JPH11232324A - 負荷区分型生産管理方式および生産管理方法 - Google Patents

負荷区分型生産管理方式および生産管理方法

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JPH11232324A
JPH11232324A JP3273298A JP3273298A JPH11232324A JP H11232324 A JPH11232324 A JP H11232324A JP 3273298 A JP3273298 A JP 3273298A JP 3273298 A JP3273298 A JP 3273298A JP H11232324 A JPH11232324 A JP H11232324A
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JP
Japan
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load
production
section
target
management
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Yukihiro Muraoka
幸弘 村岡
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NEC Yamagata Ltd
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NEC Yamagata Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生産管理を行う際、ある管理スパンの目標処理
数を処理したのにもかかわらず、その管理スパンの生産
目標が未達となることを防ぐ。 【解決手段】生産管理上の負荷を、一定の管理スパン毎
に区分することにより、その区分毎に負荷を計算する機
能と、区分毎に負荷の平準化をチェックする機能と、区
分毎に生産計画を修正する機能と、区分毎に生産目標を
提示する機能と、区分毎に目標達成度をチェックする機
能と、区分毎に生産目標を修正する機能とを有して区分
毎の生産管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産管理方式に関
し、特に生産工場での生産計画立案から実際の製造管理
にいたる各局面の中で、計画の最適化を行いながら、計
画の実現性を高めて各製造設備の負荷調整及び作業実施
計画を立案・管理・修正する生産管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図面を参照して説
明する。話をわかりやすくするために、まず基準日程方
式について説明する。
【0003】図10は基準日程方式における基準日程デ
ータベース(以後、DB、と称す)のつくり方を示した
図である。
【0004】ラインである製品を製造する場合、その生
産を開始してから完了するまでにかかった実績時間を一
定量のロットについて収集し、1ロットあたりにかかっ
た平均処理時間、平均段取時間,平均運搬時間,平均待
ち時間を(1)「実績収集」のように求める。
【0005】次に優先度に応じて、(2)「待ち時間調
整=優先度調整」のように待ち時間を伸ばしたり、縮め
たりする。この場合、当然のことであるが、待ち時間以
外の時間は不変であり、一定(固定)である。
【0006】そして(3)「基準日程決定」のように通
常、市場で要求される工期以下になるように少しマージ
ンをとって基準日程を決めて、それをその製品の基準日
程として、(4)「基準日程DB登録」の段階で基準日
程DBに登録しておく。
【0007】次に生産を行うための投入計画案作成か
ら、ラインで実際に生産を行う方法について、図11を
用いて説明する。まず、ステップ21で客先からきた注
文順に生産計画案を作成する。その状況を基準日程のバ
ーという形でならべて見られるようにしたのものを図1
2に示す。尚、(2),(3)の段階を省略する場合も
ある。
【0008】次に、図11のステップ22でこのような
開始・完了条件で生産を行ったと仮定すると、どの装置
(群)にどの位の負荷がかかるかを日別に負荷積上計算
を行う。この状況を装置(群)別に見た状態を表したの
が図13である。
【0009】次にステップ23で負荷の平準化状況を確
認する。すべての装置(群)別負荷が装置生産能力以下
であれば計画の実現が可能である。この場合は、この月
の中旬にステッパーの負荷が生産能力をオーバーしてい
ることがわかる。
【0010】このままでは、生産未達となるので、客先
希望納期を満足できるようにしながら、ステップ21の
生産計画案をステップ24で修正する。この修正を行っ
た後の図12に相当する図を図14に示す。
【0011】ここで、再度ステップ22にもどり、各装
置群別負荷積上計算を行った図を図15に示す。図15
から、今回は全ての装置(群)の負荷が生産能力以下で
ありそれなら生産ができることがわかる。
【0012】ステップ25で、実行可能な計画通り、製
品の処理(生産)を開始する。この場合、積み上げられ
