JPH11232257A - 光ディスク、情報表示装置及び情報表示方法 - Google Patents

光ディスク、情報表示装置及び情報表示方法

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JPH11232257A
JPH11232257A JP10028176A JP2817698A JPH11232257A JP H11232257 A JPH11232257 A JP H11232257A JP 10028176 A JP10028176 A JP 10028176A JP 2817698 A JP2817698 A JP 2817698A JP H11232257 A JPH11232257 A JP H11232257A
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JP
Japan
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character
optical disk
byte
text data
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JP10028176A
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Chisayo Shiga
智佐代 志賀
Tamaki Maeno
環 前野
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、光ディスク、情報表示装置及び情報
表示方法に関し、例えばテキストデータを記録した小径
の光ディスクと、この光ディスクに記録された文字情報
を表示する再生システムに適用して、外字として処理し
なくても、例えばJISコードによる文字コードに加え
てISOコードによる文字コードについても対応する文
字、記号を表示できるようにする。 【解決手段】所定のコード体系による文字コード列に、
このコード体系と異なるコード体系の文字コードをコー
ド体系の相違を指示する制御コード「1F2E」と組に
して配置し、また特定の制御コード「1F2E」が検出
されると、この制御コード「1F2E」により指定され
る文字コードについては、コード体系の異なるフォント
情報により表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、情報
表示装置及び情報表示方法に関し、例えばテキストデー
タを記録した小径の光ディスクと、この光ディスクに記
録されたテキストデータを表示する再生システムに適用
することができる。本発明は、所定のコード体系による
文字コード列に、このコード体系と異なるコード体系の
文字コードをコード体系の相違を指示する制御コードと
組にして配置することにより、また特定の制御コードが
検出されると、この制御コードにより指定される文字コ
ードについては、コード体系の異なるフォント情報によ
り表示することにより、外字として処理しなくても、例
えばJISコードによる文字コードに加えてISOコー
ドによる文字コードについても対応する文字、記号を表
示できるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクを利用した電子出版物
においては、光ディスクに記録された辞書、辞典等があ
る。このような光ディスクにおいては、EB(Electron
ic Book )規格に従った構造によりテキストデータが記
録されるようになされており、専用の再生装置、パーソ
ナルコンピュータ等にセットして、種々の情報を検索で
きるようになされている。
【0003】すなわちこの種のCD−ROMは、一般の
CD−ROMと同様に最内周に管理データの記録領域が
形成され、この管理データの記録領域にこの光ディスク
のボリューム等のデータ、管理用テーブル(すなわちT
OCでなる)等が記録される。光ディスクは、この管理
データにより一般のCD−ROMと識別できるようにな
されている。
【0004】さらにこの種の光ディスクは、管理データ
により管理される漢字辞書、国語辞書、英和辞典等のフ
ァイルが記録される。ここで各ファイルは、表記型イン
デックス形式の見出し語と、この見出し語により指定さ
れる本文情報とにより構成される。また本文情報は、一
般にテキストデータにより構成される。これに対応して
再生装置は、例えばユーザーの入力した検索語を見出し
語より検索して対応する本文情報をアクセスすることに
より、ユーザーの所望する検索語について、その意味等
を表示するようになされている。
【0005】このようにして再生装置等により表示され
る本文情報は、JISコードによるコード体系で構成さ
れ、例えばISOコードに固有の文字等については、外
