JP2002161898A - ファン装置 - Google Patents

ファン装置

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JP2002161898A
JP2002161898A JP2000362906A JP2000362906A JP2002161898A JP 2002161898 A JP2002161898 A JP 2002161898A JP 2000362906 A JP2000362906 A JP 2000362906A JP 2000362906 A JP2000362906 A JP 2000362906A JP 2002161898 A JP2002161898 A JP 2002161898A
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fan
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bearing
fixed shaft
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JP2000362906A
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Tomohiro Takano
智宏 高野
Yasushi Wakai
靖司 若井
Tetsuya Yamashita
哲也 山下
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に組立てることができ、しかも、ファン
ロータの軸心合わせを確実に行えて安定したファンロー
タの回転を得ることが可能なファン装置を提供する。 【解決手段】 固定軸1と、この固定軸1の軸心廻りに
回転自在に配置されるモータロータ4と、このモータロ
ータ4と一体的に回転するファンロータ5とを備えたフ
ァン装置である。上記固定軸1に軸受41を装着する。
この軸受41に防振材6を外嵌する。上記ファンロータ
5の一側壁18の中央部にこの防振材6を装着すると共
に、この防振材6に上記モータロータ4を連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファン装置に関
し、特に、空気調和機の室内機等の用いられるクロスフ
ローファン等のファン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば空気調和機等のファン装置
としては、図9に示すように、モータ部51と、ファン
部52とを備え、モータ部51が、固定軸53と、この
固定軸53に固定されるステータ(固定子)54と、固
定軸53の廻りに回転自在に配置されるモータロータ5
5とを有し、ファン部52がファンロータ56を有して
いる。そして、モータ部51の固定子54は、コア57
と、このコア57のティースに巻設されるコイル58と
を備えている。またモータロータ55は、短筒状のロー
タ本体59と、このロータ本体59の内周面に固着され
るロータマグネット60とを備える。ロータ本体59
は、大径の第1部61と小径の第2部62とからなり、
第1部61の内周面に円環状に上記ロータマグネット6
0が取付けられ、第2部62に、軸受63が内装され
る。そして、この軸受63が上記固定軸53に挿入固定
され、モータロータ55が、軸受63を介して固定軸5
3に回転自在に支持されている。
【0003】さらに、モータロータ55とファンロータ
56とは、連結部材64を介して連結される。この場
合、連結部材64は断面がUの字状のリング体からな
り、ファン部52側の壁がファンロータ56の側壁65
に取付けられ、モータ部51側の壁がモータロータ55
の側壁66に取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
のファン装置では、モータロータ55は、軸受63を介
して固定軸53に支持され、ファンロータ56が連結部
材64を介してモータロータ55に支持されている。つ
まり、ファンロータ56は、モータロータ55を介して
間接的に固定軸53に支持される構造となっている。こ
のため、組付け時にファンロータ56の固定軸53に対
する軸心合わせが必要があるが、正確に軸心合わせを行
うことが困難であり、その組立(組付け)作業が面倒で
