JPH11234697A - 副映像のデータ構造及び記録媒体及び再生装置 - Google Patents

副映像のデータ構造及び記録媒体及び再生装置

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JPH11234697A
JPH11234697A JP10035909A JP3590998A JPH11234697A JP H11234697 A JPH11234697 A JP H11234697A JP 10035909 A JP10035909 A JP 10035909A JP 3590998 A JP3590998 A JP 3590998A JP H11234697 A JPH11234697 A JP H11234697A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】副映像の解像度を向上する。 【解決手段】副映像データの副映像ユニットヘッダ(S
PUH)と、圧縮後映像データ(PXD)と、前記表示
制御シーケンステーブル(SP_DCSQT)とを1単
位とした副映像ユニットにおいて、画素データのビット
数Rを拡張してNビットとし、上記圧縮後画像データ形
式の第1の圧縮後画像データ(PXD(A))に上記ビ
ット数Rの画素データを含ませ、この第1の圧縮後画像
データ(PXD(A))につづいて、(N−R)ビット
の拡張画素データ(PXD(B))を配置した構造とす
る。画素データのビット拡大により色コードの選択肢を
増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばデジタル
ビデオディスクの記録データとして有効な副映像のデー
タ構造に関するととともに、その記録媒体及び再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度記録のデジタルビデオディ
スクが開発され、このビデオディスクには映画等の映像
情報、その映画の字幕(複数の言語字幕を記録して用意
可能)、その映画のための音声(複数の言語の音声を記
録して用意可能)が記録されている。またデジタルビデ
オディスクとしては、レーザ光を利用した光学的な手段
により情報の書き込み消去が可能なものも開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のデジタルビデオ
ディスクにおいては、字幕情報は副映像と称され、デー
タ圧縮されて記録されている。この圧縮方式は、規格に
より定められている。しかし、この規格によると、ピク
セルデータを4値で表現するというものであるために、
解像度の点で物足りないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように副映像
のデータフォーマットを規定している現在の方式では、
解像度の点で物足りないという問題がある。
【0005】そこでこの発明では、副映像の解像度を向
上することができる副映像のデータ構造を提供すること
を目的とする。この場合、現行方式のフォーマットと互
換性のあるデータ構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明は、副映像データのユニットサイズおよび
表示制御シーケンステーブルの開始アドレスを含む副映
像ユニットヘッダ(SPUH)と、映像データを複数あ
る所定の規則のうちの1つでランレングス圧縮したデー
タであって、その圧縮ルールを示す判別データと継続画
素数及び圧縮画像の色などの内容を示す画素データから
なる圧縮後映像データ(PXD)と、前記圧縮後映像デ
ータを復号して表示する際に用いられる制御データとし
ての前記表示制御シーケンステーブル(SP_DCSQ
T)とを1単位とした副映像ユニットにおいて、前記画
素データのビット数Rを拡張してNビットとし、上記圧
縮後画像データ形式の第1の圧縮後画像データ(PXD
(A))には上記ビット数Rの画素データを含ませて、
この第1の圧縮後画像データ(PXD(A))につづい
て、(N−R)ビットの拡張分の画素データを拡張画素
データ(PXD(B))として配置したことを特徴とす
るものである。
【0007】これにより画素データとしてNビットを得
ることができ、色コードなどの選択肢を拡大でき解像度
を向上することができる。
【0008】又この発明では、上記ディスプレイシーケ
ンス制御データ内において、色コードのビット数を拡張
して色コードの数を増大し、色コードの選択肢を拡大す
るものである。
【0009】またこの発明では、上記ディスプレイシー
ケンス制御データ内において、予め規定されている色コ
ードのビット数を拡張して色コードの数を増大し、第1
の色コード群を第1のコマンドにより指定されたフィー
ルドに設け、第2の色コード群を第2のコマンドにより
指定された別のフィールドに設けるものである。
【0010】これにより画素データの解像度の増大に伴
い、それに応じた着色データを得ることができる。ま
た、予め規定されている色コードと、第1の圧縮後映像
データとを対応させて用いることができるために、現行
のフォーマットに対応した再生装置が副映像を再生する
には何ら支障はない。この発明は上記の他、実施の形態
に示すように各種の形態で実現されるものである。
【0011】
【実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0012】まずこの発明が適用される光学式ディスク
(デジタルビデオディスク)のデータ形式について説明
することにする。
【0013】図1は、光学式ディスクのボリウム空間を
示している。
【0014】図1に示すように、ボリウム空間は、ボリ
ウム及びファイル構成ゾーン、DVDビデオゾーン、他
のゾーンからなる。ボリウム及びファイル構成ゾーンに
は、UDFブリッジ構成が記述されており、所定規格の
コンピュータでもそのデータを読み取れるようになって
いる。DVDビデオゾーンは、ビデオマネージャー(V
MG)、ビデオタイトルセット(VTS)を有する。ビ
デオマネージャー(VMG)、ビデオタイトルセット
(VTS)は、それぞれ複数のファイルで構成されてい
る。ビデオマネージャー(VMG)は、ビデオタイトル
セット(VTS)を制御するための情報である。
【0015】図2には、ビデオマネージャー(VMG)
とビデオタイトルセット(VTS)の構造をさらに詳し
く示している。
【0016】ビデオマネージャー(VMG)は、ビデオ
タイトルセット等を制御する制御データとしてのビデオ
マネージャーインフォーメーション(VMGI)と、メ
ニュー表示のためのデータとしてのビデオオブジェクト
セット(VMGM VOBS)を有する。またバックア
ップ用のビデオマネージャーインフォーメーション(V
MGI)も有する。
【0017】ビデオタイトルセット(VTS)は、制御
データとしてのビデオタイトルセットインフォーメーシ
ョン(VTSI)と、メニュー表示のためのデータとし
てのビデオオブジェクトセット(VMGM VOBS)
と、映像表示のためのビデオオブジェクトセットであ
る、ビデオタイトルセットのタイトルのためのビデオオ
ブジェクトセット(VTSTT VOBS)とが含まれ
る。またバックアップ用のビデオタイトルセットインフ
ォーメーション(VTSI)も有する。
【0018】さらに、映像表示のためのビデオオブジェ
クトセットである(VTSTT VOBS)は、複数の
セル(Cell)で構成されている。各セル(Cel
l)にはセルID番号が付されている。
【0019】図3には、上記のビデオオブジェクトセッ
ト(VOBS)とセル(Cell)の関係と、さらにセ
ル(Cell)の中身を階層的に示している。DVDの
再生処理が行われるときは、映像の区切り(シーンチェ
ンジ、アングルチェンジ、ストーリーチェンジ等)や特
殊再生に関しては、セル(Cell)単位またはこの下
位の層であるビデオオブジェクトユニット(VOBU)
単位で取り扱われるようになっている。
【0020】ビデオオブジェクトセット(VOBS)
は、まず、1つまたは複数のビデオオブジェクト(VO
IDN1 〜VOB IDNi )で構成されている。
さらに1つのビデオオブジェクトは、1つまたは複数の
セル(C IDN1 〜C IDNj )により構成されて
いる。さらに1つのセル(Cell)は、1つまたは複
数のビデオオブジェクトユニット(VOBU)により構
成されている。そして1つのビデオオブジェクトユニッ
ト(VOBU)は、1つのナビゲーションパック(NV
PCK)、1つまたは複数のオーディオパック(A
PCK)、1つまたは複数のビデオパック(V PC
K)、1つまたは複数のサブピクチャーパック(SP
PCK)で構成されている。
【0021】ナビゲーションパック(NV PCK)
は、主として所属するビデオオブジェクトユニット内の
データの再生表示制御を行うための制御データ及びビデ
オオブジェクトユニットのデータサーチを行うための制
御データとして用いられる。
【0022】ビデオパック(V PCK)は、主映像情
報であり、MPEG等の規格で圧縮されている。またサ
ブピクチャーパック(SP PCK)は、主映像に対し
て補助的な内容を持つサブピクチャー情報である。例え
ば映画の字幕、シナリオ、などであり、ランレングス圧
縮技術が用いられる。オーディオパック(A PCK)
は、音声情報である。
【0023】図4には、ビデオオブジェクト(VOB)
と、セルとの関係を取り出して示している。図4(A)
に示す例は、1つのタイトル(例えば映画のシーン)が
連続している状態のブロック配列であり、ブロック内の
セルが連続して再生される。これに対して、図4(B)
は、マルチシーンを記録した場合のセルの配列例を示し
ている。即ち、DVDにおいては、同時進行するイベン
トであって、異なる角度から撮影した映像を記録しても
よいという規格が定められている。例えば、野球の映画
であった場合、バックネット裏から球場全体を撮影した
映像と、審判の顔をズームアップした映像とを同時に取
得し、それぞれの映像を複数のユニットに分割し、これ
らをインターリーブしてトラック上に記録するものであ
る。図4(B)の例は、2つのシーンをユニットに分割
して、各ユニットをインターリーブした例を示してい
る。このようなディスクが再生される場合は、いずれか
一方のユニットが飛び飛びに取得されて、再生されるこ
とになる。いずれのシーンを選択するかは、ユーザの操
作により決定されるか、又は、優先順位が付されており
ユーザ選択がない場合には優先度の高い方が再生され
る。
【0024】図5には、プログラムチェーン(PGC)
により、上記のセル(Cells)がその再生順序を制
御される例を示している。
【0025】プログラムチェーン(PGC)としては、
データセルの再生順序として種々設定することができる
ように、種々のプログラムチェーン(PGC#1、PG
C#2、PGC#3…)が用意されている。したがっ
て、プログラムチェーンを選択することによりセルの再
生順序が設定されることになる。
【0026】プログラムチェーンインフォメーション
(PGCI)として記述されているプログラム#1〜プ
ログラム#nが実行される例を示している。図示のプロ
グラムは、ビデオオブジェクトセット(VOBS)内の
#s以降のセルを順番に指定する内容となっている。
【0027】図6には、ビデオタイトルセット(VT
S)の中のビデオタイトルセットインフォーメーション
(VTSI)を示している。ビデオタイトルセットイン
フォーメーション(VTSI)の中にビデオタイトルセ
ットプログラムチェーンインフォメーションテーブル
(VTS PGCIT)が記述されている。したがっ
て、1つのビデオタイトルセット(VTS)内のビデオ
オブジェクトセット(VOBS)が再生されるときは、
このビデオタイトルセットプログラムチェーンインフォ
メーションテーブル(VTS PGCIT)で提示され
る複数のプログラムチェーンの中からユーザが選択した
プログラムチェーンが利用される。
【0028】VTSIの中には、そのほかに、次のよう
なデータが記述されている。
【0029】VTSI MAT…ビデオタイトルセット
情報の管理テーブルであり、このビデオタイトルセット