た負荷を、そのまま各装置(群)の処理目標として、一
定スパン(例えば1回/日)毎に目標通りに負荷を処理
できているかステップ26で装置(群)別にチェックを
行う。
【0013】仮に、目標が未達の場合は、未達の処理分
の追い上げ処理をステップ27で行う。
【0014】以上の従来技術に最も近い技術が特開平6
−259436号公報に開示されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の問題点は、
従来の生産管理システムには生産計画を作成する際に、
今月完了しなければならない負荷と、来月以降完了すれ
ば良い負荷の識別を行いながら生産計画(生産目標)を
立てる機能と、それらを各々管理しながら生産目標を修
正・追い上げする機能がない。このため、以下に説明す
るような問題点があった。
【0016】(1):各装置(群)の前の仕掛り製品の
うち、その時点では優先度が低いが、その時点で処理し
ておかないと、今月完了しなければならないのに完了が
できなくなってしまう(これは優先度管理は必要条件で
あって十分条件ではないことを意味する)ロットがどれ
かわからないため、それが本来処理しなければならない
タイミングで処理されない。
【0017】(2):(1)のことから、その時点で優
先度が高いロットのみ処理してしまうため、各装置
(群)の負荷のバランスがくずれ、その結果として製品
仕掛のバランスまでくずれてしまう。
【0018】(3):(2)のことが原因で、各装置
(群)毎の処理目標は全て達成しているのに、今月の完
了対象ロットの中にも完了できなかったものが発生して
しまい、結果的にその月の生産目標が未達になるという
大問題が発生する。
【0019】(4):又、最近は、市場の不透明性から
カスタム品の工期短縮ニーズが大変強い。
【0020】このカスタム品生産の局面では、(2)の
ことが原因で顧客に約束した日に製品を納入できなくな
り、顧客のラインをストップさせてしまい、信用を失っ
た結果、次の受注に支障をきたすというさらに大きな問
題が起きてしまう。
【0021】(5):これらの不具合を回避するため
に、未達の原因を調査し、対策を打ち出さなくてはなら
ない訳であるが、今月の負荷と来月以降の負荷の区別
(分離)ができていないため、原因の特定が困難で、対
策も打ちにくい。
【0022】(6):仮になんとか追い上げ等を行い、
今月の生産目標を金額的・数量的に達成できたとして
も、(1),(2)の問題を解決できていないため、問
題(ツケ)を次月にまわす形となり、次月の生産が大幅
な未達となったり、致命的な納期遅れを引き起こしてし
まう。
【0023】(7):(5),(6)のことから、生産
の未達や納期遅れが毎月繰り返し発生してしまうという
深刻な事態に到ってしまう。
【0024】したがって本発明の目的は、生産計画立案
から実際の製造管理にいたる各局面において、使用する
情報を必要とされる納期単位毎に区分して活用すること
によって、生産計画案や製造管理方法に問題がないかを
予め人が容易に判断できるようにすることにより、効率
的な業務遂行を可能とし、且つ生産量,納期のいずれも
確実に達成する生産計画立案・修正・管理する生産管理
方式を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の生産計画立案・
修正・管理方式は、客先からくる注文を区分毎に(例え
ば、今月完了分と次月以降完了分に)分け、区分毎の負
荷を計算し、この計算した結果をこれらの区分は残した
まま合成した負荷として提示し、提示した負荷が装置
(群)毎の生産能力を超える場合は、負荷が生産能力以
下になるように生産計画を修正し、負荷が生産能力以下
におさまったら、その負荷を区分毎の処理目標として提
示し、提示した処理目標が達成されたかチェックし、一
定以上の処理目標はずれがあれば、区分毎の処理目標を
修正する構成である。
【0026】また、本発明の生産計画立案・修正・管理
方式は、客先からの注文にもとづいて負荷を区分毎に
(例えば、今月完了分と次月以降完了分に)分け、区分
毎の負荷を計算する機能と、この区分を残したまま各々
の負荷を装置(群)毎に生産能力と比較する機能と、比
較した結果が装置(群)毎の生産能力を越える場合に、
装置(群)毎の負荷が生産能力以下になるよう生産計画
を修正する機能と、装置(群)毎の負荷が生産能力以下
となった時点で、その負荷を装置(群)別に区分毎の処
理目標として提示する機能と、その処理目標の達成度を
(一定の)管理スパン毎に、区分毎にチェックする機能
と、一定以上の処理目標はずれがあった場合に、区分毎
の修正処理目標を計算する機能とで行うことができる。
【0027】さらに本発明は、生産計画を入力し、その
入力した生産計画を区分毎に負荷計算する区分毎負荷計
算部と、装置(群)毎の生産能力と負荷を比較し、負荷
が生産能力を超えている場合に生産計画の修正指示を出
す装置(群)毎負荷平準化チェック部と、装置(群)毎
の生産能力記憶部と、負荷が生産能力を超えている場合
にその装置(群)の負荷を下げるように生産計画を修正
する生産計画修正部と、負荷が生産能力を下まわった場
