JPH11232966A - ロータリースイッチ - Google Patents

ロータリースイッチ

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Publication number
JPH11232966A
JPH11232966A JP10044578A JP4457898A JPH11232966A JP H11232966 A JPH11232966 A JP H11232966A JP 10044578 A JP10044578 A JP 10044578A JP 4457898 A JP4457898 A JP 4457898A JP H11232966 A JPH11232966 A JP H11232966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
leaf spring
plate
contact
rotary switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10044578A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Sahashi
幹夫 佐橋
Motoi Okada
基 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamada Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Yamada Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP10044578A priority Critical patent/JPH11232966A/ja
Publication of JPH11232966A publication Critical patent/JPH11232966A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリースイッチを回転作動の際に生ずる
音の発生を抑制して静音化する。 【構成】 板ばねを一箇所に複数個併置して、同板ばね
自体の振動を相互の重ねにより吸収し、前記の打撃音や
振動音を減殺する。或いは板ばねの中間部叉は先端の一
部を、収縮チューブなどの樹脂被膜を被うことにより、
板ばねの相互の振動を抑制し、更に板ばねの端部を支持
する外郭側壁の凹部にゴムなどの緩衝部材を設けて、前
記の打撃音を吸収して、静音化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気機器の開閉
や制御に用いられるロータリースイッチに関するもの
で、特に室内用の機器で使用する場合に回転作動の際に
生ずる音の発生を抑制して静音化することを目的とす
る。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリースイッチは、図9に示
すように、それぞれ固定接点3Aを備えた固定板3、そ
れぞれ固定接点3Aと対向接離する可動接点4Aを備え
弾性金属製の可動板4からなる開閉部C、及び、軸6に
より回動され前記開閉部Cを速動する駆動部Dが、外郭
2内に収納される。前記駆動部Dは、可動板4を押圧釈
放して開閉する操作部分7Aと側面が板ばね8’と係合
して節度をもって回動する速動部分7Bとからなるカム
7、及び、両端を外郭2側壁2Aの凹部2Bに支持され
中間部分がカム7速動部分7Bの側面に係合する板ばね
8’を備える。
【0003】次に動作について説明する。軸6を回動す
ると、カム7の端面の操作部分7Aが可動板4を押圧釈
放して、その先端に設けられた可動接点4Aがそれぞれ
固定接点3Aと接離して、回路を開閉する。この際山と
谷との歯状のカム7速動部分7Bが、図10に示すよう
に、両端8’Aが外郭2側壁の凹部2Bに支持され断面
形状が偏平な凹字状の板ばね8’と係合して速動する。
即ちカム7の歯状の山7Cが板ばね8’の谷と係合して
いる同図(イ)から、軸6の回転に伴い、板ばね8’が
押圧されて同図(ウ)の死点に達するや否や、カム7に
は回転力が加わり、急速に次の接点位置まで、回動し回
路を開閉することとなる。これをロータリースイッチの
節度と称して、接点の開閉できる電流容量或いは耐久性
などの基本的な性能を得るための必須の要件である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、板ばね
8’の先端8’Aは、図10(エ)に破線で示す凹部2
Bの底面に接触した状態から、同図(エ)に実線で示す
ように中央へ引き寄せられた後、接点開閉の瞬間には、
板ばね8’の端部8’Aが凹部2Bの下端から急速に移
動(反転)して上端を打撃し音を発したり、板ばね8’
が振動して振動音を発する。静謐な室内では、音響機器
などでは特に、微小な音も抑制することが、消費者から
強く要望されている現状では、こうした作動音を静音化
することが課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来技術の課題を解決することを目的とする。まず請求項
1の発明は、それぞれ固定接点を備えた固定板と、それ
ぞれ固定接点と対向接離する可動接点を備え弾性金属製
の可動板からなる開閉部、軸により回動され前記開閉部
を速動する駆動部、及び、外郭からなり、前記駆動部
は、可動板を押圧釈放して開閉する操作部分と側面が板
ばねと係合して節度をもって回動する速動部分とからな
るカム、及び、両端を外郭側壁の凹部に支持され中間部
分がカム速動部の側面に係合する板ばねを備え、前記板
ばねが一箇所に複数個併置されることを特徴としたもの
である。
【0006】次に請求項2の発明は、前記駆動部の、板
ばねの一部が樹脂被膜で被われたことを特徴とするもの
である。
【0007】又請求項3の発明は、前記駆動部の、板ば
ねの両端を支持する外郭の凹部に緩衝部材を設けたこと
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】よって本発明のロータリースイッチは、板ばね
を一箇所に複数個併置して、同板ばね自体の振動を相互
の重ねにより吸収し、前記の打撃音や振動音を減殺す
る。或いは板ばねの中間部叉は先端の一部を、収縮チュ
ーブなどの樹脂被膜を被うことにより、板ばねの相互の
振動を抑制し、更に板ばねの端部を支持する外郭側壁の
凹部にゴムなどの緩衝部材を設けて、前記の打撃音を吸
収することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1から図3により、本発明の第
1実施形態を説明する。従来例と同一の部分は同一の記
号を付して、詳しい説明を省略する。ここで、図1は本
発明の第1実施形態で、(ア)は一部切断正面図、
(イ)は(ア)のA−A’線矢視の底面図、図2は本発
明の板ばねを示し、(ア)は正面図、(イ)は平面図、