にどのような情報が存在するのか、また、各情報のスタ
ートアドレスやエンドアドレスが記述されている。
【0030】VTS PTT SRPT…ビデオタイト
ルセット パート オブ タイトルサーチポインターテ
ーブルであり、ここでは、タイトルのエントリーポイン
ト等が記述されてる。
【0031】VTSM PGCI UT…ビデオタイト
ルセットメニュープログラムチェーンインフォメーショ
ンユニットテーブルであり、ここには、各種の言語で記
述されるビデオタイトルセットのメニューを再生するた
めのチェーンである。したがって、どの様なビデオタイ
トルセットが記述されており、どのようなスタイルの再
生順序で再生できるのか記述されているのかをメニュー
で確認できる。
【0032】VTS TMAPT…ビデオタイトルセッ
トタイムマップテーブルであり、このテーブルには、プ
ログラムチェーン内で管理されるVOBUの記録位置の
情報が記述されている。
【0033】VTSM ADT…ビデオタイトルセ
ットメニュー セル アドレステーブルであり、ビデオ
タイトルセットメニューを構成するセルのスタート及び
エンドアドレス等が記述されている。
【0034】VTSM VOBU ADMAP…ビデオ
タイトルセットメニュービデオオブジェクトユニットア
ドレスマップであり、このマップにはメニュー用のビデ
オオブジェクトユニットのスタートアドレスが記述され
ている VTS ADT…ビデオタイトルセット セル ア
ドレステーブルであり、ビデオタイトルセット本体を構
成するセルのスタート及びエンドアドレス等が記述され
ている。
【0035】VTS VOBU ADMAP…ビデオタ
イトルセットビデオオブジェクトユニットアドレスマッ
プであり、このマップには、タイトル本体のビデオオブ
ジェクトユニットのスタートアドレスが記述されてい
る。
【0036】再生装置においては、プログラムチェーン
が選択されると、そのプログラムチェーンによりセルの
再生順序が設定される。また再生においては、ビデオオ
ブジェクトユニットに含まれるNV PCKが参照され
る。NV PCKは、表示内容、表示タイミングを制御
するための情報や、データサーチのための情報を有す
る。したがって、このNV PCKテーブルの情報に基
づいてV PCKの取り出しと、デコードが行われる。
また他のパックの取り出し及びデコードが行われるが、
その場合は、ユーザが指定しているところの言語のA
PCK、SP PCKの取り出しが行われる。
【0037】図7には、1つのパックとパケットの構成
例を示している。
【0038】1パックは、パックヘッダ、パケットで構
成される。パックヘッダ内には、パックスタートコー
ド、システムクロックリファレンス(SCR)等が記述
されている。パックスタートコードは、パックの開始を
示すコードであり、システムクロックリファレンス(S
CR)は、装置全体に対して再生経過時間における所在
時間を示す情報である。1パックの長さは、2048バ
イトであり、光ディスク上の1論理ブロックとして規定
され、記録されている。
【0039】1パケットは、パケットヘッダとビデオデ
ータまたはオーディオデータ又はサブピクチャーデータ
またはナビゲーションデータで構成されている。パケッ
トのパケットヘッダには、スタッフィングが設けられる
場合もある。またパケットのデータ部にはパディングが
設けられる場合もある。
【0040】図8には、NV PCKを取り出して示し
ている。
【0041】NV PCKは、基本的には表示画像を制
御するためのピクチャーコントロールインフォーメーシ
ョン(PCI)パケットと、同じビデオオブジェクト内
に存在するデータサーチインフォメーション(DSI)
パケットを有する。各パケットにはパケットヘッダとサ
ブストリームIDが記述され、その後にそれぞれデータ
が記述されている。各パケットヘッダにはストリームI
Dが記述され、NV PCKであることを示し、サブスト
リームIDは、PCI、DSIの識別をおこなってい
る。また各パケットヘッダには、パケットスタートコー
ド、ストリームID、パケット長が記述され、続いて各
データが記述されている。
【0042】PCIパケットは、このパケットが属する
ビデオオブジェクトユニット(VOBU)内のビデオデ
ータの再生に同期して、表示内容を変更するためのナビ
ゲーションデータである。
【0043】PCIパケットには、一般情報であるPC
Iジェネラルインフォメーション(PCI GI)と、
ノンシームレスアングルインフォメーション(NSML
ANGLI)と、ハイライトインフォメーション(HL
I)と、記録情報であるレコーディングインフォーメー
ション(RECI)が記述されている。
【0044】図9には再生制御一般情報(PCI
I)を示している。
【0045】PCI GIには、このPCIの一般的な
情報であり以下のような情報を記述されている。このナ
ビゲーションパックのアドレスである論理ブロックナン
バー(NV PCK LBN)、このPCIで管理され
るビデオオブジェクトユニット(VOBU)の属性を示
すビデオオブジェクトユニットカテゴリー(VOBUC
AT)、このPCIで管理されるビデオオブジェクトユ
ニットの表示期間におけるユーザの操作禁止情報等を示
すユーザオペレーションコントロール(VOBU UO
CTL)、ビデオオブジェクトユニットの表示の開
始時間を示す(VOBU PTM)、ビデオオブジ
ェクトユニットの表示の終了時間を示す(VOBU
PTM)を含む。VOBU PTMによって指定
される最初の映像は、MPEGの規格におけるIピクチ
ャーである。さらにまた、ビデオオブジェクトユニット
の最後のビデオの表示時間を示すビデオオブジェクトユ
ニット シーケンス エンド プレゼンテーションタイ
ム(VOBU SE PTM)や、セル内の最初のビ
デオフレームからの相対表示経過時間を示すセル エラ
プス タイム(C ElTM)等も記述されている。
【0046】また、PCI内に記述されている、NSM
ANGLIは、アングルチェンジがあったときの目
的地(行き先)のアドレスを示している。つまり、ビデ
オオブジェクトは、異なる角度から撮像した映像をも有
する。そして、現在表示しているアングルとは異なるア
ングルの映像を表示させるためにユーザからの指定があ
ったときは、次に再生を行うために移行するVOBUの
アドレスが記述されている。
【0047】HLIは、画面内で特定の領域を矩形状に
指定し、この領域の輝度やここに表示されるサブピクチ
ャーのカラー等を可変するための情報である。この情報
には、ハイライトジェネラルインフォーメーション(H
GI)、ユーザにカラー選択のためにボタン選択を
行わせるためのボタンカラーインフォーメーションテー
ブル (BTN COLIT)、また選択ボタンのため
のボタンインフォーメーションテーブル(BTNIT)
が記述されている。
【0048】RECIは、このビデオオブジェクトユニ
ットに記録されているビデオ、オーディオ、サブピクチ
ャーの情報であり、それぞれがデコードされるデータが
どようなものであるかを記述している。例えば、その中
には国コード、著作権者コード、記録年月日等がある。
【0049】DSIパケットは、ビデオオブジェクトユ
ニットのサーチを実行させるためのナビゲーションデー
タである。
【0050】DSIパケットには、一般情報であるDS
Iジェネラルインフォーメーション(DSI GI)
と、シームレスプレイバックインフォーメーション(S
ML PBI)、シームレスアングルインフォメーション
(SML AGLI)、ビデオオブジェクトユニットサ
ーチインフォメーション(VOBU SRI)、同期情
報(SYNCI)が記述されている。
【0051】図10に示すようにDSI GIには、次
のような情報が記述されている。
【0052】NV PCKのデコード開始基準時間を示
すシステムクロックリファレンスであるNV PCK
SCR、NV PCKの論理アドレスを示す(NV
CK LBN)、このNV PCKが属するビデオオブジ
ェクトユニットの終了アドレスを示す(VOBU
A)が記述されている。さらにまた、最初にデコードす
るための第1の基準ピクチャー(Iピクチャー)の終了
アドレス(VOBU 1STREF EA)、最初にデコ
ードするための第2の基準ピクチャー(Pピクチャー)
の終了アドレス(VOBU 2NDREF EA)、最
初にデコードするための第3の基準ピクチャー(Pピク
チャー)の終了アドレス(VOBU 3RDREF
A)が記述されている。さらにまた、このDSIが属す
るVOBのID番号(VOBU VOB IDN)、ま
たこのDSIが属するセルのID番号(VOBU
IDN)、セル内の最初のビデオフレームからの相対経
過時間を示すセル エラプス タイム(C ELTM)
も記述されている。
【0053】図11に示すようSML PBIには、次
のような情報が記述されている。
【0054】このDSIが属するVOBUはインターリ
ーブドされたユニット(ILVU)であるか、ビデオオ
ブジェクトの接続を示す基準となるプリユニット(PR
EU)であるかを示すビデオオブジェクトユニットシー
ムレスカテゴリー(VOBU SML CAT)、プリユ
ニットは、インターリブユニットの直前のユニットであ
ることを示し、インターリーブユニットの存在を再生装
置に認識させるのに有効となるユニット情報である。イ
ンターリーブドユニットの終了アドレスを示す(ILV
EA)、次のインターリーブドユニットの開始アド
レスを示す(ILVU SA)、次のインターリーブド
ユニットのサイズを示す(ILVU SZ)、ビデオオブ
ジェクト(VOB)内でのビデオ表示開始タイムを示す
(VOB PTM)、ビデオオブジェクト(V
OB)内でのビデオ表示終了タイムを示す(VOB
PTM)、ビデオオブジェクト(VOB)内での
オーディオ停止タイムを示す(VOB STP
TM)、ビデオオブジェクト(VOB)内でのオーディ
オギャップ長を示す(VOB GAP LEN)等
がある。
【0055】図12に示すようにシームレスアングル情
報(SML AGLI)には、次のような情報が記述さ
れている。
【0056】各アングルにおける次に移行目的とするイ
ンターリーブユニットのアドレス及びサイズ(SML
AGL Cn DSTA)(n=1〜9)である。アン
グルの変更があった場合はこの情報が参照される。
【0057】図13に示すようにVOBU サーチ情報
(VOBU SRI)としては次のような情報が記述さ
れている。
【0058】この情報は、現在のビデオオブジェクトユ
ニット(VOBU)の開始時間よりも(0.5×n)秒
前及び後のVOBUの開始アドレスを記述している。即
ち、当該DSIを含むVOBUを基準にしてその再生順
にしたがってフォワードアドレス(FWDINn)とし
て+1から+20、+60、+120及び+240まで
のVOBUのスタートアドレス及びそのユニットにビデ
オパックが存在することのフラッグが記述されている。
スタートアドレスは、当該VOBUの先頭の論理セクタ
から相対的な論理セクタ数で記述されている。この情報
を利用することにより、再生したいVOBUを自由に選
択することができる。
【0059】図14に示すように同期情報(SYNC)
には、DSIが含まれるVOBUのビデオデータの再生
開始時間と同期して再生すべきサブピクチャー及びオー
ディオデータのアドレスが記述されている。アドレス
は、DSIが含まれるNV PCKからの相対的な論理
セクタ数で目的とするパックの開始位置を示している。
オーディオストリームが複数(最大8)ある場合にはそ
の数だけ同期情報が記載されている。またサブピクチャ
ーが複数(最大32)ある場合には、その数だけ同期情
報が記述される。
【0060】上記の説明は、ビデオ、オーディオ、NV
データ、副映像等のパック構造の説明であった。
【0061】ここで、各パックのそれぞれの集合体につ
いて説明する。
【0062】図15にはビデオオブジェクトユニット
(VOBU)と、このユニット内のビデオパックの関係
を示している。VOBU内のビデオデータは、1つ以上
のGOPにより構成している。エンコードされたビデオ
データは、例えばISO/IEC13818−2に準拠