合に、その時の負荷を区分毎に目標値としてラインに提
示する区分毎目標提示部と、区分毎の目標値とラインの
生産実績を比較検証する区分毎目標達成度チェック部
と、ラインの実績データを集めて記憶する生産実績デー
タ収集記憶部と、区分毎の生産実績の許容範囲を記憶す
る区分毎許容値記憶部と、区分毎の生産量が目標の許容
範囲外の時に区分毎の修正目標を計算する区分毎修正目
標計算部とを具備して構成する負荷区分型生産管理方式
にある。ここで、前記区分毎負荷計算部は、生産計画を
完了月別に区分する生産計画区分部と、今月完了分の負
荷を計算する今月負荷計算部と、n月完了分の負荷を計
算するn月負荷計算部と、今月からn月迄の負荷の合成
値を計算する合成負荷提示部を有して構成することが好
ましい。
【0028】さらに本発明は、上記した負荷区分型生産
管理方式の生産計画立案・修正・管理方式により生産の
管理を行う生産管理方法にある。
【0029】このような本発明の負荷区分型生産管理方
式の生産計画立案・修正・管理方式によれば、下記の全
ての段階において、負荷を今すぐ(例えば今月中に)や
らなければならない負荷と、あとから(例えば次月以
降)やれば良い負荷に分離することにより、問題がどこ
の装置(群)に存在するかを明確にするだけでなく、そ
の問題が、どの装置(群)のどの区分の負荷なのかを分
離・特定できるため、 (1):客先から来た注文を負荷計算する段階、
(2):(1)の計算結果が負荷平準化・装置(群)の
生産能力を満足するか検証する段階、(3):(2)の
検証結果が条件を満足しない時に計画を修正する段階、
(4):(2)の検証結果が生産するための条件を満足
した時点でその内容を目標提示する段階、(5):
(4)で提示された目標が順調に達成されているかを検
証する段階、および(6):(5)の検証結果において
目標未達の部分を目標が達成できるように修正目標を計
算する段階の各タイミングで、本当に問題がある装置
(群)の本当に問題になるロットだけを必要最小限の努
力で、短期間のうちに効率的に対策・処理することがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0031】図1は、本発明の一実施の形態を示すブロ
ック図である。
【0032】本発明は、図1に示すように、前位の受注
管理システム1からきたオーダーから立案される生産計
画2を入力し、その入力した生産計画2を区分毎に負荷
計算する区分毎負荷計算部3と、装置(群)毎の生産能
力と負荷を比較し、負荷が生産能力を超えている場合
に、生産計画の修正指示を出す装置(群)毎負荷平準化
チェック部4と、装置(群)毎の生産能力記憶部5と、
負荷が生産能力を超えている場合に、その装置(群)の
負荷を下げるように生産計画を修正する生産計画修正部
6と、負荷が生産能力を下まわった場合に、その時の負
荷を区分毎に目標値としてラインに提示する区分毎目標
提示部7と、区分毎の目標値とラインの生産実績を比較
検証する区分毎目標達成度チェック部8と、ラインの実
績データを集めて記憶する生産実績データ収集・記憶部
9と、区分毎の生産実績の許容範囲を記憶する区分毎許
容値記憶部10と、区分毎の生産量が目標の許容範囲外
の時に区分毎の修正目標を計算する区分毎修正目標計算
部11とを有して構成されている。
【0033】また、前述の区分毎負荷計算部3は、生産
計画2を完了月別に区分する生産計画区分部3−1と、
今月完了分の負荷を計算する今月負荷計算部3−2と、
n月完了分の負荷を計算するn月負荷計算部3−3と、
今月からn月迄の負荷の合成値を計算する合成負荷提示
部3−4とを有して構成されている。
【0034】このように図1に示す実施の形態では、前
位の受注管理システム1からきたオーダーは生産計画2
として立案される。この生産計画2を受けて区分毎計算
部3は、まず生産計画区分部3−1により、一度完了月
毎に分ける。
【0035】次に、完了月別に今月完了分負荷計算部3
−2〜n月完了分負荷計算部3−3は、各々の月の負荷
を計算し、各々の結果を合成負荷提示部3−4へ送る。
合成負荷提示部3−4は、これらの計算結果を合成した
のち、区分毎負荷平準化チェック部4に送る。装置
(群)毎負荷平準化チェック部4は、各装置(群)毎の
生産能力記憶部5にある各装置(群)毎の生産能力と、
合成して送られてきた各装置毎の負荷を比較する。
【0036】負荷が生産能力を超えている場合には、ど
の装置(群)の負荷が起きているかという情報を生産計
画修正部6へ送り、計画の修正をうながす。
【0037】この場合、装置(群)の能力より負荷が低
くなるように生産計画2を生産計画修正部6で変更す
る。これを全ての装置(群)の負荷が生産能力より低く
なる迄繰り返す。全ての装置(群)の負荷がその生産能
力より低くなった時点で、その時に合成負荷提示部3−
4が装置(群)毎負荷平準化チェック部4に提示したデ
ータを装置(群)毎負荷平準化チェック部4は、区分毎
目標提示部7へ送る。
【0038】区分毎目標提示部7は、その時受け取った
データを生産目標として生産ラインへ提示する。
【0039】生産ラインでは、その提示された目標に従
って製品の処理を行い、処理した実績データを処理実績