字として処理するようになされていた。
【0006】これに対応して再生装置は、事前に、光デ
ィスクに記録された外字のフォント情報をロードして内
部に保持し、対応する外字の文字コードを再生すると、
このフォント情報により外字の文字、記号を表示するよ
うになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようにI
SOコードに固有の文字等を外字として処理すると、そ
の分外字に割り当て可能なコードが低減する問題があ
る。特に電子出版物においては、1枚の光ディスクに種
々の出版物を記録することにより、また種々の出版物に
おいては、JIS、ISOには定義されていない種々の
文字、記号の使用が望まれ、これにより外字に割り当て
可能なコードが低減すると、その分出版物の編集作業等
が困難になる。
【0008】このように外字として処理しなくても、J
ISコードによる文字コードに加えてISOコードによ
る文字コードについても、対応する文字、記号を表示す
ることができれば、その分外字として他の文字、記号に
割り当てるコードを増やすことができ、この種の電子出
版物の適用範囲を一段と拡大できると考えられる。
【0009】またJISコードに加えてISOコードに
よる文字コードについても対応する文字、記号を表示す
ることができれば、その分光ディスク側においては、外
字として用意するフォント情報の領域を他のデータの記
録に割り当てることができ、使い勝手を向上できると考
えられる。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、外字として処理しなくても、例えばJISコードに
よる文字コードに加えてISOコードによる文字コード
についても、対応する文字、記号を表示することができ
る光ディスク、情報表示装置及び情報表示方法を提案し
ようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、光ディスクに適用して、テキスト
データを構成する所定のコード体系による文字コード列
に、このコード体系と異なるコード体系の文字コード
を、コード体系の相違を指示する制御コードと組にして
配置する。
【0012】また情報表示装置、情報表示方法に適用し
て、テキストデータを構成する文字コード列において、
特定の制御コードが検出されると、この制御コードによ
り指定される文字コードについては、コード体系の異な
るフォント情報により表示する。
【0013】光ディスクに適用して、テキストデータを
構成する所定のコード体系による文字コード列に、この
コード体系と異なるコード体系の文字コードを、コード
体系の相違を指示する制御コードと組にして配置すれ
ば、再生装置側においては、この制御コードによりコー
ド体系の相違を検出することができ、対応するフォント
情報により表示することができる。
【0014】すなわち情報表示装置、情報表示方法に適
用して、テキストデータを構成する文字コード列におい
て、特定の制御コードが検出されると、この制御コード
により指定される文字コードについては、コード体系の
異なるフォント情報により表示することにより、外字と
して処理しなくても、例えばJISコードによる文字コ
ードに加えてISOコードによる文字コードについて
も、対応する文字、記号を表示することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0016】(1−1)全体構成 図2は、本発明の実施の形態に係る光ディスクの再生装
置を示す斜視図である。この再生装置1は、所望の検索
語により光ディスクを検索してその検索結果を表示でき
るようになされている。
【0017】すなわち再生装置1は、全体として薄型の
直方体形状に形成され、表蓋2が開閉できるように形成
されている。再生装置1は、この表蓋2の内側面に、液
晶表示パネル3が配置され、この液晶表示パネル3に検
索結果等を表示するようになされている。また液晶表示
パネル3に隣接してスピーカー4が配置され、例えばコ
ンパクトディスクを再生する場合にはこのスピーカー4
より再生音を出力するようになされている。
【0018】これに対して本体5側には、上面に種々の
操作子が配置され、これらの操作子を操作して、光ディ
スクに記録された国語辞典、漢和辞典、英和辞典等より
検索対象を切り換え得るように構成され、また検索語等
を入力できるようになされている。これに対して本体5
の側面には、矩形形状の開口でなる光ディスクの挿入口
6が形成される。ここでこの再生装置1では、所定の収
納ケース7に光ディスク8を収納した後、この収納ケー
ス7を挿入口6より挿入して光ディスク8を装填するよ
うになされている。
【0019】図3は、この再生装置1を示すブロック図
