JPH11234113A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH11234113A
JPH11234113A JP10037602A JP3760298A JPH11234113A JP H11234113 A JPH11234113 A JP H11234113A JP 10037602 A JP10037602 A JP 10037602A JP 3760298 A JP3760298 A JP 3760298A JP H11234113 A JPH11234113 A JP H11234113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
circuit
delay
output
flip
Prior art date
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Pending
Application number
JP10037602A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyazaki
浩幸 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10037602A priority Critical patent/JPH11234113A/ja
Publication of JPH11234113A publication Critical patent/JPH11234113A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 組合せ回路の遅延値の測定とその対応を図る
ことにより、回路の誤動作を防止し、動作速度の高速化
と回路数の削減を図る。 【解決手段】 クロックの周期で動作する経路のうち最
大の遅延を持つ回路の遅延情報を保持し、外部入力信号
をもとに内部の回路遅延を測定する遅延測定装置20
と、外部入力クロック21を入力して周期の異なるクロ
ックを生成し、遅延測定装置20の遅延情報により、フ
リップフロップ24A,24B,24C間の組み合わせ
回路の遅延値に適した内部クロック26を各フリップフ
ロップに供給するクロック補正装置22と、入力クロッ
ク21との同期出力が必要な外部出力信号に対して、ク
ロック補正装置22から入力クロック21に同期した出
力クロック31と内部回路からの信号を入力し、入力ク
ロック21に同期した出力信号32の出力を行う出力装
置30を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高速度の信号処理が
必要な半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しながら従来の半導体
装置について説明する。図2は従来の半導体装置の回路
構成を示すブロック図であり、図中、1は内部クロック
供給回路、2A,2B,2Cはフリップフロップ、3
A,3B,3Cは組み合わせ回路である。クロック供給
回路1は、装置外部から入力クロック4を入力し、この
入力クロック4の波形整形、分周及びバッファリングを
行ない、入力クロック4に対して予め設計された内部ク
ロック5をフリップフロップ2A,2B,2Cに供給す
る。これらのフリップフロップ2A,2B,2Cは組み
合わせ回路3A,3B,3Cの出力8A,8B,8Cを
入力とし、また、組み合わせ回路3Aは半導体装置内の
他の回路からの出力7C,7Dを、組み合わせ回路3
B,3Cはフリップフロップ2A,2Bの各出力6A,
6B及び半導体装置内の他の回路からの出力7A,7B
をそれぞれ入力とする。これら出力7A,7B,7C,
7Dは1ビット若しくは複数のビット幅を持っている。
9は出力回路であり、内部クロックに同期して出力信号
10を装置外部に出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、各フリップフロップ2A,2B,2Cは
予め決められた内部クロック5で動作するために、組み
合わせ回路3A,3B,3Cは内部クロック5の周期に
対してフリップフロップ2A,2B,2Cの必要なセッ
トアップ時間を加えて組み合わせ回路の最も遅延の大き
い経路を処理する必要があるにも拘らず、高速で動作す
る必要のある回路においては、内部クロック5の周期が
短くなるため、クロック周期に対する組み合わせ回路の
遅延の余裕度を十分に確保することが困難となり、これ
が回路の誤動作につながおそれがある。
【0004】一方、拡散プロセスのパラメータ変動及び
ばらつきにより、組み合わせ回路の遅延値が変動するた
め、組み合わせ回路3A,3B,3Cに使用できる回路
の段数を拡散プロセスのパラメータ変動及びばらつきの
最悪値に合わせて設計する必要があり、したがって、動
作クロックの高速化が設計、製造の上で困難となってい
る。また高速化を実現するにはフリップフロップ間の組
み合わせ回路を分割する必要があるため、フリップフロ
ップの数が増加し、その結果全体の回路規模が増加する
等、種々の問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、予め設計された組合せ回路の遅延値の測定とそ
の対応を図ることにより、回路の誤動作を防止すると共
に、動作速度の高速化と回路数の削減を図り、そのコス
トダウンを可能とした半導体装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
組み合わせ回路とフリップフロップを有する半導体装置
であって、装置の内部回路におけるクロックの周期で動
作する必要のある経路のうち最大の遅延を持つ回路の遅
延情報を保持し、外部からの入力信号をもとに前記内部
回路の回路遅延を測定する遅延測定装置と、外部からの
クロックを入力して周期の異なるクロックを生成し、前
記遅延測定装置からの遅延情報と遅延測定結果により、
フリップフロップ間の組み合わせ回路の遅延値に適した
内部クロックをフリップフロップに供給するクロック補
正装置と、入力クロックとの同期出力が必要な外部出力
信号に対して、前記クロック補正装置から入力クロック
に同期したクロックと内部回路からの信号を入力し、入
力クロックに同期した信号出力を行う出力装置を備えた
ものである。
【0007】この発明によれば、予め設計された回路の
回路遅延を自ら判定し、これに基づく回路の動作速度に
適した内部クロックでこの回路を動作させることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の遅延自己補正半導体装置の
一実施の形態における回路構成を示すブロック図であ
り、図中、20は回路の遅延値を測定する遅延測定装置
で、半導体装置外部からの入力クロック21を入力し、