データ収集記憶部9へ通知する。区分毎目標達成度チェ
ック部8は、処理実績データ収集記憶部9のデータと区
分毎の目標値を比較する。
【0040】比較した結果が、区分毎許容値記憶部10
で設定された範囲外のときは、区分毎目標達成度チェッ
ク部8は、その情報を区分毎修正処理目標計算部11へ
送る。区分毎修正処理目標計算部11は、目標値からは
ずれた量を計算し、区分毎目標提示部の目標値を変更す
る。ラインはその目標を達成するべく生産を行う。
【0041】ここ迄の説明では、説明の都合上、目標の
管理単位を月毎としたが、それ以外の単位でも同様であ
る。
【0042】又、負荷の計算についても説明を簡単にす
るため単純(フォワード)無制限負荷山積みを前提とし
ているが、それ以外の計算方法、例えばバックワード負
荷山積みやシミュレーションによる負荷算出でも同様の
ことが実現できる。
【0043】次に、本発明の実施の形態における実施例
について図面を参照して詳細に説明する。まずその構成
について説明する。
【0044】図2に、生産計画2の例を示す。生産計画
は、ロットNo.1〜ロットNo.mのロットから構成
される。
【0045】各ロット情報は、処理される工程名とその
処理順及び各工程毎の処理を行うことができる装置
(群)名、その工程での装置(群)の負荷量,各工程を
完了すべき月日・処理の優先度・品名等から構成されて
いる。例えば、ロットNo.1では、最初は”1”とい
う工程で装置(群)”A”を使って、”7月1日”の日
に処理完了し、その時のその装置(群)に対する負荷
は”1”という情報と、2番目の工程名は”2”という
工程で、装置(群)”C”を使って、”7月1日”に処
理完了し、その時のその装置(群)”C”に対する負荷
は”4”という情報と、3番目の工程は、”3”という
工程で、装置(群)Dを使って、”7月2日”の日に処
理完了し、その時のその装置(群)に対する負荷は”
3”という情報から構成されている。
【0046】以下は同様につづき、最後の工程は”25
0”という工程で、装置(群)は”Z”を使って、”7
月25日”の日に処理し、その時のその装置(群)に対
する負荷は”2”という情報から構成されている。
【0047】ロットNo.2以降についても同様であ
る。ロットNo.2は、最後の工程が”300”であ
り、途中に抜けがないとすれば50工程分だけロットN
o.1より工程が長い。従って、その分長い工期かとい
うと、そうではない。
【0048】ロットNo.2は、7月2日から処理開始
されて、7月26日に処理終了の計画となっており、ロ
ットNo.1と同じ工期である。
【0049】従って、1日あたりに進む平均工程数は、
途中に抜けがなければロットNo.1より多く、その分
早く生産しないといけないロットである。
【0050】生産計画2には、上述のデータが生産計画
2の最終ロットNo.m迄入っている。又、全てのロッ
トは、管理上の必要性に応じ優先度をつけておく。当
然、ここには次月以降完了するロットも含まれる。
【0051】次に、生産計画2のデータは、区分毎負荷
計算部3へ送られる。区分毎負荷計算部3は、これらの
ロットのデータのうち完了月の情報を使って完了月別に
負荷を区分する生産計画区分3−1と、完了月別に区分
された負荷を装置(群)別に計算する今月(この場合は
7月)分負荷計算部3−2〜n月完了分負荷計算部3−
3と、完了月別に区分された負荷の計算結果を再度合成
し、各完了月ごとの総負荷を装置(群)別に計算する合
成負荷提示部3−4から構成される。
【0052】図3は、ロットNo.1〜mまでの全ての
データのうち、今月(この場合は7月)分の負荷分を太
線でわかりやすく示した図である。
【0053】この図3において、白丸は、そのロットの
生産開始日を表わし、斜線丸はそのロットの生産完了日
を表す。生産計画区分3−1は、この図3の区分のうち
の完了月に着目し、この完了別に生産計画2の負荷を装
置(群)別に振り分ける。振り分けられた負荷を完了月
別に装置(群)毎に計算するのが、今月完了分負荷計算
部3−2〜n月完了分負荷計算部3−3である。
【0054】図4は、完了月別に計算した装置(群)毎
の計算結果の例である。図4からわかるように、装置
(群)A〜Z各々毎に、その月の1日〜31日迄の各1
日毎の負荷小計値と月ごとの完了月別の負荷小計値を求
め、負荷小計/月の値を稼働日数で割ったものを平均負
荷/日とする。
【0055】図5は、完了月別負荷を合成した結果を示
す図である。当初は(この時点では)修正後の値書き込
み欄及び処理能力/日の欄は空欄(次以降のステップで
使用すると順次内容が書き込まれる)である。ここでは
説明を簡単にするためn月=次月とし2ヶ月分の完了月
別負荷の例を示した。
【0056】装置(群)毎負荷平準化チェック部4は図
5の各完了月の処理能力欄に装置(群)毎の生産能力を
もってきて負荷と能力の比較を行う。装置(群)毎生産
能力記憶部5は、あらかじめ最新の装置(群)毎能力計
算結果をたくわえておく部分であり、データはこのシス
テムとは別の能力計算システムから持ってくる。
【0057】生産計画修正部6は、装置(群)毎の負荷
と能力を比較した結果、負荷が能力をオーバーする等の