である。この再生装置1において、光ディスクドライブ
10は、スピンドルモータにより光ディスク8を線速度
一定の条件で回転駆動し、この状態でこの光ディスク8
に光ピックアップよりレーザービームを照射する。さら
に光ディスクドライブ10は、このレーザービームの戻
り光を光ピックアップで受光し、この受光結果に基づい
て、トラッキング制御、フォーカス制御及びスピンドル
制御の処理を実行する。また光ディスクドライブ10
は、中央処理ユニット(CPU)11より出力される制
御信号に応動して光ピックアップを移動させ、これによ
りシークの処理を実行する。
【0020】また光ディスクドライブ10は、この戻り
光の光量変化に応じて信号レベルの変化する再生信号を
生成し、この再生信号を2値化して再生クロックを生成
する。さらに光ディスクドライブ10は、この再生クロ
ックを基準にして2値化した信号を順次ラッチし、これ
によりシリアルデータを再生する。
【0021】データ処理部12は、CD−ROMと同一
のデータ処理手法等に従って、光ディスクドライブ10
で再生されたこのシリアルデータを復号化処理、誤り訂
正処理、デインターリーブ処理し、これにより光ディス
ク8に記録されたデータを再生する。データ処理部12
は、この再生したデータをインターフェース13を介し
て中央処理ユニット11に通知する。
【0022】キー入力部14は、本体5に配置された各
種操作子の操作を検出し、インターフェース13を介し
て中央処理ユニット11に通知する。
【0023】表示制御部15は、インターフェース13
を介して中央処理ユニット11より通知されるフォント
情報をビデオRAM(VRAM)16に展開する。さら
に表示制御部15は、このビデオRAM16に展開した
内容に従って液晶表示パネル3を駆動する。これにより
中央処理ユニット11の制御に従って、光ディスク8に
記録されたテキストデータを表示し、検索結果等を表示
するようになされている。
【0024】メインROM17は、中央処理ユニット1
1の処理プログラム、液晶表示パネル3の表示に使用す
るフォント情報を記録する。メインROM17は、光デ
ィスク8に記録されたテキストデータの文字コードに対
応して、各フォント情報を保持し、この実施の形態では
JIS(Japan Industrial Standard )コード及びIS
O(International Organization for Standardizatio
n)コードの各文字コードに対応してフォント情報を記
録するようになされている。
【0025】中央処理ユニット11は、メインRAM1
8にワークエリアを確保して、メインROM17に記録
された処理手順を実行することにより、この再生装置1
全体の動作を制御するコントローラを構成する。すなわ
ち中央処理ユニット11は、キー入力部14を介して検
出される操作子の操作に応動して光ディスクドライブ1
0を駆動して光ディスク8をアクセスし、その結果デー
タ処理部12で再生されるデータをインターフェース1
3を介して取り込む。またこの取り込んだデータに基づ
いてスピーカー4を駆動し、これにより音声データの再
生結果を出力する。また表示制御部15を介して取り込
んだデータにより直接ビデオRAM16の内容を更新す
ることにより、光ディスク8に記録されたグラフィック
データを表示する。また通常の検索時においては、取り
込んだデータよりメインROM17をアクセスしてフォ
ント情報をロードし、このロードしたフォント情報によ
りビデオRAM16の内容を更新し、これにより光ディ
スク8に記録されたテキストデータを表示する。
【0026】図4は、この中央処理ユニット11の処理
手順を示すフローチャートである。中央処理ユニット1
1は、電源が投入されると、又は光ディスク8が装填さ
れると、ステップSP1からステップSP2に移り、装
置全体を初期化する。続いて中央処理ユニット11は、
ステップSP3に移り、光ディスク8の管理データをロ
ードしてメインRAM18に展開することにより、装填
された光ディスク8をアクセスできるように各種処理変
数を初期化する。
【0027】続いて中央処理ユニット11は、ステップ
SP4に移り、ここで光ディスク8に記録された外字の
データ、検索等の処理に使用するページアドレスを光デ
ィスク8より獲得する。これらにより中央処理ユニット
11は、一連の初期化処理を実行すると、ステップSP
5に移り、操作子の操作により、再生する文献、この文
献の検索方法の入力を受け付ける。
【0028】続いて中央処理ユニット11は、ステップ
SP6に移り、入力された検索方法を判定する。ここで
前方一致検索、後方一致検索、条件検索、複合検索の何
れかが選択された場合、中央処理ユニット11は、ステ
ップSP7に移り、この検索方法と前後して入力された
検索語に従って、あいまい検索により光ディスク8に記
