JPH11232935A - 自動車ハーネスの防水構造 - Google Patents

自動車ハーネスの防水構造

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JPH11232935A
JPH11232935A JP10033288A JP3328898A JPH11232935A JP H11232935 A JPH11232935 A JP H11232935A JP 10033288 A JP10033288 A JP 10033288A JP 3328898 A JP3328898 A JP 3328898A JP H11232935 A JPH11232935 A JP H11232935A
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harness
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過酷な使用環境においても十分な防水性を発
揮することが可能な必要ハーネスの防水構造を提供す
る。 【解決手段】 自動車ハーネス2から絶縁被覆2bを除
去して露出した導体2aと絶縁被覆2bとに亘って液状
シリコーンゴムを塗布して硬化させたシール材4が設け
られた自動車ハーネスの防水構造。シール材4の25℃
における弾性係数が0.8MPa以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ハーネスの
防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンルームは、走行等に伴
うエンジンの作動中は温度が上昇し、エンジン停止時に
は温度が下降する。このため、自動車ハーネス、例え
ば、エンジンルームと車室との間を区画するバルクヘッ
ドを通して配線される自動車ハーネスにおいては、エン
ジンルームにおける温度差に起因する気圧差により、車
外からエンジンルーム内に侵入した水分が自動車ハーネ
スの端子部分から内部に染み込むことがあった。
【0003】従って、自動車ハーネスにおいては、端子
部分や複数の導体を束ねて溶接した集中ジョイント部に
キャップを設け、このキャップに液状シリコーンゴムを
流し込み、前記集中ジョイント部にシール材を設けるこ
とで、このような水分の侵入を防いでいた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シール材と
して銀ペースト等を用いたものがあるが、極めて高価で
ある。それに対し、液状シリコーンゴムは、低価格であ
り、また、自動車ハーネスの製造工程に何ら影響を与え
ないので、極めて簡便な防水対策である。しかし、従来
の液状シリコーンは、比較的高粘度である為、前記集中
ジョイント部の溶接部の隙間が十分に埋まらないことが
あり、自動車ハーネスのように温度サイクル,湿度ある
いは機械的振動等の過酷な使用環境においては、端子部
等との接着性が低下し、防水性が不十分になることから
信頼性の点で問題があった。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
ので、過酷な使用環境においても十分な防水性を発揮す
ることが可能な必要ハーネスの防水構造を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは液状シリコーンゴムに係る上記の問題
点について鋭意検討を加えた。その結果、シール材とし
て用いる液状シリコーンゴムが、自動車ハーネスの導体
内部まで隙間なく浸透していれば接着性の低下を防ぐこ
とができ、水の侵入が防止できること、低粘度のもの程
浸透し易く、また、低粘度のもの程、硬化時における硬
度が低く、密着性が向上して接着性が良好に維持される
という事実を見出し本発明をなすに至ったのである。
【0007】即ち、本発明においては上記目的を達成す
るため、自動車ハーネスから絶縁被覆を除去して露出し
た導体と前記絶縁被覆とに亘って液状シリコーンゴムを
塗布して硬化させたシール材が設けられた自動車ハーネ
スの防水構造であって、前記シール材の25℃における
弾性係数が0.8MPa以下の構成としたのである。好ま
しくは、前記自動車ハーネスがアース配線で、露出した
導体にアース端子を取り付ける。
【0008】また好ましくは、前記自動車ハーネスアー
スには、複数のアース配線の導体を束ねて集中ジョイン
ト部を形成する。更に好ましくは、前記液状シリコーン
ゴムは、無溶剤タイプの一液硬化型とする。
【0009】
【作用】アース端子のハーネス導体が露出した露出部や
複数のアース配線の導体を束ねた集中ジョイント部に、