不具合を、例えば特定のロットの開始日と完了日をずら
すことで負荷の平準化をはかる。
【0058】区分毎処理目標提示部7は、平準化が完了
するとそれをラインの目標として通知する。区分毎処理
目標達成度チェック部8は、生産実績データと区分毎許
容値を各々、生産実績データ収集記憶部9と区分毎許容
値記憶部10から持ってきて、両者を比較する。
【0059】区分毎修正処理目標計算部11は、区分毎
処理目標達成度に問題があった場合に、区分毎の修正処
理目標を計算し、その結果で区分毎処理目標提示部の値
を変更することにより、ラインに対して適正な修正済み
区分毎処理目標を与える。以上が本発明の構成である。
【0060】次に本発明の実施例の動作について、フロ
ーチャート図6を参照して詳細に説明する。
【0061】図6のステップ1では、従来の技術の図1
1のステップ21同様にまず図1の受注管理システム1
の情報にもとづいて注文通りの生産計画を作成する。そ
の生産計画は、図2に示すようにロットNo.1〜ロッ
トNo.mのロット情報の集合である。
【0062】各ロット情報は、処理される工程名とその
処理順及び各工程毎の処理を行うことができる装置
(群)名、その工程での装置(群)の負荷量、その各工
程を完了すべき月日、処理の優先度・品名等からなる。
【0063】例えばロットNo.1は、品名は”ア”
で、優先度は”3”という製品で、”1”という工程か
ら装置(群)”A”を使って”7月1日”から処理を開
始し、その工程で使う装置(群)に対する負荷は”1”
である。2番目の工程名は、”2”といい、装置
(群)”C”を使って、同じく”7月1日”に処理し、
その時のその装置(群)”C”に対する負荷は”4”で
ある。3番目以降も構成のところで説明したように同様
の情報が続くが、構成のところですでに説明しているの
で、ここでは説明を割愛する。
【0064】次に、この生産計画2のデータは、図1の
生産計画区分部3−1へ送られ、今月完了対象ロットか
どうかを判定される(ステップ2)。
【0065】もし、今月完了対象ロットであれば、その
ロットのデータは、ステップ3で今月完了分として各装
置(群)別に負荷計算される。
【0066】もし、次月以降完了対象ロットであれば、
そのロットのデータはステップ4の次月以降完了分とし
て各装置(群)別に負荷計算される。ここでは説明の都
合上、2つの区分に分けたが、何区分になっても同じ事
を繰り返せば良い。
【0067】ステップ5では、全てのロットの区分毎負
荷計算が終わった時点で区分毎のデータを合成される。
図4はこの合成された情報の例である(ただし、図4の
ほうはn月までの負荷計算をしている例となってい
る)。
【0068】説明の都合上、負荷はステップ3とステッ
プ4で別々に計算されるように書いたが、実際に実施す
る場合はそれらを全て一つの表にしておいて、完了月の
区分毎に計算するところへ、対応するデータを送って計
算することもできる。
【0069】ここで負荷計算の具体例について説明す
る。
【0070】負荷計算は、上述したようにロット単位の
情報毎に行う。例えばロットNo.1のロットの場合、
開始工程である工程名1の完了日が7月1日となってお
り、完了工程(最終工程)の完了日は7月25日となっ
ている。
【0071】この場合、まずステップ2で今月(7月)
完了品と区分される。次に工程1を見ると7月1日がそ
の工程の完了日となっているので、図4の今月(7月)
負荷のところに行くべきデータであることがわかる。次
に装置名を見ると”A”であることから、今月(7月)
負荷欄の一番上の装置名が”A”のところにいくべきデ
ータであることがわかる。さらに完了日を見ると7月1
日となっているので日別負荷欄の1(日)の縦列に入る
べきデータであることがわかる。
【0072】また、前述したように、このロットの最終
完了日は7月25日となっており、今月完了分負荷であ
るから、1(日)の縦列の中の今月完了分負荷欄に入る
ことがわかる。従って、このロットのこの1工程目の負
荷はこの今月完了分負荷としてカウントされることにな
る。
【0073】このロットは一番目のロットのため、1
(日)の縦列の中の今月完了分負荷欄”0”から”1”
に置きかわる。この値は次のこの欄の負荷が積算される
迄、この値を保持する。そして、次の負荷値がきた時
に、”1+次の負荷値”に置きかわる。
【0074】工程2の負荷”4”も同様のロジックによ
り、今月(7月)負荷欄の装置名”B”欄の日別負荷”
1”の縦列の今月完了分負荷欄に加算される。
【0075】これをロットNo.1の最終工程である工
程名”250”迄繰り返すと1ロット分の負荷計算が終
わる。
【0076】2番目以降のロットで最終工程完了日が8
/1以降のロットの負荷は、図4の次月以降負荷の該当
する欄に加算される。
【0077】以上を生産計画2の先頭ロットであるロッ
トNo.1から、最終ロットであるロットNo.m迄繰
り返すと、一通りの負荷算出が完了する。
【0078】これらの負荷算出結果を整理しなおしたも
のが図5である(ただし、この段階ではまだ丸印の変更
・変化はない。また、同様に”処理能力/日”の欄には
データが入っていない)。
【0079】ステップ5で、上述の図5が合成負荷とし