録された見出し語を検索し、検索した見出し語を一覧形
式により表示する。
【0029】続いて中央処理ユニット11は、続くステ
ップSP8において、この一覧形式による表示よりユー
ザが見出し語を指定すると、この指定した見出し語の内
容でなるテキストデータを光ディスク8より再生し、こ
の再生した内容を表示する。このとき光ディスク8に、
この見出し語に対してテキストデータに加えて音声デー
タが記録されている場合、この音声データをスピーカー
4より出力する。
【0030】これに対してメニュー検索が選択された場
合、中央処理ユニット11は、ステップSP6からステ
ップSP9に移り、光ディスク8に記録された見出し語
を階層形式により順次表示する。中央処理ユニット11
は、続くステップSP8において、このようにして表示
した見出し語の中からユーザが指定した見出し語の内容
を光ディスク8より再生し、この再生した内容を表示す
る。なおこの場合も中央処理ユニット11は、必要に応
じて音声データをスピーカー4より出力する。
【0031】これに対してグラフィック検索が選択され
た場合、中央処理ユニット11は、ステップSP6より
ステップSP10に移り、光ディスク8よりユーザーの
指定したグラフィックデータを再生して表示する。
【0032】このようにしてユーザーの意図する検索結
果を表示すると、中央処理ユニット11は、ステップS
P11に移り、文献、検索方法の変更がユーザーにより
入力されたか否か判断し、ここで肯定結果が得られる
と、ステップSP5に戻る。これに対してステップSP
11において否定結果が得られると、中央処理ユニット
11は、ステップSP12に移り、電源がオフ操作され
たか否か判断する。
【0033】ここで否定結果が得られると、中央処理ユ
ニット11は、ステップSP8に移り、ユーザーによる
操作子の操作に応動して表示画面を切り換えると共に、
続くユーザーの選択した見出し語について本文を表示す
る。なおグラフィック検索が選択されている場合、中央
処理ユニット11は、このステップSP8に代えてステ
ップSP10に戻り、同様にユーザーによる操作子の操
作に応動して表示画面を切り換えると共に、続くユーザ
ーの選択したグラフィックデータを再生して表示する。
【0034】これに対してステップSP12において肯
定結果が得られると、中央処理ユニット11は、ステッ
プSP13に移る。ここで中央処理ユニット11は、必
要に応じてメインRAM18等に記憶した内容を一時保
存した後、ステップSP14に移ってこの処理手順を終
了する。
【0035】(1−2)表示処理 このようにして記録したテキストデータが再生装置1に
より表示される光ディスク8は、本文情報でなるテキス
トデータにおいて、各文字コードに任意に制御コードを
付加できるようになされ、この制御コードによりJIS
コードによる文字コードに加えて、ISOコードによる
文字コードを混在させることができるようになされてい
る。
【0036】すなわち図1に示すように、光ディスク8
は、例えばドイツ語のウムラウトが付加された変母音、
フランス語のアクサン、セディーユ、トレマが付加され
た文字等の、ISOコードに依らなければ表現困難な文
字については、JISコードによる文字コード列におい
て、対応する箇所に制御コード「1F2E」が配置され
る。さらに続いて、1バイトの「01」が続いた後、I
SOコードによる該当する文字コードが配置される。な
おこの図1において、文字コードは、対応する文字によ
り記述して示す。
【0037】なおここで「1F2E」は、テキストデー
タを構成するJISコードにおいては、定義されていな
いコードである。また制御コード「1F2E」に続く1
バイトの「01」は、続くISOコードと共に、JIS
コードに対応する2バイト単位の区切りを構成するよう
になされている。
【0038】かくするにつき制御コード「1F2E」
は、続く2バイト目の文字コードがISOコードによる
文字コードである旨を指示する制御コードである。これ
により光ディスク8は、この制御コード「1F2E」に
より指定される文字コードについては、ISOコードに
よるフォント情報により表示するように指示するように
なされている。
【0039】すなわち再生装置1において、中央処理ユ
ニット11は、このようにして形成された本文情報でな
るテキストデータをメインRAM18にロードした後、
各文字コードに対応するフォント情報をメインROM1
7よりアクセスしてビデオRAM16に展開し、これに
よりテキストデータによる文字列を液晶表示パネル3に
表示する。
【0040】このメインRAM17をアクセスする際
に、中央処理ユニット11は、制御コード「1F2E」
が付加されていない文字コードについては、JISコー
ドによるフォント情報をアクセスしてビデオRAM16