している。VOBUのGOPは、Iピクチャー、Bピク
チャーで構成され、このデータの連続が分割されビデオ
パックとなっている。
【0063】図16には、オーディオストリームとオー
ディオパックとの関係を示している。オーディオストリ
ームとしては、リニアPCM、ドルビーAC−3、MP
EG等のデータがある。
【0064】図17には、エンコード(ランレングス圧
縮)された副映像のパックの論理構造を例示している。
【0065】図17の上部に示すように、ビデオデータ
に含まれるサブピクチャー(副映像)の1パック(SP
PCK)は、たとえば2048バイト(2kB)で構
成される。サブピクチャーの1パックは、先頭のパック
ヘッダのあとに、パケットヘッダ及び副映像データを含
んでいる。パックヘッダには、それぞれファイル全体の
再生を通じて基準となる時刻(SCR; System Clock
Reference)情報が付与されており、システムタイマー
の時刻と所定の関係にあり、かつ同じ時刻情報のSCR
が付与されている各サブピクチャーパケットが取りまと
められ、後述するデコーダへ転送されるようになってい
る。
【0066】第1のサブピクチャーパケットは、そのパ
ケットヘッダのあとに、後述するサブピクチャーユニッ
トヘッダ(SPUH)とともにランレングス圧縮された
サブピクチャーデータを含んでいる。同様に、第2のサ
ブピクチャーパケットは、そのパケットヘッダのあと
に、ランレングス圧縮されたサブピクチャーデータを含
んでいる。
【0067】このような複数の副映像データをランレン
グス圧縮の1ユニット(1単位)分集めたものが副映像
ユニットである。副映像ユニットには、副映像ユニット
ヘッダが付与されている。この副映像ユニットヘッダの
あとに、1ユニット分の映像データ(たとえば2次元表
示画面の1水平ライン分のデータ)をランレングス圧縮
した画素データ、および各副映像データパックの表示制
御シーケンス情報を含むテーブルが続く。
【0068】即ち、副映像ユニットは、サブピクチャー
表示用の各種パラメータが記録されている副映像ユニッ
トヘッダ(SPUH)と、ランレングス符号からなる表
示データ(圧縮された画素データ;PXD)と、表示制
御シーケンステーブル(DCSQT)とで構成されるこ
とになる。
【0069】図18は、図17で例示した1ユニット分
のランレングス圧縮データ310のうち、副映像ユニッ
トヘッダの内容の一部を例示している。
【0070】副映像ユニットヘッダ(SPUH)には、
少なくとも画素データ(PXD)のTV画面上での表示
サイズすなわち表示開始位置および表示範囲(幅と高
さ)(SPDSZ;2バイト)と、副映像データパケッ
ト内の表示制御シーケンステーブルの記録開始アドレス
(SP DCSQT SA;2バイト)とが記録されて
いる。
【0071】さらに説明すると、副映像ユニットヘッダ
(SPUH)には、図18に示すように、以下の内容を
持つパラメータが記録されている。
【0072】(1)この表示データのモニタ画面上にお
ける表示開始位置および表示範囲(幅および高さ)を示
すサイズ情報(SPDSZ)と; (2)パケット内の表示制御シーケンステーブルの記録
開始位置情報(副映像の表示制御シーケンステーブル開
始アドレスSP DCSQT SA)。
【0073】図19は、再度、副映像ユニットのデータ
構造を示す。
【0074】副映像ユニットは、複数の副映像パケット
により構成されている。即ち、ビデオデータに含まれる
副映像情報の1パックはたとえば2048バイト(2k
B)で構成され、副映像情報の1パックは、先頭のパッ
クヘッダのあとに、1以上の副映像パケットを含んでい
る。パックヘッダには、それぞれファイル全体の再生を
通じて基準となる時刻(SCR; System Clock Refer
ence)情報が付与されており、同じ時刻情報のSCRが
付与されている副映像パック内のパケットが後述するデ
コーダへ転送されるようになっている。
【0075】上述したパケットのパケットヘッダには、
再生システムがその副映像ユニットの表示制御を開始す
べき時刻がプレゼンテーションタイムスタンプ(PT
S;Presentation Time Stamp )として記録されてい
る。ただし、このPTSは、図20に示すように、各副
映像ユニット(Y,W)内の先頭の副映像データパケッ
トのヘッダにだけ記録されるようになっている。このP
TSは、所定の再生時刻SCRを参照して再生される複
数の副映像ユニットにおいて、その再生順に沿った値が
各副映像ユニットに対して記述されている。
【0076】図21は、1以上の副映像パケットで構成
される副映像ユニットの直列配列状態(n、n+1)
と、そのうちの1ユニット(n+1)のパケットヘッダ
に記述されたプレゼンテーションタイムスタンプ(PT
S)と、この(PTS)に対応したユニット(n+1)
の表示制御の経過状態とを、例示している。即ち、PT
Sの処理時点と、副映像ユニット(n)の表示クリア期
間と、これから表示する副映像ユニット(n+1)の表
示開始時点との関係を示している。
【0077】図22に示すように、副映像ユニットヘッ
ダ(SPUH)311には、副映像ユニットのサイズ
(2バイトのSPU SZ)と、パケット内の表示制御
シーケンステーブル313の記録開始アドレス(2バイ
トのSP DCSQT SA)とが記録されている。
【0078】SPU SZは、1つのユニットのサイズ
をバイト数で記述しており、最大サイズは53248バ
イトである。SP DCSQT SAは、ユニットの最
初のバイトからの相対バイト数により表示制御シーケン
ステーブル(SP DCSQT)の開始アドレスを記述
している。
【0079】図23に示すように、表示制御シーケンス
テーブル(SP DCSQT)には、1つ以上の副映像
表示シーケンス(SP DCSQ0 、SP DCSQ1
、…SP DCSQn )が実行順に記述されている。
表示制御シーケンステーブル(SP DCSQT)は、
副映像ユニットの有効期間中に、副映像の表示開始/停
止と、属性を変更するための表示シーケンス情報であ
る。
【0080】図24は上記の副映像表示制御シーケンス
(SP DCSQ)の1つの内容を示している。このS
DCSQのパラメータとしては以下のような内容が
記述されている。
【0081】映像データ表示制御の実行が開始される時
刻を示す副映像表示制御スタートタイム(SP DCS
STM;Sub-Picture Display Control Sequence
Start Time )と、次の副映像表示制御シーケンス(S
DCSQ)の記述先を表すアドレス(SP NXT
DCSQ SA;Addres of Next SP DCSQ )と、副
映像データの表示制御コマンド(SP COMMAN
D;Sub-Picture Display Control Command )(SP
COMMAND1 、SP COMMAND2 、SP
OMMAND3 、…)とが記録される。
【0082】ここで、パケットヘッダ内のプレゼンテー
ションタイムスタンプPTSは、たとえばファイル先頭
の再生開始時間のような、ファイル全体の再生を通じて
基準となる時間(SCR;System Clock Reference)か
らの相対時間で規定されている。このSCRは、パケッ
トヘッダの手前に付与されているパックヘッダ内に記述
されていることは先に説明した。
【0083】更に、表示制御シーケンス実行開始時間を
設定している副映像表示制御タイム(SP DCSQ
STM)は、パケットヘッダに記述されている上記PT
Sからの相対時間(相対PTM)で規定される。
【0084】したがって、(SP DCSQ STM)
とサブタイマーの計数値が比較され、サブタイマーの計
数値が表示制御シーケンスタイムよりも大きい場合に
は、デコード手段によりデコードされた出力データの表
示状態が、シーケンス制御データに従って制御される。
【0085】実際には(SP DCSQ STM)であ
る実行開始時間が記述された後の最初に表示されるビデ
オフレームに対して、そのビデオフレーム内で表される
副映像に対して表示のための制御が開始される。最初に
実行される表示制御シーケンスタイム(SP DCSQ
STM)には「0000h 」を記述される。この実行開始
時間の値は、副映像パケットヘッダに記述されているP
TSと等しいかあるいはそれ以上であり、0又は正の整
数値である。この表示制御開始時間に基づいて、1つの
(SP DCSQ)内のコマンドが実行処理されると、
次に指定されている(SP DCSQ)内のコマンド
が、その表示制御開始時間になったときに実行処理を開
始する。
【0086】SP NXT DCSQ SAは、最初の
副映像ユニットからの相対バイト数で示され、次のSP
DCSQのアドレスを示している。次のSP DCS
Qが存在しない場合には、このSP DCSQの当該副
映像ユニットの最初のバイトからの相対バイト数で、最
初のSP DCSQの開始アドレスが記述されている。
SP DCCMDnは、1つまたはそれ以上の表示制御
シーケンスを記述している。
【0087】図25には、表示制御を行うための表示制
御コマンド(SP DCCMD)の1つの内容を示して
いる。
【0088】表示制御コマンド(SP DCCMD)の
内容は、画素データの強制的な表示開始タイミングをセ
ットする命令(FSTA DSP)、画素データの表示
開始タイミングをセットする命令(STA DSP)、
画素データの表示終了タイミングをセットする命令(S
TP DSP)、画素データのカラーコードをセットす
る命令(SET COLOR)、画素データと主映像間
のコントラストをセットする命令(SET CONT
R)、画素データの表示エリアをセットする命令(SE
DAREA)、画素データの表示開始アドレスをセ
ットする命令(SET DSPXA)、画素データのカ
ラー及びコントラストの変化制御をセットする命令(C
HG COLCON)、表示制御の終了のコマンド(C
MD END)がある。それぞれのコードと拡張フィー
ルド数は、図にも示すように次の通りである。
【0089】即ち、強制的な表示開始タイミング命令
(FSTA DSP)のコードは00hであり拡張フィ
ールドは0バイトである。この命令が記述されていた場
合、副映像の表示状態のオンオフにかかわらず、このコ
ードを有する副映像ユニットの強制的な表示が実行され
る。
【0090】表示開始タイミング命令(STA DS
P)のコードは01hであり拡張フィールドは0バイト
である。この命令は副映像ユニットの表示開始命令であ
る。この命令は副映像の表示オフの操作のときは無視さ
れる。
【0091】表示停止タイミング命令(STP DS
P)のコードは02hであり拡張フィールドは0バイト
である。この命令は副映像ユニットの表示停止命令であ
る。副映像は先の表示開始命令により再表示されること
ができる。
【0092】カラーコード設定命令(SET COLO
R)のコードは03hであり拡張フィールドは2バイト
である。この命令は画素データの各画素の色を決める命
令であり、パレットコードで拡張フィールドに記述され
ている。また各画素のためのパレットコードとして第2
強調画素用(4ビット)、第1強調画素用(4ビッ
ト)、パターン画素用(4ビット)、背景画素用(4ビ
ット)のための各パレットコードが記述されている。
【0093】ここで、この命令(SET COLOR)
が当該副映像ユニットに存在しない場合には、その前の
最後に用いられたものが維持されおり、この命令が利用
される。この命令は各ラインの最初に指定される。
【0094】コントラスト設定命令(SET CONT
R)のコードは04hであり拡張フィールドは2バイト
である。この命令は画素データと主映像との混合比を設
定する命令であり、コントラスト指定データで拡張フィ
ールドに記述されている。また画素のコントラスト指定
データとしては、第2強調画素用(4ビット)、第1強
調画素用(4ビット)、パターン画素用(4ビット)、
背景画素用(4ビット)があるので各画素のためのコン
トラスト指定データkが記述されている。
【0095】主映像のコントラストが(16−k)/1
6で規定されるものとすると、副映像のコントラストは
k/16となる。16は階調である。値は“0”の場合