あった。しかも、部品点数の多く、コスト高となってい
た。
【0005】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、簡単に組立て
ることができ、しかも、ファンロータの軸心合わせを確
実に行えて安定したファンロータの回転を得ることが可
能なファン装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1のファン
装置は、固定軸1と、この固定軸1の軸心廻りに回転自
在に配置されるモータロータ4と、このモータロータ4
と一体的に回転するファンロータ5とを備えたファン装
置において、上記固定軸1に軸受41を装着すると共
に、この軸受41に防振材6を外嵌し、さらに、上記フ
ァンロータ5の一側壁18の中央部にこの防振材6を装
着すると共に、この防振材6に上記モータロータ4を連
結したことを特徴としている。
【0007】上記請求項1のファン装置では、固定軸1
に軸受41を装着すると共に、この軸受41に防振材6
を外嵌することになって、この防振材6がいわゆる軸受
支持部となる。さらに、上記ファンロータ5の一側壁1
8の中央部にこの防振材6を装着するので、固定軸1に
対してファンロータ5が軸受41及び防振材6(軸受支
持部)を介して回転自在に支持される。すなわち、固定
軸1がファンロータ5を支持する支軸となり、ファンロ
ータ5の軸心合わせを正確に行うことが可能となる。ま
た、この防振材6にモータロータ4を連結するので、こ
の防振材6が、ファンロータ5とモータロータ4とを連
結するための連結部材を兼ねることになり、部品点数の
減少を図ると共に、モータロータ4の回転も安定させる
ことが可能である。
【0008】請求項2のファン装置は、上記ファンロー
タ5に対して突入状となる上記防振材6の一端部を、フ
ァンロータ5内部に向かって順次縮径する錐体形状とし
た特徴としている。
【0009】上記請求項2のファン装置では、ファンロ
ータ5に対して突入状となる防振材6の一端部が、ファ
ンロータ5内部に向かって順次縮径する錐体形状である
ので、この一端部は、ファンロータ5の回転によって生
じる風の流れへの悪影響が減少する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明のファン装置の具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1にこの発明のファン装置の要部断面図を示
し、このファン装置は、例えば、空気調和機等の室内機
に使用され、固定軸(シャフト)1と、この固定軸1に
同軸固定される固定子(ステータ)2と、回転体3とを
備える。固定子2は、図面上では簡略化して示している
が、コアと、このコアのティースに巻設されるコイルと
を有し、コアの軸心孔に上記固定軸1が挿入固定され
る。
【0011】また、回転体3は、モータロータ4と、フ
ァンロータ5と、これらを連結する防振材6とを備え
る。モータロータ4は、図4と図5に示すように、軸心
孔を有する円板状本体7と、本体7の外周縁部に軸心方
向に突設されるリング状の鍔部8と、本体7の軸心孔の
周縁から鍔部8を逆方向の軸心方向に突設される円筒状
の軸心方向突出部9とからなる。軸心方向突出部9は、
長突片部10・・と短突片11・・とからなり、長突片
部10・・と短突片11・・とが周方向に沿って交互に
連続して配設されている。この場合、長突片部10は、
第1部12と、この第1部12に連設される第2部13
とからなり、また、短突片11も、第1部14と、この
第1部14に連設される第2部15とからなり、長突片
部10の第2部13の肉厚を短突片11の第2部15の
肉厚より大としている。すなわち、長突片部10の第1
部12と短突片11の第1部14の各外径寸法を同一と
し、長突片部10の第2部13の外径寸法を短突片11
の第2部15に外径寸法より大きくしている。ここで、
各外径寸法とは、軸心から各部の外面までの寸法をい
う。そして、鍔部8の内周面に着磁部が形成され、この
着磁部を上記固定子2のコイルの巻設部に近接対峙させ
ている。
【0012】次に、ファンロータ5は、図1に示すよう
に、ファン本体17と、そのファン本体の側端に取付け
られる一対の側壁18、18とを備え、一側壁(一方の
側壁)18に貫孔19が設けられ、この貫孔19に上記
防振材6が装着され、他方の側壁18(図示省略)の軸