て提示されると、ステップ6では合成負荷の平準化状況
がチェックされる。次に、そのチェック方法について説
明する。
【0080】ステップ6では、合成負荷が提示された後
に、図1の装置(群)毎生産能力記憶部から、各装置
(群)毎の生産能力データを、図5の各装置(群)毎
の”処理能力/日”欄にもってくる。次に、図5の”平
均負荷/日”の値と”処理能力/日”の値を比較し、”
平均負荷/日”の方が上まわっていればアラームを出
し、ステップ7の区分毎生産計画修正へ進む。
【0081】ステップ7の区分毎生産計画修正では、区
分毎の計画をアラームが出た装置(群)の負荷を下げる
方向に、優先度の低いロットの開始・完了日をずらす。
ずらすロット数はオーバーした負荷分に相当するロット
数とする。そして、ステップ2からステップ6迄を負荷
が生産能力以下になる迄繰り返す。
【0082】ステップ6で全ての装置(群)の”平均負
荷/日”が”処理能力/日”を下まわったら、平準化は
完了したと判断し、次のステップ8へ進む。
【0083】ここで重要なのは必要に応じ負荷を今月完
了分負荷と次月以降完了負荷それぞれ毎にチェックでき
ることである。これにより、どちらかの処理をやりすぎ
るということが未然に防止できる。
【0084】ステップ8では、ステップ7迄の手順によ
り得られた平準化された負荷値をそのまま生産目標値に
置き換える。そして、生産を行い、一定の管理スパン
(例えば1日)毎に、処理の実績を収集する。もちろん
この管理スパンは管理がしやすい他の値でもかまわな
い。
【0085】次のステップ9では、一定の管理スパンの
〆切りまで、図1の生産実績データ収集記憶部9に生産
実績を集めるが、管理スパンの〆切り時刻になった段階
で、図1の区分毎許容値記憶部10の許容範囲内に生産
実績がおさまっているかチェックする。仮に、生産実績
が許容範囲外となった時は、ステップ10へ進む。
【0086】ステップ10では、目標のどちら側にはず
れたのかによって区分毎の目標値を修正する。次に図7
を使って、目標値の修正方法を詳細に説明する。
【0087】図7のステップ11で、まず今月完了分の
処理目標に対して、実績が今月完了分の処理目標の範囲
のどちらにはずれたのかを確認する。目標より少ない方
向にはずれた場合には、ステップ12で、例えば次のよ
うに修正目標値を求める。
【0088】例えば、装置(群)Cの今月完了分未達時
の修正目標数? A:その時点までの累積未達数=100、B:残稼働可
能日数=10日、C:目標処理数=1000/日とす
る。
【0089】この場合の修正目標数=C+A/B=10
0/日+100/10日=1010/日となり、目標よ
り多くやりすぎてしまって、処理数を減らされないとい
けない場合は、A/Bの符号がマイナスとなる。これに
より、今月完了分の処理目標数が月トータルで目標範囲
内に入ったことをステップ11で確認できたら、次のス
テップ13へ進む。
【0090】ステップ13では、次月以降完了分の処理
目標範囲内に次月以降完了分の実績が入っているか確認
する。その後は、ステップ11,12と同様の処理を行
う。ここで、許容範囲の決め方について説明する。許容
範囲は管理がきちんとできていればいるほど小さくする
ことが可能であるが、最初は(+10%〜−0%)〜
(+5%〜−0%)程度の値とする。もちろん、この値
はラインの実力や特性に合わせて、これ以外の値として
も良い。
【0091】最後に、図8と図9のグラフを使って、ラ
インの管理をする方法について説明する。
【0092】図8は、ある月の始めの装置(群)[又は
工程]毎の今月処理目標とその内訳を示したものであ
る。図に示したように斜線の部分が今月最終処理迄完了
しなければならないロットの負荷分を示す。言い替える
と、この斜線の分を必ず処理しないと、例え今月の総処
理量が今月処理目標を上まわっても、必要なロットが全
て完了できず、従って各ロット毎の納期を100%守る
ことができなくなることを意味する。したがって、通常
はまずこの斜線の部分の処理を全て行うことが肝要であ
る。それさえできれば当面の問題はないことになる。
【0093】しかし、その場合次月以降分(白ぬきの部
分)の処理が不足すると次月以降の生産100%達成が
時間とともに難しくなるため、こちらもできるだけ目標
を達成するよう各装置(群)[又は工程]毎の処理量を
管理する必要がある。つまり、この2つが各々バランス
良く達成できる様にラインの管理をするのがベストであ
る。
【0094】図9は、図8で立てた目標が着実に達成で
きる様にするため1ヶ月の日毎の各装置(群)[又は工
程]の目標と実績を対比管理した図である。このように
管理のスパンをできる限り短くし、日々目標を修正しな
がら生産管理を行うことで、本システムの機能を最大に
活用することができる。
【0095】次に本発明の他の実施形態について説明す
る。この実施の形態は、先の実施形態のところでも述べ
たように、負荷及び修正目標などの算出にシミュレータ
を使う方法がそれである。
【0096】又、本発明はコンピュータを利用したシス
テムとして説明をしてきたが、当然、人間による手作業
でも同様の管理が可能である。