もあり、このときは副映像は存在しても画面には現れな
い。そして値が“0”でない場合には、kは(値+1)
として扱われる。
【0096】ここで、この命令(SET CONTR)
が当該副映像ユニットに存在しない場合には、その前の
最後に用いられたものが維持されおり、この命令が利用
される。この命令は各ラインの最初に指定される。
【0097】表示エリア設定命令(SET DARE
A)のコードは05hであり拡張フィールドは6バイト
である。この命令は、画面上に四角形の画素データの表
示エリアを設定するための命令である。この命令では、
画面上のX軸座標の開始位置(10ビット)と終了位置
(10ビット)、Y軸座標の開始位置(10ビット)と
終了位置(10ビット)が記述されている。6バイトの
うち残りのビットや予約で確保されている。X軸座標の
終了位置の値からX軸座標の開始位置の値を減算し+1
を行うと、1ライン上の表示画素数と同じである筈であ
る。Y軸座標の原点はライン番号0である。またX軸座
標の原点も0である。画面上では左上のコーナーに対応
する。Y軸座標値は、2〜479(525本/60Hz
のTVの場合)、または2〜574(625本/50H
zのTVの場合)であり、これにより副映像ラインが指
定され、X軸座標値は0〜719の値が記述され、これ
により画素番号が指定される。
【0098】ここで、この命令(SET DAREA)
が当該副映像ユニットに存在しなかった場合、先行して
送られてきた最後の副映像ユニットに含まれている命令
がそのまま利用される。
【0099】表示開始アドレス設定命令(SET DS
PXA)のコードは06hであり拡張フィールドは4バ
イトである。この命令は、表示する画像データの最初の
アドレスを示す命令である。副映像ユニットの先頭から
の相対バイト数で奇数フィールド(16ビット)と偶数
フィールド(16ビット)の最初のアドレスが記述され
ている。このアドレスで示される位置の第1の画素デー
タは、ラインの左端の第1の画素を含むランレングス圧
縮コードを示している。
【0100】ここで、この命令(SET DSPXA)
が当該副映像ユニットに存在しなかった場合、先行して
送られてきた最後の副映像ユニットに含まれていた命令
がそのまま利用される。
【0101】カラー及びコントラスト変化制御命令(C
HG COLON)のコードは07hであり、拡張フィ
ールドは(画素制御データサイズ+2バイト)である。
(CMD END)のコードはFFhであり拡張バイト
は0バイトである。
【0102】図26は、上記の(CHG COLON)
の拡張フィールドに記述される画素制御データ(PXC
D;Pixel Control Data)の内容を示している。
【0103】このPXCDは、副映像として表示されて
いる画素の色やコントラストを表示期間中に制御するデ
ータである。PXCDに記述された命令は、副映像表示
制御スタートタイム(SP DCSQ STM)が記述
された後の第1のビデオフレームから各ビデオフレーム
で実行され、次の新しいPXCDがセットされるまで実
行される。新しいPXCDが更新された時点で今までの
PXCDが取り消される。
【0104】図26に示すライン制御情報(LN CT
LI;Line Control Information)は、副映像の変化制
御が行われるラインを指定する。同様な変換制御が行わ
れる複数のラインを指定することができる。また画素制
御情報(PX CTLI;Pixcel Control Informati
on) は変化制御が行われるライン上の指定位置を記述し
ている。1つ以上の画素制御情報(PX CTLI)
は、変換制御が行われるライン上で複数の位置指定がで
きる。
【0105】画素制御データ(PXCD)の終了コード
としては(0FFFFFFFh)がLN CTLIが記
述されている。この終了コードのみが存在するようなP
XCDが到来したときは、(CHG COLON)命令
自体の終了を意味する。
【0106】図27を参照して、さらに続けて上記各命
令について説明する。
【0107】LN CTLIは4バイトからなり、副映
像の変化を開始するライン番号(10ビット)、変化数
(4ビット)、そして終了ライン番号(10ビット)を
記述している。変化開始ライン番号は、画素制御内容の
変化が開始されるところのライン番号であり、これは副
映像のライン番号で記述されている。また終了ライン番
号は、画素制御内容による制御状態をやめるところのラ
イン番号であり、これも副映像のライン番号で記述され
ている。また変化数は、変化位置の数でありグループ内
の画素制御情報(PX CTLI)数に等しいことにな
る。このときのライン番号は、当然のことながら、2〜
479(テレビシステムは525本/60Hzのと
き)、または2〜574(テレビシステムは625本/
50Hzのとき)である。
【0108】次に、1つの画素制御情報(PX CTL
I)は、6バイトからなり、変化開始画素番号(10ビ
ット)、その画素に続く各画素の色及びコントラストを
変化させるための制御情報が記述されている。
【0109】画素のためのパレットコードとして第2強
調画素用(4ビット)、第1強調画素用(4ビット)、
パターン画素用(4ビット)、背景画素用(4ビット)
のための各パレットコードが記述されている。また画素
のためのコントラスト指定データとして第2強調画素用
(4ビット)、第1強調画素用(4ビット)、パターン
画素用(4ビット)、背景画素用(4ビット)のコント
ラスト指定データが記述されている。
【0110】上記の変化開始画素番号は、表示順の画素
番号で記述されている。これが零のときはSET CO
LOR及びSET CONTRが無視される。カラー制
御情報としてはカラーパレットコードが記述され、コン
トラスト制御情報としては先に述べたようなコントラス
ト指定データで記述されている。
【0111】上記の各制御情報において変化が要求され
ていない場合には、初期値と同じコードが記述される。
初期値とは、当該副映像ユニットに使用されるべき最初
から指定されているカラーコード及びコントラスト制御
データのことである。
【0112】次に、副映像の圧縮方法について説明す
る。
【0113】図28は副映像の圧縮画素データ(ランレ
ングス圧縮データ)が、作成されるときのランレングス
圧縮規則1〜6を示している。この規則に基いて、ユニ
ットの1単位のデータ長(可変長)が決まる。そして、
決まったデータ長でエンコード(ランレングス圧縮)お
よびデコード(ランレングス伸張)が行われる。
【0114】図29は、先の副映像の画素データが2ビ
ットの画素データで構成される場合において、一実施の
形態に係るエンコード方法で採用されるランレングス圧
縮規則1〜6を説明するものである。
【0115】図28の1列目に示す規則1は、同一画素
が1〜3個続く場合に適用される規則であり、4ビット
データでエンコード(ランレングス圧縮)データの1単
位を構成する。即ち、最初の2ビットで継続画素数を表
し、続く2ビットで画素データの内容(例えば背景画素
であること、パターン画素であること、強調1の画素で
あること、強調2の画素であること)を表す。
【0116】たとえば、図29の上部に示される圧縮前
の映像データ(PXD)において、最初の圧縮データ単
位CU01は、2個の2ビット画素データd0、d0で
公正される。そしてd0、d1=(00 00)bであ
る。(bはバイナリであることを指す)。この例では、
同一の2ビット画素データ(00)bが2個連続(継
続)している。
【0117】この場合であると、図29の下部に示すよ
うに、継続数「2」の2ビット表示(10)bと画素デ
ータの内容(00)bとを繋げたd0、d1=(100
0)bが、圧縮後の映像データ(PXD)のデータ単位
CU01*となる。
【0118】換言すれば、規則1によってデータ単位C
U01の(0000)bがデータ単位CU01*の(1
000)bに変換される。この例では実質的なビット長
の圧縮は得られていないが、たとえば同一画素(00)
bが3個連続するCU01=(000000)bなら
ば、圧縮後はCU01*=(1100)bとなって、2
ビットの圧縮効果が得られる。
【0119】図28の2列目に示す規則2は、同一画素
が4〜15個続く場合に適用される規則である。この場
合は、8ビットデータでエンコードデータの1単位を構
成する。即ち、最初の2ビットで規則2に基づくことを
示す符号化ヘッダで表し、続く4ビットで継続画素数を
表し、その後の2ビットで画素データの内容(例えば階
調や色など)を表す。
【0120】たとえば、図29の上部に示される圧縮前
の映像データ(PXD)の2番目の圧縮データ単位CU
02は、5個の2ビット画素データd2、d3、d4、
d5、d6=(0101010101)bを含んでい
る。この例では、同一の2ビット画素データ(01)b
が5個連続(継続)している。
【0121】この場合、図29の下部に示すように、符
号化ヘッダ(00)bと、継続数「5個」の4ビット表
示(0101)bと画素データの内容(01)bとを繋
げたd2〜d6=(00010101)bが、圧縮後の
映像データ(PXD)のデータ単位CU02*となる。
【0122】換言すれば、規則2によってデータ単位C
U02の(0101010101)b(10ビット長)
がデータ単位CU02*の(00010101)b(8
ビット長)に変換される。この例では実質的なビット長
圧縮分は10ビットから8ビットへの2ビットしかない
が、継続数がたとえば15(CU02の01が15個連
続する30ビット長)の場合は、これが8ビットの圧縮
データ(CU02*=00111101)となり、30
ビットに対して22ビットの圧縮効果が得られる。つま
り、規則2に基づくビット圧縮効果は、規則1のものよ
りも大きい。しかし、解像度の高い微細な画像のランレ
ングス圧縮に対応するためには、規則1も必要となる。
【0123】図28の3列目に示す規則3は、同一画素
が16〜63個続く場合に適用される規則である。12
ビットデータでエンコードデータの1単位を構成する。
即ち、最初の4ビットで規則3に基づくことを示す符号
化ヘッダを表し、続く6ビットで継続画素数を表し、そ
の後の2ビットで画素データを表す。
【0124】たとえば、図29の上部に示される圧縮前
の映像データ(PXD)の3番目の圧縮データ単位CU
03は、16個の2ビット画素データd7〜d22=
(101010………1010)bを含んでいる。この
例では、同一の2ビット画素データ(10)bが16個
連続(継続)している。
【0125】この場合、図29の下部に示すように、符
号化ヘッダ(0000)bと、継続数「16個」の6ビ
ット表示(010000)bと画素データの内容(1
0)bとを繋げたd7〜d22=(000001000
010)bが、圧縮後の映像データ(PXD)のデータ
単位CU03*となる。
【0126】換言すれば、規則3によってデータ単位C
U03の(101010………1010)b(32ビッ
ト長)がデータ単位CU03*の(000001000
010)b(12ビット長)に変換される。この例では
実質的なビット長圧縮分は32ビットから12ビットへ
の20ビットであるが、継続数がたとえば63(CU0
3の10が63個連続するので126ビット長)の場合
は、これが12ビットの圧縮データ(CU03*=00
0011111110)となり、126ビットに対して
114ビットの圧縮効果が得られる。つまり、規則3に
基づくビット圧縮効果は、規則2のものよりも大きい。
【0127】図28の4列目に示す規則4は、同一画素
が64〜255個続く場合に適用される規則であり、1
6ビットデータでエンコードデータの1単位を構成す
る。即ち、最初の6ビットで規則4に基づくことを示す
符号化ヘッダを表し、続く8ビットで継続画素数を表
し、その後の2ビットで画素データを表す。
【0128】たとえば、図29の上部に示される圧縮前
の映像データPXDの4番目の圧縮データ単位CU04
は、69個の2ビット画素データd23〜d91=(1
11111………1111)bを含んでいる。この例で
は、同一の2ビット画素データ(11)bが69個連続
(継続)している。
【0129】この場合、図29の下部に示すように、符