心部に枢支軸が突設されている。
【0013】ところで、防振材6は、一般に防振材(緩
衝材)に使用されるゴム、プラスチック等から構成され
て、図1と図2と図3と図6に示すように、円盤部20
と、この円盤部20に連結される円錐台部21とからな
る。そして、円盤部20に、軸心方向の長嵌合部22・
・及び短嵌合部23が形成される。この長嵌合部22に
モータロータ4の長突片部10が嵌合し、また短嵌合部
23にその短突片11が嵌合する。すなわち、長嵌合部
22は、図2(a)と図3(a)に示すように、長突片
部10の第1部12が嵌合する第1部24と、長突片部
10の第2部13が嵌合する第2部25とからなり、短
嵌合部23は、図2(b)と図3(b)に示すように、
短突片11の第1部14が嵌合する第1部26と、短突
片11の第2部15が嵌合する第2部27とからなる。
そして、長嵌合部22・・と短嵌合部23・・とは周方
向に沿って交互に連続して形成され、リング状の孔部A
(図6参照)を形成する。このため、長突片部10・・と
短突片11・・とで構成された上記軸心方向突出部9
が、長嵌合部22・・と短嵌合部23・・とで構成され
る孔部Aに嵌合することになる。そして、嵌合された際
には、軸心方向突出部9の内周面9aが上記孔部Aの内
周面16に圧接状となる。また、円盤部20には、孔部
Aのモータロータ4側の開口部を施蓋状とする鍔部28
を有し、軸心方向突出部9の端面30がこの鍔28の内
面29に当接する。なお、鍔部28の外面には面取り部
33が形成されている。
【0014】さらに、防振材6の円盤部20の外周面に
は、上記モータロータ4の本体7の外面32に圧接する
リップ部34が形成されている。このリップ部34は、
図3に示すように、円盤部20の軸心方向略中央部から
モータロータ4側に向かって順次拡開するリング状体か
らなり、弾性変形が可能とされる。すなわち、自由状態
では、拡開角度が略45度位に設定され、モータロータ
4が装着された際には、図1と図2に示すように、この
リップ部34の内面が、モータロータ4の本体7の外面
32に圧接する。
【0015】そして、防振材6は、平板円環状の連結体
36を介してファンロータ5の一方の側壁18に連結さ
れる。すなわち、この連結体36の内周部37が防振材
6の円盤部20の外周面に埋設され、この連結体36の
外周部38がファンロータ5の一側壁18の貫孔19の
内周面に埋設されている。これによって、この防振材6
が貫孔19に挿通状とされてファンロータ5に連結され
る。ところで、連結体36の内外周部37、38には、
図6に示すように、防振材6と側壁18とを強固に連結
するために、周方向に沿って所定ピッチで配設される孔
部39・・が設けられている。また、防振材6と連結体
36とは、防振材6を成形する際に、同時一体成形にて
一体化され、連結体36と側壁18とは、側壁18延い
てはファン本体17を成形する際に、側壁18と、防振
材6に連結された連結体36とを同時成形にて一体化す
る。
【0016】ところで、図2と図3等に示すように、防
振材6には軸心孔40が形成されるが、この場合、第1
部40aと第2部40bと第3部40cと第4部40d
を備え、第1部40a〜第4部40dの内径寸法が、固
定軸1の外径寸法より大とされている。そして、内周面
が円弧状とされた第2部40bに、回転体3を固定軸1
に対して回転自在に支持させるための軸受41が装着さ
れる。軸受41は、図7と図8に示すように、外周面が
円弧状とされるリング体42(この外周面の円弧形状を
第2部40bの内周面の円弧形状と略一致させていると
共に、その外径寸法を第2部40bの内径寸法と略同一
としている)と、このリング体42に充填される図示省
略のグリースとを備えている。具体的には、リング体4
2は、その軸心孔43が第1部43aと第2部43bと
第3部43cとからなり、軸心方向中央の第2部43a
に周方向に沿って略120°ピッチで配設されるグリー
スグローブ部44・・が形成されている。そして、第1
部43aの内径寸法を上記固定軸1の外径より僅かに大
きく設定すると共に、第2部43bの内径寸法を固定軸
1の外径と略同一に設定し、さらに、第3部43cを第
1部43aより大きく設定している。そのため、図2等
に示すように、この軸受41に固定軸1を挿入すれば、
言い換えれば、固定軸1に軸受41を外嵌すれば、固定
軸1が第2部43bに嵌合状となって、固定軸1に対し