【0097】なお説明の都合上、図8,9の横軸に相当
するパラメータを装置(群)とだけ記載したところがあ
るが、いずれにおいてもこれを工程という言葉に置き換
えることができる。
【0098】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、各装置(群)の
前の仕掛り製品のうち、その時点では優先度が低いが、
その時点で処理しておかないと今月完了しなければなら
ないのに完了ができなくなってしまうロットを優先して
処理できるため、本来完了しなければならないタイミン
グにその製品を完了し、出荷することができることであ
る。
【0099】第2の効果は、第1の効果に記載したこと
から、その時点で優先度が高いロットのみ処理してしま
うということを無くすことができるから、各装置(群)
の負荷バランスがくずれず、その結果として安定した製
品の仕掛バランスを維持でき、仕掛バランスがくずれた
時のように特定の装置(群)の前に仕掛りがなくなり、
装置(群)が製品到着待ちで止まることがなく、常にラ
インの能力を最大に発揮し、最も投資効率が良い生産が
できる。言いかえると、同じ投資で生産高を最大にした
り、製品の工期を短縮したりすることができることであ
る。
【0100】第3の効果としては、上述のことが原因で
各装置(群)の処理目標は達成しているのに、今月の完
了対象ロットが完了していないということがなく、確実
に毎月の生産目標が達成することができることである。
【0101】第4の効果としては、納期を守ることがで
き、客先より信用してもらえるためさらに大きく重要な
注文を受注することができることである。
【0102】第5の効果としては、先に課題の欄で述べ
た問題点(1)〜問題点(4)の発生を限りなく抑制す
るため、これらが発生したときに必要とする原因調査や
対策に関する作業を最小限とすることができることであ
る。又、万一問題が発生しても問題の要因の絞り込みが
容易にできるため短時間で効果的な対策を打って問題を
解決することができることである。
【0103】第6の効果としては、追い上げ生産をしな
くても済むことから、今月の問題(ツケ)を次月以降に
まわすことがなくなり、次月の生産の大幅な未達や致命
的納期遅れの発生を防止することができることである。
【0104】第7の効果としては、第5の効果と第6の
効果との相乗効果により、毎月の生産を確実に安定して
行うことができ、会社の事業基盤を強固としたものにす
ることができることである。
【0105】第8の効果としては、これ迄あまり問題と
されていなかった処理のやりすぎを管理できるため、従
来よりさらにラインバランスが安定したものにすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における生産計画例を示す
図である。
【図3】本発明の実施の形態における今月負荷とその区
分例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態における完了月別負荷計算
例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における完了月別負荷合成
例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるフロー例を示すフ
ローチャートである。
【図7】図6の区分毎目標修正の詳細例を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明の実施の形態における実ライン管理用装
置(群)[又は工程]別負荷区分型処理目標数グラフ例
を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態における実ラインでの装置
(群)[又は工程]別負荷区分型処理数管理イメージ例
を示す図である。
【図10】従来技術における基準日程方式での基準日程
決定方法例を示す図である。
【図11】従来技術における基準日程方式での生産管理
を示すフローチャートである。
【図12】従来技術における注文通りの生産計画案作成
例を示す図である。
【図13】従来技術における各装置(群)別負荷積上結
果例を示す図である。
【図14】従来技術における生産計画案修正例を示す図
である。
【図15】従来技術における各装置(群)別負荷積上結
果確認例を示す図である。
【符号の説明】
1 受注管理システム 2 生産計画 3 区分毎負荷計算部 3−1 生産計画区分部 3−2 今月完了分負荷計算部 3−3 n月完了分負荷計算部 3−4 合成負荷提示部 4 装置(群)毎負荷平準化チェック部 5 装置(群)毎生産能力記憶部 6 生産計画修正部 7 区分毎処理目標提示部 8 区分毎処理目標達成度チェック部 9 生産実績データ収集・記憶部 10 区分毎許容値記憶部 11 区分毎修正処理目標計算部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産管理上の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分し、生産管理上の諸計画を立案・実行・修正管