に展開するのに対し、制御コード「1F2E」が付加さ
れている文字コードについては、続く1バイトを無視し
て、2バイト目の文字コードによりISOコードによる
フォント情報をアクセスしてビデオRAM16に展開す
る。
【0041】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、光ディスク8は、(図2〜図
4)、再生装置1に装填されると中央処理ユニット11
の制御により、内周側領域より管理用データが読み出さ
れ、この管理用データを基準にしたアクセスにより、漢
和辞典、国語辞典等のファイルが選択され、またこの選
択されたファイルがユーザーの操作によりアクセスさ
れ、ユーザーの所望する本文が液晶表示パネル3に表示
される。
【0042】この本文でなるテキストデータの編集時、
光ディスク8は、編集者により、例えばドイツ語のウム
ラウトが付加された変母音、フランス語のアクサン、セ
ディーユ、トレマが付加された文字等の、ISOコード
に依らなければ表現困難な文字については、制御コード
「1F2E」、1バイトの「01」が配置された後、I
SOコードによる該当する文字コードが配置される。
【0043】これにより光ディスク8では、ISOコー
ドによる文字、記号をいちいち外字のコードに変換して
処理しなくても、単に制御コードと1バイトの「01」
を組にしてISOの文字コードにより記述するだけで、
ISOコードに依らなければ表現困難な文字の表示を指
示することができる。従ってその分、外字に割り当て可
能なコードの数を増大でき、またフォント情報の記録領
域を他のデータの記録に割り当てることができる。
【0044】すなわち再生装置1においては、光ディス
ク8をアクセスして再生されたテキストデータがメイン
RAM18に保持された後、対応するフォント情報がメ
インROM17より読み出されてビデオRAM16に展
開され、これによりこのテキストデータが液晶表示パネ
ル3に表示される。
【0045】このとき再生装置1においては、制御コー
ド「1F2E」が付加されていない文字コードについて
は、JISコードによるフォント情報がビデオRAM1
6に展開され、制御コード「1F2E」が付加されてい
る文字コードについては、続く2バイト目の文字コード
によりISOコードによるフォント情報がビデオRAM
16に展開され、これにより外字として処理しなくて
も、JISコードに加えて、ISOコードによる文字コ
ードを対応する文字、記号により表示することができ
る。
【0046】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、JISコード体系による文字コー
ド列に、ISOコード体系の文字コードをコード体系の
相違を指示する制御コードと組にして配置することによ
り、またこの制御コードが検出されると、この制御コー
ドにより指定される文字コードについては、ISOコー
ド体系のフォント情報により表示することにより、外字
として処理しなくても、JISコードに加えてISOコ
ードによる文字コードについても対応する文字、記号を
表示することができる。
【0047】またこのとき、制御コードに続いて、1バ
イトのデータ「01」を配置したことにより、JISコ
ードの処理単位でなる2バイト単位でテキストデータを
処理することができ、これによりこの光ディスクを従来
機種に搭載した場合の、文字化け等を有効に回避するこ
とができる。
【0048】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、JISコードによる
文字コードに加えてISOコードによる文字コードにつ
いて、対応する文字、記号を表示する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、種々の2バイトコードの
文字コードに加えて、1バイトコードによる文字コード
について、対応する文字、記号を表示する場合、さらに
は種々のコードによる文字コードについて、対応する文
字、記号を表示する場合に広く適用することができる。
【0049】また上述の実施の形態においては、JIS
コードに加えてISOコードによる文字コードを表示す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、JI
Sコード、ISOコードに加えて、第3のコードにより
文字コードを混在させて表示する場合にも適用すること
ができる。
【0050】また上述の実施の形態においては、単に文
字コードと制御コードによるテキストデータを処理する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば
HTML(Hyper Text Markup Language)データのよう