号化ヘッダ(000000)bと、継続数「69」の8
ビット表示(00100101)bと画素データの内容
(11)bとを繋げたd23〜d91=(000000
0010010111)bが、圧縮後の映像データPX
Dのデータ単位CU04*となる。
【0130】換言すれば、規則4によってデータ単位C
U04の(111111………1111)b(138ビ
ット長)がデータ単位CU04*の(00000000
10010111)b(16ビット長)に変換される。
この例では実質的なビット長圧縮分は138ビットから
16ビットへの122ビットであるが、継続数がたとえ
ば255(CU01の11が255個連続するので51
0ビット長)の場合は、これが16ビットの圧縮データ
(CU04*=0000001111111111)と
なり、510ビットに対して494ビットの圧縮効果が
得られる。つまり、規則4に基づくビット圧縮効果は、
規則3のものよりも大きい。
【0131】図28の5列目に示す規則5では、エンコ
ードデータ単位の切換点からラインの終わりまで同一画
素が続く場合に、16ビットデータでエンコードデータ
の1単位を構成する。この場合、最初の14ビットで規
則5に基づくことを示す符号化ヘッダを表し、続く2ビ
ットで画素データを表す。
【0132】たとえば、図29の上部に示される圧縮前
の映像データPXDの5番目の圧縮データ単位CU05
は、1個以上の2ビット画素データd92〜dn=(0
00000………0000)bを含んでいる。この例で
は、同一の2ビット画素データ(00)bが有限個連続
(継続)しているが、規則5では継続画素数が1以上い
くつでも良い。
【0133】この場合、図29の下部に示すように、符
号化ヘッダ(00000000000000)bと、画
素データの内容(00)bとを繋げたd92〜dn=
(0000000000000000)bが、圧縮後の
映像データPXDのデータ単位CU05*となる。
【0134】換言すれば、規則5によってデータ単位C
U05の(000000………0000)b(不特定ビ
ット長)がデータ単位CU05*の(00000000
00000000)b(16ビット長)に変換される。
規則5では、ラインエンドまでの同一画素継続数が16
ビット長以上あれば、圧縮効果が得られる。
【0135】図28の6列目に示す規則6では、エンコ
ード対象データが並んだ画素ラインが1ライン終了した
時点で、1ライン分の圧縮後映像データPXDの長さが
8ビットの整数倍でない(すなわちバイトアラインでな
い)場合に、4ビットのダミーデータを追加して、1ラ
イン分の圧縮後映像データPXDがバイト単位になるよ
うに(すなわちバイトアラインされるように)してい
る。
【0136】たとえば、図29の下部に示される圧縮後
の映像データPXDのデータ単位CU01*〜CU05
*の合計ビット長は、必ず4ビットの整数倍にはなって
いるが、必ずしも8ビットの整数倍になっているとは限
らない。
【0137】たとえばデータ単位CU01*〜CU05
*の合計ビット長が1020ビットでありバイトアライ
ンとするために4ビット不足しているなら、図29の下
部に示すように、4ビットのダミーデータCU06*=
(0000)bを1020ビットの末尾に付加して、バ
イトアラインされた1024ビットのデータ単位CU0
1*〜CU06*を出力する。
【0138】なお、1単位の最後に配置される2ビット
画素データは、例えば、画素データ(00)bが副映像
の背景画素を意味し、画素データ(01)bが副映像の
パターン画素を意味し、画素データ(10)bが副映像
の第1強調画素を意味し、画素データ(11)bが副映
像の第2強調画素を意味する。
【0139】このようにすると、2ビットの画素データ
の内容により、ランレングスされているデータが背景画
素、副映像のパターン画素、副映像の第1強調画素、副
映像の第2強調画素のいずれであるかを判断することが
できる。
【0140】画素データの構成ビット数がもっと多けれ
ば、より他種類の副映像画素を指定できる。たとえば画
素データが3ビットの(000)b〜(111)bで構
成されているときは、ランレングスエンコード/デコー
ドされる副映像データにおいて、最大8種類の画素色+
画素種類(強調効果)を指定できる。
【0141】上記の実施の形態の説明はこの発明の基本
となる説明であり、この発明では、画素データは、拡張
されたデータである。
【0142】図30において、図30(A)と図30
(B)とは、副映像ユニットと、圧縮後映像データとの
関係を示す。副映像ユニットには、副映像ユニットヘッ
ダSPUHの領域と、圧縮後映像データ(PXD)の領
域と、表示制御シーケンステーブル(DCSQT)の領
域を示している。圧縮後映像データ(PXD)の領域
は、前半がトップフィールド(第1フィールド)用、後
半がボトムフィールド(第2フィールド)用に割り当て
られている。図30(B)には図28の圧縮規則に基づ
いて圧縮された1つの圧縮単位分を示している。図30
(B)では、画素データは2ビットである。しかしこの
発明では、ビットマップの圧縮方式は先に延べた規則を
用いるが、さらに画素データを拡張し、Nビットを用い
ることができる。
【0143】即ち、図30(C)に示すように、Nビッ
トの画素データを用いるが、画素データを2ビットと
(N−2)ビットとに分けて、画素データの2ビットを
持つ圧縮後映像データ(PXD(A))と、(N−2)
ビットの画素データ(PXD(B))を得る。
【0144】次に、上記の圧縮後映像データ(PXD
(A))と画素データ(PXD(B))とを副映像ユニ
ットとして構築する場合には、図30(D)に示すよう
に、配置する。
【0145】即ち、映像データ(PXD(A))の領域
の次に画素データ(PXD(B))の領域を設けるので
ある。この配置は、トップフィールド及びボトムフィー
ルドにおいても同様である。このように画素データをN
ビットに拡張することにより、圧縮された画素データを
復号して、色コードやコントラストコードを復号画素デ
ータに対応付ける(或いは復号データを修飾する)とき
に、その表現の選択肢が拡大できることになる。
【0146】図31(A),図31(B)には、上記の
画素データのビット数を3ビットに拡張した場合に表現
できる各内容の例を示している。
【0147】即ち、図31(A)の場合は、000が強
調2、001が強調、010がパターン1、011が背
景1、100が強調4、101が協調、110がパター
ン2、111が背景2を意味するように定義されてい
る。そして下位の2ビットは、映像データ(PXD
(A))内に含まれ、上位の1ビットが画素データ(P
XD(B))に含まれるように配置される。
【0148】図31(B)の場合は、000が背景1、
001がパターン1、010が強調1、011が強調
2、100が背景2、101がパターン2、110が強
調3、111が強調4を意味するように定義されてい
る。この場合も下位の2ビットは、映像データ(PXD
(A))内に含まれ、上位の1ビットが画素データ(P
XD(B))に含まれるように配置される。
【0149】上記のように配置することにより、圧縮後
の映像データ(PXD(A))は、先立って説明した図
19乃至図27の制御データにより制御することが可能
である。つまり、図19乃至図27にて説明した制御デ
ータを取り扱うことができる再生装置により、問題なく
圧縮後の映像データ(PXD(A))を復号することが
できる。そして、機能をアップした再生装置により、映
像データ(PXD(B))もあわせて取り扱うことがで
きる。本発明に係る再生装置によると、映像データ(P
XD(A))及び画素データ(PXD(B))をあわせ
て取り扱うことができるので、それだけ色コードの選択
肢、コントラストの選択肢が増大されることになる。
【0150】なお画素データ(PXD(B))を認識す
るために、その先頭アドレスを示す情報を副映像ユニッ
トヘッダまたは表示制御シーケンステーブルのいずれか
に記述又は追加記述することが好ましい。
【0151】図31は、画素データのビット数R=2を
N=3ビットに拡張した場合を説明する図である。3ビ
ットの画素データで表現される内容としては、図31
(A)の例では「000」…強調2、「001」…強調
1、「010」…パターン1、「011」…背景1、
「100」…強調4、「101」…強調3、「110」
…パターン2、「111」…背景2を設定することがで
きる。また図31(B)に示すように、「000」…背
景1、「001」…パターン1、「010」…強調1、
「011」…強調2、「100」…背景2、「101」
…パターン2、「110」…強調3、「111」…強調
4と設定してもよい。
【0152】上記のように画素データのビット数を拡張
することにより、色コード、コントラスト等の選択肢を
増大することができる。これにより、一層変化に富む副
映像を得ることができる。
【0153】上記のように画素データのビット数を拡張
して、色コード等の選択肢を増大した場合、表示制御コ
マンドとしては次のようになる。
【0154】図32には表示制御コマンドについて記述
している。大半のコマンドは、図25において説明した
ものと同じであるから、異なるコマンドについて説明す
る。
【0155】コード03hにおけるカラーコード設定命
令(SET COLOR)は画素データの各画素の色を
決める命令であり、パレットコードで拡張フィールドに
記述されている。また各画素のためのパレットコードと
して第2強調画素用(4ビット)、第1強調画素用(4
ビット)、パターン画素用(4ビット)、背景画素用
(4ビット)のための各パレットコードが記述されてい
る。このカラーコード設定命令は、現行方式の再生装置
にそのまま対応できるものである。
【0156】さらにこの装置においては、例えばコード
08hが新設されており、ここにも同様なカラーコード
設定命令(SET COLOR)が記述されている。
【0157】図33(A)は、コード(コマンド)03
hに対応する色コードである。即ち、コード(コマン
ド)03hにおいては、ビットを用いて色コードを各強
調画素、パターン画素、背景画素に対して指定できる。
この命令は各ラインの最初に指定される。ここの色コー
ドは、拡張された画素データを用いないときに用いられ
る。
【0158】拡張された画素データ(先に説明した3ビ
ット)を用いた表示制御を行う場合には、コード08h
に対応する図33(B)に示す色コードも任意に指定す
ることができる。強調画素のための色コードとしては、
第1乃至第4の色コード(各4ビット)が存在し、パタ
ーン画素の色コードとしては第1、第2の色コード(各
4ビット)が存在し、背景画素の色コードとしては第
1、第2の色コード(各4ビット)が存在することにな
る。これにより色コードの選択肢が増大することにな
る。
【0159】上記の例は、コード08hのコマンドを拡
張したが、さらに画素データのビット数が増大されて選
択肢が増えた場合には、さらにコードを新設して、カラ
ーコード設定命令を増大してもよいことは勿論である。
【0160】つまり、画素データのビット数を増大すれ
ば、それだけ選択肢を増やすことができるので、その選
択肢の増加に伴い、カラーコード設定命令の数を増加す
ることができる。
【0161】上記の説明では、色コードは4ビットを保
ち、カラーコード設定命令の数を増やした。しかし、画
素データのビット数を拡張すると、多くのカラーコード
設定命令(SET COLOR)の数を拡大できる。こ
のことを利用して、色コードのビット数を拡大して、例
えばMビットとし、色コードの種類を増大し、任意に指
定できるようにしてもよい。
【0162】即ち、この場合には、表示制御コマンド
(SP_DCCMD)に、さらに例えば09hのコード
を追加し、ここに(M−4)ビットの色コードを記述す
るようにする。
【0163】図34には、表示制御コマンド(SP_D
CCMD)を示している。大部分は、図25に示したも
のと同じであるから異なる部分について説明する。SE
T_COLORのコマンドとしてコード09hが増設さ
れている。図ではM=12ビットの例を示している。4
ビットで表される色コードは、コード03hのコマンド