て軸受42が回転自在となる。また、この防振材6に
は、空気抜き孔45が設けられている。ところで、第3
部43cには、グリースグローブ部44内のグリースの
飛散を防止するために、平板円環状の蓋体(図示省略)
が嵌合される。なお、第1部43a側へは、この第1部
43aを形成するための壁部にて流出しないよう設定さ
れる。
【0017】次に上記のように構成されるファン装置の
組立て方法を説明する。まず、モータロータ4とファン
ロータ5と防振材6とを備えた回転体3を組立てると共
に、固定軸1と固定体2等を連結して固定側部材を形成
する。この場合、ファンロータ5の側壁18と防振材6
とは、連結体36の内周部37の埋め込みにて一体化
し、さらに、防振材6と連結体36とは、連結体36の
外周部38の埋め込みにて一体する。また、防振材6と
モータロータ4とは、モータロータ4の軸心方向突出部
9を防振材6の孔部Aに嵌合させることによって、連結
する。すなわち、防振材6に対してモータロータ4を軸
心方向に沿って順次接近させ、鍔部28を弾性変形させ
つつ、モータロータ4の長突片部10を防振材6の長嵌
合部22に嵌合させると共に、モータロータ4の短突片
11を防振材6の短嵌合部23に嵌合させる。これによ
って、防振材6にモータロータ4を連結することができ
る。
【0018】また、軸受41を防振材6に嵌め込むこと
によって装着して、防振材6と軸受41とを一体化す
る。この際、モータロータ4を防振材6に連結した後、
軸受41を防振材6に装着するも、軸受41を防振材6
に装着した後、モータロータ4を防振材6に連結するも
どちらでもよい。そして、このように組立てられた回転
体3を、固定側の固定軸1に装着する。すなわち、防振
材6の軸心孔40に装着された軸受41の軸心孔43
に、固定軸1を挿入することによって、回転体3と、固
定軸1等にて構成される固定側とを連結し、この回転体
3を、この防振材6内に装着される軸受41を介して、
この固定軸1の軸心廻りに回転自在に配置する。なお、
ファンロータ5の他方の側壁18には、上記のように枢
支軸が設けられているので、この枢支軸に軸受を装着
し、この軸受を、軸受支持部等を介してこのファン装置
が装着される空気調和機の室内機等に取付ければ、ファ
ンロータ4の両端を支持することができ、組立て作業が
終了する。
【0019】上記の実施の形態によれば、防振材6にモ
ータロータ4を嵌合させた状態では、軸心方向突出部9
の内周面9aが上記孔部Aの内周面16に圧接するの
で、モータロータ4の軸心合わせを確実に行え、しか
も、鍔部28の内面29に軸心方向突出部の端面30が
当接するので、防振材6とモータロータ4との軸心方向
及び径方向のがたつきが防止される。また、リップ部3
4がモータロータ4の本体7に圧接するので、各嵌合部
22、23内を負圧状態とすることが可能となって、防
振材6とモータロータ4との密着性に優れる。さらに、
固定軸1がファンロータ5の直接的な支軸となって、軸
受41をファンロータ5の軸心上に配設することがで
き、コギングトルクの影響が少ない安定した回転を得る
ことができる。ところで、この実施の形態では、リング
体42の円弧形状を防振材6の第2部40bの内周面の
円弧形状と略一致させていると共に、軸受41のリング
体42の外径寸法を第2部40bの内径寸法と略同一と
しているので、軸受41を防振材6の軸心孔40の第2
部40bへ安定した状態で確実に嵌合装着させることが
でき、軸受41と防振材6との連結が安定する。また、
防振材6がいわゆる軸受支持部となり、この軸受支持部
を介してモータロータ4とファンロータ5とが連結(接
合)されるので、部品点数の減少を図ることが可能とな
って、生産性の向上及びコストの低減に寄与する。
【0020】ところで、図3等のように、防振材6をフ
ァンロータ5の側壁18に連結すれば、この防振材6に
装着される軸受41が側壁18の含む平面内に位置する
ことになる。これによって、軸受41を固定する防振材
6に応力(ファンロータ5の自重・偏心等による応力)
が加わりにくくなって、防振材6の耐久性の向上に寄与
すると共に、ファンロータ5はより安定した回転が可能
となる。また、防振材6の円錐台部21はファンロータ
5内に突入状となっている。言い換えれば、ファンロー
タ5に防振材6の一端部が突入状となって、この一端部
が、ファンロータ5内部に向かって順次縮径する錐体形