内部回路の実際の回路遅延を測定するものである。22
は内部クロックを供給するクロック補正装置で、外部ク
ロック21及び遅延測定装置20からのクロック補正信
号23を入力し、内部回路に対して動作クロックを生
成、供給する。24A,24B,24Cはフリップフロ
ップ、25A,25B,25Cは組み合わせ回路で、フ
リップフロップ24A,24B,24Cはクロック補正
装置22からの出力である内部クロック26を入力と
し、組み合わせ回路25A,25B,25Cの出力27
A,27B,27Cをデータ入力として動作する。
【0010】組み合わせ回路25Aの入力は半導体装置
内の他の内部回路からの出力28C,28D、組み合わ
せ回路25Bの入力はそれぞれ半導体装置内の他の内部
回路からの出力28A,フリップフロップ24Aの出力
29A、組み合わせ回路25Cの入力はそれぞれ半導体
装置内の他の内部回路からの出力28B,フリップフロ
ップ24Bの出力29Bである。なお、他の内部回路か
らの出力28C,28D,28A,28Bはそれぞれ1
ビットまたは複数のビットで構成されている。
【0011】30は内部信号を半導体装置の外部へ出力
する出力装置で、内部クロック補正装置からの供給され
る出力を出力クロック31として、またフリップフロッ
プ24Cからの出力29Cをデータ入力として出力信号
32を出力する。
【0012】以下その動作を説明するに、遅延測定装置
20は、予め設計された組み合わせ回路25A,25
B,25Cのうち、回路の遅延が最も大きい組み合わせ
回路の遅延情報を保持している。遅延測定装置20は、
外部からの入力クロック21を入力して遅延測定装置内
部にある組み合わせ回路より回路の遅延を実際に測定し
て、半導体装置の固有の回路遅延値を求める。遅延測定
装置20は測定した遅延値をもとに、最も遅延の大きい
組み合わせ回路が動作可能となるクロック周期をクロッ
ク補正装置22へクロック補正信号23として送出す
る。クロック補正装置22はクロック補正信号23に従
って外部クロックから内部のフリップフロップ25A,
25B,25Cへ供給する内部クロック26を生成して
フリップフロップ24A,24B,24Cへ供給する。
【0013】内部クロック26は遅延測定装置20及び
クロック補正装置22によって補正された遅延の最も大
きい組み合わせ回路の動作速度に適したものになってお
り、これによってフリップフロップ24A,24B,2
4Cが動作するために、組み合わせ回路25A,25
B,25は必ずクロック周期内に処理を完了することが
でき、半導体装置全体はその適正な動作速度の特性によ
り誤動作することなく正常に動作する。一方、半導体装
置からの外部出力信号のうち、半導体装置への入力クロ
ック21に同期して出力する必要のある信号に対して
は、クロック補正装置22より入力クロック21に同期
した出力クロック31が出力装置30に対して送出さ
れ、半導体装置からの出力信号32は、入力クロック2
1に同期した信号出力となる。
【0014】以上のように本実施の形態によれば、半導
体装置に遅延測定装置とクロック補正装置を設けること
により、半導体装置の出来上がり時の状態に最も適した
クロックによって内部回路を動作させることが可能とな
り、拡散プロセスのパラメータ変動やウエハー間のばら
つき、及びウエハー内のチップ間ばらつきに関係なく最
も適した動作速度で誤動作なく正常に動作する半導体装
置を実現することができる。同時に拡散プロセスのパラ
メータ変動及びばらつきによる動作速度特性不良が少な
くなり、歩留まりの低下を回避することができるため、
その回路設計時に、拡散プロセスのパラメータ変動等に
対する設計余裕度を必要な最小限度に止めることができ
るので、回路の規模を削減して半導体装置の面積を縮小
することができ、半導体装置のコストを引き下げること
が可能となる外、半導体装置製造時の拡散プロセスパラ
メータの設定に対しても余裕を持つことができるため、
半導体製造装置のコスト削減も可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、予め設計
された回路の遅延値を自ら判定してその回路に適した内
部クロックを生成し、半導体装置を動作させることがで
きるので、最も適した動作速度で誤動作なく正常に動作
する半導体装置を実現することができ、また、回路設計
時に拡散プロセスのパラメータ変動等に対する設計余裕
度を必要な最小限度に止めることができるので、回路の
規模を削減して半導体装置の面積を縮小することができ
るという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遅延自己補正半導体装置の一実施の形
態における回路構成を示すブロック図
【図2】従来の半導体装置の回路構成を示すブロック図
【符号の説明】
20 遅延測定装置 21 入力クロック 22 クロック補正装置 23 クロック補正信号 24A,24B,24C フリップフロップ 25A,25B,25C 組み合わせ回路 26 内部クロック 27A,27B,27C 組み合わせ回路出力 28A,28B,28C,28D 他の内部回路からの
出力 29A,29B,29C フリップフロップの出力 30 出力装置 31 出力クロック 32 出力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組み合わせ回路とフリップフロップを有
    する半導体装置であって、装置の内部回路におけるクロ
    ックの周期で動作する必要のある経路のうち最大の遅延
    を持つ回路の遅延情報を保持し、外部からの入力信号を
    もとに内部回路の回路遅延を測定する遅延測定装置と、
    外部からのクロックを入力して周期の異なるクロックを
    生成し、前記遅延測定装置からの遅延情報及び遅延測定
    結果により、フリップフロップ間の組み合わせ回路の遅
    延値に適した内部クロックをフリップフロップに供給す
    るクロック補正装置と、入力クロックとの同期出力が必
    要な外部出力信号に対して、前記クロック補正装置から
    入力クロックに同期したクロックと内部回路からの信号
    を入力し、入力クロックに同期した信号出力を行う出力
    装置を備えたことを特徴とする半導体装置。
JP10037602A 1998-02-19 1998-02-19 半導体装置 Pending JPH11234113A (ja)

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JP10037602A JPH11234113A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 半導体装置

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