に記述される。そして(M−4)=8ビットで表される
色コードは、コード09hのコマンドとして記述され
る。
【0164】図35(A)には、コード03hのコマン
ドとして記述されている色コードの記述形式を示し、図
35(B)にはコード09hのコマンドとして記述され
ている色コードの記述形式を示している。
【0165】色コードのビット数をMビットに拡張した
ため、カラーパレット(色コード)の選択肢が2のM乗
となり変化に富んだ映像の記録再生を提供できるように
なる。又このようにしたからといって、本来の再生装置
の機能が無駄になるということはない。コード03hの
コマンドのみを用いる装置は、そのまま再生が可能であ
る。
【0166】上記の説明では、色コードの種類を増大し
て、変化の富んだ映像を得られることを説明した。しか
しこれに限らず、主映像と副映像間のコントラストを設
定するコマンドSET_CONTRにおいても色コード
の場合と同様にその種類を拡大することにより、変化に
富んだ画像を得ることができる。
【0167】図36には、基本的なSET_CONTR
が、コード04hのコマンドとして記述されている。即
ち、強調画素2のコントラストコード、強調画素のコン
トラストコード、パターン画素のコントラストコード、
背景画素のコントラストコードがそれぞれ4ビットで記
述されている。そこでコントラストコードのビット数を
拡張し、色コードの場合と同様に、拡張分には新たなコ
ードを付与して記述することによりコントラストに関す
る命令の種類を多くすることができる。これにより変化
に富んだ画像を得ることができる。
【0168】コントラスト設定命令(SET CONT
R)は、画素データと主映像との混合比を設定する命令
であり、コントラスト指定データで拡張フィールドに記
述されている。上記の例ではコントラスト指定データと
しては、第2強調画素用(4ビット)、第1強調画素用
(4ビット)、パターン画素用(4ビット)、背景画素
用(4ビット)がある。
【0169】コントラスト指定データをkとし、主映像
のコントラストが(16−k)/16で規定されるもの
とすると、副映像のコントラストはk/16となる。1
6は階調である。値は“0”の場合もあり、このときは
副映像は存在しても画面には現れない。そして値が
“0”でない場合には、kは(値+1)として扱われ
る。
【0170】この発明は上記の実施の形態に限定される
ものではなく、表示領域を指定するコマンドについても
拡張を行ってもよい。
【0171】さきの表示制御コマンド(図25に示し
た)では、表示領域を指定するコマンドが1つであっ
た。
【0172】即ち、図37(A)に示すように、コマン
ドSET_DAREAであるデータ表示領域を記述する
部分はコード05hで指定される1個所である。このコ
マンドは、図37(B)に示すように記述されている。
即ち、コード05hにつづいて、開始X座標、終了X座
標、開始Y座標、終了Y座標がが記述されている。
【0173】しかしこのような方式であると、例えば副
映像が画面の上と下に存在するような場合、即ち図38
に示すような副映像を副映像ユニットとしてユニット化
した場合、中央部には表示させる文字が無いにも拘わら
ず、中央部のランレングス圧縮データを作る必要があ
る。
【0174】そこで、この発明の方式では、表示制御コ
マンドにおいて、表示領域の設定数をN個に拡張するも
のである。
【0175】図39(A)には、表示領域の設定数を拡
張した表示制御コマンドの例を示している。大半は、先
の図25で説明した内容と同じであるので、異なる部分
を示している。この例では、コード0Ahと、コード0
Bhが付された表示領域設定用の新しいコマンドが増設
されている。なお表示領域は、画面の上の方から順次指
定する方が好ましい。このようにした場合、図39
(B)に示すように例えば上下に間隔を置いた領域に副
映像を表示しようとした場合、それぞれの領域を領域指
定コマンドで指定することができる。このために、1画
面分のランレングスデータを作成する場合、上下領域の
中間の部分のランレングスデータは不要となり、データ
の削減が可能となる。このような方法でランレングスデ
ータを作成すると、図38に示したように中間の領域の
ランレングスデータを作成する場合に比べて800バイ
トのランレングスデータを削減することが可能となる。
【0176】図40にはこの発明のさらに他の実施の形
態を説明するための図を示している。
【0177】副映像ユニットには、図25、図26、図
27で説明したように、画素データのカラー及びコント
ラストを、表示期間の途中で切換えるコマンドがコード
07hを付されて記述されている。即ちコマンドCHG
_COLCONである。このコマンドは、図26に示し
た画素制御データPXCDを有する。この画素制御デー
タPXCDは、ライン制御情報LN CTLIを有し、
各ラインごとに制御を行うことができる。
【0178】ライン制御情報LN CTLIは、図27
に示したように4バイトからなり、副映像の変化を開始
するライン番号(10ビット)、変化数(4ビット)、
そして終了ライン番号(10ビット)を記述している。
変化開始ライン番号は、画素制御内容の変化が開始され
るところのライン番号であり、これは副映像のライン番
号で記述されている。また終了ライン番号は、画素制御
内容による制御状態をやめるところのライン番号であ
り、これも副映像のライン番号で記述されている。また
変化数は、変化位置の数でありグループ内の画素制御情
報(PX CTLI)数に等しいことになる。
【0179】ここで、通常は、上記の変化数は、1〜8
が規定されているが、本発明では、この変化数を拡張す
るものである。
【0180】即ち、図40(A)に示すように、通常
は、ライン制御情報LN_CNTIは、32ビットから
なり、上位のビット31〜ビット26までが予約、ビッ
ト25〜ビット16までが変化開始ライン番号、ビット
15〜ビット12までが変化数、ビット9〜ビット0ま
でが変化終了ライン番号を記述されている。これに対し
て、新しい方式は、上記の形態を残しつつ、上位のビッ
ト31からビット28までを、変化数の拡張分を記述す
るようにするものである。
【0181】このようにすると、図40(A)のフォー
マットのみに対応した再生装置は、変化数の拡張分の記
述は無視するだけであり、本来のビット15〜ビット1
2に記述された変化数に応答して画素を制御することに
なる。
【0182】新しいフォーマットに対応する再生装置
は、まずビット15からビット12に記述された変化数
に対して、ビット31からビット28に記述された変化
数を加算した数を変化数として処理するように構成され
る。
【0183】このように付加的な変化数情報を設けて変
化数を増大したため、色及びコントラストの変更回数が
増え、比較的変化に富んだ映像の記録再生が可能とな
る。
【0184】次に、上記の光ディスクの記録情報を読取
り処理する再生装置について説明することにする。
【0185】図41において、光学式ディスク(DV
D)100は、ターンテーブル(図示せず)上に載置さ
れ、クランパーによりクランプされ、モータ101によ
り回転駆動される。今、再生モードであるとすると、光
ディスク100に記録された情報は、ピックアップ部1
02によりピックアップされる。ピックアップ部102
は、サーボ部103によりディスク半径方向への移動制
御、フォーカス制御、トラッキング制御されている。ま
たサーボ部103は、ディスクモータ駆動部104にも
制御信号を送り、モータ101の回転(つまり光ディス
ク100)の回転制御を行っている。
【0186】ピックアップ部102の出力は、復調/エ
ラー訂正部105に入力されて復調される。ここで復調
された復調データは、バッファ106を介してデマルチ
プレクサ107に入力される。また復調データは、入力
バッファ108を介してDSUデコーダ109に入力さ
れる。DSIデコーダ109には、バッファ110が接
続されている。デコードしたDSI(データサーチ情
報)は、システム制御部200に送られる。また復調デ
ータは、システムバッファ111を介してシステム制御
部200に送られる。このシステムバッファ111を通
ってシステム制御部200に取りこまれるデータとして
は、例えば管理情報等がある。
【0187】デマルチプレクサ107では、各パックの
分離処理が行われる。
【0188】デマルチプレクサ107から取り出された
ビデオパック(V PCK)はバッファ121を介して
ビデオデコーダ123に入力されてデコードされる。ビ
デオデコーダ123にはバッファ124が接続されてい
る。ビデオデコーダ123から出力されたビデオ信号
は、合成器125に入力される。
【0189】また、デマルチプレクサ107から取り出
された副映像パック(SP PCK)はバッファ126
を介して副映像デコーダ127に入力されてデコードさ
れる。副映像デコーダ127にはバッファ128が接続
されている。副映像デコーダ127から出力された副映
像は、合成器125に入力される。これにより合成器1
25からは主映像信号に副映像がスーパーインポーズさ
れた信号が得られ、ディスプレイに供給される。
【0190】また、デマルチプレクサ107から取り出
されたオーディオパック(A PCK)はバッファ12
9を介してオーディオデコーダ130に入力されてデコ
ードされる。オーディオデコーダ130にはバッファ1
31が接続されている。オーディオデコーダ130の出
力はスピーカに供給される。
【0191】また、デマルチプレクサ107から取り出
されたPCIパックはバッファ132を介してPCIデ
コーダ133に入力されてデコードされる。PCIデコ
ーダ133にはバッファ134が接続されている。PC
Iデコーダ133の出力は、ハイライト情報(HLI)
処理部135に入力される。
【0192】デマルチプレクサ107においては、主映
像情報、副映像(字幕及び文字)情報、音声情報、制御
情報等を分離して導出することなる。つまり光ディスク
100には、映像情報に対応して副映像(字幕及び文
字)情報、音声情報、管理情報、制御情報等が記録され
ているからである。
【0193】この場合、副映像情報である字幕及び文字
情報や、音声情報としては、各種の言語を選択すること
ができ、これはシステム制御部200の制御に応じて選
択される。システム制御部200に対しては、ユーザに
よる操作入力が操作部201を通して与えられる。
【0194】よって主映像情報をデコードするビデオデ
コーダ123では、表示装置の方式に対応したデコード
処理が施される。例えば主映像情報は、NTSC、PA
L、SECAM、ワイド画面、等に変換処理される。ま
たオーディオデコーダ130には、ユーザにより指定さ
れているストリームのオーディオ情報が入力されてデコ
ードされることになる。また副映像も、ユーザにより指
定されているストリームの副映像データが、副映像デコ
ーダ127に入力されてデコードされる。
【0195】次に、副映像データのデコード処理につい
て説明する。
【0196】図42は、副映像のデコード部(先のバッ
ファ126、副映像デコーダ127に対応する)を示し
ている。
【0197】図42において、副映像パック(SP
CK)はバッファ126を介してメモリ213に取込ま
れる。パックの識別は、パケットヘッダに記述されてい
るストリームIDにより行われる。指定ストリームID
(サブストリームID)は、ユーザ操作に応答するシス
テム制御部200を介して副映像デコーダ制御部211
に入力され、そしてレジスタに格納されている。
【0198】バッファ126に取り込まれたパケットの
うち、指定ストリームIDと入力したサブストリームI
Dが一致しているところのパケットが、取込み対象とな
る。そして、メインシステムタイマ311の基準時間の
計数値は、副映像デコーダ制御部211に与えられ、バ
ッファ126に取り込んだパケットのシステムクロック
リファレンス(SCR)と比較される。メインシステム
タイマ54の計数値とSCRとの値を比較し同一SCR
を有するパケットが、ユニット構築のためにメモリ21
3に格納される。上記の処理によりメモリ213には、
1つまたはそれ以上の副映像ユニットが蓄積されること
になる。メモリ213に副映像ユニットが構築される
