材を樹脂製のスラストリングにしたので、
キャプスタン軸の回転でスラスト止め機構から発生する
振動を低減することができる。
【0027】請求項2は、スラストリングに、径方向の
伸びを許容するスリットを放射状に入れたので、キャプ
スタン軸にスラストリングを容易に挿入できる。
【0028】請求項3は、スラストリングのキャプスタ
ン軸通孔の入口にテーパ面を形成したので、キャプスタ
ン軸にスラストリングを容易に挿入できる。
【0029】請求項4は、ベアリングホルダの外周にス
ラスト座金を圧入したので、スラスト座金がキャプスタ
ン軸と共に連れ回ることを防止することができる。ま
た、ベアリングホルダ側にキャプスタン軸を止める部材
を樹脂製のスラストリングにしたので、キャプスタン軸
の回転でスラスト止め機構から発生する振動を低減する
ことができる。
【0030】請求項5は、ベアリングホルダに設けたス
ラスト座金取付け部の外周に潤滑剤を溜めるための凹部
を設けたので、ベアリングホルダとスラスト座金との間
から流出した潤滑剤を溜めることができる。従って、流
出した潤滑剤がキャプスタン軸などに付着することを防
止できる。
【0031】請求項6は、キャプスタン軸に同心状の複
数の溝を設け、スラストリングの内周に複数の凸状リブ
を形成し、これらの凸状リブを複数の溝にそれぞれ嵌合
させたので、キャプスタン軸のスラスト止め強度を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のキャプスタンモータ
の断面図
【図2】本発明に係る第1実施例のスラスト止め機構の
分解斜視図
【図3】図1のA部拡大図
【図4】本発明に係る第1実施例のスラスト止め機構の
作用説明図
【図5】本発明に係る第2実施例のキャプスタンモータ
の断面図
【図6】図5のB部拡大図
【図7】従来のキャプスタンモータの断面図
【符号の説明】
1,40…キャプスタンモータ、2,42…キャプスタ
ン軸、11…モータベース、13,53…ベアリングホ
ルダ、17a,17b…ベアリング(軸受)、20…ロ
ータ、30,60…スラスト止め機構、31,61a,
61b…溝、32,62…スラストリング、32a…ス
リット、32b…キャプスタン軸通孔、32c…テーパ
面、33…収納凹部、34,64…スラスト座金、34
a…外形(外周)、53b…スラスト座金取付け部(座
金嵌合部)、53c…凹部(円周溝)、65a,65b
…凸状リブ(リップ部)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータベースにベアリングホルダを取付
    け、このベアリングホルダにベアリングを介してキャプ
    スタン軸を回転自在に取付け、このキャプスタン軸の一
    端にロータを取付け、前記ベアリングホルダとキャプス
    タン軸との間にスラスト止め機構を備えたキャプスタン
    モータにおいて、 前記スラスト止め機構を、キャプスタン軸に形成した溝
    と、この溝に嵌合しキャプスタン軸と共に回転する樹脂
    製のスラストリングと、前記ベアリングホルダの一端部
    に形成し、形状が非円形であるスラスト座金の収納凹部
    と、この収納凹部に嵌め込む外形が非円形の座金であっ
    て前記スラストリングを受けるスラスト座金とから構成
    したことを特徴とするスラスト止め機構を備えたキャプ
    スタンモータ。
  2. 【請求項2】 前記スラストリングに、径方向の伸びを
    許容するスリットを放射状に入れたことを特徴とする請
    求項1記載のスラスト止め機構を備えたキャプスタンモ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記スラストリングのキャプスタン軸通
    孔の入口に、テーパ面を形成したことを特徴とする請求
    項1記載のスラスト止め機構を備えたキャプスタンモー
    タ。
  4. 【請求項4】 モータベースにベアリングホルダを取付
    け、このベアリングホルダにベアリングを介してキャプ
    スタン軸を回転自在に取付け、このキャプスタン軸の一
    端にロータを取付け、前記ベアリングホルダとキャプス
    タン軸との間にスラスト止め機構を備えたキャプスタン
    モータにおいて、 前記スラスト止め機構を、キャプスタン軸に形成した溝
    と、この溝に嵌合しキャプスタン軸と共に回転する樹脂
    製のスラストリングと、前記スラストリングを受けるた
    めにベアリングホルダの外周に嵌合したスラスト座金と
    から構成したことを特徴とするスラスト止め機構を備え
    たキャプスタンモータ。
  5. 【請求項5】 前記ベアリングホルダに設けたスラスト
    座金取付け部の外周に潤滑剤を溜めるための凹部を設け
    たことを特徴とする請求項4記載のスラスト止め機構を
    備えたキャプスタンモータ。
  6. 【請求項6】 前記キャプスタン軸に同心状の複数の溝
    を設け、前記スラストリングの内周に複数の凸状リブを
    形成し、これらの凸状リブを前記複数の溝にそれぞれ嵌
    合したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか
    1項記載のスラスト止め機構を備えたキャプスタンモー
    タ。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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