そして、図3は部分説明図である。
【0010】1は本発明の第1実施形態のロータリース
イッチ、2は外郭、Cは開閉部で、3は固定板、3Aは
固定接点、4は可動板、4Aは可動接点、5は開閉部C
を駆動部Dから絶縁する絶縁紙である。Dは駆動部、6
は軸、7は操作部分7Aと速動部分7Bとからなるカ
ム、8は板ばねである。そして板ばね8は、一箇所に複
数個が併置されて振動を吸収し、打撃音や振動音を抑制
することができる。
【0011】次に第2実施形態を、図4により、説明す
る。ここでは、板ばね8の中間部分を、例えば熱収縮チ
ューブ9に通して収縮させて、樹脂被膜をかぶせ、複数
の板ばね8をゆるく結合して、前記の振動性の吸収を更
に改善して、静音化を促進するものである。
【0012】又、第3実施形態を、図5により、説明す
ると、板ばね8の端部8Aを支持する外郭2側壁2Aの
凹部2Bに、ゴムなどの弾性材製の緩衝部材10を設け
て、前記の板ばね8’による打撃音を吸収し抑制するも
のである。
【0013】図6に示す第4実施形態は、前記の第2及
び第3実施形態の樹脂被膜9及び緩衝部材10を共に施
すもので、双方の効果を発揮できる。
【0014】図7に示す第5実施形態は、同図(イ)及
び(ウ)に示すように、板ばね8の先端8Aに樹脂被膜
9Aをかぶせたもので、前記と同様な効果を奏する。
【0015】図8に示す第6実施形態は、板ばね8”
が、断面の形状がほぼ偏平な台形状であり、上記例の断
面形状が偏平な凹字状のものに比して、カム7の凸部7
Cから受ける圧力が過大となることがなく、安全であ
り、打撃音や振動音を抑制することができる。
【0016】
【発明の効果】よって本発明のロータリースイッチは、
板ばねを一箇所に複数個併置して、同板ばね自体の振動
を相互の重ねにより吸収し、前記の打撃音や振動音を減
殺する。或いは板ばねの中間部叉は先端の一部を、収縮
チューブなどの樹脂被膜を被うことにより、板ばねの相
互の振動を抑制し、更に板ばねの端部を支持する外郭側
壁の凹部にゴムなどの緩衝部材を設けて、前記の打撃音
を吸収して、静音化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のロータリースイッチを
示し、(ア)は一部切断正面図、(イ)は(ア)のA−
A’線矢視の底面図。
【図2】本発明の板ばねを示し、(ア)は正面図、
(イ)は平面図。
【図3】本発明の第1実施形態の部分説明図。
【図4】本発明の第2実施形態の部分説明図。
【図5】本発明の第3実施形態の部分説明図。
【図6】本発明の第4実施形態の部分説明図。
【図7】本発明の第5実施形態を示し、(ア)はの部分
説明図、(イ)は斜視図、(ウ)は断面図。。
【図8】本発明の第6実施形態を示し、(ア)は部分説
明図、(ロ)は板ばねの正面図、(ハ)は平面図。
【図9】従来例のロータリースイッチを示し、(ア)は
一部切断正面図、(イ)は(ア)のA−A’線矢視の底
面図。
【図10】従来例のロータリースイッチの説明図で、
(ア)は板ばねの正面図、(イ)は常時の、(ウ)は接
点開閉の瞬間の図、(エ)は(イ)のS部拡大図。
【符号の説明】
1 ロータリースイッチ 2 外郭 2A 側壁 2B 凹部 C 開閉部 3 固定板 3A 固定接点 4 可動板 4A 可動接点 5 絶縁紙 6 軸 D 駆動部 7 カム 7A 操作部分 7B 速動部分 8 板ばね 8A 端部 9 樹脂被膜 9A 樹脂被膜 10 緩衝部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ固定接点を備えた固定板、及
    び、それぞれ固定接点と対向接離する可動接点を備え弾
    性金属製の可動板からなる開閉部、軸により回動され前
    記開閉部を速動する駆動部、及び、外郭からなり、前記
    駆動部は、可動板を押圧釈放して開閉する操作部分と側
    面が板ばねと係合して節度をもって回動する速動部分と
    からなるカム、及び、両端を外郭側壁の凹部に支持され
    中間部分がカム速動部の側面に係合する板ばねを備え、
    前記板ばねが一箇所に複数個併置されることを特徴とす
    るロータリースイッチ。
  2. 【請求項2】 前記駆動部の、板ばねの一部分に樹脂被
    膜をかぶせたことを特徴とする請求項1に記載のロータ
    リースイッチ。
  3. 【請求項3】 前記駆動部の、板ばねの両端を支持する
    外郭の凹部に緩衝部材を設けたことを特徴とする請求項
    1叉は2に記載のロータリースイッチ。
JP10044578A 1998-02-10 1998-02-10 ロータリースイッチ Pending JPH11232966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10044578A JPH11232966A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 ロータリースイッチ

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JP10044578A JPH11232966A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 ロータリースイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH11232966A true JPH11232966A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12695394

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10044578A Pending JPH11232966A (ja) 1998-02-10 1998-02-10 ロータリースイッチ

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JP (1) JPH11232966A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6278619B1 (en) * 1998-05-14 2001-08-21 Socomec S.A. Circuit breaker for low voltage alternating electric installation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6278619B1 (en) * 1998-05-14 2001-08-21 Socomec S.A. Circuit breaker for low voltage alternating electric installation

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