と、PTSに基づいたデコード処理が管理される。
【0199】この副映像ユニットに含まれる副映像ユニ
ットヘッダ(SPUH)が副映像デコーダ制御部211
により参照され、サイズやアドレスが認識される。これ
により、ランレングス圧縮されたデータ(PXD)はラ
ンレングスデコーダ214へ送られ、表示制御シーケン
ステーブル(SP DCSQT)はシーケンス制御部2
16へ送られる。
【0200】ここでプレゼンテーションタイムスタンプ
(PTS)とメインシステムタイマ311の計数値とが
比較され、メインシステムタイマ311の計数値がプレ
ゼンテーションタイムスタンプ(PTS)よりも大きい
場合には、当該データユニットのランレングスデコード
及び出力処理が行われる。そしてデコードされた出力デ
ータは、シーケンス制御部216の制御のもとでバッフ
ァ215、出力制御部218を介して出力され表示され
る。
【0201】つまり、ランレングスデータ(PXD)
は、ランレングスデコーダ214によりデコードされ
る。このデコード処理は先に説明した規則により実行さ
れる。デコードされた画素データは、バッファメモリ2
15に蓄積され、出力タイミングを待つことになる。
【0202】一方、副映像ユニットに含まれる表示制御
シーケンステーブル(SP SCQT)は、シーケンス
制御部216に入力されて解析される。シーケンス制御
部216は、各種制御命令を保持するための複数のレジ
スタ217を有する。シーケンス制御部216では、レ
ジスタのコマンドに応じて、次に出力される画素に対し
てどの様な色及び又はコントラストを設定して出力する
かを決定する。この決定信号は、出力制御部218に与
えられる。またシーケンス制御部216は、バッファメ
モリ215に保持されている画素データの読み出しタイ
ミング信号及びアドレスも与えている。
【0203】出力制御部218では、バッファメモリ2
15からの画素データに対して、シーケンス制御部21
6からのコマンドに応じてカラーコード及び又はコント
ラストデータを付加して出力することになる。この出力
された副映像は、主映像にスーパーインポーズされる。
【0204】上記のように、副映像の表示に関しては、
副映像ユニットの前に設定されているプレゼンテーショ
ンタイムスタンプ(PTS)(パケットヘッダで送られ
てくる)とシステムタイマ311の出力とが所定の関係
になつたときに比較器312からタイミング信号が得ら
れる。このタイミング信号に基づいて、ランレングスデ
ータのデコード処理が開始される。
【0205】副映像の表示制御については、比較器32
1からのタイミング信号に応じて実行あるいは待機状態
が実現される。サブタイムスタンプ抽出部322は、シ
ーケンス制御部216に格納されているSP DCSQ
の開始時刻データを保持するレジスタである。比較器3
21は、サブシステムタイマ323からの出力データと
各SP DCSQの開始時刻データを次々と比較し、一
致するとタイミング信号を出力する。サブシステムタイ
マ323は、例えば1ラインごとにクリアされる。
【0206】表示制御を行う場合、先に示したコマンド
の利用について更に説明する。
【0207】表示制御においては、コマンドSET
AREAにより副映像の表示位置および表示領域が設定
され、コマンドSET COLORにより画素データの
表示色やコントラストが設定され、コマンドSET
ONTRにより主映像に対する副映像のコントラスト比
が基本的に設定される。これらは基本コマンドである。
【0208】そして、表示開始タイミング命令STA
DSPを実行してから別の表示制御シーケンスDCSQ
で表示終了タイミング命令STP DSPが実行される
まで、表示中は、カラー及びコントラスト切換コマンド
CHG COLCONに準拠した画素データの表示制御
を行いつつ、ランレングス圧縮されている画素データP
XDのデコードが行われる。
【0209】シーケンス制御部216は、コマンドSE
DAREAにより副映像の表示位置および表示領域
を設定し、コマンドSET COLORにより副映像の
表示色を設定し、コマンドSET CONTRにより主
映像に対する副映像のコントラスト比を基本的に設定す
る。そして、表示開始タイミング命令STA DSPを
実行してから別の表示制御シーケンスDCSQで表示終
了タイミング命令STP DSPが実行されるまで、表
示中は、カラー及びコントラスト切換コマンドCHG
COLCONに準拠した表示制御を行う。
【0210】上記の処理の途中において、副映像デコー
ダ制御部211、シーケンス制御部216は、前述した
ように拡張した画素データの認識、及び拡張した表示制
御コマンド、ライン制御情報の認識を行い、拡張されて
いる場合にはその拡張内容に応じた表示制御を行うこと
は勿論のことである。
【0211】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
副映像の解像度を向上することができるし、また、現行
方式のフォーマットと互換性のあるデータ構造を提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学式ディスクに記録されている論理フォーマ
ットであるボリウム空間の説明図。
【図2】上記ボリウム空間のおけるビデオマネージャー
(VMG)とビデオタイトルセット(VTS)の構造を
示す説明図。
【図3】上記ビデオオブジェクトセット(VOBS)と
セル(Cell)の関係と、さらにセル(Cell)の
中身を示す説明図。
【図4】ビデオオブジェクトとセルとの関係を示す説明
図。
【図5】プログラムチェーン(PGC)によりセル(C
ells)がその再生順序を制御される例を示す説明
図。
【図6】ビデオタイトルセット(VTS)の中のビデオ
タイトルセットインフォーメーション(VTSI)の説
明図。
【図7】1つのパックとパケットの構成例を示す図。
【図8】ナビゲーションパック(NV PCK)の説明
図。
【図9】ピクチャー制御情報(PCI)の一般情報の説
明図。
【図10】データサーチ情報(DCI)の一般情報の説
明図。
【図11】シームレス再生情報の説明図。
【図12】シームレスアングル情報の説明図。
【図13】データサーチインフォメーション内をさらに
詳しく示すアドレス情報の説明図。
【図14】同期情報の説明図。
【図15】ビデオオブジェクトユニットの説明図。
【図16】オーディオストリームの説明図。
【図17】副映像ユニットの説明図。
【図18】同じく副映像ユニットの説明図。
【図19】同じく副映像ユニットの説明図。
【図20】副映像ユニットの連続構成を示す説明図。
【図21】副映像ユニットの表示タイミングを示す説明
図。
【図22】副映像ユニットのヘッダー構成を示す説明
図。
【図23】サブピクチャー表示制御シーケンステーブル
の説明図。
【図24】同じくサブピクチャー表示制御シーケンステ
ーブルの説明図。
【図25】サブピクチャー表示制御コマンドの説明図。
【図26】同じくサブピクチャー表示制御コマンドの説
明図。
【図27】サブピクチャー表示制御コマンドの内容の説
明図。
【図28】ランレングス圧縮規則の説明図。
【図29】ランレングス圧縮されたデータの例を示す説
明図。
【図30】副映像ユニットの新しい構造を説明するため
に示した説明図。
【図31】副映像ユニットに含まれる画素データの例を
示す説明図。
【図32】副映像ユニットに含まれる表示制御コマンド
の新しい例を示す説明図。
【図33】図32のカラー設定用コマンドの記述内容を
示す説明図。
【図34】副映像ユニットに含まれる表示制御コマンド
のまた別の新しい例を示す説明図。
【図35】図34のカラー設定用コマンドの記述内容を
示す説明図。
【図36】コントラスト設定用コマンドの記述内容を示
す説明図。
【図37】表示制御コマンド内の表示領域指定コマンド
の説明図。
【図38】表示領域指定コマンドにより副映像の表示領
域が指定された画面の一例を示す図。
【図39】領域指定コマンドの別の例と、この表示領域
指定コマンドにより副映像の表示領域が指定された画面
の一例を示す図。
【図40】表示制御コマンド内のライン制御情報の記述
内容を示す図。
【図41】この発明に係わる再生装置の構成説明図。
【図42】副映像デコーダ部の構成を示す説明図。
【符号の説明】
100…光学式ディスク、101…ディスクモータ、1
02…ピックアップ部、103…サーボ部、104…デ
ィスクモータ駆動部、105…復調/エラー訂正部、2
00…システム制御部、201…操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/92

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副映像データのユニットサイズおよび表
    示制御シーケンステーブルの開始アドレスを含む副映像
    ユニットヘッダ(SPUH)と、 映像データを複数ある所定の規則のうちの1つでランレ
    ングス圧縮したデータであって、その圧縮ルールを示す
    判別データと継続画素数及び圧縮画像の色などの内容を
    示す画素データからなる圧縮後映像データ(PXD)
    と、 前記圧縮後映像データを復号して表示する際に用いられ
    る制御データとしての前記表示制御シーケンステーブル
    (SP_DCSQT)とを1単位とした副映像ユニット
    において、 前記画素データのビット数Rを拡張してNビットとし、
    上記圧縮後画像データ形式の第1の圧縮後画像データ
    (PXD(A))には上記ビット数Rの画素データを含
    ませて、この第1の圧縮後画像データ(PXD(A))
    につづいて、(N−R)ビットの拡張分の画素データを
    拡張画素データ(PXD(B))として配置したことを
    特徴とするデータ構造。
  2. 【請求項2】 上記ビット数のRは、2ビットであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ構造。
  3. 【請求項3】 上記副映像ユニットヘッダまたは前記表
    示制御シーケンステーブルには、上記拡張画素データの
    アドレスを示すコマンドが含まれることを特徴とする請
    求項1記載のデータ構造。
  4. 【請求項4】 前記表示制御シーケンステーブルには、
    上記画素データのビット数Rによって指定される画素制
    御用のコマンドと、拡張画素データのビット数(N−
    R)によって指定される画素制御用のコマンドとが含ま
    れることを特徴とする請求項1記載のデータ構造。
  5. 【請求項5】 上記表示制御シーケンステーブル内にお
    いて、色コードのビット数を拡張して色コードの数を増
    大し、前記画素データによる色コードの選択肢を拡大し
    たことを特徴とする請求項1記載のデータ構造。
  6. 【請求項6】 上記表示制御シーケンステーブル内にお
    いて、予め規定されている色コードのビット数を拡張し
    て色コードの数を増大し、第1の色コード群を第1のコ
    マンドにより指定されたフィールドに設け、第2の色コ
    ード群を第2のコマンドにより指定された別のフィール
    ドに設け、前記画素データによる色コードの選択肢を増
    大したことを特徴とする請求項1記載のデータ構造。
  7. 【請求項7】 前記第1の色コード群の各色コードは、
    それぞれ前記予め規定されている色コードのビット数が
    4であることを特徴とする請求項8記載のデータ構造。
  8. 【請求項8】 更に、画像の任意の領域を指定できるハ
    イライト情報に含まれる色コードは、そのビット数を拡
    張されて色コードの数を増大し、色コードの選択肢を拡
    大したことを特徴とする請求項1記載のデータ構造。
  9. 【請求項9】 上記表示制御シーケンスデータ内におい
    て、主映像と副映像とのコントラスト比を示すコントラ
    ストコードのビット数を拡張してコントラストコードの
    数を増大し、前記画素データによるコントラストコード
    の選択肢を拡大したことを特徴とする請求項1記載のデ
    ータ構造。