硬化時、25℃における弾性係数が0.8MPa以下の液
状シリコーンゴムを塗布して硬化させてシール材を設け
ると、密着性が向上して従来のシリコーンゴムと異なり
温度サイクルや湿度サイクルの試験を行っても、端子部
等との接着性が低下することがなく、長期に亘る水密性
が維持される。
【0010】これは、本発明のシール材として用いられ
る液状シリコーンゴムは比較的低粘度の為浸透し易く、
自動車ハーネスの導体が露出した露出部、集中ジョイ
ント部及び導体を構成する各芯線間の隙間を確実に埋め
ると共に密着性の向上により、硬化収縮に伴う歪み、前
記導体の絶縁被覆における温度変化に伴う膨張や収縮に
起因する歪みに対して十分な柔軟性を有し、これらの歪
みに追従し易いことによる。
【0011】即ち、従来のシール材は、導体間の隙間を
充分に埋めることができないことがあり、また自動車ハ
ーネスの絶縁被覆に使用されているポリ塩化ビニル(P
VC)やポリオレフィン等の合成樹脂に対して必ずしも
良い接着性を有していない。しかも、従来のシリコーン
ゴムは、PVCの絶縁被覆を使用した自動車ハーネスの
場合、PVCの可塑剤が接着力を低下させることから、
僅かな歪みであっても接着性、従って水密性に影響を受
け易い。
【0012】これに対して、本発明のシール材は、導体
間の隙間を確実に埋めることができ、また歪みに対する
十分な柔軟性を有し、温度変化の激しい過酷な環境にお
いても、自動車ハーネスの露出部、集中ジョイント部及
び絶縁被覆との間における接着強度を長期に亘って維持
するので、水密性を維持する素材として極めて好適であ
る。
【0013】液状シリコーンゴムは、縮合反応や付加反
応の可能な官能基を有する液状のポリオルガノシロキサ
ン化合物(ジヒドロキシポリジメチルシリコーンオイル
等のヒドロキシ基を有するポリオルガノシロキサン化合
物に官能基を有するシラン化合物を反応してなる)を原
料としている。このため、液状シリコーンゴムは、硬化
前は液状であるが、大気中の水分や加熱により官能基の
部分で重合して硬化することによってゴム状の高分子、
シリコーンゴムになるものである。従って、硬化反応
で、大気中の水分によって縮合反応するタイプを縮合
型、白金触媒等の存在下で、不飽和基へのSi−H基の
付加反応を行うタイプを付加型に分類する。また、包装
形態によって、パッケージに入っているものをそのまま
使用する一液型、使用直前に二つ以上の成分を混合して
用いる多液型に分類する。また、硬化温度によって室温
硬化型、加熱硬化型に分類される。また、縮合型は、さ
らに官能基の違いによる縮合時に発生する気体により細
分される。例えば、脱アルコールタイプ、脱ケトンタイ
プ、脱酢酸タイプ等である。
【0014】本発明のシール材として用いる液状シリコ
ーンゴムは、硬化時、25℃における弾性係数が0.8M
Pa以下であれば、縮合型でも付加型でもよいが、硬化
時間が短時間であることから無溶剤タイプのものが好ま
しい。また、縮合型液状シリコーンゴムは、触媒等の存
在下で空気中等の水分によって加水分解縮合反応により
硬化するタイプであるため、縮合反応時に発生する化合
物で脱水素タイプ、脱アルコールタイプ、脱酢酸タイ
プ、脱オキシムタイプ、脱ケトンタイプ、脱アミンタイ
プ、脱アミドタイプ、脱ヒドロキシアミンタイプ等に分
類されるが、金属腐食性のある脱酢酸タイプを除けば、
本発明のシール材として用いることができる。更に、本
発明のシール材として用いる液状シリコーンゴムは、使
用の都度調合しなければならないポットライフの問題が
ある二液以上の多液硬化型ではなく、一液硬化型、特に
一液硬化型で縮合型のものが使い勝手がよく好ましい。
【0015】ここにおいて、硬化時における液状シリコ
ーンゴムの弾性係数を低下させる手段として、硬化物の
架橋密度を粗にしたり、反応性の官能基を有しない液状
シリコーンオイルを原料中に添加することが可能であ
る。しかし、いずれの場合も、硬化物の架橋密度が粗に
なり過ぎたり、液状シリコーンオイルの添加量が多量に
なると、液状シリコーンゴムがいわゆるゲル状となり、
硬化後も表面粘着性が維持するため、他の部品類に付着
し易いという欠点が発生するので好ましくない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図6に基づいて詳細に説明する。先ず、本発明の第
1の実施形態として、図1に示す自動車ハーネス1の防
水構造について説明する。自動車ハーネス1は、図1
(a),(b)に示すように、アース配線2の端部にア
ース端子3が取り付けられると共に、液状シリコーンゴ
ムが塗布・硬化されてシール材4が設けられている。こ
のとき、液状シリコーンゴムを塗布する前の自動車ハー