    理することを特徴とする負荷区分型生産管理方式。
  2. 【請求項2】 生産管理上の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分することにより、区分毎に負荷計算する機能を
    有することを特徴とする請求項1記載の負荷区分型生産
    管理方式。
  3. 【請求項3】 生産管理上の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分することにより、区分毎に負荷の平準化状況を
    チェックする機能を有することを特徴とする請求項1記
    載の負荷区分型生産管理方式。
  4. 【請求項4】 生産管理上の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分することにより、区分毎に生産計画の修正を行
    う機能を有することを特徴とする請求項1記載の負荷区
    分型生産管理方式。
  5. 【請求項5】 生産管理上の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分することにより、区分毎の生産目標を提示して
    生産を実行・管理する機能を有することを特徴とする請
    求項1記載の負荷区分型生産管理方式。
  6. 【請求項6】 生産管理以の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分することにより、区分毎の生産目標達成度をチ
    ェックする機能を有することを特徴とする請求項1記載
    の負荷区分型生産管理方式。
  7. 【請求項7】 生産管理上の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分することにより、区分毎の生産目標を修正する
    機能を有することを特徴とする請求項1記載の負荷区分
    型生産管理方式。
  8. 【請求項8】 生産管理上の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分することにより、区分毎に負荷計算する機能、
    区分毎に負荷の平準化状況をチェックする機能、区分毎
    に生産計画の修正を行う機能、区分毎の生産目標を提示
    して生産を実行・管理する機能、区分毎の生産目標達成
    度をチェックする機能および区分毎の生産目標を修正す
    る機能の全てを具備することを特徴とする負荷区分型生
    産管理方式。
  9. 【請求項9】 生産管理上の負荷を、一定の管理スパン
    毎に区分することにより、区分毎に負荷計算する機能、
    区分毎に負荷の平準化状況をチェックする機能、区分毎
    に生産計画の修正を行う機能、区分毎の生産目標を提示
    して生産を実行・管理する機能、区分毎の生産目標達成
    度をチェックする機能および区分毎の生産目標を修正す
    る機能のうち2つ以上の機能を組み合わせて、生産管理
    を行うことを特徴とする負荷区分型生産管理方式。
  10. 【請求項10】 請求項2乃至請求項9のいずれかに記
    載の生産管理を行う際に、シミュレータを使うことを特
    徴とする負荷区分型生産管理方式。
  11. 【請求項11】 生産計画を入力し、その入力した生産
    計画を区分毎に負荷計算する区分毎負荷計算部と、装置
    (群)毎の生産能力と負荷を比較し、負荷が生産能力を
    超えている場合に生産計画の修正指示を出す装置(群)
    毎負荷平準化チェック部と、装置(群)毎の生産能力記
    憶部と、負荷が生産能力を超えている場合にその装置
    (群)の負荷を下げるように生産計画を修正する生産計
    画修正部と、負荷が生産能力を下まわった場合に、その
    時の負荷を区分毎に目標値としてラインに提示する区分
    毎目標提示部と、区分毎の目標値とラインの生産実績を
    比較検証する区分毎目標達成度チェック部と、ラインの
    実績データを集めて記憶する生産実績データ収集記憶部
    と、区分毎の生産実績の許容範囲を記憶する区分毎許容
    値記憶部と、区分毎の生産量が目標の許容範囲外の時に
    区分毎の修正目標を計算する区分毎修正目標計算部とを
    具備して構成することを特徴とする負荷区分型生産管理
    方式。
  12. 【請求項12】 前記区分毎負荷計算部は、生産計画を
    完了月別に区分する生産計画区分部と、今月完了分の負
    荷を計算する今月負荷計算部と、n月完了分の負荷を計
    算するn月負荷計算部と、今月からn月迄の負荷の合成
    値を計算する合成負荷提示部とを有して構成することを
    特徴とする請求項11記載の負荷区分型生産管理方式。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至請求項12のいずれかに
    記載の負荷区分型生産管理方式により生産の管理を行う
    ことを特徴とする生産管理方法。
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