  10. 【請求項10】 上記表示制御シーケンステーブル内に
    おいて、予め規定されているコントラストコードのビッ
    ト数を拡張してコントラストコードの数を増大し、第1
    のコントラストコード群を第1のコマンドにより指定さ
    れたフィールドに設け、第2のコントラストコード群を
    第2のコマンドにより指定された別のフィールドに設
    け、前記画素データによる選択肢を増大したことを特徴
    とする請求項1記載のデータ構造。
  11. 【請求項11】 前記第1のコントラストコード群の各
    コントラストコードは、それぞれ前記予め規定されてい
    るコントラストコードの数4であることを特徴とする請
    求項10記載のデータ構造。
  12. 【請求項12】 更に、画像の任意の領域を指定できる
    ハイライト情報に含まれるコントラストコードは、その
    ビット数を拡張されてコントラストコードの数を増大
    し、コントラストコードの選択肢を拡大したことを特徴
    とする請求項1記載のデータ構造。
  13. 【請求項13】 前記表示制御シーケンステーブル内に
    おいて、副映像の表示エリアを設定するコマンドを複数
    用意し、表示領域の設定数を拡張したことを特徴とする
    請求項1記載のデータ構造。
  14. 【請求項14】 前記表示領域の設定数を1つと、拡張
    分とに分けて、1つを予め規定されているフィールドに
    記述し、拡張分を新たに新設したフィールドに記述した
    ことを特徴とする請求項13記載のデータ構造。
  15. 【請求項15】 前記表示制御シーケンステーブル内に
    おいて、副映像表示期間においてライン毎に画素データ
    の色及びコントラストを切換え制御するために、その変
    化数を記述したライン制御情報に対して、その空き領域
    に付加的な変化数情報を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のデータ構造。
  16. 【請求項16】 副映像データのユニットサイズおよび
    表示制御シーケンステーブルの開始アドレスを含む副映
    像ユニットヘッダ(SPUH)と、映像データを複数あ
    る所定の規則のうちの1つでランレングス圧縮したデー
    タであって、その圧縮ルールを示す判別データと継続画
    素数及び圧縮画像の色などの内容を示す画素データから
    なる圧縮後映像データ(PXD)と、前記圧縮後映像デ
    ータを復号して表示する際に用いられる制御データとし
    ての前記表示制御シーケンステーブル(SP_DCSQ
    T)とを1単位として有し、 前記画素データのビット数Rを拡張してNビットとし、
    上記圧縮後画像データ形式の第1の圧縮後画像データ
    (PXD(A))には上記ビット数Rの画素データを含
    ませて、この第1の圧縮後画像データ(PXD(A))
    につづいて、(N−R)ビットの拡張分の画素データを
    拡張画素データ(PXD(B))として配置した構造の
    副映像ユニットを再生する装置であって、 前記Nビットの画素データにより指定されるカラーコー
    ドを用いて、前記Nビットの画素データに対応してラン
    レングスデコードされた画素に着色させるシーケンス制
    御手段を有したことを特徴とする副映像ユニットの再生
    装置。
  17. 【請求項17】 前記Nビットの画素データにより指定
    される前記カラーコードは、前記副映像ユニットに含ま
    れるものであり、前記シーケンス制御手段は、当該カラ
    ーコードを読み取りシーケンス制御を行う手段を含むこ
    とを特徴とする請求項16記載の副映像ユニットの再生
    装置。
  18. 【請求項18】 副映像データのユニットサイズおよび
    表示制御シーケンステーブルの開始アドレスを含む副映
    像ユニットヘッダ(SPUH)と、映像データを複数あ
    る所定の規則のうちの1つでランレングス圧縮したデー
    タであって、その圧縮ルールを示す判別データと継続画
    素数及び圧縮画像の色などの内容を示す画素データから
    なる圧縮後映像データ(PXD)と、前記圧縮後映像デ
    ータを復号して表示する際に用いられる制御データとし
    ての前記表示制御シーケンステーブル(SP_DCSQ
    T)とを1単位として有し、 前記画素データのビット数Rを拡張してNビットとし、
    上記圧縮後画像データ形式の第1の圧縮後画像データ
    (PXD(A))には上記ビット数Rの画素データを含
    ませて、この第1の圧縮後画像データ(PXD(A))
    につづいて、(N−R)ビットの拡張分の画素データを
    拡張画素データ(PXD(B))として配置した構造の
    副映像ユニットを再生する装置であって、 前記Nビットの画素データにより指定されるコントラス
    トコードを用いて、前記Nビットの画素データに対応し
    てランレングスデコードされた画素にコントラストを設
    定するシーケンス制御手段を有したことを特徴とする副
    映像ユニットの再生装置。
  19. 【請求項19】 前記Nビットの画素データにより指定
    される前記コントラストコードは、前記副映像ユニット
    に含まれるものであり、前記シーケンス制御手段は、当
    該コントラストコードを読み取りシーケンス制御を行う
    手段を含むことを特徴とする請求項18記載の副映像ユ
    ニットの再生装置。
  20. 【請求項20】 前記表示制御シーケンステーブルに
    は、1画面上で副映像の表示領域を複数設定するための
    情報が記述されており、この情報に応答して副映像の表
    示領域を複数設定する手段を有したことを特徴とする請
    求項16又は18記載の副映像ユニットの再生装置。
  21. 【請求項21】 前記表示制御シーケンステーブルに
    は、副映像の表示ライン上で色及び又はコントラストを
    切換える切換え数を設定した情報が記述されており、こ
    の情報に応答して前記表示ライン上で色及びコントラス
    トを切換える切換え手段を有したことを特徴とする請求
    項16又は18記載の副映像ユニットの再生装置。
  22. 【請求項22】 副映像データのユニットサイズおよび
    表示制御シーケンステーブルの開始アドレスを含む副映
    像ユニットヘッダ(SPUH)と、 映像データを複数ある所定の規則のうちの1つでランレ
    ングス圧縮したデータであって、その圧縮ルールを示す
    判別データと継続画素数及び圧縮画像の色などの内容を
    示す画素データからなる圧縮後映像データ(PXD)
    と、 前記圧縮後映像データを復号して表示する際に用いられ
    る制御データとしての前記表示制御シーケンステーブル
    (SP_DCSQT)とを1単位とした副映像ユニット
    において、 前記画素データのビット数Rを拡張してNビットとし、
    上記圧縮後画像データ形式の第1の圧縮後画像データ
    (PXD(A))には上記ビット数Rの画素データを含
    ませて、この第1の圧縮後画像データ(PXD(A))
    につづいて、(N−R)ビットの拡張分の画素データを
    拡張画素データ(PXD(B))として配置したデータ
    構造を有することを特徴とする記録媒体。
  23. 【請求項23】 上記ビット数のRは、2ビットである
    ことを特徴とする請求項22記載の記録媒体。
  24. 【請求項24】 上記副映像ユニットヘッダまたは前記
    表示制御シーケンステーブルには、上記拡張画素データ
    のアドレスを示すコマンドが含まれることを特徴とする
    請求項22記載の記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記表示制御シーケンステーブルに
    は、上記画素データのビット数Rによって指定される画
    素制御用のコマンドと、拡張画素データのビット数(N
    −R)によって指定される画素制御用のコマンドとが含
    まれることを特徴とする請求項22記載の記録媒体。
  26. 【請求項26】 上記表示制御シーケンステーブル内に
    おいて、色コードのビット数を拡張して色コードの数を
    増大し、前記画素データによる色コードの選択肢を拡大
    したことを特徴とする請求項22記載の記録媒体。
  27. 【請求項27】 上記表示制御シーケンステーブル内に
    おいて、予め規定されている色コードのビット数を拡張
    して色コードの数を増大し、第1の色コード群を第1の
    コマンドにより指定されたフィールドに設け、第2の色
    コード群を第2のコマンドにより指定された別のフィー
    ルドに設け、前記画素データによる色コードの選択肢を
    増大したことを特徴とする請求項22記載の記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記第1の色コード群の各色コード
    は、それぞれ前記予め規定されている色コードのビット
    数が4であることを特徴とする請求項27記載の記録媒
    体。
  29. 【請求項29】 更に、画像の任意の領域を指定できる
    ハイライト情報に含まれる色コードは、そのビット数を
    拡張されて色コードの数を増大し、色コードの選択肢を
    拡大したことを特徴とする請求項22記載の記録媒体。
  30. 【請求項30】 上記表示制御シーケンスデータ内にお
    いて、主映像と副映像とのコントラスト比を示すコント
    ラストコードのビット数を拡張してコントラストコード
    の数を増大し、前記画素データによるコントラストコー
    ドの選択肢を拡大したことを特徴とする請求項22記載
    の記録媒体。
  31. 【請求項31】 上記表示制御シーケンステーブル内に
    おいて、予め規定されているコントラストコードのビッ
    ト数を拡張してコントラストコードの数を増大し、第1
    のコントラストコード群を第1のコマンドにより指定さ
    れたフィールドに設け、第2のコントラストコード群を
    第2のコマンドにより指定された別のフィールドに設
    け、前記画素データによる選択肢を増大したことを特徴
    とする請求項22記載の記録媒体。
  32. 【請求項32】 前記第1のコントラストコード群の各
    コントラストコードは、それぞれ前記予め規定されてい
    るコントラストコードの数4であることを特徴とする請
    求項31記載の記録媒体。
  33. 【請求項33】 更に、画像の任意の領域を指定できる
    ハイライト情報に含まれるコントラストコードは、その
    ビット数を拡張されてコントラストコードの数を増大
    し、コントラストコードの選択肢を拡大したことを特徴
    とする請求項22記載の記録媒体。
  34. 【請求項34】 前記表示制御シーケンステーブル内に
    おいて、副映像の表示エリアを設定するコマンドを複数
    用意し、表示領域の設定数を拡張したことを特徴とする
    請求項22記載の記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記表示領域の設定数を1つと、拡張
    分とに分けて、1つを予め規定されているフィールドに
    記述し、拡張分を新たに新設したフィールドに記述した
    ことを特徴とする請求項34記載の記録媒体。
  36. 【請求項36】 前記表示制御シーケンステーブル内に
    おいて、副映像表示期間においてライン毎に画素データ
    の色及びコントラストを切換え制御するために、その変
    化数を記述したライン制御情報に対して、その空き領域
    に付加的な変化数情報を設けたことを特徴とする請求項
    22記載の記録媒体。
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