状となっている。これによって、ファンロータ6の回転
にて発生する風の流れに悪影響を与えず、安定した風を
生じさせることができる。さらに、防振材6にモータロ
ータ4を嵌合させれば、すなわち、モータロータ4の軸
心方向突出部9を防振材6の孔部Aに嵌合させれば、防
振材6とモータロータ4とが連結されるが、この場合、
軸心方向突出部9が長突片部10と短突片11とを有す
るので、長突片部10のうち短突片11よりファンロー
タ5側に突出している部位が、防振材6とモータロータ
4とが一体に回転することができる回転トルク伝達部と
なり、防振材6とモータロータ4とが確実に一体状に回
転する。
【0021】以上にこの発明のファン装置の具体的な実
施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形
態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々
変更して実施することが可能である。例えば、軸受41
のグリースグローブ部44の数の増減は自由であり、軸
受41として、実施の形態に示したもの以外の例えば玉
軸受等の種々のものを使用することができる。また、モ
ータロータ4としてリング状の永久磁石を使用したもの
であってよい。さらに、軸心方向突出部9として、円筒
状とすることなく、突出ピン等であってよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1のファン装置によれば、防振材
がいわゆる軸受支持部となり、固定軸に対してファンロ
ータが軸受及び防振材(軸受支持部)を介して回転自在
に支持される。すなわち、固定軸がファンロータの直接
的な支軸となり、ファンロータの軸心合わせを正確に行
うことが可能となる。また、この防振材が、ファンロー
タとモータロータとを連結するための連結部材を兼ねる
ことになり、部品点数の減少を図ると共に、モータロー
タも回転も安定させることが可能である。
【0023】請求項2のファン装置によれば、一端部
は、ファンロータの回転によって生じる風の流れに悪影
響を与えることがなく、ファンロータにて安定した風の
流れを発生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファン装置の実施形態を示す要部断
面図である。
【図2】上記ファン装置のモータロータの嵌合前を示
し、(a)(b)はそれぞれ要部拡大断面図である。
【図3】上記ファン装置のモータロータ嵌合状態を示
し、(a)(b)はそれぞれ要部拡大断面図である。
【図4】上記ファン装置のモータロータを示す側面図で
ある。
【図5】上記ファン装置のモータロータを示す断面図で
ある。
【図6】上記ファン装置の防振材の一部断面で示す側面
図である。
【図7】上記ファン装置の軸受の要部拡大断面図であ
る。
【図8】上記ファン装置の軸受の要部側面図である。
【図9】従来のファン装置の要部断面図である。
【符号の説明】
1 固定軸 4 モータロータ 5 ファンロータ 6 防振材 18 側壁 41 軸受
フロントページの続き (72)発明者 山下 哲也 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3H031 AA02 AA03 AA05 BA04 BA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸(1)と、この固定軸(1)の軸
    心廻りに回転自在に配置されるモータロータ(4)と、
    このモータロータ(4)と一体的に回転するファンロー
    タ(5)とを備えたファン装置において、上記固定軸
    (1)に軸受(41)を装着すると共に、この軸受(4
    1)に防振材(6)を外嵌し、さらに、上記ファンロー
    タ(5)の一側壁(18)の中央部にこの防振材(6)
    を装着すると共に、この防振材(6)に上記モータロー
    タ(4)を連結したことを特徴とするファン装置。
  2. 【請求項2】 上記ファンロータ(5)に対して突入状
    となる上記防振材(6)の一端部を、ファンロータ
    (5)内部に向かって順次縮径する錐体形状としたこと
    を特徴とする請求項1のファン装置。
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