ネス1を図2(a),(b)に示す。
【0017】アース配線2は、撚り線からなる導体2a
がPVC,ポリオレフィン等の絶縁被覆2bで覆われて
いる。アース端子3は、図3に示すように、一端に固定
板3aが、他端側に導体2aを把持するワイヤバレル3
bと、アース配線2を絶縁被覆2bの部分で把持するイ
ンシュレーションバレル3cとが形成され、固定板には
取付孔3dが形成された自動車用丸形板端子(JIS
D 5403)である。
【0018】シール材4は、硬化時、25℃における弾
性係数が0.8MPa以下の1液硬化型の液状シリコーン
ゴムで、ワイヤバレル3bとインシュレーションバレル
3cとの間で、導体2aと絶縁被覆2bとを連続的に覆
うように塗布・硬化されている。このとき、シール材4
は、導体2a内に浸透してアース端子3側まで行き渡
り、導体2aのみならず絶縁被覆2b及びアース端子3
と接着している。
【0019】ここで、アース配線2とアース端子3との
広い範囲に亘って液状シリコーンゴムを塗布すること
は、水密にシールする効果の妨げにはならず、シール性
の面では良いことである。しかし、本発明の目的から
は、シール材4は、上記のように、ワイヤバレル3bと
インシュレーションバレル3cとの間で、導体2aと絶
縁被覆2bとを連続的に覆うように塗布して設ければ十
分な効果を発揮する。
【0020】尚、ディスペンサー(空気圧力と時間で吐
出量を制御する装置)を用いると、液状シリコーンゴム
の吐出量に定量性をもたせることができ好ましい。自動
車ハーネス1は、上記のような防水構造としたので、露
出した導体2aと絶縁被覆2bとの間が硬化して形成さ
れたシール材4により水密にシールされ、アース配線2
の端部から水が侵入することはない。
【0021】次に、本発明の第2の実施形態を図4乃至
図6に基づいて説明する。図4に示す防水構造の自動車
ハーネス10は、3本のアース配線11端部の導体11
aを束ねて集中ジョイント部10aが形成されている。
集中ジョイント部10aは、3本のアース配線11を一
括して他の電気的接続体へ接続する部分で、アース配線
11から絶縁被覆11bを除去して露出した導体11a
が、例えば、超音波溶接や電気溶接等によって、図5に
示すように複数一体化されている。集中ジョイント部1
0aは、図4に示したように、アース配線11の絶縁被
覆11bから導体11a全体を連続的に覆うように液状
シリコーンゴムを塗布して硬化させて設けられたシール
材12で被覆されている。
【0022】シール材12は、硬化時、25℃における
弾性係数が0.8MPa以下の1液硬化型の液状シリコー
ンゴムが使用される。この液状シリコーンゴムは、例え
ば、液状シリコーンゴムに集中ジョイント部10aを浸
漬して塗布したり、あるいは通常の塗布手段によって塗
布することができ、比較的低粘度の為、各導体の隙間に
確実に浸透する。
【0023】本実施形態の自動車ハーネス10の防水構
造は、上記のようにして形成されたので、露出した導体
11aと絶縁被覆11bとの間が液状シリコーンゴムを
硬化させて設けられたシール材12により水密にシール
され、アース配線11の端部から水が侵入することはな
い。ここで、自動車ハーネス10は、液状シリコーンゴ
ムを塗布した後、図6に示すように、キャップ13を被
せたり、予め液状シリコーンゴムを満たしたキャップ内
に、導体11aを複数一体化した図5に示す集中ジョイ
ント部10aを浸漬して硬化させてもよい。このように
すると、液状シリコーンゴムが硬化するまでの間、集中
ジョイント部10aの汚れを防止することができる。
【0024】実施例1,2、比較例1 図1に示す防水構造を採用した自動車ハーネス1を各実
施例及び比較例当たりそれぞれ20本用意し、温度サイ
クル試験に基づく防水性を評価した。ここで、実施例1
は、シール材を形成する液状シリコーンゴムとして、縮
合硬化反応時にメタノールを発生するタイプで、硬化
時、25℃における弾性係数が0.68MPaの1液硬化
型液状シリコーンゴムを、実施例2は、同様に縮合硬化
反応時にメタノールを発生するタイプで、硬化時、25
℃における弾性係数が0.55MPaの1液硬化型液状シ
リコーンゴムを、それぞれ用いた。
【0025】一方、比較例1は、縮合硬化反応時にメタ
ノールを発生するタイプで、硬化時、25℃における弾
性係数が0.93MPaの1液硬化型液状シリコーンゴム
を用いた。温度サイクル試験は、自動車ハーネス1を常
温から120℃に上昇させ、この温度に1時間放置した
後、−40℃に冷却し、1時間放置した後、再度120
℃に上昇させた。これを1サイクルとして1000サイ
クル温度を変化させた。
【0026】前記温度サイクル試験の前後において、検