に、グラフィックデータと一体化してなるテキストデー
タを処理する場合にも広く適用することができる。
【0051】また上述の実施の形態においては、専用の
再生装置により光ディスクを再生する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えばパーソナルコンピ
ュータの表示用ドライバに適用して、表示領域の大きさ
を種々に変更して表示する場合にも広く適用することが
できる。
【0052】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定のコ
ード体系による文字コード列に、このコード体系と異な
るコード体系の文字コードをコード体系の相違を指示す
る制御コードと組にして配置することにより、また特定
の制御コードが検出されると、この制御コードにより指
定される文字コードについては、コード体系の異なるフ
ォント情報により表示することにより、外字として処理
しなくても、例えばJISコードによる文字コードに加
えてISOコードによる文字コードについても対応する
文字、記号を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る再生装置における中
央処理ユニットの処理の説明に供する略線図である。
【図2】再生装置の全体構成を示す斜視図である。
【図3】図2の再生装置を示すブロック図である。
【図4】図2の中央処理ユニットの全体の処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1……再生装置、3……液晶表示パネル、8……光ディ
スク、10……光ディスクドライブ、11……中央処理
ユニット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テキストデータを記録した光ディスクにお
    いて、 前記テキストデータを構成する所定のコード体系による
    文字コード列に、前記コード体系と異なるコード体系の
    文字コードを、コード体系の相違を指示する制御コード
    と組にして配置したことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】前記文字コード列のコード体系は、 2バイトコードであり、 前記制御コードを組にする文字コードのコード体系は、 1バイトコードであることを特徴とする請求項1に記載
    の光ディスク。
  3. 【請求項3】前記1バイトコードは、 1バイトのダミーのデータが付加されたことを特徴とす
    る請求項2に記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】前記2バイトコードは、 JISコードであり、 前記1バイトコードは、 ISOコードであることを特徴とする請求項2に記載の
    光ディスク。
  5. 【請求項5】光ディスクに記録されたテキストデータを
    再生して所望の表示装置で表示する情報表示装置におい
    て、 前記テキストデータを構成する文字コード列において、
    特定の制御コードが検出されると、前記制御コードによ
    り指定される文字コードについては、コード体系の異な
    るフォント情報により表示することを特徴とする情報表
    示装置。
  6. 【請求項6】前記制御コードにより指定される文字コー
    ドについては、 2バイトコードによるフォント情報に代えて、1バイト
    コードによるフォント情報を表示することを特徴とする
    請求項5に記載の情報表示装置。
  7. 【請求項7】前記2バイトコードは、 JISコードであり、 前記1バイトコードは、 ISOコードであることを特徴とする請求項6に記載の
    情報表示装置。
  8. 【請求項8】光ディスクに記録されたテキストデータを
    再生して所望の表示装置で表示する情報表示方法におい
    て、 前記テキストデータを構成する文字コード列において、
    特定の制御コードが検出されると、前記制御コードによ
    り指定される文字コードについては、コード体系の異な
    るフォント情報により表示することを特徴とする情報表
    示方法。
  9. 【請求項9】前記制御コードにより指定される文字コー
    ドについては、 2バイトコードによるフォント情報に代えて、1バイト
    コードによるフォント情報を表示することを特徴とする
    請求項8に記載の情報表示方法。
  10. 【請求項10】前記2バイトコードは、 JISコードであり、 前記1バイトコードは、 ISOコードであることを特徴とする請求項9に記載の
    情報表示方法。
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