査対象の自動車ハーネス1の一端から0.098MPaに
圧力調整された窒素ガスを5分間送り込み、他端のシー
ル材4側を水中に浸漬してリークの有無によって防水性
を評価した。その結果を表1に示す。表1から明らかな
ように、弾性係数が本発明で規定する0.8MPaを越え
る液状シリコーンゴムによりシール材が形成された比較
例1の自動車ハーネスは、温度サイクル試験の後で気密
性、従って防水性を失っていた。これに対して、本発明
で規定する弾性係数を有する液状シリコーンゴムにより
シール材が形成された実施例1,2の自動車ハーネス
は、前記シール材の密着性がよく、温度サイクル試験の
前後で気密性、従って防水性を保持しており、優れた水
密性を有することが分かった。
【0027】
【表1】
【0028】実施例3,4、比較例2 図4に示す構造の自動車ハーネス10において、縮合硬
化反応時にメタノールを発生するタイプで、硬化時、2
5℃における弾性係数が0.93MPaの一液硬化型液状
シリコーンゴムを塗布したものを比較例2として、温度
サイクル試験前後における防水性を、縮合硬化反応時に
アセトンを発生するタイプで、硬化時、25℃における
弾性係数が0.72MPaの一液硬化型液状シリコーンゴ
ムを塗布したものを実施例1、更に、縮合硬化反応時に
メタノールを発生するタイプで、硬化時、25℃におけ
る弾性係数が0.55MPaの一液硬化型液状シリコーン
ゴムを塗布したものを実施例4とし、実施例1,2並び
に比較例1と同様にして評価した。
【0029】その結果を表2に示す。表2から明らかな
ように、本発明で規定する弾性係数を満たす液状シリコ
ーンゴムによりシール材が形成された自動車ハーネスの
防水構造は、シール材の密着性がよく、温度サイクル試
験の前後で優れた水密性を有することが分かった。
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、導体の隙間が
シール材により確実に埋まり、シール材の密着性の向上
により、過酷な使用環境においても十分な防水性を発揮
することが可能な自動車ハーネスの防水構造を提供する
ことができる。請求項2,3の発明によれば、本発明の
防水構造を備えた自動車ハーネスの利点を最大限に発揮
させることができる。
【0032】請求項4の発明によれば、シール材の使用
勝手に優れ、簡便に取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車ハーネスの防水構造に係る第1
の実施形態を示す正面図(a)と側面図(b)である。
【図2】図1の自動車ハーネスにシール材を形成する前
の正面図(a)と側面図(b)である。
【図3】図1の自動車ハーネスにおいてアース配線に端
子を取り付ける状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の自動車ハーネスの防水構造に係る第2
の実施形態を部分的に断面で示した正面図である。
【図5】図4の自動車ハーネスにシール材を形成する前
の正面図である。
【図6】図4の自動車ハーネスの防水構造の変形例を部
分的に断面で示した正面図である。
【符号の説明】
1 自動車ハーネス 2 アース配線 2a 導体 2b 絶縁被覆 3 アース端子 3a 固定板 3b ワイヤバレル 3c インシュレーションバレル 3d 取付孔 4 シール材(シリコーンゴム) 10 自動車ハーネス 10a 集中ジョイント部 11 アース配線 11a 導体 11b 絶縁被覆 12 シール材(シリコーンゴム) 13 キャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ハーネスから絶縁被覆を除去して
    露出した導体と前記絶縁被覆とに亘って液状シリコーン
    ゴムを塗布して硬化させたシール材が設けられた自動車
    ハーネスの防水構造であって、前記シール材の25℃に
    おける弾性係数が0.8MPa以下であることを特徴とす
    る自動車ハーネスの防水構造。
  2. 【請求項2】 前記自動車ハーネスがアース配線で、露
    出した導体にアース端子が取り付けられている、請求項
    1の自動車ハーネスの防水構造。
  3. 【請求項3】 前記自動車ハーネスアースは、複数のア
    ース配線の導体を束ねて集中ジョイント部が形成されて
    いる、請求項1の自動車ハーネスの防水構造。
  4. 【請求項4】 前記液状シリコーンゴムが無溶剤タイプ
    の一液硬化型である、請求項1乃至3いずれかの自動車
    ハーネスの防水構造。
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